8 DOREI品評会
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[小さくむせた。 聞こえる言葉に、苛立ちもあったけれど微かに表情に乗るのは羞恥]
『不愉快だ』
[いい気分でないのは確かだ。 ただそれだけははっきりと口にする]
(+101) 2010/04/07(Wed) 18時半頃
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いや? そんな身分の父親が居たなら、御前も手解きくらい受けてるのかと思ったんだけど。
[青年の容貌を改めて見遣る。 笑みを深め、皿が押しやられるのに気付いて腰を上げた。 リン、とベルを鳴らす。 サンルームの外へ聞こえはしないだろう小さな音ではあったが、間も無く二人の召使は現れる。 長い髪の片方がむせた青年へ白いナフキンを差出し、短い髪の片割れが黙々と片付けていく]
だろうね。 御前言葉通りお姫様だったんだろう? それが今、奴隷として此処にいる。 しかも買ったのは金持ち貴族じゃないとくれば、さ。
(+102) 2010/04/07(Wed) 18時半頃
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『…あまり、父とはそういう話をしなかった』
[それ以上は思い出したくなかったから口を噤んだ。 元々性的なことにそれほど興味がなかったし、軽い苦手意識の様なものもあった。 体が育ってからは、それだけでは済まなかったこともある。 思考を中断したベルの音は、香の中で清かに響く。 視線を持ち上げれば、白いナフキンが差し出されて、 軽い戸惑いと共に受け取る。礼の言葉はどちらで言えばいいのだろう]
『女になった覚えはない』
[姫、という言葉は酷く気に入らない。 蔑み交じりに兄姉達にそう呼ばれていた事もあったから]
『別に、誰に買われたところで不愉快なものは不愉快だ。 貴族だろうが、賎民だろうがそんなもの関係ない』
(+103) 2010/04/07(Wed) 19時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 19時頃
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おや、跡継ぎと言うわけではなかったかな。 ……嗚呼、尻のほうが感じるみたいだったしね。 女になった覚えはなくても Jadeはお姫様だ。
[差し出したナフキンを受取られると、長い髪の召使は一礼して下がる。片割れと共に茶器と皿を片付け出て行くまで、一言として言葉は発しなかった。 彼等の声が聞けたのは、蜂蜜風呂の中荒い吐息だけだ]
そう? 俺は其処が一番関係あったんだけどね。 どっちにしろ御前のプライドが高いのはわかってる。 へし折ってやりたいんだ。 さ、食事も終わった事だし、遊ぼうじゃないか。
[スパイスの残り香は大分薄い。 男は青年の目前に立つと、蛇のような視線を向ける]
(+104) 2010/04/07(Wed) 19時頃
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『さあ、どうだろうな』
[継がせたい人間と。継がせたくない人間と。 その狭間に取り残されて、気づけばこんな場所にいる。 姫。またその単語が聞こえれば、眉を顰めた。 言葉を口にしない二人を見送った硬翠は男のほうへとまた向けられる]
『そんなつまらないことを目指して何が楽しいのかさっぱりわからんな』
[けれど、そんな理由で買われたというのもあまり面白くはなかった。 遊ぶ。その言葉に碗の中に少し残った薄荷が微かに揺れて香りを立てた。 硬翠は小さく睨みつけたか。視線だけは全力で拒否を示すように]
(+105) 2010/04/07(Wed) 19時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 19時半頃
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[眉を顰める様子 男は節ばった指先を青年の眉間に伸ばす]
御前にはわからないさ。 基本、俺はモノを壊したい性質でね。 御前みたいな奴を足蹴にするのが 愉しくて堪らないんだ――よっ!
[視線を受けながら、男は革靴で言葉どおり彼を足蹴にした]
(+106) 2010/04/07(Wed) 19時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 19時半頃
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[伸びてきた手を緩く払う]
『理解など───ッ』
[したくない。する事も、きっとないだろう。 そう続けようとした言葉が歪む。手から、碗が零れ落ちて、絨毯の上を転がった。 それほど入っていなかった茶は絨毯よりも先に翡翠のうすきぬに沁み込んで]
『ッ』
[睨みあげる。 言葉は、ないけれど、はっきりと]
(+107) 2010/04/07(Wed) 19時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 20時頃
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しなくていいよ?
[理解なんていらなかった。 碗の転がる音は絨毯に吸い取られる。 足蹴にした青年に馬乗りになり、 男は茶で濡れた翡翠の布を見下ろす]
ああ、折角用意したのに。 [哂いながら、髪を掴んで絨毯の上に押し倒した]
駄目じゃないか、勝手に濡らしちゃ。
(+108) 2010/04/07(Wed) 20時頃
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[翡翠の上にくっきりとついた足跡に、苛立ちを覚える。 与えられたものだけれど、色は割と好みだったから。 見上げるほどの身長差はないけれど、 相手が上に乗ればそれは自然と見上げるような形に変わる]
『誰の、せいだと…ッッ!!』
[痛み。 そのあと背中に衝撃。碗は遠かったから大丈夫だったが、 半ば押しつけられたような強さに苦しさで息が詰まった]
(+109) 2010/04/07(Wed) 20時半頃
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見られるの、好きになった方が良いんじゃね? 嗚呼、目隠しの方が好きだったか。
[引寄せると骨ばった箇所がコツリとあたる薄いカルヴィナの身体。 少年の様な太腿を押し広げて、色付いた未熟な花弁をくつろげて観客にもみせる。何時の間にか運ばれて来ていたオイルを濡らしすぎる程にたっぷり加え、くつろげながら抜き差しする指の数を増やして行く。 運び込まれた小さな台の上には、潤滑油の他に目隠しや羽根箒、それからコンドームが並んでいた。両手で目を覆っていても、目隠しをしてやるつもりはイアンには無い。]
──でも、駄目。 目を開けて、あっちの観客席を見て。 それから、俺を見なよ。
[脚を大きく開いた態勢で押し倒し、軽く体重を掛けるようにして、カルヴィナの両手をも広げてしまう。片手をこれから少女の身体を貫くモノに触れさせる。 コンドームでラッピングされたペニス。固く反り返っているだけでなく、先端はゴムの中ではちきれそうに膨らんでいるそれ。]
(346) 2010/04/07(Wed) 20時半頃
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今から、これが入るんだぜ。
[入り口をこすり上げるようにして場所を確かめながら、耳元をねぶるような囁き。ゆっくりとしゃべるイアンの息は抑えているものの、随分と荒くなっている。汗が額から滴り落ちた。 カルヴィナの脚を担ぎ上げる。体格差のある二人の事、少女の身体は折り畳まれ、腰は空に浮く形になってしまう。]
首に腕を回して? 目を閉じて、逃げるのは許さない。
[狭い肉壁を押し広げるようにして埋められるそれ。 ずぷり。粘膜が擦れる感触がペニスにも伝わる。 一定の所まで進み、止まり、何処までそれが進んでいるのか、カルヴィナが考え始める前に、イアンは少女の口唇を唇で塞いだ。ペニスの挿入を止めて、舌と唾液を絡めるキス。悲鳴をあげられないというのは残酷か否か。 片目を閉じて、イアンは笑う。]
(347) 2010/04/07(Wed) 20時半頃
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ふふふ…みっともないね。
[くすくす笑みを零した侭、ゆっくりと立ち上がる。 息を整える彼の脇腹の下に足を差し込み、ぐいと蹴ればごろりと身体はひっくり返った。]
酷い話聞きながら、イっちゃったんだ? 今日何回目? ――猿だね。
[女はきちんと口で受け止めただろうけれど、露出した肉色の棒からはしたなく未だ半白濁の液体がちろりと出るのは、もう3度目の其れが薄いから。 くすくす笑みを止める事無く、男はNo,4とナンバーを振られた男を冷たい瞳で見下ろしていた。]
(348) 2010/04/07(Wed) 20時半頃
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──…ッ
[酸欠になりそうなキスにカルヴィナが呼吸を整え直した瞬間、抵抗のある膜を貫いた。イアンの片腕は少女の腰を押さえ付ける。もう片方の手は床を支え。 片手を繋いで貫く瞬間を乗り切る──ロマンスはそこには無い。
濡れた舌で少女の顎を食み、滴る汗を交わらせながら、ずるりとまた舌と舌を絡めて口孔も埋めてしまう。もし舌を噛まれても止めない。
ぷつり。 処女膜を完全に押破ったと思われた地点で腰を止め、両腕で少女の背を押しつぶすように抱きしめた。]
(349) 2010/04/07(Wed) 20時半頃
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そん、な変態的な嗜好は、――ないッ!
[それは、見ている方も悪趣味極まりないと断罪するに等しい主張。 それでも、機嫌を損ねてはいけないと、必死に目蓋を抉じ開ける。 潤滑油にも何か含まれていたのだろう、身体はとっくに快楽の虜でイアンの指を三本までぎりぎり飲み込んだ挙句、ぐちゃりじゅぷりと恥毛から尻の窄みまで泡立った粘液を纏わせて、シーツにも染みを広げている。 背凭れにしていたイアンの顔は見えず、ただグロリアの瞳を捕えた。彼女がこの光景をどんな心境で傍観しているのか、残念ながらその心の奥底までは見通せないけれど。 向かい合わせになれば、漸くイアンの濃茶と目が合って、その色に大人の余裕を感じると、ほっと身体の力を抜いた。 その瞬間を見逃すイアンではないだろう。こくりと覚悟を決めたように頷いて、信じ難いほどに熱く巨きな剛直を、招き入れようと一撫でした。]
(350) 2010/04/07(Wed) 20時半頃
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避けなかった御前の所為だよ? さて、食後の運動といこうじゃないか。
[与えた衣装を汚していく、 其れが男の支配欲を僅かに満たす。 引き倒し、そのまま押し付けるように覆いかぶさる。 髪は掴んだまま、耳元で吐息に混ぜて低く囁いた。 長い裾を割り、もう片手は脚を撫ぜていく]
これから御前を犯してあげよう。 慣らさなくても問題無いよね?
[未だ昂りを見せていない男の中心はその時点で質量はある。 一度押し付けられている彼には理解出来るだろう 膨張時の男の其れは凶器に近い]
(+110) 2010/04/07(Wed) 20時半頃
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ずっと、見てる、から。 お客じゃなくて、イアンを、だけど……。 それは、許して。
[目を閉じない代わりに、と一つ懺悔して、素直にイアンの首を両腕で引き寄せる。 密着する身体。融けそうに熱いお互いの体温。汗が混ざって流れていく。]
――――ッた!!
[腰骨にがつりと響く振動。狭い肉の裡を掘削されている。 ぶちり、と内部で肉が引き千切られる激痛が伝わると、声にならない悲鳴が迸り、イアンの口へと吸い込まれていった。 引いてはまた押し寄せる荒波のテンポに、身体を合わせることなど到底できなくて。 途中までは、性交でなく寝台上の取っ組み合いのような様相。]
(351) 2010/04/07(Wed) 20時半頃
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―― 痛いッ て 言ってる…… やめ、 抜いてぇ!
[呼吸まで全て奪い尽くすかのようなキスに、くぐもった抗議はイアンの舌を傷つけ鉄錆の味を交ぜる。破瓜の紅と、口接けの紅。ずきずきと裡を嘖む新しい裂傷に、下半身は最早どこが痛いのかぼんやりとして分からなかった。 胸に上下と同時にひくつく内部、けれど閉じていた蕾を抉じ開けてきた異物に、最後まで息を吐くことができず、自然呼吸は浅くなる。強い力で抱き竦められて、重いと訴えようにも、酷く気怠くて何より股の間が痛む。]
……終わ、った?
(352) 2010/04/07(Wed) 21時頃
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『そのような詭弁を誰が言えといった!』
[声を荒げる。けれど誰も来ないということは、そういうことなのだろう。 耳元に一方的に押し付けられる言葉に、出来た事は睨み返すことだけ。 たくしあげられる布の感触、足に触れる手、どちらも不快感しかない]
『な───っ』
[押しつけられる質量に小さく喉が掠れて啼いた。 慣らす慣らさない以前の問題だ。冗談じゃない。 嫌だ、というその感情が相手から逃げようとその体を押し返すために働く]
(+111) 2010/04/07(Wed) 21時頃
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[快感など吹き飛んで、ただ純粋な痛みしかないロストバージン。 その先に、グロリアが求めるのは何なのだろうと。]
(353) 2010/04/07(Wed) 21時頃
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小僧 カルヴィンは、記者 イアンを押し返したいのに、腕に力をこめると彼をますます引き寄せてしまう矛盾。
2010/04/07(Wed) 21時頃
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ウソウソ。冗談。 ――たぶん、ね?
[何処からか、寧ろ其れこそウソなのか。 煙に巻いたままくすくす笑いながら、一度大きく舌舐めずり。 女が身を起こした後、上手に出来たね、とそのブルネットを一度撫で付けて褒めてやる様子は、其れこそフリスビーを咥えて戻ってきた犬にする仕草と大差ないものかもしれない。]
(354) 2010/04/07(Wed) 21時頃
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残念、ここじゃ俺の言い分は何より正しいんだよ。 [詭弁、と言われて男は青年の上に乗ったまま哂う。 二人の召使の姿は無いまま。 サンルームの明るい中、にらみ返す硬翠に褐色を映し]
嫌だとやめては何度言ってもいいよ。 無駄だっていうのは、地下で散々味わった筈だけど?
[髪を掴んでいた手は押し返そうとする彼の片腕を捕らえ 関節の曲がらぬ方向へと捻りあげた。 上から体重をかけて押し倒している 左程身長は変わらないが、男は青年ほど線が細いわけではない。 脚に触れていた手は太腿を辿り尻肉を揉むように掴んだ。 人差し指で窄まりの周囲をなぞる]
此処、どれくらい広がるだろうね。 裂けてもまあ痛いのは俺じゃないから良いけど。
(+112) 2010/04/07(Wed) 21時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 21時頃
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…ッ!
[言葉の通りなのだろう。其れが尚更腹が立つ。 誰も自分の味方が一人としてここにはいないのだという事実。 最初から期待だってしていないけれど]
──い、た…ッ
[捻りあげられる手、少し骨が軋んだ気がして思わず小さく呻いた。 上からかかる重みの圧力に幾らか息が苦しくて唇が微かに喘いで酸素を求める。 足から手の位置が上へと上がってくれば、表情が歪む。
裂ける。その一言に微かに身が竦んだ。 咄嗟に視線をそらす]
(+113) 2010/04/07(Wed) 21時頃
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[そのまま腕に体重をかければ折れるだろうけれど 男は其れをせず、彼の腕を解放した。 酸素を求めた青年の唇が開いたのに気付くと、男は噛み付くように口付けた。 満足な酸素は与えてやる事はない]
どう? 前戯が欲しいなら……
[硬翠は此方を見ていない。 男は構わず耳元へ唇を寄せて甘く低く囁く。 強請る方法は教えただろうと、哂って 窄まりをなぞっていた指を戯れに臀穴へ突きたてた]
(+114) 2010/04/07(Wed) 21時半頃
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長老の孫 マーゴは、記者 イアンとカルヴィナの交わる様子をじっと見ていた
2010/04/07(Wed) 21時半頃
長老の孫 マーゴは、小僧 カルヴィンの様子をじっと伺う。自分にもこれから起こることを想像して、微かに息を漏らした
2010/04/07(Wed) 21時半頃
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[解放された腕は、痛みが少し残ってそのまま持ち上げる気にはなれない。 唇を噛むより先に塞ぎこまれる。また以前のように噛んでやればよかったと思った。 今となっては仕置きが酷いと解っているから叶わないことだけど]
……、…『いら、ない』
[意識がまともにあるうちは、そう簡単に言ったりしない。 哂う声が癪に障るけれど]
──ッ、ぁ…!
[微かな声。 微かな痛みに、眉が寄る]
(+115) 2010/04/07(Wed) 21時半頃
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「そん、な変態的な嗜好は、――ないッ!」
[まるで断罪の様なカルヴィナの主張にイアンはその時、何も言わず。何故かイアンに許してと言う言葉にも、特には否定は返さなかった。 暴れない方がカルヴィナの痛みは少なくて済んだだろう。逃れようとする事で裂傷は増える。中に挿入しているイアンの苦痛も。口の中に血の味が広がっても、軽く眉を顰めただけでイアンは苦痛の声は上げなかった。
粘液に混じる血の匂い。 終わったのか?と言う問いに、そろりと少しだけ腰を浮かせた。押し広げられた粘膜と性感帯であるペニスが擦れる感触。ぞわりと背筋を走る波に、今からなら、そこはキツ過ぎる事はなく、多少の快楽をイアンが味わう事が出来るだろうなと思いはするが。]
嗚呼、終わったぜ。
[片目を瞑ってイアンは頷く。 腕に力をこめているらしき、カルヴィナの髪を撫でた。 破瓜の血を付着させたペニスをゆっくりとカルヴィナの中から引き抜こうとする。]
(355) 2010/04/07(Wed) 21時半頃
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記者 イアンは、良家の娘 グロリアに顔を向けじっと見詰める。それから、マーゴの表情に気付いて薄笑みをみせた。
2010/04/07(Wed) 21時半頃
記者 イアンは、長老の孫 マーゴこっちへ来るかい──?**
2010/04/07(Wed) 21時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 22時頃
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ならいいよ。 其のまま挿れてあげる。
[慣らさず突きたてた指は強情な彼の言葉で簡単に引き抜かれる。 押し倒した青年の脚を両手で持ち上げ、腹につくほど折り曲げた。捲りあげた翡翠の下には何も穿かせていない]
あし、自分で抱えて。 ……出来るよね? 出来ないならきつく縛ってあげるけど、どっちが良いかな。
(+116) 2010/04/07(Wed) 22時頃
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[随分と呆気ない。知識の薄い少女は何も気付かずに、イアンの首と言わず背から肩まで知らず爪をたてていた指を、一本一本引き剥がした。]
……この 下手糞……すご、く 痛かった、ぞ。 ちょ、待っ……動かれると
擦れて痛い……。
[すぅはぁと呼吸を整え、髪を撫でる手に噛み付く真似をする。 無残に散らされた花から絞られた紅い紅い雫は、シーツに点を滲ませた。 グロリアがそこで続きを促さなければ、少女は痛みで現実に引き戻されたまま、しばし燻ぶる熱を持て余すことになるだろう。]
(356) 2010/04/07(Wed) 22時頃
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[そのまま、なんて余計なことを言わなくても良いのにと思えば苛々した。 どうせ好き勝手されることに変わりがないなら、 今更何を聞いたってどうしようもない。
脚を。どう考えたってそれは]
…っ
[嫌だけど、でも。 悔しさで顔が歪む。視線を逸らしたまま、ただ指示に従うしかなかった]
(+117) 2010/04/07(Wed) 22時頃
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[屈辱に歪んだ表情を見下ろし、 自身の脚を抱える彼から半身を起こすと、 そらした視線を顎を掴んで戻させた]
ちゃんと目をあけていないと、今からどんな事されるかわからないだろう。 見えなくて良いならイラナイから刳り貫いてしまおうか? 其の程度じゃ死なないから大丈夫。 ああ、刳り貫いた穴から希硫酸でも流してあげようか。 凄いにおいで暫くご飯食べられなくなるかもね。
[どれも実際にやった事があるからか、男の言葉は真実味を帯びている]
良い格好。 赤ん坊のオムツかえる姿勢って丁度こんな感じかな?
[彼の胸元に毀れた茶は左程量も無く、そろそろ乾きかけているだろう。捲り上げた衣服は下半身を隠さない。 其処の様子を窺うように、顔を近づけた]
(+118) 2010/04/07(Wed) 22時半頃
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[視線を引き戻されれば睨みもしたか。 男の手の動きに逆らう事はしなかったが]
『……どちらも、断る』
[不穏な提案をどれも却下する]
『知るか、そんなこと』
[近付けられる顔、ささやかれる言葉。 視線を逸らしたいのに、逸せない。 逸したら、何をされるか分かったものじゃなかったから]
(+119) 2010/04/07(Wed) 22時半頃
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