人狼議事


213 舞鶴草の村

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【人】 丁稚 春松

[ぴしゃりと戸を閉めると、ひゅんっと風を切って何かが此方へ飛んできた。其れが何かを判別するよりも早く額への痛みで]

 うァ……ッ!?
 いで!……あッ!

[目を見開き派手な音と共にその場に尻餅をついて。額を小さな掌で抑えながら元凶である何かを拾い上げた。]

 あァ?
 ……かみひこうき?

[眉間に皺を寄せながら異様に先の尖った紙飛行機を手にして首を傾げる。あれれ、可笑しいな。]

(26) 2015/01/20(Tue) 04時半頃

【人】 丁稚 春松


[躊躇うこと無く紙を広げれば噂の鼠小僧からの手紙で、『あァ』と一言声を漏らす。都市伝説だと思っていた存在からの手紙に驚きはしなかったのはきっと、もう既に此処まで奴が来たのだと知っていたからだろう。
それすらも知らなかったら驚いて取り乱すくらいは出来たかもしれないけれど。――何だかこれじゃァ、誕生日を迎える前におめでとうって言われたみたいだ。何と言うか、驚きがすごく中途半端でやるせないよ。]

 ちぇっ、つまんねェの、

[ぽつり、呟くと不貞腐れた態度で足を引き擦りながら伍区の方面へ。途中女の人>>19と一緒の明之進>>16にィの姿が見えたけれど、僕も逢引の邪魔をするような無粋な男じゃねェ。にこやかな微笑みを向けて]

(27) 2015/01/20(Tue) 04時半頃

【人】 丁稚 春松

 明之進にィの裏切り者ォ!
 ――ずりィぞ!自分だけ抜け駆けだなんてェ!

[思い切り叫び、相手が何かを言うよりも早く走り出した。]

 

(28) 2015/01/20(Tue) 04時半頃

丁稚 春松は、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 05時頃


丁稚 春松は、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 05時頃


【人】 役者 鏡花

[今朝は 早くから立ち稽古を。
見直しを一通り終えれば ほう と息をつく
昨日怪我した手をにぎにぎと動かしながら
もう皮膚の繋がりかけている切り傷を見やる
きっとお薬がよく効いたのだろう
新しい軟膏は是非にも あの薬師さんの処へ貰いに上がろう お礼の差し入れは何がいいだろうか と微笑みを浮かべていると
座員のひとりがこちらへ寄ってくる]

『おういお鏡、何をにやついてんだ?
そら、御前さんあてに手紙が来てたよ』

あ いえ なんでも
あら お手紙?わざわざおおきに

[受け取った便箋をぱらり 捲り目を通せば
途端 は と息を呑む]

(29) 2015/01/20(Tue) 08時半頃

【人】 役者 鏡花

ーー鼠小僧。

(僕の、宝物を…?)

[とはいえ 具体的に思いつく其れと云えば
ひとつは父から譲り受けた 篠笛。
そしてひとつは 大好きな一座とその面々。

ー何でも盗む。ひとや居場所をも 盗んでしまうなんて もしやそんなこともできるのだろうか

ふいに 立ち上がってはきょろきょろと辺りを見回して あるひとを呼ぶ]

兄さん 兄さん 朧兄さん

[まさか 鼠小僧を演じていた彼が 鼠小僧に攫われる とは流石に思わないけれど 泥棒からの文を 彼に見せて 意見を聞きたくて

芝居小屋のどこかに彼の姿はあっただろうか
もしかすると すぐそこに居たかもしれないし
見当たらないようなら 眉を下げてため息を吐き
通りへ繰り出したか**]

(30) 2015/01/20(Tue) 08時半頃

役者 鏡花は、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 08時半頃


【人】 喧嘩屋 辰次

[どうせ俺ぁ暇人だしとりあえず暇つぶしにこの手紙をまるっと信じて盗まれたもん探しをやるとして…アテも何もねぇのにふらふらすんのもなぁ…酒もまだ買ってねぇ。
酒屋が開くまでは肆伍陸区辺りを見て回るか。壱弐三区は酒買ってからだ。
肆区から行くか、端から順だ。]

しかし、俺ぁ何を盗まれたんだかねぇ。銭より大事な宝モンなんかあったか…?酒?

[…いやいや、酒はねぇだろう。もしそうなら起きた時にゃ酒屋も居酒屋もなくなってらぁ。
立ち止まって考えても答えは出て来やしなさそうだ。さっさと肆区に行っていろいろ見て回るとすっか。
鼠小僧からの文を懐にしまっとこう。]

(31) 2015/01/20(Tue) 09時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 09時頃


【人】 見習い医師 スティーブン

[――ことん。

小さく聞こえた音に薬師は顔を上げる。勘定場から降りれば、音の方へと近付いて行き、風を受けて郵便受けの中で揺れる一通の手紙>>#1を見付けた。
故国の家族からかとそれを取るが……開いてみれば、何とも馬鹿げた内容に小さく鼻を鳴らす]

……鼠小僧。

[趣味の悪い悪戯だ。しかもわけが分からない。こんな事をして、何が楽しいんだ?
そもそも薬師の大切な物は全て全て海の向こう。"宝物"なんて、わざわざこんな辺境の地に持って来たりはしない。此方で宝物と呼べる程の物を手に入れてもいない。
であれば、薬師の宝物を盗むだなんて、そんな事が出来る筈がない。

――そう、思うのに。
何やらざわりと心が波打つのは、どうしてだろう]

……思い出して、ごらん……、

[手紙に書かれた最後の一文を声にしてなぞれば、一つ舌を打ち。薬に欠けはないだろうかと、棚を確認する事にした]

(32) 2015/01/20(Tue) 09時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 09時半頃


【人】 懐刀 朧

― 朝・楽屋 ―

[稽古がひと段落終わり一息着いた頃、鏡の前を見れば一通の手紙
そこに書かれた鼠小僧からの知らせ]

 ……!

[ガタガタと楽屋を漁ってはまず手鏡、着物、稽古道具に小道具。化粧道具。全てが揃っていて、何一つ変化は無い]

 悪戯か?それにしても…

[と、思考した所で聞こえる一つの声>>30
今行く、と大声を出しては漁った物を全て元に戻して楽屋からひょっこり顔を出してはそこに従兄弟の顔はあっただろうか]

 騒々しいぞ
 俺はここに居る

[そう告げたが相手から反応はあっただろうか。居たのならば外で話すのも、と楽屋内へ案内するか**]

(33) 2015/01/20(Tue) 10時半頃

【人】 座敷守 亀吉

……此処にもないか…。

[異人の薬師を尋ねる、と言っても店を見ただけで分かるはずもない。商店街の中で尋ねたことのない薬師を只管尋ね続け、最早疲れ果てていた。…もっとも、断られた中には薬が無いのではなく僕の髪を気味が悪いというのもあったのだが。そんな視線に慣れていても、やはりそれが続くのは流石に応えていた。
ちょうど肆区から伍区へと続く場所に一つの薬屋>>32が見えた。ここで断られたらもう帰ろう、と消極的な気持ちで足を向けた。]

…御免下さい。山帰来は調合出来ますか?

[入ると同時に…というより入りながら目的を告げる。…ふっと目をやると、そこには手紙を持った金髪の男。……どこかで見たことがあるような…と少し考え、昨夜見かけた光景を思い出す。ああ、あれでは第一印象は最悪だ。断られても仕方ないだろうなと半ば諦めたが、さてはて薬師の反応はどうだろうか。]

(34) 2015/01/20(Tue) 11時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 11時頃


【人】 落胤 明之進

彼女>>18は眉を寄せ一瞬表情を曇らせただろうか。
膝をつき荷物を掻き分ける姿を見下ろす様に眺めていた。
小さな櫛を取り出し、ほうと息を吐くのは安堵から生まれたものだろうと思い、その櫛が彼女の宝物だと察した。

「それがお姉さんの宝物?素敵な櫛だね。」

自らも腰を下とし彼女と同じ目線になって語りかけた。
何か取られたかと聞かれれば、差し出された彼女の手のひらに丁寧に折り畳み直した手紙を乗せた後、口を開いた。

「僕も何も取られてないよ。宝物なんて持っていないんだ。」

―宝物を持っていない―
その言葉が自身の口から出ると無意識に視線を逸らした。
宝物を持っている彼女が羨ましいわけではない。
大切なものがないことを改めて認識するのが辛かっただけだ。

あ?と言われ再び彼女に視線を戻す。
自分より先に首を傾げる彼女に対して首を傾げ返し笑った。
喉に手を当てる姿から何かを伝えようとしたのかなと思ったが深くは気に留めなかった。この人は悪い人じゃない。

(35) 2015/01/20(Tue) 13時頃

【人】 落胤 明之進

自身だけではなく他の人にも同様の手紙が送られていただなんて。
 ――何を盗まれたのか思い出してごらん?
思い出せないだけなのか。いや『僕には何もない』

「ただの悪戯だろうね。僕たち意外に手紙を貰っている人いないし。」

自分に言い聞かす様にそう告げた。彼女も盗まれたものがないならば自身も大丈夫だと思いたいとの願いも込めて。


彼女と会話をしていると聞き覚えのある声が響いた。
咄嗟にその方向へと顔を向ける。
明之進にぃと呼ぶのは春松>>28しかいない。
近所に住むまるで弟のような存在。

(36) 2015/01/20(Tue) 13時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 13時頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 13時頃


【人】 見習い医師 スティーブン

[棚を確かめていれば、店に入ってくる一人の男>>34が目に入る。銀の髪は一瞬自分と同じ異人かと思うが、顔の造りを見るにどうやら違うらしい。

声をかけられまじまじとその顔を見れば、いつだかに見た顔だと気付く。とはいえ相手は客だ。態々こんな分かりにくい店まで出向いてくれたのだから、応対しないのも失礼というものだろう。
……例に漏れず、愛想良くは出来ないが]

山帰来。……ええ、ありますよ。

[相手の探し求める薬を聞けば、思い浮かぶのは梅毒とかいう厄介な病。
近くに遊郭がある事から、もしや遊女にでも引っかかって移されたのだろうかと考えるが、肌を見るにその症状もない。どちらにせよ、あまり長居はして欲しくない客だ。……万が一にでも、移されたら堪らない]

……梅毒でしたら、水銀を混ぜた粉薬もあります。
量を間違えると、副作用が酷いですが。

[客の望む薬と、その横にもう一つ。"どちらになさいます?"なんて言いながら、客の方を見る。
どうせどんな薬を処方しても完治などしない。どちらを選んでも、変わりはしないだろうけれど]

(37) 2015/01/20(Tue) 13時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 13時半頃


【人】 薬売り 芙蓉

―肆区・宿場―

[結局あれから、ぐるぅりと伍の区を一回りし、宿場へと戻ったのは日もくれた後。
煙草をひとつと、酒を一杯。美味い肴と頂いたのなら、女にしては珍しく早めに布団に入ったのだったか。

故郷に居たその時から、朝にはめっぽう弱かったから。
仕事がある日なら起きれもしようが、こうして休みばかりの毎日となっては日が高くなるまで惰眠を貪る事もままあること。
抽斗から、櫛を取り出し髪をとき。着物を身に付け紅をさして、鏡の中の女に小さくにこりと笑う。]

――……お手紙?

[そんな中、自分に届いたと言う一通の手紙。宿場の人が持ってきたその手紙を受け取りながら、何やら何時もよりも忙しげに戻っていくその背を見送る。
――はて。この町で私に手紙をくれる人なんて居たっけね、と。

部屋の中へと戻り、封を開け。煙草盆を隣に置いて、煙管を咥える。
ふう、と一服香りを吸えば、手にした手紙に視線をチラリ。差出人も何もないその手紙の文字を――慣れぬ縦書きのその文字を目で追えば、次第に女の瞳はまぁるくまぁるく見開かれた。]

(38) 2015/01/20(Tue) 14時頃

【人】 薬売り 芙蓉


……へェ、鼠小僧!
これはこれは…ふゥん、誰の悪戯だろうかね。
えぇっと…こう言う時は何と言うんだ……、あァそうだ、"粋なことをしなさる"…だっけ。

[――コーン。
もう一服吸った煙管の雁首を、音を立てて灰吹の淵へ。
そのまま煙管を脇へ置き、もう一度マジマジと手にした手紙を凝視する。

酷く挑戦的なその文章は、女の心を踊らせたけれど、何かを"盗まれる"のは癇に障る。
どうせ悪戯だとは思うけれども、念の為にと確認した小判達は一枚たりとも減ってはおらず。
ならばとひとつひとつの記憶を辿れど、"盗まれた"記憶はどうやらありはしないようで。]

…愉快、愉快。
"思い出してご覧"とは…いい暇潰しになりそうだ。

[クツクツ、クツクツ喉を鳴らし。最後には大きく声をあげて、転がるように笑いながら。
ひとしきり笑い終えれば、身支度を整え手紙を懐へとしまいこみ、宿場を後にしただろう――あゝ、今日は愉快な一日になりそうだ、と。]

(39) 2015/01/20(Tue) 14時頃

【人】 薬売り 芙蓉

―伍区・路上―

[カラン、コロン。
薬の箱を背負いながら、あまり売る気のない声で"良く効く薬はどうですか"、と下駄を鳴らして町を歩く。
その途中、何やら騒がしい町を怪訝に思ってか、ふと買うてみた瓦版にチラリチラリと視線を寄越せば、一際目を引く"鼠小僧"の文字がひとつ。]

……おやおや、今日は鼠小僧さんも大忙しやねぇ。ご苦労な事。
それにしても"人"まで盗むか…ほんまに、盗めんもんは無いんやねぇ。

[どうやらあの江戸城に、鼠小僧が立ち入ったとか。
宝だけでは飽き足らず、何処ぞの大名まで盗んだとは、何と、何と奇天烈な。

そうして懐へとしまい込んだ、その手紙へと意識を向けて。
さてさてこの悪戯を、どうしたものか。こうも大きな騒ぎなのなら、何時もよりも愉しい噂が聞けそうだ、とほんの少しだけ下駄の音を潜めながら、耳をそばだて女はゆるりと町を歩く。]**

(40) 2015/01/20(Tue) 14時頃

【人】 座敷守 亀吉

[少し面倒そうな様子の薬師>>37を見て、思わずくすっと笑う。山帰来という単語を聞いてすぐに梅毒を連想させる辺り、腕は確かなようだ。もう一つ横に置かれた粉薬を見て、そうだなあ、なんて悩む。]

…"使い捨て"ですし、一晩もてばいい方ですから。副作用は構いませんよ。…ああ、ちなみにどんな副作用で?

[商品価値が薄くもう使い物にならない遊女に、最期に一花咲かせようとしているのだから副作用が出ても良い。…使い捨て、という言葉が自分の頭から当然のように出てきたことに少し悲しくなりながらも、薬師の反応を待つ。どんな副作用かは知らないが、薬師が言うほど酷いのなら山帰来よりは効いてくれなければ割に合わない。一花さえ咲かせられぬほどで無ければ恐らくそちらを選んだだろう。]

それにしても、西洋の異人で漢方をご存知とは。言葉も流暢ですし。いつから日本に?

[美しい金の髪をちらっと見ながら興味本位で尋ねてみたが相手はどう思っただろうか。今後取引を続けるのなら相手の素性くらい知っておかねば楼主に話が出来ないから、と後付けの理由を自分の中で立てる。異人、という言葉に気を悪くするだろうか、なんて後から少し後悔したりして。]

(41) 2015/01/20(Tue) 14時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 14時半頃


【人】 見習い医師 スティーブン

[相手の笑み>>41には気付いたものの、その理由にまで思い至る事は無い。けれどほんの少し思い改めれば、仏頂面を僅かに緩ませた。
ああけれど、彼の言葉を聞けば、その非情さに皮肉げな笑みの一つでも浮かんでしまったかもしれない]

成る程、"使い捨て"。
それでしたら、副作用についての心配は要りませんよ。

ですがそれでしたら、痛み止めでも飲ませた方が余程手軽だと思いますがね。

[水銀も用いた薬は、長く使えば使う程"副作用"は重くなっていく。一度使うくらいであれば、恐らくそう影響は無いだろう。……勿論、大量に摂取すれば、その限りではないが。

――それにしても。"使い捨て"だなんて、酷い事を言う。
どうやら目の前の彼は、彼の厄介な病を移されたわけではなく、移す者を管理している側らしい。病人が増えるのは歓迎だ。薬屋が儲かる。精々協力させてもらおう]

(42) 2015/01/20(Tue) 15時頃

【人】 見習い医師 スティーブン


此方には1年ほど前から。
その前は唐国の方に居ましたので、漢方についてはその時に一通り学ばせていただきまして。

[かたり、と。二つの薬の隣に痛み止めを並べ、薬師は気を悪くした風もなく目を細めた。"異人"だなんてそんな呼び方はもう慣れているし、通りが良いので薬師自ら用いる事もある。そのくらいで気分を害していたら、この仕事は務まらない。

勘定場に腰掛け、その脇にある椅子へ座らないかと彼を促す。彼が腰を下ろさなくても、再び立ち上がったりはしなかったけれど]

――遊女の皆さんは元気ですかね。
何かあれば是非うちの薬を使ってくださいよ。

[遊郭に関係のある人物かどうか、確かめる様に一つ言葉を投げる。間違っていた所で構いはしない。ただ彼が遊郭に関係のある者ならば、取引をするのに申し分ないというだけだから。

そうして、彼がそうした様に光に反射する銀糸を見詰める。日の本に似合わぬその髪色の理由を、尋ねてみたくはあったけれど。そうしたら彼は気分を害してしまうだろうか]

(43) 2015/01/20(Tue) 15時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 15時頃


喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 15時半頃


【人】 琴弾き 志乃

 ……ぇあ、

[>>28不意にそう遠くもない場所から聞こえた、高らかな少年の声に 思わずびくり と肩を跳ねさせた。
きん と耳をついたその声は、おそらく此方へと向けられたもののよう。
目の前の男の反応がどうあれ、ひとまずはそれが彼の名前だと認識したのなら。]

 …なんかやらかしでも したんかい、あんた。

[率直に、不躾な反応をひとつ。
走り去る足音に、『ぎゃいぎゃいうっさいよ、坊主!』なんて叱咤のひとつも叫びかけたけれど。
目の前に居るのが、江戸っ子らしくもなく 下手をすれば自分よりも繊細そうに思える男だと思い直せば それも飲み込んで。]

 ……あァ、あんた、明之進てのか。
 あたしは志乃だよ。
 頭の隅っこに 爪の先っちょ程でも留めておいて貰えりゃぁ、瞽女 冥利に尽きる。

[やれやれと肩を落としながら、軽快な足音が離れて行くのを耳の奥で聞いていたか。]

(44) 2015/01/20(Tue) 17時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[>>35その後で改めて、向かいに合わせて座り込んだ少年へ意識を戻す。
手にした櫛が、“素敵” なものかどうか、自分は知らないけれど。]

 ……、まァ。
 そんなとこだね。

[ “そうだろう?” とも、伝えることはできずに。世辞か本音かは分からずとも、どのみち確かな賞賛の言葉にも 曖昧に濁した返答しかできない。
・・・今日はどうも 言葉の切れが悪い。]


[逸らされた少年の視線は、閉じた瞳で追うこともできない。
歯切れの悪い言葉に 僅かに思案して、結局深く溜息を吐いた。
目の前の男について、何を知っている訳でもなし。そうだろうとも、そうでもないだろうとも、言いようはないのだから。]

 …それじゃあ、あたしと似たようなもんだ。
 この櫛だってさ、ほんとのとこは、盗られたって構いやしない。
 もうだいぶん昔のもんだから。

[皮肉げに笑って見せながら、返された手紙は再び懐へ仕舞って。
ぎゅう、と 櫛を握り締める手のひらとは裏腹に、さもどうでも良さげに呟いて、それも再び荷物へ戻す。]

(45) 2015/01/20(Tue) 17時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 悪戯にしても…手紙を受けたのが、あたしらの他に 誰も居ないとなりゃあ、
 あんたとあたしを選ぶあたり、小心者にも程がある。

[>>36仮にも男である少年には、失礼な物言いだっただろうけれど。
姿を知らぬ彼は、屈強な男 …なんて風にも思えないのだから。]

 まったく、世話かけたね。
 さっきの坊主は良いんかい?

[着物の裾を押さえて立ち上がりながら、さて相手の顔は下のままか、それとも上か。ちらちらと顔の向きを上下させて。

子供特有の柔らかさを残した声が消えていった方向へ、ちらりと顔を向ける。
おそらく知り合いなのだろうと そう踏んで。]

(46) 2015/01/20(Tue) 17時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 17時半頃


【人】 落胤 明之進


「いや・・・僕は何もした覚えはないけど・・・」

何かやらかしたのかと聞かれれば、困ったように微笑みながらそう返答した。春松の言葉から彼女>>44に自身の名前が伝わり、その返しで彼女の名前を受け取るとった。

「志乃さんよろしくね。」

何故よろしくと言ってしまったか自身でも分からない。
しかし、二人に届いた手紙が何かの縁だと思いそう告げた。
また何か頼ることがあるかも知れないと。繋がりがなかった自分、繋がりを恐れていた自分に不思議な感情が芽生えるのを自覚し始めていた。

大切な物であろう櫛を盗られても構わないという彼女に少しの疑念を抱きつつも、その真意をこちらから聞くのはやめておこうと思い続けた。

「悪戯する意図が分からないし気にすることもないのかな。」

(47) 2015/01/20(Tue) 18時頃

【人】 座敷守 亀吉

痛み止め、ね…。一日中惚けてるのにも効きますかね。

[脳裏にちらっとあの花魁の姿を浮かべて問う。聡明そうなこの薬師なら、使い捨てという単語で僕の仕事など分かるだろう。その方が話が早い。彼の少し緩んだ顔から警戒心が若干解けていることを確認し、こちらも緊張を解く。]

一年ですか。随分と聡明な方だ。…漢方薬を調合出来る者が少なくて困っていたところでした。

[異人、という言葉にそれほど気分を害してない様子に安堵の息を漏らす。薬師が座るよう促した見慣れない物をじっと見てから、薬師と同じように腰を掛け、礼を言う。慣れない面積の狭さに落ち着かないが、恐らく好意で勧めたのだろう。
遊女、という単語を聞き、やはり、と頬を緩ませる。]

…ええ。滅多に出歩かないから流行病と淋病ばかりですが…必要とあれば今後はここを使おうかな。

[そう言いにこりと微笑む。そして、良ければうちの店も一度訪れてみては?なんて付け足す。尤もこんな風に勧められて来るような人ではないと思うが。
そんな話をしながら、彼の目線が自分の髪に注がれているのを見て、ああ、と声を漏らす。手慣れたように気になりますか?と聞いてみれば彼はどう思うだろうか]

(48) 2015/01/20(Tue) 18時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 18時頃


【人】 見習い医師 スティーブン

……後の事を考えなくても良いのでしたら。

[冴え冴えとした声で言えば、痛み止めをとん、と。指先で叩いた。無理矢理に痛みを抑え込む薬は勿論ある。だが水銀と同じく、常用するならそれなりの副作用があるのは当然だ。
けれど、"一晩だけ"とそう言うのなら、やはりそんな事は関係無い]

それ程でもありません。僕なんてまだまだで。

……おや、それなら是非うちを懇意にしていただきたい。期待は裏切りませんよ。

[謙遜めいた言葉を吐きながら、椅子に腰掛ける相手>>48を見る。何やら落ち着かない様子だが、薬師はその理由にまでは思い至らず。

安堵の息、そして次いで緩む頬。表情の流れは素直だけれど、可愛い顔して言う事は辛辣で。
嗚呼やはり、こういう手合いの方が余程やりやすい、と。昨日出会った二人の事を思い浮かべた]

(49) 2015/01/20(Tue) 20時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[微笑みの後に遊郭へと誘われたのなら、遂にく、と笑みが零れる。小さく、それでも酷く愉し気に]

病が流行っていると聞いて行く者は居ませんよ。それに、売女には興味が無いんです。

……と、失礼。貴方の"商売道具"を馬鹿にするつもりはありませんよ。

[笑みを収めて肩を竦める。態とらしい訂正には、自らの身体を売る女への嘲りを込めて。けれどそうとは気付かれない様、精々殊勝な表情でもしておこう。
文字通り身を削って尚、こうして使い捨てられるだなんて。憐れ過ぎて嗤いを誘う。嗚呼、なんて喜劇だろう!]

……理由を聞いても良いので?
ならば、是非に。

[髪を差して問いを投げられれば、目を細めてそれを受ける。既に聞かれ慣れた事なのだろう。手慣れた様子に遠慮は要らないと考えれば、素直に問いを返してみせた]

(50) 2015/01/20(Tue) 20時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 20時頃


【人】 琴弾き 志乃

[駆け去っていった子供には 結局これだから餓鬼は、などと苦笑混じりで片付けて。
>>47少年から告げられた『よろしく』に、閉じた目蓋をぴくりと震わせた。

ひと所に留まるのは短くとも、けっして上客にはなり得なさそうでも。
そう悪い印象はない少年の言葉を、そのまま受け入れれば良かったのだけれど。
返す為に開いた唇は、一度そのまま止まった。]

 ――――………ぁ、
 …またの縁さえ ありゃぁ。

[結局は “また” 、酷く素っ気の無い返し。
それに自ら首を捻っては、けれど曖昧に笑ってみせる。]

(51) 2015/01/20(Tue) 20時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[再び包んだ荷物をしっかり抱え直して、あまり気にすることはないと、そんな答えに頷いて。
只でさえ、何かを憂いているような男なのだから。
そうするのがきっとあんたの為にも善いだろう と、そんな言葉は、やはり心中で思うのみ。
――はて、自分はこんなに口下手だっただろうか。]

 …伍区は、此方かね。

[そもそも自身が向かおうとしていただろう方向を向き直して、杖で一度、ざり と地べたを叩いて。
 碌に言葉が出てきやしねえ。
疑問を通り越した苛立ちを、唇の中で吐き捨てる。

このまま会話を続けるのが、居た堪れなくなったのも 無いとは言えない。
世話になったことへの礼もなおざりに。
彼との会話を曖昧に切り上げてはそのまま、騒がしい農民達にも目はくれず、立ち去ろうとしただろうか。]

(52) 2015/01/20(Tue) 21時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 21時頃


【人】 役者 鏡花

[名を呼べばすぐに よく通る声が帰ってくる
とたとたと其方へ駆け寄れば
楽屋からひょこり 見慣れたお顔>>33]

ああ よかった 兄さん

[思えば 稽古で先刻まで顔を合わせていた筈だけれど
心配性は空回り 安堵のほほえみに変わって

従兄弟といえど 実の兄と同然に慕っている男
幼少の時から 彼の後ろをついてまわっていたんだったか
二枚目と女形 という役柄上 芝居中にも距離は近いことが多く
だから 気兼ねなくその人の傍へ身を寄せる]

ねぇ兄さん 鼠小僧から こんなけったいなお手紙が

[相手も同じものを貰っているとは知らず知らず
困った顔で その便箋を彼に寄越したか]

(53) 2015/01/20(Tue) 21時頃

【人】 役者 鏡花

[楽屋へと誘われれば ひとまず 自分の私物を置いている一角へ
愛用の篠笛がそこにあるのを見つければ
安堵とともに はて と首を傾ぐ]

盗んだゆうて いったい 何のこっちゃろか

[手紙を悪戯とも思わず 真に受けたまま 一人ごちる

宝物 宝物 盗まれちゃ困るものは 沢山あるけれど
ほかになにが あったっけ]

(54) 2015/01/20(Tue) 21時頃

役者 鏡花は、メモを貼った。

2015/01/20(Tue) 21時頃


【人】 懐刀 朧

なんだその顔は、気持ちの悪い

[口だけではそう言うものの、微笑まれても悪い気はせずに
身を寄せられれば特に何か思うわけでもなく、その顔を近付ける
傍から見ればそれは可笑しな光景だっただろうがそれも、自分にとっては普通の出来事なのだから]

 どれ、見せてみろ

[けったいな手紙、と言われて差し出されたのは自分に届いた物と全く同じで。どうやら彼も貰ったらしい
と、なるとこの劇場の役者全員が貰っているのかと一瞬思考を巡らせるが周りがあまり騒いでいないのを見れば自分と鏡のみのようだった]

 俺も同じ物が届いた。偶然な
 手鏡も化粧道具も、大事な物は全てあった。ただの悪戯だろう

[そう彼に言い聞かせるが、どこかぽっかり胸に穴の空いてしまったような。思い出せないけれど何かが足りない気がして
盗まれた物が何なのか、思い出せないのなら見付ける事も出来まいと、ボソリ呟いたそれは彼にも聞こえただろうか**]

(55) 2015/01/20(Tue) 21時半頃

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