84 戀文村
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[ダーラの拳を背に感じ、女も腕に力を込める。 落とした声に、確固たる意志を滲ませて]
これは私の我儘だ。
セレストを一人で行かせたくない。 けれど、共に行く事は出来ない。
村は兵士に取り囲まれていて逃げる事は不可能だろう。
だからせめて───…
(314) 2012/03/27(Tue) 23時頃
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彼女を奪われる前に、共に果てたい。と───…。
(316) 2012/03/27(Tue) 23時頃
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[ダーラの「妹」と言う言葉に、女の声に嗚咽が混じる。]
…──ッ、ダーラ、
あぁ。 あぁ……、わかってる──…。
(318) 2012/03/27(Tue) 23時半頃
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でも、許して──、くれ──ッ、 セレストを一人にしたくない、んだ──…。
どうせ私も、すぐに徴兵されて、 全く別の所で、死ぬ事になる──…。
そうなる前に、共に過ごしたこの村で、 この、《家》、で──っ、
死───……、 なに?
[最後まで言い切る前に、ダーラの声に遮られた。 少し、きょとんとして見上げた後、意味を理解して、月白の瞳を笑みの形に細めた。]
…──ありがとう。
(321) 2012/03/27(Tue) 23時半頃
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うん──…、 ……───うん。
[頬を引っ張られた女の瞳から、いくつも涙が零れ落ちる。]
…──そうだ、これを……。
[女は一旦ダーラから離れ、台所の隅から小さな瓶を取り出し、中の粉薬を薄い紙に包んで二つの小さな薬包を作った。 それを持ってセレストに近寄り、片方を差し出し]
…──セレスト、 これは、養父から教わった、ある薬草から取り出した薬だ。
飲めば、身体の全身の筋肉が弛緩して、 やがて呼吸困難で息絶える。
…──大丈夫、苦しいのはほんの僅かな間だけだ。 私も一緒に往ってやるから、怖くないよ。
[耳元でそれが何かを説明し、セレストの手に握らせた。]
(330) 2012/03/27(Tue) 23時半頃
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…───もう、これで本当に思い残す事はない。
戦地で迷った養父さんの魂も、 きっと私が導いてあげる。
……───行こう。
(332) 2012/03/27(Tue) 23時半頃
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[抱き締めるセレストに、首を傾げて]
…───お前を、外に行かせたくない。
ひとりが怖いと言っていた。 先に、待っているなら平気なのか?
[確かめるように、訊く。]
(336) 2012/03/28(Wed) 00時頃
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[頷く瞳に、恐怖の色はない。 女はセレストの髪を撫で]
…──わかった。
じゃあ、行こう。 最期は、温かい場所がいい。
[ひとの温もりが感じられる場所へ、と。 三人連れ立って、ダーラの宿へ向かう。
途中、ブローリンを見掛ければセレストへ]
…──別れを告げてる。
[と、促し]
(342) 2012/03/28(Wed) 00時頃
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[宿で、全てを忘れるように酒を飲んで───。
朝方、ホレーショーが覗く頃には。 寝台の上、セレストに抱かれて眠る女の骸が在った。**]
(344) 2012/03/28(Wed) 00時頃
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