314 突然キャラソンを歌い出す村5
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─ 夜 車内 ─
[門を潜ってからも、まだ暫く車は走っている。 一時でもこの街に住んでいる身として追儺邸の広さは知ってはいたが、中へ入るのは当然初めてだ。 改めて、広いな……となっている。
そういえば保健室で、柊木が幻術を使ったとかなんとか言う話がちらっと出た気がしたが。詳しく聞き損ねたままでいる。 爆発もどきの騒ぎの事を指すのだろうが、元々そういう能力があったのか。それとも物語の中で身につけるに至ったのか……。
その辺り、この後で改めて、もう少し聞けないだろうか──と。 そう思う侑伽は、追儺と柊木の関わりを、まだ何も知らない。**]
(16) 2022/09/11(Sun) 11時半頃
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─ そういえば ─
[実は保健室で、どさくさに紛れて答えにくいところ>>4:539をスルーしていたりする。
仲悪いって言うか嫌い……とか、 逆ハー?エンドも、傍目に幸せそうに見えるなら、別にダメじゃないかも……とか、
何か、言いづらかったのである。**]
(20) 2022/09/11(Sun) 12時頃
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─ 夜 追儺邸 ─
[恭しく開けられた扉の向こうに傘を差しかけられ、こんなに丁重に扱われたことは今までにないな……と思いながら車を降りる(豪邸に入ったことはあっても大体夜中にそっとなので)。 出迎えの音楽の迫力に驚き(歌いなれぶりからすると、これを毎回やっている……?)、見覚えのある姿・追儺沙羅の登場には、ぺこりと頭を下げ。
黒臣の豹変ぶりには、驚きを通り越して無になった。 宇宙猫顔を通り越して無表情だった。 俺は何を見ているんだ???
……相良黒臣、かなり奥深い男なのかもしれない。]
(33) 2022/09/11(Sun) 15時頃
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……お邪魔します。と、ご馳走になります。
[借りたタオルで濡れた箇所を拭わせてもらい(この家の布団も大層寝心地がいいのだろうな……とつい考えた)、通されるまま奥の居間へ。 素材の味が丁寧に活かされた懐石料理は絶品だった。実のところ侑伽は肉食はあまり好まないため(食べられなくはない)、野菜と魚が中心の献立も有難かった。 タルトのように言葉にすることこそなかったが、本当にこんなに丁重に扱われたことは今までにないな……とずっと思わされている。]
そういうの、食後にしない?>>32
[タルトの質問には横からそう口を挟んだ。 ぶっちゃけ食べることに集中したかっただけである。**]
(34) 2022/09/11(Sun) 15時頃
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― 夜 追儺邸 ―
[嫌いなやつ、という表現>>39を、もちろん侑伽は否定しなかった。嫌いなので。 そのまま無言で絶品料理に舌鼓を打ち、お茶とお菓子までご馳走になった。 緊張続きだった心が、暫しほぐれるような心地がした。
そして、麦茶が用意され、使用人のいなくなった居間で。]
は??? 召使いって……。
[何だその度胸……という絶句。ねーっ、じゃない。 今更ながら、黒臣と"あれ"が並び立つところをありありと想像して、正直、タッグ組まれたくないなあ……となった。]
(43) 2022/09/11(Sun) 17時頃
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……取り敢えず、閉ざしてはおこうか。
[指を鳴らす。今回は暗くはしない。もうとっくに夜だし。 襖はぴっちりと閉じられ、盗み聞きお断りモードが発動した。 室内にほんのりと、リラ──ライラックの香りが漂う。]
俺としては、今日の昼休みの爆発もどきの詳細が知りたいかな。
[ついでに、自分が知りたいことを表明しておいた。 侑伽もまた、求められたタイミングで、保健室でしたのと概ね同じ話をするだろう。たぶん歌いはしません。]
(44) 2022/09/11(Sun) 17時頃
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ユンカーは、サガラに話の順序をいったん任せようとしている。**
2022/09/11(Sun) 17時頃
ユンカーは、メアリーが元気なようで何よりだな、と思っている。
2022/09/11(Sun) 20時頃
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─ 夜 追儺邸 ─>>46>>49
["あれ"が力を与えて、幻術の類を身につけた。 それを使って、あの騒ぎを。 ……頭が痛くなるような思いがした。]
倒れたとか、言ってなかったっけ。それで。 …………何なんだろうな…………。
["あれ"が碌でもないのはもう今更として(まさか回収に動くとは思ってもみない)。 又聞きのせいか、今一つ要領を得ない。目的が見えない。]
……何がしたかったんだろう、柊木先輩は。
[ぼやくような響きになる。]
(76) 2022/09/11(Sun) 21時頃
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[ふと、そういえば、"あれ"の話はよく耳にするが、暫く顔を合わせてはいない、ということに気づく。 ついでに、対処に困って、ぶつけてやるかと思った薄気味悪い物体>>3:195のこともすっかり忘れていたな……と、ポケットに入れっぱなしのそれを手に取り。 そして、視た。幻術で覆われたそれの正体を、夜なら視れた。]
………………、………………。
[さっきの比ではない、マジの絶句だった。 いや…………これ…………
爆弾じゃん……………………。]
(77) 2022/09/11(Sun) 21時頃
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ユンカーは、無言でそれをポケットにしまいなおした。*
2022/09/11(Sun) 21時頃
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─ 夕食後 追儺邸 ─
[黒臣の視線>>79はそのままにして、侑伽は侑伽の本題に入ることにした。 即ち、追儺沙羅との顔合わせである。
この邸宅を訪れてから此処までの彼女の振る舞いは、なるほど確かにタルトの言うように『お姫様』だった。 凛と気高く、汚れなく、情の豊かな……例えるなら、大事な人を救うためとあらば、死刑が迫るその瞬間までイラクサのシャツを編み続けそうなタイプだ。 黒臣の言う通り、信用するに十分な存在だと感じた。]
……こうして話すのは、初めてですよね。 禰多侑伽……は、本来の名ではないんですけど。ひとまずそれで呼んでください。 あとは……人間ではなくて。言うなら、妖精、が近いです。
[一日に二度もこの話をするのは初めてかもしれない。 一度めとはまた違う抵抗感がある。 この人は笑わないだろうが、世間一般の妖精のイメージに、自分が合わない自覚はあるので……。
とにかく、そんな感じで自己紹介をしておいた。]
(87) 2022/09/11(Sun) 21時半頃
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ユンカーは、涼しい顔をしているが、この広い居間を盗み聞きお断りにするのは結構いっぱいいっぱい。
2022/09/11(Sun) 22時半頃
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─ 夕食後 追儺邸 ─>>102
[この話をすると大体目線が背中に向くので慣れてはいる。もちろん翅はないし、隠している訳でもない。 妖精と呼ばれるなかでも、灰かぶりを舞踏会へ導くあれがイメージとしては近い。ネバーランドの住人とは別なのである。]
……有難うございます。 俺への助けよりは、メアリーを助けてもらえれば。 良い結末にしたい、っていうのが、一番の目的なので。
[穏やかで寛容な受け止めに、感謝を示して小さく頭を下げ。 今まさに彼女の腕に収まっているメアリーをちらと見た。 きっと、言うまでもないだろう。それでも望みをきちんと示すのは礼儀だと思ったので言っておいた。]
(113) 2022/09/11(Sun) 23時頃
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>>110 [来客が沙羅へ告げられれば。 彼女はおそらく迎え入れるだろうと、ひとたび話を区切って、手の平を軽く打ち鳴らす。
それが何を招き入れるかまで、気配で知ることは出来なかった。 一部屋とはいえ、このやたらと広い居間を盗み聞きから守るには、かなり力が必要だったので。 そんな余裕は、なかったのだ。]
(115) 2022/09/11(Sun) 23時頃
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─ 夕食後 追儺邸 ─>>119
…………。
[久しいな、などと言われて侑伽が嫌な顔をしない訳もなかったが。 何しに来た、と問うこともなく(伝言って言ってるし……)、すぐに出ていけと言うこともない。 問いたいことがある気がするのに、腹の底から湧き出る不快感が勝って、睨むような目線を送るだけになっている。]
(126) 2022/09/11(Sun) 23時半頃
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ユンカーは、ヴェスパタインが朝に動きたくない気持ちは、不本意ながら理解できる。
2022/09/11(Sun) 23時半頃
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[侑伽は無言で、取り立て屋としての報告とやらを聞いていた。
座るのかよ、とか。>>136
対応まともかよ、とか。>>140
突っ込みたくはあったが、口を差し挟むべき場面ではなさそうなので、心の中に留めておいた。]
(141) 2022/09/12(Mon) 00時頃
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じゃじゃ馬、ね。
[会話の中で飛び出たワード>>147に対して、ぽつりと。]
それは、首無し騎士が制止できない、つまり同等の怪異で、 しかも若い女性……ってことかな。
[じゃじゃ馬、と称される年代性別は、かなり狭い。]
俺も気になるな。そこに封じたって、何を?
[チト>>153に続いて問いを投げる。]
(154) 2022/09/12(Mon) 00時半頃
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─ "あれ"の来訪前 追儺邸 ─>>131
[楽しいものを見せたかった、というチトの言葉も、おそらく嘘ではないだろう。 柊木も、嘘はつかないタイプだったように思うし。派手な割に害するものではなかったから。 それが少し歪になった結果が、昼休みの騒ぎだったという解釈は、不自然ではない。
だから。 メアリーだけではなく、副作用かもしれない、と眉を下げるチトの前でも。 ポケットの中にあった爆弾が、恐らくは騒ぎの裏で、メアリーだけを害する為に用意されたものだとは、明かしたくないと思った。
この爆弾は、他のかたちに繋ごう。 物語の因果を、別のところへ帰結させよう。 心の底で、そう決める。
無言の気遣いを込めて、チトの背を軽く叩いた。]
(165) 2022/09/12(Mon) 00時半頃
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悪魔、か……。 ……ここまできたら、吸血鬼もいるんだろうな……。
[大盤振る舞いだな……と言いたげに天井を仰いだ。]
(168) 2022/09/12(Mon) 00時半頃
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……!?
ちょっと、チト、
[見たことのないような勢いで立ち上がったチト>>176を、制止するのが遅れる。]
(179) 2022/09/12(Mon) 01時頃
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…………。刷屋先輩と、五十鈴先輩……か。
[目立つ人達なのでもちろん知っているが、侑伽はそのどちらとも親しくはない。 ──が、『彼らと親しかった人物』は知っている。
『物語』の性質。とかく因果を好む。とりわけ、奇跡的なそれを。 例えば、友が残した物が、残された友の窮地を救うような。 込められた意志が、別の形で働くような──。
そして、ポケットの中のそれから感じ取れるのは、 ・・・・・・・・・・・・・ 障害になるものを排除したい、という強い意志だ。 並外れて意志の強かった彼の──柊木の、意志。
その彼の友人達が、囚われているというのなら。]
それなら……可能性はある、かもな。
[別のところへ、帰結させられるかもしれない。 そんな事を、考えていた。**]
(190) 2022/09/12(Mon) 01時半頃
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ユンカーは、チトフの様子に意識を向けているので、やはり沙羅達の方は見れていない。
2022/09/12(Mon) 01時半頃
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─ 夜 追儺邸 ─
[チトの気持ちが落ち着いたらしい様子>>224を、後ろから見ていて安堵する。 そして"あれ"の言動へ、意外さも感じていた。 チトの質問へは随分きちんと返しているようだし、誰かに望まれて柊木に与えた闇を回収もした>>223という。 黒臣の使い走りのようなこともこなしているようだし……。
思っていたより、中立なのだろうか。 そうであっても、生理的忌避感はどうしようもないのだが。]
──チト。
[明日、フィオーレに行く>>213、と強い意志を覗かせていた彼へ声を掛ける。 朝の自分は大して役に立たない。やれることは今のうちに、だ。]
(239) 2022/09/12(Mon) 09時半頃
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──♪
見上げる真昼の空に 隠れた星があるように 凍えた大地の下に 春を待つ根があるように
胸の奥底に沸き上がる それを温めて今は待て ずっと(ずっと) 傍で(傍で) 見てきたはず "爆発"させるべき 時を──
Lesson For You, Dear My Friend 目や耳や指では 捉えられなくても Blessing For You, Dear My Friend 心で探すなら きっと見つかるから
想い重ねれば 奇跡になりうること 確かに覚えていて
♪──
(240) 2022/09/12(Mon) 09時半頃
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[不可視のものを、感じ取りやすくなるように。 ふさわしい時を、見定めやすくなるように。 祝福を歌ってから、彼の手へ闇を固めたような欠片を落として、握らせた。]
たぶん、柊木先輩が残したもの。……爆弾、かな。 『障害を排除する』ためのものだと思う。 チトが上手く使えると思うから、渡しておくよ。
[彼ならば爆発の取り扱いにも、多少以上の心得はあるだろう。 安全の為に歌の力を使うとか、その辺りもちゃんと心得て使ってくれるに違いない。]
……助ける前に、悪魔からどうにかしないといけないのは、確かだと思うけど。 約束やぶりだって、『二人』に危害が及んでもいけないし。
[恐らく承知の上だろうことを、一応付け加えた。**]
(243) 2022/09/12(Mon) 09時半頃
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― 夜 追儺邸・居間 ―
[チトと"あれ"のやりとりに集中していたので諸々目が行き届かなかったが、黒臣が飛び起きて>>254(気を失っていたらしいことをそれで知った)、凄い勢いで走って行って>>257、凄い勢いで戻ってきた>>258のは見ていた。 そういえば陸上部だっけ……と思った。
どさどさと置かれた大量のニンニクと銀食器に、前髪の奥の目が一瞬点になる。てん。]
……吸血鬼? 出たの?
[……と、しかしすぐに切り替えて。 ニンニクと銀で連想されるものといえばそれだろう。]
(261) 2022/09/12(Mon) 12時頃
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[返答を聞いて>>262、頷いた。 この男に自信があるのはいつもだとは思うが……。]
自信があるならたぶん合ってる。 理屈じゃないことなんて、そこら中にあるんだから。
[不思議現象に対する、妖精の説得力──!]
…………。
[そして黙った。肯定しているようなものだった。>>264]
(265) 2022/09/12(Mon) 12時半頃
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― 夜 追儺邸・居間 ―>>269
十字架……は、どうかな。この辺り、宗教感覚が薄いからな……。 この時間と天気だと、日光もまず試せないし。
[詳しそうな顔をしているが、侑伽も第一級の怪異たちの詳細を知る訳ではない。退治したこともない。 そもそもそんなものたちと正面からやりあったら、99パーセント負ける非力種族である。]
……まあ、試せる範囲で試していこう。 これだけ量もあるし。
[だだっ広い居間を、すっかりニンニク臭くするくらいだからね。]
(275) 2022/09/12(Mon) 16時半頃
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>>273 [それから、漆塗りのトレイに並べられた古い資料へ顔を近づけ(どこかの博物館の展示のようだな、と思った。実際に貸し出している事も有りうる)、そこに確かにほぼそのままな名前が記載されているのを見る。]
これだけ古い資料が残ってる追儺先輩の家と、それを探し出す追儺先輩が凄いのも、勿論ありますけど。 ……真名が記録に残っているうえに、これだけそのままって……迂闊だな……。
[ちょっと呆れたみたいに言っている。が、侑伽も実のところ、あまり人の事は言えない。 賢明なる読者諸氏には何のことかおわかりであろう。 そう、ちゃん付けで呼ばれたくないからという一心で、真名の一部を伝えたことがあるのだ……!]
(276) 2022/09/12(Mon) 16時半頃
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[閑話休題。]
真名がわかってるとなると……どのくらいこっちに引き寄せられるかな。 人としての名で呼ばれれば、人としての意識に近づくとは思うんだけど……。
[暫し考え込み……ふと、思いついたように。]
……あ。──ここに、呼べるかも。 真名を知ってる人数が、これだけいれば。
[この場に敵を増やす可能性もあるが。 人の方に寄せられるなら……或いは……?*]
(277) 2022/09/12(Mon) 16時半頃
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>>278 真名だと確信されてたり、背景まで知られてると。 だいぶ……キツいなって気持ちになる、かな。
[感覚的なお答えだった。] 人間だと当て嵌まらないから、しっくりこないと思う。 あと多分、そこの"あれ"も別に平気なタイプ。
[たぶん。厳密には怪異とも違う何かなので。感覚までは知らないが。*]
(279) 2022/09/12(Mon) 17時頃
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あとは、首無し武者が、元は人だったなら。 人としての名前と、人としての記憶は、紐づいてると思う。 名前を呼ぶことで変わるものは、あるんじゃないかな。
追儺に縁のある存在なら、追儺先輩が呼ぶのが一番効果があるだろうけど……。
[怪異の目の前に立つことにはなる。危険があるのは言うに及ばずだ。**]
(280) 2022/09/12(Mon) 17時頃
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─ 夜 追儺邸・居間 ─>>283
無いよ。 普通に想像しておいた方がいい。
[即答した。 出来うること、起こりうることの可能性を挙げているだけに近い。]
人に寄った結果、単に弱体化するだけ……ってこともありうるし。 ただ、何もない、ってことはない。かな。
[そこだけは保証した。こちらに有利な何かは、ある。]
(307) 2022/09/12(Mon) 18時半頃
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─ 夜 追儺邸・居間 ─
[大きな声が聞こえ、>>313
沙羅が飛び出し、>>314
メアリーも追っていった。>>321]
…………え。
[何??? ……いや、呆気に取られてる場合じゃない。]
……俺達も、追い掛けようか。
[そう、チトへ声を掛けて。 念のため、ニンニクのホイル焼きを一つ、口へ放り込んでから、居間を出た。**]
(327) 2022/09/12(Mon) 19時半頃
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ユンカーは、使用人に渡された扇で、巻き起こった風を曲に合わせて掻き回している。
2022/09/12(Mon) 20時半頃
ユンカーは、ブオン……ブオン……
2022/09/12(Mon) 20時半頃
ユンカーは、ブオン……ブオン……
2022/09/12(Mon) 20時半頃
ユンカーは、ブオン、ブオン、ブオン、ブオン……
2022/09/12(Mon) 21時頃
ユンカーは、ブオン、ブオン、ブオン、ブオン……
2022/09/12(Mon) 21時頃
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─ 夜 追儺邸・廊下 ─
[メアリーに少し遅れて部屋を出た侑伽が駆け付けた時には平澤は律を捕らえていたしメアリーは感情爆発衣装を纏って沙羅と並び立っていたし歌はもう始まるところで、何もかも訳の分からぬまま侑伽は渡された扇を振って応援に加わった。合いの手はさすがに無理だった。常識的シャイボーイなんよ。妖精なんて非常識な存在の癖に。
そしてどうやら決着がついたとき──ガラスが割れ、風が吹き込み。悲鳴を上げたメアリーを黒臣が庇うのを見た。
侑伽は咄嗟に扇を投げ捨て、指を鳴らす──]
(360) 2022/09/12(Mon) 21時半頃
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──♪
時の流れ 今は暫し 濁るを止め 緩やかなれ 硝子の粒 雨の粒も 注ぐを止め 緩やかなれ
夜に響け 守護(まもり)の歌 夜の帳 窓を包め
♪──
(362) 2022/09/12(Mon) 21時半頃
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[歌が響く。夜に谺す。 硝子も雨も、音に包まれたように、その動きを緩やかにする。 暗幕のような夜色のヴェールが窓を覆い、それ以上の被害を阻もうとする。
攻勢に加わることは出来ずとも。 守ることなら、得意だ。]
(364) 2022/09/12(Mon) 21時半頃
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──早く!!
[長くは持たない。らしくなく、声を荒げて二人を呼んだ。*]
(365) 2022/09/12(Mon) 22時頃
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ユンカーは、サガラとメアリーが逃れたあとは、使用人達が窓を塞ぐに任せるだろう。
2022/09/12(Mon) 22時頃
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[ひとまず二人が安全圏まで脱したのを見て、安堵の息をつく。 緩んだ瞬間、即興歌の効力も解け、また硝子が割れる。]
──、……心臓に、悪い…………。
[心底疲れた様子で、その場に座り込んだ。 メアリーを助け起こしに行く余力は、今はない。]
(374) 2022/09/12(Mon) 22時頃
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>>376 …………そりゃ、ね。 あの場面でメアリーを庇ったら、『善き』に入るでしょ。
[だからといって、指針めいたほうの祝福が効くとは限らないが。 今のは部屋を閉ざすときと同じ、『防衛』の部類だ。 夜しか出来ない。]
(379) 2022/09/12(Mon) 22時頃
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……今日はもう、泊まらせてもらった方がいいかもね。 家族に連絡しておいた方がいいよ。
[チトの手を取ったメアリーが立ち上がる>>389のを見て、自分も立ち上がる。]
それで、ちゃんと寝た方がいい。 明日はフィオーレに行く気があるなら。
[おまいう。]
(390) 2022/09/12(Mon) 22時半頃
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─ ちょっと巻き戻って夜 追儺邸・居間 ─
どういたしまして。
[ありがとう、と礼を言われて>>283、特になんでもないという風に返しつつ。 彼が物騒な置き土産を受け取ってくれれば、ひとまずやれることは終わり──と、思ったところで、こそっと、寄せられる顔。]
…………、…………。
[夜の中、特に力を使う時には、輝きすぎる瞳。 人に紛れるには不都合で、隠しているもの。
それを、こんなにも真っ直ぐに褒めてくれる。>>287 ──そういう人に、己は弱いのだろう。]
(391) 2022/09/12(Mon) 22時半頃
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[彼らしい、優しい歌。>>288>>289 聴いていると、少し切なくて。 その何倍も、温かい。]
そうだね、──知人。
[声にされずとも、受け取れた気がする言葉へ。 きっともうじき、自分の背を抜く友人へ。 侑伽はそう答えて、少し笑った。*]
(392) 2022/09/12(Mon) 23時頃
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>>397 …………、…………。
[名前を呼ばれた──と思ってからの、沈黙。 要するに肯定みたいなものである。
その通り、無茶をした。 練りきれていないリリックで、割と大きいことをしたので。 反動として、もちろん、かなり疲労がきている。]
…………俺、本来、夜行性なんだよね。
[明かしていなかった秘密のひとつを打ち明けつつ、ひとまず居間まで廊下を戻る。 怪我がないかを確かめられているうちに、泊めてもらう部屋の準備も整うだろう。]
(398) 2022/09/12(Mon) 23時頃
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|
[当たり前なのだが、侑伽が何処かへ連絡を入れる様子はない。 これまで渡ったどこの街でも一人暮らしだ。 朝どれだけ寝過ごそうと、誰も起こさない訳である。]
……そうだね。 一緒に行くつもりだし……寝ておかないとな、夜だけど……。
[ずいぶん年下の筈の友人から無理を諌められれば、観念したように同意した。>>399 夜更かししたいし昼寝しておかないとな、と言っているようなものかもしれない。]
そう。 夜は夜で、することもあるしね。
[人助けとか……とは、流石にまだ明かさなかった。]
(400) 2022/09/12(Mon) 23時半頃
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|
…………。
[朝のうちに校内でマスターと遭遇していた>>403、と聞かされた侑伽は、短い間沈黙して。 無事で良かったな……と、しみじみ思ったりした。]
……元のように、なるには。 結構、大変だろうなあ……。
[恐らく苦労するのは、こちらより、あちらの方だ。 その苦労を、果たして望むかどうか。]
でも──もしも、皆がそう思うなら。 別にそれほど、難しいことじゃないんだろうね。
[誰も彼もが、これまで通りを望むなら。 お互いの何もかもを許し合って、変わらず振る舞えるなら。
それは甘い夢物語かもしれないが、夢見ることは、別に悪いことでも何でもない。 夢を叶える始まりは、夢を見ることなのだから。]
(407) 2022/09/13(Tue) 00時半頃
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|
とはいえ、気を付けなくちゃいけないのは事実だから。 俺も普通に話し合えるとは思ってないし。
[話はできるんじゃ、というチトへは念を押す。>>402 真名の存在がなければ、行くことも止めていただろう。]
(408) 2022/09/13(Tue) 00時半頃
|
|
……それにしても、草の露か。 それはもっと、小さい妖精だね。それこそ翅のあるやつ。
[自分は違う、と主張はしても。 そういう存在のことを、否定はしない口ぶりだった。]
出来ることがあれば……か。 じゃあ、少し寝物語にでも付き合ってもらおうかな。 メアリーも。タルトもね。
[いっそ、もうひと押し疲れた方が眠れそうだ。 こうして何となく寄り集まって話してしまうのは、不安や焦燥、緊張や興奮が、まだ残っているからというのもあるだろう。
外ではまだ、嵐が音を立てている。 それらから耳をそっと覆うように流れ出す伴奏。 ウィンドチャイムを合図にするように、郷愁を思い起こさせるようなオーボエが鳴く──]
(409) 2022/09/13(Tue) 00時半頃
|
|
──♪
眠れぬ嵐の夜には 不思議な話をしようか 星を飲み込む鯨の話や 森を生み出す卵の話を
穏やかな眠り探して 歌で冒険に出ようか 風の花咲く雪雲の谷や 月が見守るいにしえの城へ
まぶたの裏に描かれるものが 何処にもないと誰に言えるの
夢見ることを続けていたなら 何処かできっと本当になる
人と有るお伽話は いつも君の為に
(410) 2022/09/13(Tue) 00時半頃
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♪
天が定めた運命も 小指繋ぐ赤い糸も 見えないままに語られ続ける 多くのひとの胸に宿っている
開く瞳に映らないものが 其処にはないと誰に言えるの
夢見ることを諦めなければ いつか叶うと信じるのなら
人と有るお伽話は いつも君の傍に
♪──
(411) 2022/09/13(Tue) 00時半頃
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──それじゃ、おやすみ。
[歌い終えて、そう挨拶をする頃には。 少しは皆のまぶたも、重くなっていただろうか。**]
(412) 2022/09/13(Tue) 00時半頃
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