49 海の見える坂道
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[10時だと。あと53(0..100)x1分もないじゃないか。 急ぎトーストに卵焼きを乗せたものをかじりながら、 鞄にバタースカッチを突っ込んで家を出る。 女性の身支度にどれだけ時間がかかるかは知らないが、 ぎりぎりということはもう彼女は準備できてるのだろうか]
やべ。宿には寄れないな。
[たまに古い本もでる蚤の市。行くのは好きだ。 彼女の店の前にギリセーフの時間に滑り込むが入口はまだ閉まってる]
あれ?
(55) 2011/04/11(Mon) 12時半頃
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ヨーラ?起きてる?
[店の扉の前で声出して呼んでみた。 まだ寝てるなんて知らないし、流石に勝手に中入るのも憚られる。
店の入口が開いているなら、 店の中に失礼してまた本を読みはじめるのだろうけれど 余りに時間が経てば多分また寝こけてしまう。
一部始終を見ていたジジが店の前で毛玉のように丸まっていた*]
(56) 2011/04/11(Mon) 12時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/04/11(Mon) 13時頃
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―― 昨夜 ――
ただいま! ラルフ君もジジ君もご健勝で、何よりなんだよ。
[ラルフの声に>>48、目元をセシルの影でこっそり拭い。 彼女との再会で貰った元気で挨拶を返した。 自分の顔を見て、ジョッキの中身が心配になる勢いで何故か驚かれたのには、目をぱちくりとさせたけれど。 逸らされた顔には、気づかなかった。
酒宴のお開きになった頃、まだ彼やミッシェル、それから誰かが眠ったままなら。 起こそうと声は掛けるけれど、わりとすぐ諦める。 いつものことと呆れ顔をしているだろう主人に、毛布の予備を貸して欲しいと頼んで。 各々の肩に掛けておいたんじゃないかな*]
(57) 2011/04/11(Mon) 13時頃
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―― 墓地 ――
[身体に染み付いた早起きは、酒が入っていても変わらず。 響き渡る鐘の音に、一斉に鳥の影が薄明かりの空へ羽ばたいていくのを、すっかり目覚めた琥珀いろに映して見送った]
やあ。美味しかった? 『mer calme』のお料理も持って来たら良かったかもしれないけど、どちらかと言えば、食べられるひとが食べるべきって言いそうなんだもん、きみ。
[真新しい墓石の前には、昨夜供えた唐揚げとカルパッチョ。 このままにしておいたら、守り人の手を煩わせてしまうから、紙に包んで鞄へ仕舞う]
昨夜はね、サイモンさんが奢ってくれたんだよ。 あのひと、何にも言わないんだもの。お会計のとき、びっくりしちゃった。
そういうとこも、似てるよね。 きみがサイモンさんに似ているんだろうけど、ぼくにとっては、やっぱりサイモンさんが君に似ているって、思ってしまう。
[みずみずしい花に囲まれた墓。 きっと、一月の間、絶えることなく足が運ばれているのだろう。 朝露に濡れる花びらが、ぽつん、と落ちてきた雫を弾いた]
(58) 2011/04/11(Mon) 13時頃
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……―― 海に居る時は泣かなかったんだよ。 だめだな、陸に上がると、泣き虫のコーネリアに戻っちゃうんだ。
[血を見るのが怖くなった。最後に彼の声を聞いた場所は、遠回りでも避けてしまう。 子供に戻ってしまったような、年を取っただけ性質のわるい臆病さに、また泣きたくなる。
幼いゾーイですら、あんなに強く在ろうとしているのに。 悲しみは皆同じなのに、自分ばかりが弱く思えて、情けなさにくちびるを噛む]
ヤニク君がね。帰って、きたんだ。知ってるかな。 嘆かせてしまったよ。ヴェスのこと、腫れものに触るみたいに扱ってるって。
……――君にも、同じこと言われてしまうかな。ごめんね。
[さくりと、湿り気を帯びた朝の土を踏んで。 墓前から踵を返した。
そうして、夜に通り掛った時、懐かしむような、安堵したような優しい眼差しを彼が向けていた、ベンチに。 何とはなしに腰を下ろすと、明けてゆく町並みを、眺めていた*]
(59) 2011/04/11(Mon) 13時頃
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― 夜・自室 ―
[ゾーイは眠くなるのが他の人より早かった。 だから、ヤニクお兄さんがカントリーロードをうたっている時には、すでに寝じたくをすませた後。
照明は消え、星あかりのみに照らされた自分の部屋の中、そろそろ寝ようとゆる、と視線をめぐらせて、
本棚に並んだ本が目に入ると、ふと表情から笑みが消えた]
(60) 2011/04/11(Mon) 13時頃
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[『星の見える風景』からはじまる、宵の空を思わせる紫色の髪の子“ジェミニ”が、いろんな冒険をくりひろげながら成長していくお話。 ヴェスお兄さんに紹介されて『星の見える風景』を読んだ後、おこづかいをはたいて、坂道の本屋で続刊をあるだけ買った。
そうして、早く全部読んで、ヴェスお兄さんに追いつこうと思っていたのに。 あんなに続きを読むのを楽しみにしていたのに。 一ヶ月前からずーっと、最初のお話を読み返してばかりになってしまった]
(61) 2011/04/11(Mon) 13時半頃
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――――――……
[遠くからギターの音や拍手の音が聞こえる。
あの遠いところにいるのはみーんな、自分よりずっと大人なのだ。 大人だからお酒を飲んで馬鹿騒ぎをすることもできるし、 何より自分より容易に前に進むことができると、そう思っている。 けれど自分は、ヴェスお兄さんのことでも両親のことでも、まだ―――]
明日はもうちょっとだけ長く起きれるといいな。
[独りつぶやくと、本棚から視線を外して、ぽふ、とベッドに体を預けた。
そうして眠る。遠くからの声を子守唄代わりに――**]
(62) 2011/04/11(Mon) 14時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/11(Mon) 14時頃
[どこの家でついているラジオだろうか。
涼やかな女性の声が、潮風に乗って流れてくる。]
みなさん、おはようございます。
今日は土曜日、広場では恒例の蚤の市が開かれますね。
いかがお過ごしでしょうか、アイリス・ベルジェがお送りする朝のラジオ『favori temps』、いつものようにまずは今日の天気からお届けしましょう。
(#3) 2011/04/11(Mon) 18時頃
今日は最高気温24℃、最低気温15℃と、とても暖かい一日。
湿度は60%、降水確率は25%、蒸し暑くなりそうですね。
日中は晴れ時々曇り、夕方から夜にかけては曇りとなりますが、深夜には雲は晴れて綺麗な星空が見えるでしょう。
思わずアイスを食べに行きたくなってしまうような、そんな一日になりそうですね。
それでは、今日はまずこの曲からお届けしましょうか―――…
(#4) 2011/04/11(Mon) 18時頃
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よー。ご機嫌だなミッシェル。 つーか、素敵要素ってどこだよ。初耳。
[ミッシェルの声に、馴染み特有の気安い笑顔で答える。 微かに目のふちを赤く染めながらジョッキを傾けて 脱いだらっておいおい、とからかう様に続けた後、 机を叩く音に合わせ、ラルフを覗き込む仕草]
えええ、ラルフ、飲み負けたのか? うん、よかったら牡蠣食えよ。んで飲もう。
[そんなことも、もしかしたらあったかもしれない。 顛末はそれぞれ違うが、酒の席じゃ日常茶飯事だろう。 もう一つ手に残った牡蠣を何とはなしにラルフへ差し出して よし、飲め、とジョッキを強引に合わせると、一息に飲み干した]
(63) 2011/04/11(Mon) 18時頃
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[サイモンの姿を認めると、軽く挨拶。 ヤニクのギターを聴きくと、楽しそうに手拍子。 しばらくそのまま飲み食いし]
そういやミッシェルさぁ 何でもいいんだけど、海のお守りになるような、良いもの無い? 出来たら、身につけていても 泳ぐときにあんまり邪魔にならないやつがいいんだけど。 後は、オトモダチ価格適用内だと、俺が喜ぶ。
[彼女が装飾品を扱っているのを思い出すと、 今日海の中で閃いた思いつきを、さりげなく訊ねてみた。 既に飲み仲間は酒気に侵されていて、 こちらの言うことを理解しているのか不安だったが]
んじゃあ、そろそろ俺行くわ。 皆、またなー。 えーと、セシル・・・・・・だっけ。アンタもゆっくりしてってよ。
[ヴェスパタインの知り合いだという彼女にも笑顔で挨拶をして]
(64) 2011/04/11(Mon) 18時頃
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[そうして立ち上がり、多少ふらつく足取りで扉へと。 支払いを済ませようと薄い財布を取り出すと、 既に貰っているとの返事が返ってきて、微かに困惑する]
―――――。
[サイモンの名前を聞けば、かつての友人の姿をそこに重ね、 やがて哀惜を載せた唇を歪めると]
―――――気なんか使うなよ……。
[群青の視線を伏せて、口の中だけで小さく呟かれたそれは、 そのまま、大気を震わせることはほとんどなかった]
(65) 2011/04/11(Mon) 18時頃
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[店を出れば、満天の星空。欠けた金貨のような月。 雑多に散らばる星が、ひとつ墜ちてきそうに思えた]
散らかり方が俺の店みたいだな。
[どうでもいい感想を漏らす。 懐から取り出した紙巻に火をつけながら、家路を歩く。 酒で火照る肌に浴びる夜風の冷たさと、 吐き出す煙と引き換えに、咽に感じる微かな引っかかり]
昔はこれも立派な薬だろう。 だけどアイツは、薬屋の癖に、ってよく言ってたわ。
[目の前に広がった透き通る夜気に、 白く濁った螺旋を描く呼気を混ぜながら、唇の端で笑う。 人は、明日にはどうなっているかわからない。 海で溺れるかもしれない。不治の病にかかるかもしれない。 酔いの残る足取りと思考を後に、ただ、坂を下りていく]
(66) 2011/04/11(Mon) 18時頃
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あ、着いたか。
[目の前には見慣れた店先と家屋。 扉を前に、名残惜しそうに一口吸い込み 咥えた赤い光点を、熾火のようにゆっくりと明滅させた]
まあ、なんだ。 止めてくれるやつがもういないってのも……。
[これはこれで、やはり少し寂しい。 やがて、扉の横に設えられた水が張られた缶へ 指で弾いた吸殻が収まるのを、つまらなそうに眺めた。 後は、飲んだ後の豪華特典。夢を見ずに眠るだけ――。 それでもきっと、次に目が覚める時には、 蚤の市の喧騒が遠くで微かに聞こえるに違いない]
(67) 2011/04/11(Mon) 18時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/04/11(Mon) 18時半頃
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…暑い。
[ごろりと寝返りをうって、布団の間でもぞもぞしていると、先程起きた時に開けた窓から名前を呼ぶ声がして。]
んー…
[目を擦りつつボサボサの頭で窓から顔を出せば、目に入るは本日の荷物持ち。]
(68) 2011/04/11(Mon) 18時半頃
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ベネットは、店の中で寝てる。すいよすいよ。
2011/04/11(Mon) 19時頃
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あわわわわわわ。
[ちょっと待っててと目で合図をおくって。 間抜けな声を出しつつ、走って洗面所まで駆け降りると顔を洗って歯を磨きつつ二階に戻って服を引っ張り出して。
口に歯ブラシをくわえながら着替えるのは白地に花柄のチューブトップのマキシ丈ワンピース。
ざっくり編まれたカフェオレ色の半袖カーディガンを羽織り、また階段を駆け降り、角を曲がるところで足の小指をぶつけつつ。]
いったぁ―――ぁい!
[悲鳴に似たような叫び声は、表まで届いただろうか。]
(69) 2011/04/11(Mon) 19時頃
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[寝てた。爆睡。 悲鳴には、店の前で寝ていた野良猫隊長が飛び起きてびっくりしてた]
…なにやってんの……
[のっそり起きて、見上げる2階]
(70) 2011/04/11(Mon) 19時頃
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[少し涙目になりつつ、片足でけんけんしながら洗面台へとたどり着くとうがいをして。
寝癖がひどくてぼさぼさの髪は諦めて頭の高いところで一つお団子つくって。
元々化粧なんて殆どしないけれど、せめてマスカラだけはとビューラーを手にしたのは女の意地だろうか。
その辺に置いてあったカゴバッグをひっつかんで財布とハンカチだけ放り込んでぺたんこサンダルひっかけて。
店内に姿を見せれば、そこに居るのは眠ったままの荷物持ちさんか、悲鳴で目を覚ました荷物持ちさんか。]
(71) 2011/04/11(Mon) 19時頃
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いや、別に何も?
[ひょっこりと顔を見せた彼に平静を保つように、揚がった息を沈める努力しながら答えるけれど。
一連のドタバタのせいですっかり赤くなってしまった頬で、何があったかは大体知れてしまうだろう。]
(72) 2011/04/11(Mon) 19時頃
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寝てたな?オハヨ。身支度お疲れさん。 人を呼び付けて寝坊とはいい御身分だね。 お仕置き。はい口開けて。
[彼女に問い返される前に、口の中へバタースカッチを一粒ぽい]
朝ごはんは?食べてから行く? それとも歩きながら買い食いする?
とりあえず、女の子の買い物は長いんだから 早いとこ行こう?
(73) 2011/04/11(Mon) 19時半頃
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そんな――…
[事ない、と苦しい抵抗をみせようとして、「な」のところでバタークラッチを放り込まれ。]
…買い食いする。
[固いキャンディーを口の中で転がしつつ、表情は憮然としている。 でも素直に応じたのは、甘い物貰ったから。]
(74) 2011/04/11(Mon) 19時半頃
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飲みすぎかな? 確かに昨日楽しかったしね。ほどほどに。
買い食い了解。 俺ももう少し食べたいし。 じゃ、行こうか。
[道すがら、誰かとすれ違うこともあるだろう。 昨日の今日、二日酔いもありそうだけど。 女の子の可愛らしい服装とは対照的に、麻のシャツと皮の肩掛け鞄]
(75) 2011/04/11(Mon) 19時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/04/11(Mon) 19時半頃
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暑い…――――
[目覚めた後、第一声がそれだった やっぱ、直射日光ほど暑い物はないね、うん]
みーずー…―――
[頭痛がする そりゃ、酔いはしなかったが酒量は多かったからなぁ]
(76) 2011/04/11(Mon) 20時頃
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[何処からともなく、鼓膜に響くラジオの音 どうやら今日は、暖かいらしい]
アイリース、君が暑いと言うと余計に暑く感じるだろう
[聞こえやしない反応を、ラジオに反し 服についた砂を、ぱたぱたと叩いた
こつん、と紙飛行機が頭に当たって きょろきょろ、辺りを見回してみるのに 人影はなく、首をかしげた]
ったく、誰だよこんな悪戯しやがるの 悪戯は俺の専売特許だぞ
(77) 2011/04/11(Mon) 20時頃
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んー…、どうだろ。
[ううむ、と首を傾げて。何せ、彼女が酔うなんて事は滅多にないし、どれだけ飲んでも次の日はピンピンしている。 兄は、妹とだけは絶対に飲み比べをするなと触れてまわるくらいに。]
うわぁ、やっぱり暑いなー。
[店の外に出れば、いつもは涼やかな潮風も何処か熱を帯びていて。 日陰を陣取りながら、並んで坂を下ってゆく。]
(78) 2011/04/11(Mon) 20時半頃
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If your heart is in your dream No request is too extreme When you wish upon a star As dreamers do
[借りたままの、ギターを背負い 空になったウィスキーを、カバンにしまって 小さく歌を、歌いながら 今日の予定は、何かあったろうか そういや、オスカーがおやっさんに仕事の話するって そう言ってたような気がするが、どうなったかな
一言二言、言ってやりたい事がある奴もいるが タイミングがな、なかなか合わないんだよな 二人だけの時間と言うのも、そんなにあるわけじゃないし わざわざ人を引っ張って来る、と言うのもガラじゃない 縁があれば出会い、機会があれば語れるだろう 本当に必要な言葉なら、そう言う機会が訪れるだろうし 自分が言うべき事でないなら、きっとこのままが良いのだろう そう言うものだ、人の道なんてものは]
(79) 2011/04/11(Mon) 20時半頃
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[本当に必要としている人は、必要な時に現れるし 本当に欲している言葉は、誰からか聞けるものだ 時にはそれが、煩わしく感じる事もあるけれど 後から振り返ったら、とっても大切な事だったりする]
Fate is kind She brings to those who love The sweet fulfillment of Their secret longing
[人は我儘な生き物で、今の感情に忠実になりがちだ 強くなれと、叱咤する言葉よりも 優しい抱擁を、臨むものだ
だからこそ、多くの人は優しさを、大事な人に注ぐから わざわざ、俺も同じものをあげる必要はない 人が優しくする時は、俺が冷たくなるのさ 人が冷たい時に、優しくしてやるために]
(80) 2011/04/11(Mon) 20時半頃
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君はうわばみだからね。 年下としては見習うまいと思ってる所だよ。
[暑い陽の下、聞こえてきたラジオに少しげんなり。 アイリスというパーソナリティーの声は、時々あざとく聞こえてしょうがない]
こうも暑いとリンダの店のアイスクリームも美味しいよ。 最近クリストファーの店の紅茶葉を使い始めたみたいだし 誰かと会えたら一緒にお昼もいいね。
[ぶらぶら歩きながら到る蚤の市。 あいかわらずのひといきれ]
さて、何を買うのかな?
(81) 2011/04/11(Mon) 20時半頃
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Like a bolt out of the blue Fate steps in and sees you through When you wish upon a star Your dream comes true
[だから今、俺に出来る事があるのだとしたら
1月の間、止まったままのこの街に 一陣の旋風になって、埃を撒き散らし ハタ迷惑な奴だと、皆が口にするのを聞かず 口笛を吹きながら、いつもの通り
自分の居場所を探す、小さな旅を また、続けていく事くらいだろう]
ん…―――
[大きく伸ばした背中は、案外気持ちよい]
(82) 2011/04/11(Mon) 20時半頃
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