227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE
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いってぇ…… 死んでんだとしたらどーなの 死んでまで痛いとか、勘弁してほしいんだけど。
[僕はぐちぐちと悪態をつきながら額に手をつき頭を振る。
( ひそひそ ひそひそ )
………――あぁ?
話し声のような音に ちら、と投げた目線の先。 立ち上がって見てみれば、 綺羅びやかに花壇を彩る花達がどうにも異様で やたらと目立つオニユリにバラ、足元には雛菊と菫。 ど真ん中には大きな木がそびえ立つ。]
…悪趣味な庭。 植えたやつは「フゼー」ってもんが足りないね。
[聞き齧ったニホンゴを鼻にかけながら 指先でオニユリの花びらをベシリと叩いた。]
(89) 2015/06/18(Thu) 11時半頃
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「アンタの地味さに比べたら”まし”ってもんよ」
[花は、ぐるりとまわって喋り出す。
”ふつう”なら、花が喋るなんてこと ひっくり返ったって受け入れられやしないはずなのに]
悪いね、僕は派手なのは好きじゃないの。
[さも当然、花は”喋る”と知っているように 僕はひらりと詫びてみせる。]
ねえ、あんた等知らない? 僕、のどが渇いたんだ。 湯呑みのあつーいホージ茶なんて、無いよなぁ。
[庭から見えるのは、何やら立派な家の壁と窓。 僕のむかーしむかしの家に比べたら全然小さいけど]
(90) 2015/06/18(Thu) 11時半頃
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いかにも紅茶はありそうかな。
[そう、こぼして ぴいぴいぎゃあぎゃあ、喚く花の言葉には耳に蓋。
僕はまたも”知って”いるかのように、 足は家の扉とは”反対方向”へと歩き出す。
( なんだか、気味がわるいなあ )
思ったとおりの結果ではあるけれど、ほんの数歩足を運んだだけで、目の前には立派な扉。 やくざものなんてしているけれど、経歴で言ったらまだ「ぼんぼん」の方が長い僕は、重厚な扉に臆する事もなく。幾つもある部屋のひとつを尋ねるように ノック音を響かせた。]
( ゴンゴン、 ) おじゃまさせて貰うよー?
[家>>76の扉は開いていたか、開けられたか。 青い衣装に身を包んだ長身と出会うことができたのなら 「お茶でも如何?」と、茶の在処など知りもしないくせ 頬をゆるめてみせるだろう。**]
(91) 2015/06/18(Thu) 11時半頃
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―自分が好きな日―
[なんでも無い日が大好きだった。その昔は大嫌いだったなんでもない日 苦痛で、毎日が万力で締め付けられてるんじゃないかというくらい拷問のようなつまらない日々。自戒だけが溜まっていく日]
ありがとう、ミケ
[ふと電気を消してからそっと呟く。彼女にその声は聞こえただろうか 布団に潜ってから、そっと目を閉じて]
嗚呼 またあの時のように 素敵な夢を見られると良いね。いや、悪いのかもしれない
[幸か不幸か、その夢は本当に訪れる事となる 静かに、下へ下へ落ちていく感覚]
(92) 2015/06/18(Thu) 11時半頃
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(昔にも、こんな事が――)
[襲ってくる睡魔に任せて、その体を隣にいる彼女と、布団に押し付ける**]
(93) 2015/06/18(Thu) 11時半頃
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―やってきた鏡の国―
ふむ、近未来…かな
[その昔夢に落ちた時も、同じ事を第一声で言った気がする。なんて既視感を覚える あの時は確か遊園地だったはずなのだが]
それにしても、この帽子は――
[あぁ、そうだ。あの子が初めて会った時に被っていた帽子 シルクハットにリボン。そこにはトランプが刺さっていたか。それに、自分の衣服も和服では無くなっていたようで]
(94) 2015/06/18(Thu) 11時半頃
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久々だな、スーツを着るのは。良い気分だ いや、悪い気分なのかもしれないな
[緑のジャケットに白いシャツ。奇抜な格好になっているこれは見間違いようのない“イカレ帽子屋” 童話の世界でしか見たことが無いけれど、その格好はまさに自分が見てきた童話そのものだった]
近未来…ではなかったか これは興味深い。いや、そうではないのかもしれないな
[ふとやってきた所は下がチェス盤、目の前を見れば立派な城が建っていて ここに誰かが居るのかと思うと、それはそれで驚きだ]
(95) 2015/06/18(Thu) 11時半頃
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はて、前の夢では“彼等”が居たが これは俺の夢か果たして否か…
[見てみなければわからない。そうして城の方へと足を進める**]
(96) 2015/06/18(Thu) 11時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/06/18(Thu) 12時頃
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…総て弱ぼらしきはボロゴーヴ、 かくて郷遠しラースの──…む?
[暇故に幾度と呪文≪ノロワバ=アナフタツ≫の様に唱えれば 視線に入り込むは>>96ひとつ滑稽な兎が一羽。]
…使者ハッタ≪帽子屋≫、か? やれ、珍しい。何故こんな場所を歩くか。
[あたかも彼を知ってるかのように語る卵は 塀の上≪イイカゲン=オ・リタイ≫から城へと向かう彼奴を見る。 特に何をするつもりはない。 ただ、乙が王家との関わりがある人物であることは 知っていた故に、乙も向かうべきかと悩む(降りれない)のだ。]
(97) 2015/06/18(Thu) 13時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/06/18(Thu) 13時頃
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─ 幕間◆悪意ある綻び ─
『さあ、劇をはじめましょう』
[──そう、ヒトビトを招くナイトメアの 右手には葡萄酒 左手はゆらゆらと揺らぎ 糸を手繰るように虚空をなぞる。
林檎色の瞳が、ひたと虚空を見据えると そこに山羊の像が結ばれる。]
順調、みたいね?
「──……ああ」
[くす、と気だるげに笑って、 机の上をいったりきたりする 赤い衣纏ったひよこをひょいとすくった。]
(98) 2015/06/18(Thu) 13時半頃
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[ 鏡の国の王様のようにあんぐりと口を開け 震えるその様子を愛でながら、 執事から報告を聞く。]
「……おい。ナイトメア。 キサマ、気づいているだろう?」
様くらいつけなさいよ。 ……何が、かしら?
「それに値しない。 ……役者が足りないわけでもないのに ハッタとヘイヤが一組しかいない」
うん、それで?
「形作る世界もゆるい。 いつもならもっとしっかり作るだろう……? これでは─────」
(99) 2015/06/18(Thu) 13時半頃
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──明日太郎。
[ナイトメアがひよこをきゅっとつまむと ひよこは黄色い羽毛震わせ 哀れな声を上げる。]
劇っていうのは不完全なものよ。 それに帽子屋と三月兎が 舞台を行き来したって ──それはそれで面白いじゃない?
[ちらりと舞台の上の帽子屋と三月兎を一瞥 無表情なままの山羊をじっとみて、わらう]
(100) 2015/06/18(Thu) 13時半頃
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[密かに、ひよこに囁き落とす。]
大丈夫よ、だぁいじょーぶ。 なにしたって、 今晩だけは、終わるまでは 「悪夢」から目覚められないし──
終わったら、 ちゃあーんと帰してあげるんだから…
**
(101) 2015/06/18(Thu) 13時半頃
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[ 男はまだ、気付いては居なかった。 "何時ものように"、サイドテーブルへと置いた大切な大切な、ひとつの時計。 長針と短針に其々白い蝶と黒い蜘蛛とあしらったその時計の針が。
男が眠りに落ちても尚。 長針の蜘蛛は未だ、短針の蝶に重なりあったままだったという事に。]
(102) 2015/06/18(Thu) 13時半頃
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― 夢の中 ―
[夢見は、実は元々あまり良い方ではない。 奇妙な夢を見る事も――それこそ悪夢とすら言える夢を見る事も、今迄の男の人生の中では然程珍しくは無い事だった。
だから、目を開けた先が例え何も見えない暗闇だろうと、自分が何処かへと落ちて行っている感覚を覚えようと。 その穴の周りが、見覚えの無い本やらが並んだ棚で埋め尽くされていようとも、男にとってそれは大して驚くような事ではない。
"あぁ、また今日は変な夢を見るものだ"、と。 緩やかに変わりゆく、しかし代わり映えはしない景色をぼんやりと眺めながら、腕を組んで溜息を吐いてみせるくらいの夢の内容だ。]
(103) 2015/06/18(Thu) 13時半頃
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[あまりにも退屈な落下の時間の中で、腕を組み幾つ目かの本棚が上へと登っていくのを目で追いつつ。 永遠とも思える落下の時間をどうやり過ごそうか、と考えた後に、男はどうやら眠ってしまうことを選んだようだ。 夢の中でまた眠ると言うのも、甚だ可笑しな話だけれど。 目覚めればもう、次の日の朝が来る事を願って。襟に止まった白い蝶のピンから細い鎖の繋がった先についた、"お気に入り"の時計――蝶と蜘蛛をあしらった、"彼"に貰ったその時計で、癖のように時間を確認したのなら。 その針が、出鱈目な位置を指している事に肩を竦めて、男はゆっくりと目を閉じた。
――が。]
(104) 2015/06/18(Thu) 13時半頃
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――……ッぶ、!
[唐突に始まった落下は、終わりもまた唐突。そして襲い来るのは固い床の衝撃でも、柔らかい枯れ葉の感触でも無い。 落下の時とはまた違った、浮遊感。突如として息を奪われた肺は慌てて空気を取り込もうとするものの、入ってくるのは新鮮な空気なんかではなく、塩っぱい水ばかり。
息苦しさと、混乱と。それらに目眩すら覚えながら何とか水面を目指して藻掻き――この時程、自分が泳げる事に感謝したことはない――何とか水面から顔を出せば其処に広がるのは見覚えのない――否。
"何処かで見た事のある景色"。]
(105) 2015/06/18(Thu) 13時半頃
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……クソ。 何だって言うんだ、夢だとしても散々だ!
[男にしては珍しく、声を荒らげて吐き捨てるようにそう呟き。 池なのか、湖なのか。それは定かではないけれど、見えたその水たまりには、様々な"可笑しな"生き物が集まって来ており、それは男の興味を引きはしたが――所詮は、夢だ。 夢など、男の知識の中の何処かを具現化したものに過ぎない。自分の知らない事を得る事があるなんて、そんな事はあり得ないのだと。
だから、そこに浮かぶ奇妙な生物達からも、男はあっさりと興味を失い。 時折咳き込みながら何とか岸へとたどり着いたのなら、水を吸って酷く重くなった身体を眉を寄せつつ持ち上げた。
――そこは、矢張り不思議な"部屋"だった。 赤と白の模様の描かれた床に、色々な色の混じった壁。見たところ真四角であるようなその部屋には扉もなければ、"見上げても落ちてきた筈の穴もない"。
水たまりに浮かぶ奇妙な生物達は、或いは言葉を話しながら、"何処かへと消えて"行くけれど。 何時の間にやら随分と生物の少なくなった湖の事も特に機にする事はなく、男は水の滴り落ちる前髪を苛立たしげに掻き上げた。]
(106) 2015/06/18(Thu) 13時半頃
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[胸ポケットにしまっているお気に入りの時計を取り出せば、それが壊れてはいないことに――相変わらず出鱈目な時間を指してはいたが――安堵の息を。そのまま濡れて不快に身体に張り付くジャケットを脱ぎ、床へと置く。 辺りを見回して扉が無い事を確認すれば、嘆息と共にシャツもその身から取り払い。雑巾のように絞ってやれば、ボタボタと落ちる大量の水の忌々しさに、舌のひとつも打ちたくなると言うもの。
そうしてふ、と。 流石に夢の中とは言え、こんな所でベルトに手を掛ける気にはなれず、下肢にまとわりつく不快さに眉を顰めていたけれど、せめて手早く水だけでも絞ろうかと脱いだズボンを絞り水を落として、男の居る所から程近い所に一着の服が飾られているのが見えた。]
(107) 2015/06/18(Thu) 13時半頃
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――……"アリス"?
[等身大――にしては少し大きな、男と同じ位の背丈のマネキンが着ていた服には、どうにも見覚えがあった。 かの有名な、童話の中に出てくる少女の身に着けている衣装。薄い水色と白とで構成された、可愛らしいドレスが一着。 ……女性ものにしては些か、否。"随分と"大きいその衣装に何とも言えない寒気を覚えはしたけれど。 それ以上考えるのはあまり得策では無い気がしたものだから、半ば無意識にその衣装から視線を逸らせば――]
(108) 2015/06/18(Thu) 13時半頃
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……な、
[其処には、 "何もなかった"。
自分が落ちてきた湖だか池だかも。そこにたむろっていた生物達も。 ――"自分が床に置いていた服達も"。
そうして誂えたように、向こう側の壁には先程まで見えなかった扉が見え。 もう一度近くの、"アリスの服"に視線を移したのなら、あからさまに顔が引き攣るのを感じる。
無くなった服。 現れた扉。 そして――恐らくは自分に"ぴったり"なのであろう、その童話の少女の衣装。]
…………、"着ろ"と。そういう事か。
[落ちてきた時よりもずっと酷い目眩と、それ以上の絶望に乾いた笑みすら零しながら。 ただ一つ自分に残った下着だけを身に付けた姿で、ポマードの落ちたボサボサの髪を――それもまた男の神経を逆撫でたが――舌打ち混じりに掻き上げた。]
(109) 2015/06/18(Thu) 13時半頃
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『さぁ、劇を始めましょう』
[何処か遠く。遠く遠い所から聞こえてきた、そんな声には。
未だ、気付く事は無く。]**
(110) 2015/06/18(Thu) 13時半頃
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おや、かく言うキミは……
[話しかけられて振り向いてみれば塀の上に座る卵 さてこんな者と知り合いだっただろうか?なんて少し考えてもみるが、相手は自分の事をあたかも知っているかのように]
まぁ、良いか。いや、良くないのかもしれないが 何故と言われても俺が知りたいくらいだ
[やれやれ、といつものように和服の袖の中に手を入れようとしてから今着ているのがスーツである事に気が付いて 気恥ずかしくなりながらも、話を続ける]
立派な城だ。特に用があるわけでもないが、入ってみたくなるだろう? キミはそこで何をしているんだい
[彼が降りられないと知る由もなく、ただ気になって聞いてみる**]
(111) 2015/06/18(Thu) 14時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/06/18(Thu) 15時半頃
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[午後の茶会のハイライト 一頻り話し終えた少女はカードを出す
袖から覗く手は白くほっそり カードを切る仕草はさっくり 並べられたカードはふんわり
それを順に捲って行けば 最後のカードは、何故だか白紙
それに小首を傾げるも、理由は分からず テーブルに置いた、蝋燭の炎は物言わずただ揺れる]
(112) 2015/06/18(Thu) 16時頃
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[ふわり、少女の視界を小雪が掠める
今の季節は何時だろう ここは一体何処だろう そして自分は誰だろう
何処からともなく吹く風に 並べられたカードは舞い踊り あられもない有り様に散らばって行く]
続きを…占わないと
[ぽつり、呟きだけが雫の様に 静寂≪しじま≫の中で谺する
カードを拾い集める手が、徐に止まり 少女は、ハッとする]
(113) 2015/06/18(Thu) 16時頃
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[こんな陳腐な知人≪帽子屋≫は居なかったと、 そう自負する乙だが知っているような気もした。 >>111良いのか悪いのか答えのない回答≪ソレデヨイノカ≫に ヘクターは顔を顰めたが、気にも留めず。 …袖に手を通そうとしたのだけははっきりと確認して。]
ああ、成る程。 其処に山があったから登ってみた原理≪リカイフノウ≫か。 だが目立つ存在≪キラビヤカ≫があれば求めてしまうのは 分からなくもないが…な。
[して、何をしてるか問われれば悩む。]
はて。乙は何をしてるのだろうな? 乙は乙を体現してるだけにすぎんのやも しれんが……乙はズシンと落ちるモノ≪パンプティ・ダンプティ≫だしな。因みに落ちたら兵士が60人来ようとも己を元の場所には戻せない。
(114) 2015/06/18(Thu) 16時頃
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[ ――嗚呼、目眩が酷い。
見下ろす先に有るのは、何時もの磨かれた革靴でもシワの伸ばされたスーツのズボンでも無い。あるのはひらりとした空色の布だけ。 流石に白のストッキングも女物の靴も、到底履く気にはなれなかったから――履くくらいなら、床に落ちた硝子の破片で足を切った方がマシだとその辺に叩きつけて、エプロンも同様に脇へと放る。 身に付けられる最低限、それでも随分と酷くなる眩暈と頭痛にその場に倒れこみそうになりながらも、冷めた頭では気付く事もあった。 無くなった服の、上着には男の"宝物"も入っていたのだ。確かに此処は夢の中かもしれないが、それにしてはどうにも――奇妙でも、ある。 普段ならば、こんな服を着るくらいならばこの場から動かない事を選択するのだけれど。 ――あの時計が、手元に無いと言う事実が。男の心を酷く、焦らせたものだから。]
……これならいっそ、死んだ方が楽だ。
[呆然と、感情の篭らない声でそう、呟き。 傍にあった櫛で髪を梳かす気にもならず、無論リボンなんて着ける気にもなれず。 そうして悩みに悩んだ末にようやく、濡れたままの足を部屋の扉の方へと向けた。]*
(115) 2015/06/18(Thu) 16時半頃
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― 隣の部屋 ―
[扉の向こうにあったのは、今迄居た部屋と同じ様な部屋。部屋の内装は先程まで部屋と同じもので、扉は入ってきたものと、もう一つだけ。
そして、何よりも違ったものは。]
――ッ、まともな服もあるじゃあないか……!
[其処に飾られていたのは、色合いこそ"アリス"のようではあったけれど、ちゃんとした"男物の"服。 空色のブラウスに、白のタイ。磨かれた黒い革靴と白のパンツと言う"普通の"服を見つけたのなら、男は忌々しげに奥歯を軋ませる。
そうして荒い足取りでその服の元へと向かったのならば、身に着けていたワンピースを釦を引き千切るようにして脱ぎ捨て。 その布で髪と身体の水を拭えば、目の前にある服を一つ一つ身に着けていく。
何時も身に着けている暗めの色の服とは違った色合いは、あまり落ち着くものでは無かったけれど。しかしシャツにもズボンにもしっかりとアイロンはかかっているし、何よりも先程までのあの薄気味悪い格好よりもずっとマシだ。]
(116) 2015/06/18(Thu) 16時半頃
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[ ――カツン。
身に着け終えれば、小さく靴を一つ鳴らし。ご丁寧にも近くの台に置いてあった整髪料で軽く髪を整えたのなら、こめかみの辺りを押さえて深く、深く息を吐いた。
普段ならば、こんな意味のわからない服を着るくらいならば濡れた自分の服を着ただろうけれど。しかし今は服も無ければ、先程まで着ていた布切れのお陰でこの服が酷く有難い物に思えた。 鏡は無かったものだから、自分の姿を確認する事は出来無かったけれど。髪も何時もよりも少しラフな形になっているだろう。 しかし少なくとも人前に出るには耐えうる姿にはなっただろう、と。吐いた息には、明らかな安堵の色が滲む。]
……全く、散々だ。 あぁ、時計を探さんとな……、
[薄れては来たものの、未だズキズキと痛む頭を抑えつつ。さて次はどんな部屋が自分を迎えてくれるのだろうと、皮肉気に笑いながらもう一つの扉の元へと。]*
(117) 2015/06/18(Thu) 16時半頃
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― ケーキのある廊下 ―
[扉を潜れば、そこに広がるのは今迄の部屋とは全くもって違う風景。廊下のようなそこは、右を見ても左を見ても何処に続いているかなんて解りはしない。
何時ものように背筋を伸ばし、何時もとは違って眉には皺を寄せ。 ――さて此処からどうしたものか、と思考を巡らせていたのなら、視界の端に映ったのは白く長い動物の耳>>83。]
……、ウサギ?
[その者は、自分には背を向けていたものだから。 顔までは確認出来無かったが、頭から伸びる二つの長い耳は、明らかに"ウサギ"のもの。 こんな所でそんな衣装を身に着けて何をしているのだと疑問が湧くけれど、其れは男も同じ事だという事に気付けば、軽く肩を竦めて首を振り、呆れと苛立ちの篭った息を吐く。]
(118) 2015/06/18(Thu) 16時半頃
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