88 吸血鬼の城 殲滅篇
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[――何故男が此処に己を連れて来たのかなど、 他には思い当たらない。 恐らくは苦しませて殺すためだろうと、ぼんやりと思う。 薄らと目を見開き、焦点の合わぬ目で声の主を探した。 ぐらぐらと揺れる視界の中、喉を搾り出す] ……っ、さと、…殺せ…ッ、…
[死ぬのは怖くなかった。 いつでもその覚悟は出来ていた。 ――だが其れを嘲笑うかのように 横たわった己の襟首を、無骨な腕が引きずり寄せる]
(15) 2012/05/01(Tue) 01時頃
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[騎士が無事ならば嬉しい。 けれど騎士が手に掛けた者が目の前にいれば複雑で]
私の時のように また、情けをかけてこんなことになったの?
[対峙した時にみせた彼の甘さを思い 困ったような表情で首を傾げる。 騎士の力量は充分に承知していたけれど 女の懐に入り込んだラルフの力の一片を知るから]
(+11) 2012/05/01(Tue) 01時頃
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[問うような言葉に女は瞬きをして]
――…こうなってしまっては どちらかが倒れるまで終わらない
禍根を残すような真似 彼の方ならばなさらぬでしょうし……
[止める手立てを失った女は 案ずるラルフに自分の考えを伝える]
(+12) 2012/05/01(Tue) 01時頃
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[息がかかる程の距離。 覗き込む紅き双眸を、睨みつける。]
(死、よりも?)
[その言葉に隻眼を見開き。
――その意味する所を知って、背筋が凍りついた]
(16) 2012/05/01(Tue) 01時頃
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[抗おうと僅かに藻掻き、 力の入らぬ手足を突っ張って、ずり上がろうとした] …や、…めッ
やめろ…っ…! 嫌だ! (――気持ち悪、い)
[まるで手篭めにされかけた生娘の様だと背筋に寒気が走る。 無論、相手にそんなつもりはないのだろう。 自分にもそんな趣味はない。 ただ―― 抗えない事がこんなにも嫌悪をそそる行為などとは、 今まで、一度も知らなかった]
(17) 2012/05/01(Tue) 01時頃
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― 1F:大広間(2)に続く階段 ―
[投げられたレイピアは、咄嗟のことにもかかわらず 過たずに犬の口を縫い止めた。 悲鳴を上げることも叶わず、ぐすぐすと崩れゆく犬の身体から なおも声は、笑いの波動を伴って響く。]
『ハッ。 気付いていないのか、おめでたいのか。
貴様の心は、もう闇に近い。 気持ちいいくらいにな。』
(18) 2012/05/01(Tue) 01時頃
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『あとで中庭に来い。
貴様の本当の姿を見せてやるよ。 似合いの力も、な。』
[犬の身体が崩れ消えていくとともに声は遠ざかり やがて、黒い染みだけを残した階段に、 硬い音を立ててレイピアが転がった。]
(19) 2012/05/01(Tue) 01時頃
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[女は鏡に触れる。 其処にはヒューとラルフだったものが映りこむ>>14]
私が…… 貴方に人を殺させてしまったのね
貴方にも暇を出すべきだった そうすれば…… 貴方を巻き込まずに済んだのに
(+13) 2012/05/01(Tue) 01時頃
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ぅ、…あ、…っ、…――!
[逸らした首筋に食い込む、牙。
――食われる、と錯覚した。 喉笛を千切るかのような勢いで 歯が、舌が開いた傷口をなぞる。
体内を貪られているような感覚。 どろり、と何かが流れ出してゆく音。
首筋が酷く脈打つ。 石床に立てた指先が破れ、薄く血の痕を遺した]
(20) 2012/05/01(Tue) 01時頃
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[――反して襲う、酷い眩暈。 徐々に意識が薄れ ゆっくりと、甘い夢見るような感覚と共に ふつりと、……消えた ]
(21) 2012/05/01(Tue) 01時半頃
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― 宴会場 ―
[宴会場には血は流れてはいなかった。 だが代わりに床のあちこちに火で焦げたような跡が残り。 調度品も倒れて散らばっている。
そして何より、その空間には誰もいなかった]
……おい? 誰もいないのか?
[一体何が起きたのか。 まさか、すでに自分とムパムピス以外は 生きていないのではないか。 そんな考えが頭を過ぎり、慌てて振り払った]
(22) 2012/05/01(Tue) 01時半頃
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[犬の残した言葉>>19に 女は怪訝そうな表情を浮かべて]
――…ヒューに何を ……、……
[不安げな呟きを漏らした]
(+14) 2012/05/01(Tue) 01時半頃
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―2階客室―
…扉を開けた直後…誰かの声が聞こえた気がしました。 [記憶を手繰り寄せる。確かにあの時>>95…自分とドナルド以外の声がした。そして…]
私の位置からは確認できなかったのですが…ドナルド様が…そうだ…ラルフ様。 ラルフ様の名前を呼ばれました。 すぐに、部屋に封がされ、その後はわからなくなってしまったのですが…
……何故、ジェフリー様が謝罪されるのですか? [謝罪には目を丸くして首を傾げた。]
ドナルド様は捕縛され、私単体の能力では、あの吸血鬼に止めを刺すことも困難。 あの状況下で私に止めを刺さない理由がなかった。
[気まぐれ、面白いから、ドナルドを拉致できたから…理由はいくらでもあるのだが、ムパムピス自体は聖敵は殲滅するものとの教えを受けていた為、想像には至らなかった。]
(23) 2012/05/01(Tue) 01時半頃
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……ジェフリー様に来て頂けたので、吸血鬼が引いたのだと思います。 だから、私は貴方に感謝はすれども、謝罪をされる覚えはありません。
…異端の魔物を殲滅させるも、礎となり殉教するのも…どちらも同等に尊い事だとは教わっているのですが、いざとなると…まだ、殉教して御許に還る覚悟はできていなかったようです。
未熟者でお恥ずかしい限りですが。
(24) 2012/05/01(Tue) 01時半頃
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ドナルド様は…………… ――はい。わかっています。 吸血鬼に拉致された人間の末路は…… [両手を握りしめ、視線を床に向ける。]
敵が誰であるか、情で目を曇らせ、間違えないように致します。 [顔を上げ、ジェフリーの目を見て真っ直ぐに言い切った。]
ありがとうございます。 もう少し強い能力でお手伝いが出来ればよかったのですが… [>>11 ジェフリーの感謝の言葉に、少し照れたように頭をかき、立ち上がる様子を見て自らも杖を取り直す。]
同行させて頂きます。 状況がわかりませんし…吸血鬼でないと判断できるジェフリー様の傍でお手伝いさせて頂くのが、私としても一番安全かと思いますので。
(25) 2012/05/01(Tue) 01時半頃
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― 宴会場 ―
[ジェフリーの後から、杖を持ち歩く。 再び闇の塊が出現することもなく無事に部屋を出られたことに小さく安堵の溜息。]
炎の痕……魔物か…エリアス様の術の可能性も考えられますね。 ラルフ様は…移動、されたのでしょうか。
(26) 2012/05/01(Tue) 01時半頃
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[女はヘクターを捜し鏡を操る。 場面は物見塔の屋上へと切り替わり ヘクターとドナルドの二人が見えるようになる]
――…ッ
[ドナルドの身に起こるのは 女が以前体験したのと同じに見える。 人間であった者が人間でなくなるあの瞬間。 儀式めいたその行為に女は言葉を失う]
(+15) 2012/05/01(Tue) 01時半頃
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ラルフか……。彼が行くとしたら
[ムパムピスの言葉>>26に少し考えると]
階下か?先程、轟音が聞こえた。 もしかしたらそれを見に行ったのかも知れないが。 そちらへいってみるか?
[同行者に尋ねた]
(27) 2012/05/01(Tue) 01時半頃
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―― 2階と3階を繋ぐ螺旋階段 ――
[座り込んでいると本当に動けなくなりそうで、身体に鞭打って立ち上がる。 研究室を抜けて螺旋階段まで来ると、ゆっくりと階段を上り始めた。
寝室を出た後に襲われた影の魔物の事が頭を過ぎる。 気配を探りながら慎重に足を進め、辺りに魔物がいない事にほっと胸を撫で下ろしつつ足を進めて行く。
両足と背中の火傷。 極度の緊張感に疲労。 普段ならまだ余裕はあるはずだが、この調子だと恐らく魔法が使える回数はそれほど多くはないだろう。 ただでさえ魔法の効きが悪い相手なのに。 魔法が使えなくなったら自分はどうなるのだろう、という不安に表情は昏く。 足取りはとても重かった**]
(28) 2012/05/01(Tue) 01時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/01(Tue) 01時半頃
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―二階・宴会場―
轟音…今は聞こえませんが、戦いが起こったのでしょうか? [部屋の乱れからして、それに準じる何かが起こったことは想像し易い]
どちらにしても、このまま城に留まっているのも危険です。 様子を見て…安全そうなら撤退しましょう。
ジェフリー様は手練れの方ですが、補助には同等の高位聖職者の助けが必要だと思います。援護を頼んだ方が、他の方の……最終生存率も上がるかと。 [ドナルド以外が全員無事であるとの確証もなく、自分たちが撤退すると一時見捨てることにもなるのも承知の上で、あえて最終、と付け加える。]
(29) 2012/05/01(Tue) 01時半頃
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[――息絶えた身体に降り注ぐ、暖かい血液。 熱を持った其れが傷口に呑み込まれる度に、
青黒い死体の色に染まった膚が 徐々に白さを取り戻していく] ……、……ぅ、…、…。
[跡形もなく傷口が癒え。 ひくりと、瞼が揺らぐ。]
(30) 2012/05/01(Tue) 02時頃
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――ぁ、……、…
[ゆっくりと――目を開ける。
漆黒の瞳が濡れた侭現れ、 瞬きをしたその刹那だけ、深く沈んだ紅に輝いた] ――ッ、…! つ、…っ
[反射的に起き上がろうとしたが、 胸の上に置かれた足に阻まれて、顔を上げた>>5]
(31) 2012/05/01(Tue) 02時頃
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ドナルド ……!
[鏡の向こうに呼びかける。 呼びかけて、呼びかけて 届かぬ事がもどかしくて]
“ My Lord ”
如何して、『彼』だったのです……
[消え入りそうなか細い声が問う]
(+16) 2012/05/01(Tue) 02時頃
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[ムパムピスの提案>>29を聞くと 胸に苦いものが広がり、僅かに眉根を寄せた]
撤退……。そう、だな。奴の能力は桁外れだ。
[手短に、彼の師匠がヘクターについて話した言葉を伝え]
確かに援護があったほうがよい。 それにあの吸血鬼が、今にでも城外に出て誰かを襲うとも限らない。 警告の為にも一度撤退したほうがいいだろう。
[どうしようもなくなったら逃げろ。それも師の教えではあったが]
情けないものだな……。
[ぽつりと零すと]
では、行こうか。
[今後の方針をまとめると、1階への階段を降り始めた]
(32) 2012/05/01(Tue) 02時頃
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何、す…ッ、… ――…、…ッ、…。
[一瞬、混乱してまじまじとその顔を眺めた。 自分の名前はわかる。 ――相手が何者であるかも、理解していた なのに]
ドナ、…『ドナルド・ジャンニ』、… ……ッ、……ん、で…、…ぅ、…
[気持ち悪さに、思わずえづく。
顔を見れば、変わらぬ憎悪に胸が煮えくり返りそうな気がする。 絶対的な恐怖に逃げ出したくなる。 変わらない。 ――胸を締め付ける様な慕わしさを、 突き上げる絶対の至誠を――除けば]
(33) 2012/05/01(Tue) 02時頃
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―二階・宴会場―
……ヘクター・ロックウェル… 最強の吸血鬼…
[ジェフリーの師匠の情報>>2:133>>2:144 初めて聞くその話は、吸血鬼の強大な力を目の当たりにし、非常に納得できる内容だった。改めて、自分が生き残った事が幸運の賜物であったと自覚する。]
確かに、あの魔物が城主になったなら、アヴァロン伯のようにはいかないでしょうね…
……。 [>>32ぽつりと声が聞こえ、小さく首を振る。]
はい。参りましょう。一階へ。 [改めて杖を抱え、ジェフリーについて階段を下りていった。**]
(34) 2012/05/01(Tue) 02時頃
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ドナルドは、嫌悪感に石床を掻き、呻いた。**
2012/05/01(Tue) 02時頃
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[人が魔へと変異していく様は、なじみ深いものだった。 何度見ても、その味わいは格別―――
隻眼の奥より輝いた赤に目を細め、 男のそれよりも鮮やかな紅の視線に、笑みを滲ませる。]
――― 上出来だ。
[素直に名乗った男へと、褒める言葉を投げ落とし、 男の上から足をどかす。]
(35) 2012/05/01(Tue) 02時半頃
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『ドナルド・ジャンニ』
[刻み込むように名を呼び、立つようにと視線で命じる。]
良くできた貴様に、褒美をやろう。
[指先を伸ばし、傷がふさがったばかりの喉に触れてやる。]
貴様の獲物を狩って来い。 その渇きを癒せ。
この城にいる連中を、好きに喰らってくるがいい。 ―――ああ。赤毛の男だけはだめだぞ。 あれは、オレのものだ。
(36) 2012/05/01(Tue) 02時半頃
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[身体を侵しているだろう渇きを名指しで呼び覚まし、 闇の狩人としての本能に呼びかける。
人としての記憶を失うほどには支配していない。 だが、血の絆が男を縛り付ける。
それを承知している顔で、悠然と命じた。]
行け。喰らえ。 存分に、その力を解放してくるがいい。
(37) 2012/05/01(Tue) 02時半頃
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[新たな下僕を愉しげに眺めていた視線が、 その胸元で止まる。
紅玉の髪飾り。 "娘"が身につけていたもの。
取り上げることもできるだろうが、そうはしなかった。 "娘"から取り上げなかったのと同様。
―――ただの気まぐれだと、片頬だけで薄く笑う**]
(38) 2012/05/01(Tue) 02時半頃
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