182 【身内】白粉花の村
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[一度一階の売店まで足を伸ばすとそこから便箋と缶ビールを二つ、引ったくって。
レジ打ちのおばちゃんにはパンを幾つかとビール缶4本、持ち去った事を手短に説明して、最後に医師のヤニクにツケとくよう言葉を残した。 明らかに困惑した様子だったけれど、あまり気にする事もなく]
[袋に入った真っ新な便箋を開きつつ何処で書き上げようかと思考しながら廊下を過ぎて行き]
(64) 2014/06/30(Mon) 21時半頃
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ニハハ、いつもスカしてるとか酷いにゃー。僕はいつも僕だよ じゃ、ありがたく頂こうかなー
[マリーから差し出された髪飾り(>>60)を受け取るとそれをポケットに入れて肩をポンと叩いてから振り返る事も無くその場から立ち去ろうとしたが、もしも誰かが引き止めたのならそれに反応するだろう 後ろに誰か二人居るのは耳が良いクシャミにはわかっていたが、下手に誰か沢山と絡むつもりは無くその場から立ち去りたかったため生返事をしてその場を立ち去るだろうが]
でも、髪飾りなんて僕使わないからなぁ…
[貰ったそれをくるくると回しながら2階へと上がっていく。する事も無く、ましてや誰かに会うつもりもなく。ただフラフラと歩く事だけが目的として散歩を楽しんでいた]
(65) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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わ……ひぇ?
[元気良く食堂のおばちゃんに挨拶したら、突然頭に柔らかい感触。 意外すぎて、撫でられた>>+21のだとはすぐに気づかず、変な声が上がってしまう。]
あー!オレンジジュースも!
[すぐに引っ込められた手を不満げに見送り。
注文を聞けば、お子様ランチを頼む声。 不思議だったけれど、メニューの写真をみれば、たしかにそれは自分が食べたかったものが全て入っていて、さすが大人だな。と感心してしまう。
けれどもオレンジジュースは忘れていたようで、すかさずそれを言い足せば『ちゃんと覚えてたでしょ?』と自信たっぷりに胸を張り、パフェの種類を選び始める。]
あさがおのパフェは…… んーと、イチゴのやつがいいな。
[チョコとイチゴと迷ったけれど、両方頼めばお腹を壊してしまいそうだし、チョコはあとでお店で買えばいいから。とイチゴのパフェを選ぶ。
もし、ディーンが欲しがったなら、一口くらいは分けてあげようか。と口元を綻ばせる。]
(+22) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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[注文した料理をテーブルに並べれば、お日様がキラキラして明るい場所に、ご馳走が並べられている様子はまるで誕生日会のようで。 とても幸せな気持ちになり、歓声をあげ、拍手をする。
食べてしまうのがもったい無いなぁ。なんて思いながらも『いただきます』の言葉と共に、ハンバーグにフォークを刺したのだけれど。]
んーとね、まだかんぜんじゃないけど、 おくすりがきいてるあいだは、だいじょぶだって。 だんだん、だいじょぶなじかんがふえて、 なおるんだって。
[口にいっぱい詰め込んだハンバーグを呑み込み、ディーンの問いに答える。 あさがおが知っていることなんてあまりなかったけれど、わかっていることだけは伝えようと、たどたどしく言葉を紡ぐ。
罹っていた奇病の説明を求められれば、もちろん彼女なりの言葉で説明するだろう。]
(+23) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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[患者の万引きの尻拭いまで職務に含まれては堪ったものではない、と。微かに耳に届いた言葉>>61に口端を僅かに歪めながら、廊下を進む。 ――そうだ。食堂に行く前に、取り敢えず一服でも入れようか。そう思い立ち、急遽行き先を喫煙所へと変更した。
そうして喫煙所の近くまで来た所で、掲示板に新しい張り紙>>2が貼られているのが見えた。恐らくは、あの二人の退院の事だろうか。 ついでに見ていくのも悪くはないか、と掲示板に貼られた張り紙の前に立つと、そこには案の定]
…退院、ですか。
[記された名は二つ。その二つの名を眺めながら、ほんの小さく溜息を。 この病院に来てから、一つか二つか。そのくらいの冬は越えただろうか。その間、この希望の尽きた楽園から抜け出す事の出来た者が、果たして居たかどうか]
…おめでたい事ですね。
[誰にも聞こえないような声で、小さく呟く。これを見て、ここの患者達は一体何を思うのだろう。"自分の病も治るのかもしれない"と、希望に胸を躍らせるのだろうか。 それとも、この二人に嫉妬と羨望の念を覚えるのだろうか。 ――今頃、あの院長は、この吉報に涙でもしているのかもしれないけれど]
(66) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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………、ん?
[そこでふと、記された名の隣に何か>>20が書き加えられている事に気付く。 そしてそれを見るなり――医者は掲示板の前で、思わず吹き出した]
…へぇ。これは…また。
[顔を軽く俯かせ、肩を震わせて笑うその姿は他の目にはどう映るだろう。 恐らくは誰かの悪戯だろう。書き足されたその二文字は、きっと彼にとって酷く屈辱的なものに違いない。 誰が仕掛けたのかは知らないが、中々粋なことをするではないか。
ひとしきり笑い終えると、もう一度最後にその文字を見やり、掲示板を後にする。その足で近くの喫煙所へと向かうと、人の居ないそこで煙草を取り出し、ふと。 あの青年は今頃、外の病院で治療を受けているのだろうか、と。
――"忘れて"いないと、良いんですけれど。
そんな事を考えながら、またひとつクスリと笑い。この一服とあの悪戯のせいで、腹立たしいあの黒髪の青年の事も、どうやら考えから追い出す事に成功したようだ。
彼が自室に届いている書類>>6に気付くのは、もう少し先の事だろう]
(67) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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〜〜ッ、僕が悪いのかよ!!
[拗ねてるなんてこれ以上ない程的確な表現は、的確すぎて瞬間的に頭に血が上る。 特に抵抗もなければ伸ばした左手は乱暴に眼鏡を剥ぎ取って、そのまま床に投げ捨てた。
苛立ちと冷静を装った態度で誤魔化してきた部分が露呈されるようで耐え難い屈辱感に塗られる。いつもならこんな程度、適当にやり過ごせるのに。 カッとなって出した大声は憤りを隠す気がない。 すぐに顔を赤らめる兄のその癖のようなものを馬鹿にしていたのに、これじゃあ、大差がない。]
なんなんだよ、 何でもっと最初から…、
[兄の憐れむようなその姿勢には、随分と惨めな思いをさせられる。 植え付けられる劣等感は、忘れたふりをしているだけだ。 もうやめてよ。これ以上情けなくなりたくはないのに。
それでも感情を顕わにする兄の言葉は前々から望んでいた物のような気がするからタチが悪い。取り繕うような上っ面の心配が、ずっと嫌だったから。 腹の底に溜まった願望は捻じれ切っててぐちゃぐちゃになっててもう自分でもわけがわからない。]
(68) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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[飲み込んだ言葉を抑えこむような掌を剥がされる。 それに抗うように腕を強く引けば手首は解放されるだろうか。 どちらにしたって追及から逃げるように背中を丸めて顔を伏せる。]
…ごめ、吐きそ。
[いやだ。とお決まりの拒否を口にしかけてそれすらやめた。
誰かにそうまでして必要としてもらえるなら。 そうまでして一緒にいてくれるっていうなら。
言いしれない満足感に浸りかけたから多分さっきは笑った。 それが好意や嫌悪からですらなくて。兄である必要すらないのかもしれなくて。どんな言葉と感情で取り繕っても、すべての思考の根源は何処までも子供じみた欲求でしかないのだと、頭の片隅で気付いてしまったから。 あまりのくだらなさに吐き気がした。手が震える。
その思考が片隅でチラついてるだけの内に、全体に広がって否応なしに知覚してしまう前に、
はやく吐き出してしまいたい。 逃げる為の行為だと思われても構わない。実際そうなんだから。]
(69) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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……ごはん、
[考えるところはたくさんあっても、お腹は空く。彼女はまた、ぺた、ぺた…と素足で足音を立てながら、食堂へと向かった。
きょうはなにをたべよう。
飲み物は飲めないけれど、食事は出来る。それは彼女にとって唯一の癒しだった。人並みには食べれないけれど、まだ、皆と同じように。それだけが救いである]
(70) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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ーー二階自室ーー
[自室の机に便箋をぶちまけ、椅子を引いてどかりと腰掛ける。缶のプルタブを開き、口に寄せたところでセシルの言葉を思い出してから、少しの間は口付けることを躊躇われたけれど。 …今夜は祝杯を上げるくらい良いだろう、と液体を流し込み喉を潤した]
んん……
[ペンでこめかみをトントンと叩き、書き慣れない手紙に何を残そうかと唸り声を上げ。ついでにビールにもチビチビと口を付けながら、眉根を寄せた]
[ーー思いつけばペンを滑らせて、学の無いオスカーだからこそ大した拘りも無く一枚の便箋をサラサラと書き上げた。
花の世話を頼むのは彼のほかないと(他に当ても無かったのだが)、そう決め込んでいた。 率直で簡単な文章の書かれた紙を封へ詰め、裏に自分の名と、表へセシルの名を]
(71) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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[最後の一口を吸い終え、灰皿へと煙草を押し付ける。食堂に向かい初めてから、何だかんだと時間を食ってしまった。 それでもこの一服のお陰で、空腹は少し薄れしまってはいたけれど]
……おや、君もご飯ですか。
[食堂の前、ぺたりぺたりと足音を立てて歩く少女>>70に気付けば、隣へと並びその顔を覗き込んでみる。 こうしていつも傍に点滴を携えている彼女は、確か水を飲む事を禁じられていただろうか。相変わらずの素足に小さく肩を竦めながらも、苦笑と共に口を開く]
良かったらご一緒しませんか。
[ご馳走しますよ、と。そう言って彼女の変わりに食堂の扉を開け、中に入るように促しながら。 元々、食事は一人よりも誰かと取る方が好きではあるのだ。一服の後、服に微かに残る煙草の匂いは、もしかしたら彼女を不快にさせたかもしれないけれど。 果たして、彼女はこの誘いに乗ってくれるだろうか]
(72) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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…ふ。
[肩を叩きすれ違って消えていく足音>>65を確認すると、息を短く吐き出しその肩を2回掌で掃う。 すっかり酔いも醒めてしまった。装飾品の重みを失った髪を手で整えると、どうするかと考えた後彼女はまた歩き出す。 誰かこの髪飾りが無くなった事に気付くだろうか? 誰か彼女にそれを問うた時の為の言い訳を考えつつ。]
(73) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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[胸が強く締め付けられるように痛んで、何度か深呼吸をする。彼らが人前でいちゃいちゃする非常識さに呆れているせいか、それとも何かに嫉妬でもしているのか、とごちゃごちゃとした頭の中で原因を探す。それでも、何故こんなに苦しいのかは結局自分でもよく分からなかったが。]
(ーーああ。マリさんの良い人って、クシャちゃんのことだったのか。)
[まとまらない思考の中そんな結論に行きつけば、勝手に納得して。
去っていく彼>>65に何か声を掛けて呼び止めるか、追い掛けるかしたかったけれどそんな勇気も気力も残ってはいなくて。 そもそも、自分が出る幕ではないだろうとマリーに気を遣うべきだろう、と思う訳で。 ーーなにより彼と少し話しただけで舞い上がっていた自分が恥ずかしくて仕方がなくて、この場から消えてしまいたい、早く今見た出来事を忘れてしまいたい、と思っていた。]
(74) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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ごめんね、
[わたしが邪魔をしていたんだ、と悟れば小さな声で呟く。小さな声だったから彼らに聞こえたかは定かではないが、レティーシャを背負う彼には聞こえてしまっているだろう。…だからといって特に困ることがあるわけではないが。もしそれを聞いた彼が不快に思ったりしたなら謝らなきゃ、とは思いはしたけれど。
それから、残された彼女が彼を追いかけるかこの場を去るのが先か、それともレティーシャを背負う彼がこの場を離れてくれるのが先か、と静かに様子を伺った。]
(75) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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[奪われた眼鏡が背後の床に落ちる音を聞きながら、呼応するような怒声>>68に眉を上げた。 しおらしくしてみたり、かといえば激昂してみたり。随分と情緒不安定だ、なんて、自分の事は棚に上げて思う。 けれど、常から冷静ぶった子供がそうして感情を露わにすることに、悪い気がしなかったのも事実で。 ――これが他人ならば、面倒だと一蹴してしまえる筈なのに。]
……最初から、何だよ。 言えばいい。聞いてやる。
[そうして、そんな感情の揺らぎを見せられた時に感じたのはきっと、紛れもない優越感だった。 苛立ちが消えた訳ではないけれど、それを塗り替えるくらいの後ろ暗いその感情に、弟とは対照的に落ち着き始めた声で、言葉の続きを促す。]
……、聞かせろ、よ。
[同じ言葉をもう一度、今度はどこか縋るような心地で言い直して。 無意識のうちに、わずかに身を寄せて距離を詰めた。
引き剥がした手>>69はすぐに無理やり引き戻されたけれど、目的は果たせたのだからそれで良い。 それでもすぐに拒絶するように丸められた身体には、まるで逃げられたような気がして、不機嫌そうに顔を歪めて。 短く聞こえた簡潔な訴えには、さすがに目を瞬かせた。]
(76) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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…は、え? おい、…大丈夫なのか。
[突然のことにそれなりに慌てながら、一度腰を上げて器具の並ぶ棚へと向かう。 患者の粗相には慣れてはいる。内心では毎度、露骨に顔を歪めてはいたのだけれど。 それでも弟が吐き出すものは、――正しく言うならば、共に吐露されるかもしれない内心やら感情やら、そういった未知の汚い部分は、純粋に見てみたい、とは、思った。]
…貧血、かもしれない。 だから言っただろ、馬鹿。
[名前を呼びながら、結局は盥を持って戻る。余裕があるようならば、そのまま診療室内のシンクへと誘導するのでも良い。 医者として冷静に分析した吐き気の原因は、的外れだっかも知れないけれど。丸められた背に手を当てて、俯く顔を覗き込んで。]
(77) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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……、無理させて悪かったよ。
[傷つけるのは本意ではない、と。どこか罰の悪い心地で、揺れる身体に小さく声を掛けた。 震える手に目を遣りながら、ゆっくりと冷めてゆく頭で、らしくもなく感情的になった自分を恥じる。
情緒不安定にさえ思える弟に何も口出しできないくらいには、ずいぶんと、みっともない程に揺さぶられた自覚はあった。 弟の背に置いた手とは逆の手で、ついでに自分も落ち着かせるように額を押さえながら。]
(…これじゃあ、続きを聞けなくなったじゃないか)
[それでも未だ残る不満に、小さく嘆息した。]
(78) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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――誰? [強い視線を感じた彼女は振り返ると気配の持ち主に呼びかけた。 搾り出すような小さな声>>75は距離の離れた彼女の耳には届かなかったけれど。]
あれは…絵本のセンセ? それと…背中には…
[離れて見えたその儚げな姿に、先程交わした杯を思い出す。 部屋での一件を思い出し、拳の内側にガーゼが巻かれた人差し指をにきゅ と握りこむ。]
(見られた…かしら?)
[普段なら特に気にはしなかっただろうが、一際純真な心を持つ少女にはどういう風に捉えられただろう。 穢い、と思われてしまっただろうか、ただそれが心配で拳の内側に長く伸びた爪を突き立てる]
(79) 2014/07/01(Tue) 02時頃
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[茶化すように言われた問いには、そんな柄じゃないけどね、なんて軽く答えて。不意に呼び捨てで呼ばれたことに、彼女に気付かれないように満足そうに笑った。きっと、無意識なのだろう。]
……楽しいよ?大切な人もいるしね
[今が楽しくないみたい。その返答には少し喉を詰まらせたけれど、普通に答えられただろうか。楽しいと思わないと、自分はやってけないのだ。 部屋の位置を告げられれば、了解!と明るく応えて思考を振り払った。
背中に押し付けられた新たな体温を感じ、やっぱり眠いのかなあなんて呑気に考えていれば。小さく呟かれた謝罪の言葉に眉を顰めた。 随分と距離の近い男女は視界には入っていたけれど、自分には関係ないやと一蹴していた。その一方がローズマリーだとは気付いていなかったのだけれど。]
彼がーー君の王子様?
[レティーシャの意識が彼らに向かっているのに気付いて、思わず口に出た言葉。謝罪の理由は分からないし、踏み込んではいけない問題だったか、と言ってから若干の後悔はあったけれど。 歩みを止めることはなかったけれど、彼女が求めるならばそちらに向かうことは厭わないだろう。]
(80) 2014/07/01(Tue) 02時半頃
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ーーそんなんじゃ、ないよ。
[彼の問いに首を横に振れば否定の言葉を声が震えないように注意しながらぽつり、と述べて彼>>80が見ているわけでもないのに笑みを浮かべた。 これ以上醜態を晒さないように、と偽りの笑みを浮かべると心が麻痺していくようで。ののまま感情を失ってしまえたらどんなに楽だろう、と考える。]
王子様が居たとしてもさ、 幸せになれるとは限らないじゃない?
無条件に自分がお姫様だなんて思っちゃいけないよねぇ……。 他にお姫様は何処かにいて、自分はその召使いかもしれないのにさ。
[そんな嫌な勘違いをするくらいなら、王子様を求めてはいけないんだ、と心の中で続ける。]
(81) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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いい加減、現実見なくちゃだね。
[自分は病人で、いつ死ぬか分からないのに王子様を探している暇なんてない。仮にそんな人が出来たとして、死ぬ時に悲しませてしまうのは酷すぎるだろう。
気持ちを切り替えるように、ぺしぺしと頬を叩くと、彼に大丈夫、今は部屋に帰りたいな、と伝える。既に酔いは覚めてきていて、帰ろうと思えば自力で帰れたと思うが、なんとなく1人になりたくなくてぎゅう、と彼の服を掴んだ。]
お幸せにっ!
[声>>79が聞こえて、マリーを見つめれば張り付いた笑顔のまま一言言葉を投げ掛けて、すぐに顔を逸らす。これ以上、なんて声をかければいいのか、どんな表情をして話せばいいのか分からなくて、これ以上彼女が心に踏み込んで来ないことを密かに祈った。]
(82) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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[投げ捨てた眼鏡が隔たりを失わせて視線が直に注がれる。 邪魔臭いと感じていたそれが奪い取れた事に一瞬すっきりもしたけど。 失敗した。今はひどく居心地が悪い。]
――――…いやだ、
やだ。
[沸き上がった血液が鈍らせた思考は、今度は途端に冷えていく。 どろどろぐるぐる、渦巻いていた感情が落ち着いてしまえば最後に残るのはきもちわるい後味だけだ。 急激に下がる体温は、それはそれで、頭の中を白くさせはしたけど。
聞いてやる>>76、なんて冗談じゃない。聞かれてたまるか。 腰を屈めて俯きながらも、相手との距離が微妙に縮まったのはなんとなく感じて。再び口許を覆った掌の下で、吐き気も、感情も、押し留めるように強く唇を噛み締めた。]
(83) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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…だ、いじょぶな、わけないだろ、
[こみあがる嘔吐感に朦朧とする中で、大丈夫かなんて声だけを辛うじて聴きとる。本当は何かを探しに歩く音も、苦言めいた小言も耳には届いているんだけど。ぼやけた頭はそれをうまく知覚できずに容易にすり抜けてく。
血の気が失せて青褪めた顔を覗き込まれると、今頃気付きでもしたみたいに、背中に伸びる腕>>77を力なく払った。払う、なんて言えるほどの動きが出来たかは分からないけど。]
うるさいな…、
[謝られると余計に惨めになる。 自分でも聞き取れるかすら曖昧な微かな悪態を零して、のろりと立ち上がる。こんな時の世話までされるなんて、絶対に御免だ。一歩足を踏み出すのにも、ひどく倦怠感を覚えるけど、そのまま室内のシンクの前へと向かった。]
(84) 2014/07/01(Tue) 03時頃
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えっ?ち、違…
[空中を飛んできた祝福の言葉>>82に、彼女は狼狽する。 どのような誤解を招いたかは、その一言から明確であった。]
(…そう、思っちゃう? 本当に、心が綺麗なんだから…)
[近づく事なくもそもそと動く影から、己の人差し指に視線を移す。 白衣の感触、少女の温もり、猫耳の彼を拒んだ手つき。 真っ白なガーゼにじわり と赤い染みが滲むのを確認すれば、その開いた傷口をぎゅ と押える]
(85) 2014/07/01(Tue) 03時半頃
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[ぎり、ぎり。 胸に強い圧迫感。 思わず掌で押えたくなるそれは「痛み」なのかすら解らなく。 カラダ だけではなく ココロ の痛みまで麻痺してしまった自分を呪う]
…いえ、逃げてるだけ、ね。
[麻痺しているのではない。ココロは正常に痛い。 それが出来なければ「人間」ではなくただの「獣」だ]
(86) 2014/07/01(Tue) 04時頃
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……またそれか。 結局どうしたいんだよ、おまえは。
[繰り返される拙い拒否の言葉>>83に、荒げていた息をやれやれ、と吐き出した。 咎めておいて、求めるようなことも言っておいて、けれど伝えるのを拒まれたんじゃあ、何もしようがない。 相手はここにきて、なせだかずいぶんと取り乱しているようだけれど。それに反するように、沸騰していた思考はだいぶ落ち着いていた。]
…それなら。 僕のやりたいようにやる、から。
[結局、そんな勝手な結論を出す。 相手がそうならば、此方だって。つけ込むような自分本位の案を口にして、クリアになった視界で弟を見た。
どうしてこうも上手くいかないのかと、眼鏡のブリッジを押し上げようとして、その指はそのまま額に当たる。 そもそも上手くやろうとしているのか、それすらも理解らないけれど。 薄らと世界を覆っていたレンズの色がなくなっても、それでもまだ、見たいものは何も見えてはこなかった。]
(87) 2014/07/01(Tue) 04時半頃
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あ、…おい、ガーディ、
[弱々しく振り払われた腕>>84は、そのまま背から退かされる。 ゆっくりとベッドを離れる背中に、離れる直前な聞こえた悪態に、再び眉を寄せることは止められなかった。]
大丈夫なわけない、? …なら、なおさらだろ。
[とにかく反論しておきたかったのか、ろくに推敲せずに吐き出したのか、どちらとも取れないその言葉は、何の拒否にもなっていない。 覚束ない足取りで移動する弟に追いつくことは容易かっただろうか。 食事すらろくに摂っているか怪しい、成長の遅い背に近付けば、歩みを妨げない程度にその身体を支えただろう。]
"医者"の言うことくらい、…ちゃんと聞けよ。
[それが望まれていなかったとしても、きっと関係なんてない。兄である前に、自分は"医者"であるのだから。 敢えて口に出して、それを口実にする。一連の行為がその枠を外れていることくらい、とっくに気付いてはいたけれど。
先駆けて蛇口に手を掛けて、ぐるりと捻る。 一気に溢れ出した水音は、どこか異様な室内の空気を払拭するには至らなかった。 今度は先よりもやや強引に、その背に手を当てる。言葉が届かなくても、行動くらいは伝わるだろうと。]
(88) 2014/07/01(Tue) 04時半頃
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やにくせんせい、
[ふとかけられた声に顔を上げれば、 そこには優しい彼。 いつも柔らかな笑顔で回診をしてくれて、時間があったら絵本も読んでくれる彼に思わず笑顔になる。]
…いいのか?
[そんな彼が食事をご馳走してくれる>>72とあれば答えない手は無い。 嬉しそうな声を上げて、彼の後をついて行く]
(89) 2014/07/01(Tue) 06時頃
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えぇ、勿論ですよ。
[くるり、と此方を見上げた瞳>>89に、いつものように微笑み返しながら。嬉しそうな声でそう言われれば、決して悪い気はしない。 カラカラ、ペタペタ。点滴を引く彼女の速さに合わせるように歩く速度を緩めながら、共に食堂へと入っていく]
それでは、今日は何にしますか。 俺は…そうですね、オムライスにしましょうか。
[メニューの書かれた看板の前に立ち、傍らの少女に尋ねてみる。 日によって少しずつ変わるこの食堂のメニューが、医者にとって楽しみの一つではあった。 オムライスにした理由は、先日猫耳フードの青年と、禁酒の言いつけを破った少女の食べていたオムライスが中々に美味しそうだったからだろうか。 彼女が食べたい物を伝えれば、医者はその通りに。そして彼女と共に、料理を持ってテーブルについたであろう。
チラリ、と自分よりも背の低い少女の頭を見下ろして。青い鳥を想う、絵本の好きな彼女は、今日は絵本を持ってはいないのだろうか]
(90) 2014/07/01(Tue) 08時頃
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[そろそろ発つ時だろうという時刻。 ひっそりとセシルの部屋の扉の下に、便箋を差し込んだ。 柄にも無く書かれた手紙など、どう思われるだろうか。朝顔の約束を思えばそんなことは些細であったけれど]
[朝顔と同じように職員に促され、外に出た際の光の眩しさに顔を伏せる。
車に乗り込むと、嫌味嫌い続けてきたこの病院も名残惜しく感じるもので、発進した車の窓から過ぎ行く建物を木々が覆うまで目で追いかけてしまった。
これで僕の病気も終わるのか。 不安の中に、そういう希望もあって。]
(91) 2014/07/01(Tue) 08時半頃
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