人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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視点:


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 00時頃


【人】 逃亡者 メルヤ


[家族の死は、絶望を齎す。
両の手でトレイルの手を握り、
ヴェスパタイン>>3:139の声を聞いていた。
対するジェフ>>3:137、ローズマリー>>3:132
ケヴィン>>3:135の声も。]

 殺さなければ、殺される……。

[生きるか死ぬか、ただそれだけ。

その後、食堂を引き上げていく人たちの気配を、
感じていた。
声を掛けられても、小さく首を横に振るだけ。>>8]
 

(26) 2016/11/17(Thu) 12時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[ おねーちゃん。
 私はどーしたらいいのでしょう。
 私の眸に光を与えてください。
 少しの先も見えない暗い道を照らしてください。
 例え道が途切れていたとしても、
 私は恐れも知らず照らされた道を行くでしょう。 ]
 

(27) 2016/11/17(Thu) 12時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[人狼が誰か。占い師は誰か。
それを知ることが昨日までの目標だった。
得た情報は混乱を齎す。]

 トレイル、貴方が人狼なんて嘘でしょう?

[私は女で、林檎が嫌い。トレイルは男で林檎が好き。
二つが、どうしても相容れることはなかったもの。
そこに、人か人狼か。
その問いが足されるのは、我慢ならない。
メルヤは“人の言葉”を受け入れない。]
 

(28) 2016/11/17(Thu) 12時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[冷たい手を一度離し、相棒の髪を整える。
温度のない頬に口付る。
抱擁以上に、相棒の貴方にはしたことがなかった。]

 私は、トレイルを信じてる。
 だって、相棒だもの。

[本の中で見た幸せな世界。
肩車をしてくれる兄が、包み込んでくれる姉が、
何をするにしたって、一緒な相棒が、
すぐ傍に居る世界。

暗い眸に映った世界とは、異なる。]
 

(29) 2016/11/17(Thu) 12時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[どれほど時間が経っただろうか。
そんなこともわからないけれど、
目の下を縁取った黒は濃くなるばかり。]

 一緒にはもう、できないけど、
 おねーちゃんの仇を取る、から。
 ……トレイルは、あなたの仇をとってほしい?

[誰が人狼かという目星はついていないけれど、
相棒に死を齎した人間が誰であるか、
それは解っている。]
 

(30) 2016/11/17(Thu) 12時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[相棒のすべてを知らない、メルヤ。
生きたいと強く願っていたこともしらない。

認識したくなかったあの衣服の紅。
自らを肯定するあの言葉。>>3:112]

 ローズマリーさんに、ころされたん、でしょ。

[穢れを知らないであろうその手によって、
胸を貫かれたかと思うと、瞼を閉じる。
幼い頃より、近づくことのなかった姫の姿を想った。]
 

(32) 2016/11/17(Thu) 12時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 12時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ


[どんなに手を握っても、握り返されることはない。
熱は移りゆくばかりで、留まることはない。

扉が開く音に、顔を上げる。>>34
綺麗な衣服が台無しな、お姫様。
問いの答えはトレイルの唇が動かぬ限り、
知ることもできない。>>30]

 ──トレイルは、永遠に冷たいまま。
 彼は人狼なんかじゃないのに、なんで殺したの。

[視線に力こめるものの、
その場から立ち上がることもない。
首の位置は低いまま。]
 

(35) 2016/11/17(Thu) 13時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[姉とオーレリア。
二人と共有する秘密を知らない妹分は、
自分勝手な見解を述べる。]

 わたしと、トレイルはずっと一緒だったから。
 人狼なら、きっと、教えてくれたに違いない、もの。

 逆にどうして人狼だって言えるのよ……。

[どーしてわからないの。
ローズマリーの声色が気に食わない。>>36
メルヤの声は小さいけれど、棘のある、色。]
 

(38) 2016/11/17(Thu) 13時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[新しくくべられた薪で、食堂に熱がいきわたるか。
近付いてくる様子に、視線を床に這わせば、
ソファの下から覗く鈍い銀色。
とっさに手を伸ばし、刃をローズマリーに向ける。]

 ……い、や。

[家族もないのに、命があってどうするのか。
身を守る必要もないのに、]
 

(39) 2016/11/17(Thu) 13時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[修道院から離れ、村へ行く機会はそう多くなかった。
遠くから、同年代の子供を眺めるのみ。
暖炉までの距離はよりも、ずっと遠く。

問いにすぐ答えない姿に、視線を彷徨わす。
自分は間違ってないと、言い聞かせたいのに。]

 ……そう。
 信じない者でなく、信じるものになったのね。

[キリスト、復活の日。
弟子の様子を書き表した聖書の一節になぞらえる。]
 

(42) 2016/11/17(Thu) 14時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[視線は、己の手許に置く。
短刀は、小さく震えている。]

 許さない、絶対に、許さない。

[神による教えの一歩は許すこと。
メルヤが信じているのは、神ではなく、
私だけの家族。

少しの沈黙の後、頭を上げざるおえなくなる。
蕾が開いたような、その笑顔に、身体は冷える。
──殺しなどしたことはなかった。]
 

(43) 2016/11/17(Thu) 14時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 そんなのも、いや……。

[刃先はローズマリーに向いたままだけれど、
膝まで、手は落ちた。]**
 

(44) 2016/11/17(Thu) 14時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 19時頃


【人】 逃亡者 メルヤ


[正しく在ろうと思っても、上手くはいかない。
涜神行為をしている自覚は、常にあった。
それこそ、修道女になる前から。
祈りは必ず捧げていたけれど、
内容は真摯に神に向き合っていたかと問われれば、
眉をへなりと下げてしまう。

今まで、メルヤにそれを突きつける者がいなかっただけ。>>45]

 やだ、ちがう……

[口から出るのは、弱々しい否定の言葉。
愚かしい民の言葉。支配されるものの言葉。

垂れ目がちなその眸に、己の姿など映らなければいいのに。]
 

(58) 2016/11/17(Thu) 20時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[愛したい、赦したいと主張を聞けば、
また弱々しく首を振る。]

 神にでも、なるつもり?
 人は、創造主にはなれないのに。

[全てを赦す。
そのことはどんなに難しいか。
何時迄も燻る胸の焦げが、お前にそんなことは出来ぬと訴えた。]
 

(59) 2016/11/17(Thu) 20時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[メルヤのことを赦し、手も穢して欲しくない
と、訴えた姫は、やはり綺麗に思える。>>47
しかし、赦してはならない。
“人狼”であると信じ、トレイルを奪ったのだから。

メルヤは傷痕の残る脇に差し出す手は持っていない。
手を持たぬものは、
認めたくない真実より懸命に目を逸らし続ける。]

 ……殺しは、しない。
 貴女は私に憎まれながら、生きていけばいい。

[紡ぐは、呪詛。
ローズマリーの願い通り、執行人にはならない。
声を上げる、民衆の一部となろう。]
 

(60) 2016/11/17(Thu) 20時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 私は何時迄も、─── ……。

[続く言葉は、音にならない。
去っていく気配は、追いかけずに、
薪が燃える暖かい部屋が姫の痕跡。*]
 

(61) 2016/11/17(Thu) 20時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

─回想、深夜─

[雪はまだまだ止まず、音を吸い込む。
静かな二人の時間。>>56
こんなにも静かになるのは、
お祈りの時間くらいだったでしょうか。
突如、現れた人の気配に瞬く。]

 わかり、ました……。
 その時が来たら、お願いします。

[トレイルが人狼である。
そんな言葉を投げかけてこない姿に、緊張を解く。

また誰かが死んだのか。
この雪はまるで、誰かの呪いの様。]
 

(64) 2016/11/17(Thu) 20時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[それが誰であるかは、問うこともない。
厨房へと向かったその背に、]

 おやすみなさい。

[と声を掛けた。
おねーちゃん。この場所を代わってあげられなくてごめん。*]
 

(65) 2016/11/17(Thu) 20時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[薪が稀に爆ぜる音が何度か響いた頃。
まだ両の手にある短剣の刀身を、ゆると撫でる。
凸凹の感触が指先に伝わり、固まった緋色がぱらりと落ちた。
まじまじと見詰めれば、>>3:63
オーレリアの文字が刻まれていることが解る。

肺の空気を吐き出して、短剣を己に突きつける。]

 しん、じゃえ。

[喉に刃を食い込ませようとするけれど、
手の震えか、決心が足りぬせいか、薄く表皮を切り裂くだけ。]

(71) 2016/11/17(Thu) 21時頃

メルヤは、ローズマリーの背を思い出す。

2016/11/17(Thu) 21時頃


【人】 逃亡者 メルヤ


[オーレリアの名が刻まれた短剣。
幼き日に一度見せてもらったこともあったでしょうか。
どーしてでしょうか、今更脳裏に掠める。
母に託されたと聞き、羨ましく思ったことを思い出す。

幼子をあやす母のように、腕に包まれた夏の日。
小さな震えはやがて止まるが、ほんの少し嫉しさも生まれた。
母に愛された事があるから、
このようなことができるのだろう、と。]

 私は、林檎なんて、嫌い。

[ふと、雪が降り始めた時に言えなかったこと。>>1:32
最期になら言ってもいいと音にする。
時を共にすればするほど、好意は募ってゆくもの。

小さく小さく降り積もるそれにより、
メルヤが完全に心を開くことは、なかった。]
 

(85) 2016/11/17(Thu) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[あと一息で死ねる。
そう思ったのに、朝の挨拶にて手は緩む。>>83]

 ジェフさん、おはようございます。
 ……わたし、死のうと思うんです。

[爽やかな朝の挨拶とは、流石にいかず、
陰鬱な表情で朝を告げた。
短剣を返して欲しいと、ジェフに手を伸ばし、
はたと気がつく。]

 ころして、くれませんか。

[“自警団”に頼むのは、酷かもしれない。
しかし、人を助けるのが仕事だというのなら、
これもまた、仕事の一部といってもいいだろう。

血のにじむ首を少し傾けて、頼む。]
 

(94) 2016/11/17(Thu) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[本当に馬鹿なことなのでしょうか。>>97
ハンカチを差し出されれば、大人しくそれを首に当てがう。]

 わたしは、落ち着いています。

[ねぇ、そうでしょ?相棒。
心の中で拳を突き出してみるけれど、
フィストバンプは果たされない。

取り上げられてしまった短刀に名残惜しさを感じつつも、大人しくその場に居座った。
10分ほどだろうか、ジェフは皿とカップと共に現れる。]
 

(103) 2016/11/17(Thu) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 ……いただきます。

[見詰められて、居心地の悪さを感じる。
食べろ、と言われているようで。>>100

深夜に死んだ誰か。
連れ去られた誰かを探しに行くというジェフをそのまま見送る。

テーブルまで、移動するつもりは、毛頭なかった。*]
 

(104) 2016/11/17(Thu) 23時半頃

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