171 聖†ジャキディス学園 Final Stage
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―― 黄昏に輝ける彩光の幻想師《プリズマ・トワイライタ》。 こういう能力だったのね……すっごい綺麗。絵になるわあ…… 数少ない不動門ファンが見れば狂喜乱舞するだろうなあ……
[殆ど反射的に、物陰に隠れてその光景をカメラに収める。 正門に施された錠前は、まあ、ちょっとやそっとじゃ外れないのはあたしにだってわかった。]
蝶を追いかけるのが先かしら。それとも、七枷さんと合流する?
[何人かが、不動門の後を追うようだったが、あたしは暫し、その場で逡巡した**]
(175) 2014/04/05(Sat) 08時頃
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[世界樹に守られ、天使の羽を纏って校庭に降り立った。
そこにはすでにエフェドラの姿もあったかもしれないが。]
やっぱり貴方なの。 こんな無差別攻撃をして、どういう心算かしら?
[いきなり襲い掛かったりはしない。 まずは彼の真意を探ろうとして語りかける。
無論、向こうが仕掛けてきても世界樹の自動防御は働くのだが。]
(176) 2014/04/05(Sat) 08時頃
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―――――――――――…!!!
[上空の『目』から警告が伝わる。 視界を埋めるのは迫る緋色の雨。]
檀ッ!!!
[攻撃源を探すよりも疾く、身体は動く。 神宮院へと駆け寄りながら、充填《チャージ》した光矢の切っ先を天空へと向け、放つ。]
(177) 2014/04/05(Sat) 13時頃
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[不自然な体勢から咄嗟に放った光矢は天に一筋の軌跡を描き、屋上への直撃弾を正確に捕える。]
――炸裂《ブレイク》!
[灼熱の閃光を貫く光線《レイ》が爆ぜる。 その緋と白の爆発は周囲の緋弾も巻き込んで、天へと光の華を咲かせた。]
(178) 2014/04/05(Sat) 13時頃
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……神宮院、大丈夫か?
[咄嗟の攻撃と防御の切り替え。 余波や撃ち漏らしがなかったかと、神宮院へと無事を問う。]
ったく。 何やっているんだか。
[今の攻撃と、ロビン>>163の手によってまた『目』が減らされた。 視界を繋《リンク》していた左の眼は、微かな痛みとともに赤く充血をしていた。**]
(179) 2014/04/05(Sat) 13時頃
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――校庭――
[校庭に降りたオスカーを、興味深そうに見て。>>142 首筋に触れて、現出したるは真紅の日傘。 彼と同じく窓枠を越えて、緋色の傘を開いてふわふわと舞い降りる]
なるほど。確かにその方がてっとり早いわね。
[緋の宣誓を聞いて唇を大きく吊り上げると、首根を掴むように手を当てる。 傷痕の赤がタールのように滴り落ちて、漆黒に染まる]
(180) 2014/04/05(Sat) 17時頃
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開門―ヘクセニア―
《迎撃形態―ディア・ダマスクス―》
[冥約の言霊が異界を開く。 闇の本流が全身を包み、足下の彼岸花―スカーレット―すら押し潰し穢し尽くす。 埃を払うように腿を撫でると、飛び散るように消え去った]
[やがて現れたのは、黒一色のゴシックドレスに身を包んだ姿]
(181) 2014/04/05(Sat) 17時頃
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− 皇と −
[神宮院と言い、皇と言い、息詰まる程真面目で 見ているこちらが苦しくなる]
……神宮院もそうだけど、皇も真面目すぎるわね。 冗談も通じないのね。 そう言う風に自分を作ったのでしょうけど。
[そのうち切腹でもするのではと余計な心配をしてしまう]
後輩を信じてるんでしょ? だったら責任は後輩に預けなさい。 裏切り者がいると言うなら裏切らせる程の信念を持った者に 責任を預けなさい。 ……不動院だけでなく、他にもし裏切り者がいるとしても。 その責を負う覚悟位は持っているでしょう。
(182) 2014/04/05(Sat) 17時頃
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皇の名で抱え込むのではなく、自分の分の責任だけ負いなさい。 それが信じると言う事じゃないかしら。
[いつに無く強い意志で皇に語り掛けたが、すぐににこりと 笑みを浮かべ]
やだやだ。頭使ったら甘いものが食べたくなるわ。 責任うんぬん取るなら、甘味パーティー主催してね。 全部そっち持ちで♪
[直ぐに口調はいつものサボリ魔へと戻っていた]
(183) 2014/04/05(Sat) 17時頃
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到地者-ガンスリンガー-のお手前を間近で見れて嬉しいわ。
[持っていた日傘は、いつの間にか光を識らぬ冥―やみ―の色になっている。悠然と、傘を差したまま拍手した。 降りそそぐ緋の驟雨を受けると、その表面が生き物のようにうねるも――、緋は闇を貫くことなく溶けて消える]
さて。敵さんがこちらに眼を向けてくれると嬉しいのだけど。
[傘をくるくると回しながら、辺りの気配を伺うこと数秒。 思いの外早く現れた来訪者に、悠然と笑んで] ――こんにちは、七枷緋奈。 まるで終末―はじまり―の聖歌―コワイア―を唄いに来た天使のようね。 ごきげんいかが?
無差別なんて失礼ね。 我らが英雄派―J.K.D.S.派―とを差別―しんらい―した攻撃だっていうのに。
(184) 2014/04/05(Sat) 17時頃
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[オスカーの名を気にする口調と、背負う刀に手をやる仕草>>162 その刀の銘は歴代の戦いを制し、 使い手と共にその名を刻んでいただろう。 現に禁書にも以前の使い手と共に名があったが、 恐らくいずれも違うだろう]
名前ってね。 呼ばれたソレが、その名前を自覚した時に完全にソレに なるそうだけど…。
[皇の背負う刀も、恐らく主人である彼が この名だと呼んだ瞬間、自覚するのだろうか。 嘗て記された名は
『闇ノ天穹ヲ裂キ日輪ヲ地ヨリ斬リ出セシ御剣』
だが今彼が背負うソレがその名を認めるかは判らぬまま]
(185) 2014/04/05(Sat) 17時半頃
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ゴスロリの似合う永遠の少年、って言う名前で 自覚したらオスカーどうなるのかしら。
[自分で口にしてちょっと興味が沸いたが、この状況で 本人に言う程呑気でも無かった]
そうだ、皇。 その刃、どんな風になってるの? 戦いの時は応援に徹してたから近くであまり見てないの。
[おかしな方向に沸いた興味を修正する様に、 背負う剣を指差した。 その剣に、呪訃を忍ばせようかと密かな計略を秘めたまま 何喰わぬ様子で皇に頼み込んでみた**]
(186) 2014/04/05(Sat) 17時半頃
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――雪白の赤憑き躍るエフェドラ先輩。
先輩も随分素敵な衣装で。
そう、信頼ですか。 それにしては派手な事で。
[オスカーにも、微笑みかける。 ただし、以前よりも少し棘のある笑みで。]
雪白の赤憑き躍るエフェドラ先輩はこう言ってるけど。 貴方はどうなのかしら。
見ようによっては、どさくさに紛れて誰かを亡き者にする事も出来るような攻撃じゃない?
(187) 2014/04/05(Sat) 17時半頃
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――――誰に口を利いているつもりだ。
[>>182>>183強い意志を持つ語りに 響き返るのは、変わらず凛とした音。]
自分の責任だけ負っていれば良い。 ……そう言える立場ならばな。……だが、そうだな
『信頼しているからこそ、 どんな結果になろうと、この身を捧げる意味がある』
……嗚呼、これは皇家の家訓でも 七人委員会《ジャキディス・セブン》が掲げるものでもない。
ただの、僕自身の持論だが。
(188) 2014/04/05(Sat) 19時頃
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……それに、お前に心配される程 僕は責任に押し潰されてもいないつもりだ。
[そう言い終わった頃には、 彼女の口調もいつも通りに戻っていて]
………僕とした事が、喋りすぎたな。
[一息ついて、それ以上深く追求する事はなかった。]
まあ、…………この闘いが終わったら、な。
[>>183サボり魔の提案には溜め息混じりに、眼鏡を押し上げた]
(189) 2014/04/05(Sat) 19時頃
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そうとも、“名”を自覚しない内は 真の力を発揮しないだろうな。
………あの転校生も、そして――――こいつも
[>>185何処の文献にも載っていない名前 ――――『闇ノ天穹ヲ裂キ日輪ヲ地ヨリ斬リ出セシ御剣』
七不思議の一つに似た響き>>0:165ではあるが 男には、その名を知る術さえ分からぬまま。 今は静かにその剣を持って、見下ろす。]
(190) 2014/04/05(Sat) 19時頃
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[彼女の口をついて出たオスカーの名については 男は興味を示さぬように、反応を返さず。
しかし>>186刃を見せろ、と云うのには 眼鏡の奥の眸が、僅か細められ]
・ ・ ・ ・ ・ ――――――…… どう見える?
[音もなく、鞘から剣の刃を覗かせるように抜き その刀の特質>>0:27>>0:28を知らぬ彼女の反応を窺った**]
(191) 2014/04/05(Sat) 19時頃
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― 神域の学園 中庭 ―
[てっとり早い。そんなエフェさんに意を得たりを俺は微かに笑う>>180。 尤も、上策か下策かといわれれば間違いなくダメなヤツだけどね]
ドレスオブプルート。 相変わらず、エフェさんはお洒落だね。 冥府ゆびおりの貴婦人さま。
…ほら、くるよ。
[俺の弾丸から大半の不発とほんの微かな手応えを感じる。 程なく舞い降りるのは、世界樹-エメラルド-に抱かれし銀天使>>176]
(192) 2014/04/05(Sat) 19時半頃
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ごめんなさい、ヒーナさんなら無事に避けてくれると思ってたす。
[厳しい笑顔のヒーナさんに俺は誤魔化す為に笑顔を浮かべた>>176 …ごめんエフェさん。やっぱりコレ無差別です。 けど、何となしに彼女から向けられる信頼の気持ちへ考慮して、大人な俺はそこは何も言わないでおいた…事にしよう]
あの程度の、殺意すら伴わない攻撃。 《魔皇》との決戦を経た僕達には児戯にも等しいす。
…サイコーさんの、あの蝶以外は ね。
[それが狙いのひとつ。不動門を追跡している者なら。 その数はともあれ、幾つかの銃弾が、虹色の蝶を穿ち貫いた事を認めてるだろう]
(193) 2014/04/05(Sat) 19時半頃
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それとね、ヒーナさん。
俺、そんな卑怯な真似せずとも十分勝てるす。
[誰に、とその対象を指定する事はしない-必要ない-]
こうして、神の坐す場所-レッドゾーン-にいる人達にちょっかいかけて。 俺に反応してきた人が、サイコーさんと同じ"側"の人間なら。 …………後はわかるでしょ?
俺は、ヒーナさんが、"あちら側"でない事を祈るばかりす
(194) 2014/04/05(Sat) 19時半頃
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― 幕間 ―
[さて、校内放送>>#0が鳴り響く前。
>>174懲りずに“その目”を向けた事は 男にしては珍しく、気付いた様子はなかった。
しかし、彼女には以前一度、警告した事がある。
その事を忘れていなければ良いと 男が気付いていたなばら、思うだろう。
………その警告はこうだ]
(195) 2014/04/05(Sat) 19時半頃
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……そうか。ありがとう。そう言われれば、少しは気分も楽になる。皇は勿論の事だけれど、貴方も根は生真面目だから、いらぬ苦労を背負い込ませているかもしれないと思っていた。 もっとも、それは私も同じことかな。
[会長の席が不在となってからの事を思いつつ、思うところあるように結界の向こうを見やる。]
そう言えばブリテンから来たとかいう奴が会長の席に座りかけたとか聞いたが…… これも時勢かな。それで命を落とさなければの話だが。
[七不思議の伝承を思い出す。]
(196) 2014/04/05(Sat) 19時半頃
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“―――――知りすぎると、死ぬぞ?”
[厳密には、男でなく男が背負う刀の事なのだが。
生成方法も、出所も、全てが謎。 いつどうして皇家に納められる事になったのかも不明。 ……調べようとした者には必ず災いが起きた。
そんな事から、言い伝えが出来る。
“この剣を深く知るべからず。 さもなくば、“死”を持って迎えられるであろう” ……――――と。]
(197) 2014/04/05(Sat) 19時半頃
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[ある種の“呪い”がかけられているのだと そんな話を、受け継いだ時に幾度となく聞かされた。
……さて、故にか。 名前すら容易くは教えぬ、呪われた剣。
それは、>>186対峙する相手にはどう映ったか**]
(198) 2014/04/05(Sat) 19時半頃
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では光流、ここの守りは貴方に任せようか。 私は不動門への処断に行かねばならないから。……何かな。
[許婚者の話に困った様子の一ノ門の様子には気づかずに身を翻しかけた時、ほぼ同時に空を見上げる。降り注ぐ被弾の雨>>149]
くっ!無差別にか?!
[右手の手袋を外しかける。黒い靄のようなものが立ち込めかけた―――が、それよりも早く、光流が動いていた]
(199) 2014/04/05(Sat) 19時半頃
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………光流ッ!?
[反応が遅れた自分よりも先に光流の方が動いた。咄嗟に駈け寄られ、放つ光線《レイ》。それは上空で炸裂し、降り注ぐ緋弾を瞬く間に相殺し、消し去っていく]
あ、ああ。私は大丈夫だよ……すまない、反応が遅れた。不覚だ。 しかし、誰が?
[ただ親が決めたこととはいえ、無碍にしている相手ではない。普段は不安げそうな様子など人に決して見せたことなどないのだが、些かなりとも解せないといった様子は見せていた]
私も見てみる。
[今度こそ右の絹手袋を紐解いて外す。黒い靄を纏って、現れた右の青白い手の甲の紋様に向けて、言葉を紡ぐ]
(200) 2014/04/05(Sat) 20時頃
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―――解呪《Dissipantur》
[言葉とともに、ざわざわとした気配を身に着けた黒い霧のようなものが右手から濃密に立ち込める。それはふわりと宙に浮いて大気の中に漆黒に膨らむと、右手の肘より先を残して掻き消えた]
―――私の『聲』を遣わせた。少し経てば戻ってくると思う。 何かわかったら光流、貴方にも教えよう。
[それだけ言うと、制服姿を翻して松葉杖のままカツン、カツンと歩き去っていこうか]
(201) 2014/04/05(Sat) 20時頃
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そう、随分と自信がある見たいね。
試させて貰っても良いかしら。
[そう言うと、シルバーアクセを取り出して。 グラムとデュランダルを具現化させる。 それだけで雰囲気が変わったのが彼にも伝わるだろう。
――尤も、自分がどこに属しているのかを伝える心算はまだ無いのだけれども。]
(202) 2014/04/05(Sat) 20時頃
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部活の部長《エイジェント》に興味があるのでしょう?
誡流もベッキーも通ってきた道なのだけれど。 キミの力を試すには、丁度いい機会だわ。
[そう言って、彼に微笑みかける。 まるで、サークルに入りたいと言った相手を学校近くの喫茶店でお茶して人物を見たいとでも言うように。]
(203) 2014/04/05(Sat) 20時頃
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いや、『視界』を広げてたのに、あっちを気にしすぎて気づくのが遅れたのは俺もだよ。
[左の目を軽く押さえながら、神宮院>>200へと微笑みかける。]
たぶん、中庭の方かな。 あっちの方の式鬼はほぼ全滅だから助かる。
[絹手袋を解いた彼女の右手から黒い霧が立ち上る。 その後に残された肘より先のない腕に、礼を言いながらも少しだけ目を細める。]
(204) 2014/04/05(Sat) 20時半頃
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