54 CERが降り続く戦場
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――≪闇≫は決して混沌だけを齎す物ではない事を思い知れっ!
[漆黒の婚礼衣装が死に至るあらゆる病を吹き上げる。 ドレスに囚われた物は例え天使であろうと悪魔であろうと、その数十に至る死の疾患に囚われ、生命力を根こそぎに奪われてしまう。
――それが『並大抵の敵』相手ならば、その筈だったのだが]
(165) 2011/06/16(Thu) 01時半頃
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……なっ……!?馬鹿な……!!
[噴き出す禍々しい気《アウラ》は、《死気》と《腐気》。 死の病齎す衣は瞬く間に灰塵に帰すばかりか、更に悪い。
槍真の闇は、そのまま空へ放たれ、セカイへと振り撒かれる]
……お前っ…………まさかっ……
その《腐気》に塗れた翼… その《死気》に塗れた腕…
[槍真の放つ≪闇≫等には及びもつかない、漆黒の存在。 凄絶な気《アウラ》に塗れた獣の腕は、それこそ全てへ等しく終焉《ポストレーレム》へと導く様な――
……終焉《ポストレーレム》……? その心の反芻にはた、と隙を生じさせた時には全てが遅かった]
(188) 2011/06/16(Thu) 02時頃
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―――貴様は 獣《ベースティア》………!?
っ!?うぁぁあっ!!!
[鉤爪に握り潰されんばかりの獣《ベースティア》の腕は容赦などなく。
凄まじい勢いで、その鉤爪に握られた身体を押し潰される様に 漆黒の闇へと共に奥まで、底まで、堕とされゆく。
戦士達が集い、そして、天と夜の女神が座す場所。 ――終焉告げる冥府の宮殿へと]
(191) 2011/06/16(Thu) 02時半頃
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がぁっっ――!!
[身体の骨を軋ませる様に槍真を掴む鉤爪から解き放たれる。 勢い良く、余りにも勢い良く投げつけられた身体は冥府が宮殿の漆黒の大理石を深く打ち砕く]
………く…ぅっ…………
[其の場所は魔界の最深奥にして冥神の住まう宮殿。 今の槍真には、熾気の熾す≪光≫の護りなど初めから掻き消え、まるでその存在すら無かった様に力を放たない。
付近に降り注ぐ隕石の余波に吹き飛ばされる様にして、辛うじてながらも必死に回避に努めようとするか]
(203) 2011/06/16(Thu) 02時半頃
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っ……はぁっ………っく……!
[今頃に成って身体が激痛に軋む。 何本か大切な骨がやられて居ても可笑しくない痛みだ。 やっと起き上がる事が出来る様になった時視線の先には]
……ネル……フェリウス……
[輝ける月光をその冥冠《サークレット》に集わせ。 死を司る月の力にて成る神槍を片手にした、冥天邪神の嘗ての名が、小さく槍真の口から漏れる]
(210) 2011/06/16(Thu) 03時頃
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…………っ……
[だが今の槍真は近付く事さえ赦されない。 そう、赦されないのだ。 この様な満身創痍で、余りにもあっさりと決して軽くない疵を負わされる様な者が、今や冥府に君臨する夜の女神の前に立ちはだかる事など]
…………ツェツィ……そっちは、平気……?
[逃げる様にして修道女の傍へ跳び退る。 恐らく今、この中で尤も疵が深いのは槍真だったろう]
(213) 2011/06/16(Thu) 03時頃
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………ぁ…ぐっ……… ……あはは………我ながら……無様、だな……
[禍々しい、それだけで数多の人間に嘆き《死》を手向ける様な凄絶な神気の神威《カリスマ》が槍真を苛む。 苦痛に苛まれながら、≪光≫の力を封じられ、半ば足手纏いにまで落ち込んでいる自分の無様な様子に自嘲して]
――――っ……!
[その身から堕気が消え去れども、手放せない闇《つみ》があれば癒しの青を拒みかねない。 もしこの場で反光紋《アンティクレスト》が彼女の手を灼けば、後は文字通りに洒落に成らない事態にしか成りえない。
だから、例え一時的に只人と同然な状態になろうとも。 ≪闇≫を、極力まで、極限まで、限界まで、抑え込む
辛うじて槍真がその疵の半分程を癒し、業が終わる頃、槍真の疵と引き換えに、修道女はその精神力の大半を削られてしまっただろう**]
(218) 2011/06/16(Thu) 03時頃
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……………お前の……
[創世《ハジマリ》の天狼の絶望へ誘うその言葉に。 ふらつく身体を支えながら、その言葉を否定する様に睨み据える]
………お前の独り善がりな釈義で……
本当に自分が護るべき物を勝手に捨てて。 世界を諦めて背中を向けた様なお前が……
(225) 2011/06/16(Thu) 17時頃
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知った様な口で ホリーを語るな!!
終焉《サイゴ》の天狼? 心から世界を壊したがっていた?
[そんな絶望を与える為の虚言。 ホリーの持つ『力』を以て彼女の本質を。 その『心』までも決めつける、そんな言葉は絶対に信じない!]
馬鹿馬鹿しいねっ。
本質は『力』で決まる物じゃない! 『心』で決まる物だ!
(226) 2011/06/16(Thu) 17時頃
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だから 今手を取れ! ホリー!
お前は こんな所で 終わらない!!
[大きく踏み出し、"ホリー"へ向けて手を伸ばす。 その腕は、"ホリー"が手を伸ばせば、直ぐに『みんな』で受け止める場所にまで引き寄せる為の物。 この世界を、あの平和を、あの秩序《ルール》を護ろうと願っていた。 『あの子』を受け止める為の物。
諦めるには まだ早すぎる**]
(227) 2011/06/16(Thu) 17時頃
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どうして その矛盾《PARA-DOX》に気付かないんだ!
[その間違いに気付かない始まりの天狼の言葉に。 駆り立てるやるせない想いにギュウ、と拳を握りしめる]
この世界の! "本当の"秩序を護る為に! 何で "この世界"を破壊する必要があるんだ! ヒトと言う存在の消去《デリート》その物が秩序を壊す事に気付かない!
[逆。全てが逆。 ――逆なのは、"何が"だ? 彼女の言葉にも槍真は、これだけは間違いない、と断言できる]
(245) 2011/06/16(Thu) 23時頃
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逆なのは僕達の想いじゃない! そのお前の"使命"だ!
[ヒトを、世界を、そして秩序を護った事そのものが間違いだったと言う者に、槍真は真向から相対する想いをぶつける]
ヒトに! 世界に! 絶望して!! その果てにホリーを! ヒトを! 世界までも巻き込んで!
[そう、その絶望を映した瞳には、絶望しか映って居ないのだ。 希望を、光を、喪った女神が映す使命は、きっとどこかで間違ってしまって]
僕ももう一度言ってやる! 例えどれだけ遅い歩みでもヒトは、世界は変わり行く! 同じ様に太陽が昇っても、それは同じ日の繰り返しじゃない! 一日一日、どれだけゆっくりな歩みでも、『螺旋』の様に全ては未来《あした》へと移りゆくんだ!
――それを待ちきれなかったお前は……っ…… ホリーもお前と同じ『弱さ』しか持っていないんだと思い込んで――!
(246) 2011/06/16(Thu) 23時頃
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僕の妹《ホリー》はそんな弱い奴なもんか!!
希望を! 夢を! 未来《あした》を! とっくに諦めた弱いお前なんかと一緒にするな!
(247) 2011/06/16(Thu) 23時頃
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言い切れるさ! それが世界の律法《ルール》だから!
(259) 2011/06/16(Thu) 23時半頃
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そうやって醜い世界しか見ようとしないから! そうやって醜い心しか見ようとしないから!
だからお前には、平和も暖かい光も視えないんだ!
[真っ直ぐに向けられる視線は、受け止める。 罪から眼を絶対に逸らさないと、とっくに覚悟は決めている]
僕が『強い』だなんて冗談でも言わない! 僕も『弱い』ただのヒトだからあの世界を壊してしまった!
だけどね! 僕だって自分の罪から逃げも出来ずにあの氷の牢獄二千年も閉じ込められたんだ! 僕だって絶望や嘆きがどういう物かは嫌と言う程知ってる!
(260) 2011/06/16(Thu) 23時半頃
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それでも僕は『みんな』を信じてるんだ!!
(261) 2011/06/16(Thu) 23時半頃
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―――この分からず屋!!
[だが言葉は結局最後まで、彼女には届かなかった。 耳を閉ざし、眼を塞ぎ、世界に絶望しているのはこの始まりの天狼も同じだから
隕石群が降り注ぎ、冷気の渦が始まりの天狼を取り巻く。 完全に耳を閉ざされ、物理的にも近づけなくなって。 少しでも身を護ろうと身構えるしかなかった]
(262) 2011/06/16(Thu) 23時半頃
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…………わかった……
[ミスティアの言葉は、妙にすと、と心の中に入った。
例え、彼女が絶対的な『チカラ』を持っていても。 例え、彼女が絶望的な『愛』を、『決意』を固めていても。
それを覆すのは、もう、この頼りない『力』しか無いのだと。 全てに絶望し、歩む道を定めてしまった彼女には、それしか]
――超えて見せる……! 例え僕がどれだけ弱くても! 『みんな』の力で!!
(278) 2011/06/17(Fri) 00時頃
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―― そんな悲しいだけの現実なんて……無い!!
(279) 2011/06/17(Fri) 00時頃
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ホリーー!!
[魂の唄《ブスィヒ・トラグダオ》が響く。 永久凍結の氷化粧《エターナル・フォース・ブリザード》が解き放たれるその瞬間に。
始まりの天狼の姿が、槍真も知る、天狼の少女《ホリー》の姿へ。 その姿を眼に、槍真は真っ直ぐに彼女へと駆け寄った。
はじけ損ねた魔力等、気にも留めない]
(293) 2011/06/17(Fri) 00時頃
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オスカーは、アリスと共に、ホリーへと駆け寄る。 ………膨大な魔力は、そのままに
2011/06/17(Fri) 00時頃
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……ホリー……?何をする気!?
[魔界の大地が揺れる。照明《ヤミ》をその間に照らすシャンデリアが騒がしく音を響かせる。 無理矢理にはじけ損ねた魔力を自身に押し戻すホリーに途轍もなく嫌な予感を憶えて]
いやだ! ホリー! 馬鹿な事だけはしないで!!
[ホリーの拒絶も忠告も無視して、ただ一人彼女に駆け寄る]
(305) 2011/06/17(Fri) 00時半頃
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ホリー!!
[HEROの言葉は聴かない。 ただどこまでも悲しげにその言葉を続けるホリーに駆け寄る。
それでも一緒に来いとばかりに、言葉以外で拒絶されない限り、彼女の右手を強く握って]
(313) 2011/06/17(Fri) 00時半頃
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―――!? ほり……
[もう何千年も前を最期に告げられたその呼び方。 呼吸を忘れている内に、掴んだ手は氷河に呑み込まれ]
――! 離してっ! 離せヒーロー!! ホリーをっ……! ホリーを助けないとっ!!
離せぇぇええっ!!!
[HEROに身体を引き剥がされても、全力で抵抗する。 脅す様に≪闇≫を身体に纏わせても、槍をHEROの身体すれすれで振り回しても、だがHEROは離してくれないだろう]
(323) 2011/06/17(Fri) 00時半頃
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ホリィィィィィイィイィイイイイイイイッッッ!!!!
(330) 2011/06/17(Fri) 00時半頃
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―――っ……!!
―――――っっ…………!!!
[HEROが槍真を押し留めていたから。 全身が凍り付き、粉雪の様に、妹《ホリー》の砕け散る瞬間を視ずに済んだが。
眼の前には、既にその姿無く、闇の大理石に粉雪だけが降り積もる光景を前に。 ミスティアの正論を突いたその言葉は、今の槍真には厳し過ぎた]
(336) 2011/06/17(Fri) 01時頃
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っ…ぅっ……ぅ………
[解っている。
妹《ホリー》が、どんな想いでこんな事をしたのか。 この場で妹《ホリー》を助けて、それが本当に『救い』になったか。 『助けたかった』のは、本当は誰の為なのかも、全部。
でも、例え一度巡り合った生であっても。 でも、例え天狼に生まれた彼女とは何の繋がりが無くても――]
……う…………
[全てを貫き滅ぼす絶対貫通の神槍が――全てを貫きに迫る>>329]
(340) 2011/06/17(Fri) 01時頃
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うわぁぁぁぁあああああぁあああああああっっ!!!
[決壊しそうな感情の全てを力に変える様に。 ただ一人、我武者羅に、絶対貫通の槍に立ち向かう。
せめて、護ろうと。 せめて、これ以上喪いたくないと。
だが、そんな我武者羅な。 冥府の神に立ち向かうには、余りにも槍真の力は弱すぎて……]
(342) 2011/06/17(Fri) 01時頃
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[ ガァァァアアアンンッ!!! ]
[その圧倒的な絶対の槍に余りのもあっさりと敗れ。 槍真の身体は、血を撒き散らしながら宙を舞う。
貫かれては居ない。致命傷でも奇跡的にない。 だがその光景は。 余りにも力の差は歴然とさせすぎていた]
(344) 2011/06/17(Fri) 01時頃
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( ―― ダ メ だ … )
( チ カ ラ が …… )
( 違 い 過 ぎ る ………… )
[まだ何もかも残って居る。 アリスが、HEROが、ツェツィーリヤが、ロビーが、ミスティアが、『みんな』が。 『みんな』が未来《あした》を信じて戦っているのに。
自分はこんな所で挫けてしまうのか]
(346) 2011/06/17(Fri) 01時頃
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( ―― イ ヤ だ … )
( 僕 は ま だ …… )
( 何 も 果 た せ て は ………… )
[心臓の鼓動は今もまだ熱く滾っているのに。 胸の光は今もまだこの世界を護ろうとしているのに。
――『力』が欲しい。 この『世界』を護るだけの『チカラ』が。 この『夢』を、現実にして護り切るだけの――『チカラ』が]
(348) 2011/06/17(Fri) 01時頃
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