295 突然キャラソンを歌い出す村3
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[……サァァァァァァァ…… ……]
(211) 2019/05/03(Fri) 14時頃
|
|
[ヤマモトに衣服は預けているので、攻芸はバスケ部の白いユニフォームに着替え、体育館に向かった。**]
(212) 2019/05/03(Fri) 14時頃
|
|
─ 回想:車中 ─ >>214>>224
[納得できないと、宇津木が言った。しかし攻芸には納得させてやれるほどの材料が手元にない。 どんなものを使おうとしているのかは、ヤマモトしか知らず、ヤマモトですらも、実験台が足りずどうなるか分からないと言っていた。 ヤマモトの説明に、頭いいなとつぶやいた。]
……俺は……吸血鬼として生きる気がない。 俺の家はみんな、俺と同じで、吸血鬼を狩る。
自分の家から出た吸血鬼なんて 生かしておかんはずだし、俺も俺を生かしておけん。
[それから迷いながら次の言葉を探しては]
九生屋にもああした。 俺だけ例外だとは、俺すら思わん。
[たどたどしく自分について話すが、納得させてやるための返事にも、優しい気休めにもならなかった。 宇津木の不機嫌を治す手立てが攻芸には見当たらず、前を向いた。]
(228) 2019/05/03(Fri) 17時頃
|
|
……吸血鬼でなくなるかもしれない方法を、 ほかに知らない。
[ヤマモトの説明で、恐らくは使ったところで死ぬかもしれない可能性は高いと分かっていた。ただ一瞬で死ぬよりも、余計に苦しむ羽目になるのかもしれない。]
ヤマモトさんがいなかったら、 俺が生きていられる可能性は無い。
[言い切って、窓の外へ目を向けた。**]
(229) 2019/05/03(Fri) 17時頃
|
|
― 夜/神森学園廊下 ─
[全ての武器を体から追い出した攻芸は、ヤマモトの言う通りにやりたい事をしてみた。>>226 可愛げの有無がヤマモトにとって重要かは知れないが、己のせいで深夜まで働かされている者だ。やれと言われたことくらいは聞こうと思った。
体育館に向かいがてらスマホをチェックした。 思わず、足をとめていた。
そこにならんでいたメッセージは、心配している内容のものだったの。戸高の、しつこいくらいの言葉の数々。 送信された時刻。気遣いや怒り。>>2:250>>2:313]
(232) 2019/05/03(Fri) 18時半頃
|
|
[戸高の言った『みんな心配していたんだぞ、返事くらいしろ、バカ野郎』>>97 という言葉は、攻芸が思っていたよりも、ずっと長い時間をかけらけれていたらしい。
攻芸はずっと戸高が探してくれていたのだと、ここで漸く知ることとなった。
『生きててよかったよ』>>98 なんて、どんなつもりで言った言葉かわからずにいた。
本当に戸高は攻芸の身を案じ、市内を駆けずり回り、夜まで探してくれていたらしい。]
(233) 2019/05/03(Fri) 18時半頃
|
|
[どうしよう、と真っ先に思った。
もうこの身は生きるも死ぬもわからない。 ヤマモトの持つ銃弾の効果は誰にも試せていない。
攻芸は、戸高とバスケをするのが好きだった。 >>230 >>231
攻芸がバスケを始めた理由は、『吸血鬼の首を股の間にスリーポイントシュートできるようになりたかったから』というちょっと(だいぶ)変わった理由である。 何気ない(何気ある)理由で始めたバスケが、初めてみれば実に面白い。攻芸は傍目にどう見えるかはさておいて、実に人が好きだった。
高校に進学して、三年生からのあたりが強くなった。 攻芸はそれをやっかみだと判断できるほど人の観察が得意でなく、悪意に鈍かったが。ともかく、その状況をどうにか変えて、チームの皆と結んでくれたのは、戸高だ。>>231 人の生に固執したくなったその居場所を構築する手助けを、恩も着せず、自分がそうしたいからというあまりにもサッパリとした理由で作り上げてくれたのは戸高なのである。
怒るはずだと、攻芸は思った。 思ったからこそ――こんな時に、こんなにも。 生きていたいと思わせられるとは、考えてもなかった。]
(234) 2019/05/03(Fri) 18時半頃
|
|
[途端。 ヤマモトの撃つ弾の結果が。 確率が。副作用が。 全てに期待してしまうからこそ、恐ろしくなった。
攻芸は、この期待できない数パーセントの可能性に期待しなければならなくなってしまった。
してはいけない。期待などできない。 それが攻芸の絶望にセーブをかけていたのだが…… 攻芸は立ちすくんで、目の前が狭くなるような、暗くなるような不思議な感覚に見舞われながら、スマホの画面を見つめていた。**]
(235) 2019/05/03(Fri) 18時半頃
|
|
― 夜/神森学園廊下 ─
[戸高のSHINEに書かれたメッセージで暗くなりそうな目の前。追い打ちのように眠る前の宇津木と交わした思い(うた)を思い出す。>>236>>237>>238>>239>>240
・ ・ ・
『死ぬ気だった?』 >>237
車中でされたその質問に、攻芸はなんだか怒られそうな予感だけまずは感じてアホなりに言葉を選ぼうとしたが、無駄だと判断した。言い訳も思いつかない。死ぬ気だった。最初は死ぬ気"のみ"だった。真っ先に死のうと思ったほどだ。
宇津木に顔を向けないまま、頷いた。
深い深いため息が、後ろから聞こえて、攻芸はまたおずおずと後ろを振り返ろうとした。]
(247) 2019/05/03(Fri) 20時頃
|
|
[宇津木は納得をした、と言ってくれた。 でも後でビンタなのだそうだ。
『アナタの事情に、 アタシは関係ないとか、思ってなかった?』
ラジオか有線BGMのように、その空間に満ちるようにして交わされた刹那の思い。たったの数十秒か数分。ブレスも歌声も、届いていた。考えないようにしていただけだ。 関係ないと思っていた。思いたかった。
――だって、わかってしまったら、こんなにも苦しい。
『キミの隣に いられなきゃダメみたい』 なんて、きいていたはずなのに。>>1:458
攻芸は自分の一生が、嫌いではなかった。 それを作ってくれたのは、九生屋や、戸高や、宇津木や、ヤマモトや、邪道院をはじめとした、いろんな人だ。]
(248) 2019/05/03(Fri) 20時頃
|
|
[『人生から欠けたら穴が空くよな』 その言葉に攻芸は理解ができた。
今夜感じたばかりの思い。 穴がふさがっているはずもない。 九生屋に攻芸は、『寂しい』と伝えた。
……吸血鬼が神にいのるなんて。]
(249) 2019/05/03(Fri) 20時頃
|
|
― 夜/神森学園第一体育館 ―
[ユニフォームを着て攻芸は体育館にたどり着いた。 眩しい照明。 窓ガラスの向こうは夜の色をしている。真っ暗だ。
独特の人工照明がうみだす濃いコントラストのなか、戸高の姿を見つけた。
見慣れた姿。 攻芸が尊敬する先輩は、ボールを持ってそこに居た。
攻芸の姿はワックスのかかった床にも映りはしない。]
(250) 2019/05/03(Fri) 20時頃
|
|
[戸高が着ていたユニフォームは色違いのオレンジの方だった。攻芸は彼の笑みにつられて笑っていた。]
……ほんとだ。
[なんとなく、戸高も白だと思ったのだが。 人の思いはこんなも簡単に予想を日々裏切る。 それでいて、共に仲間としてあそびあえる。
攻芸は、戸高ほど"自分と"バスケをすることを好きな人をしらない。
攻芸の強さを知り、いまだに張り合うのは彼だけだ。 アホの攻芸だが、それだけはわかった。自分とするバスケが好きなのだろうということが、わかっていた。 若しかしたら自惚れかもしれないとも思った。 勘違いでもよかった。 攻芸にはとにかく『バスケしよーぜ』なんて声をかけて貰えることが嬉しい。
彼がバスケを好きかどうかは攻芸には判別がつかぬ。 さぼるし。シュートを打って外してもおどけるだけ。]
(253) 2019/05/03(Fri) 20時半頃
|
|
……………、はい。
[攻芸は、戸高の誘いに、泣きそうな気持で頷いた。]
(254) 2019/05/03(Fri) 20時半頃
|
|
― 夜/神森学園第一体育館 ―
先輩。なにしよう? ……1on1でもいいし。
[攻芸は遊び相手と、最大限楽しむには一体どうしたらいいのかを考えた。 『最後のゲーム。』 可能性に賭けるなら、本当は生きてもっと続けたい。しかしここで終わることも絶対に考慮にいれなければならない。 細い可能性に全ての思いを乗せるには、その可能性は細すぎて、想いは大きすぎた。 人の身に奇跡はそれほど降ってこない。 それこそ神様が見ていない限り。>>2:279>>1:735
一番。それを追い求めるのなら。 どう考えても、攻芸ならばチーム全員で日々の練習でも、試合の形式をとるのでもいい……戸高が居たからこそ出来た繋がりのなか、そこで目いっぱい、悔いも残らぬくらい楽しめたら――
けれど、今夜それは叶わない。 攻芸の餌となる人間の血が場に増えることになる。 攻芸が人を傷つける可能性が増えてただ危険だ。 それを避けるため、深夜の体育館に居るのだし。]
(267) 2019/05/03(Fri) 22時頃
|
|
[戸高と共にいると、またあのコートに戻りたいと思う。
応援してくれる声だとか。 他校生に挑む時の一体感だとか。 ただ心地よい勝つための戦略だとか。 それを誰かと共有できるだとか。
青春という使い古された言葉がそこには息づいていた。 目を閉じれば瞼の裏にまざまざと蘇る。 一生の宝物とは、こうしてできるのだろう。
しかし、攻芸と戸高の二人だけでは戻れない場所だ。]
(268) 2019/05/03(Fri) 22時頃
|
|
[その頃。 >>256
数匹の蝙蝠が通気口から侵入していた。 攻芸もまだ、気づいていない。]
(269) 2019/05/03(Fri) 22時頃
|
|
― 夜/神森学園第一体育館 ― >>291 >>292 >>293
[一休みもした。 邪道院もそこまで近くに居ない。 目の前には戸高。 であれば、あの猛烈な飢えは邪道院によるものなのだろうか?攻芸にはまだわからないが、ともあれ、今は好きなことをしていい時間だと聞いている。]
……わかった。
[床を跳ねてこちらへきたボールを歩きながら受け取って、幾度か床を跳ねさせた。 馴染んだ感覚に胸がいっぱいになる。 これが、最後になるかもしれないのだ。]
(316) 2019/05/04(Sat) 00時半頃
|
|
……、本気で。………
[そうすれば、どうなるかは自明だ。 怪異の身体で人と試合をしたところで。 攻芸は、この勝負をつまらないものに変える。
攻芸は、戸高とのバスケが好きだ。 自分とするバスケを、戸高からつまらないものだと思われたくなかった。 皆と作ったバスケの思い出を、自分自身で腐すことに耐えられない。……ゆえに、突然退部届を歌い出した。]
(317) 2019/05/04(Sat) 00時半頃
|
|
[六合は嘘が苦手だ。 だけど今だけは、どうにか頷くに至った。
片手でボールを弾ませる。足を踏み出す。 踏み込みにどうしても加減が入る。 それでもいつもよりも速い。]
(318) 2019/05/04(Sat) 00時半頃
|
|
[―― >>257
飢餓のcountdown すぐそこさ(ding-dong) 聞こえてくるでしょ begging 啜る(drip drip)
《どうして我慢するの?》 《すぐそこに美味しそうな餌があるのに》 《早く食べないと死んじゃうよ!!!》
[魅了を乗せた音波はうたう。
≪食べたいなら、食べちゃえばいいのに≫ ]
(319) 2019/05/04(Sat) 00時半頃
|
|
[高く大きな音を耳の傍で聞いた時のように、一瞬頭のゆれを感じた。急激に襲い来る食欲。 攻芸は混乱した。]
(あれ)
[やっぱり戸高のせいだったのだろうか。]
(――あれ?)
[だめだ、と我慢していた部分のタガを外される。 脳が混乱する。 なんで、食べちゃだめなんだっけ?
攻芸はその瞬間、戸高からボールを守る手段も忘れて]
(320) 2019/05/04(Sat) 00時半頃
|
|
(あれ?????)
[至近距離にいるその人が、とてもおいしそうだ。 その血がとてもあたたかくて甘いことが味わう前からわかるようだった。
ただ、早く食べないと死ぬいう理屈にだけは……
『その通り、死ねばいいのだ』
と強く思っていたからこそ。 攻芸はわけがわからなくなっていた。]
(321) 2019/05/04(Sat) 00時半頃
|
|
― 夜/神森学園第一体育館 ― >>340 >>341 >>342
[人間だった頃は手を抜いたことがなかった。攻芸は今日はじめて手を抜いていた。 攻芸の下手な嘘はすぐばれた。
けれど、攻芸にはもうそれどころではない。 遠くから声援がきこえている。 手からボールが弾かれて、目の前をおいしそうなものが横切って、遠くにいってしまって、でも飢え死にしたほうがよくて、なにかたべたいんだけど、あっちにも、こっちにも、そっちにもおいしそうなのがあって、でも飢え死にしたほうがよくて……
混乱した頭で脚がとまっていた。 心臓がばくばくいっている。 煽る戸高の声の意味を把握する。 そうだ。これは、最後になるバスケ。]
(346) 2019/05/04(Sat) 01時半頃
|
|
[お願いして機会を儲けてもらった。 戸高が怒っている。怒らせたくない。 本当はあそびたいので置いていかないでほしい。 負けたくもない。戸高にめっちゃ勝ちたい。 本当は心底"期待にこたえたい"。 そんなもんなのか、なんて言葉否定したい。 いま、いちばんやりたかったことだ。 死ぬと決まったら、これだけはしてみたかったこと。 戸高に付き合ってもらえるなんて願ってもなかった。 本当は一人で少し遊んで終わりのつもりでいたのに。
このまま走り出すと、戸高目掛けて走っていってしまいそうなのだが、"このままだと死ぬ"のが都合がいいから"死ななきゃいけない"のでそれはできなくて………でも戸高とバスケがしたくて、……
攻芸の口からぽたぽたとよだれが垂れはじめていた。 人のころの反射と名残で胃がぐうと音を立てている。]
(347) 2019/05/04(Sat) 01時半頃
|
|
― 夜/神森学園第一体育館 ―
[ヤマモトが邪道院に華麗に頭を踏みつけられた、その辺りのことである。
……戸高がドリブルをしながら走っていってしまう。 攻芸は、追いかけたいのに行けない。]
フ…… フーッ…… フーッ……
[どうして我慢するの?→いらなかったね!?→すぐそこに美味しそうなエサがあるのに!→なるほど〜!ほんとだ〜!→早く食べないと死んじゃうよ!→じゃあ飢え死にだー!→どうして我慢するの?→いらなかったね〜!?のループである。
わけがわらかなくなった攻芸は]
ううう゛うううううう゛ううう゛……
(359) 2019/05/04(Sat) 02時頃
|
|
ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!
[ばかなので。 ストレスがたまったので。 わけがわからないので。 脳の処理限界をこえたので。
ありったけ叫んでいた。 もうめちゃくちゃである。]
(360) 2019/05/04(Sat) 02時頃
|
|
[体育館の窓が一気に全部割れた。 体育館の照明も割れるものがあった。]
うううううううううううううううううう!
[六合攻芸は、わけがわからなくなったので とてつもなく怒っていた。
めちゃめちゃやりたかったことが全然うまくできないまま宙ぶらりんになってて、でもおなかがすいてて!でも飢え死にしたほうがよくて、でもおなかがすいてて!!!でもぜったいバスケしたいけどうまくいかなくて!!!!!!!!!でも死ぬなら死んだほうが……戸高先輩がやろって誘ってくれたのに!!!!!!でも血がすいたいし!!!!!!このまま血すわないでいたら死ぬから死のう!!!!!で、死んだらバスケができないから!!!最後にいっかいバスケがしたかったのに!!!!!!!!!]
(361) 2019/05/04(Sat) 02時頃
|
|
[ぷつん。 自我終了のおしらせである。 攻芸は目を金色にひからせて、このなかで一番食べたい対象を探した。
攻芸は体育館を混乱した猫か無暗に投げたスーパーボールか発狂中の昆虫かくらい、わけのわからない動きで霧と人と蝙蝠の変身を繰り返しながら――
なにかを口にばっくり咥えた。]
(362) 2019/05/04(Sat) 02時頃
|
|
[攻芸は、ばりばりむしゃむしゃ …… 蝙蝠の一匹を食っている。
六道攻芸は吸血鬼と変化してこのかた、『吸血鬼の血しか飲んでいない』ため、食べておいしかった血を目指したところ、手始めにこうなっていた。]
(363) 2019/05/04(Sat) 02時頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る