124 Acta est fabula.
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[疑うなら自分で殺せば良い。 シメオンの言葉>>71はその通りだし、男はそれを厭うているわけではない。 だったら、と、あの場で鉈を振り上げても良かったのだが]
…………
[あの時鉈に手をかけなかったことを少し後悔する。 早々に一人減らしておけば]
(75) 2013/06/07(Fri) 23時半頃
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[シメオンに向けられた視線>>72に、下げていた顎を僅かに上げる]
……怪我をしたところで 何が分かると
それに 俺とミッシェルだけってのは 公平性に欠ける
毛の色と 髪の色 それが一致するとは 限らん
(76) 2013/06/07(Fri) 23時半頃
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[ミッシェルの言葉に、さあ、なんて首を傾げてみせて]
狼なら、なんだか治癒力?高いとか? あとはさ、
殺す気でやったら、本気出してくれっかね。
[問いかける声はいつもの調子。 ナイフを手の中にしっかりと収めて、二人へと視線を向ける]
そりゃそーだ。 でも正直、それ考えてるとキリもねーの。 まー俺は殺されてもいいけど。 公平じゃないってんなら、俺をやってみればいいんじゃね。 どこでもどうぞ。
[自分の手におさめたナイフの柄を、ブローリンの方に差し出した。]
(77) 2013/06/07(Fri) 23時半頃
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[シメオンからの返答が来なかったのは、 おそらく既にふたりからの答えがあった所為とは思う。 彼の瞳が己と交わらないのは、目を逸らすと言うよりは 違う人の方を見詰めていた、といったようで――。 結局、そこに滲む色は巧く判らなかった。
――やはり、誰の目を見ても解らない。]
怪我したら、か。 それで見れるものがあるなら良い、が――。
[確かに大げさな反応でもあれば、とは思ってはいた。 淡い金糸、暗い金糸――。 視線はその三者のあと、再び、ダークブロンドの方へと。]
(78) 2013/06/07(Fri) 23時半頃
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わからないのよ。 母さんも同じように腹を食われてた。
倒れてた場所は違うけど。
[でも、本当に見たのかも知れない。 自分が人狼であるのなら、ここで殺された方が良い。そう考えるのに、生きたいという気持ちも確かにある。
ブローリンの言葉に首を傾げて]
それは、確かにそうだけど。 みんなで怪我させ合ったら、人狼の思うつぼじゃないの。 みんなが手負いになったら、きっと狼の方が強いわ。
(79) 2013/06/07(Fri) 23時半頃
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[ブローリン>>76の見解は、決して的外れではないと思う。 それに従えば、黒髪の男も疑う対象になる訳だが、 それでもこの男は、自分が人狼やも、と思うことはしなかった。]
それでも、本当の意味での手掛かりは、 これしか、ないじゃあ、ないか――。
――――…
[シメオンの言動>>77から、このふたりの間で 事が起こる可能性は見ていた。 今はまだ抜かないが、懐に忍ばせたナイフの存在は意識する。]
(80) 2013/06/08(Sat) 00時頃
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[差し出されたナイフの柄>>77。 前髪の奥からそれを見詰めた]
…… 殺されても良い か
[ぽつ、と低音が零れ落ちる。 生きる気が無いと受け取った男は、差し出されたナイフの柄に手を伸ばした]
(81) 2013/06/08(Sat) 00時頃
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… 全員を怪我させる と言っているわけではない 他に方法があれば そう思っただけだ
[ミッシェルの言葉>>79に、顔は向けず声だけ返す。 ただ、言葉の割に手はシメオンのナイフの柄へと伸ばされていたが]
(82) 2013/06/08(Sat) 00時頃
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[閉じられている眼窩とは別に、眼前の光景を知覚する。 伏した己の体を見るのは不思議な気分だったが、 靄がかかったような意識からか、悲観も忌避も感じなかった。
死してなお生者の姿を見ているのは、 この村の最期を見届けろということだろうか。
それが先に死した者の定めかと、 物言わぬ“五人目”としてその場に佇む。]
……早く、止むといいのにね。
[死者の耳に雨音は生前よりも強く響き。 呟いた言葉は、奇しくも雨中のミルフィ>>+11と同じものだった。]
(+12) 2013/06/08(Sat) 00時頃
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シメオン、違うなら殺されても良いなんて、言わないで。
[シメオンがそのナイフを差し出すのが目に入る]
再生力を見るだけなら、深く傷つけなくても良いんじゃないの。
[シメオンを信じると決めた以上、死に近づけるようなことをさせたくは無かった]
(83) 2013/06/08(Sat) 00時頃
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[――わからない、と。 その言葉は昨日も、別の少女の口から聞かされた。 この胸に縋りついた彼女を手に掛けた男は、 まだ命を繋いでいる女>>79に、ぽつりと問う。]
ミッシェル。 君は、…――もうダメって訳では、ないよな。
(84) 2013/06/08(Sat) 00時頃
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殺されてもいい。 まー、そう簡単に死ぬ心算はねーけど。
[笑いながら、伸ばされた手を見る。 とめることはない。 取るならとればいい、と。]
死ぬほど深くない傷ならどうぞ?
[ミッシェルに言われて、小さく笑うと、ブローリンにそう言った]
(85) 2013/06/08(Sat) 00時頃
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だめじゃ、ないわ。 私は、私を人間だと思いたい。
狼でないのなら生きたいって、思うもの。
[それは、確かだ。死に憧れないわけではないけれど]
(86) 2013/06/08(Sat) 00時頃
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[光の当たる箇所が変われば、目に映る色合いも微妙に変化する。 その獣毛の色彩の移ろいを確かめながら、 やはり彼が――と、ある一人を心の内に思えども。
そんなことを悠長に告げる余裕がないことは この場を見れば明白だった。]
殺されてもいい、なんて村人は居やしない。 俺は、一人でも多く、無事に生かしてから……
[それでも本気で死の意思があるならば。縋りつかれたら――。]
(87) 2013/06/08(Sat) 00時頃
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