168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2014/03/11(Tue) 23時頃
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――――…。
(#0) 2014/03/11(Tue) 23時頃
そこは真っ白な場所だった。
かろうじて床のような地面のようなものがあるのは分かるが、見渡す限りどこまでも真っ白な空間。
果てがあるのかどうかも良く分からない。
(#1) 2014/03/11(Tue) 23時頃
そんな白い空間に水溜りのようなものと人影のようなものがいた。
水溜りのように見えたそれはちょうど、大きめの窓が床についているような、そんな印象である。
人影の後ろからそれを覗き込めば、その窓の中では何やら複数の男女が話したり、生活したり、抱き合ったりしていた。
それを覗き込んでいた人影が何事かを呟く。
(#2) 2014/03/11(Tue) 23時頃
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んふふー。 ちょうどよさそうな人たちいっぱーい♫ 迷っちゃうなー。
だーれーに し、よ、う、か、な? て、ん、の、かーみ、さ、ま、の、い、う、とーりっっと!
[人影は至極楽しげに、軽快なリズムに合わせて指先を動かし、水溜りに映る人影をじっとりねっとりと眺めていく。]
あ、そうだそうだ、こっちも準備しとかないとね♪
(1) 2014/03/11(Tue) 23時頃
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人影がなにやら目をむけると、白い空間に、壁が、床が、天井が、絵を描くように姿を現す。
さらさらと見えない鉛筆が走るように、真っ白だった場所に柔らかな陰影ができ、そして「部屋」を成した。
彼は部屋を満足げに眺めると、次の準備に取り掛かった。
(#3) 2014/03/11(Tue) 23時頃
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よーし、おもてなし準備、オッケー! そろそろお迎えいかなくちゃあ。
[そういうと、再び水溜りを覗き込むようにして。 先ほど描かれ、作り出されたばかりの部屋の中。 壁に囲まれているというのに、どこからか少しの風がふく。 人影は微かに揺れたかと思うと、すうっと消えてしまった。]
んふふー! 楽しいゲームになるといいな♪
[真っ白な部屋に、楽しげな音の余韻だけを残して。**]
(2) 2014/03/11(Tue) 23時頃
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―――ある、日。
それは、どこにでもある、ごくごく普通の日。
(#4) 2014/03/11(Tue) 23時頃
LOVE or DEATH 〜死者は愛を知りたいようです〜
(#5) 2014/03/11(Tue) 23時頃
調律師 ミケがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(調律師 ミケは村を出ました)
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[その日のあたしは、サイッコーに機嫌が悪かった。 理由なんて大したことない。 非情に胸糞の悪い夢を見てしまっただけである。]
…はぁ…
[何であたしは、よりによってあんなことを思い出すかな。 自分自身の執念深さに、反吐が出そうになる。 だって、あれはもう…3年近くも前の事なのだ。 いい加減、すっぱりさっぱり忘れても良い頃だと、あたしは思う。 あたしはその収まりどころのない苛立ちをぶつけるように、フライパンをガチャガチャと鳴らした。 その気持ちを反映するように、今日のスクランブルエッグはいささか焦げすぎているようだった。 それがまた、あたしの苛立ちを更に加速させる。]
あー、もうっ
[二つ並べたお皿に、玉子を適当に盛り分ける。 焦げ目は片方のお皿に偏るようにした。 普段だったらそのまま再び火にかけるフライパンを、一旦流しに下して蛇口をひねれば、ジュウゥ、という音と共に湯気がもうもうと立ち上がる。 それを眺めていると、ガチャリとリビングの戸が開く音がした。]
(3) 2014/03/12(Wed) 12時頃
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『おはよう。』 …おはよ。
[かけられた声に、振り返りもせずに返す。 あたしの背中からは、きっと不機嫌があふれている。 けれどもその声は、どこまでも穏やかだった。
…ちくしょう。]
今日ちょっと早くない? まだ、準備できてないんだけど。
[ややぶっきらぼうに尋ねながら、マグカップを二つ、食器棚から取り出す。 百均で買った、色違いのくまさんの顔がプリントされているそれらは、案外使いやすくて、あたしらのお気に入りだった。 茶色のくまさんのマグカップに、淹れたばかりのコーヒーを注ぐ。]
牛乳入れる? 『お願いしようかな。』
(4) 2014/03/12(Wed) 12時頃
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[冷蔵庫から取り出した牛乳を、そのまま注ぐ。 冷たい牛乳を入れては、折角のコーヒーが冷めてしまうのだが、朝の割と忙しい時間にそんな贅沢は言わない人だ。 ちょっと冷めてるくらいの方が飲みやすいしね、と、その人は言う。 何も入れないブラックの時だって、涼しい顔してごくごく飲んでいる癖に。]
はい。 もうちょっと待ってて。
[食卓にマグカップを置けば、テレビのリモコンを拾ってきたその人は、椅子に座った。]
『そんなに急がなくても、大丈夫だからね。』
[言われた言葉にちらりと時計を眺めれば、確かにまだ急ぐ時間ではない、けれど余り余裕があるわけでも無いのも確かだった。 一度洗ったフライパンをコンロにかけて、ハムを軽く焼く。 両面をしっかり焼いてから、先に卵を乗せた皿に乗せた。 トースターに食パンを放り込んでから、冷蔵庫のレタス…昨日の夜ついでにちぎっておいた…を出して皿に加え、プチトマトも3つばかり乗せてやり、食卓に運ぶ。 ジャムだのバターだのを出しているうちにチン、と音のしたトースターからパンを出して運べば、漸く準備完了だった。]
(5) 2014/03/12(Wed) 12時半頃
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[自分の分のコーヒーは、ピンクのくまさんのマグカップに半分ほど注いでから、角砂糖を二つ、それから牛乳を等量。 要はカフェオレだが、気にしちゃいけない。]
お待たせ。
[テレビを見ていたその人の前に腰を下ろして、呟けば、視線がこちらに向けられた様だった。 どちらからともなく手を合わせ、食べ始める。 焦げた卵はやっぱり少し、苦かった。]
『ミチ。』
[唐突に、呼ばれて無言で目を上げる。 すると、その人は眼鏡越しにこちらをじっと見つめていた。]
…何。 『今日も、遅くなるのかい。』
(6) 2014/03/12(Wed) 12時半頃
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[尋ねる声は、妙に真剣だ。 そのまっすぐな視線とかち合った時、何故だろう、あたしのくすぶっていた苛立ちが再び燃え上がった。]
…あたしの勝手でしょ。
[どうせ、夜なんてあんたいないくせに。 一体いつ帰宅してるんだか、いくら帰りが遅くなったとしても、あたしが寝る前にこの人は帰って来ること事態珍しい。 それがたまたま、昨日は早く帰ってきて、あたしの方が遅かったからって、何をいまさら。 保護者面なんか、してるんだか。]
『ミチ、最近は…』
[また、説教か。 あたしは盛大にため息をつく。 黙ってしまったその人を、あたしは正面から睨み据えた。]
(7) 2014/03/12(Wed) 12時半頃
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通り魔だか何だか知らないけど、あたしには関係ない。 殺されてるのは猫でしょ。 それも、野良猫。 それとも父さんは、あたしが猫だとでも言いたいの。
[あたしの言葉は、ずいぶんとんがっていたことだろうと思う。 それに気づいてはいたけれど、抑えようって気には全然ならなかった。 あたしは残っていたパンを口の中に押し込むようにして、立ち上がる。]
ごちそうさまっ 『ミチっ』
[声が追いかけてくるけど、無視して食器を流しに運ぶ。 調理台の上から弁当の包みを二つとも取り上げると、大きい方の包みを食卓に持って行って、無言でどん、と置くと、リビングの扉を開けて階段を上った。 自室へと戻ると学校の支度をする。 鞄はもう用意してあるから、あとは身支度くらいなものだ。 さっさと制服に着替えると、鞄を掴んで階段を下りた。]
(8) 2014/03/12(Wed) 12時半頃
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『ミチ。』
[階段の下で、待っていたのだろう、声をかけられれば一旦足を止める。 無視していくこともできた、けれど… そう、邪魔だったのだ。 あたしは無言でその姿を見降ろす。 困ったような笑みが、あたしを見返した。]
『…もし、遅くなるようなら、電話しなさい。 迎えに、行くから。』
[それだけ言うと、リビングへと戻ってしまう。 あたしは暫くそのしまった扉を睨みつけていた。]
…なんなのよ、くそっ
[迎えになんて、忙しいあんたにできるわけ、無いじゃない。 できもしないこと、言ってるんじゃないわよ。 大体そんな、ガキみたいなこと、高校生にもなって、できるわけ… 言いたいことは、たくさんあったけど、それを言いに行くのも癪だったので、あたしはそのまま玄関から外へ出た。]
(9) 2014/03/12(Wed) 12時半頃
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[ぽんっと何かが弾ける音と共に、子供たちの頭上から色とりどりの花びらが降り注ぐ。 今日もショーは大成功。喜び花びらを手のひらに集めようとする彼らを、にこやかに見つめ]
はーい、今日はこれにて終了だよ! また見に来てねー!
[『ばいばーい』『お姉ちゃんまたねー!』 元気な声で言葉を返してくれる小さな影を見送って、疲れを感じながら奥に引っ込む。 遊園地でショーを行う日々も慣れたものだが、何故か子供の視線は自分に疲れを感じさせた。 付けていた顔を半分覆うタイプの仮面を外して、机に突っ伏する。 手品師といえばお道化た中性的なイメージがどうにも強いらしく、その演技を強いられているのも原因の一つだろうか。いつの間にかそれが癖になっていたせいで、前ほど苦労はしていないけれど。]
連日ってのも考え物だよね。少しくらい休日をくれてもいいと思わない? …なんて言っても、君には分からないか。
[愛犬家で知られているスタッフが連れてきた犬に話しかけていると、外から微かな泣き声が聞こえてくる。]
(10) 2014/03/12(Wed) 18時頃
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[泣き声のする方に向かおうと扉を開く。くるくる廻るメリーゴーランドは今日も盛況のようだ。 白馬に女性が乗って、傍らには男性が立つという微笑ましくない光景も見てしまった。独り身の自分には辛いものだ。]
…あぁ、あの子かな。
[道端で泣いている子供に手を差し伸べる大人はいなかったらしい。近付いて声を掛ける。]
迷子? お父さんとお母さんは?
『…分かんない、はぐれちゃったの。』
[まあそうだろうなと、返答に苦笑する。 親の居場所が分かっていれば泣かないだろうし、そもそも一緒にいるだろうから。]
そっか、それは寂しいね。 でも泣かないで? 幸せが逃げちゃうよ。
[それは溜息だと指摘する者はおらず。ハンカチをくしゃりと握り潰し、3つリズムを刻む。 瞬間、ハンカチの中から現れたのは薔薇。少女は顔を輝かせ、凄い凄いと騒いだ。]
(11) 2014/03/12(Wed) 18時頃
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うん、泣き止んだね。 お姉さんと一緒に行こう? きっと親御さんもそこで待っているはずだから。
[流れている放送を聞き、目の前の少女と照らし合わせて手を差し出す。薔薇はショーで使えなかった分だから、スタッフに怒られもしないはず。 迷子センターで待っていた親と少女を引き合わせて、帰ろうとした時。自分の服の裾をくいっと引かれた]
『お姉ちゃん、魔法使いさんなんだよね? あのね、明日も見せてほしいの! お願い!』
[慌てて謝る女性に、いいんですよと首を振る。少女の頭を一撫でし]
じゃあ、明日の午後2時にイベント広場においで。 いつもそこでショーをやってるんだ。
[その小さな頭が頷いたのを見れば、小さく会釈をして再び荷物を取りに戻る。 ――明日はいつもより豪華にしてあげようかな。 そんなことを思いながら**]
(12) 2014/03/12(Wed) 18時頃
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[女の子は大体甘いものが好きだ。 ケーキとかパフェとかアイスクリームとか。
おれは、そういうものを作るのが得意で、好きだ。]
おい、盛り付けたぞキウイのソルベ。 溶けねえうちに持ってけ兄貴。ほら早く。
[シンプルながらもかわいらしいグラスに盛り付けたそれをウェイター、もとい兄に手渡し席へ持っていくよう促す。]
言っとくが給仕ついでに女の子ナンパすんじゃねえぞ。 義姉さん泣かしたら本気でしばく。
[こうやって釘を刺しておくことも忘れない。 …先月。顔と要領と人当たりのいい兄は、甘いケーキを餌にまんまときれいな嫁さんを娶ることになった。
さようならおれの初恋。 ついでにあの試作品ケーキを無断でプロポーズに使った報いはいずれ受けてもらう覚えてろ。]
(13) 2014/03/12(Wed) 19時半頃
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[昔ながらの純喫茶を改装し、女の子受けするカフェとしてリニューアルオープンしたのが三年前。 両親は改装を期にさっくり引退し、おれと兄が後を継いだ。
目論見通り、おれの作った料理や菓子類と見目麗しい兄目当てで女の子がわんさと来るようになり。
しかし、それでもおれはさっぱりもてなかった。 まあそりゃな、料理人兼パティシエとか裏方だもんなくそう。 容貌も中の中となりゃ、まあ致し方ないのか。]
…買出し行ってくる。 ケーキやタルトはショーケースに入れてるからそれでしのげ。
[ひらと手を振り、裏口から店を出る。 あの試作品ケーキ、まだ客に出すには一味足りない。 さてどうしたもんか…。**]
(14) 2014/03/12(Wed) 20時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/12(Wed) 20時頃
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――2014年3月某日・都内某所 路上――
[最初に感じたのは、衝撃と音だった。
ドスン、とかガツン、とかいう鈍い音と、それにそぐわない強烈なベクトルが身体に加えられる。 ぶれる視界はあっという間に平衡感覚を失い、自分がどこを向いているのかも分からない。
ぐるぐると回転する世界に思考ごと持っていかれたようで、頭の中をめまぐるしく何かの残像が浮かんでは消える。 果たしてこれは眼球がとらえた映像なのか、混乱した脳が見せる幻影なのか。
処理能力を上回り押し寄せる情報に、けれど、どこか冷静な自分がいた。 じゃりじゃり、と、アスファルトを擦る感触。最後にぐるん、と身体が半回転した気がする。何かにぶつかって止まったのか、単に慣性が失せたのか。
いずれにしろ、仰向けで止まって拓けた視界には、春らしい薄い色の空が映り込んでいた。]
(15) 2014/03/12(Wed) 20時半頃
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(――――良い天気、)
[ちらりと場違いな感想が沸く。 身体を動かそうにも、瞬きひとつ自由にはならなかった。
路面に擦れた箇所だけでなく、全身を痺れと熱のようなものが覆っている。さっきから意図に反して、投げ出した脚のほうがぴくぴくと痙攣していた。
痛いはずなのに、痛いと思う神経が焼き切れてしまったかのように、遠い。 開きっぱなしの眼球がひりつく。目を閉じたい。やけに喉が渇いていた。そして。]
(……ああ、なんだ)
[唐突に理解する。 誰かの喚く声。慌てた人の姿と足音。携帯の着信音。ざわめき。雑音。また、幻影。]
(いわゆる、走馬灯ってやつ。コレ)
(16) 2014/03/12(Wed) 20時半頃
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