8 DOREI品評会
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『いいだろう』
[肌が渇いていると石鹸は泡をたちまち潰すから。 石鹸の匂いが気にいった事もあって、何でもかんでも嫌がる普段に比べれば 随分と機嫌良く動いていたか。 洗い方を知っている、という言葉に、首を捻るがそのまま洗い続けた。
全身に残る傷跡は、随分と古いものに見えた。 泡がついている手とはいえ、滑らせれば引っ掛かりを見せるような場所もある。 男が肌を見せないのはこれが理由なのだろうか。 まあ見せられたところで何があるわけでもないからして。 ただ、気にするよりも今はこの面倒な命令を済ませてしまおうと手は動く。
肩、腕、背面。そこまで済んでしまえば今度は前。 一度湯の桶を傾けて石鹸を泡立てなおし手男の前に座りこむと 首筋から鎖骨、胸へと白い泡を纏った掌は滑る]
(+72) 2010/04/09(Fri) 22時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 22時頃
子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 22時頃
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……口のききかたに気をつけるんだね。 後が怖いよ?
[愉しげに笑いながら告げてやる。 前にまわる青年に気付くと、苦笑が漏れた。 泡が擽るように流れていく感覚へ僅かに身を捩りながら]
こらこら、全身使えって言っただろう。 此処、使うんだよ。
[口出しせぬ心算ではあったが そうじゃないと首を振った。 人差し指で相手の胸をつつく]
(+73) 2010/04/09(Fri) 22時頃
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[紳士の姿を見つけて、双眸を眇める。 休憩中に唯一訪れられなかった彼の部屋。 彼には、自分を買ってくれる気はあるのだろうか、尋ね損ねていて。 彼を見詰めながら、問うように小さく首を傾げて見せる。]
(105) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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[買う、買われる―――こんな事をされて 誰に買われたいと 思えるのか、 と 思える。
それでも、あの少女の言った言葉と自分の思いは重なる。
――― 家のため。]
ぅ、…ぁ
[低い呻きが 口から時折漏れる。]
(106) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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『この性格を気に入って買ったなら、諦めるべきだろう?』
[笑う声に諦めろとばかりに告げる。 また濃くなった蜂蜜の香りに呑気にしていたら 聞こえた駄目出しに首を傾げる]
『さっきは、合っていると言ったはずだ』
[何が違うのだろう。軽く首を傾げた。 ここ、と言われて指差され、そこに在るものを見る。 どう見ても自分の胸しかない。 もう一つ首を傾げる]
(+74) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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>>72 私は「王子様」にはなれないわ。 ……だって、私に生えた「男」は、贋物だもの。 [メイド服の下でいきり立つ、贋の男根を指さす。]
そうね。「男の人を悦ばせる」方法を覚えるのも、アナタにとってはとても重要な「生きる術」になるでしょう。
コツは、目の前の男を嫌がらないことね。 それから……私にも「気持ち良くなって欲しい」という気持ちがあれば、第一段階はクリアかしら。
(……そしてそれは、彼女が「貴婦人」には二度と戻れなくなるという証でもあるのだけれども。)
[心の中で呟く。それは、決して言ってはならぬ言葉だ。]
まあ、私は放っておいても「気持ち良く」なる術を知っているから十分よ?
……さあ、いらっしゃい?
[No.4の方をじっと観察するN0.2の身体を引き寄せる。]
(107) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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小僧 カルヴィンは、若者 テッドの呻き声に、切なそうな瞳を向けた。彼に宿る志が同じとは知らず。
2010/04/09(Fri) 22時半頃
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>>89 [長髪の男を見つめて、くすりと笑う。]
……ええ。 私も人間ですから、弱いところはございますのよ。 ですが、それを先に言ってしまっては、貴方様の征服欲は満たされぬでしょう……。
「それ」をお探しになるのが、貴方様の役目かと存じますわ。
(108) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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生きる、術……。
[パトリシアの言葉に、自ら騙されたフリをして、こくりと頷く。 少なくとも、そう思い込めば、傷は最小限で済む。]
嫌じゃない、嫌じゃないよ……多分。 教えて、どうすれば気持ちよくできるの。
[自分も、相手も。優等生の生徒の顔をして、眼前の女性に集中する。 それは、蟲から目を反けるためでもあった。 一人善がりな快楽への逃避。]
(109) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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やだな、 その鼻っ柱をへし折りたくて買ったんだから。 [少し違うと口元を歪める。 首を傾いだ青年には思いつかない様子。 男は肩を竦めて首を振る。 足を伸ばして座り直し]
さっき背中にしてたみたいに、その胸に泡つけて擦るんだよ。 全身使えって意味、わかるかい?
[ひらひらと手招く]
(+75) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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― 客席 ―
[灰青の映す視界の端に、此方を見詰める葡萄色があった。 それにルーカスは気が付き、少しだけ視線を向けてやる。]
やあ、No.2。 私に何か云いたいことが、あるのかな?
[云って見たまえと、ある方向から見れば傲慢。 ある方向から見れば、優しさともとれる言葉を向けた。]
(110) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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[抱き寄せられた格好のまま、]
試してみる? それなら僕は、このメイドと遊ぶのは遠慮しておくよ。
[パトリシアを屈服させたそうな色を含むヴェスパタインの眼差しに、けろりと返す。 彼女のことは嫌いではない、そしてどんな責め苦にも屈さないだろうと思って。]
色々教わろうと思ったんだけど、 あっちの紳士風の人にでも聞いてみるから。
(111) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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アナタは、自分を悦ばせてくれる奴隷が欲しい? そうだったら、僕は頑張ってやり方を覚えるよ。 他の女(ひと)のように上手くはできないけれど、 買って貰えないと困るんだ。
[パトリシアの纏ったエプロンをきゅっと握りながら、全裸の少女は紳士の視線を受け止め、恥らうように少し肩を縮める。]
……教えて、欲しい。
(112) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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『…どちらもそう変わらん』
[小さく一つ息をついて、肩を竦めた。 そうしたら、目の前で同じ行動。 背中に、と言われたけれど]
『そのような事、した覚えがないんだが』
[要するに偶然の産物だ。 幾らか睨みながら、それでも手招かれたら 応じないわけにはいかない]
(+76) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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役目? ――ボクに役目なんて、ないよ?
それが楽しいかどうか、かなァ?
[>>108メイドの女の言葉に、笑み浮かべたまま首を傾ける。 それから彼女がNo,2の腰を引き寄せるのを、眼を細めて見物する。 No,4の方は、薄い汗が光でぬめった。]
(113) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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[No.2の言葉には、「どちらでも構わない」と言いたげに、じっと見下ろす恰好になる。
いつものように、意志は表に見せない。]
(114) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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>>113 成る程。至極分かりやすいお話ですわ。 「役目」ではなく、あくまで「興味」が向くか否か。
それは即ち、「飽きたら捨てる」ことを前提にしたお話と同義と捉えても構いませんわよね。
(115) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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――… っは
[んく、と喉を鳴らしてから口を開いて熱い息を吐く。 蟲から与えられる不思議な心地は恐怖はないけど、根の裏から這い上がられれば、ぴくりと身体が揺れる。それでもねとりとした液を離さないと蟲は身体から落ちる事はなかった。 耳から常に入る女の甘い囁きと嬌声は耐えれても、客席で前髪を掴まれた彼女が視界に入れば ふつりと灰青への怒りがそのまま睨む形で表れる。]
っ、 く…
[会話は何も、聞こえない。 じわりと汗ばむ身体は仄かに熱を持ってきている。]
(116) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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まあ、Jadeにとってはそうかもな。 [両肘をタイルにつけながら、天井を見上げる。 床に寝そべるようにして、青年が跨るのを待つ]
してたよ、さっき 腕洗うときにさ。
早くおいで。 洗わないと終わらないよ?
(+77) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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子守り パティは、No.2と長髪の男を交互に*観察している*
2010/04/09(Fri) 23時頃
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勿論 構わないよ。
[No,5の>>115言葉には、笑みで頷く。 べたつく髪を、手で掻きあげて]
(117) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 23時頃
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[グロリアに充てられた客間。そこに彼女の付き人の姿は今はない。 廊下にもなく。
舞台で繰り広げられていることからも離れて、彼女は寝台の上にいる。 逞しい男の腕の中で、幾度も零す吐息は、いつか嬌声へと変わる。
部屋の外までそれは聞こえてこない。 扉は閉められて、侵入者を許さない。
扉の前、片方落ちたヒール。
扉の向こう、寝室から、彼女の名を呼ぶ声が聞こえた]
(118) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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分かりやすく言うとね、
「なんでも言うことを聞くから 僕を買って下さい ゴシュジンサマ」
っていうこと。
[恐らくは、ヴェスパタインがNo.4に言わせたいだろう服従の言葉を、丸っきり棒読みで紳士の方へと投げる。]
……どうすれば、買って貰えるのかな。
(119) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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No.1に2ポイント入りましたー!
……へ? って感じですね。 さぁさ、上乗せする方はいらっしゃいませんかー?
[実質、この競売場に残っているもう一人に、道化は首を傾げてみせた。]
(120) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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[何度も部屋で鳴る電話の音。 取るつもりはないらしい。
誰もいない客間にはテーブルの上に水差しとグラスだけが置かれている。 窓は半分開かれていて、外から風が入ってきていた]
(121) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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『…買われた人間には、変わらない』
[買われた、その事実は変わらないから。 無意識の行動を告げられて、表情は幾らか険しく。 洗わないと終わらない。それは間違いなく事実だ]
『……解っている、そんなこと』
[声が苛立ちを含んだ。 先程までは石鹸の甘い香りで機嫌も良かったのに、 最早それどころではなくなった。 石鹸と湯を足す桶を手近に引っ張って、渋々とその上に乗る。 泡まみれの手は、どうも男の上につくには安定が悪かった]
(+78) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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― 客席 ―
[灰青の視線を向けると、お世辞にも大人の女性らしいとは云えない少女が、裸体を晒しNo.5のエプロンの裾を握って在った。]
――――……
[少女の言葉に、少しだけ、ほんの少しだけ呆けた表情を晒した。 何がおかしかったのか、喉をくっくっと、数度鳴らす。]
(122) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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そうだな……。 しかし、君は私の本来の商品購入ポイントからは 外れてしまっているんだよ。
[男はまだ彼女が成長が止まってしまっていると知らない。 ふくらみの足りない胸を見て、考えるように顎に手をあてる。]
少し考えてみても良いが。 嗚呼、そう謂えば姉さんにアプローチはどうなったんだい?
[少女の願いを聴くような素振りを見せたのは、己の足元にある女に『願えば聴くかもしれない』という希望を与える為でもあったか。 それは等しく、自分に願いを棒読みで向ける少女に対しても、だが。
そこに道化の入札コールが響く。 現時点でのポイントは2ポイント。上手におねだりすれば、点数をいれてもらえそうなポイント。さて、少女はどうでるだろうか。]
(123) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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[道化のアナウンスに、チッと舌打ち。]
僕には2ポイントとやらの価値もない、か?
[ヴェスパタインのにやついた笑いの先で、少女は歯噛みした。 挑むように見詰める紳士は、何やら笑っているようで。]
……何がおかしいんだ!
(124) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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若者 テッドは、アナウンスで何か言っていても何かよく聞こえてない…
2010/04/09(Fri) 23時頃
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…お願いする態度じゃないなぁ、と思って?
[棒読みの様子の事を言って居るようで。 くすくす笑いは止める事は、ない。]
(125) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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― 現在軸・客席 ―
…あッ、痛―――!
[主人が髪を絡め取って引いたのは、少し前の事。
私が願っていれば、彼は少なくとも今よりは楽になれていたかもしれないのに。
髪を引かれた時に囁かれたのはそんな言葉。 はらはらと涙を零しながら、それを聞いた。 本当にそんなつもりがあったのかどうかは知らない。 けれど、もし私が願っていて、助ける事が出来ていたなら。]
わ…た、し……
[怒りのままに反論した事を酷く後悔する。 今も尚、髪は引かれたままだが、顔が歪むのはそのせいではなかった。]
(+79) 2010/04/09(Fri) 23時半頃
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そりゃそうだよ。 わかってるんなら、ほら。
[ぺちぺちと太腿を叩いて笑った。 浴室の適度な湿度で風邪は引かずに居られるだろうが このままでは何時までたっても終わらないと告げて。 青年の機嫌が段々悪くなるに反比例して 男の気分は満たされていく]
それで、その泡を此処に塗って 胸で擦るみたいにして?
[指示を出して、腕を枕に男は目を閉じる。 口元は相変わらず弧を描いていた。 彼がその通り男の上で踊り始めたら 滑る泡と男の身についた無数の凹凸が彼の胸を刺激する筈]
(+80) 2010/04/09(Fri) 23時半頃
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