1 とある結社の手記:6
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─ 現在、結社員宿舎 ─
[森の小屋の一室を借り受けて、拠点としたそこには、 雑然と運び込まれた荷物が床に積まれている。
女のコートも、壁に釣り下げられている。
ぱち。ぱち。と、赤い暖炉の火の中で薪が爆ぜた。 椅子に座った女は、暖炉の前に手だけを下ろして、 寒さに白くなった指先を火にあてて温める。]
──今回は、随分と早いお帰りねぇ?
[きぃ。と、部屋の入り口が開くのに、視線を向ける。 「雪がそう、ひどくなかったからな」と、 陰気な声で、麓から戻ってきたサイモンが答えた。]
(@60) 2010/02/21(Sun) 02時半頃
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[猟銃は、──集会場の外では、手から離れて 椅子に立てかけられている。首に巻いた狼だけが変わらない。]
本部と連絡はとれたのぅ?
[部屋の中を照らすのは、薄暗いランプと暖炉の明かりだけ。 「ああ。」と、女の問いに、鬱々と男は頷いた。]
『──人狼退治の準備も、明朝にはできる。』
……そぅ。
[男の返事に、くす。と、女は紅い口唇で弧を描いた。]
(@61) 2010/02/21(Sun) 02時半頃
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ああ。 その──、対象の集会場の子たちねぇ。 色々煩いのよぅ。
"ふたり"いる、占い師さんの真偽が知りたいから──、 貴方に近くに来い。だそうよぅ。
──ひどい、わよねぇ?
[くす。くす。濡れたブーツから足を抜いて、 自分の膝を胸元に引き寄せながら、 陰気な男の顔を見上げて、女は笑う。]
(@62) 2010/02/21(Sun) 02時半頃
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その嘘を否応なしに暴ける人間が、 目の前で嘘を突きつけたら、どうなるか、とか。 そんなコトは、考えてないのよねぇ。きっと。
ああ。
占い師さんの真偽を確かめるときには、 ちゃんと、そっちに行くわよぅ。
逆上して、貴方に襲い掛かられるのが一番怖いからぁ。
[昼間なら──、まだ。人数をそろえれば、勝ち目はある。多くの人狼が本当の力を発揮できるのは、夜半をすぎて、深夜になってから、だ。]
…で──、やっぱり、今回もあそこで寝るのぅ?
[何度か、繰り返したやり取り。陰気な男は、頷きもせず返事もしない。]
(@63) 2010/02/21(Sun) 02時半頃
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[ぱち。と、沈黙の間に暖炉の薪が、またが爆ぜた。 陰鬱な男の顔の上で、赤い陰影が揺らめく。]
…、
ほんとぅ、あなたってぇ、 …馬鹿か物好きね。
[ふぅ、っと、女は諦めたように、溜息をつく。]
(@64) 2010/02/21(Sun) 02時半頃
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…そうそぅ。
貴方のことを、心配してくれた子も、いたわよぅ。 ── 力を持ってる者が、狙われるかもしれないからぁ、
…死なないでね、って。
[胸元に引き寄せた膝の上に顎を乗せて、 陰気な相棒へ、忠告を伝えた。**]
(@65) 2010/02/21(Sun) 02時半頃
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