3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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(先生、ごめんな。)
[なんか謝らなきゃいけない気がした。]
(+42) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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−ミニ畑− [畑に生る 白い 腕 。生首。 びくり、と痙攣するように のたうつ
それらを 闇 が 喰らい、現れた。]
ほぅら、 ―― 近い。
[ミニ畑。過去 の学校の 畑 の位置でもある。 ちらり、現れたそこに、一瞥向けて。 向けた 闇 には 何の感情の色も 熱 も 全て塗りつぶして くらい。]
木は あっちか。
[ゆうらり、闇 を靡かせる様に、拡げながら。 飼育小屋の向こう、伝説の木と謳われた、その場所へ。]
(71) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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文芸部 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/08(Mon) 20時頃
用務員 バーナバスは、理事長の孫 グロリアをぺろぺろ舐めている。
2010/03/08(Mon) 20時頃
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[ ず、] [闇から あらわれる]
( クスクス )
[木の下で 哀しげな表情を一瞬浮かべて すぐに 歪んだ笑みを浮かべた 緋色の少女 ]
( クスクス )
おともだち 増えた な
[左手は ずっと握り締めたまま] [ 少女の周囲には 蒼い蝶が ひらり と舞う ]
(@24) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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― 中庭近辺 ―
近くに?なんでぇ?
[なんでもないと言われ、しかし、影の眼は周囲を見渡す。 視界にミニ畑がうつる。 ふっと連想するのは……―――。]
そういや、なんでスイートピーだったんだろうなぁ。 でも、なんか、卒業式シーズンにゃ出るとか言ってたっけか。 なんだっけか、花言葉が……―――。
[連想が連想を呼んでボソボソと取りとめもないことを呟く。 ドナルドの実家が、花屋であることは―――知られていない事実。 ぐれた元々の原因であったりもした。
視線をセシルに移す。 鉱石の手を見詰める彼が想うことは、分からない。
どうした?と首を傾げる視界の端で、闇が蠢いた>>71。]
(72) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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─演劇部・部室─
[たどり着いた、見慣れた空間。 壁に寄りかかっては、とひとつ、息を吐く。 異様な気だるさを感じるのは、命が削られているからと。明確な自覚はないものの]
……マジ、きっつ……その内、燃え尽きそ……。
[零れる言葉は、無意識にそれを察するが如く。 そのまま、しばらくぼんやりと。 放課後に残る原因といえたもの──ロッカーの上の箱を、見る。 あれがあの場所になければ。 ふと浮かぶ思考は、すぐに打ち消し]
……ホント。疲れた、ぜ。
[お疲れ様、と言うミッシェル>>32に、力なく笑った]
(73) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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−回想・小ホール−
[ミッシェルの方へ向かおうとして、立ち上がろうとしたら、 ふらついた。オスカーに声をかけられれば、]
ううん、大丈夫。私のことより、ミッシェルさんを。
[そう言って、ミッシェルに近づくオスカーを見守って。 そっと自分の足を見る。なんだろう?感覚がない? ゆっくりと立ち上がって、一歩踏み出す。大丈夫、歩ける。まだ、歩ける。 端から見ると軽くびっこをひいているように見えるかもしれないけど。]
(74) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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……んでも、疲れた、なんて泣き言、言って、らんないし。 さがさない、と。 ケイト『姉ちゃ』のこと。
[紡ぐのは、幼い頃の呼び名。 それを訝られたなら、先にマーゴにも話した事を──幼い頃の事を、簡潔に話して]
……だから、みつけないといけないんだ。 『約束』した、から。 またね、って。
[それはいつも、一方的に向けていた別れの言葉だけれど。 でも、ある日から途切れてしまったから。 果たさないと、と。 その先に、何があるのかは見えない、けれど]
(75) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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……て、わけで。
[ゆっくり、立ち上がる。 左腕はまだ、冷たい。 そろそろ、限界が来ているのかも、などと思いながら、それでも]
……行こーぜ、伝説の木。
[今は先へ、と促す。 戻る後ろはない。 帰るためには、先に行かなければならない、から]
(76) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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−伝説の木− [緋 色の瞳の少女。蒼 い蝶。 闇 色がそれを見。近付く。 >>72同じ様に近付く濃紺が見えれば、おや、と言う表情を、作る。]
よーぅ、ご両人。
[明るい、けれどどこか平淡に。 わらい かけ、闇 の手を上げた。]
(77) 2010/03/08(Mon) 20時頃
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−回想・小ホール→演劇部部室−
[ミッシェルを半ば引きずりながら背負って歩くオスカーの後ろを ひょこひょことついていく。]
(オスカー君は力持ちだなぁ。やっぱり男の子なんだなぁ。)
[なんて、こっそり思いながら。本人には言わない。] (後悔。もし後悔をするなら、 ミッシェルさんに無理をさせたこと。 でも、あのまま一人で戻っていたら今頃…。 だから、今は後悔なんてしない。 帰るためにできる限りことをー。)
(78) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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―中庭― こえ、がしたから。
[―――鬼たちの交わす、声が。 其処まで伝わるかはわからない。]
…―――― スイトピー…門出…だったか… …でも何故?
[ぶつぶつ謂うドナルドを見て、首を傾ぐ。 緩やかに鉱石の手を握った。]
…―――いや。
[伏せた眼をほんの少し細めて]
…側に、と。…思っただけだ。
[視界の端、蠢く闇を見る。 フィリップ、と小さく呟いた。向かう先は、同じか]
(79) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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―演劇部部室―
[>>70振動と音で現実へと引き戻される。 小さな端末を折れたはずの腕で開く。]
が?
[周りを包む闇にその姿を探していたが、 拙い手付きでキーを押し始めた]
「to: フィリップ title:まだいるからね
おかげさまでうつのもたいへん、きっとあそべやしない それにかなしいことに こっちにはおんしんふつう」
[指の神経はまだ通じていたか、返信程度はできた。 尤もあちらは今はそれどころでは無いが]
(80) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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−演劇部部室−
[目覚めたミッシェル>>32にお疲れ様、と声をかけられ、 首をふるふると横に振った。]
私なんかより、二人の方が…。
[オスカーがケイト『姉ちゃ』の話をしている間は、 ただオスカーをじっと見つめて、]
「…行こうぜ、伝説の木。」
[その声に力強く頷いて、立ち上がった。 …足の痺れはまだ引いてないようで**]
(81) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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声、か。
[鬼になりそこねた薄紫。 聴こえるのは、残る鬼の声なのだろうか。 ざわっとさんざめく心奥を静めて]
詳しいな。 門出、か、そうか。
[特に意味はないのだと、首を横に振る。 しかし、思い直して、セシルが現実世界に戻れたなら、実家からスイトピーを、それをケイトに添えてやってくれと、言おうとして。]
―――……
[傍に、その言葉で飲みこんだ。
視界の端に蠢いた闇が、声をかけてくる。 かろうじて声音から、級友と知るか。]
(82) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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奏者 セシルは、飼育委員 フィリップを見、―――ひとつ瞬きをし。
2010/03/08(Mon) 20時半頃
文芸部 ケイトは、伝説の木の下で 左手のビー玉を握り締めたまま哂う
2010/03/08(Mon) 20時半頃
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よぉ。お互い、なんつーか。ひでぇな。
[おそらくその級友が鬼と知りながら、ドナルドは影の手をあげた。 唇の端には、あえて浮かべる様な、微かな笑み。
左手を握りしめる少女と、舞う蒼い蝶もその場に見えるか。]
(83) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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―演劇部部室→北門付近―
そうだね、さがさないと。
[終わらない、終われない。 ケイトの呼び方に怪訝そうにして過去の記憶の話を聞いて]
…………ん、約束は大事。
[>>76仕切りなおして立ち上がるその後に続こうと。]
燃え尽きる前に、もうひとふんばりだ。
(84) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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[>>81こちらをまだ気遣う様子に眉を下げ]
外と中と往復してるでしょ、マーゴだって。
[疲れの内容はややぼかして。 部屋を出る際足を引くマーゴをちら、と見ると]
行くのは良いけど、 少しばかり着いてくのがきついんだよねえ。
[オスカーにはやや速度を落として貰えないかと。]
(85) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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─ →伝説の木方面─
[力強く頷いて、立ち上がるマーゴ>>81に、ん、と小さく頷く。 足の異変には、気づけてはいない。 もっとも、自分も左腕の状態を覚られたくはないから、多少、不自然に見える部分もあったかも知れないが]
ああ。 できる事がある内は、燃え尽きてらんねぇ。
[もうひとふんばり、というミッシェル>>84に頷いて、歩き出し]
え? あ……ごめ。 そだな、気は急くけど、みんなきつい状況だし、な。
[速度を落として、と頼まれ>>85今更のように歩く速度を落とした]
(86) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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―木の下― ……、――兄さんが、
[謂ってた、とは消え入るばかり。 ドナルドの飲み込んだ言葉知らず。 薄紫はそのとき、濃紺の影だけを見つめた。
たどり着いた木の下で、 わらう、笑顔。狂気の狭間。 未だ笑わずの少年は、 視線を“緋色の”眼と、蝶とに向ける。]
……ケイト
[―――北門から、 オスカーたちもやって来るであろう。 残されたものたち。]
(87) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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−伝説の木− [>>80律儀に返されるメール。 闇 色の瞳を細めると すばやく携帯を操る。]
送信者:フィリップ 宛先:ヘルメス 題名:遊べないなら 本文: そのままくたばってれば それとも、お前も鬼に成ればいい
[短文のメールを送り。携帯を閉じる。]
(88) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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[ずぶり、ずぶりと思考は塗りつぶされていく。 見上げる葡萄色だけがまるで己の世界の全てのようで。 色が変わったあのビー玉のように、自身の鳶色も葡萄色に染まればいいとすら願い]
ばかかな、わたし なんかしあわせかも?
[おどけて目を細める。笑い声はもう響かない。 どこかで遠吠えが聞こえた、気がした。]
(+43) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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[>>83応じる様に、濃紺の 影 が手を上げる。 微かな笑みに、こちらは 闇 色に染まるも、場違いな程の爽やかな笑顔で。]
ひどい? なんだ、ひどいと、思うの。
[くす、ちいさく わらう。]
なぁ、ドナルド。 キャロライナがさみしいって言ってるぜ。
[蒼 い蝶に、一度だけ視線を向けて。]
(89) 2010/03/08(Mon) 20時半頃
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演劇部 オスカーは、木の下に集う姿に気づくと、「おー、賑やか」とぽつり、呟く。
2010/03/08(Mon) 20時半頃
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―北門付近→伝説の木方面―
さっき遊びすぎたみたいでね、ごめんごめん。
[>>86急いでいる中悪いが、と礼をして]
消えそうだったら、継ぎ足しでもしておこうか?
[外の空気は尚も暗さを手放しておらず。 今は人気も無い2階建ての事もあった校舎も闇に沈んでいた、 過去の皆が入っていった部屋のある階段は……]
私が見ても違和感は分かんないな。 今のあれと、2階までのあれって、 今見てもそんなに違う?
[テニスコートを挟んで立つ、改築済みの建物を眺め。]
(90) 2010/03/08(Mon) 21時頃
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ドナルド下がれ、 近づくな…!!
[腕を引くこともできないから、 そう声をあげた。 咄嗟に―――]
(91) 2010/03/08(Mon) 21時頃
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奏者 セシルは、問題児 ドナルドを庇うように、動く。
2010/03/08(Mon) 21時頃
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[>>91咄嗟に上がった、声に。 ゆるり 顔を向けて。 何も篭もらない、闇 色を向ける。]
…… 邪魔 すんなよ。
[闇 を 拡げる。 聴こえる 怨嗟 も 糧にして。]
邪魔するなら、テメェから殺してやろうか、セシル。
(92) 2010/03/08(Mon) 21時頃
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[木の下、緋色の少女の纏う闇は相変わらず弱いまま]
( クスクス )
[繰り広げられる光景を 笑みを浮かべながら 眺め]
( クスクス )
[ 哂う ]
(@25) 2010/03/08(Mon) 21時頃
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―伝説の木方面―
……これはこれは、また大勢御揃いで。
[木下に見えるのは招待主と闇、濃紺と薄紫、 蒼い羽の蝶が何所か懐かしい気がして目を細める。
だが向かい合っているのが誰だか見えれば]
……仲間割れ?
[もしくは憶測が的外れであったかと首を捻った。]
(93) 2010/03/08(Mon) 21時頃
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─北門付近─
ん、いや、気にすんなって。
[>>90 小ホールでの事を思えば、自然とこんな言葉が口をつく]
そーゆー事態には、なりたくねーな。 そも、そう簡単に消える気、ないし。
[続いた言葉には、軽口で返す。暗い世界の中でも、その口調だけは崩さずに]
んー? ああ、そもの基礎構成が、変わってるからな。 中二階がなくなって、三階ができて。 基本的な構造は、南棟と同じ……はずだけど。
[何か、違和感があったような気もするが。 すぐには、出てこない]
(94) 2010/03/08(Mon) 21時頃
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─伝説の木方面─
[なんかあったよなー、とつい考え込んでいる所に聞こえた声。 穏やかならざるそれに、視線をそちらに向けて]
……仲間割れ……って。 なんで?
[首を捻るミッシェル>>93の言う意味──『仲間』という部分に理解が追いつかず、素で聞いた]
(95) 2010/03/08(Mon) 21時頃
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がう?
[紅い声に、心配気な声をたてる。]
(+44) 2010/03/08(Mon) 21時頃
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