88 吸血鬼の城 殲滅篇
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[いっそ吸血鬼になったのだから視線だけで殺せればいい。 などと思いながら、睨んだままヘクターの背中を見送ると 彼が不意に振り向いた]
やめろ。 お前の子なんて気持ちが悪い。
[憎々しげに吐き捨てて]
お前の最大の敵としてなら名乗ってやる。
……――ジェフ ジェフリー・ハリソンだ。
(25) el900m 2012/05/04(Fri) 22時半頃
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―南塔 屋上―
[ムパムピスを眷属に。 ――そう囁く男の声に眉を寄せて振り返り、
石床に横たわる『弟』に歩み寄る]
……大丈夫か…?
[ヒューは転がったまま、殆ど動かない。
己の左眼は先ほどの吸血でだいぶ癒えたが、 彼のダメージは自分以上に大きいようだった]
(26) tatsuru 2012/05/04(Fri) 22時半頃
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[大きく息を吐く、 偉そうな言葉をヘクターに投げかけたところで、 結局自分は、誰も護れなかったのだ。 自分も――]
……ムパムピスは? ムパムピス!
[絶対護ると誓った人。 なのに自分は――
その名を叫ぶと、弾かれたようにムパムピスの側に駆け寄る]
(27) el900m 2012/05/04(Fri) 23時頃
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[「大丈夫か…?」と気遣う声がかけられる。 闇を通した思念ではなく、空気の揺らぎを伴うそれは、どこか温度を感じさせて心地よい。] ああ、存外 丈夫に、 できてる。
親に感謝しよう。
(28) enju 2012/05/04(Fri) 23時頃
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[石床を見下ろし、迷うように眉を寄せる。
己が血を与えれば この男は回復するのかもしれない、と気づいて。
……だが結局、踏ん切りはつかずに、 大丈夫だ、という返事にほっと安堵の息をついた。
複雑げに、僅かに唇を引き上げて笑い]
そっか。 …ならよかった。
(29) tatsuru 2012/05/04(Fri) 23時頃
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……あ、…そういえば
[気づいて胸ポケットを探り、 其処にあるものを取り出す。
明滅するようにひそやかな熱をもった、 紅玉の髪飾り]
(30) tatsuru 2012/05/04(Fri) 23時頃
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[ヒューが見えるように差し出してから、 その掌の近くに、ことりと置く。]
……クレアの…、 アヴァロン伯の持ち物だ。
アンタに渡そうと思って、ずっと忘れてた。
(31) tatsuru 2012/05/04(Fri) 23時頃
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― 地下聖堂 ―
[螺旋階段を降りる途中で、闇に姿を変え、 ひといきに下へと降りていく。 それでも、いきなり地下聖堂に現れることはせず、 南の地下通路に降り立った。
全身を濡らしていた血は、一度闇に溶けたことで消え去り、 落ち着いた、常の風格を取り戻す。 傷までは塞がっていないが、服で隠せばそれも気にならなかった。]
(32) nekomichi 2012/05/04(Fri) 23時頃
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[地下聖堂の扉を開き、中へと踏み込む。 一歩、足を踏み入れると同時に、全身を包む薔薇の芳香。 深紅の花弁に飾られた棺に近寄り、 ゆっくりと中を覗き込む。
棺に在るは、花の如き乙女。 白いかんばせを飾る亜麻色は柔らかに優しく、 薔薇の唇からは真珠の歯が覗く。
損なわれていた、世にただひとつの華は、 再び艶やかな姿を取り戻し、花弁を開こうとしていた。]
(33) nekomichi 2012/05/04(Fri) 23時頃
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クレア。
[名を舌に載せ、指を伸ばす。 額に掛かる髪の一筋を払い、柔らかな頬に触れる。]
――― オレの、シェリ。
[愛しい人。そう、低い声で呼びかける。 その声が届いているのか、 繊細な綿毛のように睫が震え―――]
(34) nekomichi 2012/05/04(Fri) 23時頃
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迎えにきたぞ。
……… おかえり。
[開いていく深紅を見つめて、笑った。]
(35) nekomichi 2012/05/04(Fri) 23時頃
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[ドナルドが掌の近くに置いたそれに触れる。 鼓動にも似たその温もり。]
姫の──、
[どうしてこれを、と問いかけて思い出した。 「アヴァロン伯の遺品」があったという討伐隊の会話。]
…おれに?
[おまえが渡せば、あるいは供えればいい、姫とは知己なのだろう──と言おうと思ったが、これはドナルドの優しさなのだろうと──死ぬなよという励ましなのだろうと理解して、ことりと頷いた。]
確かに、お預かりする。
(36) enju 2012/05/04(Fri) 23時半頃
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>>24
[必ず殺してやる。 血を吐くような宣言に、密やかに牙を見せて笑う。 ああ―――愉しい戦いが、できそうだ。]
ジェフリー・ハリソン、な。
名前を忘れる前には、顔を見せろよ。
[最大の敵だという主張(>>25)には、小さく笑い声を立て、]
(37) nekomichi 2012/05/04(Fri) 23時半頃
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先代はおそらく──姫を迎えに行った。
おまえは──どうする?
(38) enju 2012/05/04(Fri) 23時半頃
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ムパムピス?
[周りに誰がいようが気にも止めないで、 ムパムピスの身体を抱きかかえると、ぴしゃりと頬を打つ]
ムパムピス、大丈夫か? ムパムピス?
…………!
(39) el900m 2012/05/04(Fri) 23時半頃
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>>36 …ああ。
クレアの傍にいてくれた…… 護ろうとしてくれたアンタが、 持ってるべきだ、って思うんだ。
[この騎士の彼女への忠義を思い、 頷く彼に切なく笑いかける]
俺が、――俺たちが出来なかったことを アンタはしてくれてたんだからさ。
(40) tatsuru 2012/05/04(Fri) 23時半頃
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[彼が生きているのか、死んでいるのかわからない。 ならば首筋に手を当てればと、 触れようとして違和感を感じた。
彼は、首筋まで防護していたはずなのに、 今は白い肌が露出していた。
嫌な予感がして覗きこむとそこには――2つの穴 まるで吸血鬼に血を吸われたような]
(41) el900m 2012/05/04(Fri) 23時半頃
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[己がクレアにとどめを刺した事を、ヒューは知らぬ。
……ヒューがラルフにとどめを刺したことを、 隻眼の男は知らなかった。
大任を果たしたように、ふ、と息をつき]
――…? ………迎えに、って…
[次の言葉に、きょとんと振り返る。 何を言われたかわからない、というように瞠目した。]
(42) tatsuru 2012/05/04(Fri) 23時半頃
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―― 地下聖堂 ――
[眠りから目覚めたばかりのようなぼんやりとした深紅の双眸。 ややして定まる焦点の中心に在るのは逢いたいと願っていた主の姿。 薔薇の芳香に混じり甘い血の香りが鼻腔を擽る。 頬に触れる手の優しさに女はくすぐったそうに目を細めた]
ヘクターさま
[夢現の様子で身を起こし その両の手は主の肩に絡めようと伸ばされて]
ただいま、戻りました
――…ずっと、ずっと、 こうして再び逢えるのをお待ちしていました
[待ち焦がれた主の迎えとその笑みに 女は安堵と歓喜の入り混じる微笑みを浮かべる]
(43) helmut 2012/05/04(Fri) 23時半頃
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先代は、姫を甦らせると言っていた。
[そのために血が必要で、そのために自分たちは命を落としたのではないかと──その確認は省いた。]
だから── 姫が戻ったら、これはおれから姫に渡す。
ただ、おまえのしてくれたこと、おまえの言葉は忘れない。
…ありがとう。
(44) enju 2012/05/04(Fri) 23時半頃
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………、クレアが、 ………甦る?
[呆然と呟く。 信じがたい話を聞いたように。
ひとつだけの瞳は見開かれ、
――やがて其れは、
歓喜でもなく 驚愕でもなく、
ただ、]
(45) tatsuru 2012/05/05(Sat) 00時頃
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済まない……。 私は、君を護れなかった。
[ぎゅっと唇を噛む。
屈辱の痕がはっきりと残された、しろいのど。 慰めるようにそっと撫で――。
哀しげに見つめる瞳には、いつしか欲望の色が混じる]
(46) el900m 2012/05/05(Sat) 00時頃
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……ッ、だったら…
[息を呑み込む。 唇が戦慄き、言葉には出来なかった。
何故。
――何故、自分達は、 こんな風にならねばならなかったのか、と]
(47) tatsuru 2012/05/05(Sat) 00時頃
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― 地下聖堂 >>43 ―
悪いな。 随分と――― 待たせた。
[伸ばされる繊手を首に導き、 背中と膝の裏を支えて、棺の中から掬い上げる。 顔のすぐ横で、花の香りが開いた。]
もう、おまえに寂しい思いはさせねぇ。
ずっと、一緒だ。
[手放しはしない。 思いを込めて、ほんの少しだけ腕に力を入れる。 肌がより密に触れあうだけの強さ。]
(48) nekomichi 2012/05/05(Sat) 00時頃
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[浮かぶのは――悲痛。
討伐隊は殲滅された。 ――自分と、主の獲物となったジェフリー。 それ以外の全員が死んだ。
そして、自分は]
(49) tatsuru 2012/05/05(Sat) 00時頃
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……。…… ヒュー。 俺は行かない。
……悪い…、… ひとりで行ってくれ。
[言い残し、背を向けようとする。 その姿は、ジェフリーとすれ違ったかもしれない*]
(50) tatsuru 2012/05/05(Sat) 00時頃
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―― 地下聖堂>>48 ――
[悪いなというヘクターに小さく横に首を振る]
迎えに来て下さった それだけで十分――…
[待っていた間の苦も忘れてしまえるほどに 彼が蘇り此処に在るという事実だけでも報われた気がする。 寂しかったとは口にしない。 口にせずとも主は全て分かってくれているように感じたから。 導かれるままに彼の首筋へと縋ればふわりと浮くような感覚。 二つの腕に抱き上げられていると知れば羞恥に頬を染めて 深紅の眼差しが微かに伏せられる]
また以前のように傍に居ていいのなら ずっと、許される限り、お傍に在りたい
[頬と頬を重ね、女はそっと耳朶に囁く]
(51) helmut 2012/05/05(Sat) 00時半頃
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[激しい喉の渇きを抑えるように喉を掻き毟ると、 血が滲んだような赤い筋がひとつ、ふたつと増えてゆくが それで収まるはずがない。
風が血の臭気を運んでくる。 その甘く芳しい香りに、くらくらと目眩がする。
ヘクターを倒すまで生き続けると決めた以上、 血を啜ることには抵抗はない。 だが駄目だ。この男だけは―― このような事にならない為に護ったのに。
そうして特別なもののように感じれば感じるほど]
[彼が欲しくなる]
[情けなさに嗚咽しながら、彼の喉元にむしゃぶりついた]
(52) el900m 2012/05/05(Sat) 00時半頃
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………。
[階段を一段一段、下りる。 魔性の力を使わずに、ひとつずつ。
かつん。 かつん。
石床は不恰好に音を反響し、 手すりに腕をかけた影が、ゆっくりと降ってゆく。]
(53) tatsuru 2012/05/05(Sat) 00時半頃
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[ドナルドの反応に、この男は知らなかったのだと察する。]
おまえは償いのために、自ら望んで姫に血を捧げたのかと思っていたが…そうではなかったのか。
ひとつだけ、聞きたい。
姫を幸せにしたいと──思うか。
(54) enju 2012/05/05(Sat) 00時半頃
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