298 終わらない僕らの夏休み!
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──4度目の9月1日──
[ ベッドサイドに投げ置いていたスマホに、 うつぶせのまんま手だけを伸ばした。
画面を数度タップすれば、 日時表示が浮かび上がって、]
……──9月1日。
[ 薄々分かっていたその日付を読み上げる。
再び、ぼすんと枕に顔をうずめて、 さあ、ねえ。今日はどうしましょうか。
昨日も終わるころに聞いた知らせが、 ぐるぐると頭を渦巻いて離れない。]
(17) 2019/09/06(Fri) 15時半頃
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『 3年生の秋山さんって人が川で──、』
(18) 2019/09/06(Fri) 15時半頃
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[ 帰宅して、弟と呑気にアイスを食べてたら、 電話を置いた母が放った言葉であった。
えっ。と短く声を漏らして、 咄嗟にスマホを見て──、それだけ。
秋山先輩の連絡先なんて知らないし、 澪先輩に送る言葉も浮かばなくって、
千早は結局、 いつも通りに1日を終えた。]
(19) 2019/09/06(Fri) 15時半頃
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[ その夜ばかりは、千早は、 明日こそ9月2日になりますように。 なんて、素直に祈る気にもなれなかった。
というかそもそも、 そんなこと本心から願っていたかな。
夏休みが終わるのは怖かった。 だって、叶う恋なんかじゃないもの。]
(20) 2019/09/06(Fri) 15時半頃
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[ けれど、千早にとってのあの人は、 この9月1日の物語には登場しません。]
(21) 2019/09/06(Fri) 15時半頃
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……終わりなんてあるのかなあ。
[ この9月1日に。
或いは、昨日出口先輩が言ったように、 何かトリガーがあったりするんだろうか。
忘れ物。なんて言ったって、 試合をやり直すことはできないし、 告白をなかったことにもできないし。
ループを終わらせるための鍵。 ぼんやりとそのことについて考えながら、 千早は今日も制服に袖を通す。
もしも秋山先輩みたいに、 このことを全部忘れちゃうときが来たら、 その9月1日の千早は制服を着るのをやめるんだろか。]
(22) 2019/09/06(Fri) 15時半頃
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[ 朝食をしっかり食べて、 身支度を整えて今日も家を出る。
誰かこのことを知っている人。 塾の先輩たちとかに会えればって考えて。*]
(23) 2019/09/06(Fri) 15時半頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2019/09/06(Fri) 19時頃
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──神社──
[ 結局、ループしている自覚があっても、 毎日同じような行動ばかりとっている。
そんなことを思いながらも、 千早は今日もお祭り会場へと赴いた。
そこに行きさえすれば、 誰かしらには会えるだろうと思って、 ……思っていたのだけれど、]
(43) 2019/09/06(Fri) 20時半頃
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[ 千早はふと進行方向に、 見覚えのある後ろ姿を見つけて駆け寄る。
なんてことはない。 やっぱりみんなここにいるんだな。なんて、 秋山先輩を救う計画も知らずに、 納得さえして、声をかけたのだ。]
鹿崎先輩、……って。 もう食べてるんですか? しかも串焼きって──、
[ お祭りっぽくないとつっこもうとしたら、 鹿崎先輩は串焼きは定番みたいに言う>>0:85けど、 千早はそれには同意できないと首を振った。
……いや、そんなことはどうでもよくって。]
(44) 2019/09/06(Fri) 20時半頃
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そんなことより、鹿崎先輩も聞きました? 秋山先輩の話──ほら昨日、川のほうに行ったとき、 騒がしかったじゃないですか。そのせいらしくて。
私、今回の1日で秋山先輩がどうなってるか、 気になってるんですけど────、
[ 一気にまくしたてた千早に、 鹿崎先輩はただ怪訝そうな顔をする。
曰く、昨日川になんて行っていない。 そもそも、今回の1日って何を言って──、]
(45) 2019/09/06(Fri) 20時半頃
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[ そこまで聞いてようやく、 千早は何が起こったかを理解する。
それから、ループしてる俺を見かけたら。 なーんて、千早だけが覚えてる昨日の、 会話のほんの一幕>>2:241を思い出して、
それで…………、]
(46) 2019/09/06(Fri) 20時半頃
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明加先輩、今日はお祭り来ますかねえ。
[ 昨日、つまり3度目の9月1日は、 見かけなかった気がするんだよなあって。
千早はなんとなく周囲を見回したけれど、 やっぱりその姿は見当たらなくって、
それから、鹿崎先輩が、 驚いたんだかなんなんだか、 結構面白い反応をするので、千早は笑った。
誰かに知らせなくちゃなって思いながら。]
(47) 2019/09/06(Fri) 20時半頃
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[ 結局、共通の知り合いも然程思いつかず、 千早は、塾で手に入れた連絡先から、 澪先輩と根岸先輩に同じように、
『 鹿崎先輩、忘れちゃったみたいです 』って、 それだけ、メッセージを入れたんだけれど。
まさか輪を外れた人がもう一人だなんて、 そのときの千早は知らないまんま。*]
(48) 2019/09/06(Fri) 20時半頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2019/09/06(Fri) 20時半頃
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──神社──
[ 繰り返される今日のことを、 すっかり忘れてしまった鹿崎先輩以外、 お祭り会場に、探している顔は見当たらなくて。
どうしようかな。と考えあぐねていた頃に、 ぽんぽんと軽快な通知音を立てて、 澪先輩からの返信>>58>>61を受信する。
ふんふんとそれに目を通して、 突然のプールという文字には疑問もあったが、 皆が行くならという思いで返事を打つ。]
(69) 2019/09/06(Fri) 21時半頃
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『 わかりました。準備したら行きます! 』 『 グループチャットもお願いします 』
[ それから、グループチャットや、 個人メッセージ間で起こっていることも知らず、
すこぅし先に見える背中に声を投げかけたのは、 ほんの気まぐれというか、思い付きというか、
何がどう転ぶかなんてわからないけれど、 千早の思う応援って、そういうことでしたから。]
鹿崎せんぱーい、なんとなくですけど。 今日のラッキースポットはプールだと思います。
[ 鹿崎先輩プールが好きそう。とは思えないから、 そんな意味深な言葉を投げるだけ投げて、 自分は支度をするため、帰路についたのだった。*]
(70) 2019/09/06(Fri) 21時半頃
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[ いったん自宅に帰って、水着とタオルを持って。 千早はいそいそと学校のプールへと向かった。
足を向けながらも、 本当にプールが使えるんだろうかと、 少し疑問に思っていたのだけれど。
たどり着いた先で水面を見つめる人>>82に、 思わず入口のあたりで足を止めた。
残念ながら千早は、 その先輩が二つ名を轟かせ、 水泳部で活躍していた時代を知らない。]
(93) 2019/09/06(Fri) 22時半頃
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……すみません! みんなでプールにって、 2年の宍井澪先輩に聞いて……
2回目のとき、校門で会いましたよね。 私、岸千早です。えっと……安住先輩!
[ 明加先輩がそう呼んでいたことを思い出し、 ぽんと手を打って名前を呼んだ。
それから、少し気になっていたことを。]
(94) 2019/09/06(Fri) 22時半頃
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今日の集まりって、 9月1日を終わらせるために何か試すとか、 そういう目的があったり……します?
[ 尋ねながら歩み寄って、 千早も、光を受けて輝く水面を見下ろした。*]
(95) 2019/09/06(Fri) 22時半頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2019/09/06(Fri) 22時半頃
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──プール──
あっ……秋山先輩、 "今日は"元気なんだあ…………
[ よかった。といってしまっていいんだろうか。 人の運命を覆すみたいで、恐ろしいとも思う。
そんな思いがあったからこそ、 安住先輩>>102の言葉には歯切れ悪く息をついて。]
……でもほんと、 どうしてこんなことになってるんでしょう。 色々試すしかないんですよね、きっと。
……お隣失礼しますね、っと。
[ 靴下を脱いで、安住先輩に倣うように脚を浸す。 揺らぐ水の感触が心地よかった。]
(111) 2019/09/06(Fri) 23時半頃
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でも、よくプールなんて使えましたね。 授業以外でも使えるなんて知りませんでした。
[ ちょっとラッキーなんて、 不安から目を背けるように笑った。**]
(112) 2019/09/06(Fri) 23時半頃
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──学校・プール──
深い理由、かあ。
[ 水に浸した脚をバタ足の要領で動かせば、 跳ねた飛沫がきらきらと散った。
淡々と言葉を返す安住先輩>>124は、 千早にはなんだかすごく大人びて見える。]
安住先輩、落ち着いてますね。 私、どうしようもないのかもって考えても、 どうしてどうしてって、焦ってばかりです。
[ へへっと照れを隠すように笑う。
脚を水の中に浸していたら、 なんだかざぶんと飛び込みたくなって。 そろそろ水着に着替えようかなんて頃合い。]
(156) 2019/09/07(Sat) 09時頃
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[ 何気なく投げかけた問いかけに、 思いがけない答え>>125が返ってきて──、
それまでと変わらない口調に、 千早は少し戸惑い、逡巡の後に口を開く。]
それって、安住先輩のこと──ですよね。 水泳部だったんですね、安住先輩。
[ ほっそりとした白い体躯から、 あまり運動部とは想像していなかった。
意外だ、というニュアンスを滲ませて、 千早はそう呟いて、それで、]
(157) 2019/09/07(Sat) 09時頃
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えっと、ありがとうございます。 みんなでプールって、 なんかすごい夏休みっぽいし。
[ うーんと足を伸ばしてから、 よっと立ち上がる。
膝から下は気持ちがいいけれど、 顔や腕がじりじりと焼かれてくみたいだ。
安住先輩も着替えませんか。と、 我慢の限界みたいに千早は言って、
それから、何気ない調子で尋ねる。]
(158) 2019/09/07(Sat) 09時半頃
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これ、ただちょっと気になっただけなんで、 答えてもらわなくてもいいんですけど。
……なんで部活、辞めたんですか?
[ 先の二つ名を感じさえない容貌の先輩に、 少しばかり、興味が湧いただけ、なのだけれど。*]
(159) 2019/09/07(Sat) 09時半頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2019/09/07(Sat) 10時頃
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──学校・プール──
こんなときだからこそ、 落ち着いてられるのすごいと思います。
[ たまたま今、と安住先輩>>172は言うが、 それが今だからこそすごいのだ。 というのはあくまで千早の弁であり。
千早の距離感からはおとなしそうなその人を、 目を細めて見ていた。日射しがまぶしい。]
ハロウェ……? 蛙、ですか。へええ。
[ そんな呼び名がつくなんて、 相当なものだったのだろうと千早は思う。]
(186) 2019/09/07(Sat) 14時半頃
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[ 残念ながら千早はエスパーでもなんでもなく、 唯一そこにいた人が許可を取ったに違いないと、 推測をしただけだったんだけれど、さておき。
水面を揺らすほっそりとした足>>172を見ながら、 その聞き慣れない蛙の名前を復唱できず、 もごもごと口を動かすばかりであった。
それから、返ってきた返事>>173もまた、 千早にはイマイチ要領を得ないもので、]
(187) 2019/09/07(Sat) 14時半頃
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……泣く? それで、部活を。
[ 渋る素振りもなく教えてもらった答えは、 千早には少し難解で、首を傾ぐ。]
……負けちゃった。とかですか? あ、えっと、不躾な質問ですみません。
[ あの最後の試合、 野球部の先輩たちにも泣いてる人はいたっけ。
スマートフォンに視線を落としてしまった先輩に、 質問とも相槌ともつかぬ言葉を落として>>174。]
(188) 2019/09/07(Sat) 14時半頃
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[ そして、千早もスマートフォンに視線を落とした。 そして、グループチャット>>171を確認し、 ちらりと鹿崎先輩の顔が脳裏を過ぎった。
……そんなことをしていたころ、 「失礼します」と不可解な言葉>>176が聞こえ、 ふと顔を上げた、そのときちょうど。
──ざぷん。と水が波立って、 千早の頬にもひとひとと水滴が飛んだ。]
えっ……安住先輩!?
[ 驚いて、思わず身を乗り出す。 よくよく見ればスマートフォンを掲げる手。 うっかり落ちたわけじゃないらしい。けど。]
(189) 2019/09/07(Sat) 14時半頃
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びっくりするじゃないですか……でも、 安住せんぱーい、気持ちよさそうですね!
[ 制服のまんま水底を揺蕩う姿は、 なんだか、物語の1ページから抜け出たみたい。
それを見ていると、なんだか我慢できなくて、 千早もそうっと足からプールに身体を沈める。
水を吸った制服がずしりと重い。 覚束ない手ぶりで水をかき分け、 プールの中心に向かいながら、 誰か来ないかと入り口の方を見ていた。
制服が濡れたって、なんだ。 どうせ明日も、学校なんて始まらないんだろう。*]
(190) 2019/09/07(Sat) 14時半頃
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──学校・プール──
気持ちいいですねえ、ふふ。
[ ばしゃばしゃと水をかき分けながら、 千早は水面に顔を出した安住先輩>>191に言う。
そのまま、ふと話は巻き戻って、 相変わらずの調子で告げられた言葉に、 千早は水の中に突っ立って数度瞬きをした。
それから、千早なりに言葉をかみ砕き、 すこぅしだけ、思ったことをそのまま口にする。]
私は、悔しさをバネにせずとも努力ができるなら、 それは、ひとつの才能だと思います。
悔しくもなくて、努力もしなくて、 それで勝ちたいというのは、怠慢だと思いますが。
(206) 2019/09/07(Sat) 17時半頃
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