22 共犯者
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 01時半頃
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[姿を現したのはヘクターで。 一瞬幻でも見ているのかときょとんとする]
……そ、っか。 ヘクターも此処に来たんだ。
[『御使い』様として彼は生きていくのだと思ったから こんなにも早く会えた事が意外で どんな顔をしていいかも分からない。 辛うじて浮かべていた笑みも彼の言葉を聞けば薄れて]
資格、なんて、私にはわからないけど。 ――…後悔、してるの?
[不安で揺らぐ漆黒の眸。 胸の痛みは消える事なくある]
(+52) 2010/08/09(Mon) 01時半頃
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―午前・ミシェ宅― そうだよな……確証なんか持ってたら、何でだって、話しだし。
[ミッシェルに頷きながら、ほんとうに魔力があるのかとも少し思うけれど。 それを口に出すことはない。 腕の中の女を抱きしめたまま]
ミッシェルは守ってくれてる。 俺が立ち直れたのも、ミッシェルのおかげだし。
うん……夜までまだ時間はあるし。 なんとか、できるといい。
[こっくりと頷いて、そっと腕を放す。 とっさに抱きしめたことが今更恥ずかしくて視線を逸らしながら]
それじゃ、俺、夜に備えてもう一眠り、してくる。 また、あとでな?
[そういって、引き止められないなら、ミッシェルの家から出て行った**]
(65) 2010/08/09(Mon) 01時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 01時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 02時頃
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― 午前・自宅 ―
うん、また後で…。 わたしも少しやること残っているから。
[視線を逸らすテッドへ笑顔を向けながら。 テッドを家から送りだします。]
後はこれを終わらせてっと…。
[届けてもらったペンダントを片手に部屋へと戻りました。**]
(66) 2010/08/09(Mon) 02時頃
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>>+52 後悔…か。
[どこからどこまで? こうなる事を回避出来たか?]
否。俺がやらなくても彼女は生贄になる予定だった。 あの時もっと抵抗していれば? …違う。
俺は、同胞の命を選んだ。 その筈だったのに……。
(+53) 2010/08/09(Mon) 02時頃
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>>+53 俺には護りたいものがあった。 ラトルの力が無ければ? 違う。二人とも、大事だった…。
…いや、何を言っても虚しい言い訳に過ぎんよな。
[マーゴに問われ、咄嗟に答えが出てこない。 ぽつ、ぽつと断片的に言葉を口にするが、 自分でも何を言っているか解らない。 自分でも解らない、この感情が何なのか。
俺は彼女に何を言っている? 本当は彼女の顔をしっかりと見たい。 今すぐにでも抱きしめたい。 しかし現在の感情と痛みが其れを決して許さない。]
(+54) 2010/08/09(Mon) 02時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 02時頃
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――…ん。
[ヘクターの言葉を聞いていれば痛みは増すばかり]
私は選ばれなかっただけ。 ……それだけの、こと。
[ラトルの血脈を識る力は『御使い』様と交わらぬ為にある。 弱い力を次代に繋いでゆくには強い力を避けねばならない。 消してしまわぬ為の、識る力、だったけれど。 娘は其れを捨ててヘクターを選ぼうとした。 共に歩く為の覚悟は独りよがりでしかなかった]
二人とも大事だった、なんて……
[ゆるゆると首を振る。 彼の本心かそれとも優しさなのか判断がつかない]
(+55) 2010/08/09(Mon) 02時頃
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>>+55 違う!そうじゃなくて…!
[彼女の悲しげな声が心を痛める。 同胞達とのいわば家族のような絆、 それに反して、この村に来て、新しく覚えた感情。
彼は完全なヒトでは無い。 この時代のヒトからは怪物と分類されてもおかしくない。 しかし、それでもヒトの感情は確かに混じっていて―――]
マーゴ…。 マーゴは違ったんだよ。 喪ってからやっと気が付いた…。
(+56) 2010/08/09(Mon) 02時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 02時半頃
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そんな慰めが欲しかったんじゃないの。 あなたには別に大事な人が居た。 それなら、教えて呉れれば、よかったのに……
[言われても諦めきれたかは分からないけれど それでも、そうなのだという覚悟は出来たはずで]
好きになったことは後悔してないけど 哀しくて苦しくて………
[痛みを耐えるように胸の前でぎゅっと手を握り締める。 初めて感じる痛みに余裕がないのか ヘクターの感情と痛みに気づけずにいた]
(+57) 2010/08/09(Mon) 02時半頃
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[違う、と言われても如何違うのかが分からない。 涙を堪えているからか柳眉がきつく寄せられて]
……なにが、違うの。 私は、ただの、人、で…… 喪ってから気づいた、なんて…… そんな事、言われたら、また、勘違い、する。
[ヘクターへと向けた視線は次第に伏せられて 痛みに途惑いまでもが混じり酷く動揺する]
(+58) 2010/08/09(Mon) 02時半頃
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長老の孫 マーゴは、未だヘクターに心囚われた儘――**
2010/08/09(Mon) 03時頃
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>>+57>>+58 マーゴっ!!
[瞬間、何かの感情が何かを凌駕したか。 男は振り返ると、彼女の名を叫び、 彼女の身体をしっかりと抱きしめた。]
会いたかった… 会って抱きしめたかった。
もう、嘘は無い。 もう、マーゴを、失いたくない。
[顔は悲痛さと涙と決意が入り混じっていただろうか。 最も優しい抱擁で―――。]
(+59) 2010/08/09(Mon) 03時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 03時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 07時半頃
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―森の中>>60―
[誰かに何かを問いかけるトニーの姿に、不思議そうに首を傾げる。]
……どういうことでしょうか、それは。 確かにヘクターは「御使い様」ではないと皆様の間では持ちきりですが……。
トニー。一体貴方には何が見えているというのでしょうか?
[トニーの横に座り、横顔をじっと覗き込んだ。]
(67) 2010/08/09(Mon) 07時半頃
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―森の中―
[森の中に目を凝らしても、トニーが見えるものは何も見えない。不思議そうに首を傾げながら、イアンはぽつりと呟く。]
……なるほど。 森の中には、「御使い様」以外にも、不思議な力をお持ちの方がいらっしゃるということですか。ミッシェルさんのペンダント然り。
ねえ、トニー……ああ、聞こえなかったら私の独り言で構いませんが。
ここの村の方々は、私の住んでいる場所にはない、不思議なお力を持っている方が多いみたいですね。村の外に出れば「オカルト」と言われてしまいそうな類の力が。
なんというか、こう……それこそが「御使い様の護り」のようにも、少しだけ、感じられるんです。秘密の森に護られた力というものが、村の皆様に与えられた恩恵なのかな……って。
……あ、すみません。 少し小難しい話だったかもしれませんね。おまけに喋っている内容も支離滅裂ですし。
[それからいくばくかの話をして、トニーの横顔に「ありがとう」と告げると、イアンはトニーの側を*離れた*]
(68) 2010/08/09(Mon) 08時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 08時半頃
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―また、いつかのどこか―
[見上げた月は赤かった。 教会に自分の死体が運ばれて、そしてヘクターの遺体が埋葬されたのを見た。識った。
己の死体は、姉と同じような感じで、バラバラにされて棄てられていた。感慨を抱くには少々壊れすぎていた。
姉が死んだ時よりもずっと冷静に事を見守れている自分に気がつき、苦笑する。
死んだが故、どこか満たされた気分になっているのは事実だった]
僕は死んだ。ヘクターも死んだみたい。 祭で死んだ人は、皆こっちに来てるのかな……
[ぼんやりとした世界の中で、ふと呟く]
(+60) 2010/08/09(Mon) 11時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 13時頃
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[娘とヘクターは何時しか森の何処かへと姿を消した。 娘は無意識のうちピッパに情けない姿を見られたくない、と 彼女にこれ以上心配を掛けてはならない、と思っていたのだろう。 残してゆくことに後ろ髪ひかれながらも留まれはしなかった、
不思議な森の中、赤い月明かりが注がれる。 ヘクターに名を呼ばれ>>+59娘は思わず顔を上げた。 名を呼ばれるそれだけで嬉しいと感じてしまう。 彼の腕に包まれ喜んでしまう自分に戸惑いを隠せない]
――…私なんて、必要ないのだと、思ってた。 ヘクターにとっては『生贄』と『御使い』様…… それ以上でもそれ以下でもないと諦めようと思って……
[言い訳のように吐露しながらも 抱擁から優しさと想いを感じて 胸の前できつく結んでいた小さな手が緩んでゆく]
(+61) 2010/08/09(Mon) 16時半頃
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[再び想いを裏切られてしまうのが怖い。 けれどもう一度信じてみたい。 会いたかった。 そう言われるだけで胸の痛みが消えてゆくのだから不思議だ。 躊躇いがちに娘の手がヘクターの胸板へと添わされる]
逢いたかった。 逢うのが怖かった。 必要ない、って言われるのが、怖かった。
[ぽつりぽつりと紡がれる言葉]
手放したのはヘクター自身なのに…… それでも失いたくないと思うの?
[臆病な娘は確かめるようにそう言って 真摯な眼差しを向けた**]
(+62) 2010/08/09(Mon) 16時半頃
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>>+61 [彼女の言葉が突き刺さる。 その言葉の響きは、告げられた事実は、 致命傷となったあの時の銃弾や刃よりも ずっと重く、痛い。
きっと、あの時。あの夜。 彼女は肉体の痛みよりも、 もっともっと苦しい感情を抱きながら 命を散らしたのかも知れない。]
俺が、やったから……。
[紅く空いた彼女の胸元を思い出したのか、 彼は自らを苛む苦痛と後悔の念に顔を歪める。]
…痛かったよな。 苦しかったよな。
(+63) 2010/08/09(Mon) 17時頃
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>>+62 [彼女の前に居ると、 獣神であった筈の嘗ての熱情が抑え付けられ ひとつの不思議な感情が湧き出てくる。 それは同胞への親愛の情によく似ているが、 明らかに違う想い。自然と流れるこの涙は? 此れを人の子は何と呼んだ?]
俺は…どれだけマーゴを傷つけたんだろう。
[彼女の手が自分に触れるのを感じる。 自分が彼女に触れていることすら、 大きな罪のような気がしている。]
(+64) 2010/08/09(Mon) 17時半頃
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>>+62>>+64 必要無い…? そんな訳…ッ!
[彼女と共に居たいと願う。心はそう叫ぶも、 それは許されるのだろうかと胸の痛みは告げる。 それだけの事を、俺は彼女にしてしまった。 ―――それでも。]
俺は、もう二度と、マーゴを失いたくない。 マーゴには、ずっと、笑っていて欲しい―――。
(+65) 2010/08/09(Mon) 17時半頃
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>>+65 [どうすれば彼女に償えるかわからない。 許しを乞う事、それ自体が間違いなのかもしれない。
混乱と共に生まれた感情は、 彼女と再び出逢った今、ひとつの形を成しつつある。
赤い月の下、この大切な人を、もう一度抱きしめる。]**
(+66) 2010/08/09(Mon) 17時半頃
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−それから、夕刻のこと−
[青年記者は、湖のほとりに立っていた。 水面に映る己の顔をじっと見つめて、まだ自分が人間であるということを確認していた。]
……夜が来ます。 まだ「祭」は終わらない。
[巨木に絡み付く蔦を手にして、そっと溜息をつく。それは決意にも似た表情であった。
小さく唇を噛むと、イアンは蔦に触れている手から繋がった肘をぐっと引いた。ぶちりという音が響き、蔦はそ巨木から引きはがされた。]
さあ。行きましょう……「あなた」。 そして「あなた」の教義を、私の身に深く深く刻み付けましょう……**
(69) 2010/08/09(Mon) 18時頃
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[つらそうなヘクターの表情が見えて 自然と慰めたくなるのは想いがあるからか。 困ったような笑みを浮かべ小さく首を振る]
覚えてないから…… 痛くないし苦しくもない。
[貫かれた筈の胸にあの痕跡はない]
あの時みたいに後悔させたくなかったから 傍に居て支えようと思ったけど…… 結局、また、そんな顔させてしまったね。
[傷付けたという彼の方が傷付いているように見えた。 零れる涙を認めれば柳眉が寄せられて]
傷付いてないなんて言えない。 哀しくなかったなんて言えない。 だけど――…、……
(+67) 2010/08/09(Mon) 18時頃
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[ヘクターの言葉>>+65に安堵する自分がいる。 続く言葉に泣きそうな笑みを浮かべて]
――…同じ気持ちなのかな。 ちゃんと伝わっていたのかな。 ……私もヘクターには笑っていて欲しかった。 哀しませたくなんてなかった。 しあわせでいてほしかった。
[宛がうだけだった指先が彼の衣服を縋るように握り締めた]
もう一度はじめから伝えたい。 私は、ヘクターが……好き、だから。
[何時から囚われていたのか分からないけれど 心の中にある愛しさは偽りなきものと思うから 今はただそのぬくもりに顔を埋める**]
(+68) 2010/08/09(Mon) 18時頃
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肉屋 ニールは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 18時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 19時頃
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―夕方・親方の家―
[ミッシェルの家を出たあと、我慢してた肩の痛みにちょっと悶絶したとかは秘密で。 そのまま親方の家に戻って一眠りする。 その際に包帯をかえたり痛み止めを飲んだりもしていて。
薬がきいたせいか、夕方、儀式までもう間もないという時間までぐっすりと眠っていた]
(70) 2010/08/09(Mon) 19時半頃
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―夕方・親方の家―
[起きてから、ざっと顔を水で洗う。 それから軽い食事を取って、薬を渡されればいやそうにしながらしぶしぶ飲んだ。
それからあとは、朝の森で回収してきた剣を腰に下げて親方の家を出て行く]
これが最後だといいけど……
[僅かにため息をつきながらゆっくりとした足取りで広場へと向かった]
(71) 2010/08/09(Mon) 20時頃
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−夕刻:広場にて−
[松明の灯の赤を頬に受け、イアンは広場に立っていた。]
……皆様。 もしお許しいただけるのならば…… 私も「巡礼」の列に加えてはいただけませんか?
ああ、いえ。 今までとは違う形式で……ということです。
[イアンの緩やかな微笑みが、松明の赤と夕陽が落ちかけた仄暗い空の色に照らされている。]
ええ、私は余所者です。 しかし祭を見つめてきた者として、このまま何も関与せずに終わるのが申し訳ないと……そう思うのですよ。
(72) 2010/08/09(Mon) 20時頃
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―夕闇の迫る広場―
[広場について、左肩の調子を気にしながら周囲に視線を向ける。 長老達から向けられる視線はあいかわらず冷たいまま。
それを気にせずぼんやりとしていて、ふとイアン>>72の声が聞こえて驚いたように瞬く]
あんた、正気か? 死にに行くようなもんじゃねえの。
[なんで好き好んで参加しようとしてるのかがわからなくて、とてもいぶかしげな表情でじっとイアンをみつめた]
(73) 2010/08/09(Mon) 20時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 20時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 20時半頃
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―夕刻― [ 弱々しい陽光が森から消え去り、樹々の絡み合った根瘤から闇が染み出し、幹と枝の間を流れる。 彼は顔を上げ、大気に忍び寄る夜の匂いを嗅ぐ。 ――また巡礼の時が始まる。]
(74) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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─ 森の中 ─
ヘクター、おいらにわかるような声でお話、してもらえるかい?
おいらは、ヘクターの声は聞けるのかい?
[そう呼びかける。 炎の中のヘクターは、頭を振った。]
やっぱり駄目なんだね……。
[俯いて唇を噛んだ。]
(75) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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−夕刻:広場にて− >>73 ……何といいましょうか……難しい質問ですね。
[テッドの言葉に俯き、苦笑する。]
単純に「祭以外で森に入ることを禁じられているから」とか、「祭の言い伝えで、うるう月がある年は13人の生贄が必要だから」とかいう理由だけではありません。
ただ、この祭が他人事という感覚が自分の中で強くなってきたから……と。勿論、誰かに殺されてしまう可能性もあります。「御使い様」か……或いは人の手によって。
ですが、できることなら、全員が柊の葉を摘んでこられるよう、祈りましょう。
そしてこの祭が無事に終わるように願いましょうね。
(76) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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[ふっ、と青い炎は消えた。ヴァンルナールの名を持っていた男の姿もまた。]
──。
あ、ごめんよ、イアン。びっくりさせちゃったね。
[我に返って、外国からやって来た青年に笑顔を向けた。]
おいらは、死んだ人が見えるんだ。──見えるだけで、声は聞こえないんだけどね。
(77) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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