151 雪に沈む村
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-春・ソフィアの店にて-
『>>53 お嬢様は14歳を迎えました。 丸一年を掛けて、ふわふわの髪の毛はぐんと長くなりましたが、冬の頃のようにもこもこと分厚くはありませんでした。 春めいた空色のドレスを着て、ソフィアの店へご挨拶へ向かいました。 爺は店の入口まで付いて行きましたが、入口のところで追い返されました。 がーるずとぉくなの!と仰っていました。しくしく。 仕方ないので夕方までウォーレンのところにでも、愚痴を零しにいきましょうか。』
……ふふ。爽やかな薫ねっ。 喉にすっと、溶けるように流れていく感じよ。
[軽く小指を立てながら答えました。 以前よりも近くなった目線に、少し気取った様子です。]
(55) MIZ 2013/12/03(Tue) 22時頃
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……ん、ぐっ
[大人ぶったお嬢様でしたけれど。喉を詰まらせたようです。 可笑しいですね。詰まるなんて。 喉にすっと、溶けるように流れる、とは先程のお嬢様の言ですのに。]
……い、いいえ。見ておりませんわ。 きっと神父様のところでまだ寝ているのでは? …………。 一緒に起こしに行きます?
[カチャン、とソーサーとティーカップが、やたらと大きな音を立てました。]
(56) MIZ 2013/12/03(Tue) 22時頃
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『>>46 お館様は料理人の返事に満足げにひとつ頷くと。 お行儀よくナプキンを首元に巻き始めました。気が早い。 くすっと小さく笑うと今度はお館様に軽く睨まれました。こほん。』
へぇー…子だくさんなのね!良いわね。
『その先の言葉は続きませんでした。 お嬢様はこれからも一人っ子なのですから。望んではいけないのです。 ただ今は、目の前の無邪気な子供達に純粋に驚いているようでした。どの子もピエールそっくりです。
お嬢様はピエールジュニア達がドタドタと走り去っていく様子を、目で追いかけていました。 そして残った長男に何やら話しかけているようでした。 何でしょうか。トニー達のチャンバラの話でもしているのかもしれません。』
ふふ。いいのよ。 メーは美味しいご飯さえ食べられたら満足ですのよ。
『気が付いたらお嬢様もナプキンを巻いていました。 さてさて。 小宇宙と呼ばれる、我々のお腹を満たすだけの料理はくるのでしょうか。**』
(57) MIZ 2013/12/03(Tue) 22時頃
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[約束だよと笑うクシャミ>>48に、口許を綻ばせて首肯する。この分なら留守を任せても大丈夫そうだ。
それから、自分の問いへ疑問符を返されれば、少し照れたように笑ってローテーブルの上に置かれたブラシに手を伸ばした。一緒に教会から越してきた猫に使っているものとは別の、真新しいそれを持ち上げて隣に座る彼を見る。]
──…えぇと。冬眠する前に、ブラッシングを。…してみたいなあと思ったのですが、……。
(58) roki 2013/12/03(Tue) 22時半頃
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―>>2:148十数年前―
――――う。 ………親父…?…………。 ――――!!
[眼を覚ました時には、嵐は過ぎ去った後だった。一番に、突き抜けるような青空が眼に入ったのをよく憶えている 顔を上げれば、周囲には仲間が集っていた 渡りのキャンプを張っていた所とは少し離れていたが、どうやら全員此処に移動してきたらしい
眼の前には、族長である父親。その後ろで群れの者達が、輪を作っている 父親が静かに数歩歩けば、其処には]
………ガー、ディ
[弟の、変わり果てた姿があった]
(59) momiakina 2013/12/03(Tue) 23時半頃
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[なんだか気恥かしそうな笑みを浮かべるチャールズの手は、テーブルの上に置かれたカップを通り過ぎてブラシを手にとった。]
ブラッシング?
[足元で、猫が自分のことかとミャアと一声あげるけれど。チャールズが言っているのはそちらではなく、青年のことだろう。 真新しいブラシは、用意していたのだろうか。そんな様子がなんだかおかしくてぷっと吹き出してしまう。 何事かと丸くしていた眼を細めてくすくすと声をあげて笑った。]
いいよー。 お願いって言うからちょっとびっくりしたけど。 そんなことならいつでも。
[部屋の中でも被りっぱなしにしていたフードを外すと、ぴょこりと耳がでる。 足元の猫を抱き上げて、チャールズに背を向けた。]
(60) maru 2013/12/03(Tue) 23時半頃
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『…お前を、一族から追放する』
――え。
[その言葉は父親の口から唐突に告げられた 群れで渡りを行う有翼族にとって、単独での行動は非常に体力を消耗する上に、危険を伴う
―――待ってくれ。 せめてガーディを葬るのを手伝わせて欲しい そんな言葉が出かかったが、罪悪感に圧し潰された喉につかえて、形にならなかった]
…………。
[弟を暫く眺めた後、ふらりとその場を後にした オレが…弟をあんな姿にした。オレが殺したんだ。 そう思うと、何も言えなかった]
(61) momiakina 2013/12/03(Tue) 23時半頃
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……笑いますか。
[聞くなり吹き出して声を立てるクシャミに、暫し憮然とした顔をするも、直ぐに自分も笑い出す。 フードを脱いで背中を此方に向けた彼に、小さくありがとう、と零して。その柔らかな黒い髪に指を通した。動かすと、するすると指をすり抜ける髪の感触を暫し楽しんでから、ブラシでゆっくりと梳かし始める。]
昔から、猫やなんかのこういう手入れが好きなんです。 でも。
[言って嫌がられたら哀しいじゃないですか、と。ひょこりと突き出した耳の付け根をブラシで整えながら、苦笑混じりに呟く。 その様子は、いつもの彼とは少し違っていたかもしれない。
繰り返し丁寧に髪を梳きながら、猫を抱いたクシャミの背中に話し掛ける。──眠かったら、寝てしまっても大丈夫ですからね。
クシャミがどんな表情だったかは、チャールズからは見えはしなかったが。少なくともチャールズ自身は、酷く穏やかで満足気な笑みで、クシャミの──大切な家族の、手入れを楽しんでいた。]
(62) roki 2013/12/04(Wed) 00時頃
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[それから、どれ程歩いただろうか。 何処へ行くでもなく。翼を広げる気力はとうに無く。只、彷徨っていた。 そんな時に、頭上に大きな影が過った。 鳥……否、同族だ。 翼の色が違うところを見れば、別の一族か 霞がかかった頭でぼんやりと見つめれば、降りて来る]
『…どうした?こんな所で、一人か?群れはどうした』
[頷いて、肯定の意を示す 続く質問には少し俯いて、追放されたんだ。と小さく続けた]
『…追放?何があった』
[更に問われれば、少し逡巡した後に、少しずつ話しはじめる 若いサイラスの翼では、知らない地から独りで渡りを行うことはほぼ不可能だ 死刑宣告に近いそれを受け取って、自棄になっていたのかもしれない あるいは真逆で、更に生き汚く、仲間を求めたのかもしれない]
(63) momiakina 2013/12/04(Wed) 00時頃
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[ブラシで癖のある毛を梳かしていく。苦く笑うチャールズはなんだか子どものようで。]
嫌がるわけにゃいのにー。
[ここに住み着くようになってから、度々撫でてくれるこの優しい手の感触。その心地よさを、知っているのだから、と。自分は抱き上げた猫を撫でながら眼を閉じ、されるがまま身を預ける。 眠ってもいいと言われ、安心感もあって睡魔が襲ってくるけれど。 もう少し、こうしてチャールズと話していたいと眼を軽くこすった。]
ねえ、チャル。 チャルは、あの墓地の……古いお墓、知ってる?
[昼間、バーナバスと出会った時の光景を思い出し、背を向けたままそんなことを訪ねかける。 その墓地自体の管理をしているのだから、知っていて当たり前だろうけれど。>>4:52]
(64) maru 2013/12/04(Wed) 00時頃
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『…そうなのか。なるほどな… ………。 お前の一族の長は、随分と厳格なんだな』
[別の一族の男からそう返事が返れば、俯いたまま思考を巡らせる 厳格、といえば聞こえは良いが血がつながっている身分とすれば、只頭が固い大人、という風に見えていた]
『…で、お前は大人しく言う事きいて、死ぬつもりなのか?』
………。
[男の言葉に、顔を上げる そして、再び考える。罪悪感に圧し潰されて、このまま閉じるのか。あるいは]
『弟の分も生きようって、思わない?あくまで反抗して、さ』
…飛べないんだ。怖くて
[どうしたいのだろう。寧ろ、選択肢など存在するのだろうか。考えても、答えは見えない ただ、再び翼を広げて風をつかむ勇気は出なかった]
(65) momiakina 2013/12/04(Wed) 00時頃
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[あの墓石の前で、思ったのだ。
相手の方が先にいなくなるとわかっていて、それでも一緒にいる、その気持ち。>>5:42 自分は一緒にいたら、それをチャールズに味あわせることになるのだろうか、と。 バーナバスほどの、深く深い愛情ではないかもしれない。彼のその心を推し量ることはできないけれど、それでも、まるで家族のように受け入れてくれて、柔らかく優しく向けてくれている愛情は確かに感じていて。
いつか、悲しませることに、寂しい思いをさせることになるのだろうか。 そんなことを、思ってしまったのだ。]
(66) maru 2013/12/04(Wed) 00時頃
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ー春ー
[そろそろ冬の始まったころ…つまり一年が経とうとしている。妻と子どもたちと祖父が戻ってきた。ジイさんがあいかわらずの元気さでちょっと面食らった。
子どもの一年は大きな一年で、身長も体重も一年分逞しくなっていた。真ん中の長女なんて永久歯が3分の2くらい生えている。この一年間を見逃したことが少々残念だが致し方あるまい。4人とも元気そうでなによりだ。
ピエール本人は、冬の寒さで生きていくために下限値で生命維持していたこと、個体差はあるものの種族間の混血の弱さを実感していた。 自身を体が弱いと感じたことはないが、きっと人間族よりも獣人族よりも衰えが早いんだろう。]
(67) mofmaame 2013/12/04(Wed) 00時頃
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『…そうか。そうだなぁ…。 そんじゃあ…。飛ばなくてもいい。今すぐ答えが出なくてもいい。 ちょいと、一緒に行かないか。』
……何処へ?
『知り合いがいる村だ。俺達もうすぐ渡るんだ その通過点にある所なんだけど、珍しく色んな種族が共存してる、小さな村だよ 飛べない有翼族の居場所も、あるかもしれない』
…今更。
『や、直ぐに答えが出なくてもいい。 それでも死にたくなったら死ねばいい。ただ、諦めるのは勿体ねェんじゃねえかと思ってね』
…………。
[そしていくつかのやり取りの後、オレはその手を取った それから以降の事は、関わった者達の記憶に刻まれている事だろう]
(68) momiakina 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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ー少し遡って、冬ー
あんま日記付けねえけど、と…
[グッグッと首に指圧をかけながら本棚から日記を出した。]
{親父は弱い人だった。早くにこの世を去っちまったから、ジイさんに付いて勉強→修行→独立→育児…と食の道とプラスで生きんのをひた走って寂しさなんてどこかに置いてったようにしていた、が。
しかしだ、ガキの存在ってえのは、ふと親父を思い出させるもんだ。ガキの立場も親の立場も分かる今、妙にしみったれた気持ちになっちまう。 俺も月並みに寂しかったし、きっと親父だってガキの…つか俺の成長見守れずに死んじまうことはさみしかったんだろうなぁ。 なんてな。今になって分かった。 あんま言わなかったが、親父ありがとよ。また親父の命日には墓参りしに行く、な。またな。}
[思いつくままに書き連ねてはたと気付けば、文章はちょっと恥ずかしいことに。3行空けて付け足したように書いていった。]
…ってこれ親父への手紙みたいになってるな。
{はやく春にならねえかな。冬も嫌いじゃねえがいろんなもんが活力に満ちた季節の方が好きだ。}
[パタンと音を立てながら閉じ、キッチンに向かった。]**
(69) mofmaame 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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あのお墓、バーニーの…… バーナバスの大切な人のお墓なんだって。 何年も何年も何年もたって、 バーニーは、もう寂しいかどうかもわからないって 言ってたけど。
[今、手元に抱いているこの猫と青年の寿命が随分と違うように、チャールズと青年の寿命もまた違う。 きっと青年が真っ当に、頑張って長生きしたとしても、その生はチャールズよりは短いだろう。]
俺、ここ大好きだけど。 でも、ここにいたら…… チャルもおんなじ気持ちにさせちゃうかな。
[ぽつりぽつり、考えながら言葉を紡いでいく。]
(70) maru 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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―回想>>2:154>>2:155―
ぐっ…!わ、笑うなよ…!忘れろっつったろ!
[アリスがニヤニヤ笑って茶化す その向こうにステンドグラスが見えると、有翼族をあまり見ないという旅人に多少勘違いされたことを思い出し、年概も無く顔が熱くなる 落ち着いた頃に、彼女が翼を眼を細めて眺める様子には気付いたが、意図を詮索するようなことはしなかった]
……はいはい。ご随意に。
[アリスからの"命令"には、会釈をして答える 彼女の、言葉は高飛車だが素直な口ぶりには、好感を感じてもいた]
(71) momiakina 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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―――ヒッキシッ…!
[老龍はくしゃみを一つ。]
……ぐぅ…ふしゅ―――……
[そしてまた夢にまどろむ。]
(72) housenka 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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[――翌朝。
出たときよりも深い雪をさくさくと踏みながら、大きな石炭の袋たちと他のこまごまとしたものを背負い、村への道を急ぐ。
たった一日とはいえ、工房のことも心配であったし、何より――早く帰りたかった。]
(73) sainos 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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──雪に沈む村──
[ぱちん、ぱちん。 暖炉の火が揺らめく。乾いた薪が爆ぜる。ぱちん。
仄暗い部屋に、黒いキャソックをきた男が一人、立っている。 暖炉の炎以外に光源は無く、揺らめく炎に合わせて落ちた影もゆらゆらと形を変える。 男は、暖炉近くの壁に据え付けられた大き目の鏡に向かい合っていた。 整えられた灰色の髪に、暗灰色の瞳。少し老いの見える顔立ち。 同じ姿を映す筈の鏡。しかし、男が向かい合っているのは──年若い青年。全くの、別人の姿。]
……探し物は、見つかりましたか?
無造作に伸びた紅い髪。金色の瞳。物憂げに此方を見るその人に、男は静かに語りかける。鏡の中の彼が、薄い唇をそうと動かした。
『──まだ。』
[応える声に、男は哀しげに微笑んだ。指先で鏡の表面を撫でる。触れる事は叶わないけれど。]
(74) roki 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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[工房のドアは半分ちかく雪に隠れていただろうか。 ドアを開けて中に入ろうとしたところで、手紙があることに気づき。]
――…ん?
[読み進め、読み進め、読み終わるとそれを丁寧に畳む。 持って帰ってきたばかりの石炭を一掴み、炉に投げ込むと、ぱちり、と炎がはぜた。]
しばらく炎を見つめていたが、ゆるゆると買ってきたものの荷解きにかかる。 そんなウォーレンを、炎は照らしていた。]
(75) sainos 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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諦める気は、無い?
[炎に照らされ壁一杯に伸びた男の影は、ひとのカタチをしていない。それは、巨大な何かを模している。ひとではない、なにか。 鏡の向こうの男が再び口を開く。]
『どれほど掛かろうと俺は諦るつもりはない。──チャールズ、…チャル。お前を死なせたり、するものか。』
────ルド、私は。
[ぱちん。今一度、炎が爆ぜる。 瞬きの瞬間に、向かい合わせの幻想は消えていた。 鏡の前にはキャソックの男が、一人、哀しげな笑みを唇に刷いて立ち尽くしていた。]
(76) roki 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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―老人との別れから一夜明け―
[荷物を担ぎ、村の入り口に佇む、トニーの姿。 頭には、養父の形見である毛皮の帽子。 その最愛の妻の髪飾りも、忘れずにポケットに入れてある。
しばしの別れを惜しむように、村を眺めながら、カルヴィンの言葉を思い出していた。]
『なあ。トニー。また、この村に帰ってきてくれる?』>>5:71
――…帰って来るに決まってんじゃん。 だってさ、オレ、みんなのおかげで旅に出られるんだから。
[荷物の中には、ピエールから餞別だと持たされた菓子。 着ている服はクシャミのお下がり。 羽織っているマントはバーナバスから、履いているブーツはドナルドとウォーレンからの贈り物。 何から何までもらい物だ。 チャールズが持たせてくれた路銀もある。 トニー一人の力ではきっと、旅には出られなかった。]
(77) malco 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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──雪に沈む村・時計塔──
[互いに心臓を捧げた。この胸の内で脈打つのは、相手の心臓。 共に戦って、共に死ぬための契約。 けれど、生き延びた。生き延びてしまった。 与えられた悠久の刻に、人間は戸惑いはするものの。朽ちる迄共に在れるのならば、怖くは無かった。 けれど、人間の心臓は、龍の冷たい血を温めてしまった。 脚を失い、緩やかに老いていく半身。いずれ肉の器を棄て、同じ魂で転生する自分とは違う。人間である彼の魂は一度きりだ。そして何より、肉体と共にいずれ彼のたったひとつの心臓も、朽ちてしまう。
耐えられなかった。 温もりを知ってしまった龍は、いつかくる半身の死を、共に悠久を歩めぬ事実を、受け止める事が出来なかった。 だから、龍は探す。 共に歩む道を。術を。]
──ひとを、龍にする方法なんて。 …ある筈が無いのになあ。
[幻想が消えた鏡を見詰め、チャールズはひとりごちた。 その瞳には、穏やかな哀しみが滲む。 共に在りたいが為に、決別を選んだ半身を。恨んだ事もあったけれど──]
(78) roki 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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>>51 に…にさんびゃくねん?!ハハハ、お前さんのそーゆうよくわかんねえ冗談好きだぜ!まあバーナバスのじいさんにも冬の始めに言ったが、寿命なんざ自分で決めるもんじゃねえからよ、もしかしたら生きるかもしんねえもんな!そしたら俺の子孫らもよろしく頼んでおくぜ!!
[ケラケラと笑い、スープを口に運ぶ。ガサツな笑い方のわりに食事の音は静かだ。一度に口に入れる量だって控えめで。 このような作法だっておそらくピエール自身も意識せず身に染み付いてしまっていることなのだ。
とそこで神妙な面持ち>>52で問われたのでこちらも真顔で返すことにした。]
(79) mofmaame 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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オレ、金ないから、土産は買って帰れないけど、その代わり、旅の話、みんなにたくさん聞かせるんだ。 もらった物のお礼に。 それくらいしなきゃ、罰当たるぜ。
[その顔はいつもの悪戯っぽい笑み。 しかしどこか真剣な表情で、その気持ちに嘘はなかった。]
(80) malco 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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ばかだな、きみは。 俺は、二人で居れれば、それで良かったのに。
[一千年も居れば、充分じゃあないか。どうせ飽き飽きする癖に。 ふん、と鼻を鳴らして皮肉をひとつ。語りかける口調は、かつて騎士であった頃の彼のもので。 小言を言うたび鼻白んだ半身を思い出し、口許が緩んだ。 もう一度指先で鏡を撫で、落とす声は酷く穏やかに。]
ルド。君に見せたいものが、沢山あるんだ。
君の言った通り、翼人てのはお人好しが多い。彼と君はきっと気が合うよ。 そうだ、凄く美味いスープを出す店があるから、行って三人で酒でも呑もう。いや、あそこの店主はきっと混ざりたがるから、いっそ貸し切ったほうがいいかもな。
それから、龍の子供と、人間の子供が一緒に遊んでる。親友なんだ。契約なんて無しに、だよ。凄い事だろ。 あと、村の通りにいたサンザシの妖精の少女、覚えてるかい?あんなに小さかったのに、今や立派な木になって、ますます美しくなった。
そうそう、君から貰ったナイフ。まだ現役なんだ、驚いた?三百年だよ、大した骨董品だ。腕のいいブラックスミスが居てね、彼に任せれば安心なんだ。
(81) roki 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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さて!行くか。
[そう言って、少々大げさにマントを翻し、方向を変えると、堂々とした足取りで、村を後にした。
足元で光る赤い石はガーネット。 その意味は大切な人との再会の約束。>>4:13 そのことをトニーは知らないが、春にはきっと、一回り大きく、たくましくなった姿を見せることだろう。
トニーの大切な人。 村の住民達と、親友カルヴィンに。]**
(82) malco 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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―春―
[何故だろうか。 ふと、あの時>>71の事を思い出して、顔が綻ぶ そしてそれを遮るように、群れのリーダーが見えてきたぞ!と声を上げる。前方に見知った形の尾根が見えた
視線を下に移せば、白い姿が手を振っている>>4:+6 空色のドレスに、長く伸びた白色の髪。まるで彼女自身が空のようだ 一年前よりも変わった雰囲気に、いけるだろうかと思いながら頭を下に向けて、ぐんぐんと高度を下げる 身体に括り点けた土産を解いて、地面すれすれに差し掛かった瞬間地面に落とす そして、低空で飛行しながら、上げられた彼女の腕めがけ―――]
――――っただいま! 寂しかったか?
[アリスの腕をしっかりと掴み、大空へと舞い上がる 巻き込んだ菜の花の花びらが、はらはらと落ちていった 雪に沈む村の、短い春が始まった]
(83) momiakina 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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それから、アイリス。君が惚れ込んでた、翼人の彼女。曽孫の曽孫?ちょっとはっきりしないけど、その娘がそっくりなんだ、アイリスに。あの子が選んでくれる紅茶は、俺の故郷のによく似てて質が良いんだ。
…そう言えば、君によく似た龍の男が居る。赤い髪も、消えない種火も。──もしかして知り合いじゃないかって、気がしてる。
ああ、龍と言えば、君が前話してた、伝説の龍。「不死の静嵐」、だっけ。お伽話の中の存在だって、笑っていたね。居るよ。普通に。スープ飲んでるよ。吃驚だよ。 存在するもんなら会ってみたいっていってたろ?
──そうだ、大切な…ひとの、子どもも、抱っこ出来た。 こんな事言ったら本当のお父上に申し訳無いんだけど、もう自分の娘みたいで可愛くて。あの子の結婚式には俺、泣くんだろうなあ。神父だけど。泣く、多分。
(84) roki 2013/12/04(Wed) 00時半頃
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