30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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― 廊下 ―
そうか……――― あまりに具合が佳くないようなら、遠慮なく謂うんだぞ?
[ロビンの応えに、そっと添えていた手を離す。 ついていくでもなく、それ以上を謂わないのは、悟っていたからで。 彼の矜持を護るように、つぃっと視線をベネットに合わし]
と、謂う訳だ、呼びかけてすまなかったね。
[さり気無さを装って、ぽんっと今度はベネットの肩を叩いた。]
(323) 2010/09/05(Sun) 13時頃
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― 廊下 ―
[背筋をぴんと伸ばしたロビンに、一つ頷いて、その背を送るか。 その後、ベネットと2人になってから、ふっと片腕にあるシーツとタオルケットの存在に気がつく。 一瞬しまったという貌をするのは、部屋に置きに行くついでにロビンについて行くが自然だったかと思うからで]
さて、そろそろ夕食の時間かな。 私は食堂に向かおうと思うが、ベネットはどうする?
[その不自然さを取り繕うかのように言葉を紡ぐ。 ラルフはどうしているだろうか?と思うも、同じ寮内のこと。 時刻を考えれば食堂にいるだろう予想はつくはずと考え至った。]
(335) 2010/09/05(Sun) 13時半頃
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― 廊下 ―
食欲がない……だと?夏バテか? 朝方、食事は取れと謂ったはずなんだがな……―――
[ベネットの応えに、ひょいっと片方の眉を上げる。 色を含ませたわけではないが、視線は自ずと彼の細腰へ。
タオルケットとシーツへの視線へは気がつかぬ振りをして、少し考えるような間をあけ]
食事、一緒にとらないか? 食堂で食べるのが億劫なら、何か軽いものを運んでも佳い。
[視線を上げ、深い翠に紫水晶を合わせた。]
(339) 2010/09/05(Sun) 14時頃
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― 廊下 ―
朝尋ねた時は、ちゃんと食べてると聴いた覚えがあるのだがな。
[嘘をついたのか?と怒るでもなく、唯心配の色深く、八の字の眉の下を覗き込み]
別に甘えてくれるのは構わないとも、伝えた覚えがあるのだが。 ―――……本当に、きちんと食べろよ。
[それ以上を謂わないのはディーンがディーンであるからだろう。 神が信じるものには救いの手を差し伸べる振りをするように、求められなければ深入りしようとはしない。
と、はにかんだ仕草に、相手が手に怪我をしていることを目敏く見つける。]
手、怪我をしたのか。夏場は膿みやすいからな、 切り傷や擦り傷なら消毒は小まめにしろよ。
[ぽすり、また黒の髪を撫でた。]
(343) 2010/09/05(Sun) 14時半頃
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― 廊下 ―
良い子だ……―――
[投げかけた2つの言葉への応えに、髪を撫でるを何度か繰り返す。浮かべた薄らとした微笑は、相手の艶かしい吐息に煽られたかのように、珍しく艶めいて。良い子という言葉も、まるで行為中にかける言葉の響きが密か篭る。
――……ディーンも、このじわりじわりと薔薇の香りに狂っていく歯車の中の一つと謂うことか。
しかしながら、まだ薔薇そのものに囚われたわけでない少年は、最後つぅっと短い黒髪を梳き毛先ではらはらと開放すると、身を退けた。]
さて、紅茶を取りに食堂へ行くのだろう? そこまでは共に行こう。
(349) 2010/09/05(Sun) 15時頃
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― 食堂 ―
[艶やかな吐息も、あえやかな声音も、名残惜しげな視線も、潤んだ眸も……―――。 ベネットを彩るそれらに、陵辱めいた気が起きない訳ではなかったが。全ての人に平等といいながら、信じぬ者にしか手を差し伸べない神と同じがごとく、それ以上のことはやはりせず。ただ、罠のように堕ちる門戸は開いたまま。]
嗚呼、それはそうだろうと。大丈夫ですよ。 それと、佳ければ彼に、なにか食べやすいものをお願いします。
[連れ立って食堂へ向かえば、見えた寮母に今朝方頼まれた薔薇の水遣りの件、つなわちフィリップのことを聞く。まだフィリップが食堂にいるのなら、一度視線を投げかけたりもしたか。 己の食事を取るついでに、紅茶を求めるだろうベネットへ先手を打ち、去り際唇の端を持ち上げると、ディーンは食堂の一角へと腰を下ろす。
薔薇園で獣じみた交わりが行われているとは識らずに。]
(354) 2010/09/05(Sun) 15時頃
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― 食堂 ―
此処《食堂》で食べるのが億劫なら 医務室で食べても佳かったんだぞ?
[まるでもっと幼い者のように、頬を膨らますベネットにクツッと喉を鳴らした。席に着く前、服の裾を握る仕草も、幼いころの弟を思い出させるもので。 だから、また、胸に浮かぶ奢った想い。
――……神《しがらみ》から、開放させたい。
優等生であろうとするのも、佳い上の学校へ行くを契機にし、両親に、己は大丈夫だから弟も好きな途をと謂いたいが為というところが密やかにある。 ベネットのしがらみを解き放つには、おそらくは……―――静まるベネットとは対象的に、微かに深い翠を見る紫に欲が混じるのは、嗚呼、薔薇園から薫る蒼薔薇の芳香の所為なのだろうか。]
(359) 2010/09/05(Sun) 15時半頃
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― 夕刻/食堂 ―
ん、どうした?火傷か?
[ふと我に返ったのは、ベネットのスプーンの動きが止まり、机の上に置かれた時。 つっと差し出すのは、水の入ったグラス。 情欲に揺れていた紫は、今は常と同じく、ただ心配そうな色を燈し深い翠を見た。]
(367) 2010/09/05(Sun) 16時頃
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― 食堂 ―
心配できる分には佳いさ……―――
[まだ心配できる要素があるということなのだからとは続けず。
はにかむ微笑に想うは、もしあの件がなければ、弟との間柄はこのようであったのだろうかと。 彼の性質は目の前の少年とは、随分と違うけれど。
裡にある奢りの対象でなく、ただ心配な弟という視線でみれば、情欲の焔は燈らない。 心配性な兄の眼で、ベネットの食事を見守り、そのまま何もなければシーツとタオルケットを抱えて彼を医務室へと*送り届ける心算*]
(371) 2010/09/05(Sun) 16時半頃
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ディーンは、ロビンの登場には、特別言葉をかけず、ただ安堵を示す微笑を向けた*
2010/09/05(Sun) 16時半頃
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― 食堂より医務室へ ―
[フィリップと視線が合った時、相手が何か物言いたげであったことは覚えている。その時直ぐに会話をしなかったのは、ベネットに気を向けていたからに相違なく……―――。 去り際に聲かけようと思えば、丁度セシルがやってきて、真っ直ぐにフィリップの所へ向かったことで、そのタイミングを逃した。]
サイラス、か……―――
[すれ違い際、セシルより薫る薔薇の香に、浮かぶのはサイラスの貌。薔薇の香はアロマが趣味のサイラスが焚き染め、それがセシルに移ったのだろうかと思う。 それと、フィリップを頼る様に、ヘクターとのことが思い浮かび、さり気無く注意を向けてもらうにはサイラスが適任ではあるのだが……―――残念ながら一方的に避けまくってる現状があった。
複雑な表情でサイラスの名を呟いたディーンのことを、ベネットはどう思ったのだろう。とりあえず、トニーとはすれ違う形で医務室へとベネットを送り届けた。 故に、その後の食堂の喧噪は、何も識らないまま。]
(454) 2010/09/05(Sun) 23時半頃
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― 医務室よりラルフ部屋に向けて/廊下 ―
[ベネットを、昼間、彼と同室のドナルドに、勉強をみてやろうと謂ったが、結局来なかった件などを会話の種に、医務室前まで送り届けた。 部屋には入らず仕舞いであったので、机の上にある血の染みを見咎めることは叶わず。]
嗚呼、ラルフは結局部屋で待っているままなのだろうか。
[シーツとタオルケットを片腕に、ディーンはラルフの部屋に向かって歩を進める。さて、その間に誰かと逢うことはあるやいなや。]
(459) 2010/09/05(Sun) 23時半頃
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― 廊下 ―
ロビン?
[と、前方に硝子に額をぶつける下級生の姿を見つける。 聲をかけても気づかぬ様子であるならば、先程のこともあり、けれど不用意に、その少女めいた肩口に手を伸ばす。叶うなら、そのまま己という存在を示すように肩を叩く。]
(464) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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― 廊下 ―
お前、本当に大丈夫か?
[明らかに様子のおかしい後輩に、心配と訝しみの混じった眼差しを送る。 肩にあて離れた手は所在なく、宙に浮いたまま。
もし、硝子にサイラスの姿が映ったならば、すっとその手は引かれ、身体の脇で何かに耐えるように握りしめられることになるのだが。]
(474) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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― 廊下 ―
[横目に見上げてくるロビンの眼差しに、ぞくりとするのは官能でなくある種の恐怖からか。あまりに温度のないそれに、ひくっと我知らず身体が震える。]
―――……後輩を心配して何が悪い。
[まるで覚えた感情を誤魔化すように、またロビンの温度が移ったかのような冷えた眼差しを取り繕い、くるりと背後《サイラス》を見た。
ちなみに、片腕にはシーツとタオルケットが抱かれたままである。]
(482) 2010/09/06(Mon) 00時半頃
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