47 Gambit on board
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どうやら、終わったようだね。
[ベネットのことは心配になったが、 だが、彼は彼なりの、改革を起こし、そして、今vがあるのだ。 そして、イアンは最後まで、迷っていただろうか、何か悩んでいただろうか。]
(21) 2011/03/31(Thu) 01時頃
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>>17
いえ。ただ彼らの意思をご存知だったのだと――、 先ほどの言葉で、そう思っただけです。
[反逆罪、述べる言葉には眼差しを向ける。 告げる言葉がどこか他人事めくのは、わかる気がした。 それが大事ではないのは、己の身を国に捧げればこそ。だからこそ口惜しい]
――指揮官としては、確かに今の彼らに不足がある者も多い。しかし選帝においては、他の誰を置いても我々こそが、もっとも考え悩み案じ、その中で道を見出した者でしょう。 今、ここにあらぬ者もまたそうであると、私は信じております。
[隔てられた場にある彼らを思う、 士官ではなく、個としての彼らを]
故に私は選帝を行い、 そして我々師団長の審議を、唯一たる陛下に預けたい。
(22) 2011/03/31(Thu) 01時頃
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>>18
変わるというのは人の力の及ばぬ時の流れです。 両殿下共に、ブルーノ陛下の代わりとなることは出来ない。 変革は必然です。
[続き問われた言葉、 己自身に向けられた問いには、一度息を吐く]
私は既に、第二師団の解体を準備しております。
[それだけ告げる。 ただそれを放り出すだけの選択ではないことは、伝わるだろう。]
(23) 2011/03/31(Thu) 01時頃
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――成る程。 師団長で無い方が守れると、そう判断するならば。 その座を明け渡すも一つの選択か。
[ナユタの言葉>>+58に、椅子に腰かけたままふむと一つ頷く。 が、暫しの沈黙の後、一寸躊躇い――しかし、僅かに口を開いた。]
…エンライ師団長殿。
此れは俺の持論故、聞き流してくれて構わないが―― …確かに、戦場以外では…聊か『不便』ではあるかもしれない。 が、己を害と言い切るのは、少々違うと思うんだがな。
[それは君を信頼し、心配する者に失礼ではないのか。と。 苦笑交じりに鉄格子向こうへ視線を向ける。]
『一人』で戦うのと、『独り』になろうとするのは、同じようで全く違う。 …前線に立たない師団の者が言うには、説得力が無いかも知れないが。
(+66) 2011/03/31(Thu) 01時頃
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数少ない、ボクに関わってくれた人ですから。 メル……ガーランド師団長もそうだったんですが……。
ボクはボクなりの基準でしか返せない。
[撫でられたままなので、鉄格子を見上げる事は出来ない。 しかし、基準を曲げる気は無いと言葉に込め。
>>+60くしゃくしゃと強く撫でられると、能力を封じられていても静電気が起こる。 落ち着く、と言われて漸く得心したように]
羽根を撫でるのと一緒ですね。
[部屋の何処かに居た鷹が呼ばれたと理解して、ぱたぱたと飛んでくる。 外せない手袋の手に止まるその鷹の翼を撫でる。]
(+67) 2011/03/31(Thu) 01時頃
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お役に立てているなら、幸いです。 私たちも時により護られてばかりなので、そういった声が聞けるのは嬉しく思いますよ。
魅了されてくれれば、話は早いのですが。 残念ながらそれほど美人ではありませんので、叱咤を飛ばす日々です。
[気の緩んだ笑みの真逆、わざとらしく息をつく。]
(+68) 2011/03/31(Thu) 01時頃
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[>>+64 苦しげな様子のヘクターの額にそっと手を乗せる。 傷が痛むのだろうかと思い、僅かではあったが己の生命力を流し込み、それを和らげようと。 ちなみに、戦場では充当役の兵を連れており、片方から吸い、片方に流し込むという中継的な能力の使い方もする。これ余談。]
……貴方は。 体現してみせたのだな、彼の望むものを
[ヨーランダから聞いた、ベネットと相対していたというヘクター。 撫でるようにそっと手を置き、零した]
(+69) 2011/03/31(Thu) 01時頃
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………………
[エンライの>>+63を聞き、難しいと思った。 施設で徹底され、施された教育は 強固なもの、なのだろう。 同時に、周囲の人間が、彼に望むこと、も。]
…………ワット前師団長の望みは 今、叶えなければ、いけない、 わけでは、ないと思うのです。
まず、エンライ師団長自身が… 自分で、師団長に向いていない。 そう思う箇所
……一人で戦うのが得意なら それ以上に、能力以外で複数で戦うのを勉強されればいい。
迷ったら戦えなくなるならば、 怒られることをやめても、迷い消えるまで
(+70) 2011/03/31(Thu) 01時頃
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念のため救護室で手当てして貰ってくださいね。 禊中の皇子に怪我をさせた事がバレたら、私が反逆罪で死刑になってしまいます。
[>>@11 掌の怪我は軽い打撲だけのようだったので、そう冗談ぽく言ってから]
……おっと、元々嫌疑をかけられていたのでした。 少し、おとなしくしていましょうかねえ。
[ちいさく肩を竦めた。]
(+71) 2011/03/31(Thu) 01時頃
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ワット前師団長が行っていた、農業のように、 種を巻き、ゆっくり時間をかけて……
……そんな、ことはむり、ですかね?
[毀れたため息に、ゆるく首をかしげて。 ところどころ、思考しながら、故、 言葉の紡がれる速度は、ゆっくり、だったが]
(+72) 2011/03/31(Thu) 01時頃
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現役時代の私、ですか… そういえば、昔からそんなことをおっしゃっていましたねえ。
[その瞳に幼い彼の面影を見て小さく笑う。]
いいえ、殿下は優しいお方ですよ。 貴方は貴方の大事な物を全部抱えて護ろうとする。それを優しい、と言わずなにを優しいとおっしゃいますか。 けれど、時に私を切り捨てて民の為の決断ができる。そのような方でないと一つの国を背負うのは難しかろう、と思います。
それに……そうですね。私は外交戦争を望みます。表面上血を流さないだけで、厳さは武力戦と変わらず、和平を維持する為に外交戦争は続けねばならないでしょう。 しかし、国を争いから護ることは、必ず民の為、ひいては帝国の為にもなると、私は信じます。 私もまた、この国を愛していますし、帝国全てを諦めたわけではありませんよ。
[そう言って微笑むと。 ヴェスパタインがどうするか、暫く様子を伺ってから、大部屋にあった粗末な椅子に腰掛けた**]
(+73) 2011/03/31(Thu) 01時頃
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ディーンは、イワノフにつられて見やる、イアンとヘクターの事柄を伝えにこちらに伝令もくるだろう
2011/03/31(Thu) 01時頃
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[皇子が仲裁?しようとしているのには、見かねて声をかける]
変わる気も、その努力をする気もない者に。 これ以上今言葉を重ねても無駄です。
[見なくてもできない、と繰り返す姿は容易に想像できた]
彼にとって私との縁故の価値などその程度ということです。 失っておしくないのでしょう。 それをどういう言っても仕方のないこと。残念ですが。
[淡々と述べる。]
(+74) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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― 救護室 ―
[ずっと続いていたゲイルとナユタのやり取りは、全てではなくも耳に入れていた。一貫して口を挟もうとはしなかったが、ゲイルが大声で吐いた悪態には、少し驚いたように其方を見ただろう。 やがて、隣の拘束室へとイアンが訪れる。 そして救護室に運ばれた傷だらけのヘクターの姿に]
……グレイヴ師団長。……
[服の端を握りながら見つめる。痛ましい様を、己には心配する事しか出来なかった。ゲイルが力を使用しようとするらしきを見守り]
(+75) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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[終わった、とその声に立ち上がる。 ラミケシュはやりとりを耳にしていただろうか。 いつになく生じた迷いに、意見を尋ねてみたくもあったのだ。 目の前のこの男に――罪が有るか否か]
見届ける義務は、おありでしょう。 ――階下へ。
[言葉少なにそう、告げた]
(24) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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>>22>>23
意思か。
[だが、彼らが動かなければ、やろうと思っていたのは自分であることは間違いなかった。]
そうだな、君が言わんとすることはわからないでもない。 そう、いつの時も変革を望む声は小さくは沸いて、そして、消える。
この世というものは、人というものは、 本当に切羽詰らないと、
変われぬものなのだ。
[ちらりとディーンを見やる。 次の瞬間には席にはおらず、そこには煙が漂っているだけ。
探せばその脇で二杯目の紅茶を淹れているのが目につくだろう。]
(25) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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[本当は。
他国への侵略の手となることを望んではいなかった。 けれど、成果を上げて実力を示さなければ出世は出来ず。
国軍は牙無き民のための牙であれ。 軍人としての礎と相反する行為にずっと苛まれていた。 能力の暴走や理性の欠落は、そこにも起因していたのだろう]
――………ぅっ。
[温かい力が流れてくる。 苦しげに顰められた表情が、ゆるゆると解けていく]
(+76) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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……ぅぁっ……?
[はた、と目を開く。 額に触れる手を視線で追って、ゲイルを見上げた。 眸を数回またたかせ、視界にランドルフを見つけて]
ランドルフ、殿…っ! ぅ、ぐぁ、ぅ…。
[身体を起こそうとして、痛みに呻いた]
みっともないところをお見せして…すみません。
[首だけ起こし、頭を下げた]
(+77) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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どこにいくのかね?
[涼やかに問う。]
今の話、ラミケシュ殿はやはり聞かれていると思うかね?
[その目が鋭く光った。]
(26) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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[生命力を注ぐガーランド師団長に、安堵混じりの息をつく。 事実あれはこの身に受けたが、結構はっきりと回復するものだった。
それでも痛みに呻くさまは、眉を寄せたが。]
――驚くのも無理は無いですが、無理はせずに。酷い怪我です。
[さらりとなかなか矛盾したことを言うのは、常頃の部下に対する癖。]
(+78) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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………害ですよ。
[サイラスの言葉>>+66に暫し考え込むも、答えは変わらない。]
意図しなくても。 意図をすればもっと、酷い事になる。 『不便』と言い換えても同じ事です。 通信室にボクを近づけたくは無いでしょう?
[下手に近づいただけでも通信妨害をしかねない。]
軍に拾われてそれを多少なりとも害じゃなく使えるようになった。 だから、ボクは別に生物兵器扱いでも良かったのだけど…――。
[伝わらない、と鉄格子を見上げる。]
(+79) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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跳ね橋を下ろす作業に参加する心算はない。 他の、人、が紡ぐ、言葉、の方が 用いる公式として適しているのは、判りきったこと。 それらを片耳から入れ、またもう片方から出しながら、
(+80) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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一度、ナユタを睨みつけると、 瞼を閉じた。
(+81) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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……そうですね……基準が 簡単に変わるなら基準、足り得ない。
[火傷傷に触れる髪。傷口に触れば痛いが 気にせず己が乱した髪を 梳くように撫でて。
メルル=ガーランド。 他人行儀な呼び方に変える様子は静かに聴いた。] [羽の言葉に、飛来した鷹を撫でる エンライを撫でながら ツェベリが口にしたとし、相応、を考えて。] 被弾の傷が響き、本格的に動かなくなるまで イアンはエンライの頭を撫で続けて
>>@18には、皺寄せが来る 社会的弱者が多い師団を統べるものとして 意を唱えず頷いた。]
(+82) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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>>25 [変われぬ、と告げた後、 紅茶を手ずから淹れる気配に眼差しを流す]
しかし私はその行為に正しさを見出せません。 それは先ほども述べたとおりです。
言葉交わすことなく、討たれた者達を見れば、 それは意思を交わす労力を惜しんだも同じ。
剣でしか語れぬというのなら、 最も変わることが出来ないのは、剣持つ彼ら自身でしょう。
[――席を立ったまま、足はゆるりと下がる]
(27) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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[問われた言葉、動くつもりは無いのだと知れる。 鋭さを増した眼光に、反射的に異能を意識する]
……聞かれていることが、何か?
[己に語ると何の違いがあるか、紫電もまた狭められ]
(28) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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[軽い怪我。 ヨーランダの声に視線を向ける。 そしてもう一度、ゲイルに、それからズリエルに。
何かを言いかけたところで―]
ぅぬぐっ!
[心優しき第一皇子にベッドに押し戻された。 身体を支えようとした腕が変に捻れたけど―…]
無事そうでよかった。
[安堵の息と一緒に、襲撃を受けて運ばれた筈の三人へ]
自分は、襲われたわけでは…。 グレイシア殿と”模擬戦”を。
[ランドルフの問いには、襲撃者と戦った、とは答えなかった]
(+83) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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………――。
[鉄格子を見上げた蒼灰はイアン>>+70を見、止まらせた鷹を見。 ゆっくりと目を閉ざす。]
ボクはすぐ、変わるのを望まれているのだと思うけど。
ゆっくりでもいいなら。 "今"は師団長は辞めた方がいい。 新しく覚えるのには時間掛かるから。 ゆっくり待ってもらうわけにはいかない。
……もう、いいです。 傷に障りますから。
[傷の為が動きが鈍くなる撫でるイアンの手を、止める。]
(+84) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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>>28 聴かれていれば、警戒されるかもしれないからな。
[そう、その意思は、まだ続いていると…。そんな意思。]
ラミケシュ殿の考えを自分はよく知らないのでな。 ヨーランダに視てもらうように頼んでみたのだが、 彼女からの報告は何もなかった。 どれ、先に聞いてくるか。
[ディーンが振り返る時には、またそこには煙があるだけだろう。]
(29) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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イワノフは、今度の茶話室の中、もうどこにもいない。いつのまにか扉は開いている。
2011/03/31(Thu) 02時頃
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―庭園―
[罪人、咎人となるかは、新しき皇帝の意思の元。 けれど、受ける心の問題ならば、それは貴方の御心のままに。
問われたならばそう笑っただろうか。 遠く遠い会話に、今は口を挟む心算はない]
………。
[人工の雨は止み始めていた]
(30) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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― 庭園 ― >>13 [そして、さも、ずっとその場にいたかのうような顔で、ラミケシュが蹴ったベネットの紋章を拾い上げようとした。]
(31) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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