168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
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― 回想・露天風呂 ―
なるようにしか、ならないもの。
[田端の恋に対する意見>>133を耳に挟めば、成程そう言う見方もあるのかと思った。 確かに自分も受け付けない男性はどうしても受け入れられなかったな、と考えが及んでいたのである]
言わないまま消えるよりは、か。やらない後悔よりやった後悔の方が良い、って。 ……でもそれは、やって後悔しない人の言葉だと思うのよね私。
[呟くように最後の言葉を告げると、何だか屁理屈じみた事を言っているような気になってきてしまった。 急に気恥ずかしくなってくる]
私、そろそろ上がるわ。 喉かわいちゃったし。
[ざばっと水音を立てて風呂からあがる。ちょっと顔が赤くなっているのを感じた。のぼせたのだろうか。 よくよく考えれば自分が一番長く風呂に浸かっていたのだ、そうなっていてもおかしくはない。 倉田の落ち込んだ様子>>190は、逃げるように風呂場を後にしたせいか、深く意味を考える事はなかった。 上がる時には白石ともすれ違っただろうか]
(240) 2014/03/19(Wed) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/19(Wed) 22時半頃
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あはは。 久々なのは、似たようなものですけどね、私も。 抱かれ心地は悪くなかったですよ、頼り甲斐がありそうで。
[冗談めかさないと、また照れてしまいそうだったので、そう笑って]
……ま、乗ったのは私もですし。 謝っていただく必要なんて、ないですよ。
(241) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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…あ、どうなんだろ。
[持って帰れないかもしれない、とは思ったのでアクセサリーの類ではなく花束を贈ろうと決めていたのだけど。]
まあでも、持って帰れなかったらもう一度贈るよ。 今度はちゃんと本数も数えて。
[実際問題、おれ自身は数えてないからなあ。 案外1、2本少なかったり多かったりするかも。]
(242) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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……あ。
[風呂から上がると一度自分の部屋に戻る。どうも昨日潰れたままの格好と言うのは何だか自堕落になってしまう気もする。 それに、どこか気づかない所にシミでも出来ていたら何だか嫌だったのもあった。 だが今小さく言葉を出したのはそれが原因ではない。ちゃんと着替えて外に出た時に、サンドイッチが目に入ったのだ]
(そういえば、今日なにも食べてないや)
[死んでいるのだから食べなくても死にはしないのだが、せっかく美味しいものが食べられるのに食べないと言うのももったいなかった。残っていたタマゴサンドを手に取ってもぐもぐと食べ始める。うん、絶妙な塩加減でおいしい]
(作ってくれた人に、お礼言わないとだね)
[本田作だとは知らなかったが、聞けば誰かしらから聞けるだろうか。そんな思いを抱きながらコーヒー牛乳を手に取る。乳飲料に「牛乳」と付ける事を禁止された今ではもう見られない名前だ]
(243) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/19(Wed) 23時頃
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[思わず呼びかけた声に、彼は振り向いた>>212。 簡易な礼を口にしただけだけれど、何故かじっと見つめられてしまって。 また頬に熱が集まるような心持がするとともに、何となくいたたまれない気持ちになる。 が、ついと伸ばされた手に、思わず固まってしまった。 その指が、長くてきれいだなー、なんて、場違いに、思って。 額を掠める感触が、その指先なのかあたしの髪なのかは分からなかったけど。 くすぐったさに、思わず目をつぶる。 決して、嫌な感触ではない、のだけれど…]
『──────っ!、わ、ご、ごめん、その…っ』
[慌ててしまったのは、触れた彼の方だった。 え、と開いた視界に、赤面した彼の顔が一瞬写った。 思わずあたしの目がまるくなる。]
(244) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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『ホントにっ、勝手に触って、ごめんッ!!!』
[相当パニックになっているらしい彼が、逃げてゆくのを見送って、少しぽかんとしてしまうあたし。 隠されてしまった顔はあんまりちゃんと見れなかったけど。 多分、絶対、赤くなっていた。]
〜〜〜ッッ
[それを脳裏に呼び戻したら、羞恥は突然あたしにも襲い掛かってきて。 左手でドアノブを掴んだまま、右手で口元を覆った。
うっわ、何コレ、すごい、恥ずかしい…!
かぁぁ、と熱くなった頬を感じながら、その場にへたり込んでしまう。 ドキドキと胸をたたく心臓が、痛い位… けど、寝起きに感じたそれとは、まったく別種の鼓動で。 不快感は一切感じないのだった。
置かれたままの水のボトルや、半開きのままの扉にあたしが気づいて、ぎゃっとなるのはまた少し後の話。]
(245) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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…そういえば、さ。
[ここに来たばかりの頃に受けた説明を思い出す。]
青い扉って、どう開けるんだろうな。 シーサーから合鍵かなんかをもらえるんだろうか。 相思相愛になったら開く、つってたけど。
[逆に言えば、そこまでしか聞いてないよなと今気付いた。 でもま、たぶん見てるんだよな今の様子。]
(246) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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[シーサーに頼めば何とかなるだろうか。 でも、なんか無理そう。持って帰れるなら嬉しいんだけどな。]
…うん、もしそうなったら楽しみにしてる。
[ありがとう、と微笑みながらお礼を言って。 ―そうだ、シーサーに報告っているのかな。扉ってどう開けるのかも分かんないし。 でもどっかから見てそう。ただの勘だけれど。 そう考えていると、ちょうど彼も同じことを考えていたらしく>>246。]
相思相愛っていう感情自体が鍵、だったりして。 聞いてみないと分からないけど……。
[行ってみる?というように、首を傾げ。]
(247) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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[お腹が落ちついてきたら、周りが少しずつ見えるようになってきた。 今リビングに居るのは、ビールを開ける早川と白石の姿。何やら話しこんでいるが、何か早川が白川に謝っている。何があったのだろうか]
何かしたのかな、あの人……
[扉を叩いていた姿からは考えられないほど、こうしてみると普通だ。あの時は死んだと言うショックで荒れていたのだろうか。やっとその辺りまで考えが及ぶ]
(248) 2014/03/19(Wed) 23時半頃
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行ってみようか。 …案外、もう開いてるかもしれないし。
[行ってみる?と言いたげな視線を受け、おれは頷いた。 案外、クラッカーかなんか持って待ち構えてるかもな…。 とか思いつつ、莉乃ちゃんと一緒に部屋を出た。]
(249) 2014/03/19(Wed) 23時半頃
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…っと。 シーサーいるか?
[シーサーを呼びつつ、青い扉の様子も見る。 が、特に変わった様子はないようにも思えた。]
(250) 2014/03/20(Thu) 00時頃
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分かった。じゃあ、行こうか。
[頷いたのを見て、そういうと一緒に部屋を出る。 共用スペースに人はどれくらいいただろうか。 花束を持って入るのはまた違った意味で恥ずかしくはあったが、それでも勿論何処かに置いておくなんて発想はない。しっかり抱えておいた。]
…神様、いる?
[自分も小声で呼んでみたり。]
(251) 2014/03/20(Thu) 00時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/20(Thu) 00時頃
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はぁい♫ 呼んだ?
[いつの間にそこにいたのか、二人の足元にちょこんと座っていた。聞かれる前に、花束を抱える倉田に残念なお知らせをひとつ。]
ここにあるものは、もって帰れないよ。 ユーたちが帰る場所と、ここは、違う場所だからね。
二人で扉の前に行ってごらん?
(252) 2014/03/20(Thu) 00時頃
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…だろうなあ。
[なんとなく、そんな気はしていた。]
共用スペースに花瓶置いて飾るってのはどうだろ。 …あ、そうそう。冷蔵庫の試作品ケーキ食っていいぞ。 味見して味覚えたし、戻ってから完成品作るから。直径5cmくらいのが5個入ってる。
で、扉の前に行くんだな?
[花束の処遇を決めた後、おれは莉乃ちゃんを連れて扉の前へ行ってみることにした。]
(253) 2014/03/20(Thu) 00時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/20(Thu) 00時頃
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[自室の扉の前に座り込んで、さっき本田の髪に触れた自分の指をひたすら見詰めていた。]
(──触ってしまった。)
[息は整ったものの、未だに心臓がばくばくと早鐘を打っている。 己の言動が理解出来ない。肌では無かったかもしれないけれど、でも。つい今朝まであんなに、服越しですら他人に触れるのはいやだったのに。]
(髪柔らかかった肌きれいだった瞳がおっきくてうるうるしててなんかイイ匂いした)
[物心ついて以来、自分からあんなに女性に近付いた事はない。 落ち着こうにも、一瞬を切り取ったみたいに脳に貼り付いた彼女の印象が、気配が、瞬きの度にちらついて。
再び血が集まる顔を両手で覆い、そのまま前髪をぐしゃぐしゃと掻き散らす。どうしよう。生まれて初めて。]
(──触りたいと、思ってしまった。)
(254) 2014/03/20(Thu) 00時頃
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あ、いた。
[いつの間にいたんだろう。足元にちょこんと座るシーサーを見て、思わずそう呟いていた。 持って帰れないと聞けば、残念そうにするも。仕方ないかあと。]
……うん、わかった。 神様。これ、飾ってくれる?
[シーサーが承諾してくれたにせよ断られたにせよ、花束を渡した。 そして流と共に、扉の前まで歩いて行く。]
……戻ったら、絶対会いに行くね。
[彼にだけ聞こえる小さな声で告げ、目が合ったなら微笑みかけただろう]
(255) 2014/03/20(Thu) 00時半頃
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えっと、莉乃ちゃん。
[扉が開く前に、これだけは伝えておこう。]
新作のケーキ、楽しみにしてて。 向こうへ戻ったら、すぐ持ってくから。
(256) 2014/03/20(Thu) 00時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/20(Thu) 00時半頃
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…ん、待ってる。
[おれも、彼女の笑みに応えるように微笑みかけて]
おれの方から押しかけるかもしれないけどな。 新作のケーキを引っさげて、さ。
(257) 2014/03/20(Thu) 00時半頃
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[ちゃんと見ていたのだ。 さっきだって、甲斐田のピストルの音を合図に、きっちり99本の、ピンク色のバラの花束をふらせた。 もちろん、種も仕掛けもない。
持って帰ることはできなくても、これからいくらでも贈る機会はあるだろう。]
わぁい、試作ケーキ! ユー、準備いいね、ありがとう! んふふ、大事に食べなきゃね。
花はわかったー、飾っとくね♫
[倉田から渡された花束は、エンジェル・さいとうが代わりに受け取る。 そうして、扉の前へと歩いていく二人を眺めて。 あれだけ押してもひいてもびくともしなかった扉は、二人で、ノブに手をかければすんなりと開くだろう。]
(258) 2014/03/20(Thu) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/20(Thu) 00時半頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/20(Thu) 00時半頃
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[扉へと向かう二人に、最後に意地悪な笑みを浮かべた。]
……あ。そういえば。 記憶は絶対残るなんて、ミーは一言も言ってないよ。
[ 記憶が残るかどうかは ユーたち次第だよ。 ]
[確かに、そう言ったはずである。(>>1:128) 全く覚えてない人もいるということなのだけれど。 いつの間に、ここでのできごとは絶対覚えてるという話になったのだろう? 果たして二人はどうだろうね?]
(259) 2014/03/20(Thu) 00時半頃
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――……、ああ。あの二人。
[ビールを呷っていて。ふと気付けば、扉の前に。
――ああ、やっぱり。 そんな納得と祝福と。ほんの少しの、あと何か]
(260) 2014/03/20(Thu) 00時半頃
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[がちゃりと扉が開く音がする。出てきたのは甲斐田と倉田の二人>>249。あれ、と思いながら二人を見やった。何か、雰囲気が違う様な――そんな気がしたのだ]
(……どうしたんだろう)
[何やら二人で話し合って扉の前に移動している。 扉が開く算段がついたのだろうか。声をかける事も出来ずに二人の姿を見ていた**]
(261) 2014/03/20(Thu) 00時半頃
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ま、完成品を一番最初に食べるのは莉乃ちゃんなんだけどな。
[しれっとした顔で言い放った後、ふたりで同時にノブへ手をかける。 ほんとうに、あっけないほどあっさりと扉が開いた。]
手、繋ごうか。
[おれは右手を差し出す。]
…絶対じゃないにしても、可能性はゼロじゃないだろ? 覚えてる方に賭けるさ。
[仮に忘れていても、思い出せると信じて。]
(262) 2014/03/20(Thu) 00時半頃
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うん、楽しみにしてる。
[一瞬きょとんと目を瞬かせ、すぐに嬉しそうな笑顔を浮かべてそう返した。――彼の為に、新しい手品でも考えてみようか。]
あはは、どっちが早いかな。
[彼の言葉にくすくす笑ってそう言うと、今度は彼にも聞こえるか分からない小さな声で]
じゃあ、またね。
[きっとすぐに会えるはずだから。シーサーの言葉>>259に一度だけ振り返り、笑いかけた。そしてまた扉の方を向いて、ドアノブに手を掛けた。びくともしなかった扉が開く。 差し出された右手>>262をそっと握ると]
忘れてしまっても、きっと思い出すよ。
[その言葉は、さっき向けた笑みにも込められた思い]
……行こうか。
[そのまま彼が頷けば、扉の向こうへ足を踏み出した*]
(263) 2014/03/20(Thu) 00時半頃
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[手を繋ぐ二人の頭の上には、大きな桃色をしたハートが見える。
他の人には見えないそのハートは、綺麗な輝きを放っていて。]
随分と大きくなったねぇ♪
[それを見れば、妙な生き物は満足そうに頷いた。]
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[差し出した右手を握る、小さな手。 そのぬくもりを感じながら、おれは一度だけ頷いた。]
ああ、そろそろ行こうか。
[彼女と一緒に、扉の向こうへ。**]
(264) 2014/03/20(Thu) 00時半頃
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[――お幸せに、と。 開いた扉を越える二人を目の端に、口のなかだけで呟いた。
うん、そう。それが、大人というものだ。 少なくとも――ここに集められたなかでは、私は年長なんだし]
(265) 2014/03/20(Thu) 01時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/20(Thu) 01時頃
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んふふ♫ 言うようになったね〜〜!
[あれだけ卑屈だったのが、まるで嘘のように強気な台詞。(>>262) そんな甲斐田の様子にころころと笑いながら、]
じゃあ、次は死なないようにね♪
[そう声をかければ、二人は扉の向こう側へと、一歩足を踏み出した。*]
(266) 2014/03/20(Thu) 01時頃
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[缶ビールを、ことり置いて]
――珈琲を一杯、お願い。
[神様でも、さいとうさんでもいいけれど]
――ところで気になるウェイトレスのあの子は、 知らぬ間に辞めていったと、誰かが言ってた――、か。
[あれは、いつの歌だったかな。わりあい好きな、二人組のマイナーな曲]
(267) 2014/03/20(Thu) 01時頃
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[手指を組んで、目を閉じて。 開けば、いつの間にか、コーヒーカップ。
立ち昇る湯気を眺めながら、うろ覚えのフレーズを小さく口ずさむ]
――そんなことはお構いなし。 ただこの店の珈琲を飲んでいるのであって――、
[一口だけ、黒い液体を啜る]
やましい事は一つもないとは思うけど――……、
[一度、瞑目する。そう、歌詞にもあるとおり。 ただ、あの珈琲が美味しかったから。惜しいと思うのは、ただそれだけ]
――……こうして珈琲飲んでるときだけでいいから、時間が止まればいいのになぁ……ね。
[――ほとんど残ったカップを、ソーサーに置く。この珈琲は、とても苦かった*]
(268) 2014/03/20(Thu) 01時頃
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