189 とある結社の手記:8
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[やがて、幽霊はコルクボードの前に霧のように現れた] [そこに貼られたメモを見る。
「病院」。「搬送」。 書かれた文字を、透明なくらいに希薄になって消えた目が追う]
……………………………
[幽霊は黙ったまま。またそこから姿を消した]
(+24) 2014/08/17(Sun) 15時頃
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[村内を、人には見えない希薄な霧がゆっくりと歩いている]
[幽霊は村の建物の前に立ち尽くしては……歩き出して。
まるで、誰かを探しているかのようだった**]
(+25) 2014/08/17(Sun) 15時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 15時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 15時半頃
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………。
[やがて暫く歩いていると見慣れた建物が見えた。 窓の合間から、見慣れた姿と、_____の姿が見えた。
恐る恐る窓に近付き、様子を見やれば静かな……否、沈んだ空気が村民を支配していた。
投票箱に近付く者はいない。皆、投票用紙を握り締め、当てもなく歩いているように映った。 人々の目には生気はあまり無い。そこはまるで、監獄のなかのようだ。
さて。次は誰を処刑するのだろうか。 自分は興奮した気持ちで集会場の周りをうろついた。 羽虫を何度か踏みつけてしまったけれども、感触を足の裏に感じる事は無かった。]
―――――…………おやぁ?
[>>+25 誰かを探しているかのように、ふらふらと放浪している後ろ姿。 からかうように、自分は小さく吠えてみやる。 もし気が付かないようならば、集会場のなかを散策しに入るだろうし。もし気が付くならば、瑠璃色の髪の幽霊は自分の姿を見て、どんな声をあげるのだろうか。]
(+26) 2014/08/17(Sun) 16時頃
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[後ろから小さく獣の吠え声が聞こえた>>+26] [幽霊はゆるゆると振り返る]
[そこに居たのは、大狼の姿だった] [透明になって消えた伏目を見開いて瞬かせた。 …もっとも、それを自分以外の誰かが知ることは無いだろう。 視線が二度と合わないように。探られないように。 自分の目は、霧のように見えなくなってしまっている]
………………………。
………山へ帰りな。 この村じゃ、しばらく狼は嫌われる。
[動物なら、もしかしたら今の自分の姿も見えるかもしれない。 ただの野生の狼だと思ったのだろうか。 ぼそりと呟いた声は、生前よりも静かだ]
(+27) 2014/08/17(Sun) 16時頃
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……………。
[>>+26 幽霊は静かな声で自分に向かって告げる。 暫くその様子を黙っていたけれども。 小さく、嗤うような呻きを零したあと、]
――――……くっく、私だよ♪ラルフ君 久しぶり〜、っていう程、離れていた気もしないけどね。
[狼の姿をしていたけれども、声で気が付くだろうか。 尻尾を振りながら、大きな足でゆっくりと彼に近付く。]
大丈夫さ、私の姿は皆には見えないよ。 でもラルフ君が私の姿を見れるって事は……君も此方側に?
[首を傾げながら、見上げる。]
(+28) 2014/08/17(Sun) 16時半頃
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スージーさんは、 イアンさんがおおかみだって…。
じゃあ……イアンさんが人間だって言った キャロライナさんは………ほんとうに人間なんですか。
[少年はリーをじっと見つめていたけれど、 ふいに俯いて、声を絞り出すように、話し出した。]
おおかみの味方が居るかもって、リーさん言ってましたよね… さっき、ヴェスパタインさんはキャロライナさんの事…。
[膝の上で握りしめた手に、涙が落ちる。**]
(120) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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──広間──
[キャロライナの複雑そうな笑みを見て、 礼を言うのに、ひとつ頷いた。 ──彼女がもし、ヴェスパタインを信じるなら、 教えた自分の名前が書かれる可能性は十分にあったけれど。]
…… 字。覚えたいなら、……
[教えるぐらいはできる。と、 そう続けようとして、女は言葉を区切った。]
(121) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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…… 誰か。こわくない奴に聞きな。
しつこく頼みゃ、仕事で忙しくしてなきゃ、 たぶん教えてくれる。
[教師は自分に限らず、 ポケットにしまわれる紙を見やって、 ゆるく目を閉じた。]
(122) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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[キャロライナが広間の外に出て行くさまは追わず、 リーが楽しげにハナとオスカーの名前をあげるのに、 軽く眉を寄せたけれども、何も言わず、]
……オスカー。
[リーの後から、魚屋の女は、 少年のすっかり泣きはらした目元を見て 短く名前を呼んだ。]
(123) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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……
[名を呼ぶ音にいたわりは混ざらない。ただ、変わらない低い声で呼ばわってから、女は一度視線を下に落とした。]
………… よく、知らないんで、
聞きたいことがあるんだがね。
[視線を下に向ければ床の木目が見える。 言葉を口にしてから、いくらかの間があった。]
(124) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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……
見たぶんだけはわかるが、 見てただけじゃあ、 わからないこともある。
[ひとつひとつ、言葉にしながら、 魚屋の女は顔を上げた。]
あんた、ここに来るまで、
……、ラルフと。
どんな風にすごしてたんだい。
[泣きはらした目の子どもに尋ねるのは、 これまでの、掃除屋の青年との関係だ。]
(125) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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[狼から聞き覚えのある人の声がした。 流石に幽霊も驚いたらしい。 霧のように透ける肩をびくりと跳ね上げた]
……え、 …………………、
………………………ああ…、 …………あんただったのか。
……本当に、狼だったんだ。
[死んでもなお尾を振り明るい声で話しかけてくる狼へ、静かに嘆息した。死んでもなお、幽霊の陰気さは変わらない。]
(+29) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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[村の様子をゆるりと見渡した。村の様子はいつもと同じく静かなもので、確かにイアンの言う通り、誰も見えていないようだった]
…………こちら側…、…………ああ、 うん。 そうらしい。
…あんたも死んだんなら。 ご愁傷様。ざまあない。
[興味なさそうに自分の死を肯定して、 いつもは飲み込む悪態をぼそりと吐いた。 …遅れて、ざまあないのは自分も一緒か、とも思った。 自分の周りの嫌いな奴らを消してくれる神様は、 こうしてひとり死んでしまったのだから。]
[見上げる狼へ視線をやって、ゆるゆると外す。 死んでもなお、癖は抜けきらない。 イアンの顔を見ないまま、幽霊はぼそりと問うた]
………村長の七光りの。 くそったれのアーヴァインを殺したのは、あんた?
(+30) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 17時頃
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[時間が空いて。
出してきたサラダの半分くらいしか腹には収まらなかったが、 器を片付けに厨房へ足を向けた。 肉でも食わなければ力が出ないとも思うが、 肉を食って吐き出さない自信がない。]
……キャロライナ。 ……おまえ、………… 誰が、人狼だと思う?
[動作は無言で、問いかけは立ち去り際に。]
(126) 2014/08/17(Sun) 17時半頃
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今日、誰を見るか…… …… 誰の、 名前を、書くか。
…………おれには、 ……おまえと、リー以外ってことしか、わからんからな。
[迷いながらの言葉を並べるが、 彼女はどこまで理解しているのだろう。 聞いたところでどうする、馬鹿なことをしていると、 自分でも思った。]
(127) 2014/08/17(Sun) 17時半頃
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ヴェスパタインは、キャロライナの答えはなくとも、構わないと思っている。
2014/08/17(Sun) 17時半頃
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あはは。驚いた?”私”はこの姿はあまり好きじゃないんだけどね。何なら人間の姿に戻るよ。
[>>+29 謳うように答えると目を細めた。風に合わせてふわり。尻尾をなびかせる。穏やかな振る舞いは、人を襲う化け物には見えないだろう。ただの野生の狼のようである。]
まぁ、”私”自身なんでこんな事をしたのか解らないね♪ でも、元々、死にぞこないの命。 ――――……こんな風に死ぬのも、また、私らしいというか。
[懐かしむように何処かをみやる声は。 私だったか。”私”だったか。 問われた事には、一瞬考え込む様に耳を伏せて。]
…………ああ、あの人はアーヴァインというのか♪ ごめんね、初めて知ったよー
[くっく、と下卑た嗤いを零す姿は、獣のくせに厭に人間らしくて。やはりこの狼が異形のモノである事が解るだろう。]
なになに?なんか感謝されちゃったのかな、私。
[そうして好奇の目を青年に向けた。]
(+31) 2014/08/17(Sun) 17時半頃
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[内容はともあれ、キャロライナの答えを聞ければ、あとは、リーだ。 彼の言葉も聞いてから、今日の”見る”相手を決めたかった。]
…… っは。
[2人は人間だ。 それでも、と忍び寄るどす黒い疑惑。 どうしようもなくて、笑えてくる。
他ならぬ、リーが言った。 『人狼の味方をする人間』のこと。
──── 彼がそうでないと言える根拠など、どこにもない。]
(128) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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[やけに落ち着いていること。 人狼に対して怯えるでもなく、惨劇に憤ることもなく、 ただ普通に会話しようとしている風に思える言動。
人狼が2匹だと言われたけれど、その味方をする人間は、 何人いたって占い師にはわからない。]
…… 本当、ハマる……
[最悪の可能性ばかりが頭をよぎっていく。 能力で、一人でも人でない影を見つけられたら、 まだ自分を信じられただろうか。
状況と同じく不安定な足取りで、 男は付き合いの長いろくでなしを探して廊下へ出た。]
(129) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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…掃除屋さん。
[ラルフの名前を聞いて、少年の落とす涙が大粒になる。]
ときどき…お家の煙突を掃除してくれた。 それ以外のこと、僕はラルフさんのこと、何も知らない…。
…だけど、やさしい人でした。
僕だっておとこのこだから。 みんなを助けなきゃって、思ったんだ……。
だけど、いつも助けてもらってばかり。 それなのに、それなのに…
[キャロライナとヴェスパタインを、少年は裏切ったと思う。]
(130) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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いらない。 無駄に爽やかなあんたの顔見るよりは、 獣の顔見てた方が、まだまし。吐き気がしない。
[もっとも吐くものなんてこの身体には無いのだろうが。 獣に襲われて死んだ身だ。恐れが一切無いかと言えば嘘になるが、それよりも人の顔を見る方が不快感を覚える。 まるでただの狼のような素振りのイアンへ、またため息をついて静かに頭を振った。]
……………自分の命が一番、なんていっておいて。 とんだ嘘吐きだ。
…………………じゃあ、あんたの大事なものって、 結局なんだったの。
[イアンの言葉>>2:312を思い出しながら、懐かしむような声の先へ悪態を吐く。 言葉通りの憎しみは声に乗らず。微かに冗談めかしたような。嗤うような色が僅かに淡々とした声に乗っていた]
(+32) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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[初めて知ったと、下卑た嗤いを漏らしながら心にも無さそうな謝罪を言う。そんな人間らしい「化け物」へ頭を振った。謝罪はいらないというように。]
……………あんたは嫌いだけど。
感謝はしてる。………ありがとう。
……………でもどうせなら。 全部、消してほしかった。
[好奇の目も、幽霊と目が交わる事は無い。]
(+33) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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[>>130 女の見つめる先で、ぽたぽたと、 少年の目からは雫が落ちる。 最初に集会場で会ったときから、 随分よく泣く子どもだった。]
……、泣いてばっかだと目が曇っちまうよ。
[やさしい人だった、と、 そういう言葉に、目を眇めて、 じ。と少年の顔を女は見つめる。]
(131) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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──、ここを、
[とん。と女は丸い自分の胸を、親指の先で指す。 ナタリアが言ったのと同じ言葉で>>0:@42]
ちゃんとしなきゃあって、 そう言われたろう。
[それなのに、の、先は、女にはわからない。 言葉にされないことは読み取れない。]
(132) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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えー。そうかな。 私ってそこそこに恰好良い顔していないかな?
[そう言って、拒まれなければ彼の脚元に擦り寄ろうとした。 拒まれてしまえば、媚びたような視線を送って。ひとつ吠えるだろう。]
……うーん。何だろうね? 詰まる所、特に無いかもしれない。
[自分の言葉の矛盾に気が付くと。何かを考え込む様に暫し俯く。 ”私”は喧噪を嫌い、慎ましく過ごしていたはずなのに。 享楽に誘われるがままに、足を運んでしまった。 泡のようなひと時の先には、何も無いと解っていたはずなのに。 ただ、麻薬の様に刹那的な幸せを噛み締める事に勤しんでいただけだ。]
ん?どういたしまして? ラルフ君はなにか、大事なものはあるのかな。私はそれに貢献をしたのかな。
[長い四足を地面に伏せて。青年を見やる。]
(+34) 2014/08/17(Sun) 18時半頃
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[見上げる目にはまだ、涙がとめどなく流れていたけれど。]
ナタリアさんのグループ… 居なかったって。 …だからきっと。ご無事ですね。
よかった。ほんとうによかった…。
[泣き笑い。その表現そのままに。]
(133) 2014/08/17(Sun) 18時半頃
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[リー>>74の言葉にゆるりと瞬く]
……そう、だけど。
……ヴェスパタインが、ワンダをみる、というのもあるのかな。
[どちらを信じているともいわぬままにぽつりとつぶやく。 キャロライナに名前を教えているワンダやリーの言葉を聴きながら、ため息をこぼした]
その二人で区切るなら、私じゃないからオスカーとしかいえない。
[リー>>113の軽い言葉に短く返して、広間を後にした]
(134) 2014/08/17(Sun) 18時半頃
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[擦り寄る狼へ「きもちわるい」と言って半歩引いて拒むと、媚びた様な視線を送ってひとつ吠えられた。狼に殺された苦痛を、無意識に覚えてしまっているのか。その声に僅かに肩を跳ね上げる。皮肉なものだ。苦痛を覚える身体などもう無いというのに。]
…本当、あんた。嫌な奴だな。
[僅かに顔を顰めてぼそりと返した]
[考えるように俯いた狼をちらりと一瞥し。 地面へ伏せた狼が、こちらに視線をやるとゆっくりとその視線を逸らす]
(+35) 2014/08/17(Sun) 19時頃
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……………………… 大切なものは、あったけど。
[―――きれいなものを、大切なものを仕舞う為の 誰にも見つからない「柱時計」の部屋は、もう主を失った。]
…………………………もうきっと。叶わないし。
[「彼女」の為に幽霊が用意した「柱時計」の部屋の中には、 これから先、誰も入ることは無いのだろう。 静かに静かに、人知れず。 誰も入らぬまま知らぬまま、朽ちていくのだろう]
………叶えてもらったんだとも、思う。
[…誰にもその場所を隠したまま。 主自体が、「きれいなもの」の中へ消えてしまったのだから]
(+36) 2014/08/17(Sun) 19時頃
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だからもう。あんたと同じ。 ……たぶん。無い。
[淡々と話す声には、僅かな落胆と諦観。 …そして、ほんの僅かな、幸福感がのった]
[愛想の無かった幽霊には珍しく。微かにだけ、口の端に笑みを作る。 感情を隠す為の口を隠す癖は出なかった。 幽霊にも、自分が笑っていると気付いていなかったから]
…………………貢献は………、さあ。 どうだろう。
………少なくとも。 アーヴァインとサイモンが死んだ時。 良かったって。 ………そう思った。
だから、感謝はしてる。
(+37) 2014/08/17(Sun) 19時頃
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[>>133 涙が溢れている目を、女は相変わらずの表情で見返しながら、泣き笑う子どもの顔をじっと見つめる。]
──そうだね。
[頷く。]
そいつは、……なによりなこった。 心配の種が増えずに済んだ。
(135) 2014/08/17(Sun) 19時頃
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