218 The wonderful world
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人
狼
墓
少
霊
全
ジェームスに8人が投票した。
ミナカタに1人が投票した。
ジェームスは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
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― 回想/7日目のおはなし ―
……ん。 にいが、いたいいたいは、嫌……だよ、
[どうせママの言い付けで『妹を大事に』とかドロクエの作戦みたいなことを言われているんだろうなぁ、なんて想像を。 そこまでママにも、兄にも心配をかけてしまうのは殻に閉じこもって外に踏み出すことを知らないからなのだろう。 理屈ではどうすればいいのか、は分かっているのにどうしてもその不可視の壁の解除方法が分からずにその場で足を止める。 どんなにゲームが得意なプロニートでも、どんなに電脳世界で賞賛を浴びようとも、この糞ゲーの攻略法は未だに見出せそうにない。
でも、こうして非日常に落ちて別の角度からそのゲームを見たのならば、 ――少しくらい攻略法や、バグが見つかりはしないだろうか。 なんて淡い、淡い、ニートなりの希望。]
(0) 豆腐 2015/03/20(Fri) 07時半頃
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…………、 …………ころしたやつを、ころす?
[その為に得ようとした質問の答えは微塵も予想していなかったものだったから、素っ頓狂な声で呟く。 きっと、いつもみたいに分かりにくい冗談を言って楽しんでいるのだろう、そう思った。が。 その後話を切ろうとする兄の様子に言葉を詰まらせて俯く。 真逆の性格で、片やニートでコミュニケーション能力が絶望的に欠如していると言えども血のつながった兄妹なのだ。 少しくらいは考えていることの察しは付く。]
(1) 豆腐 2015/03/20(Fri) 07時半頃
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そのひとは……だれ……、
[ぐるり、ぐるり。普段は働かない頭が忙しなく動く。 『私たちを殺した人は今も生きているのか』『どうやって見つけ出すつもりなのか』『見つけたとしてどうやって接触するのか』 それから――――『その人を殺して何かが変わるのか』『誰かが救われるのか』 聞きたいことや言いたいことがたくさん浮かんでは消えを繰り返す。 それら全部を上手く纏める力量はニートには兼ね備えられてはおらず、ようやく口に出来たのはその一言だけ。
それから思い出したように、]
ひとにやられて……いやなことは、……やっちゃだめ、なんだよ。
[ぎゅっとケン太くん(腕)を引き寄せて少しだけ声を張って付け足した。]
(2) 豆腐 2015/03/20(Fri) 07時半頃
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流浪者 ペラジーは、メモを貼った。
豆腐 2015/03/20(Fri) 07時半頃
小悪党 ドナルドは、メモを貼った。
小人白夜 2015/03/20(Fri) 09時頃
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人にやられて嫌な事? あぁ、そうだ。間違ってない、お前は正しいよ日向
[否定はしない 確かに自分がされて嫌な事は人にやってはいけないと。それは幼き時から誰でも教わる事だし、良い子である日向はそれを守るだろう]
今回に限っては、向こうが先にやってきただけだ 1には1を返す。別に倍返ししようってわけじゃねぇんだよ
[自分を正当化している事くらいわかっている。そんな事をしても何も得が無い事も 日常を非日常に変えた相手を、希望を絶望に叩き落とした因縁の相手を、殺すために ただその復讐心だけで今を生きていると言っても過言では無いのだから]
(3) 黒戌 2015/03/20(Fri) 12時半頃
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いい加減その腕捨てろよ… 着いたぞ。このクソ高いビル…登れんのか?
[チラリとエレベーターを見る。それは起動していたかもわからないけれど もし起動していないのならば、その高いビルを1つ1つ、階段で登っていくしかないだろう。自分は平気だとしても、妹の日向が絶望的に体力が無いとして、担いでまで登る気力があるだろうか]
……おい、日向 牛歩戦術だ。ちょっと階段でレベルアップしながら行こうぜ
[ため息を1つ吐く。こればかりはどうしようもない エレベーターを落とす、とかもゲームの定石だし、何かが待ち構えている事も、途中で止まる事も ならば今信じられるのは階段だけだ**]
(4) 黒戌 2015/03/20(Fri) 12時半頃
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―6d/マスブラ準々決勝:乍目線―
ついに…ついに当たっちまったか!!
[≪混沌の貴公子≫と≪切り裂く閃光≫の闘い マスブラトーナメントの中でも指折り数えられる強敵。流石人気なだけあって観客の人数も他と熱気が違い、つい自分が見えなくなりそうだったが、なんとかいい位置を確保する事が出来た ≪混沌の貴公子≫と≪切り裂く閃光≫、それから試合うテーブルが見える事を確認すれば満足そうに頷く]
ん…?≪混沌の貴公子≫の様子が変だな ――ッ!!まさか、あいつ参加者か!
[仮面の少年が死神である事は参加者ならば知っているはず。その会話は上手く聞き取れなかったが宣戦布告というわけでも無さそうだ 詰まる所、≪混沌の貴公子≫は参加者であり、自分達と一緒にミッションをこなしているという結論に達する。やべぇ、テンション上がる ≪混沌の貴公子≫が大声で宣戦布告をすれば、会場は一気にヒートアップする。ついついそれに釣られて乍も吠えてしまう程だ]
うぉぉぉぉ!!!!≪混沌の貴公子≫!! そいつをぶっ潰せェェェ!!!
[その声は観客の声でかき消されてしまったか SLASHS IN!とお互いが叫べばバッジがテーブルの上を駆けまわる]
(5) 黒戌 2015/03/20(Fri) 13時頃
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は、始まった!!! なんだあの動きは!今までとレベルが違いすぎる…
[放たれたバッジ。≪切り裂く閃光≫のバッジは目にも留まらぬ早さで相手のバッジに突進していく 突然の出来事に≪混沌の貴公子≫も対応出来なかったのだろう。その攻撃をモロに食らってしまい、テーブル端まで持っていかれる 一瞬でつきそうだった勝負。≪切り裂く閃光≫が光の速さでトドメを刺しに行こうとした時の事だった ≪混沌の貴公子≫のバッジが衝撃波を繰り出し、≪切り裂く閃光≫のバッジは反対側のテーブル端まで持っていかれる]
で、出た!!≪拡散する破壊(サラウンド・デストラクション)≫!!! ≪混沌の貴公子≫は攻撃だけじゃなく、防御にも使うのか スキルの応用、これは熟練者のマスブラーだから出来る技… 流石人気なだけあるな、やはり一筋縄ではいかないものか
それよりも、凄いのはあの死神だ…いや、死神じゃない ここでは≪切り裂く閃光≫だったな… ≪混沌の貴公子≫で無ければ開始1秒足らずで勝負が付いている所だった。あいつ、只者じゃないな。なんで死神やってんだ?
(6) 黒戌 2015/03/20(Fri) 13時頃
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[そんな疑問はさて置き、2人が一瞬睨み合って、ニヤリと笑ったように見える どんな会話がそこで行われていたかはわからないが、流石は、と褒め合っているようにも見える。それを見た観客は興奮と熱気で更に騒がしくなる]
なっ…!?み、見えない!! こんな事がマスブラであり得るのか!?
[2人を見ていた時の話だった。そこまであったバッジは一瞬にして消え去り、テーブルではバッジとバッジがぶつかり合う音だけが鳴り響く それでもそのバッジを目視する事は出来ず、隣に居る観客がただただ驚いているのがわかる]
『なんて凄い早さのバッジなんだ…。俺でなきゃ見逃しちゃうよ』
[その風格からして恐らく熟練者。そんな彼でも目で追うのが精一杯というのだからこのバトルのレベルの高さが伺える 素人が出る幕ではなかったのかもしれない。今起きている状況を説明しようにも語彙力と、見る能力が無さ過ぎて伝える事が出来ないくらいだった ようやく見えるようになったバッジはお互いボロボロで、手入れをすればなんとかなるだろうが、この闘いではあまり長く続けられそうになかった
その瞬間、≪切り裂く閃光≫のバッジが4つに分身する]
(7) 黒戌 2015/03/20(Fri) 13時頃
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あ、あれは……!!! バッジの動きが早すぎて4つに見える…だと!?
[その4つに増えたバッジは≪混沌の貴公子≫のバッジを囲みだす ≪拡散する破壊(サラウンド・デストラクション)≫を使い、防御へと回る≪混沌の貴公子≫のバッジも徐々に≪拡散する破壊(サラウンド・デストラクション)≫の威力が減っていき、遂に攻撃が当たるようになってしまう]
ぐっ…。あの分身、ただ目眩ましというわけじゃなさそうだ! あまりの早さに攻撃すらも有効となり、通常の4倍の攻撃を行う事が出来る…これじゃあまるで≪質量のある残像≫じゃないか!!
[卑怯だ、とは言うまい。場にある実際のバッジは1つ。ルールに則っているが、彼の攻撃が常識を逸脱しているのだから 4つあったバッジは1つへと収束していき、そのバッジ自体が“ブレ”たようにも見えた、その瞬間の事だった]
なっ!?≪混沌の貴公子≫め!血迷ったか!? こんな所で≪聖騎士王の必撃(ラスト・エクスカリバー)≫を使うだなんて!!
(8) 黒戌 2015/03/20(Fri) 13時頃
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[≪聖騎士王の必撃(ラスト・エクスカリバー)≫は相手の動きを多少止める効果がある。それでも外せば自分も動けなくなる 対して相手の攻撃は既に行われており、ブレた身体は既に消え去っていた 最後の闘い、お互いのバッジが交差するように見えた――]
――な、何が起きたんだ…
[お互いのバッジが光に包まれる ≪切り裂く閃光≫の鋭い光 ≪混沌の貴公子≫の全てを包む光 それらがぶつかり合った時、会場は大きな光で目が眩み、視力が回復した時には≪切り裂く閃光≫のバッジは吹き飛ばされ、そして死神の…否、≪切り裂く閃光≫の手の中に収まった]
…か、勝った……のか?
[ドラゴンキューブを読んでいる気分だった それに出てくるイムチャの気分で、何が起こったかさっぱりわからないくらいに ≪切り裂く閃光≫の最後の必殺技。噂に聞いていたが、本当にあるとはにわかに信じがたい]
光の速さをも超える、神速の攻撃… ≪死の一閃(ソニック・インフェルノ)≫……!!
(9) 黒戌 2015/03/20(Fri) 13時頃
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[2人が握手を交わせば静まり返っていた会場は再び熱気に包まれる 叫ぶ人、嘆く人、健闘を称える人。乍自身もいつの間にか拍手を送っていた 熱いバッジ同士のぶつかり合い。その先にあるドラマを見せられたような気がして。きっと彼等の中にも友情が芽生えたに違いない 昨日までは殺し殺される仲、今日だけは…それすらも忘れて繋がり、握手を交わし。そして今がある マスブラとは世界を制する。誰とでも繋がる事が出来る。そんな素晴らしいゲームなんだと 今まで自分が知らなかった事が、人生を損していたのだと思い知ってしまった]
マスブラ…奥が深いな もし、生きて帰れたら日向に教わってみるか
[パーカーの裏に付いているたった1つのバッジ。今度はそれを相棒として 偽物の≪終焉の救世主≫としてではなくて、本物の≪終焉の救世主≫としてこの大会に出て 自分こそが≪マスブラ界の神≫になるんだと、強く決心した**]
(10) 黒戌 2015/03/20(Fri) 13時頃
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―7d:展望台にて―
まだ居ますよ!気をつけてください!
[>>7:161自分へと向かって来た熊が、地面へと溶ける。けれど、それを仕留めた男の手は、何処か不自然に震えていて。
舌打ち。使いこなせないものを、何故こんな時に使うのか。ホント、後先考えないんだから、この人は。
彼の近くに走りより、未だその姿を保ったままの獣を睨みつけ。地面に手を付けば、拳を彷彿とさせる円柱が、黒い体躯を退けんと飛び出すか]
(11) ふゆのひと 2015/03/20(Fri) 14時頃
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[同時に、男に注意を促されれば、咄嗟に振り向く。向かってきた苦無の方にも手を伸ばして――1
1.熊を退け、2(1.自分 2.パートナー 3.両方)に飛んできたクナイを弾き飛ばした。 2.クナイは弾き飛ばしたが、熊の攻撃が腕を掠った。 3.熊は退けたが、苦無が肩口を切り裂いた**]
(12) ふゆのひと 2015/03/20(Fri) 14時頃
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[やはり、2つ―いや、3つのものに意識を向けるなんて難しい話で。 鋭いクナイが自身の3(1.足 2.頬 3.腕)を切り裂き、よろめいた。
忍者は武器に毒を仕込んでいたりする、なんて、いつか聞いた与太話が頭を過る。 と言っても、あの死神の振る舞いは忍者と程遠い。そうでない事を祈るばかりだ**]
(13) ふゆのひと 2015/03/20(Fri) 14時半頃
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― 最終日/エレベーター前にて ―
……。
[男の方。腕がないのをどうするつもりかと思っていたが、なるほど。 造り出された屈強な顎はいともたやすくノイズ達を、消し去るまで何度も何度も痛めつける>>7:156。 自分が差し向けたものだとはいえ、多少ノイズに同情してしまったり、なんて]
…んー、まあ、そんなトコ。 俺の財布の中身とか、消滅とかがね。
負けるわけに行かないのはどっちも同じって事。
[聞かれたこと>>7:157には適当にお茶を濁しておこう。 そして、先ほどからの二人のやりとりを見ていて、何となく思った事――ミッションには全く関係ないのだけれど。]
…ねえ、二人はさ… 恋仲…だとか?なの?
[こてり、首を傾げて、そんな素朴な疑問を投げかけてみたか]
(@0) ui6 2015/03/20(Fri) 15時半頃
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なるほど、割と切実だな。
[消滅ってことは、向こうも命がけなんだろう。>>@0 その上、給料でももらってるんだろうか……仕事? そう思うと、同情の余地はあるのかもしれない。]
でも、負けるわけにいかないってのは、むしろ助かる。 こっちも遠慮しなくていいってことだからな。
[向こうが好戦的であれば、こちらもそれで応えればいい。 できるだけ人を助けたいのに嘘はないが、流石に命狙われてもそんなことが言えるほど図太くはない。
何より……ルール無用の戦いは嫌いではない。]
(14) pepaki 2015/03/20(Fri) 16時頃
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[が、次の言葉には吹き出した。]
だーかーらーさぁ!? なんでそうなるんだよ! ただの幼馴染だよこのやろう!
[別に自分としてはどうもこうも思わないが、そう見られていると、リンネに申し訳ない。 ……生き返ったらまたクレープ屋とか行ってみたかったが、自重したほうがいいのだろうか。]
(15) pepaki 2015/03/20(Fri) 16時頃
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うっせーな!分かって、らっ!
[注意を促す声>>11に、噛みつき返すのは反射。 じんじんと痺れる指には、笑うしかないな。その分威力は確かなようだが。
感覚の鈍い指先で撃鉄を起こす。 近くでコドモがよろめいた>>13気もしたが、何も駆け寄るだけが優しさじゃないんだぜ、と言いたい所である。
M500。再度、その浪漫を追求した不具合だらけの拳銃は、兎に角強い弾を飲み込もうと、その装填数を削った。 残り二発。では片付かないだろうが。ひとまず時間は稼がねば。
銃口を残った獣に向ける。 ひとまず、ガキ、体勢を立て直すくらいの時間はくれてやる。]
(16) nabe 2015/03/20(Fri) 16時頃
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[指が引き鉄にかかっているのかいないのか。 感覚が妙に遠いせいで、触れるもの全てが気持ち悪い。 まァ、気にしてられないよな。考えている暇も、じっくり的を見定める暇もない訳で。 思案を巡らせたのはそこまで。 両指に、思い切り力を込めた。
3 1.放たれた銃弾は、目標に撃ち込まれた。 2.反動を抑えきれず、軌道が逸れ、掠る程度に終わった。 3.手の中で何かが爆発するような感覚に、思わず銃を取りこぼした。]
(17) nabe 2015/03/20(Fri) 16時頃
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― 7日目・エレベーター前の戦い ―
[瞬きすれば、幼馴染みの猛攻を見据える。 サメとカラスの両方を倒し、次に備えている。 無事に、両の足で立っている。
その時に彼から投げ掛けられた言葉の潮流に、私が心の奥で塞き止めていたものが押し出され、ついに流れ出る。]
あんたが、まぶしかった。 自分で何にもできない私と違って、才能もあって、成長していくあんたが。
あんたの傍にいる時間が楽しかったし、あんたの力になりたかった。 あんたの足を引っ張りたくなかったし、あんたに頼られたかった。
あんたがいないと――私が生きる意味なんて、ない。
(18) myu-la 2015/03/20(Fri) 17時頃
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私は、あんたに必要なの? 私がいないほうが良かったんじゃないの? ……そう思ったら、怖かった。
認めたくなかったんだ。 あんたと繋がってるってことを。 あんたとしか繋がってないってことを。 私にはもう、あんたしかいないってことを。
[全てを捨て去った本音。 彼の言葉がワガママだというなら、私の願いだってそれ以上のワガママだ。]
私に生きてほしいなら――
私の傍にいてよ。 私を、助けてよ。
(19) myu-la 2015/03/20(Fri) 17時頃
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[絵の仕事を失い、家族を失い、命を失い、色を失い、自分を失いかけていても。
それでも、テルとの絆がまだあるならば。
それを蜘蛛の糸として、再び生の世界へと昇れる。 そんな気がした。]
(20) myu-la 2015/03/20(Fri) 17時頃
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[>>@0ノイズを放った主は、仮面の向こうからこちらを見ているようで。 唐突に聞かれたそれに、動揺した。]
……違うよ。 全然。これっぽっちも。
[>>15幼馴染の否定の声の陰で、ぼそりと。
……実際のところ。 私が口走った言葉は、端から見たらとんでもない意味合いになるのではないか。 そう思うと戸惑った。 そんなつもりは、本当にない。 ない、はずだ。**]
(21) myu-la 2015/03/20(Fri) 17時頃
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―7d:展望台にて―
[>>11抗う拳の如き 黒き円柱が 雑音を その圧で弾き飛ばす。
展望台の端に どさり 重いものが倒れ込む音が響き それが のそり と また立ち上がる。
クナイをひとつ弾かれれば、舌打ちひとつ。]
―― …… チッ。 これくらいには 気付くでござるか。
[生憎、毒なぞは仕込んでいない。 本式の忍とかけ離れているのも また確かで。
―― 故に、その分 小細工より火力を持つのだが 其れは未だ。]
(22) 雨京 2015/03/20(Fri) 19時半頃
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[>>16突きつけられたその鈍色を 理解するでも無く 緩やかに起き上がる黒は 巨躯を揺らして 更に速を増しながら、駆ける。
そして 獰猛な獣は、 銃を取り落とした所を見逃す筈も無く。
今度は吹き飛ばさん と ばかりに 手を広げ 取り落とされた金属の音がした方へ 薙ぎ払おうとする ―― 。*]
(23) 雨京 2015/03/20(Fri) 19時半頃
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[>>17オッサンの尻拭いなんて御免被りたいのだけれど、そうも言って居られない訳で。全く、肝心な時に頼りにならないんだから、この人は。嘆息。
ずしりと重い鉄の塊は、まるで本来の姿を忘れてしまったかのように地面を滑って、此方の方へ。 躊躇いなく、手を伸ばす。金属らしい冷たさが指に伝われば、銃はぐにゃりと姿を変える。 瞬きの後、金属の塊の代わりに、小振りな斧が転がっていたか]
(24) ふゆのひと 2015/03/20(Fri) 20時半頃
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[ほ、と息を吐く。煙草程度の大きさになるのではなく、あくまで、手に取った時の質量だけという認識になるらしい。全く、都合の良い能力だ。 そして、変化さえさせてしまえば、あとは此方のもの。
自分では持つだけで精一杯。そんな斧が、ふよりと浮き上がる。生憎、自分の目線より上には向かってくれないけれど、十分だ。狙うは、重々しい体躯を支える二本の脚]
(25) ふゆのひと 2015/03/20(Fri) 20時半頃
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いい加減、大人しくしてください。
[パートナーに注意を向けていた熊>>23の背後から、横薙ぎに刃が振るわれる。上手くいったならば、その足から、何かを叩き折るような、鈍い音が響いたか。
それから、丸腰の相方に振り上げられた爪はどうなっただろう。そこまで面倒は見切れないし、難なく避けてくれたついでに仕留めてくれたと信じたい]
(26) ふゆのひと 2015/03/20(Fri) 20時半頃
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……それで、いつまで茶番を続けるおつもりです? 流石に飽きてきたんですけれど。
[遠巻きにこちらを見遣る男に向けて、浮かべた嘲笑。腕に滲む赤を意識の外に追いやり、黒装束に向けて、下手くそな挑発を。 こういうのは隣の男の専売特許だろうけれど、生憎彼は体制を立て直したところでしょうし。
さて、見据えた先――忍者は乗るか、それとも**]
(27) ふゆのひと 2015/03/20(Fri) 20時半頃
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[――― べきょり
>>25重々しい、銀色の光沢が 禍々しい光を差しながら 二本を叩き斬り。
薙ぎ払おうとする凶爪は その軌道を歪ませ 重力に従い 下げていく。
逸れゆく爪よりも 前のめりにその巨躯が沈もうとする方が 危うかったかもしれない。 ]
―― 茶番など 行っているつもりは 皆目無いでござるよ …… ‟こちらも”必死なのでな。
‟急ぐと死ぬ”。 ―― 唯 機を見ていただけ也。
(28) 雨京 2015/03/20(Fri) 21時頃
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[>>27浮かべられた嘲りの色。 その挑発に眉根一本動かさぬが。 代わりに応じるように バッジを弾く。
今度 出づるのは 雑音では無く 揺らめく鬼火が六つばかり。]
…… しかし そうだな。 刻を待つばかりでも退屈する上 何より つまらぬもの。
…… ここは。
――― ‟アブハチトラズ”、 さっさとケリをつけるでござらん。
(29) 雨京 2015/03/20(Fri) 21時頃
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その身を 火遁に焦がすがよい
[其のコトバと共に バッジを弾く音と同時に また空を裂く。
その姿が消え 鬼火は三つに分かれたりて 上空に躍り―― 小さな花火の如く ふたつの影の上で 弾けんとす。
それと共に、二人から少し離れた先。 展望台の開けた
ヒラサカ区の一帯が見下ろせる その硝子の手前。
逆光を帯びて顕れ 実体を掴ませずに 影絵のように浮かび上がる輪郭は ‟人の姿”のものでは無い。 ]
(30) 雨京 2015/03/20(Fri) 21時半頃
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[轟 と、 音に気付けば 今まさに 空気が真空の中に呑み込まれ
真空の刃―鎌鼬―が 形成されゆくのを 見ることが出来たかもしれない。 *]
(31) 雨京 2015/03/20(Fri) 21時半頃
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あっれ、違うんだ? …ふーん。
[ダブルで返された否定の言葉>>15>>21に仮面の下で怪訝そうな表情を浮かべ。 まあ確かに、"参加料"は別にもらってるようだからあながち間違いでもないのかもしれないけれど。 でも、先程から聞こえてくる二人の会話は、言葉は――?
…対人関係って難しい。恋人はおろか幼馴染や友達すら満足にいなかったジャックはそう結論づけることにした。]
(@1) ui6 2015/03/20(Fri) 21時半頃
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…まあ、いいか な、お前ら…ゲームクリアした後はどうなるか、知ってる?
[…今の俺がやるべくは、足止め ゲームマスターの居る最上階に彼等をたどり着かせないために。 現在最上階がどのような状況になっているかは見当も付かないけれど。ミッションをクリアされるだろう要因は少ない方が良い
じっと参加者二人を見据えながら、弾かれたバッジ 再び鮫型と鴉型のノイズが3体ほど飛び出してきて、ジャックの周囲をぐるぐると回る。 そのうちの一体の鴉型ノイズに、相手に聞こえないように小さな声で]
(――…女の方の絵筆。 あれ、狙ってみてよ。)
[号令を出すまでは襲わせない。 とりあえず、相手の様子を窺っていようか]
(@2) ui6 2015/03/20(Fri) 22時頃
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…………ん。
[こくこくと頷く。無表情に、淡々と。 言いたいこと、伝えたいことはまだまだたくさんあるというのに、伝える術を知らないニートは物言いたげに瞳を揺らしては唸り声を。]
―――わかった、
[そうして吐息交じりに同意の言葉と紡ぐと目を伏せる。 きっと私が紡ぐ拙い言葉では母のそれのような強さを持たないのだろう。 言葉にすればする程に何だか綺麗ごとを吐き出しているだけのように聞こえてしまうような気がして。 それ以上ゲームのはじまりについて聞くのは止めた。 勿論、気にならないと言ったら嘘になる。 でも、どんなことがそこにあったとしても今此処にいる事実は変わらないのだから。 今は――、兄が悪い子にならないようにママの代わりにその手を摑まえていようと思案する。]
(32) 豆腐 2015/03/20(Fri) 22時頃
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…………、 …………すてなきゃ、……だめ? …………ケン太くんは、もう……家族。 言い換えるなら、……まいふぁみりー。
[それはもう捨て猫を戻して来いと言われた子供のような表情でしとしとと呟く。 ゲームの半分以上の時を共に過ごしていたケン太くん(腕)の存在。 そこにある絆はもう既に友情なんて安っぽい言葉では言い表せないものへと変わっていた。 兄がどうしても捨てろというのであればそれに従うだろうが、今回ばかりは渋る素振りを見せるだろう。 それ程までにケン太くん(腕)は妹の心を射止めているのである。]
…………良い考え。 でも、にい……階段も危険。 ……気を付けなきゃ。
[目の前に聳える階段。ボスの所へと辿り着くまでに何段あるのかは予測できないが、この建物の景観からして長い戦いになるだろう。 言うなればこれはボスダンジョン。『何の仕掛けも無く無事に辿り着ける訳がない』とケン太くん(腕)をドラゲナイ無線を持つように口の前に構え兄に告げる。 真剣な面持ちで『宝箱があっても警戒するくらいの気持ちで行った方がいい』と付け足すと、一人でに頷き。]
(33) 豆腐 2015/03/20(Fri) 22時頃
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……いのち、を……だいじに。
[ドロクエっぽいことを呟いた。]
(34) 豆腐 2015/03/20(Fri) 22時頃
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っし、
[迫り来る影>>28に、慌てて横っ飛び。 爪を受けようと安全ヘルメット―もっともジョークグッズにどれほどの耐久性があるのか―を構えたのは、無駄だったらしい。 なんとも滑稽である。
されど、この一瞬の時間も代えがたい程貴重であり。 一本、煙草を取り出し炎を灯した――ものの、特に何も起こらない。その事に首を傾げたのは、二度目だったか。
少し思案して、ああ、思い至る。]
……お前がそれ捨てねェと、次のが出せねェ……
[零したのはそんな不満。 愛し煙草は既に姿を変えていた>>25らしい。 煙草から銃へ、そして斧へ。ビフォア・アフターにも程がある。
彼が所有を放棄したなら、それは灰に還るのか、それとも銃へとひとマス戻るのか。]
(35) nabe 2015/03/21(Sat) 00時頃
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[ともあれ、体勢は、体勢だけは整った。 そんな頃合いか。また、意味深な言葉>>30。 と、奇妙な光>>29>>30が六つ、三つ、ゆるりと上りて。]
……火?、って、クソ!
[――"上"を取ったゆらめき>>>30に、咄嗟の判断でしゃがみ込む。 ついでにヘルメットも被る。 防御も、物理で殴れないモノも、男の管轄外であるので。*]
(36) nabe 2015/03/21(Sat) 00時頃
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[何時かや、さっきとは逆に、自分達に危害を加えんとする火種>>30を見て、咄嗟に叫ぶ]
……伏せてください!
[担任がパーティーグッズを纏いながら、その長身を屈めた>>36のと、花火が散ったこと、それから自分が地面へと手をついたのは、ほぼ同時だったか。
弾けるような音と同時に、自分と担任を覆うように出現する、土のパラソル。けれど、その傘の部分は急な勾配がついていたか。いうなれば、簡易テントみたいなものである。
便利ではあるが、一瞬、周囲が見えなくなるのもたまに傷で。 パラソルの向こう、浮き上がる鎌鼬>>31には3(1.3気付いた 2.違和感を感じた 3d.気付かなかった)]
(37) ふゆのひと 2015/03/21(Sat) 00時頃
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[言われなくて>>37も伏せた。 身長差だとかコドモの作るモノのサイズ感だとかは、七日間で嫌という程目にしてきたのだ。
ついでに。彼に投げ捨てられた刃物が燃えカスとなり地に積もるのを見て、 縮こまったまま、男は煙草に触れる。]
ちょこまか逃げてンじゃねーっつーの。
[いつの間にやら、また姿を消したGM様に、眉を顰めつつ。 パラソルの瓦解を待てば、男はゆるりと立ち上がり。
その姿は、酷く無防備ではあったが。]
(38) nabe 2015/03/21(Sat) 00時頃
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[じろり。眉間に皺寄せ、散々目付きが悪いと称された眼光が、周囲を見渡し、とある異変>>31に、2 1.気付いた。 2.気付く事無く辺りを見回す。
まあ、どちらにせよ。 何度と無く"馬鹿"と呼ばれた男の取る行動など、一つしかなく。
白い靄の中から現れた機関銃を構え、その弾数について思いを馳せながら、今度は男が言う番であった。]
……伏せとけよ。
[言わずとも低い頭に向けて。 そうして、引鉄を引く。]
(39) nabe 2015/03/21(Sat) 00時半頃
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[ ――――ダラララララ!
四方八方、360度周囲に向けて、その鉄の塊が全てを吐き出すまで発砲を続ける。 下手な鉄砲数撃ちゃ当たる、とも言うし、お手軽な機関銃など、弾幕を張るためのモノだと言われたその言葉の通り。
相手が身を潜めているなら、隠れていられる状況じゃなくしてやれば良いんだろう? と、迂闊にも重要な一つ>>31を見落とした男は考える。
さて、男の大雑把な捜索は、鎌鼬の侵攻を許したか。*]
(40) nabe 2015/03/21(Sat) 00時半頃
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[ >>38その挑発には黙した儘。 散る花火の音を合図として、 影は、地を蹴る。
其の黒は 人の輪郭を持たず 二足で駆け 手の先に鋭き鎌を持つ 黒きイタチの姿 ―― 。]
―― …シノビたるもの、身を隠して当然。
[>>40がなり立てる弾幕の雨の音に、 黒影の鼬の藍色は 微動だにしない。
身体の周囲に纏う真空の刃が、 向う道の 無作為にバラ撒かれる弾丸の勢いを殺し 二つに 鉛を裂きながら、『強行突破』する。
最もその旋風の如き 刃も 永続する訳でも無く、再生成される前に 散った風の後から 肩口に二発、脇腹に一発。]
(41) 雨京 2015/03/21(Sat) 01時頃
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[幕が開ける前に 風穴が闇色を穿てば 体勢を崩しかける、が。
そこは、シノビ故。
声も無く 其の 獣の脚力で無理矢理 地を一段を蹴れば、虚空へ跳び上がり
其の儘、アクロバットでもするように くるり 回転して体勢を立て直せば
そのまま 弾幕を‟飛び越えた”儘 散弾の中心へ 手にした鎌を、
頭上から振り翳さんと――。 *]
(42) 雨京 2015/03/21(Sat) 01時頃
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[見えない、というのは厄介な物で。 何処かにはいるはずなんだけれど、と呑気な事もそう言っていられまい。
振りまいた弾幕も、功をなさなかったのか、特に変化のない空間で、 それでも何処かから、自分らを狙っているはずの存在。 酷く不愉快な状況に、平穏な温室で生まれ育った男の本能が目覚めてくれたなら、それはきっと相当に幸運なお話で。
舌打ちを一つ。]
出てこい、っつ、の!
[そうして、男は何かを感じたかどうか。 ふ、と風が吹いた気もした。 その刃が目前へと迫った時>>42、1。 1.機関銃を、周囲の空間を凪ぎ払うように大きく振るう。 2.一歩ずれる。が、刃が身に当たるのを避ける事は叶わなかっただろう。 3.てんで別の方向を向いていた。]
(43) nabe 2015/03/21(Sat) 01時頃
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……わかった。
[初めて、だと思う。 リンネにこんな風に言われるのは。>>18、>>19 どれほど苦しんでたかなんて、分からない。 どれほど悩んでいたかなんて、知りもしない。 それでもいい。]
オレがお前を助ける。 オレがお前を生かしてみせる。
死なせねぇ。
(44) pepaki 2015/03/21(Sat) 01時頃
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[正面の死神は問う。>>@2 どうなるか、知らなかったこと。]
……知らね。 成功したら生き返るんじゃないのか? それとも、遊ぶための嘘か?
[嘘だったら嘘だったで、全員殴り飛ばすのだが。 話からすると、死神はある意味、別枠の参加者。 恨むべき相手は、別にいる。]
……まぁ、なんであれやることは変わんねーよ。
[ノイズの出現を見ても、構えたまま、動かない。 いや、動けない。動けば、対応できなくなる。 自分が狙われるのはいい。リンネを攻撃されるのは、駄目だ。
迎撃する、しかない。]
(45) pepaki 2015/03/21(Sat) 01時頃
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…… ―― ぐっ …!!
[>>43空に向けられた銃口。 其れを避けようにも、今度こそ体勢を直し切れず。
―― 空間を裂く余裕も無く、 その弾幕に 呑み込まれ、 弾かれ 近くの床に転がる。]
…… 拙者に動きに、気付くか
[恨めしそうな聲に滲ませ 無数の風穴から 黒いインクを空に融かす。 が、それでも 声に痛みは滲まず。
可視出来るだろう ハリネズミの如き毛を逆立て 跳ねあがるように 起き上がろうとするが 其れは、抗いようのない隙になるだろう。*]
(46) 雨京 2015/03/21(Sat) 01時半頃
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お、っと。
[気付いた、というよりは勘なのだけれど。 思いがけぬ収穫に、男こそが驚いた。纏う空気を緩ませ、数度瞬き。 したのもつかの間。ニイ、と浮かべるは悪役のような笑み。
相手が隙を見せたのを良いことに、ポイと武器を放り出す。 どうせ弾切れだ。地面に転がる野生の獣はコドモの管轄。 悠々と新たな一本を咥え、勿論、ゆっくり一服してやろうというわけではない。
いよいよクライマックスならば、やはり、馬鹿げていると笑われようと、携えるモノには拘りたいモノだ。 ふわり、と男の指先を白い靄が彩った。*]
(47) nabe 2015/03/21(Sat) 01時半頃
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[跳ねあがる直前。 転がる獣を 追い討つ動きがあるならば。 きっと その前か。
>>47投げ出された重い音に 藍玉に籠る 刀の鋭さは見逃さない。
白い靄が カタチを整える前に 何方が悪役か分からぬ笑みを浮かべる主に、 向けるは 紛うことなき 殺意]
―― ……甘い。 … 甘味のように、甘いでござるよ
[刹那 獣の周囲の圧力が高まり
―― 風が鋭さを帯びて、 幾本かの 風の小さな刃が 金よりも 確実性を踏んだ 目先の汚れた白衣の方へ向かい 乱舞しようとする。*]
(48) 雨京 2015/03/21(Sat) 03時頃
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[男の機転によって生み出された隙>>43。格好のそれを見逃すわけもなく。
数歩踏み出し、最早慣れた動きで床を撫でる。波紋が広がり、刹那、鎌鼬を貫かんと出現する、鉄格子にも似た、槍の大群。 それはまるでいつかのオリのように、鎌鼬を取り囲もうとするか。
歴史の読物で見た、中世の拷問器具が頭を過ぎったけれど、別に意識した訳でもない。如何に仕留めるかと考えた時にこうなっただけで。
男に向かった風圧>>48が視界の隅を過るが、今は元凶を仕留める方が先決だろう。下手に動いて、また獣を逃したらたまったもんじゃない。そう判断して、鎌鼬に意識を向ける。逃がして、たまるか。
地面から突き出した槍の大群。その切っ先が向かうは、ひとつの影。 その中心に居るであろう、刃を持つ獣の体躯を射貫かんと**]
(49) ふゆのひと 2015/03/21(Sat) 07時頃
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ーーッ!
[刃が届く寸前、向けられた殺意に、ぞわり。背筋が粟立った。 目を見開く。
分かってはいたが、切り替えが厄介なんだよな、と嘆く暇もなく、 風はその身へと到達する。
咄嗟に身を引かんとするが、避けきれるはずなどなく。 もう遅い。 何かに撫ぜられるような感覚。
刹那、1本の赤い筋が、白衣に包まれた3に浮かぶ。 1.腕 2.肩 3.胴]
(50) nabe 2015/03/21(Sat) 09時頃
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こ、の、クソッ……!
[随分と長く感じられた一瞬の後、掌に包まれていたロマン砲。
躊躇いもなく引き金を引いた。 狙いを定める余裕などなければ、ロクに構えも取らず発砲する、そのリスクは少なくはない。
勢いのままに火を吹いたソレは、勢い良く跳ね。 また、取りこぼしそうになった黒を、なんとか掴み取る。
白衣を濡らす生暖かい感触、鋭い痛みより、左肩、どうにも嫌な音がしたと、男は顔を顰めた。
生き返った暁には、修理の上で身体を返却して欲しい物である。 とは、まぁ、生き返りたくなどないと豪語した男に言えた話ではないのだが。**]
(51) nabe 2015/03/21(Sat) 09時半頃
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[相手の言葉>>45にくつり、笑いを零し]
そ、生き返られる 安心しなよ、それは嘘じゃない
[元参加者のよしみだ、教えてやるよなんて言う姿は それは愉快げなもので]
但し、どちらか片方だけだ 二人ともだなんて、そんなうまい話じゃあない
――さぁて、お前らはどうする?
[ゲームクリアして、離れ離れになることを選ぶか それとも、いっそここで二人とも消滅して 永遠に一緒に居るか――なんてね?
全くもって羨ましい悩みを持った奴らだ、そんなに心許せる相手が居るなんて。
相手の反応は待たず、先ほど出したノイズ達を彼等にむけて襲うように、パチンと号令の指を鳴らしたか]
(@3) ui6 2015/03/21(Sat) 13時半頃
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[風が牙を向けた直後 揺らぐ地の波紋に 咲く鉄の華。 その金属の匂いが 鼻腔を掠め。 囲むような槍の柵が 周囲を覆う。
ひとつ 舌打ちをするのと 切っ先が 抉るは同じ。 黒き獣の固き腕を 足を抉る。
文字通り串刺し ―― にしようとする槍が 貫く先は またしても空。 ]
…… ―― ッ、
(52) 雨京 2015/03/21(Sat) 15時頃
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[―― けれど、虚空から消える前。
確かに槍の幾許かは 黒の足を 手をを貫き、
其処に確かにあった 夥しい黒の水溜りが 空に昇華せんと 霧のようになっていた。]
――― …… 拙者は、
[―― 跳んだ先は 今迄のように背後を取らず 否 ‟取れず”。 槍の大群が処刑具のように誇る、その真後ろ。
―― 零そうとした続きは、 …… 轟砲によって 掻き消され。]
(53) 雨京 2015/03/21(Sat) 15時頃
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[ 真っ直ぐに。 そう 真っ直ぐに飛ぶそれを
風圧によって 軌道を捻じ曲げるのが関の山。 膨大で 凶悪な弾丸が、腕を貫いたかと思えば 左肩を 左の脇腹を以て
その浪漫とも言われる所以を見せつけるように 大きく抉るように ‟吹き飛んだ”。 ]
……く…、
貴殿らなぞにっ…! …… 御前達に!!
…… 未だ、 未だ!負けはしない!
(54) 雨京 2015/03/21(Sat) 15時頃
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俺は 此処で 果てる訳にはいかないんだッ…!
(‟ゲーム”に勝たねば、 この地は ―― )
[無感情に滲んだ 焦燥は 仮面≪キャラクター≫の内側を引き摺りだされ 藍を冷やかに輝かせ ――
散る花火の弾丸に 火が着いたように 方々の体に抗うように ‟吼える”。]
―― 散れ
……――― そして 霞に消え逝け!
(55) 雨京 2015/03/21(Sat) 15時頃
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[吐き出された執念が 黒き霧と成りて 足掻きの一手 四方の視界を昏くするだろう。
―― ドォン ッ、
凄まじい音が 木霊する。 其れは 不規則に 幾つも天に打ち付ける 間欠泉のような水柱。 狙いを定めるで無く 唯 無作為に圧殺せんと。*]
(56) 雨京 2015/03/21(Sat) 15時頃
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[舌打ち。槍の大群は、鎌鼬を蜂の巣にすることはかなわなかったらしい>>52。 と言っても、それなりに効果はあったらしい。明らかに鈍った動き。それを狙ったかのように撃ち込まれた銃弾。浪漫の塊とやらが、獣の体躯を抉る。
やりますね、なんて呟きは白衣には届かなかっただろう。何せ、あの轟音の後だ。耳鳴りに苦しめられている最中だろうから]
(57) ふゆのひと 2015/03/21(Sat) 16時頃
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僕らも、ここで死ぬのはゴメンですからね。
[ふん、と鼻を鳴らしつつ、鎌鼬を睨み返す。 隣の男を含めても良かったものか。まぁいい。少なくとも、また彼を“殺す”ような真似はゴメンだし。負けるわけに行かないのはこちらも同じだ。
しかし、まだ、終わらせてはくれないらしい。 焦燥を含んだ咆哮>>55に身構え、注意を獣へと向ける。けれども、それが仇となったか。 噴き出した間欠泉のような水柱>>56が、1(1.腕 2.胴 3.空)を掠めたか]
(58) ふゆのひと 2015/03/21(Sat) 16時頃
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[触れていた地面が、急激に熱を持つ。まずい、と重心を逸らすも、少しだけ遅かったらしい。 噴き出す水が、腕を掠める。その勢いは凄まじい。まるで、焼けた鉄の棒で殴られたかのような痛みに、顔を顰める。舌打ち]
ホンット、往生際の悪い……!
[痛む身体に鞭打って、再び距離を詰める。 半ば倒れ込むようにしながら触れた地面が、“歪む”。
硬い床が、鎌鼬を中心に形を無くす。まるで、水のように。 硬度を失った床は、素早い獣を床に磔にせんと、大きく波打った**]
(59) ふゆのひと 2015/03/21(Sat) 16時半頃
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[再び 地を駆けようと 一歩。 脚を持ち上げ 下ろした瞬間――。
其処にあるはずの『固い感触』が無かった。]
…… ―― !
[広がるのは、波紋のような揺らぎ。 其の歪み 磔にせんと波打つ水に気付くのは 一寸遅れた後。
―― その刹那は、僅か、 しかし 地に留めるには 充分過ぎる程の時間。
獣が空に消えるより先、 地に繋ぎ止められる方が 瞬く程の違いであれど 速かった。 *]
(60) 雨京 2015/03/21(Sat) 17時半頃
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……片方だけ? なるほど、嘘はついてねぇってか。
[死神は言う、今までと矛盾のないことを。>>@3 少しの後、笑みを浮かべる。 例えそうだったとしても、だ。]
言ったはずだ。やることは変わんねーよ。
[とにかく今を生き残る。それだけでいい。]
(61) pepaki 2015/03/21(Sat) 18時半頃
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まとめてきても無駄なんだよ……!
[顎の片方だけを大きくしてできる、刃。 一般的な刀と比べると逆刃になるが、突き刺し、裂くだけでも十分に威力はあるはずだ。]
何があっても、生き残る。 それには変わりねぇのさ。
(62) pepaki 2015/03/21(Sat) 18時半頃
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[地面に縫い付けられた獣>>60に、安堵の息を吐きかけて、唇を引き結んだ。 このミッションは、まだ、終わっていない。鎌鼬を――男を、倒さなければ。
先程のように、槍を繰り出そうとして――震える指先に気付いた。気付いてしまった。 人のカタチを成していたものを殺すこと。必要な事だとはいえ、どこか躊躇いがあったのも事実で。 今まで気にすることなく戦っていた筈なのに、いざ、それを自覚してしまうと、すっと頭に冷水をかけられたような気分になる。 あぁ、もう、悩んでいる場合じゃないのに。
そんな葛藤は、ほんの少しの間。けれど、痺れを切らしたのか、はたまた、自分の迷いを汲み取ったのか。知る由もないが、視界の隅を白衣が翻ったのが見えた。
男の手に握られた物騒な鉄の塊。その銃口が、ゆっくりと獣を見据え――
刹那、響いた轟音は、終幕の合図となっただろうか**]
(63) ふゆのひと 2015/03/21(Sat) 19時頃
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流浪者 ペラジーは、メモを貼った。
豆腐 2015/03/21(Sat) 19時半頃
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……―― こんな枷などッ…!!
[もがく。
―― 泥沼から足掻くように。 禁断化の反動のように 上手く動かない爪を 無理矢理地に立て。
呪縛から逃れようと、して ―― 。
――― パァン ッ
展望台に轟く 一声は。 最期に 運命に抗おうとする獣の体躯を 勢い良く 真中に風穴を開け 吹き飛ばし。]
…… が ッ ……!
(64) 雨京 2015/03/21(Sat) 20時頃
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[硝煙の奥。 血を口から零しながら、 ノイズ化が剥がれて 地をアカに染める。]
こんな、ところでくたばる訳には 行かぬのに、 …… ―― しかし これまで …。 眼前が昏く染まる中 抗おうにも 己の限界を否が応でも感じる。
そんな折に漏れるのは 何故だか 哄笑。 僅かにのみ動く躰は 悪足掻きよりも。 凝り固まった執念からの 自棄。 ]
(65) 雨京 2015/03/21(Sat) 20時頃
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―― く、 くくッ…… !
シノビはな 執念深いのだ ―― サムライのように 潔くは散らん
… 派手に 花火のように 四散してやろうッ!
[掠れ 妙に意志だけ籠った 残りものの滓のような聲に 何か気付く事はあるだろうか。
周囲の風が異様な静寂を生み 漂うは 何処か 火薬のような香。
―― バチリ バチリ と 火花が 風を打ち、
次の瞬間 爆風がフロアを支配せんとするだろう*]
(66) 雨京 2015/03/21(Sat) 20時頃
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―― ……‟ ”、
…… やはり 約束は守れそうにない な
[その直前。 呼ぼうとした名前は やはり 空白の儘。
何ひとつ してやることの出来なかった 一つの笑顔を思い出し、
伸ばそうとした手は動かず ―― 後は 散り行くのみ。 * ]
(67) 雨京 2015/03/21(Sat) 20時頃
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― イクリプス666/展望台 ―
[四散する様子を遠巻きに>>67 高見の見物と、見つめていた瞳を一瞬輝かせて]
…さよなら、ゲームマスター
[声色に悲しみはなく、 寧ろ何かが変わることへの期待を含んでいた]*
(@4) kaboo 2015/03/21(Sat) 20時半頃
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[止まない耳鳴りと、腕の痺れ。 随分とお粗末な攻撃だったが、ぶち抜いたならば幸いか。
とは言え、ぎこちない動きで再度構えを取る前に、轟音>>56。]
――――!!
[軽口を飲み込み、慌てて身体を捻る。 水柱が2(1.身体2.空)を叩き、その勢いに目を細める。]
(68) nabe 2015/03/21(Sat) 21時頃
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[その勢いに、息を呑んだ。 危うく叩き潰される所である。
相手はそのつもりだったのだろうが。]
――っと、
[体勢を立て直し、いざ反撃である、と思った矢先に、ぐにゃりと視界が歪む。 否、コドモの力か。薄っすらと口元に笑みが浮かんだ。 オーケイ、よくやった。そのまま切り裂いてしまえよ、と声高に叫び出しそうになる。
その間際に、気付いた。コドモの纏う不安げな色。]
(69) nabe 2015/03/21(Sat) 21時頃
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[理想の話をしよう。 確かに存在したらしい、未来の話をしよう。
例えば、親の命でもなく、何かの間違いでもなく、 自分の意思で、自らの足で、何かを目指し、 そして人に慕われ、自らもまた人を愛しむ事があったなら。
そういう未来が、あったなら。
随分と都合の良い妄想だが、 なんせ、彼は自分に手を伸ばした>>0:167のだ。
それはなんだか、悪くはない、かもしれない。]
(70) nabe 2015/03/21(Sat) 21時半頃
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[そして、理想の"センセイ"とは、 いつだってコドモを守り抜き、不安な顔など、させぬモノである。
――なので男は、ひらりと白衣を翻し、真っ直ぐに前へと歩み出た。 哀れ、囚われの獣を真っ直ぐに見据え、お子様に一言。]
……耳、塞いでろよ。
[響くぞ、と静かなトーンで告げた言葉は、轟音に呑まれたかも分からぬが。 両の手で、しっかりと握り締め、男はきっとこれで最後になるはずの引鉄を引いた。*]
(71) nabe 2015/03/21(Sat) 21時半頃
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[刹那。 どこか懐かしささえ覚える香>>66と、不隠な気配は膨張し。
――ドォン、と。
感じたのは、崩壊さえを期すような衝撃。 咄嗟に身を竦め、抗うように視界を探り、 コドモに向って、手を伸ばす。*]
(72) nabe 2015/03/21(Sat) 22時頃
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[大丈夫。ガキの一人くらい、守ってやるさ。
……今度こそは、嘘にはしない。*]
(73) nabe 2015/03/21(Sat) 22時頃
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[>>44彼からの返事に、目の奥が熱くなるのを感じる。 ああ、やめてよ。そんなの私の柄でも無い。素直にはやっぱりなれないから、ぎゅっと瞑って抑える。
彼に必要とされているなら、それだけでいい。
その時、死神は問う。>>@2 眉を顰めて聞けば、それは――「片方だけしか生き返れない」と。>>@3]
何それ、本気で言ってる?
[今までと話が違う――いや、そもそも両方生き返るなんてメールのどこにも書かれていなかったか。 上手いことルールに網目を作ったものだな、と唇を噛む。
テルとの会話で、生きる理由は見つけた。 彼が許してくれるなら、生きようと思った。 だけど、どちらか片方しか生き返れないのならば。
最初から、答えは決まっているじゃないか。]
(74) myu-la 2015/03/21(Sat) 22時頃
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[合図と共に放たれるノイズたち。サメとカラスが3体ずつ。>>@2 >>62構える幼馴染の隣で、絵筆を構えた。
迷うことはない。 そして、遠慮することもない。
この後に控えるゲームマスターとの戦いのことなど、考える余裕もない。 迸る感情が、膨れ上がる激情が、彼の力になりたい、ならねばならないと私の体を突き動かす。 片方しか生きれないのならば。私が礎になることは当然のように受け入れるのだ。
元々は、彼を生き返らせるために始めた戦いだ。 私が生きようと希望を持つことが、そもそも間違いじゃないか。 生に縋る事が、そもそも間違いじゃないか!
“もう、どうなってもいいや”。
仮面の死神の言葉により、一瞬、一瞬だけだが、自棄になり――その心の隙間に、モノクロの毒が流れ込む。 この色を失った世界に取り込まれていく。深く、深く。
そして、私は笑った。]
(75) myu-la 2015/03/21(Sat) 22時頃
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みんな、塗り潰してしまおう。 私の黒で。
ここは私の世界。すばらしきせかい。 ここにいれば何でも描ける。私の思い通りに何でもできる。
どちらか片方しか生きれないなんて、そんなの私の世界じゃない。 願いが全部叶わない世界なんて、私の世界じゃない。
私が世界を塗り潰す。何もかも何もかも塗り潰す。
そして――そこからテルを見守るよ。
[明らかに変質した感情で、淡々と言葉を紡いだ。]
(76) myu-la 2015/03/21(Sat) 22時頃
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[絵筆で空間のキャンパスに描くのは。 4日目の戦いで作り上げた大技――“黒い死神”。 あの時よりも、かなり巨大な姿で。
空想の死神の姿は舞う。 そして、迫り来るサメとカラスに容赦なく、冷気の塊である黒い鎌を振り下ろし、一瞬にしてその胴を切断、霧散させる。
一体一体確実に、順番に、淡々と刈り取っていく。 敵の攻撃が私たちの身に届く前に、確実に消し去る。
サメ、カラス、サメ、カラスと、続けざまに4体消し去ったところで――
>>@2残る一体のカラスが、黒い死神の隙間を縫って私の手元を突っついてきた。
からん、と音を立てて絵筆が転がる。]
(77) myu-la 2015/03/21(Sat) 22時頃
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――……!……?
[その一瞬、我に帰り、硬直する時間。 それが致命的であることが明白で。
残ったサメと、カラスが身を翻し、全速力で私を潰そうとやってくる。 回避も防御も間に合わない。
でも、私は微笑んだ。さっきとは違う意味合いで。]
(78) myu-la 2015/03/21(Sat) 22時半頃
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[ねえ、テル。 さっき言ったでしょう。
こんな私が必要だというなら。 こんな私でも生きていていいと言うのなら。 こんな私を守りたいと思ってくれるのなら。
――私を、助けてよ。]
(79) myu-la 2015/03/21(Sat) 22時半頃
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[耳を塞いでいても、鼓膜を揺さぶる破裂音。瞼をきつく閉じて、その光景から目を逸らす。 肝心な時に役に立たないのは一体どっちだ。こんな自分が、本当に嫌になる。
そうして、突如響き渡った哄笑に恐る恐る瞼を開けば、ばちり、と散った火花に目を瞠る。 ミッションをクリアした所で爆散するのか、と顔を顰めつつも、前方の白衣の背中に叫ぶ]
(80) ふゆのひと 2015/03/21(Sat) 22時半頃
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先生、こっち!
[伸ばされた手に、いつかの光景が重なって、不意に視界が潤みそうになる。けれど、そんなのは後回しだ。
彼が自分の“射程内”に入ったようなら、思いっきり床を叩く。波紋の後、自分と教師の四方を囲むように現れるのは、ドーム状の岩壁。 数秒と経たぬうちに、響く轟音。壁が衝撃にぐらりと揺れる。けれど、決してその姿を崩す事はしないだろう。
揺れと爆音が収まったようなら、岩石は崩れ、元の床に姿を戻す]
(81) ふゆのひと 2015/03/21(Sat) 23時頃
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……終わりましたかね?
[手の甲のタイマーが消えたようなら、ほ、と息を吐いて、その場にへたりと座り込むだろうか。血が滲んだ腕やらそこかしこがじくじくと痛む。 普段なら暗転するような場面だが、今日は最終日だ。といっても、これから何処かに向かうのは、少々勘弁して欲しい。そう思う。
怪我もひどいし、何より、緊張が解けたせいか、腰が抜けてしまったらしく。動けないなどと知られようものなら、隣の白衣に鼻で笑われるのは必至だろうし、さて、どうなるやら**]
(82) ふゆのひと 2015/03/21(Sat) 23時頃
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― Can we call it bread that isn't food in spite of a bread? ―
そういう事。 …前向きだね、君は。
[襲い来るノイズを迎え撃とうとする彼>>62に、苦笑とともに。 でも、俺はそこまで付き合ってやるつもりは無いし、選択肢を提示しただけ 決めるのは目の前の参加者達。 生き残りたいならば、せいぜい足掻いてみろよ、なあんて。 悪役らしい科白。まあ死神だもの。]
(@5) ui6 2015/03/21(Sat) 23時頃
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[――でも、彼のパートナーはそうでもない様子で>>75>>76?]
…おや、おや
[一瞬にして変わった雰囲気に、淡々と紡がれた言葉に、仮面の下でぱちぱちとまばたきをして
世界は自分の思うとおりに動いちゃくれない。 そんな事俺でも知っている、だからこちらに逃げてきたのだから
造り出された大きな死神の影>>77には、思わず感嘆の声が漏れ出て。何だアレ、つよい …繰り出したノイズ達に心の中で合掌した。]
…んー、まあ そろそろ、頃合いかな…
(@6) ui6 2015/03/21(Sat) 23時頃
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―― 吹き荒れる爆風が収まり。
荒れる 空気が止めば、影はもう無く。
手の甲のタイマーは消え失せ ――、
参加者達の意識は暗転するだろう。
気が付けば そこは、
『どこでもない』
―― 正確には イクリプス内のある一室に
存在する 白い部屋のなか。
(#0) 2015/03/21(Sat) 23時頃
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[もう充分に時間を稼ぐ事は出来ただろう。多少なりとも彼らにダメージを与えられていれればいいが。 鴉が絵筆を飛ばした様子>>78が視界の端にうつる。これで上出来だ、これで]
(まあ、俺がここで幾ら時間を稼ごうと ゲームマスターが負ければ無駄になる
…それで、良いんだ 俺がどうこう出来るものじゃないしね)
[幹部でもない只の死神だもの。俺はそろそろ舞台を退場しよう
バチン、ひときわ大きな閃光が仮面の目の部分から発されて 一瞬だけ、辺りを光に塗りつぶす
光が消える頃には、仮面の姿は既にそこには無いだろう
別にあのでかい影に怖じ気づいたとかは無い。絶対無い。 こっちはただのマブスラが好きなだけの華奢な高校生だぞ、あんまりびびらせんな。別にびびってないけど。*]
(@7) ui6 2015/03/21(Sat) 23時半頃
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[―― かつり、かつり。
陽気に靴を鳴らせば
くるり、
ちいさな矮躯が一回転して
その和服のスカートを風に揺らし 躍り出る。
其処には 消滅するハズである
魂の姿もあっただろうか。 ]
(#1) 2015/03/21(Sat) 23時半頃
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―― おっつかれちゃーんだにぃ〜!!
[ぶんぶん っと 出張るのはマリアちゃんのおシゴト。
指揮者が居なくなったから、 ここから先は マリアちゃんの出番。
―― ヒトの輪郭を保った儘、 超 超 超 上機嫌でお出迎えッ!
その正体は。 聞かれない限り 答えるコトすら 頭の外に すっ飛ばしてるケド。]
無事 ゲームマスターは倒されましタ♡ ゲームクリア、おめでとーございマス!!
(@8) 時雨 2015/03/21(Sat) 23時半頃
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|
で〜、ほんとーなら 生き返れるのは ヒトリ なんだけど〜
皆 頑張ってたし〜 マリアちゃんも たのしませてもらったし〜?
―― マリアちゃん権限でッ! 出血大サービスで 生き返らせてあげちゃうにぃっ!
[パンッ
袖先から持っていた クラッカーを 祝うように 空に鳴らして 色紙を散らしながら。
『あっ!』と思い出したよーに ヒトコト。]
(@9) 時雨 2015/03/21(Sat) 23時半頃
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―― …… 実はね〜、
マリアちゃん ゲームマスターと 『ゲーム』してて〜
… ゲームマスターが倒されたら。 『ヒラサカ消滅』ってオハナシ してたの!
[にぱり。
と笑みながら、話されるは やけにスケールの大きいハナシ。
―― それも仕方ないネ!だって事実ダモノ。
ハッキリ言質しないケド その先が 示すところは。
つまり 生き返ったところで RGもUGも消える。 ―― 存在自体が 無かったコトになる。]
(@10) 時雨 2015/03/21(Sat) 23時半頃
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|
[他のトコロから来たコも。纏めて。 今 ここに魂がある限り―― 其れは、消える。
けれど そんなコトは微塵も感じさせない儘。 ただ ただ にぱり と 聖母のように。]
…… でも ネ! マリアちゃん 優しいから〜、 選択させてアゲル。
ヒラサカ丸ごと 消失させれば 生きかえったとしても 此処にいるキミたちは みーんなきえちゃう。
…… あっ! もちろん、生き返らずに ―― 『死神になる』って選択肢もあげるケド〜
[ともかく! と。 おまけに くるり ひらり、もう一回転。]
(@11) 時雨 2015/03/21(Sat) 23時半頃
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… 誰も生き返らない ってコトにしたら ヒラサカ消滅は 見逃してあげるにぃ♡
[そう 意地の悪い蜘蛛は 悦を紅に 滲ませて、全員を見回しながら。
何方にしても 生還の打消しを仄めかす一文を。 ん〜 と ふくら とした唇に 人差し指を当てれば なにかを捜すように 視線を 全体に 流して、
―― 紅に過らすは 先程 ゲームマスターを倒した二人組へ。]
……っと、みーっけ♡ イチバン 『ポイント』が高かったキミたちに ―― 選ばせてアゲル。
(@12) 時雨 2015/03/21(Sat) 23時半頃
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… でも、それだけだと〜 さすがに 酷カナ?
[うーん! 両の人差し指を 頭の横でぐるぐる添えて回した後。 パチリ 目を開ける様は
頭の上に 電球が点ったかのよう。 ]
…… そーだにぃ〜、 ポイントが一番高かったゴホービに
… ついでに、 ひとつ。 願いゴトも叶えて あげてもいいにぃ。
[出来る範囲でネ! と ウィンクぱっちん。
さあて。 ―― 質問は 気紛れで受付てあげよーカナ。 *]
(@13) 時雨 2015/03/21(Sat) 23時半頃
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― ?日目:??? ―
[目覚め。 もう訪れることはないと思っていた瞬間に、すぐさま身体を起こす。 揚々と語る女>>>@6との再会に、男がコメントを呈する事はなかったが、 真っ直ぐに射抜く視線で、ソレを見つめ、手慣れた仕草で、煙を燻らせる。 ――禁煙だ、という指摘があったかもしれないが、なんせ、激戦の後。男は言っただろう。
『耳鳴りが酷くて聞こえない』]
(83) nabe 2015/03/22(Sun) 00時頃
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[それでも、女が意味深な言葉>>@13を吐き終わる、その寸前まで大人しく座っていた事を、どうか褒めて欲しい。
幾分か短くなった煙草を指に挟み、大きく息を吐いた男の、その手に握られた機関銃。]
……うるせェよ。テメーが死ね。
[女が話を終えるその間際、満身創痍の男が引いた引鉄。 ドラム・ロールのように長く鳴り響いた銃声が、若干台詞に食い気味だったのは素直に反省しよう。 正統派ヒーローにはなれやしない。]
(84) nabe 2015/03/22(Sun) 00時頃
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[>>84劈くドラムロールの音に 何時かの クレープ屋でのように。 女郎蜘蛛は にっこり 微笑んだ儘。 ―― 撃ち込まれた弾丸は、 いつの間にか 張り巡らせられた 蜘蛛の巣に 絡め取られ 静止する。]
…―― 血気盛んで こわい こわいにぃっ! …… とりあえず。
―― 人のオハナシを ちゃーんと 最期まで聞かないヒトは〜
(@14) 時雨 2015/03/22(Sun) 00時半頃
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…… 消滅するか? あ?
[―― 低いアルトに 圧をを詰め込んで。 嗤いを消したルビーは つ、 と。
透明な蜘蛛の糸に指を振れると 絡めとった銃弾を浮かびあがらせ 銃声の方へ 矛を向ける。
微笑みは 豊かに浮かべた儘。 返答如何では 叩き込むつもりで。 ]
(@15) 時雨 2015/03/22(Sun) 00時半頃
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― 有ったかも知れない過去の話 ―
[授業の終了を告げるチャイムの音が響き、静かだった教室にはざわめきが広がってゆく。 昼食の時間。机を動かしたりして支度を始める生徒も現れる中、教室の隅の席でぽつんと教科書を仕舞う男子生徒の姿があった。
名前は邪崎真白。 入学当初から身体の何処かしらに傷を作っていて、そのせいでかクラスの生徒は彼を腫れ物のように扱っているようなきらいがあった。 一度虐めの標的になりそうにはなったが、只でさえ成長の遅れた華奢な身体と生々しい傷、それと その割にはでかい彼の態度に、あっさりと標的からは外されたという]
[だからといって、孤立している現状を彼は悲観したりはしなかった。 頭の悪い奴とつるんで成績が落ちるよりマシだ、親にまた殴られるよりはマシだ そう、思っていたから]
(@16) ui6 2015/03/22(Sun) 00時半頃
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…あ。 そう、ここ…質問に行かないと
[かりかりとノートを纏めていた手を止め、その部分に付箋紙を付けてから閉じて。 喧騒の中から外れて、歩いてゆくのはとある先生の居るであろう部屋
たどり着けば三度ほどノックをして、返事が来ようが来なかろうが、そこへ入って行っただろう]
(@17) ui6 2015/03/22(Sun) 00時半頃
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前向きにしか考えたくない性分でな。 オレはそういう奴なんだよ。なぁ。
……リンネ?
[聞こえてきた声に違和感を覚えて、振り返る。 隣まできて、絵筆を構える幼馴染。>>75 続く言葉と笑い声には、僅かに戦慄する。>>76]
……お前。
[甘かった。分かってなどなかった。 生きてくれる限り、守ればいいと思っていた。
でも、そんな悠長に考える時間などなかったんだ。 思い知った時には、遅かった。]
(85) pepaki 2015/03/22(Sun) 01時半頃
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[振るわれる、死神の鎌。 動くこともできず、ただ呆然と見ていた。 動けば、自分も巻き込まれてしまう。 リンネを止めようにも、なんて言えばいいのか、わからない。
それでも、カランと音がなり。 リンネの手から絵筆が離れれば。 考える時には、もう既に行動していた。]
……!
[振りぬかれる大顎は、鴉の胴体を掴み、引き裂いてゆく。 鎌のような刃は、サメの牙を折り、身を切り裂いてゆく。 ただ、捌き切れない。そんな折にサメに左手の顎を噛まれてしまうと、迎撃する手段が減り、身動きも取れなくなる。]
……ふん。
[それでも、笑みは浮かんだ。]
(86) pepaki 2015/03/22(Sun) 01時半頃
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[右手の刃で、左手の肘から先を切り落とす。 そうすれば噛み付いたサメは霧散する腕を持って離れていく。
新たに左手にも刃を精製し、振るう。]
リンネ。諦めんなよ。 生きたいって一瞬でも思ってくれたのならさ。 生きてくれよ。オレだってそれが望みなんだ。
目の前で死なれると……オレだって生きてけねー。
[それは、ひとつの意地。 自分がここに来た以上、自らに課すべき使命。 もう、誰をも助けられない、惨めな子供には戻らない。]
(87) pepaki 2015/03/22(Sun) 01時半頃
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|
[そうやってノイズを倒し終える頃。]
っ!?
[そのすぐ後、閃光。>>@7 目を開けた時には、死神の姿はない。
なんで、とどめを刺して行かなかったんだろう。 思い当たる余地もないが、考える気力も、そうなかった。]
……いってぇ。
[腕を叩き斬った痛みは多少残っていて。 すぐに座り込むしかなかった。
そして……暗転。]
(88) pepaki 2015/03/22(Sun) 01時半頃
|
|
[気付けば、彼の繰り出す大顎によりカラスもサメも一掃された。
それこそが彼の答えだ。 言葉にしなくとも。]
どっちか一人しか生きられないなら、それでいい。 いいんだよ。
[技を放った反動でふらつく視界。 絵筆を拾い上げることもせず、モノクロの毒を制すのに精一杯。]
テルが生きて、私は生きない。 それでいい。 私は、ずっと、ここで。
[>>87幼馴染の声が聞こえる。確かに聞こえる。
腕の無い彼が、私に差し伸べる手。 生きるのを諦めないようにと、私に伸ばされる手。]
(89) myu-la 2015/03/22(Sun) 02時半頃
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|
[さっきの死神の話が嘘か真かは分からない。 真実だったとして、その時はどうすればいいかなんて。]
……わからないよ、どうしていいか。 私は……。 私はさ……。
[色の無い単調な世界。 そこから脱出する意志が折られてしまう前に。 私が私で無くなる前に。]
(90) myu-la 2015/03/22(Sun) 02時半頃
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……生きたい、よ。
[私の色を、取り戻す。]
(91) myu-la 2015/03/22(Sun) 02時半頃
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[>>@7仮面の死神がいつの間にか姿を消していて。 エレベーター前に残るのは私たちだけ。
こんなところで大技を使ってしまった反動。 また4日目の時のように、疲労で意識が遠くなっていく。
>>88幼馴染が座り込むのが見えた。
すぐに駆け寄って、助け起こそうとしたが。 数歩歩くだけで、私の体は悲鳴を上げる。
やがて、ふっと糸が切れるように――]
(92) myu-la 2015/03/22(Sun) 02時半頃
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[意識を失いながら――彼に抱きつくような形で、倒れこんだ。
エレベーターが到着した音が聞こえる。 だけどそれに乗り込むことはなく。
暗転を。**]
(93) myu-la 2015/03/22(Sun) 02時半頃
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お、落ち着いてください!
[突如現れた女性に、今にも掴みかかりそうな男を、背後から羽交い締めにして引き留めようとするだろうか。 といっても、身長差のせいで、半ば男の腰に抱きついたような形になってしまったのだけれど。
ぎゃーぎゃーと男は喚き続けたか否か。それはさておき、目線を店員―もとい、この場の中心に立つ女性へと向ける。 さっさと話をつけてしまわなければ、色々と危なっかしい。その原因の半分以上は、この猪みたいな男にある訳だけれど。嘆息]
(94) ふゆのひと 2015/03/22(Sun) 16時頃
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貴女、『ひとつ、僕らの願いを叶える』と仰りましたよね。 自分に出来る範囲なら、とも。
[一息吐いてから、まっすぐに真紅の眼を見据える]
(95) ふゆのひと 2015/03/22(Sun) 16時頃
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……なら、『僕ら全員を生き返らせる』選択肢を取った上で、 『ヒラサカ消失を止める』という僕らの願い事を叶える事も可能ですよね?
簡単に街一つを消せるなら、その逆だってお手の物、でしょう?
[普段ならば、言質取ったりと言わんばかりの得意気な顔になるところだけれど、今はそんな場合じゃない。彼女の機嫌を損ねて、全てを帳消しにされるわけにもいかないのだし。
もし、未だ羽交い締めにしたままの男が、何か言いたげであったなら、そのふくらはぎを蹴り飛ばして鋭い目線を送っただろうか。 ――余計な事を言ったら、承知しない。そう言わんばかりの、氷のような視線を*]
(96) ふゆのひと 2015/03/22(Sun) 16時頃
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[くるり
虚空に円を描く 人差し指の号令で ばらり、 浮いた弾丸が地に落ちる。
この儘返してあげても良かったケド >>94賢明な判断には 評価してアゲル♡]
―― ハーイッ、マリアちゃん確かに言いました♡ 良い子に 二言は無いのですにぃっ!!
[無い胸を どんっと張って 叩き。 苦労してそうな一息に 真紅は視を返し。 金色が紡いだコトバに にこり。 ]
……―― ウン、だいせーかい♡
(@18) 時雨 2015/03/22(Sun) 17時半頃
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|
[単純な 引っ掛けめいた意地悪問題。 その 簡単な『正答』に花丸をあげちゃおう。
腕全体で おっきな丸を描けば パッ と 振り払い 袂が揺れる。]
マリアちゃんはこれくらい ちょちょいのちょいっ!!
―― そんなの超 超 超 お茶の子さいさいで 叶えてさしあげちゃいマスッ!
[大の大人を 子供が抑え込み、静止する。
何方が保護者か分からない、 そんな 茶番めいた光景を 紅玉は 微笑みに水面を揺らしながら 相変らずの道化めいた調子で 大きく頷いた。*]
(@19) 時雨 2015/03/22(Sun) 17時半頃
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|
[気に食わねぇなァ、とは吐き捨てるように。 眉間に皺を寄せたまま、けれどへばりついたちっぽけな体重>>94に、まぁ、矛は収めてやろう、とか。
むすり、とした表情で、「屁理屈でお願い事増えてねェか」と水を差しかけたが、 脛に走った痛みと冷たい視線>>96に押し黙る。
……やはり、結局の所レール上、というのは、なんともシャクである。]
(97) nabe 2015/03/22(Sun) 20時頃
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|
― C地区・ウニクロ前 ―
――!
[眼下に見下ろした参加者2人。 その2人の様子を眺め、『それ』に気付いた瞬間差し向けたノイズに風の刃を振り下ろした。
ターゲットに定めた2人の手からタイマーが消えている。 ――ミッションが達成されたという事だ]
……ちぇ。使えなぁい
[見上げたイクリプス666。 その上階で何が起こっているのかこちらからは確認出来ないが、ミッションの内容を見るにソオウの消滅は確実だろう]
(@20) シノ 2015/03/22(Sun) 20時頃
|
|
さて、幹部も1人欠けちゃいましたしぃ〜 いよいよドナくんが昇進しちゃったりするんでしょうかぁ〜
あはっ、禁断ノイズのせいもあってか 死神は人手不足ですねぇ〜
[その瞬間が来たら存分にからかってやろうと心に決めて、ふわり降り立てば並ぶ2人に笑顔で振り返っただろう]
『生き返り』の方がどうなるかは分かりませんけどぉ〜 とりあえず消滅にはならずに済んで良かったですねぇ〜
(@21) シノ 2015/03/22(Sun) 20時頃
|
|
……消えちゃえば良かったのに
[呟いたセリフに影が滲む。 ゲームが終わった以上後の処理は上層部の仕事だ。
彼らがその後どうなるのか確認しようともせず背を翻す。 ――その影に自分の消滅の危機があったなど考えもしなかった*]
(@22) シノ 2015/03/22(Sun) 20時半頃
|
|
[……が、ふと、悪戯を思い付いたこどものように。 ニマリ、と笑みを浮かべて、悠とこちらを眺める女>>@19に問う。]
……その"ゴホービ"とやらってよ、 "一人一つ"にはなんねェ訳? ボーナス分くらいは、身体張っただろ。
[いつかと同じように、攻撃の意思はない、と言わんばかりに銃を投げ捨て、肩のあたりでハンズ・アップ。]
――なんせ、生き返ればさ、"エントリー料"とやらは、戻って来ンだろ? っつー事は、今、ここにいる"俺"はさ、死ぬみてーなモンだ。
[蘇るセンチメンタル。 思い返しながら、今主張したいのは、その侘びしさではない。
7年後、"オトナ"になった自分は、この7日間を恥じるだろうか。]
(98) nabe 2015/03/22(Sun) 21時頃
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|
……ま、最後の我儘の一つ位、聞いてくれても罰は当たらねェよな。
[随分と大きなチカラを持つらしい女に、吹っかけるのは無茶なハナシ。]
お前らの、滅茶苦茶なルールのせいで、"南方征司"はもう、二人の人間、じみた訳で。 勝者を殺してンじゃねーよ。しかもMVPだろが。 ……だからさ、
――生き返らせついでにさ、"俺"を死神にしろよ。 現実世界の方は、"センセイ"がどうとでも全うするさ。
[このまま終わらせるよりも、その方が面白いだろ、と。 さも、パーティーを企画するような言い草で男は笑った。*]
(99) nabe 2015/03/22(Sun) 21時半頃
|
|
― イクリプス666/展望 ―
いなくなっちゃったー…
[先ほどまでゲームマスターと戦っていた参加者たちの姿はない。1人で柵に乗って、ぶらぶらと足を投げ出す]
あーあ、いいなぁ …何が?
[自問にあほらしくきょとんとして、 また黙って靴を揺らした]
(@23) kaboo 2015/03/22(Sun) 22時頃
|
|
[――彼らがセカイを変える瞬間を見られない、これでは、自分は変われないかもしれない。
いや…こんな虚しい気持ちはすぐに消えるに決まってる。幻想みたいな理想と抽象的な期待をまた振りかざせばいい。首を振っても、妙な焦りは消えず。
見下ろした街に流れるのはいつもと同じ時間だったか]*
(@24) kaboo 2015/03/22(Sun) 22時頃
|
|
― ゲーム終了 ―
[頭がくらくらする。ここはどこだろう。 目を開くと、真っ白な部屋。色はまだ戻らない。
誰かの気配を感じる。それも、たくさん。 隣にいるテルだけではなく、ここには様々な人が集められている。 見覚えのある顔もいる。
ゲームは終了したのだろうか。 誰かがゲームマスターを倒したのか。
>>@8そこへ、誰かがやってくる。 その顔もまた、見覚えのあるもので。
クレープ屋の女の子、マリアちゃんだ。]
(100) myu-la 2015/03/22(Sun) 23時頃
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|
[それから告げられる言葉は突拍子の無いもので。 すぐには飲み込めなかったが。
理解したのは、マリアやんがやっぱり死神の関係者――それも、かなりのお偉いさんらしいということと。 生き返ったところで、ヒラサカは消滅するということ。
スケールの大きい話しすぎて、驚く気にもなれない。 私たちが生きたいと思えば、街が死ぬ。 自分たちのために世界を犠牲にするか、世界のために自分たちを犠牲にするか。そんな物語のような重大な決断らしい。
脱力し、肩を落とす。
甘い話なんてどこにもなかったということだ。 クレープの味が恋しい。]
(101) myu-la 2015/03/22(Sun) 23時頃
|
|
……そもそも、なんで。 マリアちゃんは、ヒラサカを消そうと思ったの。
[虚空を見つめて出てきたのは、そんな言葉。
どうやらポイントが一番高かったらしい南方と竜宮のペアに選択権が与えられ、その問答を見守る。 >>84直後、ドラムロールのように鳴り響いた銃声が、なんだか。 テレビでよくやってる、宝くじの当選発表の時のような、ハラハラドキドキさせるようなSEに聞こえた。
数秒後――>>96竜宮が口にした交渉に、>>@19色の良い返事。 何がどうなったのか。目をぱちくりして、顛末を見守るしかできない。
無意識に、テルに寄り添いながら。]
(102) myu-la 2015/03/22(Sun) 23時頃
|
|
ひとり ひとつゥ〜?
[>>98降伏のハンズ・アップを じっと見つめ。 其の 超 超 欲張りさんなコトバに 紅玉を転がして
顎下に人差し指を食いこませながら うーん と思案。
―― もっとも 其れもただの道化。 あたしからすれば 『面白ければ』いいのダ。
すばらしく 退屈で ふざけたセカイを おもしろく そう おもしろくさせられれば。]
…… そーだにぃ…
[たっぷり 五秒くらい 手元に視線を落として ―― 口から飛び出す結論は。]
(@25) 時雨 2015/03/22(Sun) 23時頃
|
|
めっ!! そーんな欲張りサン ダメに決まってるでしょ〜 [なんて ぷんすこ 腰に両の手を当てれば 口を膨らませた ―― けれど その頬の風船は 直ぐに ぷはっ と 笑いと共に 破裂するコトになる。]
…… って いつもなら言うんだけどネ!! ―― たしかに エントリー料は返却するし〜
…… おにーさんの言う通りだにぃ。
[―― 堂々と、目の前の圧を以てしても。 それに伏さない彼に、確かに‟興味”が湧いて。 きゃらきゃら と笑いをルビーの万華鏡に映し。]
(@26) 時雨 2015/03/22(Sun) 23時頃
|
|
…… そのネガイ、認めまショウ。 ―― なにより ‟楽しそう”だしネッ!
[にぱり。
楽しい 終幕のパーティーを。 いや ‟終わり”の‟始まり”を。
提案でもするような おにーさんに。
―― たのし〜ことが大好きな あたしが 逆らう筈は モチロン無くって ゆ〜っくり 頷いた。]
もっとも〜 他のひとたちも 『ひとりひとつ』は贅沢すぎるから〜。
―― ジョーケンとして、 マリアが 面白いとおもったものなら! ひとつだけ 叶えてあげよっかナ☆
(@27) 時雨 2015/03/22(Sun) 23時頃
|
|
[自分の答えは、眼前の少女の求めていたものに近しかったらしく。満足げな様子の彼女の姿に、ほぅと息を吐く。
けれど、同時にせり上がる疑問。 ――この人は、一体何を企んでいるんだ? 街を消すかと思えば、そのつもりはないと言う。 そもそも、彼女曰く、このゲームに勝った時の条件が街の消滅な訳で。こんな大掛かりな事をしてまで得たものを、そうやすやすと諦められるものなのか。分からない。
道化のようなおどけた仮面。その下に隠された深淵に、ぞわりと毛が逆立つような錯覚を。 けれど、それは背中を向けた白衣の言葉>>99に、一瞬で吹き飛んだ]
(103) ふゆのひと 2015/03/22(Sun) 23時頃
|
|
[何を言ってるんだと叱咤しようとしても、言葉がつっかえて出てこない。しかも、女もその要求を平然と飲み込むんだから。訳がわからない。
それが齎した混乱は、女への不信感を吹き飛ばすには十分すぎる。ホント、この人はいつも。
羽交い締めにしていた腰から手を離すも、目の前の白衣の裾をぎゅ、と強く引っ張って、俯いた。目頭がやけに熱い気がするのは、ただの気の所為だろう。そうに決まっている**]
(104) ふゆのひと 2015/03/22(Sun) 23時半頃
|
|
― ゲーム終了後/ちょっと前 ―
[くるり と
血色の石が 見回せば >>102優しいおねーさんが 脱力するのを見る。 生気の薄い 白い耳に掠めた声に
足をクロスさせ 半回転。]
―― …… そーだにぃ…
参加者チャンと同じように 『ゲーム』の代償 …以上のものは無いんダケド〜
強いて言えば …… この街は 超 超 超 タイクツだから カナ? …… ≪魂≫の質も低下しちゃってるしネ。
(@28) 時雨 2015/03/22(Sun) 23時半頃
|
|
[ね。 と。 虚空に向けられた眼差しを 鏡のように 見つめ返す。 ]
―― おねーさん ヒトのココロを 『スキャン』しちゃって視たりして〜、
そんなコト 感じたことないかにぃ? たとえば。 …… ‟ウワベ”だけで 話題にする ニンゲン。 ほんとうは 何も感じたりしてないのに。
価値あるものを見逃して 目先だけで動く 鮮やかなハズのセカイで 色がこれっぽっちも見えてないヒトとか〜?
(@29) 時雨 2015/03/22(Sun) 23時半頃
|
|
[蜘蛛の硝子玉は 心を 記憶を映すように。 心の中を揺らすよう 掻き立てやろうと。 作った聲の中に本性を隠して、
煽るように 誘うように。コトバの糸を紡ぐ。]
―― マリアはね。 もっと もっと ‟おもしろい”セカイにしたいの。
その為にね! このまま ずっと くだらないセカイが続くなら ぶっ壊して 閉じて ‟リセット”した方が きーっと 早いと思ったんだにぃ〜
[まるで 子供が詰んだゲームをやり直すような物言いで。 悪びれもせずに そう 言い放った。 *]
(@30) 時雨 2015/03/22(Sun) 23時半頃
|
|
……相変わらず、太っ腹だねェ。
[嫌味なくらいに。 と、まあ。これ以上余計な事を言うべきではなかろう。
ニヤリ、と笑みを浮かべて、一歩退く。 他の参加者らを見下ろして、ゆっくりと口を開く。]
――ホラ、テメーらも何かあンだろ。
[それだけ言えば、口を挟むことはもうあるまい。
どうやらまた生き永らえたらしい男の抱いた不遜な夢。 カラカラと笑って、ぐしゃりと白衣を握り締めたコドモ>>104の頭を、前を向いたまま、やはり乱暴に撫ぜた。
やっぱり、さ。何があったかは知らないが、"センセイ"という柄では、ないなァ。
面倒くさいクソガキは、先を生きる自分に預けるとして。 ここは任せておけよ。と男は思う。さて、"ゲーム"はまだ始まったばかりなので。 こんなクソったれみたいなセカイは、きっといつか、この手でぶっ壊して進ぜましょう。]
(105) nabe 2015/03/23(Mon) 00時頃
|
|
[なので、どうか、肩を震わせないで。俯かないでいて欲しい。]
(106) nabe 2015/03/23(Mon) 00時頃
|
|
よう、ガキ。帰ったら、"センセイ"によろしく。
[最後に一際強く、ぐしゃりと低い頭をかき混ぜて、 男は目を細め、宥めるように、ゆるりと笑った。*]
(107) nabe 2015/03/23(Mon) 00時頃
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―― とーぜんっ!!
マリアは。 聖母サマみたいに 優しいんですものにぃっ!
[ふふん っと 引く姿に鼻を鳴らしながら。 ―― 籠めるは期待。
この くそったれなセカイを。 きっと ぶち壊してくれるんじゃないカナって。
―― それで あたしが倒されるならばまた一興。 天使ちゃんにでもなって 見守りまショウ。 ]
(@31) 時雨 2015/03/23(Mon) 00時半頃
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[ 年相応に >>104俯く金を見。
くすり と嗤う。 それから 上がるコエに ひらっと ダメ出しをしたり オッケーをしたり。
―― 全ての ゴキボーに お応え申しあげれば。 今宵は 一度 このセカイに幕を引きますか。]
(@32) 時雨 2015/03/23(Mon) 00時半頃
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[―― ああ。
なんて くだらなくて。つまらない。 それでも。ふざけた未来の広がる
すばらしい この せかいに。 *]
(@33) 時雨 2015/03/23(Mon) 00時半頃
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[―― 全ての声が収まれば。
少女は優雅に 一礼をする。
それはまるで 舞台の最後の挨拶のように。
―― そのあとは。
幕が閉じるように セカイは暗転し。
そこから先は 今迄と同じ
くだらないセカイが広がるか。
それとも ―――― 。 *]
(#2) 2015/03/23(Mon) 00時半頃
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[>>@28>>@29>>@30こちらの瞳を覗き込んでくる彼女。 その表情に色は無いように見えるのは、私の視界のせいか。
彼女の話を聞いて、何も言えずに。 行われる交渉を聞きながら、ゆっくりと咀嚼していく。 彼女が何を思ってここにいるのかを。
そして――>>@27話に決着がつくのならば。
ゆっくりと彼女の眼前へ、歩み出る。]
(108) myu-la 2015/03/23(Mon) 04時半頃
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私は、あなたの存在を何も知らなかった。
生も死も超越した場所で、このヒラサカをずっと見守ってきたようなスケールの大きい人間のことなんて……想像できるわけがない。 セカイなんて規模、ついてけないよ。
この街は、退屈な街か。確かにそうかもね。 本心を隠して上辺で話す人もたくさんいるし、何にも興味を持たずただ生きてる人で溢れてる。 うんざりするぐらい思い知ったし――私も、そうだった。
この世界は、モノクロに見えてた。
[スキャンによって垣間見た一般人の思考。 この街は、ああいう人々で溢れているのかもしれない。 何も表現できなかった私も含めて、例外ではなく。
ならば消してしまえと。 そう考えるに至った思考が――軽く見えてしまったのは、彼女の振る舞いのせいか。]
(109) myu-la 2015/03/23(Mon) 04時半頃
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モノクロの世界に浸っていると、おかしくなる。 色が無いことが当然のように思えて、希望を持つことをしなくなる。 ……色彩感覚を無くして、初めて気付いたこと。
だけどね。 だからこそ、色の大切さにも気付くんだ。 ずっと近くにあったのに、今まで見ないふりをして、認めたくなくて、逃げていた色。
[傍らのテルを想う。 このゲームを通して、見つけられたこと。]
マリアちゃんのすぐそばに、忘れている色は無い? 全部壊してしまう前に、小さくても、見つけられる色は本当にないのかな?
[“色”と“モノクロ”に置き換えた例え話。 例えくだらない世界であっても、小さな可能性に気付きさえすれば、世界は広がる。 それを、伝えられただろうか。]
(110) myu-la 2015/03/23(Mon) 04時半頃
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本当に全てを見限っていたとしても。 完全に消してしまうのではなく、リセットの余地があるなら――私は願うよ。
[>>@30彼女は言った。“リセット”をするつもりだと。]
私の画家としての記録。 「Reincarnation」としての痕跡を、ヒラサカから消してほしい。
[>>@27どうやら願いを聞いてくれるらしい彼女に願うのは、私の生きてきた記録の抹消。]
(111) myu-la 2015/03/23(Mon) 04時半頃
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どうせ、このまま生き返っても私は死んでるのと同じだから。 何もかも失って、名前も失って……ごちゃごちゃしたもの、全部捨ててさ。
ゼロから始めて――新しい、生きる理由を見つけるよ。
[それが私なりの望みだった。 生きるのに失敗した一度目の人生に区切りをつけて、二度目の人生を貰えるならば。 また真っ白なキャンバスに、今度は誰のためにでもなく、焦ることもなく、自分なりに、ゆっくりと絵を描いていこうと。
テルに依存するだけの人生から卒業して、自分の足で立つために。]
(112) myu-la 2015/03/23(Mon) 04時半頃
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それでね。考えたんだけど。
私の新しい絵で――ヒラサカに、色をつけてみせる。 今度は上辺だけじゃなくて、しっかりみんなの心の芯まで響かせられるように。 目的を持って絵を描こうと思う。
“死”を知った。 “生”も知った。
今の私なら、たぶんできる。
[根拠の無い自信だったけど、何故かそんな予感がして。
ヒラサカに蔓延る退屈を、新しい色で塗り替える。 そうすれば、きっと。 何かが変わるはずだから。
きっと私一人では難しいだろうけど。 ――傍に、信頼できる人がいるのだから。]
(113) myu-la 2015/03/23(Mon) 04時半頃
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[私の願いは、マリアにとって“おもしろいもの”だっただろうか。 もし拒否をされても、それならそれでいいけれど。
やがて終わりの時がやってくれば、別れの前に。 この場に同席し、今まで共闘したり、声をかけあったり――そんな一時的な仲間に向けて、挨拶を。]
お元気で。 また、会いましょう。
[おそらくの例外は、>>105死神になる決断をした、“今の”南方。 彼がこの先、どういう道を歩むのかは想像できないが。]
また死んだ時はよろしくね。
[なんて冗談を交えて。 生きている間は、彼とは死神の業務をしていない時にまた会えるだろうか。 もし話ができるのなら、その活躍具合を定期的に聞いてみたいなと。
彼が何を考えているのか、全ては分からないけど。 彼がヒラサカを“壊して”変えるのならば、私たちは“描いて”変える。――それでいいのだろう。]
(114) myu-la 2015/03/23(Mon) 04時半頃
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[何にせよ、それは変容の確約。 最後の暗転の後に広がるヒラサカは、きっと。
今までとは違う色を見せる気がした。]
じゃあね、マリアちゃん。 どういう意図があったにせよ、死神さんたちは私たちを生き返らせてくれる。
なら、“ありがとう”。 これで借りは無し、ね。
またクレープ、食べに行くから。
[>>#2彼女が一礼したのを見届ければ。 ゲームの幕が閉じ、そして――**]
(115) myu-la 2015/03/23(Mon) 04時半頃
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次は生きて帰さねーっつーの。
[女の言葉>>114に、肩を竦めた。
彼女の言う"お願い"とは、男にはさっぱり理解の出来ぬモノではあったが、 まァ、せいぜい死なねェようにな、とは、なんとも奇妙な別れの挨拶である。
ひらり、と空いた手を振って、それで最後。 さて、果たして再会の日は訪れるのやら。*]
(116) nabe 2015/03/23(Mon) 20時半頃
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うっせーーーーーーーよ! 誰が、いつ、 死神が白い服着ちゃいけねェなんて決めたンだっつーの!
(117) nabe 2015/03/23(Mon) 20時半頃
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― ???:ヒラサカ区 ―
[晴天の元、響く怒声。 くたびれた白衣を靡かせて、黒翼を生やした男は中指を立てていた。 道路に仁王立ちする男の向き合うは、手を取り合う一組の男女。 異様な光景に立ち止まる者がいないのは、つまり、そういう事で。]
つーか、お前ら、自分の立場理解しろっつーの。 簡単なナゾナゾも解けねー癖にうかうか死んでんじゃねェよ。
[理不尽な言い草で更に詰るのは、決して、彼らが人の格好にケチをつけてきたから、という訳ではない。断じて。]
馬鹿なら馬鹿で虱潰しに動くとか、ちょっとは頭使え。 ゲーム苦手です、ってか?ヒントなんざそこらに落ちてるモンだろうが。 やる気あンなら無い知恵絞れっての。 ……マ、それとも、どーでも良いなら、
[ガサゴソと、無造作に白衣のポケットを漁り捜し物。 あれ、どこやったっけな、などと呟きつつも、警戒する参加者を前に、 死神は、それはもう、死神らしく、ニヤリと笑った。]
(118) nabe 2015/03/23(Mon) 20時半頃
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――とっとと素直に死んどけ。 どーせ、こんなモン、ボーナスチャンスでしかねェんだからよ。
[そーれ、とバッジを弾く動作を見れば、逃げる逃げる。 ちゃんと立ち向かえよーとの言葉も、果たしてその背に届いたのやら。 まァいいや、と自分もまた背を向けかけて、再度振り返った。]
逃げても直ぐ追いつくっつーーの!
[今度こそ、逃げゆく彼らと逆方向へ。相変わらずの手慣れた動作で煙草を取り出す。 アレにやられるようじゃ、どうせどっかで死ぬよなアと何の感慨もないため息。
パカパカと携帯を数度開閉して、ひらり、ヒラサカの街へと、溶け込んでゆく。 嗚呼、いつか夢見た、すばらしきせかいは、まだ遠く。*]
(119) nabe 2015/03/23(Mon) 20時半頃
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[ぐしゃぐしゃと頭を撫でる手に揺られて、地面にぽたぽたと雫が落ちるのがわかった。白衣を掴む手に力が篭る。何を勝手にだとか言いたい事は山のようにあるけれど、喉からせり上がって来るのは罵倒などではなくて]
ホント、貴方って……
[馬鹿ですよね、と。続けようとした言葉は嗚咽で、形を成さず。
居なくなる訳じゃない。ただ、自分の良く知る、“今”の彼に戻るだけなのだと分かってはいる。それでも、幾度となく命を救ってくれたこの人は生き返るわけではないのだと。何と言うか、やりきれない。ホント、この人は]
(120) ふゆのひと 2015/03/23(Mon) 21時頃
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[それでも、みっともなく喚くでもなく、ただ静かに涙を流して。2分程の後、きっと彼を真っ直ぐに睨みつけた。涙やら鼻水やらで、きっとみっともない顔だろうが、構いやしない。笑うなら笑え]
……たまに、見に来ますから。 死んだりしたら、承知しませんからね。
[ずび、と鼻を啜って、腫れかけた瞼を袖で押さえて。そうして、いつもの様な、小馬鹿にしたような笑みを取り繕ってみせただろうか*]
(121) ふゆのひと 2015/03/23(Mon) 21時頃
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[言葉の途中で立ち消えた声>>120に、 馬鹿で悪いか、とも、お前も大概馬鹿だ、とも、どちらも口にはできなかった。
ただ、嗚咽が収まるまで、無造作に頭に手を置いていた。]
バーカ。死神様だぞ、そう簡単に死にゃしねーっつの。 お前こそ、今度はちゃんと約束守れ、って、センセイに言っておけよ。
[袖で目を覆う顔。ぐりぐりと強引にこちらを向かせて、にかりと笑った。 会いに来ると言いながら、今生の別れでもねェのに泣いてんじゃねえよ。 呆れた顔で、笑い飛ばしてやろうとして、 ――暗転。]
(122) nabe 2015/03/23(Mon) 22時頃
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[ダーク・ヒーローは泣かない。]
(123) nabe 2015/03/23(Mon) 22時頃
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― また別のゲームにて ―
[本日もヒラサカは正常に運行中、死神のゲームも盛大に開催。 ゲームに火を点けるは参加者の悲鳴。 ああ、相変わらずくだらない情けないどうしようもない]
ちょお〜っとそこ行くお兄さん、さくらと遊んでくださいよぅ
[ちょっかいをかける参加者の必死に応戦する声の間を縫ってどこからともなく響く怒号>>117]
(@34) シノ 2015/03/23(Mon) 22時頃
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ぶはっ……
ちょっ、もう……わ、笑わせるのは反則ですって…… もう…………!
[内容のあまりに思わず声を出し笑いながら崩れ落ちてしまう。 その隙に狙っていた参加者もどこへやら。惜しい得物を逃した。
参加者は憎いが彼らが死神になってしまえば話は別だ。 参加者と死神として相対した過去がある以上、向こうがどう思っているのかは知らないが。
兎を逃して舞い上がった空。 見下ろした街にかつて少女と見間違った少年の姿はあるだろうか。 あの何かを探すような眼差しを伴って]
(@35) シノ 2015/03/23(Mon) 22時半頃
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いやぁ〜、それにしても おじさまが参加したゲームはつまらなかったですねぇ〜
[一体どんな判定が下されたのか、最終日まで残った全員が生き返りという裁定。 禁断ノイズの出現で同部隊の遊び仲間も随分と減った。
様々な『意外』が起こったゲームの後、どういう絡繰りか、かつて中葦原公園を彩ったグラフィティは綺麗さっぱり消え失せて。
見事RGへの帰還を果たしたその画家2人が今何をしているのか。 芸術に疎いわたしはRGでの彼らの活躍は知らない]
(@36) シノ 2015/03/23(Mon) 22時半頃
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んん〜 さくらもおじさまやドナくんたちを見習ってぇ〜 そろそろ真面目にやらないと、ですねぇ〜
[空中でのんびり伸びをして、新たな遊び相手を求めて雑音の飛び交う街中へ。 わたしがわたしとしてRGに在るために。
櫻子は今日も無邪気に笑い、宙を舞う*]
(@37) シノ 2015/03/23(Mon) 22時半頃
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― after/クレープ・ヘグリ ―
…これで、良かったわけ?
[また一つのゲームが終わった後。いつも通り閑散としたクレープ屋の中で、小ぶりのクレープをつつきながら、忙しく働く店員に話し掛ける。 近くに仲間の死神の姿は有っただろうか。有ったのならば、彼女が"コンポーザー"と知らない仲間に聞こえぬよう、声を潜めて続ける]
時代錯誤ヤローは消滅。まあ良いとして。 道連れで禁断ノイズにやられた死神も幾らか居るせいで人手不足。 もうちょっと死神スカウトしてもいい気はしてたんだけど。
[一体何人生き返らせてんの、と 咎めるでもなく呆れたような口調で。 フォークで切り分けられたクレープを口に運び、舌鼓を打ちながら。 勿論、その手には包帯など巻かれておらず。]
つーか、ヒラサカ消滅って何さ。いつの間にそんな約束交わしてんの。
[後で知ったこと。自分達も密かに消滅の危機に瀕していたとか。せっかく自由に生きられるセカイが見つかったのに、そんなのってねーぜ。]
(@38) ui6 2015/03/23(Mon) 23時頃
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[しばらく、そうやって他愛の無い会話を交わして、クレープがすっかり無くなる頃。 喧しく鳴りだした携帯端末を取り出し、やってきたメッセージを確認する。
さて、そろそろ俺も行かないとかな。 ガタンと席を立ち、料金は払わずに扉の方へ 制止の声が掛かったならば、仮面の下でにこり、笑顔を作りながら]
サクラにツケといてよ、じゃ 行ってきまーすっ
[いざ行かん、ノイズ溢れる喧騒へ。 今を、この楽しい日常を謳歌する為に。 黒い羽と白い仮面を連れて、駆け出した*]
(@39) ui6 2015/03/23(Mon) 23時頃
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― それから ―
[無事に生き返れたものの、元の家も家族も全ては失われていて。 これからどうしよう、とテルと2人で頭を悩ませることになった。
結局、テルの元の家を借り、そこで小さなアトリエを開き、1からの再出発。 画家「Reincarnation」としての経歴は全て消えているから、それ自体はやりやすかった。
無名の絵描きとして、少しずつヒラサカに色を広げていく。
以前とは確実に違う日々。 充実した毎日が、続いていくのだ。]
(124) myu-la 2015/03/23(Mon) 23時半頃
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んー……。 ちょっと肩が凝ってきたなあ。 テル、ほぐしてくれる?
[キャンバスの前で絵を描き続け、首元に凝り固まった疲れに目を細める。 近くに彼がいれば呼びつけて、肩揉みを頼んでみた。
こそばゆく、心地よく、暖かく。 元に戻ったであろう、彼の手の感触を、懐かしむように。]
(125) myu-la 2015/03/23(Mon) 23時半頃
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[彼と2人で暮らすことになり。 幼馴染というか、家族というか――そんな曖昧なまま関係は続く。 でも、その曖昧さが今は心地いいのだ。
テルへの想いはゲーム中にいろいろぶちまけたものの。 思い返せば、本当にいろいろと恥ずかしい。 あの時のことは、なんだろうな。 できれば忘れて欲しい。と思う。
まずは、彼に依存せずとも一人で生きられるようになりたいから。
私の、彼に対する気持ちを整理するには、それからでいい。]
(126) myu-la 2015/03/23(Mon) 23時半頃
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[買い出しついでにヒラサカの雑踏を歩く。 相変わらず、耳に響くのは雑音ばかり。
皆が何を考えてるかは、知れないし、知りたくはない。 この雑音が変化することは無いのだとは思う。 それが社会であり、ヒラサカだ。
でも、雑音は雑音でも、耳に心地いい音になる可能性は秘めている。 音と音の共鳴。それもまた、面白さだろう。
音を掻き鳴らす参加者の姿を思い出す。 決して笑顔を浮かべなかったベーシスト、アンタレス。
彼が生き返れたのかは分からないけれど、彼の所属するバンドが活動を続けているという噂はどこかで耳にした、ような気がする。 大ファンであるアトリエ・イヴェールの先輩は大喜びしているだろうな。 ふとそんなことを思った。]
(127) myu-la 2015/03/24(Tue) 00時頃
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[ヒラサカの雑踏を掻き分けて、街の中心部へと進む。 そこは、7日間のゲームで駆け抜けた場所。 あの時とは違って、目に映る景色はモノクロではない。
こうしていると気付かないな。 この街の裏で、死神のゲームが行われているなんて。 今も、ノイズと死闘を繰り広げている人々がここにいるのだろうか。 顔も名前も知らない誰かに思いを馳せる。
なんだかんだいっても、このヒラサカが好きだ。 他の地区にも――他の国にも負けない場所だと、思う。
もしもだけど。 他の国からお忍びでここを訪れた国王がいたりするのなら。 ヒラサカを気に入ってくれて、また来てくれると嬉しいなあ、なんて。]
(128) myu-la 2015/03/24(Tue) 00時頃
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―少し未来:英語準備室―
トーキョー大学を目指そうかと。
[開口一番、事もなげに告げたなら、目の前の担任は一瞬ぽかりと口を開けただろうか。いくらここが進学校とはいえ、この国屈指の難関大学の名前が出てくれば当然か。
ずず、と相変わらず不味いコーヒーをひと啜りしてから、構わず続ける]
馬鹿の群れの近くにいるから、馬鹿な事に巻き込まれるんですよ。 なら、彼らがどう足掻いても届かない場所に行ってやれば、カタは付くと思いません? ついでにぎゃふんと言わせられますしね。
[といっても、これも建前でしかないわけで。担任を見遣るも、此方に向けられた真剣な眼差しから、慌てて目をそらして。そうして、訥々と漏らした本音]
(129) ふゆのひと 2015/03/24(Tue) 00時頃
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[目覚めた一室、そこはとても物事が早く進んでいた。 皆生き返るが、この街が消える? おっさんは生き残ったのに、死神になる? リンネがなにもかも、捨てる?]
考えるのはきらいじゃないけど、苦手なんだ……。 もっとわかりやすい話にしてくれよ。
[全部理解するのには骨が折れる。 というか、多分どれだけ考えても理解できないんだろう。]
(130) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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[多分、願いと言われたら、理想をもとめたんだろう。 少し前なら、腕を取り返して……それから、なにか生き残ったんだから我儘でも言うと思った。]
でも、どうでもいいや。
[死神とか、消滅とか、願いとか。]
どーでもいいから……帰って家で、自分の腕で、飯食いたい。 戦いとか、サイキックとか、もう全部いらねー……。
……平和が一番だよ。
(131) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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|
[あの日からいつもいつも、思ってた。 自分が何も守れないのは、その場にいなかったからだ、と。 だから、力を手に入れた時、心が踊った。 自分が何でもできるような錯覚に襲われていた。 もう、惨めに打ちひしがれることなどないのだと。
結果どうだ。 一緒に戦った人間は知らぬ間に死に、生き残った人間も、まともな人間としての生を捨てた。 幼馴染は死にかけたどころか、今までの全てを捨てるつもりでいる。
何もわかっちゃいなかった。]
(132) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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考えるのは苦手なんだよ。
[人のことなんて、全然わからない。 何を考えているかなんて、まるで予想もつかない。
人を守れば、皆幸せだなんて思っていた。 でも実際、そんなもんじゃなかったんだ。 そんな単純なことじゃなかった。
どんなに強い力を持っても、どんなに戦っても。 人のことを救うなんて出来ない。]
(133) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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でもさ、せめて。 一人くらい守れるように、猶予くれよ。
それだけでいいからさ。
(134) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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……それから、えぇと、上手く言えないんですが、自分に出来る事を探してみたいなと。 絵も音楽も運動もからっきしですけれど、周囲に振り回されるだけじゃなくて、僕に出来る事が、あるんじゃないかって……その、まぁ、そんな感じです。
あと、誰かさん1人頑張らせるのも癪ですから、ね。
[珍しく饒舌なのは、見据えた曖昧な未来の希望故か、はたまた。 頬をぽりぽりとかいて、僅かに口角を上げる。教師から背中を押してもらえたなら、ふ、とはにかんだ後に唇を引き結んだだろうか]
(135) ふゆのひと 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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――――――――――――――――――――
こっちだって勉強で忙しいんだっつーの。 経験ゼロで仕事を探すとこからなんだぞー。
[そう愚痴りながら、彼女の肩を叩くだろう。 力加減は分からないが、そこは文句を言われても知らん顔だ。
なくなったものは戻らない。 手の感覚が戻った今も、時々所作に戸惑うことがある。 そこにあったはずのものじゃなく、そこに新たに作られたもののように、動かすのに手間がかかった。 初めは、絵なんて描いてる場合じゃなかった。 せっかく腕が戻ったのに、筆どころかペンや箸さえもつかめない有り様で、まともな生活に戻るのにさえ苦労した。 それでも徐々に慣れて、画家として活動する日を目前に迎えている。]
(136) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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[結局、リンネに過去何があったかとか、わからないままで。 それでも、聞く気にはなれず、なぁなぁで放置していた。 時折、悩むことがある。それでいいのか。 それで、リンネは救われているのかと。 オレは成長しているのかと。]
……構わないだろ。今はこれで。
[少なくとも、自殺に走るような。 そんな精神状態でないならばいい。 生きたいと思ってくれているなら、それだけでいい。
いつか、オレも現実を見れるようになったら。 理想を、きちんと追いかけられるようになったら、その時は。]
(137) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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どこでもない、今を、現実を生きている絵を、描いてみたい。
[いつか見た、父さんのように。]
(138) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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[生き返った世界は、相変わらずだ。 クラスメイトは近寄って来ないし、馬鹿は馬鹿だし、先生のコーヒーは不味い。 けれど、模試の点数は全国でもかなり上位だったし、身長は6ミリ伸びたし、新発売の舞茸の里は大当たりだし。 案外、悪いことばかりじゃない。そう思う。
準備室を出てから、伸びをひとつ。 さて、今日はヒラサカの喫茶店にでも行ってみようか。くたびれた白衣の気に食わないオッサンに会いたいだなんて、これっぽっちも思っちゃいないけれど。そう、決して**]
(139) ふゆのひと 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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― 数日後?/ヒラサカ ―
[カフェで一息のつもりが溜息をついて、カウンターに腰掛ける胡桃は憂鬱そうに、湯気たつ珈琲を口に含む。
前回のゲームは全員生き返るという『不思議な形』で終わったらしい。もやもやの理由はよくわからない。 結局、何も変わらなかったような気がする。 ヒラサカも、自分も ]
(@40) kaboo 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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『…胡桃っ、みつけた!』
[突然の後方からの声にびくっと肩を揺らす。 珈琲カップから零さぬように、机に置いて、振り返ると
――そこにはかつてのパートナーの姿。 今まで見なかった彼女の姿に驚いて、口をぽかんと開ける]
どう…して…?
[にんまり笑った由実の笑顔は昔とは少し違うけど、懐かしい。いつの間にか、隣に座った彼女は此方にチョコドーナツを差し出して]
(@41) kaboo 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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[モルコ周辺のドラッグストアに立ち寄り、 深夜の紅茶「ムーディーアップル」と「アバンチュールミルク」を一本ずつ購入。
店から出ればモルコはまたしても賑わっているのが見えた。 また近々、マブスラの大会が行われるらしい。
あの大会の異様な盛り上がりは未だに理解できないけど、また今度見に行ってみてもいいかもしれない。 何か絵のアイデアが浮かび上がることに繋がればいいかな、とか思いつつ。
掲示板に大きく貼り出されているポスターには、大会のキャッチコピーと。 『混沌の貴公子』を初めとした出場者の顔写真――というか仮面――がでかでかと載っていた。
仮面からはみ出している金髪に、見覚えがあるのは気のせいかもしれない。 だけどそれを見て思い出すのは、クレープ・ヘグリで出会ったコスプレ外国人2人組。 ジャパニーズを堪能していた彼ら兄弟……というか兄のほうは、こういう大会にも興味を持ちそうだなと思った。 もし生き返っていたのなら、存分にこの国を楽しんでくれていればいいな、と。]
(140) myu-la 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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『まあまあ 昔のこと、話そうよ 色々あって、私もこっちに来られなくってね』
私はおいしく…変わりたいとずっと思ってた…
『…まずは、過去と向き合おうよ 謝りたいこと、怒ってること、言いたいこと いっぱいあるから』
[今まで、自分が変わろうとしてこなかったことを4年も一緒にいなかった友達に見抜かれていたことが恥ずかしい。
けれど、なぜだかこの状況にほっとしていた。 由実は『私とヒラサカ』が嫌いになったわけじゃなかった。
大切な人はヒラサカに必要だから大切? おいしいヒラサカって何? まだわからない … 自分も変われるだろうか。 チョコドーナツを頬張る幸せ。友が成長した幸せ]
(@42) kaboo 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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[ ―― せかいは単純で複雑で とっても すばらしい ]*
(@43) kaboo 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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― 少し未来:英語科準備室 ―
[例の如く、安っぽい味のコーヒーを啜りながら聞いた言葉>>129に、ぐ、と喉がおかしな音を立てた。 いや、まあ、彼の成績は、確かに素晴らしいのだけれど。 だからこそ、かえって笑えないお話に、男は数度程咳き込んだ後、口を開く。]
……いや、まァ、確かにお前なら無茶な話ではないだろうが。 また、随分と、大それた発言だな。
[ンじゃ、話を聞こう。大真面目な顔で姿勢を正したのは、教師としての矜持である、とか。
ひと通り、彼の言葉を聞き遂げれば、返すのは割にあっさりとした台詞である。]
……いいんじゃないの。自分でよーく考えたんだろ。 言う事ねェよ。そう無謀な話でもないし。
[気ィだけ抜くなよ、と、つい癖で彼の頭に手が伸びる。 ぽんぽん、と軽く撫でて、それでも付け足したのは。]
(141) nabe 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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――マ、ただ、無茶はアイツに任せときゃいいんだよ。
[ふ、と力を抜いて浮かべた苦笑。 はにかんだこどもの、こどもらしい笑みに、何の心配もなさそうだなァ、なんてのは言い過ぎだろうか。]
……取り敢えず、今日はコーヒー、もう一杯、オマケしておいてやるよ。
[なんて、大して喜ばれもしなさそうな言葉を吐いて。 再度、ほろ苦い香りが室内を満たした。*]
(142) nabe 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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『目が離せないくらい輝くスマイル 見せまSHOW☆ もうどうにも止まらないZE 走り出した俺達が……』
[どこかの店の前を通り過ぎた際に、耳に聞こえた楽曲。 CLAPの曲……であるような気はするのだが、こんな感じだっただろうか。 どうにも、生き返り後は感覚が鈍くなった気がする。
CDジャケットのデザインを担当した経歴も消え、景くんや雅くんとの接点は完全に無くなった。 アイドルとお近づきになれたなんて、まあ、夢みたいな話だったな、と。
個人的に私を訪ねてきてくれた雅くんは、まだ私を覚えているだろうか。 アトリエ・イヴェールに私はいない。だから記憶が交錯しないかが心配だったが……まあ、そこはマリアちゃんが上手くやってくれたと信じたい。
もしもまた彼らと一緒に仕事をする機会があれば。 彼ららしいジャケットデザインをまた考えてみたいなと思うのだ。]
(143) myu-la 2015/03/24(Tue) 01時頃
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― ???:英語科準備室 ―
[人の気配に、男はゆるやかに顔を上げ、扉へ向けた。]
どうぞ、開いてる。
[くるくると動いていたペンは動きを止め、 穏やかな口調で扉の外へと声をかけた男は、ゆらり、長身を揺らして立ち上がる。]
コーヒー、飲むだろ。 ……あァ、いいよ。座ってろ。
[湯気を立てるマグカップと、スティック・シュガーとフレッシュをそれぞれ二つずつ。 彼の前に差し出して、自分もまた、すぐに埃の立つ古びたソファに体重を預けた。]
(144) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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……ン、いや、ちょっと、安心してな。 来なかったら、どうしようかと、少し、考えてた。
[始めて声をかけた日と同じだ、と笑う。]
晴れの日に相応しい部屋じゃないからなァ、悪い。 少しは片付けておくんだった。
[言い訳をするように目を反らし、苦笑を浮かべて、頬を掻く。 そうしてから、背筋を伸ばし、小柄なこどもをまっすぐに見て、そして、微笑んだ。]
(145) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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――竜宮。卒業、おめでとう。
[恐らく、既に何度となくかけられた言葉だろう。 ありふれた祝辞ではあるが、許して欲しい。 ――言葉が、出てこないのだ。こうして、この言葉を贈る日が来るなんて。
年を取れど、口下手なのは変わらないなあと、自らに呆れを含みながら、 それでも少しの間、何も言えずに黙っていた。
実感と、記憶。確かにその間にある差は大きく、確かに感じた死と、それから、記憶として存在する数日間の乖離。 結果オーライだろ、と笑う自分と同時に、よくまぁ、無謀な真似を、と悲鳴を上げそうになるのも事実で。 随分と彼には謝ったり、情けのない台詞を吐いたモノだけれど、まあ、それについては今更言っても仕方がない。
どうにも落ち着かない気持ちを押さえつけようと、数秒、息を止めてみて、 ふ、と笑った。これがセンチメンタルか。]
(146) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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ダメだ。畏まった挨拶、って柄でもないしな。
[表情を隠すように天井を仰ぎ見て、アー、と無意味な呟きを。
改めて、真っ直ぐに顔を向け、ほんのすこし困り顔で、笑む。]
また、いつでも遊びに来いよ。 お前、ウチの高校のスーパー・ヒーローだしな。
[他の先生方も喜ぶ、とは、別にそういう事が言いたいわけではないのだけれど。 どうにも、素直でなくていけない。このこみ上げる、得体の知れぬ感情も。
ツン、と通り抜ける何かを誤魔化すように、立ち上がる。 至近距離で、その頭をわしゃわしゃと乱暴に撫で回して。]
(147) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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……よく頑張ったよ、お前、
[本当に。と続けた最後、語尾が掠れたのは、誤魔化せただろうか。
本当は、もっと、言いたい事もあったのだけれど。 自分の道を歩めよ、とか、ちゃんと幸せか、とか、いつだって待ってる、とか。 どうしようもなく震える喉は、それらを音にする事もなく。
視界が滲むのを誤魔化すように、その肩を抱いた。力強く。 幼いこどもにするように、頭を撫でながら、どうしようもなく、手が震えるので。 堪え切れず零れた涙が枯れるまでは、そうしているしかなかったのだ。]
(148) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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["センセイ"は、泣き顔を見せたりしない。絶対に。**]
(149) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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[グランドカメラ付近を歩いている時に、ぽつり、ぽつりと雨を感じた。 空を見上げれば、鈍い色。雨はどんどん強くなるが、私は傘を持っていない。 グランドカメラの店内へと避難することにした。
ちょっぴり濡れてしまった髪と服をさすりながら、窓の外の雨模様を見て思い出す。 ゲームの5日目に、同じ場所で感じた“雨”。 こうして、シトシトと雨の降りしきる音を聞いていると。 センチメンタルな気持ちになってくるのは、不思議なものだ。
つらい思い出を想起させるのは、いつも雨が切っ掛けだ。 私の微かな初恋の記憶――雨の日に、失恋した思い出がある。 切り出したのは相手のほうで。「君は、僕といるよりも絵を描いている時のほうが楽しそうだから」と。
あの時は何も言えなかったけれどね。 恋愛って、なんだろう。本当に、相手のことが一番大切じゃなきゃいけないのかな。 人は、大切なものがたくさんあって……折り合いをつけないと、生きられないのに。 好きなら。それでいいじゃないか。 ……そんなことを思うから私は駄目なのかもしれないな。なんて。
雨はすぐに止む。晴れ間が覗いたのを見ると、店内から出た。]
(150) myu-la 2015/03/24(Tue) 01時頃
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[いいにおいが漂ってくると思ったら、ケンタッチーの店舗が近くにあった。 店の前で鎮座する、不敵な笑みを浮かべて刃物を構えるケン太くん像。 あれ、子供の頃はかわいいと思ってたけど、今見るとサイコパスにしか見えないよね。
ケン太くんの像と睨み合いながら、店から漂ってくる香りと格闘。 おなかが減って仕方が無い。サイ食べたいなあ。 今食べたら夕食が入らなくなりそうなので諦めざるを得ないが。
それにしても、ケン太くんの像が動き出したら……なんて妄想が迸ってしまう。それもこれも死神のゲームのせい。 生き返った直後は、どこからノイズが襲ってくるかを警戒してしまって挙動不審になったものだ。 今はもう、私の手には影を操る絵筆は無い。 だから、ケン太くんに近寄って、襲わないでね、なんて心の中で祈りつつ。
……。
よく見たら、ケン太くんの右腕に亀裂が入って、取れかかっている気がする。 触ったら壊してしまいそうだし、そっとしておこう、とそのまま立ち去ることにした。
それにしても店から漂ってくる食欲をそそる香りは、なんともしがたい。 ガスマスクでも被ってやり過ごしたい衝動に駆られた。]
(151) myu-la 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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[雑踏の中にちらほらと見える、高校生の制服を着た若者たち。 見ていると学生時代が懐かしくなる。
そういえば。 あの竜宮くんは学生っぽい佇まいだったような気がする。 彼は無事に生き返っただろうし、元気に学校に通ってたりするんだろうか……詳しい事情は知らないけれど。
と、よく見たら。 高校生の格好をしながらも、煙草を吸って歩いている子もいる。 非行少年か。悪いものに憧れる時期があるんだろうな。
漂ってくる煙草の香り。 それで真っ先に思い出すのは、鼓膜を劈く銃声。 きっと南方さんのせいだ。
死神になったほうはともかく……そういえば今の南方さんって何をしている人なんだろう。 それを聞くのを忘れていた。まあ、機会があれば出会えるだろう。
竜宮くんは「先生」って呼んでいたけど。まさか学校の先生じゃないよね。似合わなさ過ぎるもの。 ……そんな失礼なことを考えて、ふふっと笑った。]
(152) myu-la 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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―未来の一幕―
[大学を卒業して後……みんなが、それぞれの場所へ旅立っていこうという時より、少しだけ前。 仲の良い卒業生で、伊佐貫トンネルへ来ていた。]
「おい、ここ空いてんぞー。」
[仲間の一人がみんなを呼ぶ。そこには、普通の塗装のまま薄汚れていた壁があった。]
よっしゃ、やるか。
「おし、30分以内だからな!」
[そう言うと、各々画材を持ちだして、壁に落書きを始める。
ここでやるのは、最後の落書き。]
(153) pepaki 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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[元々ここのトンネルは落書きが多く、咎められることも少なくなっていた。 だから学生の間では、よくここを利用してお互いの力量を比べ合う落書き合戦が少なからず横行していた。 大人たちも別段それを咎めることなく、間近で見て、評価していたこともあった。
卒業を機に、街から離れる連中も、目指してた夢を諦めて普通の会社員になる連中もいる。 そんな連中が、自分の存在を残したいと願う、悪あがき。 オレを含む夢を追う連中の、未来への門出。
決別と決意、子供から大人へなるための儀式。 学生としての、最後の絵描き。]
(154) pepaki 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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「お前こんなトコでも風景画かよ。 もっと場に合うの描けって。」
「うるせぇよ!お前だって人物画じゃねぇか!」
「あれ、しかもこの子、あいつじゃね?一年下の。」
「横から口はさむなってんだよ!なに描こうが自由だろ!」
「微妙に上手いのがなんともなー。」
[みんな罵り合いつつも、笑顔で、楽しそうに、描く。 最後のやつもいる。自分だって最後なんだろう。 こんな風に、何も考えずに思いのまま描けるのは。]
(155) pepaki 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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「テルは何描いてんだー?」
「ゴンベエのチビは親父さん目指すんだろ? 応援してるからよー。」
チビ言うな!ってかそのあだ名まじでやめろっての!
「いいじゃん、率直でさー。 で、これ何?人っぽいけど……羽生えたニンジャ?」
[オレがこの街に落書きしたのは。 あの一週間であった、得体のしれない死神たち。 そして、その中には黒幕のクレープ屋のアルバイトと……何度か肩を並べた、乱射魔の姿もある。]
(156) pepaki 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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……この街に残しておきたいものだ。
「なにそれ?お前こんな知り合いいんの?」
「いつの間に知り合ってたんだよ。 っていうか、可愛い子は紹介しろよなー!」
やかましい!絵ぇ描いてろ学生だろうが!
[そんなふうな軽口を叩くが、ちゃんと描いた理由はある。 きっと、オレはこのままこの街だけにとどまりたくない。 いろんな世界を、生き物を、人々を、見てみたい。 そして、生きるものを描きたい。
何より、リンネを守っていたい。]
(157) pepaki 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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[だから、この記憶は、このままにここに。 学生という肩書を脱ぎ捨てるように、置いていく。 あの死神たちにまた会う機会もあるのだろうけど。 その時は、別個の人間として。 オレ自身も、子供みたいなままじゃない、生を見据えられる大人になって、話したいと思うから。]
(158) pepaki 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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「お、全員、おわったかー?」
オッケィ、写真にでも残して、退散しようぜ!
[その声を皮切りに、一斉にフラッシュが光る。 中々撮れずに手間取っているやつもいるようだが。
落書きした一角。 そこに置き去りにした思い出を、忘れることはないだろう。 だけど、留まることもしない。 新しい生活に、両手で拓いていく。 それぞれの未来を、描いていくから。*]
(159) pepaki 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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[1○1○の付近まで来れば、服装のことに意識が行く。 今身に纏っているのも「ハロウ・バニィ」のロリータ服ではあるけれど。 気分を一新するためにも、いろんなデザインを研究するためにも、他のブランドにも手を出してみようかなとは思っている。
そういえば、と思い出すのは。 ゲーム開始直後、テルと契約した時に出会った、時代錯誤の服装をした死神の子。
あの時のカエルがいろいろときっかけだったな、としみじみ思う。 死神といえば、こっちの世界ではどこかで活動しているのだろうか?
……もし出くわしたら、どんな顔をすればいいのやら。
そう思いながらファッションの店舗を覗くように歩いていけば……窓の向こうに、いた気がした。 服装は死神の時と違うけど、背格好は間違いない。あの子だ。
もし目が合えば、気まずそうに口角を上げて。そのまま立ち去った。]
(160) myu-la 2015/03/24(Tue) 02時頃
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[ケンタッチーでは空腹に耐え忍んだものの、やはりおなかがすく。 近くにあったカフェにふらりと吸い込まれるように立ち入って、ひとつだけチョコレートのケーキを頂いた。
甘すぎないチョコレートは昔からの好物で。 疲れで頭が働かない時も、それを食べて努力したものだ。
テーブル席でケーキを頬張りながら、何やら聞こえた声のやりとり。 そちらを見やると>>@40>>@41。 確か、ノイズを食べていた死神の女の子――だった気がする。
彼女が、誰かと話している様子を、そっと見守る。 私には事情も何も分からないけれど、何やら雰囲気は悪くないらしく。 彼女たちの会話に挟まれた形で、チョコドーナツが見える。
うん。チョコレートはやっぱり美味しいよね。 ケーキを食べ終わったらそっと会計を済ませて、外へ出た。]
(161) myu-la 2015/03/24(Tue) 02時半頃
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[ウニクロを通り過ぎたあたりで、またポスターを発見する。 これもモルコで開催されるマブスラについてのものだ。 今度は『切り裂く閃光』の顔写真が映っている。
……あれ? この仮面、イクリプス666で私たちを襲ってきた子だ。 彼の妨害によってゲームマスター戦まで辿り着けなかったのだから、絶妙な仕事人だった。
彼もまた死神として参加者狩りをしているのだろう。 応援もせず、呪いもせず、その事実を見届ける。 マブスラの大会に行けば、彼の元気な姿も見れるのかもしれないな。 そう思いながらポスターから視線を外す。
>>@39その時、クレープ屋の方面から駆け出してきた、“仕事”を始めようとする彼の姿は、私には見えなかったけれど。]
(162) myu-la 2015/03/24(Tue) 02時半頃
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[ラウンドツーに行こうぜー!と、そんな号令が聞こえてきたのは、すれ違った男子学生の一群から。 あそこのゲームセンターは人気が高い遊び場所だ。私には縁が無いけれど。
男子学生が何かを口に咥えているのを見れば、また非行少年か、と眉を顰める。 しかし、それは煙草ではなく棒付きキャンディだった。 おやまあ。煙草と比較して可愛らしい。
なんだか今日はあのゲームのことを思い出してばかりだ。 キャンディを咥えながら、氷の壁で私たちを妨害してきた死神を思い出す。
覚悟、か。 あの時のミッションの出題意図は、結局なんだったんだろう。
やっぱり、死神は参加者を消すだけじゃなくて、何かを測っている気がするんだ。 生きるのに必要な価値、みたいな。そんな感じ。
それは勝手な推測。当たってても間違っててもどうでもいい。 また死んだ時にでも考えよう。
クレープ・ヘグリに辿り着き、その扉に手を伸ばした。]
(163) myu-la 2015/03/24(Tue) 02時半頃
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― クレープ・ヘグリ ―
[様々な回顧を経て、辿り着くのがこの場所だ。 クレープの甘い香りが鼻腔をくすぐる。
ゲーム中は分からなかったけど、ここの店内は思ったよりも独特な色彩をしているみたいだった。 マリアちゃんの趣味なのだろうか。
今日ここに来た理由だが、クレープを食べに来たわけではない。 さっきチョコレートケーキ食べたし。これ以上は太る。
マリアが出迎えてくれたのならば、挨拶の後に話を切り出すだろう。]
中葦原公園で新しいグラフィティアートを描くことになったんだ。 もし良かったら見に来てね。 面白いの、見せてあげるから。
[>>@36一度、空白となったその場所に。 新たな絵を描く許可を貰えたのは、ついさっきの話で。 ヒラサカ区の中央に近いあの場所を使って、とうとう私の新しい絵を描けることになった。]
(164) myu-la 2015/03/24(Tue) 02時半頃
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[それを伝えて、土産のようにカウンターに「深夜の紅茶・アバンチュールミルク」を置く。 女の子ならこの紅茶シリーズは好きだろう。たぶん。
今度来た時にはフルーツ増し増しのスペシャルなやつを頼むと予約もして。 店内から立ち去り、最後に向かうのは中葦原公園。]
(165) myu-la 2015/03/24(Tue) 02時半頃
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― 中葦原公園 ―
[公園に辿り着けば、最初に目に入ったのは広場で忍者ごっこをしている小学生たち。 全身黒尽くめの衣装を纏い、忍ばずに手裏剣やクナイのようなものを投げ合って騒いでいる。
忍者、流行ってるのかな。 確か、あの鼠央というゲームマスターもシノビっぽい格好をしていた気がする。
彼とは最後、戦うことはできなかった。 しかしゲームがクリアされたということは――彼は、倒されて消滅してしまったのだろう。]
あなたが消えて、私たち皆が生き返った。 ……変な話だね。
[そう考えると、哀れで仕方がないと思う。 彼は何を背負ってこのゲームを仕掛けたのか、は、ゲーム終了後にマリアが言っていたっけ。
ヒラサカの消滅を賭けてゲームをしていたと。 つまり、ヒラサカを守るために、参加者を消そうとしていたと。]
(166) myu-la 2015/03/24(Tue) 03時頃
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……あなたは。 ヒラサカのために戦ったんだね?
[同情するつもりはないけれど。 彼の意志は汲むつもりだ。
ヒラサカに生きる住民として。……なんて、格好つけた精神ではないけれど。
この街を消滅させるにはまだ惜しいと、その意識は一致していたから。]
(167) myu-la 2015/03/24(Tue) 03時頃
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[公園の一角、少し開けた場所の高台に、真っ白な壁があった。 そこは数々のアーティストが、期間限定でいろんなアートを施していく場所。
無名から再開した私が、いよいよここに辿り着いた。
「深夜の紅茶・ムーディーアップル」を飲み干して、空になったボトルを置く。 そして壁に向き合い、描く内容と構図を決める。
様々な想いが私の中に渦巻く。 今までの数々の出会い。 死神のゲームを経ての生き返り。 そして、傍にいてくれるテルのこと。]
(168) myu-la 2015/03/24(Tue) 03時頃
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[“死”を、描いてみたかった。
雲を掴むようなその好奇心は、死んで生き返った今は塗り変わり。
“生”も“死”もひっくるめた、今の私にしか描けないものを描こう。]
(169) myu-la 2015/03/24(Tue) 03時頃
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[黒一色ではない絵筆を取り、豊かな色彩でこの街を彩ろう。
私がこれから生きる証を、一人の足で立つ証を、ここに。
それは決して孤独ではなく。
信頼できる人がいるからこそ、私はその答えに辿り着く。
私の目に映る世界からは、もう、色は失われない。**]
(170) myu-la 2015/03/24(Tue) 03時頃
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―???:英語準備室―
……ありがとうございます。
[>>147この人に頭をわしゃわしゃと撫でられるのは、まぁ、嫌いじゃないなぁ、なんて思う。 子供みたいだとか言われそうだが、素直に心地いい。背丈やらを揶揄っているわけでなく、これがこの人なりの褒め方なのだろう。褒められるのは、嫌いじゃないし。
そうして、いつかとは全く逆の状況。斜め後ろから聞こえた、鼻を啜る音には苦笑を零した。手を伸ばして、あやすように広い背を軽く撫でる。全く、どちらが大人なんだか]
……シュガーとフレッシュ、置いといてくださいね。
[言外に、また会いに来ますと告げて。未だ肩口に埋められた頭に、少しだけもたれ掛かったか。僅かに目元を潤ませつつも、はにかんだ顔は、未来を見据えた晴れやかなものだった**]
(171) ふゆのひと 2015/03/24(Tue) 05時半頃
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―― ‟終わり” の ‟始まり”は
未だ、始まったばかり。
そう これからも続いていく。
(#3) 2015/03/24(Tue) 06時頃
ああ なんて。
くだらなく。 ふざけた。
『すばらしき この せかい』。
(#4) 2015/03/24(Tue) 06時頃
―― The wonderful world ――
≪End ⇒≫
(#5) 2015/03/24(Tue) 06時頃
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