271 【突発ネタ推理村】狼哭館連続殺人事件
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[朝――ノックの音が聞こえたのは、 気を紛らわすように白蛇の顎をくすぐっていた時の事]
芽瑠。 すまない、手慰みみたいなものだったんだ。 本当は、全部警察に連絡を任せても良かったんだよ。
[眠れなかったから手紙を書く事にしただけだ、と。 思うところのありそうな従弟にそう苦笑いをした。
指先でとんとん、と示せば白蛇は つぶらな瞳で従弟を見詰めちろりと舌を出した]
(24) namba 2017/12/24(Sun) 23時頃
|
|
館を、出るつもり、か。 そうだね、僕もね。 外の世界に出てみたいと思っていたんだよ。
[生きていく術はこれから身に付けていくしかあるまいが。 祖父のいないこの館に留まる理由は最早、なく]
居場所っていうのは、行く先で作れるものだって。 書いていたのは、何の本だったかな。 覚えちゃいないけど。
……ここの土地をどうするかは、 伯母様や叔父様とお話する事になるだろう。
[外に出る意向を示した方がきっと話し合いも上手く行く。 それに――この館にひとりは、流石に少し寂しかろう]
(25) namba 2017/12/24(Sun) 23時頃
|
|
ねえ、芽瑠。
先の事は分からないけどさ。 僕、一度海の向こうへ行ってみたかったんだ。
何、別にそっちに住むなんて言い出しはしないよ。 そもそも、僕は日本語しか喋れないんだし。
[そう、ちょっとした旅行のようなものだ。 だから、その際は一緒にあちこち見て回らないかと。
でも、その前に]
(26) namba 2017/12/24(Sun) 23時頃
|
|
流石に、この子達は連れて行けないから。 まずはその事も、考えないといけないかなあ。
[使用人達をどうするだとか。 館を出て何処へ住まうだとか。 当面は金銭面で困りはしないだろうけれど、 いずれ仕事にも就かねばならないだろうとか。 考えるべき事は沢山ある]
何にしたって。 少し、疲れただろう。 僕も、お前も。
[だから、しばらくはゆっくりしようと。 目の下の隈を撫でて眠たげに笑ったのだった**]
(27) namba 2017/12/24(Sun) 23時頃
|
|
― 数日後・通夜の席にて ―
[愛する孫の死を知ったのは、孫娘があの男の館へと赴いて何日後だっただろうか。 そろそろ帰ってくるだろうと思っていたのに。 戻って来たのは検視後の遺体だった。]
お…おぉ、乙女…乙女。 お前が先に逝くなど、爺が老体に鞭打って行っていればこんな事には……っ。
お、おお…うぁ、ぁあああああああああああああああ。 婆さんに何と言えば、息子に義娘になんと言えば。
乙女、乙女、乙女ぇえええええええええええええええ。
[人目も憚らず号泣する老人を周囲は痛ましそうに見ている。 しかしそんな視線の中にも好奇の色が混じっていた。]
(28) laetitia 2017/12/24(Sun) 23時半頃
|
|
[冠城家で起きた惨劇の夜は新聞を賑わせ人々の興味を湧き立てる。 その被害者の娘。
ああ、痛ましや、可哀想に。
そういう言葉に嘘はないのだろう。 しかしそれと同時に何が起こったのだろう、どんな経験をしたのだろう。 犯人はどんな人物だったのか。 何故こんな事件を起こしたのか。 口元を隠してひそひそと噂をするのだ。
中には雷門の隠し子だったから、なんて不愉快極まりない噂さえあった。]
(29) laetitia 2017/12/24(Sun) 23時半頃
|
|
おとめぇ、お前の為に爺ちゃんがなぁ、敵取ってやるからなぁ。 今は安らかに眠れぇ。
呪いはお前の専売特許じゃねぇんだ雷門様よぅ。
[手に持つのは「Necronomicon」と記された一冊の魔導書。 薄い茶色のそれは薄汚れて見え、手触りはざらりとしている。]
おとめぇ、お前の皮で張り替えるからなぁ。 呪いの力貸してくれぇ。
あの一族は絶対に生かしておかぬ。
[棺桶に眠る乙女の顔にメスを入れゆっくりと皮を剥いでいく。 それを本の表紙に張り付けて、またメスを入れて剥いで張り付けて。 一冊の古びた魔術書は血の滴る禍々しい存在へと変わってしまった。]
(30) laetitia 2017/12/24(Sun) 23時半頃
|
|
ああ、冠城一族の末代まで呪いあれ**
(31) laetitia 2017/12/24(Sun) 23時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る