287 ―シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア2―
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―― 廊下を歩き ―― [>>2:210「リボ払いもほどほどに」 その至って現実的な忠告すら、 当の本人が金を払う意識も薄いので 承知の上と頷きもするジェレミにどれだけ沁みているのか。 境遇が境遇のベッキーは、 ジーンを悲しませる前にジェレミを平手打ちしても許される。]
[――――。
もし、そう>>2:221なら。
ジェレミ自身の思考を外にして、 相手の論理の上に立って脳裏で思い返す。]
(0) ghoti 2018/11/09(Fri) 00時半頃
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[きっと、彼の養い親が口にしたのは それ以外を口にできないほどの甘露だったろう。
末席に会ったことすら言わないジェレミに、 それを言うのははばかられ、 ――彼以外を、 今は口にできなくなったその「親」を思う。 なにを口にすることも、 もうないその「親」を思う。
思い出せる。思い出せる、記憶のなかに。 かすかおぼろげな情とともに。]
――…… ふふ、 いい夜だ
[ひとり、身軽な古城の歩きのなか、自室へ辿る道は暗い。 戻る道も、明りがない。 後にも先にもそれほどの情を人に抱くか、 その答えが廊下の前に、後ろに、広がっている*]
(1) ghoti 2018/11/09(Fri) 00時半頃
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―― いつかの会話>>2:211>>2:212 ――
うん、……なら、 俺も同じ気持ちだ。
ひと時を共に過ごす相手として。
俺は、“君たち”と、話がしたい。
[ジェレミの右手は癖のように、 「彼女」の髪を一筋掬い取り、こぼす。 零れたそれは疎らに広がるが ジェレミはそれ以上視線をそこに置かなかった。]
(9) ghoti 2018/11/09(Fri) 02時頃
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[視線は、眼前の、 何気なく問いかけた「同族」のもとにある。]
不思議なことに、 大抵の吸血鬼は割と早く死ぬ。
気づけばこの城だって 俺よりだいぶ年下が多くって 時々、言葉だって本当に通じるのか不安に思うよ。
同じような存在と思っていたのに いつの間にか、過ごす時間の速度さえ違う気がする。
……だから、ひと時でも、 共に過ごせる相手として、君たちと話がしたい。 ――――そのときに眠ったように反応がないのは、寂しいよ。
(10) ghoti 2018/11/09(Fri) 02時頃
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ああ、…… ……、 人をやめる、っていうのは なにか、おおきな出来事だったんだろうか。 なんで彼らはあれほど 「人」として過ごした時間を引きずるのかな。 「人」の意識を残して、 ゆめうつつに「今」を境界線上から眺めるように、なぜ。
[すこしく細めた眼差しのうち、頭痛がする、と呟いた。 流れる時間の差だ。 降り積もった時間は、一刻一刻を圧縮する。 鼠に人の時間が図れるだろうか。 人に、鼠の鼓動の速さを知れるだろうか。 開いた距離の、こちら側、吸血鬼が首を振る。遠いな、と朧げに。]
(11) ghoti 2018/11/09(Fri) 02時半頃
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―― ベッキー、 きみは、おいていってしまうかい。
[その、彼女のもつ、過ぎる時間の中に。 歩みの遅い、年古びた吸血鬼を。
その意味で、問いかけは音になった。
食卓にいつまでも座り続ける、 もう片側の席は入れ替わり、立ち代わり、変化のある机。 晩餐にあがる贄ではなく、その向こう側との触れ合いを望む、 徒に年月が降り積もるなかから古吸血鬼が、*零した*]
(12) ghoti 2018/11/09(Fri) 02時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
ghoti 2018/11/09(Fri) 02時半頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
ghoti 2018/11/09(Fri) 22時半頃
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―― いつかの会話 ――
俺も、きっと誰しも、 君の手から離れた子の代わりには成り得ない。 ……でもそれも、君の選択だ。 痛みも記憶も、 君の中にある全ては君だけの、いまだ鮮明な、尊いものだね。
[ジェレミは、髪を掬った手を伸ばす。 人間から物言わぬ肉塊とかした「彼女」から、 人間から変じ、長い生を得た彼女へと伸びる手は 同じ、五指の揃う指を捉えるように。
手を取り 突き放しはしない手はけれど留めるほどの強さもなく 指先を交互に覗かせる程度、祝福のない十字架が並ぶだけ。]
(65) ghoti 2018/11/10(Sat) 00時頃
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ベッキー、その言葉が、 君を縛るものにならないように。祈っている。 ……君は、何に縛られることもない。 自由に生きてくれるのが、俺は、一番、うれしい。
――――でも。 ……ふふ、すまないね。
(66) ghoti 2018/11/10(Sat) 00時頃
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[指先が入り込む。 少しばかり引き寄せる為の所作は、爪先に、 口づけを落とすための前準備しかない。
親が子に送るような、いっそ児戯めいた感触が 振りほどかれなければ落ちるだけ]
今は君の言葉に甘えよう。 ――「死がふたりをわかつまで」、の言葉は 君の本当に、時間を分けあいたいと思う相手に とっておくべきだけど。
そこまでお姫様が歩く道の、随伴に。 君の生に、少しだけ寄り添わせてくれ。
(67) ghoti 2018/11/10(Sat) 00時頃
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[いずれ旅立ってもいい、 「ひと時」が終わる、その時。
その道の先がただ闇の広がる死であろうと どこか別の、悠久の生の傍らであろうと
血の親でもない男が、 その岐路に立つまでの“青の絨毯”上の歩みを 僅かながら共にしよう。 本来ともに歩くべき相手は別だけれど、 おいていった、養い親が悪いだろう ――とのこと*]
(68) ghoti 2018/11/10(Sat) 00時頃
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―― 廊下>>61 ―― [廊下の暗がりを越え、自室のほうへと歩む道すがら。 いつかの会話の中に添えた「随伴」も、 物質的なそれはいまはなく、 ――ジェレミは随伴するといった相手を置いてきた!――]
―――― わお。 ふ、 ふふ。おはよう。おはよう二人とも。
[現代アニメーションに関するお決まりのご挨拶、が 耳に入るよりも先に、視界に納まる猫耳4つ。]
(69) ghoti 2018/11/10(Sat) 00時頃
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古城に、猫が増える仕掛けでもあったっけ。 随分と愛らしいのが2匹ばかり……。
ちゃんと飼い主はいる? 野良猫は駆除されてしまうよ。
[ころころと笑いに転がる声音を震わせて、 伸ばす手は、ふたつとも。 二つともそろえて、偽物の“猫”二匹へ*]
(70) ghoti 2018/11/10(Sat) 00時頃
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[>>72 揃い猫装束、 片方がいつもの笑いに得意げな色を乗せる。 そちらへ伸ばす手が 少しばかり強めになるのは、 “悪”友の席に納まっているので。]
……、やはり、あれは猫“憑”きだったのか。 まあ至って俺たちと親和性があるから。 別によいだろうし。 ――こうして、新鮮な姿も見られる。 炬燵とやらが届いてよかった。
頭を、というより 触れるのがね。好きだよ。 [迎え入れられた手は、 くしゃりとパーカーの上から髪を混ぜもし、すぐには離れない。]
(76) ghoti 2018/11/10(Sat) 00時半頃
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――、うん、 君が、いいなら それも一考の価値がある。
[>>73戯れの言葉に返すのは、 同じく戯れ――のなかに、多少の潜むものがある。]
せっかくだ、 二人で件の炬燵にいっておいで。 いまならベッキーはまだいるかもしれないし、 運が良ければささやかな茶会のご相伴だよ。
[あの時、卓上にあったマカロンはすでになくなってしまっただろうか。と思いながら、本家本物のほうへ伸ばし、触れた手は持ち上がらずに]
すこしだけクシュンを借りるから 先に行ってくれるかい、マユミ。
すぐに彼も追いつくと思うけど*
(77) ghoti 2018/11/10(Sat) 00時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
ghoti 2018/11/10(Sat) 00時半頃
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―― 廊下 ―― [小さな首傾げへは口端の笑みだけが返答だ。 疑問への回答はマユミの背を送ってから。 その小さな頭部に過るもののことも気に留めないジェレミは、
いまだパーカーの上に手を被せたまま、]
うん、君が とてもうれしそうだったから。 彼女とお揃いも良からんことだろうけど 君の恋煩い>>0:141が 解決したわけでも無いだろうに、と思って
[>>2:224先ほど、彼らの自室であった会話も知らず]
(82) ghoti 2018/11/10(Sat) 01時頃
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[片手をパーカーの上に置いたまま 少しばかり、クシュンの顔を上向かせようと。
子供の体躯の相手、眼はそうそう合わないだろう。 パーカーと、前髪なんてものに守られているなら特に*]
――「駆除」されなくともいい。 なんて、心変わりしたのかい。
(83) ghoti 2018/11/10(Sat) 01時頃
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[古城に灯る明りから、 パーカーも、前髪すらも、クシュンの視界を遮る ――あるいは、守るとでもいうのだろうか。 たとえば、眼前にいる、眼を細めた古吸血鬼から。 >>84少しく覗いた眼、 幼ささえ残した形のなかにあった色は すぐさま散らばりなおす髪の陰に入り込む。]
殺されたくない。 ――けど、美しさを知るためなら、死んでもいい。
ふぅん、…… まあ 君の5百年だもの。 そう心変わりはしないだろうけど。
[パーカーから手を放し、零れる水滴を、指の腹で拭う。拭う、よりも引き離すそれだ。 視線が合う。視線が合っている。それは通常のクシュンとは確かに、違うけれど、まだ足りない。確かめるには、雲間に現われる月影では足りない。ただ己ばかりが、闇夜に浮かぶ笑いの美しいことを知ったって、意味がない。]
(87) ghoti 2018/11/10(Sat) 01時半頃
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[だから、ジェレミは言葉をつづけた]
時折不思議だよ。 君を殺すものが「正義」>>0:198であるというのも、 君が「悪」たることも、 俺には理解が難しい。 それは、俺の論理にない。 君の5百年にだって、そんな論理はないだろう。
[共に過ごした夜がいくつあろうと、 クシュンの根底にあるのは、 人の生を辞めてからの500年の ――吸血鬼としての論理ではない。 そう、ジェレミは言う。 吸血鬼が化け物で、悪だというのは「同族外」の定義だと。]
(88) ghoti 2018/11/10(Sat) 01時半頃
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[頬に触れた手は離れ 小さな体躯の、眼を覆う、 視界を狭める――髪へと伸ばされる。
差し込めるか、 髪をかき上げ、露になったその目を覗き込めるのか。 それは、クシュンの反応次第だが]
(89) ghoti 2018/11/10(Sat) 01時半頃
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[その眼差しが露になるのなら。 身をかがめたジェレミが、 その視線をかち合わせることができるのなら。
うすい弓なりに細めた、ジェレミの眼が 蜂蜜を煮詰めた金が笑いもせずに、 脳に一番近い感覚器官を覗き込む。 >>0:221フードの奥に本当に人間の頭がおいてあるか。 何をも浚い、掬い上げんとする視線が それを、確かめる為に、無遠慮に突き刺さる。]
(90) ghoti 2018/11/10(Sat) 01時半頃
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ねえ クシュン
教えておくれ
(91) ghoti 2018/11/10(Sat) 02時頃
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一体全体、きみの「道理」の「飼い主」はどいつだい?
(92) ghoti 2018/11/10(Sat) 02時頃
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[齢二千を越え生きた年月、 傅かれるに慣れ、尊大さも滲む物言いで、
何を選んでもいいのだと 誰も彼もに嘯く声音が、 クシュンが脳裏に置くを選んだそれが、 論理が。「道理」が。 幾度の夜のなかに共に 傍らにあった「悪友」よりも選び取るそれが。
気にくわないよ、と 夜に潜む声で告げる*]
(93) ghoti 2018/11/10(Sat) 02時頃
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[>>107困惑を含んだ笑みに相対するのは、 笑むきざはしもないジェレミの面持ちだ。 途切れがちなその言葉を拒むように、手は伸ばされて、 「怪物」と呼ばれた、 同じ吸血鬼の面相を古城の明りのもと露にする。
かち合い、絡めた視線のその奥にいるのは いつかの、子供だ。 年端もいかないうちに変じて そのまま「道理」を引きずって生きる、子供の。 映しこんだ夜にすらきらめきを添える、 大きく、澄んだ、子供の瞳。
それ自体がこんなに美しいことを自覚せず かつての「道理」に曇らせることに、何の意味があるのか。]
(112) ghoti 2018/11/10(Sat) 03時頃
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うん。 ……、うん。 そう、―― 君自身の。
[こつりと合わせた額はすぐに温度をなくし、 彼が俯くというなら、 その表情を掬い取れもしないだろう。
そうしたい、というならジェレミは尊重する、けれど。 ここにいるのはいつか死んだ子供の眼を、 ようやく外せるばかりの、「子供」なのだから]
(113) ghoti 2018/11/10(Sat) 03時頃
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[俯いてしまえば顔も見えない、 見えないままでいい、 そのまま、とうに前髪から離れていた手を、 今度は背に回し]
[抱え上げてしまおう。 嫌がっても、少しの間だ、我慢願いたい。]
(114) ghoti 2018/11/10(Sat) 03時頃
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初恋は実らないものという。らしい。 本当のところは知らないけど。
――でも、 ……ここで、君は愛されているよ。 マユミをみただろう。 あんなに可愛らしく、君とのお揃いを喜んで。 俺だって。 君に、情がなければ わざわざ悪友の席に納まりもしない。
(115) ghoti 2018/11/10(Sat) 03時頃
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……だからね。 俺は、君との夜が好きだから。
君が、……一緒にいる俺より、 どこの何とも知らないものを 目の前に置いておいて視界を曇らせているなんて、 寂しいじゃないか。
[とは、その目を覗き込むに至った理由だ。]
[抱え上げた体はすぐに降ろしてしまう。 人の生を終えて、なお生きる吸血鬼、 体温なんて人のときより高いはずもない。 けれど、少しく、古城の空気が刺さりもする。]
(116) ghoti 2018/11/10(Sat) 03時頃
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[せっかくの揃いの衣装、 場に登壇するなら揃いのタイミングがいいだろうに。 足止めをさせてしまった。
先を進んだマユミの背を追いかけるなら その顔が、濡れてなければいいと、 ――すこしく間を開けて、それから。 いつも、死んだ子供であったときも こうして生きた吸血鬼であろうと変わらず、 強めに頭をなでた*]
(117) ghoti 2018/11/10(Sat) 03時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
ghoti 2018/11/10(Sat) 03時頃
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―― 廊下 ―― [抱えあげた体躯はなお、5百年前の子供の姿をして それでも語る言葉は、「失恋」を経た吸血鬼のものだ。 その視界が晴れたというなら、 伸びる手を避ける必要などどこにもない。 触れる、撫でる、その仕草に寄せて小首も傾ぐ。
応じ方はクシュンを降ろしても変わりない。 伸びてくる手を胸に。心臓に。 迎え入れては、その上から被せる長生の手。
確かめる。たしかに身の内に、情がある。 吸血鬼としても死を迎えた――と思い違いをした――サイモンのように。 いまだ死なず、生きているその手に、与えられる情が。 ――ジェレミは小さく笑いもする。
きっと悲しいよ。といつかの言葉に准えて、こころうち。 こんなに生きている君が、いつか死んでしまったら、 きっと、とても悲しい。]
(144) ghoti 2018/11/10(Sat) 18時半頃
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