314 突然キャラソンを歌い出す村5
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2022/09/05(Mon) 09時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2022/09/05(Mon) 09時頃
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―放課後:→職員室―
[夕暮が応接室から風のように消えた後、茶器類を片付けながら窓の外を見る。逢魔が時を超え、夜に差し掛かる頃合いだ。気がかりなことも多いが、若林の用意してくれた資料を読み込まなくてはならない。分厚い資料をそっとなぞる。]
…黒臣もバイトを頑張っている頃かな。
[大波乱カードバトルになっていたなどとは思いもよらぬ曽祖父であった。]
(46) 2022/09/05(Mon) 13時頃
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[――と。 ふと、机に飾った花が揺れた。 これは確か、フィオーレで買ったものだ。 華道部は勿論、職員室や、応接室、廊下の小さな花瓶などにも飾ってあったりもする。]
…、?…風もない
…の、――に…
[エメラルドグリーンの目が見開かれる。 フィオーレからやってきた白い花が夕暮れに染まるように白から紫、紫から二藍に移り変わったのだ。 それは秋の萩重(はぎがさね)を経て夜の色へ。]
…これ、は
[紅杜の“眼”だからこそその変化に気づけたのだ。夕暮の言葉を思い出し――口元を覆う。既に、既に、それは始まっていた。いつからだ?]
(47) 2022/09/05(Mon) 13時半頃
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[否、分からない。 まだ直接見たわけではない。 分からないではないか。]
…確かめなければ…、――。
[――なにか理由があるかもしれない。 そっと、花に触れて、撫でた*]
(48) 2022/09/05(Mon) 13時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2022/09/05(Mon) 13時半頃
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―学園/夜― [夕闇を経て夜の街に灯りが燈る。 人々の生きる色だ。さながら宝石箱。
対照的に人の気配がまばらになった学園異変。 奏者の心象風景を表すように、並ぶ花が夜色に染まっては項垂れた。]
(96) 2022/09/05(Mon) 19時頃
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薄氷の上歩くような旅路 冴えた月は照らし出す
忘れじの面影に影は長く伸びる 遠い約束今も紡いで 皆(みな)乗せ
.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
願うのは ミナノ・セカイ 我儘で 欲張りな希望
歌うのは ミナノ・セカイ ただ一つ それだけの夢路
.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
(97) 2022/09/05(Mon) 19時頃
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焔(ほむら)の上叫ぶようなtragedy 灰の痕に芽吹く花々よ
時は止まらずとも君たちは美しい 舞えよ咲き誇れこの花園に 皆(みな)乗せ
.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
願うのは ミナノ・セカイ それなのに 夜が迫りくる
歌うのは ミナノ・セカイ 避けられぬ 始まりを知って
.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
(98) 2022/09/05(Mon) 19時頃
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《ミナノセイカイ?》 夜の中とて僕は聴きたくて 悪いだなんて思いたくなくて
《ダレノセイカイ?》 僕のこの花を僕は摘まず 答えを探している
[――夜に染まる花がはたりはたりと一輪ずつ落ちていく――]
――願うのは ミナノ・セカイ… ――僕は――
****** ***** *** ** *
(99) 2022/09/05(Mon) 19時頃
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―学園内:職員室/夜―
[――スマホが震えた。 しっかりとそのあたりは取り揃えている理事長である。若林にも望めば渡してある、もちろん。
>>95 ひ孫たる黒臣が来てくれるようならば、 夜の学校への侵入の取り計らいも勿論行ってしまう、何かと甘い理事長であった。
>>74 もうひとり、眸を隠した少年が歩いていることも承知だろう。来るようならば、いつも通りお茶菓子が用意されるはずである*]
(100) 2022/09/05(Mon) 19時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2022/09/05(Mon) 19時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2022/09/05(Mon) 19時半頃
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——職員室【夜】——
ああ、黒臣。 いるよ。
連絡は受けてたけれど、どうしたんだい。
[しっかり連絡を受けていたため、>>105 いくつか項垂れた花を纏めて悩んでいた手を止めて、訪れる曾孫の為に茶とこちらもカステラが芋羊羹などを用意しようとしていたところだった*]
(112) 2022/09/05(Mon) 20時頃
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——夜:職員室——
——ああ、いや……
[誤魔化そうとして、誤魔化されてはくれない子だったな、と思い直す。それに——]
忙しい、と言うわけではないよ。 気がかりが確信になってしまっただけで……
[花をそっと自分の机の上に置いてから、黒臣の方に歩み寄る。じっ、と、赤色の目を見つめた。違う家の名を継いでいるが、その色は紅杜の姓には相応しいように思う]
……黒臣、 フィオーレで変わったことは、なかったかい。
(118) 2022/09/05(Mon) 20時半頃
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……少しだけ話をさせてくれ、 用件でも、雑談でも、ちゃんと聞くからね。
(119) 2022/09/05(Mon) 20時半頃
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—— 夜:職員室 ——>>122
[聡い子だ、と思う。 曾孫はどんな様子だろうと可愛いというのが世の常であり、紅杜藍斗も無論例外ではない。]
…うん、そうだね。 お前にも、話しておこうと思う。
[理事長が伝えたとなれば大ごととなりそうだが。曾孫相手になら、それは軽減される――と、思いたい。 もう一人、若林にも伝えようとは思っているが。]
(126) 2022/09/05(Mon) 21時頃
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…ありまくった…?!
[とても心配そうに眉尻を下げた。が。]
――無事、か。そうか。 うん、その話も聞きたいなあ。 黒臣の話はたのしい。とても好きだよ。
[頷いて、此方へおいでと椅子を進める。 芋羊羹とカステラが並んだ]
それで?……え?? 地球の総体…?
[流石に目をまあるくした。]
(127) 2022/09/05(Mon) 21時頃
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いや、凄いね。 それは――なんだか、… 壮大というか。 SFというんだよね。
その子には見えているのだから、いるのかもしれないね…?
[>>124 からからと黒臣が笑うものだから、つられて頷く。 怪談や妖精や神様についてはともかく、SF的な話になると勘が鈍った。]
変質者、――。
[はた、と瞬き真面目な顔になる。]
…それは、長い銀髪に、 切れ長の目の――、…男性かい。
[フィオーレにも先触れが訪れた。なるほど、それならば――、]
(132) 2022/09/05(Mon) 21時半頃
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ベネットは、ヘイタロウのカフェでまさかもっとすごいことが起きていたとは話されないと知る由もないのであった。なんてことだ。
2022/09/05(Mon) 21時半頃
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― 夜:職員室>>136 ―
……
[最初の心配事とは別にこめかみを揉んでいる。]
若林君なら何かわかるだろうか…?
[見えているのならいるのだろうが、 どうにも壮大で、妙に引っかかる。 地球(ほし)の花嫁とは、どういうことだろう。]
え
[>>137学生結婚、には瞬いた。]
そうか…応援はしたいけれど、 そう言えば明確な制度はなかった気がするなあ…
[天井を仰いだ。真面目な理事長としての悩みになってしまった]
(141) 2022/09/05(Mon) 22時頃
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…制度についてはちょっと考えてみるよ。 高校生はもう自主性がある年だもんな…。 僕らの時よりずいぶん進んで変ったものだし…。
…そうか。 うん、その通りだよ。 いるならそれで、大丈夫なんだ。
[真っ直ぐな言葉に微笑んで、 そっと黒臣の頭を撫でた。]
黒臣はいい子だね。 そういう受け取り方、とても好きだよ。
[下僕と呼んでいることは知らないかもしれないが――!知っていたら下僕はよしてあげたほうがいいよ、と苦笑したろうが、なにせ曾孫に甘いので。]
(142) 2022/09/05(Mon) 22時頃
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[――>>138夕暮、の名が出れば。 更に真面目な顔になる。両手を組み合わせてその上に顎先を口元を乗せ、考え込む]
……、――、
[少しばかり思い悩む様子を見せたが。 芋羊羹を食べる彼を見て、徐に口を開いた。]
黒臣。いいかい。 …この学校で、いや、皆野瀬市で ――大きな変化が起き始めている。
[もうすっかり身長も変わらないほどに成長した黒臣をエメラルドグリーンで真っ直ぐ見た]
……夜が来て、人ならざるものが、 手を伸ばし始めたらしい。
(143) 2022/09/05(Mon) 22時頃
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[一輪、夜色に変わった花を手にして、 自分の胸のあたりに持った]
……、ひとりだけみつけた。 いや、まだ確かめてはいないが、 …お前に深くかかわることだからね。 確かめる前でも、伝えておきたかったんだ。
[それがフィオーレでもよく見かける花だとは黒臣にはわかるだろうか]
フィオーレのマスターを。 ……葉桐 平太郎さんを、気をつけてみていなさい。
彼は、“夕暮”に招かれて目覚めてしまっているかもしれない。
(144) 2022/09/05(Mon) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2022/09/05(Mon) 22時頃
ベネットは、ヒイラギの気持ちを有り難く受け取っている――!歌は大切なものだから…
2022/09/05(Mon) 22時頃
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―夜:職員室>>171>>160―
ああ。流れを感じるなぁ。
[>>155 穏やかに微笑む。 お互いさま、で知らぬことを教え合えるのは素晴らしいことだ。これまでも、これからも、そう在ってほしいとこの桃園学園を続けてきたのだが――]
可愛い子は撫でたくなるものなんだよ。
[>>157 世間一般でいうおじいちゃん心だ。 隠されてしまった下僕については知らぬままとなった。封印されてしまっては知る由もない]
(187) 2022/09/05(Mon) 23時半頃
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[>>158>>160 曾孫にとっての魔法の言葉ののち。 語られた言葉は不可解極まることであったろう。 それでも彼は、きちんと聞いてくれた。]
――、…、全部、…か。 …そう、そうだな。
…お前ももう、大人の年なのだものな…。
[悩まし気にしたが、頷いた。 >>171学びたいと思う意志にを塞ぐことはできない。それは志に反する。]
…うん、対策をしてほしい。 危ない目にあってはほしくないんだ。 ……きっと彼一人ではない。 複数いるはずなんだ。
[―― 生徒を疑うことが、まず念頭にない。それは理事長の弱さであった。]
(188) 2022/09/05(Mon) 23時半頃
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――、
[続けようとして、ノックの音にはっと其方を見た>>170]
…? こんな時間に? すまない、黒臣。 ちょっと開けてくるよ。 忘れ物をした子かもしれないし。
[そう、扉の方へと向かおうとして。]
(189) 2022/09/05(Mon) 23時半頃
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わ
[心霊現象めいた手形にちょっと声が出た>>190]
ど、どうしたんだい。 すぐに開けるから。
[慌てて職員室の扉を開いた。]
(193) 2022/09/05(Mon) 23時半頃
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わっ
[結果、>>199 2回驚いた理事長である。]
黒臣…。
[元気がいいのはいいが、と苦笑してしまった。彼女は曼殊沙華を歌った平澤だった。委縮していないだろうか。]
(202) 2022/09/05(Mon) 23時半頃
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いるよ、お化けじゃないよ。平澤君。 ほら、黒臣もいるだろう。
[つい、そのまま曾孫モードで名前を呼んでしまった。]
…ああ、体調不良で休んでいたのだね。 ぐっすり寝てしまうのはよくあることだ。 災難だったね…。
[黒臣が手招くのに、若林の姿に気づいて微笑んで手を振る]
やあ、若林君。おつかれさま。
(214) 2022/09/06(Tue) 00時頃
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―職員室傍の廊下―
…折角奇麗な髪なのだから、 ゆっくり休んだ方がいいよ、3年教室の鍵でいいかな…?
[黒臣と平澤の平和?なやり取りを横に問うてから。 >>217近づいてきた若林の報告を受ける。]
ありがとう、若林君。 そうか、なら使ってもらおう。 いい天気であるように、祈っておこうね。
[微笑みを返してから――]
――、それと。
(225) 2022/09/06(Tue) 00時頃
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[若林にひそりと耳打ちする。 平澤の方に届けなかったのは、どうにも冷静ではないように見えたからだ]
“紅玉”
[若林のもう一つの名前。 宝石と、果実の名前と、自分の名字の一文字を入れた、名づけた名前で呼ぶのは。“始まってしまった”ことに関わる通達だ]
……、フィオーレのマスターに、 気を配っておいてほしい。 …“視えて”しまった。
彼は椿だ。
[――首が落ちる、と、忌避された花の名前だ]
直接、話には行くつもりだよ。*
(231) 2022/09/06(Tue) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2022/09/06(Tue) 00時半頃
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——職員室側廊下——>>252
…………うん、
[告げても、どこか悩ましげだ。花を届ける彼が、ひどい事をするとは未だ思えないせいだ。]
僕は理事長だから、——彼の想いも聞かなくてはと思って、……
[>>254遮り、煌めく紅色を見、言葉を止めた。]
…………——無茶は、いけないよ。 でも——、そうだね。…………、 もしもの時は、必ず、君を呼ぶよ。
(271) 2022/09/06(Tue) 01時半頃
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——職員室側廊下>>244—— [少女の声が届く。]
あ。……いや、多少なりとすっきりした酔うならいいのだけれど……。 疲れているようだったしね。気付くのが遅れてごめんね。
[半ば心霊現象。こうして七不思議は増えていくに違いなかった。]
鍵は貸すけれど…… 大丈夫?気をつけて帰るんだよ……?
[若林が送るというなら安心だろうか、2人を交互に見る。]
(272) 2022/09/06(Tue) 01時半頃
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……?
[>>264 きょとんとした理事長がいる。よくわかっていない*]
(273) 2022/09/06(Tue) 01時半頃
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—>>277 夜の職員室—
…………な、
[なんだい?と聞こうとして、 大きく元気な声が遮った。]
あ、ああ、そうだね……、 夜、は比喩ではあるのだが、 ただの詩的表現ではないんだ。 花輪メアリーさん……を知っているかな。 2年生の子なんだけれど……。
(284) 2022/09/06(Tue) 02時頃
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