185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―
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[右手を下ろして、唇を引き結んだ。 こめかみを汗が伝う。
目の前の彼を思う気持ちが恋に近くても、それを伝えて何になる。 言い訳めいたフォロー発言など無意味だ。]
ごめんねリーチさん。 わたしは、あなたを、特別な意味では見られません。 幸せにしたい人が、誰かわかったから。
[きっぱり告げて深く頭を下げた。]
(155) 2014/07/20(Sun) 19時半頃
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[少し息を吐いて、思考を中断して。
再び覗いた湯来島さんの掲示板>>114。書かれていたことを見れば……どうすればいいか、再び頭を抱えた。
まず性別は……誤解を解かないと何処かでボロが出そうな気しかしない。文体にかなり気を使ってしまったからそう見えたのか…これはそのまま気をつけよう。
それが決まっても…まだまだ考えなければならなさそうで。
……やること多いなぁ、と一瞬だけ思ったか]
(+82) 2014/07/20(Sun) 20時頃
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『大分私が立ち入っていいのかなぁって思ってしまうようになってきています。
そう答えたいと言うってことは…大分、大きく裏切られたように感じたのですね。とは言っても、私は何も理解出来ていないのでしょうけれど。
愛し合った人が別れるまでには、様々なものが累積して別れるならば。言葉で語りあって…その言葉でも届かないっていうように。 希望を無くしてしまったからなのではないか。そう思いました。
一回でもう回復が出来ない位になってしまったのであれば、ある意味仕方が無いのでしょうけれど。 他人事ではありますが、会話でその溝が埋まればいいなぁ、って。そう思っています。応援して…いいんだよね、多分。
気づきにくいけど最初からそこにある。だから見つけられたら大事にすべきなんだということを聞いた事があります。そんなものかもしれませんね。
あなたの周りには、素敵な人がいるみたいですね。 身近に理解してくれる人がいるのであれば。それは大切にした方がいいと思いますよ。 そして私はあなたを裏切ってしまったかもしれません。私は女ではなく、男子大学生です。』
(+83) 2014/07/20(Sun) 21時頃
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『文面が良くなかったのかもしれないね…すみません。会いたいとか言われた時は少し驚いてしまったけれど、女の子と思っていたならそうかぁ。でも…そういうように騙す人もいないわけではないのだから。それにはどうか気をつけてくださいね。
ではそのうちに、メールアドレスを送っておきます。 女の子でない為に駄目ということであれば、無視して頂いて構いません。
モミジ』
(+84) 2014/07/20(Sun) 21時頃
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[…疲れた。
文面を作るのには、思った以上に時間がかかってしまった。 外はもう、大分暗くなっており。
…電気をつけるべき程度にはもう、暗かった。]
(+85) 2014/07/20(Sun) 21時頃
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こちらには…あまり、送りたく無いと思っていますが…山梨さんとの条件を破棄は、出来るだけしたくありません。
唯、こちらの施設の監視は僕以外無力化はしています。 その点では問題はないですが…
送る人が中々、ですねぇ。 僕は僕で、全くもって申し訳ないですが、少し疲れてはいますし。
[困った声には苦笑いで返した]
(+86) 2014/07/20(Sun) 22時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/07/20(Sun) 22時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/07/20(Sun) 23時頃
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ん?
[元気にスイングしている彼女はどこか、切り出しかねているようにも見えたから、言葉でその後押しをした。 彼女がこちらに向けて放った言葉にボクはただ頷く。]
…そっか。そりゃ残念。
[その瞳からは、あの時あった純粋さが芽生え生長した一途な想いが秘められていたように見えた。 寂しくはあったが、なぜか後悔は生まれなかった。]
お互いが支え合えるように幸せにしてやンなよ? クシャ…ゴッホン。おホン。カレをさ。
[深く頭を下げたリッキィサンにそう言った。 演技を被って、にこりと笑って付け足した。]
あ、それと俺のことも秘密ね!
(156) 2014/07/20(Sun) 23時頃
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――202号室――
[どのくらい眠っていただろう。 梨月の香りが少しするベッドは 気持ちが安らいで。
ぼさぼさの寝起き頭を撫で付けると そっと窓の方へ歩み寄る。 薄暗い中、二人の人影が見えれば 弱く笑んで、瞑目する。]
……頑張ってくれてるんだね。
[僕は君を。 後悔させない、と。 幸せをくれたぶん、たくさん、たくさん。]
(157) 2014/07/20(Sun) 23時頃
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……うん。
[思ったよりあっさりした返答なのは、自分を傷つけまいとする彼の配慮なのだろうか。 頷きに、頷きを返す。]
……知ってたの?
[途中まで出かけた渾名に目を見開いて。 それからまた頷いた。 振られた相手にそう言える強さが羨ましい。 振った自分は、この場に立っているのも痛いのに。]
勿論言わないよ。 リーチさんとわたしの間にあった事は、たとえ相手が恋人でも、言わない。
[それくらいのデリカシーはあるのだと、苦笑して首を横に振った。]
(158) 2014/07/20(Sun) 23時頃
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まさか。見えただけだよ。
[ハハ、と小さく笑う。今はもう情動に流されまいと自分を押さえつけるので精一杯だった。]
そう言ってくれると信じてた。 けど、ありがとう。
[リッキィサンの首肯に今度はこちらが頭を下げてお礼を言った。 紛らわせるだけの演技はもうほとんど限界で。]
俺はもう大丈夫だ。 だから、行っておいで。
[自分はタバコを吸ってくるよ、と呟いて背中を見せその場から立ち去ろうと。]
(159) 2014/07/20(Sun) 23時半頃
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……どうしろと。
[「上」からの希望は幸村さんと猫村さんを連れて来ることらしく。 僕は溜息をつく。 一応無力化した上の階の件は、もう把握しているようだったけれど。僕がある程度以上に報告書を書いてしまっているので今のところそれ程大きな問題にはなっていないらしい。
でも]
……山梨さん、どうしようか。
[一つ、呟く。]
(+87) 2014/07/20(Sun) 23時半頃
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[一人称が「俺」に戻っている事に気づけば、自分が相手に何程想われているかが知れる。
ふたりともにドキドキしなければ。 待たせる事なく選べていれば、傷はもっと浅くて済んだのだろうか。
……「たられば」を言えばキリがない。 選べなかった選択肢は、それが正解ではなかったからだと信じなければ、選んだひとを幸せになど出来ないのだから。]
ありがとう。
[たくさん甘えさせてくれて。 好きになってくれて。 ドキドキさせてくれて。 たくさんの想いを5文字に乗せて、微笑んだ。 「じゃあ」と背中に背中を向ける。
二人の距離はもう、離れるばかり。*]
(160) 2014/07/20(Sun) 23時半頃
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[彼女の言葉に一瞬足を止めたが、一瞬だけ。]
[足早に、その場を去った。]
[今の顔はもう、彼女には見せられないから。]
(161) 2014/07/21(Mon) 00時頃
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[決定だ、と「上」は言った。
どのようにかにして、きっと2人も此処にくるのだろう。 そこで確認しているのは僕だけなのだが。今でも正直不安はかなりある。
危ない橋を渡っている、その感覚はあって。
一瞬、なんの為にやっているのか分からないという…そんな感覚に襲われた。 皆の為なんだ、自分はどうだっていいだろうと…いい聞かせるけれど。どうすればいいかが段々、見えなくなっている気がして。
段々、自分は追い詰められている気がして。]
まぁ、どうせ僕だもんね。
[そう言って、カラカラと笑ってみたか]
(+88) 2014/07/21(Mon) 00時頃
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