35 WWV 感染拡大
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あんたね……
[警戒心もなく近寄るホリー>>70に、向けるのは苛立ちの眼差し]
痛い目見なきゃわからないのかしら?
[刃先に向けて伸ばされる指先。 鋏を開く。 そのまま閉じれば、指を挟みこめる位置]
(74) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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[プリシラの言葉>>60に、口ずさむのをやめて笑みを深める。]
今日は、本当に貴方の口から意外な事を聞いているわね。 私の事、可憐な女の子だなんて。
[彼が実際もそう思っているとは思ってもいないが、プリシラに微笑んだ。]
実年齢なんて、私にだって分からないのよ。
[僅かに笑みを陰らせて。小さく呟く。]
(+10) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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[伸ばされた手 指先位は触れたか。 反射的に扉から出るように逃げてしまった。 未だ鳥肌は収まらない。]
……触んなっつーの、クソがッ…
[こんな時でさえ、接触―――特に男からの―――には異常な嫌悪感を覚える。 我慢しようと思えば出来るが、瞬間的に湧き上がる怖気は抑えられない。 苛立たしげに鳥肌を掻き、歩くと、被検体管理室へ向かい廊下を歩いた]
めんどくせェ…
(75) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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[やっぱり手を出すべきじゃなかったな。 思いながら頭を掻いて壁に肩を預ける。 辺りに倒れ伏す屍をもう一度見回して]
可哀相にな。
[死んだら可哀相だとは思う。
まあ、それだけだ]
ウイルスに適応してようが、違おうが、 あんま変わんねぇのかもな、もう。
[疑惑の対象を迷わず殺すのがこの状況での精神性ならば。 それが殺人衝動とどう違うのかは良く解らない。]
(76) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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[扉が閉まる。プリシラの姿は部屋から消える。 運ぶのと縊り殺す感触の違いは分からないけど。 直前に聞こえた声>>72には返答せぬまま。]
………。 少なくとも、点滴がすぐ外せるのは事実よ。 実践して見せましょうか。あなたで。
[少し離れた位置。 小さなテーブルにケースを置き、開く。 そこにあるのは様々な薬と注射器。]
(77) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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……そうなの? 事故、かなにかだったのかしら。
[ユリシーズ>>73の曖昧な返事に、向けるのは残念そうな顔]
別に……疑ってたからした訳じゃない。 本当は、誰でも良かったんだけど―― そうね、ヴェスパタインには、切り刻まれてばかりで癪だったから。
[問いに対する答えは、要領を得ていたかわからない。 ただ、後者に対しては明確に違うと言えた]
……何?
[ホリーを見てユリシーズが上げた声を聞き、鋏の手を開いたまま止める]
危ない、とでも言うつもり? 案外優しいんだ。
(78) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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[ ユリシーズの声/警告に似た響きと気付かず。>>73]
これは、誰の色なんでしょう?
[ 鋏が開かれる/その刃の輝きに魅入られる。>>74 苛立ちの視線に気付くことも無く、刃先に手を触れた。]
(79) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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はぁ!? んなんお断りだ、さっさと仕舞え。
[徐に開かれたケースに>>77しっしっ、と手を振る]
……あー、そうだ。丁度良いや。 誰か詳しそうな奴に聞いてみたかったんだ。
このウイルスに罹った奴は……っか、俺達の事だけど。 「ウイルスを他の奴等に伝染す奴」になったのかな?
[一時、表情が陰る]
もしそうなったとして、それは治ると思うか?
(80) 2010/11/01(Mon) 00時頃
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――ヴェスパタインよ。 でももうすぐ、あんたの色も混じる。
[刃先に触れる手。>>79 刃を少女の肌から離さぬようにしながら引き下ろした。 力を籠めはしなかったものの、皮膚を切り裂くくらいの勢いはあっただろう]
(81) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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[ヨーランダの握る血に濡れた鋏を見ながら胸の内に湧く想い。 黙ってはいるけれど、口元にゆっくりと弧が浮かぶ]
停電のせいで手が滑ったのよ。 彼には申し訳ない事をしたわ。
アナタ、ヴェスパタイン博士のこと…嫌いそうだものね。 べつに疑わしくなくても、刺したくなっちゃたわけか…。
[事故だったのかという彼女>>78に思ってもいないことをさらりと口にして、 ヴェスパタインを癪だったと言うのにくすくすと笑うけど]
彼を、殺したいと思った…?
[それは暗に、適合者なのかと疑う言葉。 ホリーが触れた鋏の刃を引き下ろすのを見ながら、 適合者が発症した場合、どれだけ理性が残るのだろうかと考えた]
(82) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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―被検体管理室― [部屋へ戻ると、ドサリと椅子に腰かける。 疲労は隠せない。ヤク中には”掃除”といい、『処分』といい、重労働と言わざるを得ない]
…ああ、クソッ
[苛立ち紛れに悪態を吐いて。 珈琲のお陰で冴えた目を伏せることはせず、無機質な天上をぼんやりと眺めた**]
(83) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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……、……嗚呼。
[そのうちに、夢から覚め――ゆっくりと目を開いた。怪我のせいだろう、所内の温度が下がっている中でも薄らと額や首筋に浮かんでいた汗を拭う。緩慢に体を起こして立ち上がり]
…… ……嗚呼、そうだ。誰か……死んだのか。 死んだなら、確かめなければ。
[独りごちる。男は放送を耳に入れていなかった。メインプログラムに尋ねかければ、二人の死を伝えられたか]
(84) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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[ 指先を刃が疾る/焼けるような痛みにとっさに指を引いた。]
――きゃ!?
[ 目を丸くする/指を押さえる。]
今、びりって……電気が走ったような……?
[ 注射とはまるで異なる刺激=痛みと認知できず。 己の指/鋏の刃先/ヨーランダの瞳。 視界はぐるぐると行ったりきたり。]
あら……これも、血なのですね?
[ どくん/傷=深く裂かれたのかどうかは、溢れ出る血で見えず。 どくん/まるで心臓の鼓動が傷口から聞こえてくるような錯覚。
傷口から流れ出る己の血液/しげしげと眺めた。]
(85) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/11/01(Mon) 00時半頃
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[仕舞えと言う名無しには構わずケースの中から【Apathy】の容器を取り出す。 また在庫が減った。予測より持たないかもしれない。 溜息を零す。]
……耐性により私たちは死ぬことはない。 けれど、健康保菌者(キャリアー)よ。
このウィルスがどれくらい体内に留まるのは知らないけれど。 ウィルスが残ったまま外に出れば恐らく伝染するでしょうね。
[ずっと残るならどうなるか。 あまり考えたくないが、考えても仕方のないことだ。]
治るのかどうかなんて知らないわ。 通常なら特効薬のないウィルス兵器なんて使えないけど。 これは皆殺しの為のものみたいだし。
[答えながら、空の注射器も取り出す。 薬瓶のひとつ――実験途中に出来た毒薬の小瓶も一緒に。 非力ながら対抗する手段の準備をしておかねば。]
(86) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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[プリシラが談話室から出たのを見送り、残った二人の様子を見ていたが。]
そういえば、オスカー先生も亡くなったんだったわね。 ホリーはどこにいるのかしら。
[談話室から出ると、ふらりと廊下を歩き始めた。]
(+11) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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[ユリシーズ>>82の言葉に動きが止まる。 鋏を持った手はだらんと下ろしたまま。 視線はホリーを見詰めていて、彼の表情には気付かない]
そう……殺してやろうと思ってたわ。 あたしが――死ぬために。
(87) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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[鋏を握る。 カチン、と金属の立てる高い音]
ユリシーズ。だからあたしは、今だって。
[鋭い切っ先を、今度はホリーの喉元へ向ける]
そのためなら、殺してやりたいと思ってるのよ?
[瞳を細め、微かに唇の端を持ち上げる。 血液を眺める少女>>85に向かって]
そう、それはあなたの血。 これから、もっと見せてあげる。
(88) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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うーわー。サイアク。 って事はウイルスが抜けてからじゃないと駄目なのか。
おい……だから仕舞えって。こっち来るなよ?
[伝染を予測する返答>>86に思わず天井を仰いだ。 それから注射器を取り出す動きを見て、 逃げられるように戸口の方へと距離を取った]
あ、あともう一つ。アンタから見てあの薬中どう思う? 参考までに。
(89) 2010/11/01(Mon) 00時半頃
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ヤニクは、ユリシーズから言い付けられた用事は完全に忘れ去っている。
2010/11/01(Mon) 00時半頃
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[ヴェスパタインの研究室に向かう途中、ケイトと出会うと足を止めて]
おや、ケイト博士。適合者は見つかったかい?私はヴェスパタイン博士にサイモン博士を解剖した結果を聞きに行くところさ。
何?ヨーランダが…ねぇ。 興奮?あの男がかい?
[ケイトから話を聞きつつ、興奮気味と聞くと、少し驚いて]
まあ、詳しい話を聞きたいしね。とりあえず行ってみるさ。
[そう言うと、ケイトと別れ再びヴェスパタインの研究室を目指し]
ヴェスパタイン博士。いるかい?
[研究室の前まで来ると扉越しに声をかける]
(90) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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アンタが死ぬために? …ああ、そうね。ヴェスパタイン博士が生きているかぎり… アンタは生かされるわけだものね。
[ヨーランダの声>>87に、浮かべた笑みを消さぬままからかうように言う。 しかし鋏の先がホリーを向くのを見て、ぴくりと眉を顰める]
じゃあ、関係ない子を殺めるのはおよしなさいな。 アンタが適合者じゃないなら、の話だけど。
[ここにいる誰かを護ろうとする意思は自分にはない。 強いて言うなら護るべきは自分。 懐にしまった血に濡れたナイフへ指をしのばせながら、 ホリーとヨーランダから一歩引いて様子を見た]
(91) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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[ ヨーランダの言葉/『死ぬために』=悲しそうに見つめた。]
お姉様……生きていれば幸せなのだから、死んだら不幸せなんですよ? お父様も、『前の』お父様もずっとそう言っていましたから。 だから、私は幸せなんですね。生きてるから。
[ 微笑んでみせる/痛み=脳チップによる遮断=与えられる痛みを恐れることも無く。]
ふふふ、あの感覚、びっくりするんですね。 お姉さまは何でも知っているのですね、凄いなあ。
[ ほう、と息を吐く/尊敬の眼差し。]
(92) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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―どこか―
[停電に乗じて、自室ではない、どこかへ――
手にはWWVにより死滅した死体]
お父様――
(93) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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……別に実践して見せる用のものじゃないから。
[実践した瞬間に死ぬだろう。 小瓶の中。毒液。揺らす。揺らす。 注射器で液体を吸いだして。]
…そうね、腹が立つわ。 感情で表すならば私は『嫌い』。 苛立たしくて苛立たしくて、いっそ処分して…――。
[私は言葉を止める。]
……普段とそう変わりはしないわ。 元々、口だけは達者だもの。 私としては、あなたの方が胡散臭いわ。
[注射器は片手に。逃げるような様子の名無しに視線を移す。]
(94) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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[仮眠室を出る。所々が赤く固まっている髪を、腰の辺りではなく、首の後ろの辺りで結んだ。白衣のポケットの中身を確かめ、幾つかの道具を準備しようとしたところで、外からの呼び掛けが聞こえた]
……いる。
[まず、短く返事をして]
……やあ、シビル女史。 何か用かい?
[ドアを開けて姿を現し、其処にいた人物に挨拶した。口調は普段と変わらない物だったが、顔色は常に増して青白く見えただろう。瞳にはぎらつく気配の欠片が残っていたかも知れず]
(95) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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そうよ……。 だから、何だっていい。 あたしの息の音を完全に止める手段があるなら――
[ユリシーズ>>91の声にからかいの響きを聞きとるも、苛立ちは抑えて答える。 しかし、制止の言葉を掛けられれば]
どうして? 生きてても――生かしておいても仕方がないじゃない。 こんな風に狂わされて。
(96) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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[ホリー>>92をじっと見る。 けれど彼女からは、悲しそうな表情を返されて]
何よっ! 生きていれば幸せ……? そんなのは、痛みを知らないから言える事でしょう? 頭の中に幸せしかないあんたには、わからない!
[鋏を握る手に力を籠める。 ぷつり、と、小さな血の粒が浮かぶくらいまで。 それでも――彼女が向ける尊敬の眼差しは、変わらないのだろうか]
(97) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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[途切れる言葉>>94。ちらりと視線を流す]
そーゆーもんか。
[あの少年が接種している薬物に幻覚症状はないのだろうか。 ふと考えるが、余り確かめる手段もないかも知れない]
……それは「疑わしき」の部類でって事か? 得体の知れねぇ薬打たれんのはゴメンだぞ俺は。
(98) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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―ヴェスパタインの研究室― [ヴェスパタインに呼ばれる>>84と端末から姿を現し]
先ほど放送したとおり、被検体レティーシャとオスカー博士が死亡。オスカー博士は適合者の疑惑ありとして、ユリシーズ博士により殺害されました。
[先ほどの放送>>@1と同じ内容を繰り返す]
(@2) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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――あの女はどこ?
わたくしの、お父様を侮辱した、あの女は、どこだ。
[“淑女”に似つかわしくない言葉を呟きながら、 研究所内をひたひたと徘徊する]
(99) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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―ヴェスパタインの研究室―
あんた、確かサイモン博士を調べるって、持っていっただろう?結果はどうだったのか聞きたくてね。
[ドアが開くと、用件を話しつつ、ヴェスパタインを見上げ]
どうやら刺されたってのは本当らしいね。 ちゃんと処置はしたのかい?そんなんじゃ、適合者を殺すまえに貧血で倒れちまうよ。
[何時もより青白くみえる表情に呆れた様子で言う。]
(100) 2010/11/01(Mon) 01時頃
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