226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
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纏わりつくってそれまずいんじゃないかしら… ええ、感覚が鈍磨している私でも肌を刺す位には
[困った様な視線、その内終わると告げる彼に ...は小さく息を零した後]
そう、なら私も耐えられないわけじゃないし そのまま行きましょうか
[と、告げて彼と共に部屋を後にした]
(+45) 2015/06/13(Sat) 23時頃
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[道中、...は彼に問いかける]
ねぇ、ここ数日多くないかしら 隔離施設に移送される人 1日に2人ずつとか、異常よ
[いったい何が起きているのかしらね、なんて ...は呟いた]
(+46) 2015/06/13(Sat) 23時頃
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そっか。でも、そろそろ。ナナオ達の様子見に行きたいから 治療は後回しで…大丈夫、これぐらいは。
[不可解そうなケイトの瞳に、淡く>>+44微笑む。 声もなく告げる、言葉は伝わるかどうかは定かではない。]
(僕は僕よりも……みんなが大事なんだよ?)
[おのれの諦めよりも誰かの望みの方が大事だったように。 痛みは、シーシャの鎮痛剤が余程強力なのか。歩くのに支障はなかった。 笑うことも出来る。むしろ、寒さの方が問題だとも言える。]
……わかった。治療するよ。
[溜め息をひとつ零したのは、メルヤ自身に向けてだった。]
(+47) 2015/06/13(Sat) 23時頃
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幻覚だから…対処しようがないよ。 その内、収まるから。
[鳶色の双眸を閉じる。 いつまでも。いつまでも。動かずに、冬の夜空で丸くなっている姿が見える。
あの、幼い自分の姿をしたものが《幻》に取り込まれて、引き戻す手段はメルヤには思い至らない。]
(+48) 2015/06/13(Sat) 23時頃
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[タルトの部屋へといく道中。廊下の道すがら、>>+46に顔を向ける。 少し間を取っているのは、冷気で彼女の体を冷やさないためだった。]
考えらえることは…単に、症状が悪化したひとが重複した 隔離区域の場所が空いたから、入れることにした。
その他…かな。
[つらつら、と並べてみせた。]
……ケイト、これからどうしたい?
[不意の問い掛けは、世間話の延長のようなものだった。]
(+49) 2015/06/13(Sat) 23時頃
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[少し間をとって彼は歩く>>+49 其れは心の距離にも似ているな、なんてぼんやり思考した
冷気は御蔭で当たらないが、何処か心が冷えるような感覚 憶えるのは、何故かしら]
それにしても多いのよね 症状が悪化したナナオは兎も角として 私やゆりは未だ、もう少しくらいは余裕があると思っていた
私達の症状は、他者に害を与えるものでは、ないから
[終末病棟(かくりしせつ)にしてはずいぶん性質が悪い 鍵もなく行き来できる癖に、決して扉は開かない 窓も、ない
つらつら並べられる言葉に、そうだとしたら空き室が多いのは ――何ででしょうねなんて、呟いた後]
(+50) 2015/06/13(Sat) 23時半頃
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……これからどうしたいか? そうね
[問いかけに思案する 近い未来か、遠い未来か、尋ねているのはどちらか ...は暫し考えた後]
将来的に生きて、隔離病棟を出るのが目標ね 私キルロイにもう一度会うまでは、死ねない
近場での目標はそうね ナナオとトレイルを会わせたい、かな
(+51) 2015/06/13(Sat) 23時半頃
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[蒼い翅が揺れる。>>41 無機質な目。黒々と複眼のような闇色が此方へ向く。 その華奢な腕の中には絵本。――表紙は、ない。 ]
( ――――……やくそく )
[ちり。と小さな音と記憶の一部が燻る。 けれど、シーシャはそれを無視する。 置いてき(思い出し)た自らの記憶を振り返らない。 記録と化した記憶はシーシャには記録以上にはならない。]
――よォ。 そんなに大事そうに絵本なんか抱えてどうしたよ。
[薄く笑みを浮かべて尋ね、くすんだ蘇芳の双眸を眇めた。 絵本の中身を抱えた腕越しに視るように。]
(42) 2015/06/13(Sat) 23時半頃
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[身震いを起こし、腕を組みたくなったが念のため鍵を掛けずに手錠を付けている。 吐く息が白いような、錯覚さえ感じる。]
僕もそんなひどくないと思うんだけどね? それを言うなら、トレイルだって害を与えるものじゃない。 タルトに至っては隔離した方がまずいんじゃないのかな…
[本調子なら脱走ぐらい出来るかもしれない。などと埒もないことを考える。 そんな真似が、メルヤに出来る筈もない。]
そうだね。空室が多いのも気に掛かる。 おかげで身を隠すにはいいけどね。
[少し悪戯めいた瞳を、輝かせる。]
(+52) 2015/06/13(Sat) 23時半頃
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そうだね。ナナオとトレイルを会わせてあげたい。 僕も同じだよ。
[肯定を示すように首肯する。 どちらの未来か。訊ねたメルヤに深い意味はなかった。 遠い未来の話をすれば、メルヤは一度目を閉じる。何か紡ごうとして、再び閉じられた。]
…僕は目の前のことでいっぱいかな*
(+53) 2015/06/13(Sat) 23時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/13(Sat) 23時半頃
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―図書室―
[本を読み耽ってどれ程経ったのか。 ふと視線を感じて、緩やかに顔をあげる]
………………。
[其処にはまるで絵本の中から抜け出してきたような、 小さな可愛らしい妖精がいた。 淡く神秘的な光に包まれたまま、優雅に踊る。 無邪気な笑顔。心から、幸福そうに。
それがオスカーの記憶の欠片だということは、 直ぐに理解した。 抜け出す幻想の一部を見かけるのは、 初めてではなかったから]
(43) 2015/06/13(Sat) 23時半頃
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[妖精はくるりくるりと舞い終わると、 お行儀よくお辞儀する。 それから最後に、男に向かって手を差し伸べた]
君は、何処に行くの。
[意味の無い会話。これはきっと唯の幻想。 それでもゆっくりと黒い翼は伸びて、 その儚い指先に触れた]
(44) 2015/06/13(Sat) 23時半頃
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[触れた瞬間、妖精は霧散するように目の前から消えた。 代わりに現れたのは――何より愛しい人の姿。
白昼夢。 これは現実ではない。幻覚ですらない。 自分の願望が見せている、一時の夢。
焼け付くような腕の痛みだけが妙にリアルで。 骨が擦り切れ砕ける音を、聞いた気がする。 頬を冷や汗が伝う。 痛みと消耗で朦朧としているのか。
それならそれで構わなかった。 幻想の中の彼女は、 記憶の中に咲く彼女に違いなかった。 哀れでも滑稽でもいい、どうか、消えないで]
(45) 2015/06/13(Sat) 23時半頃
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……手を離してしまって、ごめん。
[掠れた声が響く。誰もいない広い図書室]
助けられなくて、ごめん。何も出来なくて。
[ふらりとよろめく、君の姿が、霞む]
君は沢山のものを、俺にくれたのに。 俺は何も、返すことが出来なくて。
[がたんと音を立てて、読んでいた本が床に落ちた]
それでも、好きなんだ。大切なんだ。 嘘じゃない。 本当に、本当に、大好きで。
(46) 2015/06/13(Sat) 23時半頃
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[声が震える。気づけば涙が両目から溢れて、 頬を止め処なく伝っていた]
君が最後に、笑っていてくれたから。 だから、俺も笑おうと思ったんだ。
君が俺の絵を、好きだと言ってくれたから。 だから、もっと沢山描こうと思ったんだ。
君と一緒に、外の世界へ逃げ出したくて。 だから、空を飛べたらと思ったんだ。
それなのに………、
[乾いた笑いが木霊する。 幻想の中の彼女は、ただ、黙って此方を見ている]
(47) 2015/06/13(Sat) 23時半頃
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なにも、出来ない。何も出来ないよ。
[その場に膝を付く。
泣いているのは、痛みが酷い所為だ。 きっとその所為だと。 頭の中で、意味のない強がりをする]
俺のこと、忘れて欲しくないと思ってた。 今だって思ってる。 でも、もうそうでなくても良い。 どうなったって、良いから。
…………君の心が、救われますように。
[ぐちゃぐちゃな心の内を吐き出して、 黒の瞳は僅かに力を取り戻す]
(48) 2015/06/13(Sat) 23時半頃
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俺は、忘れない。
君の全てを、忘れない。
君と過ごしたこの施設での日々を忘れない。
誰のことも忘れない。
忘れられても、忘れることを望まれても。
俺がどうなってしまったとしても。
――――…絶対に、忘れない。
(49) 2015/06/13(Sat) 23時半頃
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[何時の間にか、妖精も、彼女の幻も消えて。 あの穏やかで優しい微笑が見られなかったことを、 少し残念に思った。
男はゆらりと立ち上がると、歩き出す。 図書室も思い出の詰まった場所ではあるけれど。 此処は地下だ、日の光が差さない。
今は、空が見たい*]
(50) 2015/06/13(Sat) 23時半頃
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[――それは、 それ一回きりの。 その時だけの、 その時にしか…、 その時だから、歌える歌だった。
消えかけの命で紡ぐ、――の歌。
もし――。それを次に、歌う時があるのなら。 それは、違う歌になっているだろう。 だってそれは、未完成。 友達と一緒で初めて完成する、編みかけの歌だから。 リズムはゆっくり。――呼吸のように。]
(+54) 2015/06/14(Sun) 00時頃
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でしょう? タルトに関しては、私もそう思うわ。むしろ隔離した方が致命的な気がするから
[彼は凍える中で過ごしているのだろう>>+52 現実には梅雨の季節だから、廊下は少し湿気を帯びているようにすら感じる、のに]
あら、身を隠した事があるの?貴方 ずいぶん″やんちゃ″するのね
[暗に皆の病室を記した紙を部屋の扉にはさんでいた事を揶揄し ...は瞳だけで笑った]
(+55) 2015/06/14(Sun) 00時頃
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ふふ、私もそうなの。仲間ね
[首肯に声は弾む 遠い未来の話には、現在で手いっぱいと返す彼。...は小さく歌う様に紡ぐ]
私は未来のために今を生きる ――私ね、手を離したくないと思った人の手を離して仕舞った でも、それを再び繋ぎに行けない道理はないわ
キルロイの幸せを誰よりも願うの 其れと同時に――彼の隣に私以外の誰かがいるのは嫌とも思うの 彼と同じ空をみたい。再び笑いあいたい ふふふ、私恋をして我儘になっちゃった
[あきらめてきたの 未練を残さぬように、そうしていきてきた でもそれではいけないと気付いた ――そうすることで心を殺せば、後悔すると気付いたなら]
(+56) 2015/06/14(Sun) 00時頃
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私は、諦めない。
彼の全てが好きだから。
彼と過ごした此の施設での日々を再び取り戻せる事を。
皆の事も、助けたいの。 忘れられても、諦めているのを見ても。
それなら頬ひっぱたいて目を覚ましてと叫ぶわ。
―――――……絶対に、諦めない。
(+57) 2015/06/14(Sun) 00時頃
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[皆の幸せを、諦めない 私はそうつげ、精一杯表情筋を動かして
我儘娘は不敵に、笑ったのだ]
(+58) 2015/06/14(Sun) 00時頃
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[じっと、月の色に似たくすんだ白髪を見る。 視線を落とす。黒い角は長さを増している。 蘇芳の双眸は笑みに眇められて、 絵本の方を見つめている。]
…………ヤ。……ク。 ソ。 ク
?
[それは一音ずつを確かめるように口にすると、 黒い瞳に、青年の姿を映し出し また小さく首を傾げて、 絵本のページをぺらり、ぺらりと捲った。]
(51) 2015/06/14(Sun) 00時頃
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>>1:169 『 すべてをつたえたとき 女の子が言いました 女の子はぎらりとひかる銀のナイフを手にしていました
『 わたしが わたしのままでいるうちに 』 』
(52) 2015/06/14(Sun) 00時頃
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[一つの頁を見つめると、 それは本を閉じ、ゆっくり青年に歩み寄ると、 その袖を一度引く。]
ヤ。ク。ソ。ク。
[ふわりと綻ぶような笑みを浮べたのは一瞬。]
…………。
[ またもとの無表情に戻ると、光に誘われるように 中庭の方までふらふらと走っていく。]
(53) 2015/06/14(Sun) 00時頃
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医者が何考えてるかわからないね …こんな怪我するつもりじゃなかったんだけどな。
[>>+55真冬の空にいるような、感覚は戻らない。 きっと、あの心がどうにかならない限りこの冷気は抜けない。]
やんちゃ出来るのが僕ぐらいだからね。 これぐらいするさ。
[見取り図の書いたノートを持ったまま、ケイトに向けて笑う。]
(+59) 2015/06/14(Sun) 00時頃
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そうだね。仲間だ。
[彼女の声はいつだって感情溢れている。 ケイトの声を聞き、身も凍るような寒さが少し和らいだような気がした。]
幸せ、か。 素敵だと思うよ。
僕も、ケイトとキルロイに幸せになって貰いたいな
[ふわりと微笑む、メルヤは心底願っているようだった。 不敵な笑うケイトは、病をも克服していくかのようだ。
強い彼女を、見つめる。]
…一回ナナオの様子を見てみようか?
(+60) 2015/06/14(Sun) 00時頃
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[タルトの部屋を通る前に、ナナオの部屋の方が近い。 そう口にして、ナナオの部屋の重々しい扉を、開く。
背の傷口がじくりと痛み、顔を歪ませた。]
ナナオ…起きてる?
[小さく声を掛けた。]
(+61) 2015/06/14(Sun) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/14(Sun) 00時頃
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―自室―
[“誰か”が部屋の戸を叩いたとき、彼はまだ虚ろな夢の中だったろうか。どこかで歌が聞こえるような、そんな夢だった。歌っていたのが“誰”なのかは、彼には到底分からない。]
[――――……瞳を覆う包帯に手をかけて。狭間から覗き見る世界は、きらきらしていた。割れたガラスをちりばめたその世界は、うっすらと光源を示す。使いものには、ならないだろう。でも彼は、]
――――……綺麗だね。
[それを“見て”笑うだけ。]
[それ以上も、それ以下も、ない*]
(+62) 2015/06/14(Sun) 00時頃
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