167 あの、春の日
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―― 食堂 ――
[出来上がった親子丼を受け取った貴女はようやく、ホワイトボードに書かれた文字>>1:244に気がつきましたね。 諸先輩方の文字は誰のものか判断がつくまでになっていましたが、ゴロウ先輩のそれは一番に彼の文字であることを認識したくらいわかりやすかったことを思い出したようですね。 そんな彼が本当に作ってくれるようでしたから>>2、貴女はやはり驚いたようです。]
いいえ、お似合いだと思いますよ。
[その声音はほんの少し、ゆっくりとしたスピードでした。 ――何かを、思い出すように笑みを浮かべて。]
……お手伝いできる技量がないですから、お皿を運ぶくらいはお任せください。 楽しみにしています。お腹を空かせて待っていますね。
[ですがその笑みもまたいつもの笑顔に戻り、常と同じ黒眼を注ぐのみとなりました**]
(5) 2014/03/05(Wed) 00時半頃
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―― その後・自室 ――
[遅めの朝食後、貴女は再び自らの部屋に戻りましたね。 何故かといえば、その引き出しの中に隠したアイテムを取り出すためにでした。]
……間に合うといいのですが……
[取り出したのは4枚の色紙です。文字通り表面には色とりどりの装飾やメッセージが施されています。 貴女は寄せ書き班になったと、お聞きしました>>1:241。 その上に落とす視線は、幾分元気がありません。何故ならその色紙は、未完成なのです。 ジリヤ先輩、ゴロウ先輩、フィリップ先輩、エルゴット先輩。 今寮に残る彼らへ渡すそれらは、ところどころが空白でした。]
(62) 2014/03/05(Wed) 21時頃
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―― 食堂・ホワイトボード ――
『在学生の皆様。寮母さんより保護者様宛のプリントを預かっております。 まだ受け取られていない方は、裏庭のマユミ迄。』
[朝にホワイトボードに記したそのメッセージは、いわば一つの暗号と言っても過言ではないのでしょう。 まだ色紙に書き込みが終わっていない方はこちらまで。そんな意味を表しています。]
(63) 2014/03/05(Wed) 21時頃
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―― 自室 ――
[何本かのカラーペン――数本インクが切れているので、買出しをお願いしたようですね――と共に色紙を大きな手提げへ入れ、そしてもう一つ玉紐で口が封じられたエンベロープも入れました。]
よし、完璧です。
[裏庭にただ待っているだけでは、少々不自然です。それと貴女自身やらなければならないことがあるようですから、一緒に済ませてしまおうと考えているようです。 準備を手早く済ませると、真っ直ぐに裏庭へと向かいました。]
(64) 2014/03/05(Wed) 21時頃
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―― 裏庭・隅のベンチにて ――
[ベンチに掛けた貴女は、色紙は手提げへと隠したままにエンベロープを取り出しました。 中から現れたのは、瑠璃色・紺碧・空色の3つのレターセットです。貴女はそのレターセットに、手紙を書こうとしているのですね。
先ずは封筒だけ取り出して、それぞれに名前を書いていきます。
――おや? 貴女は、卒業生の皆さんへのお手紙を書くと教えてくれましたね。 ですがどうしてでしょう、その手の中には、たくさんの名前が書かれた封筒があります。
瑠璃色の封筒には、卒業生の皆さんの名前。 紺碧の封筒には、一つ上の先輩方の名前。 そして、空色の封筒には、同級生の皆さんの名前。 それらを見つめる黒眼は、遠く――まるで未来を見つめるような、そんな色を湛えています。]
(70) 2014/03/05(Wed) 21時半頃
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[10の封筒をエンベロープの中に戻し、さてこれからが本番です。 寄せ書きの番をしながらも、手紙の内容を考えなくてはいけません。 やや伏せた顔に浮かぶ表情は難しいもの。誰から書こう、何を書こう。脳内はきっと、色々なことが駆け巡っているのでしょうね。
そのせいでぼんやりとしていた貴女は、声をかけてくれていたジェレミー先輩に暫く気がつきませんでした>>71]
――……あ、あぁ、はい!
[はたと視線をあげ、ようやく先輩へと黒眼を向ければ、数度の瞬きの後安堵した笑みを浮かべます。]
すみません、少々考え事をしておりました。 買い出し、お任せしてしまいまして申し訳ございません。 ……甘いものも、いただいていいですか?
[それらを頂こうと、両手を差し出しました。甘いものも頂ければなによりです。]
(75) 2014/03/05(Wed) 21時半頃
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大丈夫です、生きていますよ。
[彼の笑みにつられて>>78貴女も笑声を零し、追加の色紙とペンを頂きました。 洋菓子か和菓子か、究極の質問ですね。どちらも好きな貴女は数秒の沈黙で悩んだ後に]
和菓子をいただいてもよろしいですか?
[そうして手の中に柔らかな大福を収めれば、暫く包装は解かぬままその感触を楽しみます。 隣に座ったジェレミー先輩に黒眼を向けたのは、再びの問いかけを受けてでした。 やや斜めに首を逸らすと、黒髪がさらと揺れます。]
(81) 2014/03/05(Wed) 22時頃
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……先輩方の卒業を見送るのは、初めてですので 何をどう伝えるべきか、少々迷っておりまして。
[だからこそ手紙という手段を選んではいるのです。しかし、手紙を渡すからといって、何も言わずにお別れすることもできませんよね。]
ジェレミー先輩は、昨年3年生の先輩方を送られていますよね。 何か言葉は、おかけになりましたか?
(82) 2014/03/05(Wed) 22時頃
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[綺麗と、その言葉には驚いたように黒眼を開きましたが、照れて赤くなる頬を陽の光の色に紛れるように上を向きました。]
そうだったのですか? 毎年行われているものとばかり……
[マドカさんからその話しを聞いていなかった貴女は、頷きながら唇に手を当てました。 後ほど彼女に「素敵な提案をありがとう」と、お礼をしなければなりませんね。 それに、ジェレミー先輩が言うように>>85、確かに皆で楽しめそうだと考えます。 しかしふと、浮かんでいた笑みは薄められます。]
……何か、おありになったのですか? あ、いえ、事情は……その……
[思わず尋ねてしまいましたが、気分を害してしまってはいけないと言葉を引っ込めようとします。 ですが彼は、話してくれました>>89。その声音を耳にする貴女は、真っ直ぐジェレミー先輩を見つめていましたね。]
(92) 2014/03/05(Wed) 22時半頃
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そう、だったのですか……。 お話しくださいまして、ありがとうございます。
[泣いてしまうほど、不安だったのでしょうか。 部活動に所属していない貴女は彼のその気持ちを上手く汲み取ることができませんでしたが、「甘えてた」という言葉はゆっくりと心に沁みこみます。]
……そのまま、…… この寮でご一緒するのも、もうお終いですものね。 きちんとお伝えしなければ、いけませんね。
[彼のアドバイスを受けてつぶやいた声は、自らに語りかけるようなそれでした。 数度の瞬きの後、小さく息を吐いて再び笑みを浮かべます。]
(94) 2014/03/05(Wed) 22時半頃
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ありがとうございます、ジェレミー先輩。 先輩にも、すっかり甘えてしまっておりますね?
[その彼も、また来年送り出すのです。今の言葉を忘れまいと、記憶に留めて]
ああ、と……すみません、色紙、お書きになりますか?
[手提げの中から寄せ書きの色紙を取り出して、ジェレミー先輩に渡します。何かを書かれても書かずとも、その一連のアクションを見ないようにと薄く瞼を落としました。]
(95) 2014/03/05(Wed) 22時半頃
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はい、ありがとうございます。 ―― これからも、お世話になりますね。
[そうですね、ジェレミー先輩にはまだこれからがあります。 ですが、「これから」と口にした貴女は少し、ほんの少しだけ遠くを見ていました。
色紙を渡して待つこと暫し。 頭の中で和歌を思い描きながらゆっくりと待ちます。 今日の夕食は鍋です。そうしてこの寮に残る皆さんと共に食事する回数も、もう多くはありません。]
(110) 2014/03/05(Wed) 23時半頃
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[ジェレミー先輩は懐が深い>>119、と小さくまた笑みを零します。]
ええ、ゴロウ先輩がお作りになるそうですよ。 ……両手ではもう、数えないのでしょうね。
[呟き立ち上がるその背中に、小さく声を掛けました。 そうしてあと何回、何ができるのか、考えてももう、多くの回数できることなどないのでしょう。]
いいえ、準備が遅くなってしまいまして申し訳ありません。 先輩も手が必要でしたら、いつでもお呼びくださいね。
[受け取った色紙はまだ腕の中に、そのまま立ち上がって深々と一礼を送ります。 そのまま暫く、体育館のほうへと去っていく彼の姿を見送っていました。]
(122) 2014/03/05(Wed) 23時半頃
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[夕陽に赤く照らされていた裏庭が、青白く色を変えていきます。 ジェレミー先輩が書き記した色紙をまだ持ったまま、貴女はたたずんでいましたね。]
……行かないと、
[夕食の準備は進んでいるのでしょう、そろそろ手伝いに行かなければなりません。 手提げに色紙を入れて、寮へとゆっくりとした速度で帰ります。]
そのまま。 そのまま……、か。
[そのまま伝えればいい。そんなジェレミー先輩のアドバイスを、繰り返し繰り返し呟きました。 けれど繰り返せば繰り返すほど、どんどんわからなくなっていきますね。
何故なら、貴女は。
“本当に伝えたいことは、一体なんだったのか。” “貴女は、一体何を―――――――?”]
(140) 2014/03/06(Thu) 00時半頃
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[微かに風を感じて、ふと空を仰ぎます。 一番星は、見えていたでしょうか。
黒眼の注ぐ先、ちらと映った誰かの姿は>>138 貴女には見えなかったようですね**]
(146) 2014/03/06(Thu) 01時頃
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―― 自室 ――
[本来なら、食堂へ真っ先に駆けつけるべきだと思いました。 ですが貴女はまた自室に戻り、筆を手に取りました。
もう、追いコンまでの期日はありません。 それに、迫りくるのはその期日だけではないと、貴女は知っているのですから。 ですから、書こうと決めたのですね。]
……先輩には、和歌をお送りしました。 でもどれも……
[意味も知らず、離別の歌を書き連ねただけでした。 それではいけないと、貴女は知っています。自らの言葉できちんと、伝えるべき“だった”……と。]
(185) 2014/03/06(Thu) 20時頃
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[エンベロープから取り出したのは、4枚のメッセージカード。 封筒と同じく、瑠璃色を選びました。]
(187) 2014/03/06(Thu) 20時半頃
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[先ず始めに、エルゴット先輩へ。 彼女とは交わした言葉は他の先輩より少なかったかもしれませんが、彼女が描く絵の世界を黒眼は見つめていましたね。]
別れてふ ことは色にも あらなくに 心にしみて わびしかるらむ……
[過去にエルゴット先輩へ書いた手紙には、そう記しましたね。 ですが、今の貴女は自分の言葉を便箋に綴ります――]
(188) 2014/03/06(Thu) 20時半頃
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[次に、ジリヤ先輩へ。 美しいかの先輩の生徒会での活躍は、貴女も良く知るところです。]
今日別れ 明日はあふみと 思へども 夜やふけぬらむ 袖の露けき……
[過去にジリヤ先輩へ書いた手紙には、そう記しました。 歌の意味も美しいですけれど、拙い言葉を綴っていきます――]
(189) 2014/03/06(Thu) 20時半頃
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[次に、フィリップ先輩へ。 彼のまとうお日様のような雰囲気に、貴女は癒されていましたね。]
音羽山 こだかく鳴きて 郭公 君が別れを 惜しむべらなり。
[過去にフィリップ先輩へ書いた手紙には、そう記しました。 これは少しまずいものを選んでいたなと、慌てて手紙を綴ります――]
(190) 2014/03/06(Thu) 20時半頃
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[そして、ゴロウ先輩へ。 彼が言葉を紡ぐ、その瞬間を黒眼はいつも捉えていましたね。]
……、……。
[記したそれは、口に出すことはできませんでした。 暫し考えた後、筆はゆっくりと動き始めます。
遠い未来を、見つめるような眼差しを注ぎながら――]
(191) 2014/03/06(Thu) 20時半頃
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[そして更に綴っていくのは、 一つ上の先輩方と、同級生の皆さんへ。 紺碧と空色のメッセージカードを取り出します。
彼らとはすぐに別れるわけではありませんから、きっと不思議に思うでしょうね。 ですがどうしても、書かずには居られませんでした。]
そのままの気持ちを。 私の、言葉で。
[冗長でどこか、浮世離れしているとも言われる言葉より 親しく、思うままに。]
(192) 2014/03/06(Thu) 20時半頃
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[手紙を書き終わる頃には、 すっかり手がくたくたになってしまいました。 気力を振り絞って一つ一つ、水糊で封を閉じます。 出来上がったのは10つの手紙。
それを持って今度は、急ぎ玄関へと向かうのですね。 封筒の色が空色、紺碧、瑠璃色と色を深くするように、もう外はすっかりと暗くなっていました。]
―― → 玄関口へ ――
(193) 2014/03/06(Thu) 20時半頃
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―― 玄関口 ――
[すっかり日の暮れた頃、貴女は一人玄関にたたずんでいます。 下駄箱の近くに、それぞれの生徒へ向けた小さな郵便受けが設置されていますね。 名前を確認しながら一つ一つ、皆さんへの手紙を入れていきました。
手紙が落とされたことを、気がつかない人もいるかもしれません。 すぐに気がつく人も、いるかもしれません。 ですがそれでいいのですよね? だって、貴女は微笑んでいます。]
……よかった、間に合いました。
[ことん、と最後に封筒を落とした音が響きます。]
(194) 2014/03/06(Thu) 20時半頃
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[小さな箱の中の底に沈んだものは
――貴女が残してきた、あの日の *後悔*]
(195) 2014/03/06(Thu) 20時半頃
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……あ、っ
[そのままどれくらい佇んでいたことでしょう。 マドカさんの声>>209に黒眼を一つ瞬いて、それからようやく笑みを浮かべました。 取られた腕を少しだけ動かして、同じようにマドカさんの腕をつかみます。]
おかえりなさい、マドカさん。 ええ、おなかが空きましたね。
……行きましょうか。
[急ぐ、と彼女は言いましたが、貴女はいつも通りの穏やかなペースで食堂へと向かいますね。 再び貴女の腹の虫が、小さく小さく鳴きました。]
(211) 2014/03/06(Thu) 23時頃
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でもお揃いでしょう?マドカさんも。
[二人でお腹の虫の合唱を響かせながら>>217、食堂へとやってきました。 中へ入ろうとすればふと、目の前の彼女が振り返ります。 突如として交わった視線に黒眼は見開かれますが、マドカさんが口にした言葉に、暫く返事をすることができずにいました>>219。]
……はい。 勿論です。
[その言葉は、食堂へ駆け出した彼女の背に。その声は聞こえたでしょうか? 元気よく走り出すその姿は、マドカさんが宙を舞う部活中の姿にも似て
黒眼はそれを、焼き付けるように。見つめていました。]
(221) 2014/03/06(Thu) 23時半頃
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―― → 食堂 ――
[食堂は外よりも温かく、 湯気にふんわりと包まれているようです。]
皆さん、こんばんは。 いい匂いですね、お腹が空きました。
[いつもよりもきびきびと机まで近づき、 取り皿と箸に手を伸ばします。 鍋の中から均等に具を拾い上げることに夢中になっていたら、山盛りになってしまいました。 ……貴女は本当に、料理の才能がありませんね。]
……い、ただきます。
[今更気恥ずかしくなりながらも、鍋から少し離れた席で食事を始めます。 かみ締める鍋の味を、記憶に刻みいくように。]
(228) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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――……、……おい、し
[噛み締める昆布だしの味は奥深く。 湯気に当てられてなのか、貴女の黒眼は密やかに滲んでいました**]
(232) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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