21 潮騒人狼伝説
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それと話したい事、だが。
[ポケットの携帯を差し出し、 サイモンに見せたのと同じメールを見せる]
中々凝ったメールだろう? 昨日の晩と、今朝と。送られて来たんだ。
[かちかち、と指で操作しながら]
……死んだ娘の携帯のアドレスから、な。
[ディスプレイに表示される、娘の画像を見ながら呟いて]
(233) 2010/07/20(Tue) 13時半頃
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このメールだけなら、ただの悪戯だと切り捨てる所なんだが。
これだけの要因が重なれば、悪戯じゃぁないんだろう。 娘が……俺に何かを伝えようとしているとしか、思えん。
[ぱたんと、携帯を閉じ、疲れた笑みを浮かべて]
何をばかなことを、と思うだろうな。 だが。 悪戯だとしても、 解約した携帯のアドレスからメールを送れる奴等おらんだろうし、 この文章はどう見ても、警告文だ。
……俺を害しようというものには見えん。
(234) 2010/07/20(Tue) 13時半頃
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―― ちょっと前・食堂 ――
[憔悴した様子で入ってきたメアリーにチラッと視線を向けた後。]
そう言や、風見先輩の言葉で思い出したっすけど。 ガストンどうしたんすかね? あいつはメシメシ騒ぐタイプでもないけど、よく食うのにな〜。
[そんなことをミッシェルらに向かって言いつつ、辺りを見回す。 食堂に、あの大きな身体は見えない。]
(235) 2010/07/20(Tue) 13時半頃
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[箸をおろすと]
(本当にサークルメンバーの中に、犯人なんているんだろうか…?)
あんな… あんな無残な殺し方… っ…!
[タバサの遺体の状況を思い出し…今度は先ほど流し込んだものが胃から逆流してきそうになる]
…尋常じゃない…
[タバサのことは苦手だった。 あの雰囲気が……幼いときに自分を残して家を出て行った母親とよく似ていたからかもしれない。 だが、あんな姿になるなんて―]
(236) 2010/07/20(Tue) 13時半頃
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人狼…なんて古い迷信にきまってる。 あんなことするのは…タバサ先輩にきっと恨みがあって…
[ハッと顔を上げると]
…まさか…
[一人、思い当たった人物の顔を思い浮かべ、慌ててその考えを締め出すように瞳を瞑った]
(237) 2010/07/20(Tue) 13時半頃
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[本当はもう少し語りたい事があった。 けど、目の前の青年に拒絶される事が怖くて、呑み込む。]
はは、どうすれば良いんだろう。 いるのかな?人狼なんて。殺人犯なら、まだしも、さ。
そして今夜、本当に誰かが殺……連れて行かれちゃうのかな。 その容疑者と、して。
[言葉を置き換えても意味は変わらないと。分かってはいたけれど]
ねぇ、ベネ。
[そっと、青年の頬に触れる。 拒絶されなければ、そのまま何度かその輪郭を優しくなぞるだろう]
アンタは…死なないでね。 いなく、ならないでね。
[どこか、祈るような口調で]
(238) 2010/07/20(Tue) 13時半頃
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[赤に染まるシャツと、そして携帯をそっと撫ぜて]
この事をお前に謂うのはな、吉岡。 もし明日俺が死んでいたら、 ある人物に気を着けて欲しいと思っているからだ。
[先程のサイモンとのやり取りに感じた、違和感は。 未だ拭えてはいない]
(239) 2010/07/20(Tue) 13時半頃
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[さすがに気になって、離れた席から、表情を窺うように。]
深町ちゃん、具合、悪そうに見えるけど……大丈夫? ヤバイと思ったら、片付けはやっとくから、休んでるといいよ。
[目を瞑ってしまったメアリーに声を掛けた。]
(240) 2010/07/20(Tue) 13時半頃
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そいつは、自身が「人狼」の生き残りだと謂いながら、 「人狼なんてものを信じるのは自分だけで良い」なんて言いやがった。
……つまり、どういう事か判るか?
[ぎりっと奥歯を噛むと、シャツを握りしめて]
他の者には。 人狼について知られたくない、と言う事だ。
(241) 2010/07/20(Tue) 13時半頃
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人狼――――……
もしそんな脅威が本当にいると知れば、 人は必ず打開策を打とうとする。人間ったぁ、そういうもんだ。
大体、外の連中だって昔同じ事があったから、 今、俺たちをこうして閉じ込めて、 被害の拡大を防ぐという打開策を打ってるんだからな。
[ちらりと窓の向こうに視線を走らせ、吐き捨てる様に謂って]
――世良には気をつけろ。
あいつは直接手を掛けた掛けない、どちらにしろ。 タバサ殺しを知っていて、止めなかったのだと。 俺は思っている。
(242) 2010/07/20(Tue) 13時半頃
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[>>240ボリスに優しく声をかけられて驚く。 これまで、あからさまに避けられているなと自覚していたからだ]
…あ… えっと…だ、大丈夫です。
[わたわたしながら]
片付けは自分で出来ます。 でも、そうですね。 ちょっと…部屋で休んできます。
[微笑んで席をたつと、食器を片付けてから食堂を後にした]
(243) 2010/07/20(Tue) 13時半頃
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…………すまんな。 長々と話しこんじまって。
[男は疲れた顔で煙草を一本取ろうとして、 中が空なのに気づき、くしゃりと箱を握り潰す]
……お前さんが信じようが信じまいが。 それはどちらでも構わない。
ただ。心の隅に置いておいて欲しい。
(244) 2010/07/20(Tue) 14時頃
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― 食堂 ―
怒るってことは図星だった?
[ボリスにデコピンをかまして去っていくイアン>>224を見ながらつぶやいた]
部長……なんかぴりぴりしてる。 無理もないか。
(245) 2010/07/20(Tue) 14時頃
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― 食堂 ―
そうだね、どうしたんだろう、ガストン君。
[ボリスの言葉>>235に、 食堂を見回しても巨体は見えない]
昨日、気分が乗らないって言ってたっけ。 ……騒がしいの、苦手なのかな。
[箸を動かし、ご飯を口に運ぶ]
(246) 2010/07/20(Tue) 14時頃
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[その後、イアンと取りとめのない話しをするだろうか。
彼が夢見た事について話すなら、 その見解を男なりに告げるかもしれないし、 話さないのなら、 そのまま別れるだろう。
そしてまた一人。 男はタバサを喪った無念と悲しみに。 静かに睫毛を*濡らすのだろう*]
(247) 2010/07/20(Tue) 14時頃
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―食堂→2階―
[食堂を出て、階段を上がる。 だが、その足取りは――重い]
…どうしよう…
[階段を昇りきると、二階の踊り場にたどりつき…視線はいやでもタバサの部屋。 そして――その隣の男の部屋の前で止まった]
(どうしよう…)
[タバサと自分の部屋の間に、サイモンの部屋がある。 サイモン――彼なら…タバサを…タバサ先輩をうらんでいてもおかしくないのではなかろうか]
(248) 2010/07/20(Tue) 14時頃
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[メアリーの様子>>243に、軽く手を振り。]
あんなことの後だもんな。 心が参ってるようなら、よく身体を休めることさ。
[昔の恩師の受け売りを伝え、食堂を後にするメアリーを見送り。 ほんの一瞬だけ、細い目をさらに細めた。]
(249) 2010/07/20(Tue) 14時頃
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−3Fロビー−
[ベネットの部屋から出て。 部屋のドアが完全に閉まったのを確認すると、小さく息を吐き出して。
…昨日、1年生コンビとピンポン対決をした時と同じように、スッと目を細める]
今朝のコーチに対する苛立ち方といい… 思った以上に、仲間思いで良い奴なんだね。
……偽装でなければ、だけど。
[ドアの向こうに聞こえないよう、小さな事でそう呟いて。 少なくなったペットボトルの残りを見つめると。 ふらり、階下へと向かう]
(250) 2010/07/20(Tue) 14時頃
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御者 バーナバスは、牧人 リンダに話の続きを促した。
2010/07/20(Tue) 14時頃
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[ミッシェル>>246には、首をひねって。]
んー。騒がしいのが嫌い、すか? 着いたその日、真っ先に海に飛び込んで、暴れてたヤツですがね。
そうそう、昨日はなんか、ピリピリしてたっつか、『はしゃぐ気になれない』って言ってましたね。 オレも聞きましたよ、それ。
[雨の中、外出から帰ってきた時のガストンの様子を思い出す。]
(251) 2010/07/20(Tue) 14時頃
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−2F踊り場− [階下に向かう途中、不自然に立ち止まるメアリー>>248が目に入る]
…どうしたの?
[あまり接点の多くはない後輩だったけれど。 気付けば、声を掛けていた]
(252) 2010/07/20(Tue) 14時頃
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[ボリスがメアリーに声をかけるのを、食事をしながら眺めていた。 メアリーが立ち上がり、食堂を出るのを目で追って]
大丈夫かな、あの子。 どこか思い詰めたような感じがして……。
[外を見た。雨はやまない*]
(253) 2010/07/20(Tue) 14時頃
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>>251 そうだった? 私、到着した時、寝てたから。
[海で暴れるガストンを想像した。怪獣映画のようだった]
……うーん。 様子が違ってた、としたら
昨夜から…… 今朝こうなることを知っていた、あるいは予感していた?
……まさかね。
(254) 2010/07/20(Tue) 14時頃
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サイモン先輩、タバサ先輩に顎で使われてたもの…。 このメンバーの中だったら一番…
[一番容疑者に近い人]
……。
[そっと足音をたてないように歩き、自室に戻り荷物を手早くまとめた。 今夜、この部屋で過ごすことなどできそうもない。
204号室―空き部屋に移ることにした**]
(255) 2010/07/20(Tue) 14時頃
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―回想・2階廊下―
[気配を忍ばせ、部屋に戻ろうとしていると>>252レティに声をかけられ、ビクッとする]
あ…あの… タバサ先輩の部屋の前、通るのが…まだ怖くて…
[嘘ではない。 レティも理解を示してくれるだろう。 優しい気遣いから声をかけてくれたことはわかっていたので、感謝しながら部屋に戻った**]
(256) 2010/07/20(Tue) 14時頃
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[ミッシェル>>253につられて、メアリーが出て行った食堂の入口を見やる。]
先輩は見てなかったようすけど…… 町の連中から一方的な言い方された直後は、リンダちゃんもちょっと、その、思いつめたような感じになっちゃってたんすよ。 まあ……思いつめんな、って方が無理な状況っすけどね。
[ガストンについて問われると>>254、うーんと腕を組んで。]
その二択なら、後者すかね。 あいつ、ワイルドっつか野人系っつかなんで、野生の勘でも働いてたんかも。
新歓コンパの頃から、あいつのこと知ってますがね。 ミョーに鋭い時があるんですよ。 き、危険、察知? そんな感じの。
(257) 2010/07/20(Tue) 14時半頃
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[>>256メアリーの返答に、あぁ、と納得したように頷く]
そうね…… 私も、朝見た、そのタバサの姿が頭から離れていないもの。
…階段出てすぐの所だから、2Fの人は嫌でも…
サイモンなんて、タバサの隣の部屋、か。
[幾分、気の毒そうな表情を浮かべ]
でも大丈夫よ、死者は何もしないから。 安心して……
[慰めるような口調でそう言いながら、メアリーが無事に自室に入るまで、そっと見守った]
(258) 2010/07/20(Tue) 14時半頃
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>>257 そうなんだ。彼女、もともと大人しい子だからね。
にしても、リンダちゃんを思い詰めさせるなんて 町の人たち……嫌な感じ。
[苛立ちを隠しもせず、舌を打つ]
野人……なるほど、ガストン君ってまさにそんなイメージだね。 野生の勘、危険に対する嗅覚が鋭い……とすれば、心強いわ。 もしかして、ボリスくんより頼れそう?
[くすくす]
何か他に感じたこととかないのかな、彼。
(259) 2010/07/20(Tue) 14時半頃
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[ミッシェルの舌打ち>>259を聞きながら、コーチと話していたときの、リンダの様子を思い出し。]
牧野ちゃんは……深町ちゃんみたいに、参ってるというよりは、なんか…… そう、異常事態で取り乱した、って感じでしたかねー。
あの子の普段の印象、特に無いんすけど、今朝は……
[口ごもりつつ、話題をガストンへ変える。]
あー、ガストンは頼りになりそうっすねー。 見かけたら、あいつの意見も聞いてみたいな。
(260) 2010/07/20(Tue) 15時頃
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石工 ボリスは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 15時頃
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[リンダが戸を叩き、コーチに呼ばれている旨伝えたならば、食事の礼を兼ねて言う]
了解了解。 あとでたぬき呼んで一緒に行くよ。
・・・あ、それとさっきは飯ありがとうな。 元気出たわ。
[微笑みながらリンダを見送った後、ベネットを呼びに彼の部屋へ。 在室しているようならば、共にコーチの部屋へ向かうよう伝えるだろう]
(261) 2010/07/20(Tue) 16時頃
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――食堂――
[階段を下りて1Fへ。途中、バーナバスの部屋に向かうイアンやベネットの姿を見かければ、気遣うような視線を向けただろう。 食堂に到着すると、あたたかな食事風景に、しばしあっけにとられた]
……、いえ、こちらが、ふつうですよね、
[ひとりごちた後、その場にいた者達に挨拶した。 そういえば、何も食べていない。調理場の白米を盛ると、平時よりもさらに覇気のない動きで、皆から少し離れた席に移動した**]
(262) 2010/07/20(Tue) 16時頃
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