62 あの、夏の日
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ユリシーズは、ヤニクの観察日記は自由研究になるだろうかとちょっと考えた。
2011/08/28(Sun) 02時半頃
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――西瓜の代わりに先輩の頭ひっぱたきますよ。
[ぼそっ、と言って、談話室を後にする。]
(56) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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[ふらふらと洗濯機のところへ向かおうとしていたが、マリアの言葉>>48に足を止めた]
マリア先輩のお絵かきー……? そんなことしたっけー……?
[あったような、なかったような。あったなら、はっきり覚えていても良さそうなものだけれど]
うんー、わかったー。 それならー、今度マリア先輩のお絵かきするー。
[にこにことご機嫌の笑顔を向けると、ふわふわした足取りで、金ダライを求めて談話室を出て行こうとして……ケイトに制止された]
えー?いいんちょー、いいのー?
[申し訳ない、と思うけれど、廊下で溶ける可能性は否定できない]
ありがとー。それなら待ってるー。
[せめてついていこうかとも考えたが、まず間違いなくついていった方が迷惑をかけるだろう]
(57) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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ディーンは、へクター達がまたヤニクに嘘を吹き込んでるかもしれない…なんて嫌な予感がよぎった。
2011/08/28(Sun) 02時半頃
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[異星人の生態を観察しつつ、] パス。 [とりあえず手持ちの物をまるっとヘクターに押しつけてあわよくば先に戻ろうと目論んだ。]
(58) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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―――――……っ、ブシドー!!!
セップク! シンガン! ナマクラカタナ! みんなでみんなで、サムライヒーロー!?
[セップクがあああ!と、大げさに腹を抱えて苦しそうなポーズ。 楽しそうにしていたのだが、ふとはっとした顔となる。]
そしたらボク、スイカ割りマスター、なれないヨ……! 「またつまれぬものを斬って……」フッ! の前、ボク、斬られる、ヨ……!?
[どうしようどうしよう、と、道端であたふたしている。]
(59) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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マリアンヌは、気づいたら、ケイトには静かな迫力あった……>>56。
2011/08/28(Sun) 02時半頃
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ヘクター、いいか、こういうのは出来るだけ早く真実を伝えるものだよ。 あとで知らなかったって、ヤニクが腹切るのは可哀想だろう?
[同じく、ヘクターに真剣に言葉返す。 そうして、異様にテンションが上がって、最後にはあたふたしているのをみて]
仕方ないな。 今回は特別に、切腹ナシよにしてやるよ。 大丈夫さ、皆に先に言っておけば、今回はあくまで練習だって納得してくれるからな。
[どこまで行っても悪ふざけは変わらない。]
(60) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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[ユリシーズに押し付けられた荷物>>58を受け取ったが。]
おう。 って、お前手ぶらになってるじゃねーか。 仕方ないからこいつ迷子にならねーように面倒見てくれ。
[代わりにあたふたとしているヤニク>>59を任せた。]
(61) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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そうです、そのスケさんです。 黄門様はヤニク先輩なんですよ。
[じゃーん!とお馴染みのBGMを口で再現したところで、呆れられていることに気がついて苦笑した。]
あ、あとほら、花火の消火にも役に立ちますし! 先輩も花火、やりますよね?
[まだ水のたっぷり入ったタンクへ一度視線を遣り、この理由なら大丈夫だろうと胸を張った。]
私はこれから談話室に行くつもりですけど ディーン先輩はどうします?
[首を傾げて返答を待つ。談話室に行くならば、一緒についていくつもりで**]
(62) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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いますぐ腹掻っ捌いてやろうか? [任されたらしいのでなんとなく言ってみた。]
(63) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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[混乱し始めるよりもちょっと前。 テツからディーンがお金を支払ってくれたことを耳にすれば、ええっ、と声を上げながら目を丸くした]
おおお……ディーンが。 ボクちょっと、ブシノナサケね……。 年下のお母さん、シカタないヨ。
[ちょっとしゅん、と肩を落とす。]
(64) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2011/08/28(Sun) 02時半頃
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俺はじっくり基礎から育てていくタイプでな。 初心者にいきなりハラキリ発動はきついと思ったんだ。 まあ、練習ってことにすれば大丈夫だろうけどな。
[うんうん、とテツ>>60へと返し。]
良かったな。今回は特別に切腹はナシだ。 でもな、ヤニク。ジャパニーズは皆忍者でサムライだからそういう覚悟で皆日々生活してるんだぞ。
[日本への嘘の知識を適当に教える。]
(65) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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ケイトは、考えただけで立ちくらみがしそうな日本文化の歪曲が聞こえたが制裁はあとにすることにした。
2011/08/28(Sun) 02時半頃
テッドは、必死で笑いを堪えている。
2011/08/28(Sun) 02時半頃
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― そして今 ―
……っ、テツうううううう!!!
[切腹なしを言い渡したテツ>>60に、愛をこめて思いっきり抱きつこうとした。成功したらぎゅうぎゅうと、腕で首を絞める勢いで。]
ブシノナサケ! ブシノナサケね! やさしいココロ。サムライタマシイ。
[そこにヘクターが追い打ち>>65をかける。]
そして、カクゴ……!! ジャパニーズ、なんてうつくしい郷!!
[ハラショー! などと叫んでいる。落ち着いて談話室に戻るには、まだまだ時間がかかるのかもしれない**]
(66) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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ま、とにかく戻って花火でもなんでもいいからやろうぜ。 高3の夏は今しか来ねーんだよ。
[ケラケラっと笑って見せて。 荷物を持ったまま足を進めた。**]
(67) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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―風呂場・脱衣所―
……えーっと、タライ、タライ、タライ……。
[ケイトは脚立に乗ってタライが無いか探している。]
(68) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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テッドは、ヤニクの抱きつきに、『暑苦しい。』と文句を言って**
2011/08/28(Sun) 02時半頃
ヨーランダは、気がつけば談話室の人口密度が大分減っていた。ちょっとは涼しくなるかなー…とぼんやり。**
2011/08/28(Sun) 02時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/28(Sun) 02時半頃
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ヤニクが黄門様…だと…?
[>>62メアリーがドラマを再現している所に水を差したようだが、少年はやはりその性分から呆れる事しかできなかった。 とりあえずヤニクの黄門様姿を脳裏に描いてみる。浅黒い肌に、はしゃぐ姿。それにあの髭と衣装を合わせると…]
……クク、似合わないな!
[完成図を予想して、思わず吹き出してしまった。 暫く笑っていたが、メアリーにすまない、と軽い謝罪をして。やっとの事で笑い止む。 やがて、花火の話に戻れば]
ああ、そうだな。参加させてもらおうか。 さっき寮母さんに開催許可を貰ったし、誰かが花火を買ってきてるなら…やらないと損だろう?
…消火係には、少し不安もあるしな。
[メアリーがタンクを一瞥し、それから自信満々に言うのを見て、苦笑した]
(69) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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[メアリーが談話室に戻る。と言うので便乗する事にした]
ちょっと待ってろ。
[寮の中に入る為、裏口の方へ回り込む。 これが他の人だったら、一部は窓から帰ろうとするだろうが。真面目な少年は律義にルールを守っていた。 そして少年を筆頭にして談話室へと歩を進める。 …が、一度振り返り]
あとな、メアリー。
もうちょっとはマシな誤魔化し方を覚えるんだな?
[>>36の最後のメアリーの様子を思い出して、にやり、と笑った]
(70) 2011/08/28(Sun) 03時頃
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[ユリシーズ>>63が本気なのか判断が付かずに、そっと目を逸らし。]
お前が言うと洒落になんねー気がするんだけど、何でだろうな。
[じゃれているテツとヤニクを見ながら、寮へと戻るが。]
そーいえばさ。 合流する前、お前等なんか話して……ま、いっか。
[そうこうしている内に、無事に寮へと着き。 中へ入る前に、荷物に酒があることに気付けば呆れながらも一つにまとめる。 特にディーンやケイトにばれないように、こっそりと持ち込んだだろう。
そうして、花火の準備を始めるのを手伝った。**]
(71) 2011/08/28(Sun) 03時頃
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だいたい迷子ってなんだ、帰んのかガリガリ星に。 あー、ママんとこに帰んのか。で、ディーンがママと。 なんだそりゃ。 [整理してみて自分で突っ込まざるをえなかった。 ガリガリ語おそろしや。] [抱きつかれてる本人よりも暑苦しそうに目を細めて、寮への道のりを歩き出す。**]
(72) 2011/08/28(Sun) 03時頃
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ユリシーズは、もちろん洒落じゃねーけど、俺忍者だし。と真顔で返したとか。**
2011/08/28(Sun) 03時頃
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[談話室に向かう途中。 共用の風呂場の前に差し掛かると、そこから何やらガサゴソと音がする]
…寮母さんか?
[いや、違うか…と、メアリーと顔を見合わせる。 この時間は、風呂場はまだ使えないはずだ。 それに寮母は、きっと今頃夕飯の支度をしている事だろう]
(73) 2011/08/28(Sun) 03時頃
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ディーンは、誰か居るのか?と風呂場に向けて声を掛けた。
2011/08/28(Sun) 03時頃
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―談話室―
ありがと、ヨーラ。 でも、あんまり可愛く描き過ぎないでよ。
[自分でも訳のわからない注文>>0:8だけど、思ったままに口にした。 どちらにしろ、夏場も冬場も弱っていたように思えるヨーラが、創作に取り組んでいる姿は楽しみで……いつか見てみたいな、なんて思う。 風呂場に向かう去り際のケイトの言葉>>56を聞きとめ、迫力あるなぁと思いつつ……。 そのまま談話室を後にした。
陽が落ちるにつれ、蝉の声も少しは弱まってきた気がする。 夕食や花火の時間までは、自室で勉強の続きに、もう少し挑んでみようと思った**]
(74) 2011/08/28(Sun) 03時頃
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[>>68ケイトから返事が返ってくれば、少年とメアリーも捜索に参加するだろう。 やがて目当ての物が見つかれば、連れ立って談話室に戻る事に]
[途中、自室へ戻るマリア>>74に出会えば、小さく礼をして。 談話室の中に入れば、この夏、寮に残った面々が居る事だろう**]
(75) 2011/08/28(Sun) 04時頃
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― 道端にて ―
[テツに抱き着きながら、ユリシーズのドスの聞いた(という脳内補正もかかりつつ)声>>63に、ひいっと身体を反らす。ついでにちょっと首絞めたかも。]
ハラキリハラキリ! ユリシーズ、ジョーク、話せない! テツ、ボクにブシノナサケをおおおおっっ!
[どうやら「ブシノナサケ」がマイブームらしい。 そこでテツから文句が出れば、あ、ごめん!と腕を離しつつ]
ディーン、ママ、ではないヨ。 んー……「おれのよめ」、ちがう。 よめちがう、ふぅむ、「おれのだんな」?
[ドヤ顔でまた、誤解を招くガリガリ語を口にするのであった]
(76) 2011/08/28(Sun) 10時頃
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― 夜:寮・食堂→ ―
ハナビ♪ スイカ割り♪ ハナビ♪
[鼻歌を歌いながら食卓に着いた。 今日の夕食の鯖の味噌煮を食べている間も、皆の顔を見渡しながら笑顔笑顔。実はみんなの好物が苦手だなんて、誰にも気付かれてはいけない、のだ。]
ごちそうさまでしたっ! ハナビー!
[がんばって元気にご飯を食べ終えて、夕食の後、さて花火の為中庭に向かおうかという時。 きょろきょろ見回して。ディーンを見つけたなら歩み寄った]
ディーン、ディーン。これ、アイスのおカネ。 テツにボクのためのおカネも、差し上げたでしょう。
[差し出した小銭をディーンは受け取ってくれただろうか。]
(77) 2011/08/28(Sun) 10時半頃
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[ディーンと言葉を交わした後、前を歩いているホリーの肩にがっしと回すため、腕を伸ばす。]
ハナビ♪ スイカ割り♪ ハナビ♪
楽しみだネ、ホリー! ボクも、キミも。寮でハナビはじめてヨ! さあ、行こう! ハラキリー!!
[彼女が戸惑いの表情を見せても、ともかくホリーを引っ張って、中庭に向けどたばたと走り出したのだった**]
(78) 2011/08/28(Sun) 11時頃
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ある意味新しい試みになるかもしれませんよ?
[ディーンが笑う>>69のを見て、目を大きく開く。彼の思い描くヤニクの黄門様が気になってしょうがない。それでも楽しそうに笑う先輩につられて笑った。
花火大会の開催許可を貰ったと知ると、小さく拍手を送る。]
ですよね! 折角ですし楽しまないと。 ……不安なんかないですってば!
[担いだ水鉄砲を腕に乗せてくるりと回し、スケさんは格好つけた。]
(79) 2011/08/28(Sun) 14時頃
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はい、待ってます。
[ディーンが窓際から離れ、裏口へ向かう姿を眺めていた。彼が窓から入ってくることはまずない。いっそのこと自分が窓を乗り越えて外に出ようかとも考えていたが、考えるに留めて正解だったと一人笑った。
廊下に姿を現した先輩について談話室に戻る。 その金髪を追いかけていたところで振り返った彼>>70。立ち止まってしばしその言葉の意味を考えていたが]
……ほ、本当ですからね! 黄門様に言いつけますよ!
[印籠を持っていなかったので 間抜けなスケさんになってしまった。]
(80) 2011/08/28(Sun) 14時頃
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[風呂場の前を差し掛かったとき、聞こえた物音に首を傾げる。 恐らく寮母さんではない>>73。 それがケイトのタライ捜索だとわかれば、進んでその捜索に参加するだろう。最も、片手が塞がった低身長のスケさんではあまり戦力にはならないけれど。
談話室に戻る道にケイトが加われば、「スケさんです」と自己紹介をして笑うだろう。]
(81) 2011/08/28(Sun) 14時頃
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―― 夜:寮・食堂 ――
[夕食のメニューは皆が好きな鯖の味噌煮。同じ時間に良く知る仲間と食べる夕食は格別で、少女はこのひと時が大好きだった。 小鉢に入ったきゅうりの浅漬けを箸で摘もうとして、ふと手が止まる。]
きゅうり……あれ、唐揚げは?
[軟骨の唐揚げも食べていたはずだ。そう考えて辺りを見回すも、唐揚げの入った器はない。良く考えれば鯖の味噌煮に軟骨唐揚げがついてくるのも少々おかしい。]
……おかしいな、まあいいか。 ご馳走様でした。
[そうぼやきつつも、あっという間に目の前の食器は空になる。キッチンにいる寮母さんに食器を返し、「美味しかったです」と声をかけた。]
先に外出てますね!
[まだ食堂にいるであろう先輩たちに声をかけ、水鉄砲を担ぎなおした少女はいそいそと食堂を後にする。ヤニクとホリー>>78を追いかける形でばたばたと慌しく中庭に出た。]
(82) 2011/08/28(Sun) 14時半頃
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―― 夜:中庭 ――
[すっかり陽も暮れて暗くなった中庭に出る。ヤニクとホリーもそこにいるだろうか。 少女は備え付けの木のベンチに腰掛けると、大きく伸びをして空を仰いだ。]
はぁ、綺麗……
[目を細めて星の輝きに見入る。夏の夜空はどこか明るく忙しなく星が輝いて、見ているだけで楽しくなれる。ベガ・デネブ・アルタイルを指先で結ぶように線を引いて、大きな三角形を作った。 視線はゆっくりと南の空へ向き]
……南に見える赤い星は、一等星のアンタレス。 さそり座を見つける目印にもなりますね。 赤く大きなアンタレスはよくサソリの心臓に……
[すらすらと唇から零れる言葉にはっとして口を噤む。 天体観測は好きだけれど、星座の勉強はしたことがない。膝に乗せた水鉄砲が、ベルトから下がる星型のミラーとぶつかって小さく音を立てる。]
………。
[押し黙ったまま、ぼんやりと赤い星を見ていた**]
(83) 2011/08/28(Sun) 14時半頃
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―寮:中庭― [夕飯を食べる前に、簡単に花火の準備を始める。 ベネットが買い込んだ大量の菓子と花火を並べ、物置からいくつかのバケツを持ってきた。]
あ、思い出した。
[バケツに水を入れる為に蛇口を捻りながら一人漏らしたのは、寮に戻る前にユリシーズが真顔で「俺忍者だし」と言った時に浮かんできたこと。]
なんとかっていうアニメで居たよな。 女装する忍者。
[部活がなく、早めに戻った時たまたまつけたテレビでやっていた忍者アニメを思い出して、すっきりしたようににこやかに顔を上げた。]
(84) 2011/08/28(Sun) 17時頃
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……なんでユリが忍者って言っただけで、あれ思い出したんだろうな?
[また、夢と混ざる。 あの時>>0:101、あまりの変わり様に何て返したら良いものかと、適当に笑った。 ユリシーズが女の格好をしていたところなんて、見たことがないはずなのに。
水の出ている蛇口の下に、頭を突っ込んで冷やす。 ぶるぶると濡れた頭振って水を飛ばすと、そのまま夕食の場に足を向けた。]
(85) 2011/08/28(Sun) 17時頃
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