226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
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[――大事な何かが、壊れる夢を見た気がする。]
……。
[――起き上がれない。 固定されているわけではない。 じわり、じわりと――欠けているような。 磨り減るような――疲れを感じる。 ただ、寝ていただけなのに。身体の中では、生きるために体力を使いきってしまっているようで――。
サイドテーブルに、新たに水差しと紙が置かれていた。 ――なんとか、手を伸ばして――。]
(+19) 2015/06/13(Sat) 15時頃
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[ようやく、取れた紙には――、]
――!?
[ナナオは紙を見るなり、顔を青くして。
まずい。 まずい――。 まずい。 ドクリ、ドクリ。 落ち着け、ゆっくりと息を――。 一気に上がった心拍数。 それは――まずい。 二人のことを考えながら、ドクドクと脈打つ心臓を意識しながら、過呼吸を引き起こさないように手を当てて――。
落ち着いて。 ――と、頭の中にトレイルの声を響かせる。]
(+20) 2015/06/13(Sat) 15時半頃
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[落ち着いて――、ゆっくりと。 息を吸って――、はいて。 記憶が紡ぐ、指先のリズム。
――不安に脈打つ心臓は、次こそもう耐えきれそうにない。 静かになるまで、どれだけ時間が過ぎたろう。 二人のことを考えるだけで、胸が張り裂けそうになる。]
――。
[とにかく――、落ち着いて。 水差しに入った、水を飲んだ。]
(+21) 2015/06/13(Sat) 15時半頃
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[――落ち着いて。 歌を、うたおう。
まだ、 出来損ないの、 未完成な歌を。
タルトちゃんや、トレイルが――。 いま、どうなっているかは分からない。
メルヤが固定具を外してくれたおかげで、たぶん無理をすれば動けるような気がするけれど。 ――それをやったら、二人に会う前にあたしが死にそうだ…。と、ナナオはひやりとしていた。 今のは、あぶなかった。
大事な二人が今どうなっているか。分からない。 もし閉鎖区域に来ているなら、相当ひどいのだろう。 それを見たら――。
知っただけでも、あたしは死にそうになるくらい心配だった。 でも――、ここで、なにもできないのは悔しい。
(+38) 2015/06/13(Sat) 22時半頃
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[――あの重厚な扉の先まで、この声が届くかは分からないけれど――…。]
…――♪
(+41) 2015/06/13(Sat) 22時半頃
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[――それは、 それ一回きりの。 その時だけの、 その時にしか…、 その時だから、歌える歌だった。
消えかけの命で紡ぐ、――の歌。
もし――。それを次に、歌う時があるのなら。 それは、違う歌になっているだろう。 だってそれは、未完成。 友達と一緒で初めて完成する、編みかけの歌だから。 リズムはゆっくり。――呼吸のように。]
(+54) 2015/06/14(Sun) 00時頃
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――……。
[あと何回、歌えるだろう。 あと何回、起きられるだろう。 あと何回、あなたに会えるだろう。 既にもう、回数が尽きていることもあるのかもしれない。]
メルヤ。
[知っている声が、扉を開く。 ナナオは、誰かが来るのを待っていた。 メルヤが来たなら――。
儚げに、ナナオは笑った。]
・・・これ、外してもらっても良い?
[せんせーの処置した拘束を外すこと。 ――それがどういう意味かは、あたしは知ってたけど。]
(+65) 2015/06/14(Sun) 00時半頃
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ふたりは、来れない――だから、メルヤが来たんだよね。 ね。・・・ふたりは。
[少し声が震えて、どうなっているの、と続きを言えない。 聞くのがこわい。でも。]
・・・どう、なってた?
[でも、ここで。――ここに、いて。 じっとしているだけなんて、いられないから。
だってあたしは、恋する乙女だからさ。 ――その枷が、あたしの命を繋ぐ為にあるとしても。 今は、自分の命どころじゃない――と思えて。 でも。――>>+72返答を聴いて、少しだけ拍子抜けしてしまう。]
・・・来れ、るの?大丈夫なの?
(+73) 2015/06/14(Sun) 00時半頃
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[タルトちゃんの容体を聴いて、逸る気持ちを抑えて。 どくり。胸に手を当てる。――内心。この拘束に繋がれていても。 次、があるか――分からない、と思うけれど。]
うん。
[>>+76メルヤに、しっかりと頷いた。 ――でも。あたしは、強くなんてないと思った。 不安で――。今更ながら、臆病風に吹かれそうになっている。>>+77 そして、相槌を打った。]
・・・うん。分かるよ。・・・消えて、か。
[わずかに距離をとったことに、ナナオは気がつかない。]
ね、メル・・・・あ。
[――あたしに、トレイルに出来ることはあるのかな。 ここに来て。――そんなことを、思ってしまう。 それを言葉にする前に――、再会の扉が開いた。]
(+81) 2015/06/14(Sun) 01時半頃
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・・・?
[メルヤの囁きと一緒に、冷風に吹かれたような気がする。 不思議そうに首を傾げたが、その小声で囁かれた内容もナナオはよく理解していなかった。 ――あたしの心の中を読んだような、気がする。 それが不思議で――、]
メルヤ・・・、それってどういう。
[訊ねて。――扉の向こうへ見えたトレイルに、眼が逸れた。]
(+83) 2015/06/14(Sun) 01時半頃
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・・・えっと。その。
[ナナオは少し、困ったようにトレイルの方を見た。 何て声をかけて良いのかと、迷ってしまったのだ。 髪の毛が結晶化しているのを見れば――、何も言えなくて。
――そして、トレイルと話すメルヤを黙ってみていた。 メルヤは、トレイルに怒っている・・・? それが、どうしてなのか。 あたしには分からない。 トレイルは、病状が悪くなって記憶を失っているように見える。 それを見たメルヤが、"ナナオのため"に吐露していることにも気がつかない。]
(+92) 2015/06/14(Sun) 02時頃
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うん。
[>>+97メルヤと、>>+98ケイトリンさんに頷いた。 ナナオは手をぎゅっと握っている。 いま、黒い小手の中がどうなっているかは、分からないけれど。 ぬるっとした感触は、毒ばかりではなく手に汗もかいている気がする。
頑張る。――何をどうかは、ともかく。
でも。 ――扉が閉まる。二人は、部屋から出ていって――。 中々、言葉が出てこない。どうした、あたし。 何を――。何を、言おうか。]
(+101) 2015/06/14(Sun) 03時頃
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[>>+100 肩をすくめた、その姿に。]
・・・ううん。 変わってない、よ。
[なんて、あたしは笑った。 ――相変わらず、ちょっと格好つけてて。格好良い。 記憶が無くなっても、そういう所は変わってないんだ、と思った。]
トレイル。 あたしは、ナナオ。・・・あなたは、トレイル・ステーラ。 まだ、声は聞こえているよね。ね。・・・こっちに、来て。
[そう言って、ナナオは手を伸ばした。]
(+102) 2015/06/14(Sun) 03時頃
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うそつき。
[――そう言いながらにっこり笑って。 黒い小手のついた右手と手を繋いで。――冷たいかもしれない。]
知ってたよ。 トレイルが、結晶化するだけじゃないこと。 ・・・記憶を、無くすこと。 それを、辛そうにしてたことも・・・。
[――気がつかないふりをしていた。 触れないようにしていた。 この手で――。 そして、他人の病気に。 あたしだって、うそつきだ――。]
(+104) 2015/06/14(Sun) 03時半頃
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・・・分かるよ。
[ぽつりと、――その声は、拗ねるように。]
トレイルは、結晶化のせいか。 あたしの毒に触れても大丈夫だ、って言ってた。 ――だから、だったのかな。 ・・・トレイルは、あたしを助けにきてくれたんだ。 いっかいだけじゃ、ないよ。
[妹みたいな扱いだったのかもしれない。 心配してくれていたのは、あったかもしれない。 ただ、毒に影響を受けないからと見にきてくれていただけだったのかも――。
でも、それが――。嬉しかった。 自分の中にある、大切な記憶。]
(+106) 2015/06/14(Sun) 03時半頃
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[ナナオは見上げて、目をあわせた。 ――トレイルの目は見えてはいないのかも、しれないけれど。 記憶が消えても、やっぱり――。それは、]
罪滅ぼし、か。 ね。トレイル。 ――あたしだって、独りよがりだよ?
[そしてナナオは、目を瞑る。あるのは音と、小手越しの手の感覚。]
あたしにとっては、大事でも。 トレイルにとってはどうかは、分からない――。 それがただの罪滅ぼし、だったとしても。 あたしは、嬉しかったよ。
(+116) 2015/06/14(Sun) 15時半頃
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