30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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─ ラルフの部屋 ─
[シーツを敷くのを手伝った方が良いだろうかと、暫くの間、ラルフは部屋でディーンを待っていた。身体がフワフワとして何処か落ち着かないのは、待っている相手の事を考えている為か、それとも洗濯物から漂う淡い青薔薇の香りが部屋に広がってしまった所為か。]
…ん。 シーツは後で良いかな。 床で寝てもらうわけにも行かないけど、 敷くのに何時間も掛かる訳じゃ無し。
[誰も居ない部屋で口元を手で覆う。 まだ読み終わっていない宗教哲学の本(一応は最後まで読むつもりである)や、一緒に借りている『君主論』、返却した小説の続きの巻、勉強のノートがラルフの机に積まれているけれど、それらを視界に入れると、図書館での出来事を思い出して落ち着かない。]
(448) 2010/09/05(Sun) 23時頃
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[紙片を捲ろうとすると、その指先に、手のひらに。 それから、くちびるに熱が広がり──蜜を含んだようなとろりとした酩酊をもたらす。ディーンの触れた頬に手のひらの感触が残っているようで。あの時、部屋に響いていた水音がいやらしく甦り耳朶を舐めるようで。]
──…… どう しよう。 身体、 あつ ……
[集まりはじめる熱は、絡まる茨か蔦かツル植物のように、ラルフの手足を絡めとる。 絡まる茨、じわりと毒を孕んで甘く突き刺す棘。それらは何故か、窓の向こうのあの薔薇園の闇にある“何か”。おぞましいものだとずっとラルフが必死で避けてきたものと、あの堪え難い変質をもたらした『事件』と、繋がっているような心地がする。]
嗚呼、そうだ。 口づけて触れ合う気持ちの良さ だけじゃなくて。 あの、音が ……酷くいけない事に思えて。
[──たまらなかった。 ディーンにからかうように佳いのかと聞かれたあの時、自分はどんな顔をしていたのだろう。いたたまれなくて。けれどもそれが。]
(449) 2010/09/05(Sun) 23時頃
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[ラルフは、ふるふると首を横に振る。息を零す。 それが自分の望みであり、幸福なのだろうか。そんな──事がまさか。]
──…… 水、浴びてから食堂に行こうか。 頭だけじゃなく、全部*。
(450) 2010/09/05(Sun) 23時頃
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>>446 ――…トニーのこと、よく知らないから。 でも、言ってること、 わかる。
[そうつぶやいて、 でも、同じく、追いかけようとはしない。 むしろ、行かなかったフィリップの服をまた掴もうと、ほんのちょっぴり裾をつまんだ。]
薔薇の木の下?
[その笑いかけにはきょとりとして…。]
邪魔……。
[裡の青薔薇がびくりとした。でも、頭を振って……。]
今夜、もう外を探すのはあきらめるよ。
[部屋かランドリーに行こうといわれて頷く。その口唇に、翡翠の眸に、目は釘付けになりながら。]
(451) 2010/09/05(Sun) 23時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 23時頃
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…お? あぁ。 [ルーカスに声をかけられて、慌ててうわべだけは取り繕った。
身体の傷も恐らくは、アイパッチを外した顔の異様さに気を取られて気づかないはず。
洗っても洗っても、薔薇の香りが抜けぬことには気づかない。]
(452) 2010/09/05(Sun) 23時頃
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>>451 ――…わかる?
ユーリィは、サイラスが好きだったのかな…。 でも…、そうだったとしたら…
[閉ざされた後開かれた翡翠にはヒビなど入ってなくて。 けれども痛ましい色を宿して、明かりに照らされて… 硝子球のように淡く光る。]
ユーリィは、幸せな子だよね…。
[先程トニーの話を聞いた時も1人嘯いていた言葉。 羨望の響きで、そう囁いて。 ほう…と零れる吐息まで薔薇の香がするのではないか。 常と変わりない姿、けれども―― あまりに近くにいる薔薇の匂いに、 とうに酔わされているのかもしれず。]
(453) 2010/09/05(Sun) 23時半頃
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― 食堂より医務室へ ―
[フィリップと視線が合った時、相手が何か物言いたげであったことは覚えている。その時直ぐに会話をしなかったのは、ベネットに気を向けていたからに相違なく……―――。 去り際に聲かけようと思えば、丁度セシルがやってきて、真っ直ぐにフィリップの所へ向かったことで、そのタイミングを逃した。]
サイラス、か……―――
[すれ違い際、セシルより薫る薔薇の香に、浮かぶのはサイラスの貌。薔薇の香はアロマが趣味のサイラスが焚き染め、それがセシルに移ったのだろうかと思う。 それと、フィリップを頼る様に、ヘクターとのことが思い浮かび、さり気無く注意を向けてもらうにはサイラスが適任ではあるのだが……―――残念ながら一方的に避けまくってる現状があった。
複雑な表情でサイラスの名を呟いたディーンのことを、ベネットはどう思ったのだろう。とりあえず、トニーとはすれ違う形で医務室へとベネットを送り届けた。 故に、その後の食堂の喧噪は、何も識らないまま。]
(454) 2010/09/05(Sun) 23時半頃
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─ 浴室 ─
ああ、ドナルド……だな。暑いね。
[大柄で赤い髪の先客の後ろ姿を見て、思い当たった名前で呼びかける。 彼の様子が、常ならぬものとは気付いていない。]
……石鹸の銘柄が変わった?
[温いシャワーを浴びていて、ふと気づく漂う薔薇の香り。]
(455) 2010/09/05(Sun) 23時半頃
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…知らない? 薔薇の木の下で…、相手を、待つんだ。 想う相手と――…想いを遂げるために。
[から…脆い硝子球は食堂のテーブルに置き去りに。 此方を見つめてくる姿に、硝子の翡翠を細めて。]
薔薇の香ではなく…酔わされるのなら、貴方に。
[つきり、また――…笑う翡翠に小さな痛みが。 翳が差して、瞳の色合いが変わる。 それを隠すように瞳を伏せてから促して。]
…… …行こっか。 セシルの部屋から探す…?
(456) 2010/09/05(Sun) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 23時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 23時半頃
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そうかもな。 こう毎日暑苦しいと男臭くてイヤだわって、寮母さんいってたし。 [口ぶりだけはいつも通りに。 だが、青い片眼は隣でシャワーを浴びる彼を値踏みするように鋭く見て。
分かるほど香りが届けば、誰もが願望を煽られる。 普段押しとどめているものほど強く。]
(457) 2010/09/05(Sun) 23時半頃
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>>453 [食堂は、今、二人きりだろうか。 薔薇の香は、段々と、心を溶かす。 相手に移した香に、自分が酔う。そんなことも起きていた。
思い出す。昼のあの口付け。 あれは、夢? いいや……。] >>456 うん、そこまで知らなかった。
[そして、部屋を探そうか、にはまた頷いて…。]
ねぇ、フィル先輩……。 部屋で………。
うた、聴かせて………。 そしたら、出てきてくれるかも。
[そんなことを言って、フィリップの顔を覗き込む。]
(458) 2010/09/05(Sun) 23時半頃
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― 医務室よりラルフ部屋に向けて/廊下 ―
[ベネットを、昼間、彼と同室のドナルドに、勉強をみてやろうと謂ったが、結局来なかった件などを会話の種に、医務室前まで送り届けた。 部屋には入らず仕舞いであったので、机の上にある血の染みを見咎めることは叶わず。]
嗚呼、ラルフは結局部屋で待っているままなのだろうか。
[シーツとタオルケットを片腕に、ディーンはラルフの部屋に向かって歩を進める。さて、その間に誰かと逢うことはあるやいなや。]
(459) 2010/09/05(Sun) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 23時半頃
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そうなのかあ、人が減っても男ばっかりには違いないからねえ。
小母さんは随分長い事ここにいるんだろうけど、慣れにも限度はあるかもしれないね。
[スポンジに泡を立てながら、ドナルドに答えた。]
(460) 2010/09/05(Sun) 23時半頃
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―廊下― [こつり、こつり、と硝子に額をぶつけて。 渇望と抑制の鬩ぎ合い。 背後を通りかかったディーンの姿が、窓ガラスに映っても気付かぬほど己自身に集中していた。]
(461) 2010/09/05(Sun) 23時半頃
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>>458
そっか。知ってると思ってた。 ドナルドは、知ってるみたいだったから…。
[二人しかいない食堂なのに、 秘め事を話すかのように声は囁くもので。
覗き込まれる翡翠にセシルの瞳の色が映る。 薔薇の香だけでなく、瞳にも蒼が―――…]
……うた、
[たどたどしく、けれども甘い声で反芻する言葉。 頷いたのだろうか、吐息を零したのか。 どちらでもそれを、セシルは了承と取るだろう。]
(462) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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「今度、小母さんに兄貴の事覚えてくれてるかどうか、聞いてみるか?──いや、やめた方がいいのか?」
[ドナルドの様子には無頓着なまま、そんな事を考える。 躊躇われてしまうのは、兄のその後の消息を尋ねられたら、本当の事を言うかどうかを決めかねているからで。]
「死んじまったなんて……言いたかないしなぁ。」
(463) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 00時頃
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― 廊下 ―
ロビン?
[と、前方に硝子に額をぶつける下級生の姿を見つける。 聲をかけても気づかぬ様子であるならば、先程のこともあり、けれど不用意に、その少女めいた肩口に手を伸ばす。叶うなら、そのまま己という存在を示すように肩を叩く。]
(464) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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>>462
ううん、ちゃんとは知らなかった。 ドナルドは知ってたの?
意外……。
[きっと、そんなロマンなど自分と同室者の間には存在しなかった。 そう、その関係は、権力から成立したから。 目をつけられて、そして、部屋割りを変えられて、それからは、ペットとして飼われた。 言い方は悪いけど、そんなところだ。
そして、同室者は愛犬家だったという話だ。]
(465) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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…アンタは帰省しなかったのかい? 家族とか、故郷に居るんだろ?
[シャワーを止めてタオルで赤毛をぞんざいに拭きながら問う。 視線の合わぬまま続けるいつも通りの他愛のない会話。]
(466) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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>>462
――……約束。
[でも、そんな話はいいと…。それよりうたを聴かせてくれることをねだって、 そして、水差しから水を一杯飲んでから…。]
先輩……行こう?
[そう、こんな気持ちなのは初めてで…。]
(467) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 00時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 00時頃
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―廊下―>>464 [声を掛けられても振り返らず。 硝子に映ったディーンの姿が自分の顔のすぐ側に現れて初めて、灰色の瞳に幾らか焦点が合う。 にも拘らず、肩を叩かれた時には、怯えたようにびくりと身体が震えた。]
ぁ……
(468) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 00時頃
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─ シャワールーム ─
[シャワールームに入ると湯気に混じり噎せ返るような薔薇の香りが漂ってくる。けほと軽く咳き込み、眉を顰めた。 先客のうち、1人が少し(一方的に)不得手に思っているドナルドである事を知り、ルーカス達とは少し距離を置いた場所を選ぶ。]
──… は
[水流の冷たさが、ラルフの身に絡まった茨を解いてくれればと、天井を見上げながら、目蓋を閉じるけれど。]
(469) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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―回想・浴室― [サイラスが浴場にいたのは、ちょうど薔薇園で濃厚な絡みが 繰り広げられていたころ。セシルを醒まして、ここに来るつもりが ユーリィを相手にする羽目になったために、遅くなったのだ。 知らず知らず、青い薔薇の香りはセシルの顔を被った青薔薇と そしてユーリィからも色濃く移り、いや――…。
そもそも今朝急に、ディーンを誘うとした時点で とっくに捕らわれていたのだ――。
続く二人との交歓はそれを余計に色濃くはっきりとさせただけ――。 肩にはうっすらと青薔薇の棘が見え隠れ始めていた。 尤も服を着ると見えない位置ではある。 勿論栗の花の香を漂わせる残渣は洗い落としたが、既に染み付いた 青い薔薇の香りは落とせそうもない。 尤もサイラスの趣味を知りえるものなら、その趣味によるものと 思ってしまうだろう。ともかくやっと新しいTシャツに短パンという ラフな格好に着替えて 食堂に向かおうと廊下へと出る。 多分、ドナルドと、ルーカスとはすれ違いであろう頃――] ―→現在・廊下付近
(470) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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故郷、ね。
あるんだかないんだか、よくわからないや、自分でも。
[所謂「帰省先」には、2ヶ月と暮らしただろうか。 生まれ育ったボロアパートの一室には、自分を待ってくれている人はもういないのだし。]
(471) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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ラルフは、ドナルドが気になって、チラリと上がってタオルで赤毛を拭いてる様子をじっと見詰めてしまう。
2010/09/06(Mon) 00時頃
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>>465
…なんとなくは、って。 そこまで深くは訊かなかったから。
[くすりと、笑みが零れる。 その後誘いをかけたことまではセシルには語らない。]
うた…、うまく歌えるかな…
ああ、うん…でも、 ――…先輩より上手く歌うのは、難しい…
[促されるまま頷いて。ぽつりぽつりと言葉が勝手に零れていく。 先輩、とセシルが呼ぶから。思い出すのはまたあの記憶、 翡翠が硝子の色を帯びて。翡翠が口にする「先輩」という言葉は、 本当に大事そうに…けれども痛ましく響く。
二つの蒼を宿した瞳の生徒は、食堂から立ち去って。 残されたのは、微かな薔薇の香と 脆い硝子球1つ。]
(472) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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ああ、ラルフも来たのか。
[新たにやって来た同級生に軽く手を振って挨拶した。]
ドナルドは帰らなくてよかったのかい?
(473) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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― 廊下 ―
お前、本当に大丈夫か?
[明らかに様子のおかしい後輩に、心配と訝しみの混じった眼差しを送る。 肩にあて離れた手は所在なく、宙に浮いたまま。
もし、硝子にサイラスの姿が映ったならば、すっとその手は引かれ、身体の脇で何かに耐えるように握りしめられることになるのだが。]
(474) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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―廊下― [廊下に出たところで、あ、と小さく声が漏れる。 窓辺にいる二人、ロビンとディーン。肩に手が触れてそして離れて。
避けられているのは分かっている。それでも薔薇の呪いが 浸透しきった、身体。心ととももう一つの願いを求めてしまいたい。
叶えられるとは思ってもいないが。]
…随分、積極的に体に触れるんだな?
[嫌味半分、それは自分にもそうして欲しいということでもあるが。 すれ違いざまに後ろからディーンと(ロビン)に言葉をかけた]
(475) 2010/09/06(Mon) 00時半頃
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そっか…。 俺ァまぁ…色々あってね。ほとぼりが冷めるまではコッチで暮らせってさ。
["事件"の首謀者…抵抗して怪我をさせた相手はよりによってやんごとなきお方の遠縁で。 上下関係の厳しかったあの場所の影で蔓延っていた酒と煙草と暴力と。 流石に片目を失明した奴が出ては、もみ消そうにももみ消せなかったということらしい。
口止めに出た多額の傷病兵手当てと年金。 それと引き換えにこの学校へと半幽閉されているような待遇だ。]
…ん? [ラルフの視線に気づいて、白濁した左目も瞬いた。]
(476) 2010/09/06(Mon) 00時半頃
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>>472
ああ、フィル先輩の先輩……。
[それには、微かな嫉妬。 そう、自分の知らない人がフィリップの心の中で歌っている。 それはもう仕方ないことなのに。]
――……。
[そして、食堂を共に後にする。]
→自室・セシルの部屋へ
(477) 2010/09/06(Mon) 00時半頃
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