64 色取月の神隠し
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―祭二日目・早朝 神社境内―
[箒を持ったまま、ぼんやりと立ち尽くしている。石畳には、掃かれていないことを物語るように舞い落ちた葉っぱがそこかしこに点在していた]
――……。
[昨日、鏡を見たあとからのことは良く覚えていなかった。朝食を取っている時、随分姉巫女達に気遣われたから、きっと昨晩からぼんやりして心配させたのかもしれないと、それだけは分かったけれど。]
……婆様。 どうしたら良いのでしょうか…私は……。
[箒の柄を握り締める。俯いた目線の先に、葉がちらりと舞い落ちた。]
(53) 2011/09/15(Thu) 22時頃
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[昨夜は一平太の指摘が気掛かりで、長持の整理に時間を費やした。 羨ましい――昔馴染みの言葉の真意は判らず、小さく首を傾げるばかりだったのだけれど。 「見た、あったのかもしれない」>>2:124という推測通り、手記から得るものは確かに在った。
けれど―――]
[志乃の語り口、沙耶のことば。 神、あやかし――人為らざる―― 思考がそれらに塞がれたまま、長屋の戸をぱたりと閉めた。 飾り台に並ぶ十六本の風車が、吹き込む風にくるりと回る*]
(54) 2011/09/15(Thu) 22時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2011/09/15(Thu) 22時頃
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―祭り初日・屋台「菊屋」―
[>>2:141店を訪れたあやかしの男の気配に中られたのか、 団子屋の娘の眉が僅かに顰んだ。
(……なかなか勘の良いことだが、やはりこの娘、あやかしと縁があるのかねェ……? だが、今からそれでは、逢魔時の渦中には難儀するだろうなぁ)
――などと意地悪く娘の面を眺めれば 不意に娘の口元が綻び、男に向け手ぬぐいが差し出された]
(55) 2011/09/15(Thu) 22時頃
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――――……? ん……。 口? はて、な。
[娘の表情の目まぐるしい変わりように阿呆の様に瞬いて 指摘された口元に指先を伸ばせば 触れるは先刻口にした、カステイラのざらめ。
かつて、京を恐怖に陥れたあやかしも 時降れば喜劇的な存在になるらしい]
……いやぁ、これは失敬。
[手渡された清潔な手ぬぐいで口元を拭いながら あやかしの男は心底愉快そうに笑った]
(56) 2011/09/15(Thu) 22時頃
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>>2:146>>2:147 [娘の熱烈な団子の売り込みを 男は腕を組み真剣な面持ちで聞いている]
……なるほどなぁ、全てがお勧めというわけか。 これでは、一つを選ぶなど、到底出来ないな。
[ふむん、と頷き]
……よし、此処はお姉さんの謂いを信じて、全部貰おうか。
[それこそが娘の思惑とも知らずに言い切って みすぼらしい身形に似合わない 数珠繋ぎの銅銭をじゃらり、懐から引っ張り出した]
(57) 2011/09/15(Thu) 22時頃
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確かに、これは……美味いな。
もし、団子の味が口上ほどでもなかったら、 あの娘、口直しに攫って喰ろうてやろうとも思ったが……。
[菊屋の屋台を離れ、道々団子を頬張りながら 物騒なことを独りごちれば 何処からともなく聞こえるは、龍笛の音>>2:157]
ほぅ、九十九の……辰サンの音色か。 どうやら、夕は無事に本懐を遂げたようだねェ。
……良かったなぁ。 [やがて、遠ざかる二つの影を送る龍笛の調べに箏の音が重なり>>1逢魔刻の始まりを奏でた*]
(58) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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[異の世界の理は書物では解らぬと告げられれば、ある種的を射たその言葉にがっくりと肩を落として天井を見上げた。]
そう、だよなぁ…
[でもなぁ―――…]
いや、大志というか―――…まぁ、大志だが。
[どっちだ。]
母から、二人の馴れ初めを聞いて…それで、な。
[果てない何かを慈しむような顔で穏やかに笑う。] なんだ?この話も志乃君は聞きたいのかい?
(59) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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―祭り2日目朝:神社―
[境内へ入る鳥居をくぐるとたまこは息をついた そこは昨日と同じように祭りが始まろうとしている ほっとして、石段をゆっくりとあがる]
[手水舎で手を清めた後、ついたのは普段訪れることの少ない、本殿である 軽くお辞儀をして中へ入ると、急に外の喧騒がうそのようにしんとする 夏でも涼しいそこは、薄暗く、冷たい床が裸足の足に心地よかった]
(60) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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そ、そうだね、一度聞かせてもらわなきゃ。 辰次の笛と合わせても、良さそうだねえ。
[こくこくと頷くけれど、箏はあまり得手でないと聞けば、残念そうな様子を見せた]
んー……そうかい。
[沙耶が箏の名手なら、志乃が気づかなかった筈はないのだと思い直して]
い、いや、ちょっとね。 あたしのお節介で、箏の引き取り先を探しててね。 うん、志乃に聞いてみりゃいいんだよね、志乃に。
[むろん本人に聞くつもりもないのだが、誤魔化すためにそう言った]
(61) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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―祭り二日目:朝/神社広場―
[連日通う広場の前で、僅かに瞳を見開いた。]
“今日も沢山だね”
[客足は途切れることなく、熱気は途絶える事無く。 閉塞感を追い出すかのように、冴え冴えとした外気の中で呼吸をひとつ。 そして、身を委ねるが如く祭りの人波に紛れる。
昨日とは違う芸を披露する手妻師の前で立ち止まって、派手な口上に耳を澄ませた。]
(62) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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[まだ朝は早い たまこは、社の者がいれば案内をしてもらうつもりであたりを見回した どちらにせよ、おじゃまいたします、と再び一礼して、祭壇へ進んだ]
かみさま、いっつもおねがいごとばかりですみません。 今日は、神様に会いにきました。
『たまこ。たまこ。』
[熱心に語りかけていると、とんと肩をたたかれる 見れば人型になった揚羽がいつのまにか隣に立っていた]
(63) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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――あれ、もう終わりかい。
[志乃と話込んでいるうちに、軽業は演し物を終えたようだ]
ん?これ、投げりゃいいのかい。
[わけもわからず周囲の人々を真似て、いくらかの投げ銭をした]
あのさあ、さや。 他に何か面白いところ、知らないかい?
あ、それとも、何か食べようか?
(64) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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『神様、どこかへ行ってるんじゃないかい。 気配がないよ。 どうりで、あたしたち妖がずいぶん自由なわけだねえ。』
[腕組みしてひとり、うんと頷いている たまこは、ちょっとの間、ぽかんと口をあけたまま背の高い揚羽を見上げていた たしかに、この妖、―――自由である 誰かに見られたら、とか、そんなことは頭にないらしい]
(65) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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>>59 まあ、センセ浪漫派なんですなぁ。
[よもや馴れ初めなどという言葉が出てくるとは思わなかった。 クスクスと笑いながら、軽く彼の頬を撫でてみせ、それから立ち上がる]
うちも、こないな身ですけど女郎花ですからねぇ。 その話も是非に聞きとぅ思いますけど…
そういえばええもん見せる言いましたね。うち。 センセもええもん見せてくれましたしな。
ふふ…あやかしとヒトの馴れ初めねぇ
(66) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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[片隅に立てかけていた包みを解く。 露わになった古い箏に手を翳せば、その箏は淡い葡萄の色を放ち出す 暗い暗い光 現と異なる妖しの灯]
人は現── ──妖は夢
[虚空に浮かぶ異形の箏 揺らめく弦をひとつ爪弾けば、拾参の音色が辺りに響いていく]
安心してええですよ。 センセの家系は紛れもなく人の家系 太古に昇る母上の血は現の世の結故 うちを形成してくださった血ですよぅ?
そして貴方のその心は 間違いのぅ逢魔の境界に立つ心
(67) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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弁士 仁右衛門は、メモを貼った。
2011/09/15(Thu) 22時半頃
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[左手で僅かに弦に触れた瞬間、拾参の音色が崩れるように一斉に音を堕とす。 隠世の琴の音 音亡き音の箏の音は 大きく大きく 静寂よりも静かな音を上げ 響く 響く 重なる世界に響いていく
堕ちていく。堕ちていく……真昼の部屋がまるで血の色へとに赤く染まあげて。 朱く 紅く 常夜の色に──]
聞こえぬというなら利かせましょう? 見えぬと言うなら魅せましょう?
── これが隠世 逢魔の音 妖しの園
(68) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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── パン!
(69) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/09/15(Thu) 22時半頃
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[と一拍子。刹那書斎は元の色 現の世界を描き出す]
少しは楽しめましたやろか?
[いつの間にか、女は仁右衛門の眼前に佇み、その細い両の手を、彼の頬にあてがうようにして、じぃっと見つめていた。 妖の瞳の色だけはそのままに。深淵を写す瞳の色に彼の眼鏡を映しながら]
これは箏が記憶した幻 センセが見せてくれた幻像のようなものやけど センセが望むんやったら、この世界の扉開けることはできますよぅ?
センセの抱く大志に華添えられる思いますよぅ?
(70) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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引き取り先……?
[芙蓉>>61に首を傾げ]
う、ん。お役に立てなくて、ごめんね……。
[残念そうな芙蓉に小さく頭を下げる]
でもね、志乃の演奏を見ていたら、ちょっとだけまた弾いてみたいなって思うようになったの……。 だから、私がその箏に相応しい弾き手になれるのなら、って思うけど……
[そこまで言って、苦笑する]
そうなれるかどうかって、わかんないものね。 もしなれるとしたって、今から習い始めて、何年掛かるか……。
[それまで待って、と言う訳にもいかず。 娘は申し訳なさそうな表情のままだった]
(71) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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─二日目・どこかの箱の中─
[箱がガコンと音を立てて開く。]
んー……よくねた。
[開いた箱から一匹ぴょこんと、毛玉が出て そしてまたどこかへふわふわ飛んで行った。]
またふえた。 最近 増えるなあ……
[増える間隔が短いのが珍しい。]
(72) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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― 村内 ―
うん、今日も晴れてる。 絶好のお祭り日和はうれしい。 [外に出て軽くうろうろ。 そんな中、聞いた話一つ。 顔を合わせた木戸番>>31と。]
たまこ姉ちゃんが? どしたんだろ。
[なんだろうと、心に留めておいた。]
(73) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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[芙蓉>>64と同じく、演技を終えた軽業に投げ銭をし]
面白い所……手妻師、とか……?
[見た事はあるだろうかと、首を傾げつつ相手の顔を伺う]
何か食べても、いいけど……。
[興を惹かれないようなら、別の店へ案内する心算]
(74) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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―祭り二日目・秋月邸―
[同胞への手土産に、今日は鶉でも獲るかと森へ向かおうとすれば 廊下の途中で、女中に案内されてきた美しい娘とすれ違う]
……ほほぅ。旦那の邸は今日も千客万来だなぁ。 いや、それにしても、これは予想以上の別嬪さんだ。
[男を見とめ、嬉しそうに目を瞠る琴古主>>12に 口の端を吊り上げて見せた]
(75) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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え、だって、雷門さまをお祭りしてるのに? あやかしたちが自由って… なにが起きてるの。
『たまこ、あんた質問ばかりおしでないよ。 言ったろう、あたしも妖に成れたばかりで新米なのさ。 詳しいことはわからないし、同胞の気配も感じはするが、 はっきりとはわからないねえ。』
[揚羽の話はそれほど足しにならず、たまこはよくわからない、と首を振った]
でも。 あやかしたちは、なんだかすぐそばにいるんだねえ。 今まで、気づかなかっただけなのかなあ。 それとも、逢魔時、というのが関係があるんだろか。
(76) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/15(Thu) 22時半頃
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[そして、世界はようやくに仮初めの現の世に戻る 触れていた手を離し、小さくお辞儀をすれば、ゆらりと歩み始める]
、興味あるんやったら訪ねてきてくださいな? 門弟さんに聞けば泊まってる旅籠屋わかるやろうし
行きたいんやったら うちがお送りして差し上げますからなぁ。
[書斎の襖の前で軽く首を倒しふわりと笑う]
(77) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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きのうはにげきったから せいちょうしたかなぁ
[辰次と分かれた後、変化がとけて、毛玉に戻ってしまっていたのだ。
村の人でも"けさらんぱさらん"の事を知っている人はいる。 そして、捕まえられそうになったところを何とか逃げ切って、今に至る。]
あぶなかったなー。よかったよかった。
(78) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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[足音が聞こえて、はっとなる。顔を上げれば、社へ向かう女の姿>>60]
……たまこ様?
[本殿へと入っていく後姿に疑問符を浮かべて、後を追いかけた。本殿へと近づけば、ぽそぽそと声が聞こえる。誰かと話しているのだろうか、話しているならお邪魔ではないだろうかと気にかけながら、そろりと声を掛けてみた]
…たまこ様、おはようございます。
[あやかしがいるなど思いもせず。たまこと一緒の人物に気づくなら驚くかもしれないが、簪に戻るのならその姿を見ることはないだろう。]
(79) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/09/15(Thu) 22時半頃
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手妻?手妻師、へえ。 祭りに出るんだねえ。
[かつて、狐に化かされた人の口から、聞いたことがある。 質の悪い手妻、と]
ほんとの手妻ってのを、いっぺん見てみたいと思ってたんだよ。 どこにいるんだい。
[うきうきと大乗り気で、沙耶の手をとらんばかりにして促す]
(80) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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[書斎の襖の前で軽く首を倒しふわりと笑う]
うちの存在が危のぅ思うんやったら、 別に誰かに話して貰ぅてもええですよ。 うちは、この身やから抵抗なんかできませんやろし、村から追い出すんは簡単思いますよぅ? ああ、でも箏は大事にしてくれそうな子に託したい思うてますからなぁ。 うちがこうしておれる間になぁ どうぞ。お手柔らかに
[最後に深々とお辞儀をして、奏でる足音は遠ざかっていくだろうか?]
(81) 2011/09/15(Thu) 23時頃
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[しかし、雷門がいない、となるとお参りをしても今は意味がないのかもしれない 揚羽のようにそこまでは感じなかったから、信じれば、だが]
ねえ、揚羽。 おかあちゃんのことは、覚えてないの? おかあちゃんがいなくなったときって…もしかして、そのときも 逢魔時だったのとちがうかしら…
[しかし揚羽は、自分はその頃はまだ妖の力はなかったから、と そうかもしれないねえ、と首を傾げてみせるだけであった]
一平太ちゃんは、そういうの、わたしよりも詳しいの。 なにか知ってることがないか、教えてもらうよ。 それに、消えた気配のこと…教えなくちゃ。
(82) 2011/09/15(Thu) 23時頃
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