88 吸血鬼の城 殲滅篇
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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壁の向こうだ、やつの足音が聞こえる。いよいよ隣室に迫る。 明日は、もう……
(0) 2012/04/27(Fri) 22時頃
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− 学生寮 −
あいつ、実家に帰省するって言ってたっけ? レポート提出、済ませたのかな。
ああいや、人のことより自分の課題を済ませないと…
[白手袋をはめた手で、古文書をゆっくりと捲る。
そこに残された記録は──、]
(1) 2012/04/27(Fri) 22時頃
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その城の主は吸血鬼であるとの告発により、退魔の技能に長けた吸血鬼討伐隊が派遣された。
それが、真の禍を目覚めさせることになるとも知らず──
「吸血鬼の城 殲滅篇」 開幕
己が罪を振り返るには 遅すぎる。
(#0) 2012/04/27(Fri) 22時頃
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―――その城には、密やかな噂があった。
(2) 2012/04/27(Fri) 22時半頃
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かつて、人々を恐怖に陥れた吸血鬼が棲んでいたと。 旧く、恐ろしい魔物が巣くっていたのだと。
ある時、勇気ある者たちによってその吸血鬼は倒され、 城に平和が戻ってきたのだと、人は言う。
だが、今なおその話は声を潜めて語られ、 多くのものが口を閉ざす。 その名を語ることで、魔が蘇るのではないかと恐れて。
(3) 2012/04/27(Fri) 22時半頃
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人々の恐れは、半分は正しく、半分は間違っていた。
名など呼ばずとも、それは蘇るだろう。 ――― 血の一滴、鋼打ち合う火花のひとひらもあれば。
(4) 2012/04/27(Fri) 23時頃
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旧き魔物は、今なお城の地下深く、 誰の手も届かぬ場所で、まどろんでいる。
(5) 2012/04/27(Fri) 23時頃
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―― 二階・図書室 ――
[はらり、はらり。 白く細い指先がこの城の記憶を辿る。 長い長い記憶の一欠けらが書物として此処に在る]
“勇気ある者たちによってその吸血鬼は倒され”
[密やかに綴られる一編は淡く儚く]
“城に平和が戻ってきたのだ”と――…
[そして、何処か婀娜な響き]
(6) 2012/04/27(Fri) 23時頃
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[確かにあの頃に比べれば平和であろう。 なれど現城主もまた血を欲する性を持つ。 吸血鬼と呼ばれ時折人を勾引かす城主は 花弁思わせるくちびるに艶やかな笑みを引く]
討伐隊が派遣された、なんて噂を聞いたけれど
[ぱたん、と。 手元の書物を閉じれば、それはふわりと浮かび 本棚の一角にそれはひとりでに仕舞われた]
(7) 2012/04/27(Fri) 23時頃
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クラリッサは、物思うように一呼吸おき。
2012/04/27(Fri) 23時頃
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“ My Lord ”
[そ、と眸閉じて紡ぐ名は、――**]
(8) 2012/04/27(Fri) 23時頃
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── 城への道 ──
[駆けられるかぎりは駆けた。]
(9) 2012/04/28(Sat) 00時頃
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── 回想・王城 ──
[領内の橋の補修工事を行う許しを得るべく、国王の下へ使いに出されたヒューを待ち受けていたのは、予想もしていなかった拘禁だった。 取調室の中でヒューは、クラリッサが謀反を企んでいると証言するよう求められた。]
主君に虚偽の罪を着せることなど、できるものか!
[勧誘は買収に、ほどなく暴力をともなう強要に変わったが、ヒューは頑としてクラリッサの叛意を認めなかった。]
(10) 2012/04/28(Sat) 00時頃
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[クラリッサの領土を欲したのか、袖にされた仕返しででもあったのか、真の事情はヒューにはわからない。
それでも、クラリッサに狙いを定めた王は、やがて別の告発を手に入れた。
いわく──《あの城の主は吸血鬼である》と。
それは密やかに咲いた噂の類だったのかもしれない。 だが、告発の真偽はこの際、問題にされなかった。]
(11) 2012/04/28(Sat) 00時頃
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[「城には魔物討伐隊が派遣される。おまえはもう用済みだ。もう少し楽しみたかったが」と、吊り縄を持って来た衛兵を逆に倒して牢を抜け出し、王の厩舎の馬を奪ったヒューは一路、湖の城を目指した。
大恩ある、そして秘かに思慕する可憐な城主――クラリッサを、魔物狩人たちの手から護るべく。]
(12) 2012/04/28(Sat) 00時頃
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[駆けられるかぎりは駆けた。**]
(13) 2012/04/28(Sat) 00時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/04/28(Sat) 00時頃
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[騎士が向かう城の門は常より開かれている。
石橋を渡った先にある貴賓室のある大広間は 赤を基調とした装飾が施されていた。
大きなテーブルには豪華と言える馳走が並び それはまるでパーティーでも始まる前のような装い。
来る者は拒まぬ城主にとって招かれざる客もしかり]
(14) 2012/04/28(Sat) 00時頃
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―― 三階・螺旋階段のある画廊 ――
[図書室にいた城主の姿がふと揺らぎ、消える。 次に現れたるは三階にある画廊。 城主の寝室に程近いその場所から見下ろすは石橋]
そろそろ
[仄かに開かれた口からは白い一対が覗く]
血が恋しい
[甘く強請るような姿態には危機感は薄くある]
(15) 2012/04/28(Sat) 00時頃
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― 岸への石橋 ―
ここが……。吸血鬼の根城か
[険しい顔つきで男はその建物を眺める。 腰にさした剣の柄をぐっと握り、その感触を確かめながら。 城主に見下ろされているとも知らずに]
(16) 2012/04/28(Sat) 00時半頃
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―石橋―
[青灰色の空の元。 眼前に聳え立つ雄大な城を見上げる。]
ここが、アヴァロン伯の城か……。
[開かれたままの城門。 来客を拒まぬ事が、より一層不安をかき立てる。 それはつまり、守りを固めずとも良いという自信の現れのようにも感じられ。
重くのしかかる不安を振り払うかのように、ゆっくりと頭を振った。]
(17) 2012/04/28(Sat) 00時半頃
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―回想:城下町の宿屋―
[出立の前日。 宿屋の主人から渡されたのは、一通の手紙だった。 余程に渡し主を捜すのに苦労したのだろう。 宛名に書かれた名は、幾分掠れ気味だった。]
よくまぁ、届いたものだな。
[苦笑いを浮かべながら、封を切る。 そこに書かれた文言に目を通せば、微かに目を細めるのだった。]
(18) 2012/04/28(Sat) 00時半頃
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―城門前・石橋付近―
[城を囲う湖は曇天の色其の侭に、 にぶくひかる鏡の如く静まり返っていた。
聳える塔を映し、揺れる薄墨。 ――やがて湖面には無数の泡沫が浮かび。
泡はぶくぶくと音を立てて、 ひとの形をした影となった]
(19) 2012/04/28(Sat) 00時半頃
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