227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE
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狼
墓
少
霊
全
ミツボシに4人が投票した。
キルロイに1人が投票した。
ミツボシは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
運命はたった独りだけを選んだ。すべてを見過ごす独りをのこし、世界は、永遠に強烈に吹き荒れる風雪の、奥底に沈んでいく……。
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[ ずる、 足を動かして 其方>>116へ向かう 向かったはず。
足は動かず、頭はふらぁと前へ倒れ込む]
(もう、 ちからが )
[鉄球を呼び戻すのも、無理。 術式がもう働いてくれない]
(仲間がいねーなら、いらねーか)
[兎が横たわるほうを、琥珀が映すも それはぼんやりとした形。 金を散らした彼の姿をちゃんと捉えられてないけれど。
もう一度、兎を殺した相手をみやるが辿り着く気力はない。 さっきの蹴りで、全部つかっちった]
(0) ぷーすけ 2015/07/01(Wed) 06時頃
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ぜ、 んぶ、ぜんぶ
[ぶっ壊して、 倒して、 悪魔さえも叩き潰して
(あーあのガキに死んだとこ見られたくねー)
最期まで自分だなーと上がらない口角で笑う]
(1) ぷーすけ 2015/07/01(Wed) 06時頃
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[ふ、と甘いココアの香りが鼻を掠めた気がする。 琥珀はもう、とっくに伏せていて
(もう良いから、其れ飲ませろよ)
なんて、そこにいる誰かを急かすのだった]**
(2) ぷーすけ 2015/07/01(Wed) 06時頃
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[お茶会会場の机上に置かれたるは、
あたたかいココアに、赤ワイン。
二つの命を持つディーとダムの分は、そこにあっただろうか。
あったならば、上等の葡萄酒だっただろう。]
[――……そして、少しした後。]
(#0) 2015/07/01(Wed) 06時頃
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― 終幕は突然に ―
[ざあ、と舞台を終わらせるように 虚空に唐突に現れたるは小さな紅の幕。
その前に立って、 そ、っと、会釈をする少女の”シルエット”は お茶会場に、未だ舞台上に、 死んでしまった人の前に それぞれ、 終幕の言葉を告げる。]
(3) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃
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――不思議の国、および鏡の国の演者のみなさま。 ほんじつは 即興劇にごさんかくださり、 まことにありがとうございました。
わたくし、この劇場の主の”ナイトメア”ともうします。
亡くなってしまったお方はお気の毒に。 生き残ってしまった方も、お気の毒ですこと。 ずいぶんとつらい殺しあいになったみたいね?
……でも。あなたがたが見せてくれた もの―― とっても、きょうみぶかかったのよ。
[くすくすと人々の神経を逆撫でするかのように 紡ぐ笑い声を演者たちがどう聞こうと、知らぬ顔で]
(4) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃
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[パン! と手を打つ]
さて、さて。 ころしあいの勝者は、鏡のアリス。 彼はりっぱにポーンからクイーンに為りました! 彼に盛大な拍手を!
[ぱちぱちぱち、と四方から浮き上がる手が、 不気味に拍手を重ねる。 紅幕の上に、 スクリーンのごとくアルヤスの姿が映し出される。
ぱちぱち、ぱちぱち、ぱちぱちぱち――――。 拍手の残響が消えた頃。
少女の影は、真っ黒に塗り潰されたその影は。]
(5) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃
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[ 口だけがぱかりと空いて、 深紅の上弦の月を浮べた。 ざわりと背中の翼が大きくなり、地面に突き刺さって、 血管のように脈打つ。
ちか、ちか、と少女の影の中で、 明滅するのは星々の輝き。]
しんでしまったひとも いきのこってしまったひとも――
いまだ、ゆめじにしぬるわけにはいきますまい。 冥府にいきたいと おっしゃるならば案内しますが――。
[そんな酔狂は、いませんでしょう? と首を傾げて]
(6) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃
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……そろそろ朝も近づいてまいりました。
【あくむからめざめ】て、 うつつの たびじの つづきを、どうぞ、 おたのしみください。
――意味は、おわかりかしら?
[陣営の勝負も、何もかも。 悪魔の余興と、種を明かしてから、嗤う。 抗議の声はあっただろうか。 そっと片手をあげて]
(7) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃
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それではそれでは、 ありすのげきはこれにておしまい。 ――かえりみちには、おきをつけて!
[ばっ、と少女の華奢な掌が虚空を薙げば、 演者達の足元から、 蠢く真っ黒な腕が無数に現れるだろう。
黒い掌の中には、 少女の林檎の眼と同じ色をした深紅の目がひとつ。
笑むように撓んで、演者たちを闇の底へと誘うために その足に、腕に、胴に、絡み付いて 地中へと引きずり込むだろう。]
(8) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃
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[引きずり込まれた先で、 演者は三度、落下する感覚を味わう。
次に目をあければ、そこにはきっと、]
(9) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃
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――◆Etude of Nightmare◇――
◆Alice's Adventures in Wonderland
Alice ルーカス
Queen of Hearts シュゼット
White Rabbit ディーン・アンリ・ダレット
Cheshire Cat ラルフ
◇Through the Looking Glass: And What Alice Found There
Alice アルヤス・イルヤース
Red Queen カルヴィン・ホーキンズ
Humpty Dumpty ヘクター・F・リーガル
Tweedledum and Tweedledee ユーリ・キルロイ
◆◇◆
The Hatter サイラス=K=ヘルシング
The March Hare 李 禹向
(#1) 2015/07/01(Wed) 06時半頃
A boat beneath a sunny sky,
Lingering onward dreamily
In an evening of July――
In a Wonderland they lie,
Dreaming as the days go by,
Dreaming as the summers die:
Ever drifting down the stream――
Lingering in the golden gleam――
Life, what is it but a dream?
(#2) 2015/07/01(Wed) 06時半頃
[ ――そうして月は朝陽をつれてくる。]
[一夜劇は幕を閉じ、
悪夢の中であった事、
それを覚えていても、いなくとも。
何を得ようと、得まいと。
あなたのもとに、新しい一日がやってくる。]
[・・・さて、はたしてそれは
本当だったのか、
それとも ただの夢だったのでしょうか?
ふとした折にあなたは気付くかもしれません。
手にした小さな飴玉を。
こどもが書くような丸い文字で、その包み紙に、ひとこと。]
―― .ɘɔnɒɿɒɘqqɒ nɒ ჹniʞɒm ɿoʇ uoჸ ʞnɒતT ――
(#3) 2015/07/01(Wed) 06時半頃
[ そんな、『鏡文字』のメッセージを。]
― ED02: 鏡の国の悪夢 ―
(#4) 2015/07/01(Wed) 06時半頃
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― ◇幕間◆ ―
[演者たちが闇に飲み込まれる前の事。 悪魔は、きちんと少女の姿かたちをしたナイトメアは ゴシック調のドレスを身に纏い、 真っ黒な傘をまわしながら、 ある男の目の前に現れる。]
おめでとう、アルヤス・イルヤースさん?
[にっこりと微笑んで、 無邪気に問いを向ける。 アルヤスを捉える腕のみが、動きを止める。]
勝ったあなたにひとつ、ききたいの。 いのちをあずかるって、どんなきもち?
[林檎色の瞳には好奇心のみが写りこむ。 人の心を知らぬ悪魔は、静かに答を待つ。*]
(10) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃
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/* >>1:-65 リー 誤字ごめんね、消し忘れは結構ありましたでもまだこの頃はましだtt…… リー……年齢不詳な感じでした
>>2:-70 ナイトメア うわぁ……ラ神容赦なし……
>>2:-93 シュゼ 鉄球がディーカップ把握
>>2:-165 リー ご、ごめ…… [反応には爆笑しつつ土下座]
>>2:-179 此方こそありがとうございました。 (誤字に)付き合わせてしまってもうしわけな……(吐血)
どうせなら色っぽいお姉ちゃんに押し倒されたかったとユーリがいってま…(おい)
(11) arusha 2015/07/01(Wed) 08時半頃
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/* >>3:-52 サイラス お気になさらず完全に出遅れているので でもできたら絡みたかった……て、まだEPがあります!
>>4:-8 ディーン いやディーンに殺されても良かったと言うかユーリ的「殺意持って向かって来るなら応戦する」ので。 元スペックはこいつあれですがチートになりかねないですし、殺したかったら殺してくれても全然大丈夫だったんですぜと
>>4:-18 リー 読み直ししてるんですぜこれでも…そして直してるんですぜ… (してなかったらもっとYABAI
いや笑いは違う方法でってホント同意で申し訳ないです。 担々麺噴かせて申し訳な(そこかよ
>>6:-40 ナイトメア ああうん、どや顔で参戦されてメアちゃんに殺されるならユーリ本望(基本女好き)
(12) arusha 2015/07/01(Wed) 08時半頃
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ルーカスは、カルヴィンの足に投げたかったんだもうだめだ
ねこんこん 2015/07/01(Wed) 15時半頃
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あー……?
[死んだ、と思ったはず。が、意識が浮上する。 姿勢はあの時と同じ立ったままで。 なんでだろうとしばらく悩んで――]
ああ、そうか。俺ディーとダムだった。
[二人分演じると言う事は命も二つと、そう言うことか。死んだと思ったのはそれを自分が忘れてたから。 ふるり、と頭を振れば周りは自分の血と相手の血で赤い。 血で噎せ返るような空気は馴染んでるからまあ、良いけれど]
……さて、と。 あくまさんはどーなったかなー。
[薄れゆく意識の中で、シュゼットの声を聞いた。 お互い相互不理解が酷すぎる、と思う。自分もシュゼットを理解していないし]
(13) arusha 2015/07/01(Wed) 15時半頃
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……さて、と。 あくまさんはどーなったかなー。
[薄れゆく意識の中で、シュゼットの声を聞いた。 お互い相互不理解が酷すぎる、と思う。自分もシュゼットを理解していないし]
偽善でも良いと、俺は思うけどな。 そーいう偽善でも何か無いと、俺達見たいのはただの戦争を言い訳にした“殺人者”だ。 [生まれた直後に親に捨てられてから、楽な人生ではなかった。 世の中は戦乱のまっただ中、攫われ、色子として無理矢理働かされ。その後引き取られた先は武器商人の家。 昨日までの友人すらも必要なければ殺さねばならず、人を殺すことが生きる事にも等しく。 殺すことを無理矢理正当化しなければまともな神経も保っていられない。
だからこそ。偽善と言われてしまいそうなそれくらいは]
(14) arusha 2015/07/01(Wed) 15時半頃
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[ちゃんと話せばお互い、もう少し分かり合えたのかも知れないがと。 ハートの女王の骸を見詰める。 彼に対して恨みも何も無い。ただ、殺せと言われたからやり合った。 死んだ相手への敬意をこめて一礼する。 それから、呑気な声を金髪へと――]
殺したことに対して何も思わない俺の方が悪魔、かもな? さぁってと、ありすちゃーん? 生きてる?
(15) arusha 2015/07/01(Wed) 15時半頃
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―朝:悪夢からの目覚め―
ん……
[ふと目が覚めれば時間はいつも通りの7時。これと言って出勤するわけでもない自分はのんびりと目を覚ませば朝食を作るためにキッチンへ行って]
おはよう、ミケ 相変わらず早いな
[そちらの方に行けば片腕だけでも料理しようとしている妻の姿があって。直ぐに傍に行けば頭を撫でてから、止めずに一緒に手伝う形にして]
(16) 黒戌 2015/07/01(Wed) 21時頃
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起きたら俺も起こしてくれれば良かったのに …危ないと言ってるわけではない。心配なんだよ
[何年共にしても、未だに心配性が治る気がしないし治す気もない ただ彼女が今幸せなら、その幸せの手伝いをしようと思うくらいで。それからふと夢の話をしようと]
不思議な夢を見たんだ。いや、鏡の夢かもしれないが 悪夢だったよ。悪くない悪夢さ
[矛盾してるかもしれないな。なんてクスリと笑って、包丁を取り出せばホットドッグパンに切れ目を入れて彼女が焼いたソーセージを皿に入れてレタスをちぎっていく]
(17) 黒戌 2015/07/01(Wed) 21時頃
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不思議な話だろう?キミと出会った時のように、色々な人と出会ったんだ そこで俺は帽子を被っていた。イカレ帽子屋さ ふふ…。初めの会った時のキミが被っていた物と同じ物さ
[ある遊園地の夢を見た話。そこでミケと出会った時はマッドハッターの帽子を被って、得意気になっていた時だったか 今でもはっきり記憶に残っているお気に入りのその帽子は、自分が被っていた物と全く同じで]
そこには不思議の国のアリスや鏡の国のアリスの登場人物が居てね 俺はその一員になって劇を演じていたのさ。おかしな話だろう? キミと見た夢とは違って、殺し合いを演じていたのさ
[その話に妻はどんな反応をしただろうか。心配したかもしれないし、興味を持ったかもしれない どちらにせよ、夢に対しては興味があるようでその話を促してくるのならばホットドッグを作りながらも続けるだろう]
(18) 黒戌 2015/07/01(Wed) 21時頃
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初めて出会ったのはハンプティ・ダンプティだった 彼は塀から降りれなくてね。いや、降りれたのかもしれない 降ろしたのに、またいつの間にか塀に登っていたのさ
[そんな夢みたいな事ですらあり得た世界なのだ。何を言っているかわからないだろうが、本当の話で クスクスと笑いながらも、彼に対して手を貸した事を話す。勿論、その後結局は面倒が見きれなくなって離れてしまった事も]
彼は落ちれば割れてしまうからね。そっとして離れたら次に着いたのは不思議の国 驚いたよ、本当に一瞬で移動してしまったんだ そこにあるお茶会場で招待状を書いていたら不思議の国のアリスに出会ってね
[不思議の国に着いて真っ先にアリスに会えたのはある意味幸運だったのかもしれない しかし、彼女が期待するようなアリスとは違うなんて言ったらどんな反応をするだろうか。それを楽しみにしながらも、ポツリ、言葉を落としていく]
(19) 黒戌 2015/07/01(Wed) 21時頃
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なんと驚きな事か!アリスは男だったんだよ それも屈強な、雄々しい珈琲好きでね。可憐な少女なんてものは無かったな 彼も望んでアリスを演じてたわけでは無さそうだけれどさ
[それでもアリスらしいなんて当の本人に言ったら怒られるだろうか クスクスと笑って思い出しながら更に言葉を続けて。いつの間にかホットドッグは出来ていて、今度はサラダを作ろうと引き続きレタスをちぎっていく]
それからアリスと別れた後、2つの世界が混ざって悪夢になったのさ 殺し合いをしなければ目覚めないと、そう言われてね 俺の仕事は殺す事じゃなかったからそれが救いかもしれないが
[尤も、戦わなくて良いはずなのに戦う事になったとは今は言う事でも無いけれど 妻が心配そうにするならばその頭をそっと撫でようか。心配する事も無く、今目が覚めているのだから大丈夫なんて安心させて]
(20) 黒戌 2015/07/01(Wed) 21時頃
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そうしたら三月兎や赤の女王に会ってね ビックリしたよ、二人共知り合いだったようだが…いや、どこかで会っていたのかもしれないな
でもそこじゃないんだ、なんとだな ――赤の女王も男だったんだよ!
[よくよく考えてみればあの世界に女性は居なかったな。なんて思い出すけれど、自分はナイトメアと話していたのでそういう意味では女性は居たのかもしれない 舞台に居ない事は確かなのだが]
しかし赤の女王は小さな少年だったよ。可愛らしくてね 三月兎と親子みたいに手を繋いでいたのが印象的だったな いくつかは知らないけれど、深い話をするわけでも無く彼等はお茶会場に向かっていったな
嗚呼 そういえば二人に会う前にナイトメア… 所謂その世界の主に会ったんだ。なかなか可愛らしい子だったよ
(21) 黒戌 2015/07/01(Wed) 21時頃
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[まるで子供みたいに、なんて言ったら変だろうか それでも自分とミケからしたら子供に見えたかもしれないし、彼女のような子が居たらきっと親ばかになるだろう]
まぁ、そんな事があってね。それからだ!聞いてくれよ、ミケ 次に会ったのは誰だと思う? 時計兎さ。それもウサギの耳を生やしたね
[それは自分が妻と出会った時に付けられたカチューシャと酷似していて。まるでその時の自分を見ているようで可笑しかった 彼女が被った帽子に、自分が付けられたウサギの耳。こんな偶然があって良いのだろうか。なんて笑いながら、いつの間にかサラダも出来ていて机に運べば朝食の準備は出来上がる]
まぁ、結局は俺は彼に殺される事になってしまったんだけどね その時キミに会えないのは残念だが、死ぬのは良いなんて思ってしまったんだ ……あはは、怒るなよ。わかってる
[どうしてそんな事を思ったのか、なんて彼女からしたらわかる理由だろうけれど、それを受け入れるかと言われれば別の話 怒っているだろう彼女の前にただ謝って]
(22) 黒戌 2015/07/01(Wed) 21時頃
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…本当はね、悔しかったさ。キミに会えないのも、残してしまうのも心残りだし いや、今は目が覚めたからしっかり言えるな キミを絶対に一人にはしないから
[それが例え死ぬ事になっても。彼女より先に逝く事は無いように 目の前に置かれたホットドッグをお食べなさい。と促せば彼女は食べてくれただろうか]
Ich liebe dich.(愛してる) 心配かけたね。キミを置いて死にはしないよ
[それから自分はホットドッグに手を付けないでキッチンに立てば軽く片付けをして、ミケの元へ歩いて行けばその額にキスでもしようか ホットドッグを一つ持って、それにかじりつけば新しく書く小説のネタを思いついたようで]
(23) 黒戌 2015/07/01(Wed) 21時頃
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ライトノベルになってしまうけれど、夢の国の話について書こうと思ってね 主人公はナイトメア。素敵な出会いを与えてくれた彼女がどう思い、どう感じ、どう見ていたのか そんな素敵な話を書こうと思うんだ
[さて、とホットドッグを食べ終われば背伸びを一つして、ミケの頭を撫でてから自分の部屋に戻ってパソコンへと向かい合う]
(24) 黒戌 2015/07/01(Wed) 21時頃
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――悪夢の国のナイトメア
[それから執筆をしていって。自分が知らない事は、想像で補って 素敵な話が完成するようにと――**]
(25) 黒戌 2015/07/01(Wed) 21時頃
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― خاتمة ―
…… ユーリの、やつ… 、
[>>0霞む視界で不確かに揺らめく影は、 確かにこっちに近くなってきた気がして。
‟嫌な予感”がした。
( … もー、ぶん殴る一発も、 そろそろ、きっついのに、 )
―― 強張ろうとする力だって、 途端に抜けてく。
… うまく働らかねー頭で、 どうにかしようって考えが働くより先に、 その影は ふらり 倒れ込んだ。 ]
(26) 雨京 2015/07/01(Wed) 21時半頃
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[そのザマを見て、 真っ先に安堵が出ちまうよーな俺を 殴りたくなっちまったが、 ]
… 一人で抱えこんで倒れちゃ、 意味もねえ、 か、
[ずっと他人に背負わせんのが嫌で、 頼るのを拒んで ―― 、
でも、そんでも。 大抵のことは‟叶えてきた”けど、 それも周りがいたからこそ だ。 ( あの試合の時だって、 あのまま続いてたら、 ) ]
(27) 雨京 2015/07/01(Wed) 21時半頃
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( … 今更気付くなんざ、 … ほんとー、ばかだな、 )
[ 力無く虚空に苦味を吐いたとこで、 視界に留まってなかった、 もうひとつ 立つ影。>>15
(ユーリがシュゼットへかけた声は、 意識してねえ分、 呆けた頭じゃうまく聞き取れなかった)
辛うじて聞こえた、呑気な聲にゃあ ゆる と 眉尻を下げながら、 声の方へと面を上げた。 ] …… あ? だからその呼び名やめろっての、 生きてんに、決まってんだろ。 ――― なーんだ、 テメーこそ、死んだかと思ったぜ *
(28) 雨京 2015/07/01(Wed) 21時半頃
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pickup//おはよう:それゆけ!黒企業≪ブラック=キギョー≫!
[PiPiPi… 小鳥の囀り≪アラーム≫が鳴り響く。やけに身体の節々≪バキバキ≫なのが気になるがヘクターは床≪コンクリート≫から起き上がった。]
…夢≪ドリーム=ワールド≫、か…そりゃそうか。
[なんともまあ不思議≪ファンタジック≫だった。 兎≪トケイヤロウ≫はナイススタイル≪ソウウケ≫で、 不思議の国のアリス≪マイゴマスター≫は蜘蛛≪スパイダーマン≫、 猫≪イタリアーノ≫は何故かナンパするし三月兎≪メ・インオシメン≫は 良い声で鳴く≪ジュ・ハッキ=ンアラーム≫し……幸せか。
だが一番の幸せ≪ミラクル・ハピネス≫はカルヴィン≪ショタマドッコ≫ だろう……楽園≪ハピネス≫戦士モエキュンに引けを取らんあの立ち振る舞い≪ツンデレン≫は至高≪ア・ツイノ=ウス異本≫だ。]
あぁぁぁああああ〜〜…!!!
(五月蝿イゾ、ヘクター)
(29) Eurail 2015/07/01(Wed) 21時半頃
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落ち着けるか!?これが!! この前祭典≪ジャスティス・イベンティング・コミケ≫落ちただろう!!
(知ルカヨ。)
[脳内で落ち着いた様子の英雄≪ハカタノ=シオ≫がツッコミを入れる。悪夢≪ブラック・カオス・ドリーム≫の中では無いためか彼も何処か温厚である。]
ああ、くそ…もっと見たかった、が、 まあ今日は折角の休み≪ゴ・ホービ≫だ。 続きは和紙之本≪ウス=異本≫で──…
> > BIBIBIBIBI──〜〜!!! < <
[高鳴る音≪スマホ・バイブ≫。 表示は>>-130神主≪エドワァァァズ=ハカッタナ≫。 …恐る恐る、出る。]
どうし… あ。また八岐大蛇≪ファースト=トマト・ザ・ファイナル≫が出た? 働けや英雄≪ハカタノ=シオ≫だと?今日はきゅうじ──
(30) Eurail 2015/07/01(Wed) 22時頃
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エドワァァァァァアアアズ!!!後で潰す!!!
(31) Eurail 2015/07/01(Wed) 22時頃
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いや、だってね?アリスであることには変わりないだろう? こ こ で は。
[嫌そうな声を頼りにそちらへと視線を向ける。 またまぁ満身創痍で、何て言うけれどこちらも見た目は血まみれで、とても“無事”とは言い難い――が。 生き返ったらたいした事はないと言うか]
あー死んだ死んだ。気持良く死んだとも。 だがしかし俺はディーとダムなんだな。 一人に二人分。命も二人分。 どっちが死んだか知らんが、俺を殺すには二度手間……って事で。
[それ先にシュゼットに言って置けば良かったと。 しかし自分でも忘れていたのだからどうしようもないと肩竦め]
さーてと。 首謀者殴るんだろ?
[傍観してるから派手によろしく、なんて。 どちらにしてももう元の世界に戻るのだからコレで“アルヤス”と話すのも最後かと、ちょっとした感傷]
(32) arusha 2015/07/01(Wed) 22時頃
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[ガラリと窓硝子を開けば≪パリーンッ≫目の前に 煌めく八岐大蛇≪ファースト=トマト・ザ・ファイナル≫の姿!! 良く目を凝らせば伝道師≪キュウセダイ・ノ・エム≫が 可能性の進化≪アクセル=シンクロ≫を興じているではないか!! 一陣の風≪エターナルフォース・ブリザード≫が吹き荒れれば 彼奴は此方へと向けて病的侵攻赤≪-カディッキ・レッドソース-≫を 放ってくるであろう!!!]
くそが!!痛撃之乱波動撃≪ワサビ×マヨネーズ←ショウユ≫!!!
[掌に≪神札≫天叢雲剣≪-レインボー・マドラー-≫を収め、 その背中には白きマント≪ソルト・ヒーロー≫をはためかさん。]
≪神札≫八尺瓊勾玉も放つしかなさそうだな、 ええい、ボーナス≪マヨマヨ・ダンボールロクジュッコー≫だせよな!!
(33) Eurail 2015/07/01(Wed) 22時頃
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[斬、
一撃≪トナカイ=ノ=ゼツボウ≫を打ち破けば窓の縁から ヘクターは一蹴し駆ける≪ハイ=ジャンピングホッパー≫!! マント≪ソルト≫を撒き散らせば彼≪≫の横へ。]
──待たせた、反撃≪オオイツクス・マヨネーズドリーマー≫に移るぞ。
[愛器を構えればさあ声をあげよう。]
目覚めよ≪封札≫天叢雲剣≪レインボー・マドラー≫!! 和紙之本≪ウス=異本≫の導きと共に無限の融合≪カップリング≫を彼の目に──!!!
[乙の戦い≪ナンダコレ≫はまだまだ続くようだ。]
(34) Eurail 2015/07/01(Wed) 22時頃
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― おしまいのはじまり ―
[近づいてくる”女王”の影。>>0 その足取りは、三人相手に宣戦布告した姿からは とおく とおく かけ離れていて
ふらり 揺れる赤いドレスは所々燃えた痕が 彼の命を蝕むように 広がっている。
「3対1でも、よかったかもな」 なんて 双剣が死んだと 残ったのが彼だと そう思った僕は 愈々アリスも(僕のいのちも)ここまでだなぁ と
やわらかに口元を持ち上げたのだけれど。]
(35) kanko 2015/07/01(Wed) 23時半頃
|
|
[ ぐら、と頭が揺れた影>>0は そのまま静かに倒れこみ 此方を向いた琥珀色の目だけが 虚ろに演者を映して 溜めた光を散らしてゆくのが視えた。]
………… 。
[ あと何人、こんなふうに「死ねば」 僕は 還れる んだろう。 あと何人、あと何人。
自分で殺してもいないひとの死を願って 僕はまた ( それでも ) 生きて ]
生きて、いたいんだよ…。
[ 死刑判決を受けた時、安堵を覚えた自分は もう 思い出せないほど遠くに居て はじめて見つけた「生きる理由」を左手に掴んで 悩みながら、自分で作った尸の上で生きていたのに。
いま、他人が積んだ骸の上にすら 登ろうとしている。]
(36) kanko 2015/07/01(Wed) 23時半頃
|
|
[ 浅ましくとも 愚かだろうと 狡かろうと それでも生きていたいと願う。
―――あのひとの となりで。
抱えた膝を握りしめて、絞り出された掠れ声>>36は ぼう、と鬼火が消えるような弱さ。
でも、その火は決して消えることなく。
もうひとつの命の火>>15も、ふたたび その身を擦るようにして 自らのちからで焔を灯したようだった *]
(37) kanko 2015/07/01(Wed) 23時半頃
|
|
[深紅のドレスがその生地の端々まで 朱(あけ)に染まって、 ダンスに疲れた女のそれのように 地面に倒れ臥したころ。]
終わった、な。
[不思議の演者は倒れ臥し、 薔薇園に残るは鏡の演者のみ。 満身創痍で倒れこむアリスに、>>26 残機が二つあった様子の知らない双剣使い。>>15 残りは幾人だろうか。
いや、もう劇は終わっているのかもしれない、と 茶会を訪れた面々を数えては、密かに思う。
アルヤスが生きている事を残念に思いながらも 結末が訪れてしまえば、「こんなものか」と するり、飲み込めてしまうのは、 多分そういう世界に生きていたからだろう。]
(38) 310 2015/07/02(Thu) 07時頃
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|
「生きて、いたいんだよ」
[鼓膜を掠める言葉。>>36 ちらり、と李の黒髪を見遣る。 その心情は知らずとも、 その言葉の裏に後ろめたさがあるのを感じて]
――……言い訳っぽいの、やめたら?
見届けるって決めたんなら、 覚悟くらい、できてたんだろ?
[他人の命を踏み台にする覚悟。]
[ラルフはそれだけ言うと、 ゆっくりと、尻尾を揺らし踵を返す。
まるで興味を失った、とでもいうように。 もと来た道を、逆に戻る――。*]
(39) 310 2015/07/02(Thu) 07時頃
|
|
――→横転する電車
[紫色の雲を仰いで思うのは、 目覚められなくなった連中は、 今回の事をどう思っているのだろう、ということだった。 やはり、それなりにつらいのだろうか。
そもそも目覚められなくなったなら 自分たちはどこにいくのだろう。 ……せめて、地獄とかなら、 あいつを待つこともできるのにナー。なんて事を考えた。]
[ふと、視線を転じた、
その時。
捻じ曲げられ、宙に浮いたレールの上に、 じゃらら、と紅い幕がかかる。 その前に大凡少女と言えそうな 真っ黒なシルエットが立った。]
(40) 310 2015/07/02(Thu) 07時半頃
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[夢路に死ぬのはいやだろう、と悪魔は笑う。]
……は。 ァ?
[すべては悪魔の余興と言い放つ それ>>7の号令で、 掌に林檎色の瞳を持つ不気味な黒い腕が 足元でのたうちはじめた。>>8] ………、
[ ダンッ。
――地を勢いよく蹴り、レールを駆け上がる。 手を伸ばし、 悪魔を引き倒してやろうとしたところで ぐるり、現れた無数の腕がそれを阻止するがごとく ラルフの腕や足を握った。]
(41) 310 2015/07/02(Thu) 07時半頃
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[あいもかわらず三日月の笑みを浮べた”少女”を 赤い星にも似た目で睨みつけて――]
――生かして返してくれんのはありがてえっすね。
でも。悪魔さんよ。 あんた、いつか殺す。
[玩具みたいに扱いやがってと、わらう。
影は何も応えない。 腕が強く強くレール上のラルフの体を引いた。 それに抵抗する事も無く、
人形のように落下する。
卵のように地面にぶつかり破裂する事も無く、 ”猫”の体は、地に開けた闇に呑まれた。**]
(42) 310 2015/07/02(Thu) 07時半頃
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…… 〜ッ、 やっぱ、テメー、性格わりーな…
[ あー、どっかでイカれた兎より マシだと思ったのは間違いだったみてーで!
最後の最後で>>32おちょくるよーにさえ感じる その聲に吼えてやる気力も薄かったが、
じ と 碧眼を鋭く細め、 睨めつけてやるくれーはしてやった。 ]
…… はあ?
[ ‟一回死んだ”、なんて聞きゃ、 面食らったよーに瞬いてみたが ―― 。 ]
(43) 雨京 2015/07/02(Thu) 10時半頃
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『身に覚えのある』感覚が 思い出されたもんだから、
無事には到底みえねえ血塗れの癖して やけに元気なザマには すとん、と腑に落ちて。]
[ す と 、
碧空は 細まった。 ]
… あー、そーかよ…。
どーりで、そんなに減らず口叩けるくれーに ピンピンしてそーな、わけだ。
(44) 雨京 2015/07/02(Thu) 10時半頃
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[ >>32この有様を見た上で、 随分と軽く言いやがるもんだが、 言われなくたって、元よりそのつもりだった。
竦めるための腕は、 左の手がちょっと浮き上がるだけ。 ]
最初の一発は、勿論俺が殴るけど、よ! … 後はテメーも、手伝えっての、
[ 途切れ途切れ、
キレのねえ言葉ではありはするが、 そんでも『意志』はしっかりと籠ったまま。
息を深く吐きながら、 花壇の淵の煉瓦に手をついて 、 緩慢に、 立ち上がった。 ]
[ ―― そんなところで、 ]
(45) 雨京 2015/07/02(Thu) 10時半頃
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[ 天は突然に 紅の幕を掛ける。 ]
… は、
… あ ?
[ それは 、 劇場主の、舞台挨拶 。
会釈するシルエットを前に、 悪趣味な‟手”が拍手を打ち鳴らす。 ]
(46) 雨京 2015/07/02(Thu) 10時半頃
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―― …、
… ほんとに、趣味わりー、なっ…!
[スクリーンのように浮かび上がる 俺の姿に 目を細めながら、 いちいち神経を逆撫でするみてえな 耳に障る甲高い声に歯を食い縛りゃあ、
どっちにしろ黒い影しか見えねーそいつに 苛立ちと怒気だけで、
ちょっとしか上がらなかったはずの左腕が もちあがりゃ 拳を象って、
一気に >>7『種明かし』に抜けた。]
(47) 雨京 2015/07/02(Thu) 10時半頃
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[( まさか、本当に『茶番』なんて 思うわけもなかったもんだから、)
拍子抜けに、ぱちり、 狐につままれたよーな顔は そのわっかりづれーいい回しに。 ]
… ふっ、ざけんな…!
[『悪夢から醒めて』、
なんて望んでた言葉に辛うじて 意味くらいわかりゃしたが。
それだって、余計人の神経を逆撫でするだけで。 ああ、本当にあの女王を思い出して腹が立つ! ]
それと、もっと分かりやすく言え、っつーの!
(48) 雨京 2015/07/02(Thu) 10時半頃
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… っつーか、
‟また”、かっこつかねーし、 締まんねーのかよ…
( …まー、 … なんもしなくてもよ、 誰も死なねーなら、
それに越したこちゃねーが、 )
[純粋に怒りをぶつけられた 建前だけの‟聖戦”とは違って、 一旦拍子抜けに緊張の糸が途切れた今、
冷静に考えりゃあ、 こんなザマで倒してやれる気はしねえ。 (ユーリに任せんのも、こればっかりは嫌なもんで)]
(49) 雨京 2015/07/02(Thu) 10時半頃
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( もーのすっごく、癪だけどよ! )
[ ああ、やっぱどっかの誰かが聞いたら 大笑いしそーな結末なもんだが!
虚空をもっかい睨めば、 それは丁度高らかな『おしまい』の声に >>8その細い影の腕が宙を薙いだ後。 ]
… でも、テメーは ぜってーに、一発ぶっ飛ばすのは!
変わんねーけど、なっ……!!
[ 一歩、
なんとか 影の方へ踏み出そうとすりゃあ、 不意に 風が頬を撫ぜる感覚がした。 * ]
(50) 雨京 2015/07/02(Thu) 11時頃
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ルーカスは、5で昼寝しつつゆるゆる**
ねこんこん 2015/07/02(Thu) 14時半頃
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― 幕間 ―
[ それは、終幕の傍ら。 ]
[ ひとつの薙ぎに呼応する 地から沸き立つ昏い影、 ] [ うぞり うぞり 、 と、 ]
…… ―――― ッ、
[ 今にも‟役者”を 呑み込もうとする手が、 時を止めたように手が留まって、
―― 鈴鳴る、聲がした、 『幕間』のこと。 ]
(51) 雨京 2015/07/02(Thu) 14時半頃
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[くるり くるり、>>10
大輪は呑気に廻る。 影そのものみたいな漆黒の傘を、
背に抱いた姿は、 白金が風に瞬いた後現れた。 ]
… なーんにも、めでたかねーよっ…!
[ 誰だ、なーんて。 問うまでもないよーな。
その、虚空のシルエットをそのまんま 肉づけたみてーな、一人の姿で。
( こいつが、 きっと、
… いや、そーなんだろう。 ) ]
(52) 雨京 2015/07/02(Thu) 15時頃
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[もう一度、ぱちり。
瞠るように瞬きゃ、 熟れた毒林檎みたいな色の 好奇の瞳に、 その問いに、
あの褐色の肌とは相対だってのに、 人の心なんか分からなそうな女王の姿が ひとつ 重なって見えて 、
碧い虎の目は、更に険しく鋭を帯びる。]
… あぁ? 見てるだけのやつなんかに、 言ったとこでわかんねーんだろーよ…!
(53) 雨京 2015/07/02(Thu) 15時頃
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(黒い兎には、『三番目に嫌い』って言ったがよ。 … やっぱ、『四番目』だったぜ )
( …しっかし、 ほんと悪魔も、神も、
なんでも ―――、 )
… 気に入らねーのは、 『そいつ』だけだし、 どこにでも、居やがるな。
[ぼそり、 さっき聞えた『悪魔』だのなんだと のたまう聲がもう一度繰り返されながら ―― 、
覚束ない足に一点、 無理矢理ありったけの力を籠めりゃあ、
… 据えるは、黒影。 ]
(54) 雨京 2015/07/02(Thu) 15時頃
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( 嫌いなやつの ‟同着”一位は ――― 、 )
[ 地を蹴る、
奔るのは、 何の役も纏ってない ただ 素の俺のまんま。]
っつか、
のこのこ現れてくれたのはありがてー、がッ! 二回も、おんなじよーな、目にあわされてッ!! 虫の居所が、わりーんだよ!!
… わざわざ殴られに、きてくれたのか、 そーじゃねーのか、しんねーがっ…!
(55) 雨京 2015/07/02(Thu) 15時頃
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[縺れそうな足を思いっきりぶん回して、 もう一回掌を丸めると拳の体裁だけ整えりゃ、 勢いはそのまんま 腕は虚空に振り上げる。
躊躇なんかする気はさらっさら無く、 弧を描くは 突き動かす情に躍る儘、 ]
… 話す前に、よ!!
( わからねーやつには、 わかんねーだろーが、
そんなに話したいなら話してやってもいい。 … でも、 今は、 )
とりあえず、は、殴られろッ! [ その好奇をぶっ飛ばしてやろーと、 …… ―― 振り下ろす。 *]
(56) 雨京 2015/07/02(Thu) 15時頃
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エフは、慣れって怖いわぁ
Eurail 2015/07/02(Thu) 20時半頃
リーは、もはやエフチップ見るだけでわらう
kanko 2015/07/02(Thu) 20時半頃
エフは、酷いや
Eurail 2015/07/02(Thu) 21時頃
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[蒼い目はまるで青空のよう。 金色の髪はまるで真昼の陽のよう。
地に落ちた影のように真っ黒な日傘を くるると差して ナイトメアは血の匂いを胸いっぱいに吸い込んだ。]
ふふふ。
[めでたかねー、という言葉をさらりと傘に 乗せて受け流し 続くことには、残念そうに肩を竦めた。]
(57) sane 2015/07/02(Thu) 21時半頃
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そう? でもね、わたしこうしないと あなたたちとあそべないの。
[舞台上に降りて劇に手を加えることは許されない。 なぜなら、ナイトメアは「観客」だから。
蒼い眼差しが、少女の向こうに知らぬ人を見る。 それに応えるように、少女はにっこりとわらう。
たん、と地を蹴る音。 こちらに猛然と迫りながら 拳を振りかぶる”アリス”に目を細めた。]
(58) sane 2015/07/02(Thu) 21時半頃
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「 … 話す前に、よ!!
とりあえず、は、殴られろッ!」
わかった。
(59) sane 2015/07/02(Thu) 21時半頃
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[ ――ごちん! ]
[ ”アリス”の振りかぶった拳は、 少女の柔らかな黒髪の下に衝撃を与える。 ちかちかと視界の中で星が散った。
ふわっ、と傘が宙を舞っていった。 好奇心のみでできた悪魔は、 しばらく林檎色の瞳を瞬きさせたかと思うと]
(60) sane 2015/07/02(Thu) 21時半頃
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い、いったぁ〜〜〜〜いっ!
[膝を折って、 拳骨をくらった頭を両手でぺそりと抑えた。
……ちら、と一瞬、 アリスの顔色を窺うように 林檎色の瞳が動いたのは、 見えたのか、それとも *]
(61) sane 2015/07/02(Thu) 21時半頃
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元々こういう性格だ。20歳も過ぎりゃ、性格の矯正なんて、な?
[無理無理、と手を振って笑う。 思考は未だ二人分だが三人分よりも楽だ。 そのせいか軽口も元の自分に近い。決して、おちょくるつもりはないが――。 と、言えば嘘だと言われそう。
睨め付けて来る相手が面食らっているのには]
だってディーとダムだもん。
[そんな理由にならない理由を。 まあ中々にグロテスクな状態で、相手もぼろぼろだったが、 二人分のおかげで自分の方がぴんぴん元気…なのは]
ご理解いただけたよーで何より。
まああれだ、あんたが“アリス”で良かったよ。
[言えるときに言いたい事は伝えておこう――そう思って言ったときか]
(62) arusha 2015/07/02(Thu) 22時頃
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え、俺もやるの?やだめんどくさい。
[なんて言いながらも立ち上がる相手に差し出した手は、相手に触れられだろうか。
その時突然空にかかった紅い幕。 種明かしをする黒い影に――勝てたなら不思議陣も助けろと。 言うつもりだったのが必要ないと知って]
あらら悪趣味。全部茶番だったか。
[相変わらず呑気に言う横で“アリス”>>48は怒髪の模様。 何か他の物にも腹立てているようだけれども]
この手のは怒ってもなぁ……
[無邪気な子供のいたずらに近いから虚しいんじゃないの、なんて。 きっとアルヤスには届かないか、聞こえてたら余計怒らせるか
(63) arusha 2015/07/02(Thu) 22時頃
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んあ?
[そうしている内に地から沸き出すような昏い影が自分を飲み込もうとして。 他の連中にも挨拶くらいと。
その猶予もよこさない辺りで本当に、勝手――と苦笑も出ない]
あーやっぱ俺も殴りたいわ。 んで、アルヤスに賛成。
[もう二度と会えない連中と、最後に交わしたのがアレじゃ目覚めが悪すぎる。 見てるだけの奴に何言っても無駄だろう>>53と、大きく頷く。 黒幕がそうするというのなら抗う術はないのだろうけれど――]
(64) arusha 2015/07/02(Thu) 22時頃
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一発くらい殴っても罰当たらないよな?
[地を蹴って、アルヤスが黒い影に向かっていく。 それに続いて崩れていく世界の地面を、蹴って。 拳を強く握って飛び上がる。
そして林檎色の目をした黒い影に向かって――]
嫌いじゃないけどやり方は、虫が好かない、な。
[言葉と同時に振り下ろす拳は。 アルヤスの拳が当たった後。さすがに二発目は避けられただろうか]
(65) arusha 2015/07/02(Thu) 22時頃
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エフは、次の祭典は1@当選A落選B当選するも原稿落とす
Eurail 2015/07/02(Thu) 22時半頃
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[続いて振りかぶられた拳は―― その拳もまた、少女の頭に吸い込まれるように 落とされて]
ふええ?! う……。
[二発目! クリーンヒット! ナイトメアの瞳に雫が溜まった。が、 それは頬を伝うことはなく。]
……わたし、あなたには はなし、 きいてないよ?
[ユーリに向けて無邪気に首を傾げてみせた。]
(66) sane 2015/07/02(Thu) 22時半頃
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―ホグワーツ・レイブンクロー寮のとある部屋―
ふ、
[ふあ、と欠伸をして。ぱち ぱち、数度瞬き そのキャラメルが捉えた、視線の先。
( ―――っ!!? )
瞳に飛び込んできたのは、 輪郭がブレてしまうくらいに近い距離。 すぐ目の前で、すやすやと小さな寝息をたてている ひとりの少女の姿。
眠りから覚めてぼんやりとしていた意識は一気に覚醒。 一瞬の硬直の後、俊敏な動きで勢い良く身を後ろに引いた。
( なに、…は? え ……え゛!? )
頭の中はプチパニック。]
(67) かふぇ 2015/07/02(Thu) 23時半頃
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[僕が動いて生まれた隙間から冷気が通ったのか、 もぞもぞとシーツを掴んで身を丸めるデメテルに ずれた掛け布団をきちんと被せる。
再び心地よさげな眠りについたのを見て、ほっと一息。 そして、気づいた。…緑のブツに。]
なんだこれ。 儀式…?
[僕らを取り囲むよう、頭の上から足の先まで ぐるりと一周するように並べられたピーマン。 …と、彼女の背後。木製のプラカードに書かれた "ドッキリ大成功"の文字に、事の顛末を察した。]
デメテルさんやい、 君が寝てちゃ駄目でしょ...
[眉間を人差し指でぷすり。 むぅ、と眉を寄せた彼女を見れば 自分でも知らぬうちに、頬が緩んだ。]
(68) かふぇ 2015/07/02(Thu) 23時半頃
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キミの本気が足りなかったから 最後まで起きられなかったじゃないか。
[>>1:283いつぞやのぼやきをもう一度。
あの時点で起きれていれば、 きちがい女王に殺されなくて済んだのに。…なんて。
どう足掻いても、エンディングに辿り着くまでは 悪夢に囚われ続けていたのだろうけど。]
どうせなら、デメテルとテオ様も一緒に…
[あの世界で物語を紡げれば、 もっときっと、楽しかっただろうに。]
(69) かふぇ 2015/07/02(Thu) 23時半頃
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[デメテルは、好奇心旺盛で猪突猛進。 でも、決して馬鹿じゃない。 きっとアリスがお似合いだろう。
テオ様は、まっすぐで優しくて…、 …うーん、あの世界の住人には不向きかも?
( ああ、最後に帰る場所... "アリスの姉"なんてどうだろう。 )
今日の午後、二人をお茶会に誘って この不思議な噺を語るとしようか。]
(70) かふぇ 2015/07/02(Thu) 23時半頃
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[ふるり 睫毛が震え。 彼女の瞳が僕を映せば、]
おはよう、ねぼすけデメテル。
稀にみる優しさいっぱいの声を、彼女に向けて。*]
(71) かふぇ 2015/07/02(Thu) 23時半頃
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[ ぼうやりと見つめる視界の端っこで 猫のながーい尻尾が揺れる。
呟かれた”おしまい”>>38は、命の終いを嘆くには軽く。 猫の紅い眼が、どれだけの死を見てきたかまでは まだニワカの僕には推し量れないけれども 揺れることのない声が、その多さを語る。
僕にゃあまだまだ。そーいうことなんだろう。]
覚悟はあっても 割り切れるほど 僕はまだ強くねーんです。
[ ほろり出た一人称は、きっと猫には気付かれないだろう。 遠ざかる足音に振り返る事はない。
「にゃあ」と、紫色の背中へひとつ 鳴いてやった。*]
(72) kanko 2015/07/03(Fri) 00時頃
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[ 此処に残るのは生者ふたりと死者ひとり。 僕はぴらりとカードを取り出して首を傾げる。 「………争わせ、」>>1:#10 あらそ、わせ? ………ぼく、あらそわせては いないね?
すっかりエンディングモード漂うアルヤスと双剣。 うーん…? と、顎を掻いた とき。
空から降りた真紅のベロアの緞帳。>>3 その前には 林檎の目こそ 見えぬものの…]
あ、の………糞餓鬼……。
[ 無駄だと知っちゃあいるけれど、すい と伸びた手は 反射的に背の愛刀にかかる。
耳の裏に張り付いた笑い声>>4が蘇り 薔薇の影、蔦の影、落ちた血の海の影からも 有象無象から伸びた「手」の喝采が、劇の終幕を告げた。]
(73) kanko 2015/07/03(Fri) 00時頃
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[ 拍手の音を吸い取って、影は微笑む。 か細い少女の影は羽を広げ 夢を吸う虚無のように 黒いブラックホールがくちをあけた>>6
………。(なんかちょっと、口調がむかつく)
明かされる種も 無邪気な悪意も 気に入らない。]
えらい陳腐な舞台をドーモ! ぜーんぶ茶番だってぇのは 随分とお優しい。
[ 星の煌めく闇へと吼えて。 闇が片手を翻せば、足元で蠢きだす闇を感じた。]
――地獄に堕ちる日が、楽しみになったよ。
[ 体に纏わりつく深紅の目には囚われることなく 黒水晶の目は一点だけを見つめて 言い放った言葉は静かに ”再会”を匂わせた。]
(74) kanko 2015/07/03(Fri) 00時頃
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|
[ 地面に埋まりつつある半身と、視界を遮る無数の手 その隙間に此方へ近づく少女の足>>10を見つければ、 既に自由の効かない半身をよじり 泥の闇を掻く。
けれど到底、届く距離ではなくて ]
くっそ、一発 殴らせ……
………っはは。 ――あんたらに、頼んだ。
[ 雄々しく猛る虎>>53に 黄泉から還った双剣>>65に 聞こえぬ声を投げかけて。
視界を塞ぐ赤い眼の手を、猫の尻尾をはたくように 避けながら… それでももう、目線は斃れた兎と同じ。
その隙間に聞こえた、シマりのねー悲鳴>>61に僕は チェシャ猫みてーな笑みを 浮かべたんだ。*]
(75) kanko 2015/07/03(Fri) 00時頃
|
|
― 起床/イタリア・朝 ―
[ ぱちり]
[ 手を伸ばした先は夜空でもなんでもなく、 ただの いつもの 自室の 真っ白い天井だった。 額に張り付いた蒼髪を拭って、ばねのように起き上がる。
そのままきょろきょろと 兎のように落ち着き無く視線を彷徨わせると、 そこで漸く耳も尻尾もないことに気がついた。]
――、
[鼻腔をつくのは、何かを調理する香ばしい馨。 昨日は何をしていただろうと思い返す。 (――そうだ、あいつ、帰ったら寝てたから、 ベッドにつれてって、それから、)]
(76) 310 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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[――た、と抑えきれずに ベッドから立ち上がり 靴音を鳴らして、匂いのする方へ 誘蛾灯に誘われる蛾のように
早足で ]
(77) 310 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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|
テッド。……テッド!
[キッチンに入るなり見えたボスを しっかり見る前に抱きすくめた。]
あーもーよかったまじでよかったもうあんたに会えないかと思っいてえ!
[ ――勢いよく蹴られた。] [ついでに足も踏まれたかもしれない。] [涙と愛おしさが三分の一ほど引っ込んだ。]
(78) 310 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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|
[畜生、と毒づきながら、 ラルフはボスが作っていたものを覗き込む。 見事なオムレツがそこには鎮座している。]
うまそー。 あ、俺も食っていい? フォダンショコラもさ。あんた昨日寝てたでしょ。
だから…………一緒に。
[いつもなら「あんたが食え」というけれど、 そう誘いをかけて、そ れから「寝坊スンマセン」とも謝って]
変な夢を見たよ。アリスの劇なんだけどさ。 登場人物が全部男なの。アリスも。女王も。 三月兎やハンプティがきったねージャポーネでさ……。
(79) 310 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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|
[淡々と食事の合間に夢の事を語るのも、 常ならばないことだ。 フォダンショコラの切れ端をフォークに乗せて ボスの口にお届けしながら。]
( あいつらも、起きたんかね )
[ふとそんな事を思う。 はてさて、悪魔に踊らされていることに 戸惑い、怒り、恐怖していた連中は、 何を考えたのやら。
――ラルフには知りえぬことだ。]
(80) 310 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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|
[休みをとる、といわれたなら。 赤い瞳をきょとんと見開き驚いた後、]
――Si mio capo.(わかりました、ボス)
[大人しく頷いて、 今日くらいは、 のんびりしてもいいかと思い直しただろう。
出かけるなら荷物持ちくらいはしますよという アピールは忘れない。 淹れたコーヒーがふわりと、食卓に薫った。*]
(81) 310 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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|
[ 僕の命は6つの盃の上に浮かんでいる。
自分と、あのひとの為に刈り取った命。 救えなかった、見殺しにした命。
そいつらの上に根を張って、 他人の道理をひん曲げながら 咲かせる花は まだ枯らしちゃならねえと。
吹雪くような夜桜の真ん中で 聞いたこともない柔らかな 異国の琴(ウード)の音が どこからか 僕の耳を撫でていった。 ]
(82) kanko 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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― 日本 個人医院 ―
あーーー、はい。 医者(せんせぇ)いわく もーそろそろ目ぇ醒ますらしいです。 ……はい。 ………はい。
わーかってますって、あくまで俺は”舎弟”ですし。 ……すんませんね、”大事なの” に怪我さしてもーて
………ゴローさん………いや。なんでもないです。 じゃあ、来るまでは俺が。 …それじゃ。
[ ( ピッ ) ( ………まったく あの人は ) 世の中みんなが自分と同じ位鈍いと思ってるんだろーか。
はぁ、と落とす溜息は 無機質な端末の上に落ちて 俺は”先輩”の様子を見に行く。 「失血酷いけど、まァだいじょーぶじゃねェの?」 馴染みのヤブ医者が、彼から取り出した鉛球を 俺の掌に乗せてから たっぷり24hは経過していた。]
(83) kanko 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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|
[白いカーテンに囲まれた、安っぽいパイプのベッド。 面会者の椅子すらない小さな場所は、棺桶には広すぎた。
小さな機械音は飽きもせずに 眠る人物の鼓動を刻む。]
”先輩” 気ぃつけてくださいよー ほんと。 「しなねーてーどに」っちゃ、確かにそうですけど ………はぁ。 そんなんだから、 舎弟がお目付け役も兼ねるんですよ?
[長い睫毛はまだ伏せたまんまで、 異様な傷跡だらけの左腕が、静かに布団に乗っている。
人差し指で、さらり。包帯の巻かれた足>>0:21を撫で]
…足、すんません。 でも、お陰さんで担いで帰れましたよ。
[いつものこの人なら多分、あのくらいは>>0:85避けて見せる筈だったから。言ったら怒られそうな詫びは、今のうちに済ませておこうと。 思いっきり蹴られた肩は>>0:20踵のかたちの青痣になっていたけれど、穴が空くよきゃ余程イイ。]
(84) kanko 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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|
――― ガチャリ ―――
[ ………数刻後。 安っぽい病室の扉が開くのと、目の前の瞼が揺れるのは 一体どちらが早かっただろう。
俺はくすりと 堪え切れなかった笑いを落として ”先輩”にいちばん会いたいひとへ 特等席を譲ろうか。
駆け寄る足音を迎えるように、俺は 大きな人影が写り込んだカーテンを *開けた。*]
*****
(85) kanko 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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エドワァァァアアズ!炬燵だ!炬燵準備しろぉおお!!
(86) Eurail 2015/07/03(Fri) 02時頃
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― ベッドの上 ―
[ …………………? 頭がガンガンする。 真っ暗闇ん中に居て…桜が視えて…… 聞いた事のねー 音楽が、聞こえて……………
ああ、そーだ。 あの糞餓鬼に遊ばれて―― 沈んで、落ちて、落ちて、落ちて… ああ?……あれ?
いま、目の前に 見える顔は。 5年間ずーっと見てきたモンだけれど こんな表情は………初めてかもしんねーなぁ。]
―― …ごろー。
[ やっと出した声はカラカラで、渇いた唇が少し痛い。 頬にのばそうとした左手は なんだかやたらと重たくて 届く前に おおきな両手に取られてしまった。]
(87) kanko 2015/07/03(Fri) 02時半頃
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|
[ ほおうらな、こんなにあったけーし こーんなに、でっけーんだ、よ。
誰に言っているのかといえば。 僕の頭を勝手に撫でたクソ猫へ、そこはこれ専用だと 大きな傷跡が残る手を握られながら……もう片方の手を、
――――うごかない。
力が入るのは首元までで、 そこから先は消えてしまったような闇が繋がる。
確かめたいのに、2つもある目は揃いも揃って 黒曜石を見てたいって動かない。 だから しかたがないから
包まれた手を握り返して、引き寄せた。]
………ごろー ただいま。
(88) kanko 2015/07/03(Fri) 02時半頃
|
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[ 僕の体をつつむように かぶさった肩口へ鼻を埋め すううう、と大きく息をして。
消毒液の匂いばかりのなかで ようやく ”僕ん家のにおい”を かぎつける。
そうしてようやく自由になった両眼は、 アルミの棒から吊り下げられてる僕の腕を見つけた。]
………あーあー………。 …怒ってる?
[ ちらり、覗き込んだ顔は さっきとどう変わっていたか。
それがどんなだったって。 左腕が動けば十分、とばかりに太い首に巻き付いて じんわり熱くなる目元を隠しながら もう一度 ]
――――ただいま。
[ 愛しいひとの 腕の中に還った。 *]
(89) kanko 2015/07/03(Fri) 02時半頃
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― 悪夢から時は巡りて ―
[日記を綴っている原稿用紙を、ぱらぱらと読み流す様に捲っていく。 "彼"と会ってから、随分と苦労が絶えなくはあったけれど……今となってはまあ、あの日の事を読み返す事が出来るくらいには、落ち着いてきている。 時折悪夢としてあの日の夢を見る事はあれど……あの時見た"悪夢"よりはいくらか、マシな筈だから。
捲った紙の束の中、あの"悪夢"が書かれた頁を見付ければ、ぴたりと手が止まる。 そうしたら、後ろから自分を抱き締める様に座っていた"彼"の方を向いて。 悪戯っぽく、"微笑んで"みせた。]
あんたに話した事、あったっけ? 私昔、変な夢を見た事があってな。
[とん、と。紙の束を示しながら、小さく首を傾げる。
"悪夢"の全てを知ったら、"彼"はきっと機嫌を損ねるだろうから。 その全てを伝えるつもりは無いけれど。 暇潰しとしては、中々面白い話題かもしれない、と。
……彼にとって面白い話かどうかは、分かりはしないが]
(90) 製菓 2015/07/03(Fri) 03時頃
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アリスをなぞる様な夢だったんだがな、途中から殺し合いになって……、 そこで、あんたに似た奴に会ったよ。
[原稿用紙をなぞる指先は、酷く優しいもの。 浮かべる表情だって、普段よりはいくらか和らいでいて。
そんな表情だって、今となっては彼の前では珍しい事ではなかったのだろうけれど。 それでも今その表情は、過去に遭った友人に向かっていて。 ……それを知ったら、"彼"は拗ねてしまうだろうか?
けれど幸か不幸か、動き出した口は止まらずに。 軽やかな声音は、やっぱり"彼"の癇に障ったかもしれないが]
その夢の中で私は、その似てる奴ってのに殺されたんだがな。 それが何とも……、無様でなあ。
[羨望に伸ばしたてのひらをなぞる様に、記憶を綴った紙に指を滑らせ。 浮かべるのは、苦笑めいた照れ顔で]
(91) 製菓 2015/07/03(Fri) 03時頃
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[時折髪へと埋められる顔に肩を竦め。 返された問いには、楽しげな言葉を返していく]
どんな奴だったかって?……、そうだな。 昔のあんたとも、今のあんたとも、正反対の奴だったよ。
[自分より幾分あたたかな身体に身を任せ、ぱたぱたと足を揺らす。 未だ傷跡の残る右のてのひらを見詰め、小さく口元を緩めながら。
あの"悪夢"で癒された傷は、此方に戻った時には眠った時と変わらず血が滲んでいたけれど。 耳にした音色は、今でも思い出せる様で。 何とも不思議な経験をしたものだ、と。目を細め]
……ああ、そうだ。 その夢から起きた時に、飴玉を手に持っていてな。
[ふと思い出せば、机の引き出しから飴玉>>#3を取り出しす。 元より菓子の類は好んで食べたりしないから、すっかり忘れてしまっていた。 まあ飴玉であれば、時間が経って食べられなくなるという事もあるまい]
(92) 製菓 2015/07/03(Fri) 03時頃
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ほら、口開けろ。 甘いのは好きなんだろ?
[包みを開いて、軽く"彼"の方を向いて。 その口元へと持っていけば、"彼"はそれを口にしてくれただろうか。 よく飴玉を舐めているのを見るから、嫌がりはしないと思うのだけれど。 どちらにせよ、口を開けるまで手を下ろす事はしなかったろう。
"彼"の口へと飴玉を放り込んだのなら、満足気に笑ってやり。 "美味しいか?"、なんて。首を傾げてみせようか。
――得体の知れない飴玉だけれど、腹を壊したりはしないだろうよ。多分]
……ん?
[包み紙を捨てようと向き直れば、"鏡文字"のメッセージに気付き。 ぱちりと瞬きを幾度かすれば、信じられないという様に眉根を寄せる。
子供っぽいその文字に思い出すのは、最後に目にした少女の姿で]
(93) 製菓 2015/07/03(Fri) 03時頃
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――……ただの夢じゃあ、なかったのかもしれないな。
[ぽつりと落とした言葉と共に、"悪夢"を綴った頁にその包み紙を挟み込む。 深く考える事はするまい。 あの"悪夢"が実際にあった事だとして……"長い耳"をつけて駆け回った事は、忘れてしまいたい事実だから]
……ちょっと、味見。
[引き出しに日記を仕舞い込めば、体ごと"彼"の方を向いて。 紅い瞳をじっと見詰めながら、指輪を嵌めた左手を重ねあわせる。 そうして右手で顎を掴めば、そのまま軽くだけ唇を重ねてやった。
夢で見た彼等が実在するとしたら、尚更この"悪夢"であった出来事を"彼"には話せはしまいと――そんな事を考えながら*]
(94) 製菓 2015/07/03(Fri) 03時頃
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― 終幕の時 ―
[手のひらの中にはひとつの時計。 舞台の上では未だディーとダムが、ハートの女王が、そしてアリスの片割れが。 事切れた時計ウサギの側で、或いは離れた所で舞台を演じてはいたけれど。
しかしもう、視線は舞台には寄越さない。 だから今、舞台に誰が立ち、そして誰が倒れているのか――それを見届ける事が出来程、心に余裕も希望もありはしなかったものだから。
――そして、幕が降りる時間へと。]
(95) ねこんこん 2015/07/03(Fri) 04時半頃
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[劇の終わりを知らされたのなら、男は漸く億劫そうに顔を上げ。目の前に見える少女の姿>>3に、ほんの僅かに眉を顰める。
告げられるその名は "ナイトメア" 。 その名から連想されるのは、人に"悪夢"を見せると言う悪魔か或いは"悪夢"そのものか。
壇上の少女、悪夢の名を持つその少女は、名を象徴するかのような、深く昏い黒髪をゆらりと揺らす。 まるであどけなく笑いながら、流れるように述べられる口上達>>4にはいっそ笑みすら浮かべて見せよう。]
……君がもしも、真に"ナイトメア"だと言うのなら。 成る程、見せられたこの"悪夢"は確かに、君の名に恥じないものだろうよ。
[少女が手を打つ音>>5に紛れ、呟いた言葉はきっと彼女には届かない。
彼女に対してそれは恨みもあるだろう。 しかしもしも彼女がこの夢を"支配"している主ならば、それこそきっと首を跳ねても無駄なのだろう。 ――それに、何よりも。今の男にそれだけの、希望なんてありはしない。]
(96) ねこんこん 2015/07/03(Fri) 04時半頃
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[打たれた手に次ぎ、舞台へと映し出されるのはあの時見たアリスの片割れ。 そこに映る姿は白金の髪か、或いは堕ちた黒の髪か。澄み渡る清らかな碧の瞳か、或いは燃える炎の紅い瞳か。 ……何方にせよ。聞こえてくる拍手に男は薄く笑えば、数度だけ小さく拍手を送る――あの時の殺意はもう、感じない。
聞こえる拍手は何処からのものか。それすらも、分からないまま。分かろうとしないまま。 漸く終わった――終わってしまったその劇への拍手が途切れたのなら、少女の影が不気味に歪む>>6。 嗤う影は、歪にしかし美しく。脈打つ翼は地を貫き、まるで美味な悪夢を喰らうかの如く。 夜を閉じ込めたその影は、次第に星空を孕み。次いで紡がれた最後の口上は、まるで死神のようじゃあないか、と。
しかし、嗚呼しかし。 最後に明かされたこの悪夢の結末は、観客を、或いは"役者達"を揶揄るかのような種明かし>>7は。 組んだ足を一時、降ろし。男の引き攣る顔を舞台へと向けさせるくらいのものでは、あったようだ。]
(97) ねこんこん 2015/07/03(Fri) 04時半頃
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――……く。 エンドロールの後に結末を持って来るか?
……劇自体は、反吐が出るようなものだったがね。まんまとしてやられたよ……私の絶望を返してくれ。
[足元から伸びる黒い影>>9に、寸時身体を強張らせ。しかしその中にあの少女の林檎の瞳があったのなら、まるで愉快に肩を揺らす。
不意に伸ばした手は、蠢くその影へと触れる事は叶っただろうか。 届いたのなら、ほんの数瞬。掠めるように指先で触れたのなら、すぐに引いた腕は腰へと当てる。
足から這い寄るその影は、酷く不気味ではあったけれど。しかしそれも今だけだ。 手の中の時計を、今度は決して無くさぬように握り締めて。 闇へと飲み込まれるその前に、軽く背を屈めて足元の真っ赤な林檎へ向けて、"ご挨拶"を。]
(98) ねこんこん 2015/07/03(Fri) 04時半頃
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――御機嫌よう、"ナイトメア"。
お招き頂き、感謝する。 ……もう二度と。君の顔を見ないで済む事を、心から願っている。
[そうして訪れるのは、この夢に落ちて来た時と同じあの、落下の感覚>>9。
ウサギ穴へと落ちたアリス。 夢の中で再びウサギ穴へと落ち行けば、落ちて落ちてその底は、何処に?]*
(99) ねこんこん 2015/07/03(Fri) 04時半頃
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[ ずどん!!!! ]
(100) ぷーすけ 2015/07/03(Fri) 05時頃
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ぎゃあ!!!!!
[ ガラガラガラガラ!!!! ]
(101) ぷーすけ 2015/07/03(Fri) 05時頃
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― 現へ ―
[勢い良くベッドから落ち、絡繰が数個頭に雪崩れてくる。 それらを受け止めた石頭と琥珀がバチぃと目覚ました]
ん!? ん!!?!?
[ 家 、 家だ。 当たり前なんだけど 当たり前? 琥珀をきょろ、 きょろ と動かして 窓からはまだ少し明るくなった空。視界は反転したまま見上げる]
おきた …
[ぽつん、と零したのち、 変な夢、見たんだけどな…と思い出す。
「悪魔が変な頭で俺が死んでココア飲む夢」]
(102) ぷーすけ 2015/07/03(Fri) 05時半頃
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[空を見たまんま ぼけーっと数秒。 (股がスースーしない。ドレスがない)
したら コツ コツ って足音が近づいて来た。]
…兄貴 ────……あ!
[こつ、と止まる足音は視線を動かすと俺の真ん前。 起き上がってぼっさぼさの髪をかきあげ、 いつの間にかかってたのだろう毛布が肩からずり落ちた。
そこにいたのは、仕事帰りの兄]
[彼が持ってるマグカップから 湯気がぽわん、とはなってないけど
あまーーーーい、 俺の大好きなココアの香りが]
(103) ぷーすけ 2015/07/03(Fri) 05時半頃
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『…起きた途端騒がしいな、お前は』
[俺より幾分か長い赤髪を揺らして、ずい とココアを渡される。 眼鏡のレンズが曇ってたら面白いのに、 どうやら出来立てではなく、作ってから少ししたものらしい。 迷わず受け取って香りに頬を緩ませながら、チラと琥珀は兄を伺う]
どったの…?仕事帰りっしょ? …あーメンテナンス?
[ずずーー カップに口をつけて、ベッド脇に座りながら問うた。 俺と違って勤勉サマな兄。 …あの戦い以来、機械になった兄と暮らすようになって 絡繰の他に、親友からメンテナンスの仕方を教えてもらうようにした。
なんだかんだ色んなとこに世話焼きな俺。 まさか、ランチャー型火炎放射器をぶん投げて殺そうとした相手を 兄と慕って、身体を労るとは思わなかったが。]
(104) ぷーすけ 2015/07/03(Fri) 05時半頃
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[もう残り半分のココアをみつめて、夢の中の光景を思い出す。 人間の俺は、ああやって戦って死ぬときがくる。 (絶対勝てると思ったのに!!) そうでなくても、やがて年老いて死ぬ。 親友も兄も、慕ってくれる弟分も置いて。
そういえば、悪魔だっけ。女の声。 あれとおんなじことするウチの王様も悪魔と決めつけた。
む、と眉を不意に寄せたら あとは一気飲み]
兄貴、聞いてくれるか
[殴れなかった相手と対等になるには? ムカつく相手を倒すには… 俺も人間を捨てるべきかなって。そう思うわけ。 どうせ皆人間じゃないし、 もう良いじゃねぇか。
うん、 決めたように頷いたら、 顔をあげて宣言だ]
(105) ぷーすけ 2015/07/03(Fri) 05時半頃
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俺は悪魔になろうと思う!!
[ぐ、 握りこぶしを作って 兄がぽかんと… ────そして数秒後に怒鳴られることになる。
兄が、人間の身体をもつ俺にどんな感情を持ってるかなんて、 知らないし。
でも、店に「休業日」の札を下げて、 ブランコを一緒に漕ぎにいけば 機嫌は直っちゃう兄を宥めるのはちょろいわけで。
悪魔にどうなるか、ってのを考えるのは きっとしばらくやめない]*
(106) ぷーすけ 2015/07/03(Fri) 05時半頃
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pickup//幕下:エンドロールと誰かが言った (やり忘れてたともいう)
[塩がみっちり入ったカップを投げて暫く椅子を 舟漕ぎ≪ユラリン≫をしていた頃だろうか、 唐突に現れた>>3黒衣の女≪アクム=ノ=オウジョ≫が目の前に 現れて>>4クスクス笑いながら祝福の言葉≪イワッテンノカヨ≫。
──英雄≪ハカタノ=シオ≫は彼奴を見て内心微笑む。]
ナカナカ滑稽ナ一夜≪グッドナイト≫デアッタヨ。 此方モ実ニ楽シマセテクレタ。 …痛イ思イハ勘弁ダガネ?
[死ぬのも同様。だが、このまま起きてもどうせ>>29>>30>>31>>33>>34仕事≪ファースト・ファイティング・エンターテインメント≫だろうから今此処で死んでも問題はないといえばない。]
(107) Eurail 2015/07/03(Fri) 08時頃
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[>>5結果≪コタエアワセ≫と真実≪ドッキリダイセーコー≫が語られれば返すのは拍手≪サン・サン・ナナビョウシ≫。]
ああ、成る程…。 英雄≪ハカタノ=シオ≫め、だから意味深≪オサッシ≫な事を 言っていたのか。
[>>6>>7選択≪ドッチニシテモシボウフラーグ≫を聞けば ヘクターは苦笑≪ニゲミチ=ナシ≫してみせた。 そりゃあ決まっているだろう…と、にんまり。]
死にはしない。英雄≪ハカタノ=シオ≫の仕事≪ザンギョー≫が たんまり積まれて≪クロマクハショウユ≫いるからな。 帰らんと何処かの勢力≪チョウミリョウ≫だけが 力≪アイ・ラ・ブユー≫を増してこの世に 不安定ナ栄養価≪エネルギーアウト≫を齎すしな。
(108) Eurail 2015/07/03(Fri) 08時頃
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まあ、意味が分からないが。
[ご尤も。この世界≪アリス・ワンダーランド≫に来なければ 自分の世界≪イチギョウムラ≫が頭おかしい≪ホメコトバ≫とは 思わなかったであろう。 寧ろヘクターには、こっちの世界の方が平和だ。]
…っと、趣味が悪いな。 もっと可愛い方が受けが良い≪ダンセイムケ≫…と思ったが、 ナイトメア≪ブラックドリーム・ヴァンガード≫だもんな…
[>>8絡まる手≪アラテノ=プレイ≫を見てヘクターは やれやれと息を吐いていた。 折角だからこの鬱憤は和紙之本≪ウス=異本≫287部に。]
(109) Eurail 2015/07/03(Fri) 08時半頃
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[──それは蒼い月夜≪グッドナイト≫の物語]
ああ、おやすみ。 愛らしいナイトメア≪ブラックドリーム・ヴァンガード≫、 貴殿も良き新たな夢≪ナンダコレ≫が観れるといいな?
[一夜限りの即興劇≪エンターテインメント≫は幕を下ろし、 新たな朝陽≪モウスコシネカセテ≫と共に日常≪オシゴトダヨー≫が 幕を開けるだろう。
…幾つもの文字≪エンドロール≫を目に収めれば 次に目を開くは>>29床の上。]**
(110) Eurail 2015/07/03(Fri) 08時半頃
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― 幕間のちょっと前 ―
―― …… なーんか、さっきより、 口軽くなってやがるみたいだし、よ
[ >>62手を振るう姿を、 じ と 、 睨めつけながら。
心無しか言葉の調が軽い気がすんのは 気のせーか はたまた違うのか。
相変らず‟双子”である事を理由にしやがるのは もー聞き飽きた!ってばっかに、眉を寄せて。 虚空を見上げながら、ふ と、息を吐いた。 ]
…… なーんだよ、突然。 そりゃ、どーも。
(111) 雨京 2015/07/03(Fri) 16時半頃
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[ 掠める生温さに乗って、不意打ちの台詞。 『アリス』がどーの、っていうのは。
――― やっぱり、気に食わなかったが。]
( … こーいうとこは、憎めねーな )
… まあ、夢から醒めたとして、 本当にテメーが 『存在する』なら、 いつか。会いにいってやるくらいは、してやるよ
[ 白金は、きらり、靡いて、
見上げた彩にそう言うのは ふつーのやつなら、到底無理なことだけど、 特になんなく さらっと言ってのけた。
――― ついでに、 久しぶりに、手紙の送り主にも 会いにいこーか。っつーのは心の中で。]
(112) 雨京 2015/07/03(Fri) 16時半頃
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[ あっさり断れたんなら、 苦虫を噛み潰したみてーに、 ギリ と 歯と歯を擦り合わせて。 ]
… うっせー、俺も癪だけどよ…! テメーは、巻き込んだヤローが 気に食わなくねーのかよ?
[ 差しのべられた手には、 他人の手を取るのは好きじゃねーから。
… 少し悩んだけども、 ぐい と引きこむよーに乱暴にとって、 立ち上がってやる。
もしユーリがバランスを崩したって、 知らねーこと。
―― まー、手を差し伸べ返すくらいはしてやっけど。 そんなところで、幕が天にかかったか *]
(113) 雨京 2015/07/03(Fri) 16時半頃
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― ウサギ穴へと落ちた先で ―
[深い、深い闇の底へ。 ――或いは闇から光の方へ。
緩やかに、しかし確実にその底へと落ちて行けば。 辿り着いたその先で、本を読む姉の膝の上で。 ……"アリス"は漸く、夢の終わりに辿り着く。]
(114) ねこんこん 2015/07/03(Fri) 16時半頃
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――……" "。
[無意識に唇が紡ぐのは、此方を覗き込むようにする"お前"の名前。 揺らめく竜胆の瞳に滲むのは、さぁ一体どんな色だっただろうか。 名を呼ぶ声は少し掠れてしまったから、"お前"は首を傾げてしまうだろうか。
魘されていた、と。そう告げる"お前"に向けて、ふ、と息を吐き出して。 ――そうすれば、何だか可笑しくて、可笑しくて。クツクツと喉を鳴らして暫く笑いが溢れ続けてしまったから、"お前"はもしかしたら怪訝そうな眼差しを向けたかもしれないけれど。]
あぁ、すまない。 ちょっと……"ナイトメア"に、捕まっていてね。
["酷い悪夢を見せられたよ"、と。肩から力を抜き、姉の膝では無く何時もの枕の上で目覚めの時を迎えながら緩く笑相手を見上げてみたのなら、帰ってくるのはまるで子をあやすような言葉。
それが何だかこそばゆくて、心地良くて――懐かしくて。 "それじゃあお願いしようか"と戯けてみせれば、"お前"はどんな顔をしただろう。]
(115) ねこんこん 2015/07/03(Fri) 16時半頃
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[そうして、ふと。 夢の中であの時計を握っていた手のひらに、"何か"の感触を覚えて。 開いてみれば、そこにあったのは小さな一つの甘い飴玉。まるであの夢の中で見たような真っ赤な林檎のような包み紙に包まれたそれは、……さて。"ナイトメア"からの餞別だろうか。
『何持ってるの』、と。掛けられた不思議そうな声には、肩を竦めてその飴玉を掲げてみせて。 飴玉を見せてみれば、お腹が空いていたのか、と。戯けるように光る瞳に笑いながら、飴玉を持つ手の指でその唇をなぞってみようか。]
(116) ねこんこん 2015/07/03(Fri) 16時半頃
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……もし、お前がいいなら。少し話に付き合ってくれないか。眠いなら、途中で眠ってくれて構わないから。 少し目が覚めてしまってな……、あと、ほら。"悪夢"は人に話せば、現実にならないと言うだろう?
[そうして、"少し巻き込まれてくれないか"、と。言いながら身体を起こせば、伸ばした腕は"お前"の短い髪の後ろへ。 軽く引き寄せ頬へと唇を落としたのなら、ヘッドボードへと凭れかかる自分の方へと抱き寄せる。
ベッドの側にあるテーブルを見れば、其処には眠る前と同じ位置で、小さく時を動かす時計。 飴玉を底へと置き、代わりに時計を取り上げて。文字盤を見てみれば、蜘蛛は漸く蝶から離れたばかり――嗚呼。こんなにも短い夢だったのか。]
……さて、何から話したもんか。 "不思議の国のアリス"は……知っているか?
あの話に似せられた夢でね……ウサギ穴に落ちて、この時計を失くしてしまったんだ。
[そうして軽く目を伏せて、"お前"の肩を抱きながら。いつしか――あの日そうしたように、しかしあの日とは違い逆の手に持つ時計の文字盤を指の腹で撫で、時折頭を預けたりして。 ぽつりぽつりと、夢の内容を語り始める。]
(117) ねこんこん 2015/07/03(Fri) 16時半頃
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[ 急いでいない時計ウサギの話。 真面目なチェシャ猫の話。 まだ開かれていないお茶会に、招待状をくれなかった帽子屋の話。 空から降ってきた、憎らしい程に"可愛らしい"赤の女王の話。 "アリス"にお茶を、"飲ませてくれた"三月兎の話。 白金の髪の、"もう一人のアリス"の話。 夢の中で会う事は叶わなかった、ディーとダムと、そしてハートの女王の話。 そして謎の言語を駆使する皮蛋野郎……ハンプティ・ダンプティとの話。
最初の最初こそ、物語を思わせる所もあっただろう。しかし次第に歪に歪んでいくその物を――そして、男がその物語の中でよりにもよって"アリス"の役を演じていたと言ってみたのなら。 その時の"お前"の顔は、少しだけ楽しみなような、怖いような……嗚呼、無論。あのスカートの一件だけは、絶対に伏せておくけれど。]
(118) ねこんこん 2015/07/03(Fri) 16時半頃
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酷い夢だったよ。 時計は失くすし、夢の中だというのに痛覚はあるし、……まぁ、あのジャバウォックに心踊らなかったと言えば嘘にはなるが。
……、そして、夢の中で俺は死んでしまって。もう二度と、お前には会えないと言われた。 絶望したよ。……本当に、心から。 まぁ、幕が降りてみれば、それもまた"劇"の一部分だったんだが。
[そうして最後に語るのは、ポップコーンを手に劇を楽しむ"観客"の話を。
掻い摘みつつ話はしたけれど、そこそこに長い間話してしまっていたらしく。 夢の話が終わったのなら、肩を竦めて隣の"お前"の顔を見つめてみせた。]
(119) ねこんこん 2015/07/03(Fri) 16時半頃
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……ありがとう、聞いてくれて。これできっと、"現実"にはならない。
さぁ、そろそろ寝ようか……、思いの外、長話になってしまった。
[手の中の時計の中では、何時の間にやら2度程逢瀬を重ねており。その事にはまったく、驚くやら呆れるやら。
再び動き始めたその時計を傍のテーブルへと再び置いて。 そしてふと、思い出したように目を瞬かせたのなら、身体を僅かに横に向けてその手を握り、自らの頬へと押し当てる。
"お前"の指先は、さて今はどうなっていただろう。出来ることなら、美しくあってくれれば良いのだけれど――まぁ、もしもまた削れてしまっていたのなら。 少々咎めるような眼差しを向け、軽く噛み付いてみせるくらいはしたかもしれないが。]
(120) ねこんこん 2015/07/03(Fri) 16時半頃
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あぁ、そうだ。一つ我儘を。 ――……"おかえり" を。言って、くれないかな。
[そうして、夢の中でずっと願っていた言葉を"お前"へと強請り。 そうすればきっと、"お前"は望む言葉をくれただろうから――頬へと顔を預けたまま、男は酷く嬉しげに笑った事だろう。
一日の終わりには、何時もそうしているように。 今日は一回だけ多いキスを交わし、そうして共にまた布団の中へと潜り込む――次はもう少し、"幸せ"な夢が見たいものだと。 取った手は、今日くらいは……離さなくても、良いだろう? 嗚呼、しかしまったく上手くいかないもんだ。あの夢ではああ思ったのに――甘えているのは、結局俺の方じゃあないか、…なんて。]
(121) ねこんこん 2015/07/03(Fri) 16時半頃
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[ 飴玉の包み紙に書かれた鏡文字。
あの悪夢の少女からの"お礼の手紙">>#3に気付くのは……まだ、もう少し先の事。]**
(122) ねこんこん 2015/07/03(Fri) 16時半頃
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― 幕間 ―
[ >>57悪態混じりに吼たる言葉も、
くるり 、
回された傘が風を呼び、 さらり と 過ぎてく。
―― ああ、纏わりついた 血の臭いがほんとーに鬱陶しいこった。 ]
…… あ?
遊ぶも、何も、 そもそもテメーは傍観してるだけで、 弄んでただけじゃ、ねーのかっ!!
(123) 雨京 2015/07/03(Fri) 17時半頃
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[ >>58遠くに重ねた大嫌いな人影とは、 また違う笑みがにこやかに浮かんで、 それがまた逆撫でする。
残念そうに肩を竦めた様にゃ、 一瞬引っ掛かったが。
そもそも、ただ見てるのやつと、 『遊んだ』とは到底言えねーとは思えねーし、 認める気も無く。
――― た、 と 、 駆ける。 ]
(124) 雨京 2015/07/03(Fri) 17時半頃
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[ 殴る寸前、
妙に素直な頷きにゃ はあ? と、一瞬躊躇いが生じかけたが、 一回振るったもんは、簡単には下ろせねえ。]
[ ――― ごちん、 ]
…… ッ、いって!!
[ 柔らかな黒髪を舞いあげながら、 そんなもんがクッションになる訳もねーので、 反動の鈍い痛みに手をぶんぶん、
自滅的に振うと、 >>60傘が、ひらり 遠くへ飛ぶ。 碧眼を細めながら、眺める悪魔は 数秒 林檎色を瞬かせて ――― 。 ]
(125) 雨京 2015/07/03(Fri) 17時半頃
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…いや待て!なんだよ、そのタイムラグはよ!?
[ >>61畜生、すっげーわざとらしい!!
へにゃり、 膝を追って座りこむ姿は 収まるどころかよけーに苛立たせるだけだ。
対照的な白い髪を持つ 俺より年上の少女の容貌の姿のやつのが、 ずっと可愛げがあるってもんで。
――― やり場のねー怒りが、 もっかい拳を作りかけた。 ]
(126) 雨京 2015/07/03(Fri) 17時半頃
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[ どれもこれも嘘くせー、 両手を頭で抑えながら 窺うような林檎色を 鋭さはそのまんまにジロリ、睨み据えて。
( もっかい、殴ってやろーか! )
そう思った時、 影に絡めとるのを躱したユーリの >>64二撃目が降りかかってったので、 勘弁してやった。
( ああ、その林檎色に溜まった滴も 全部 にせもんくせーまんま! )
… そこで、溜息、ひとつ。 ]
(127) 雨京 2015/07/03(Fri) 17時半頃
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ユーリだって、最後まで残ったんだからよ それくらいの権利くれーあるだろーが。
[ まだ手に残る、固い頭の感触に 握った拳を ぱ と 開けて、
手首をひらひら、振るう。 ]
…… んで、テメーは、なんだよ。
『命を預かる気持ち』、だったか? … んなもん聞いて、どーしてんだよ。
… 遊びてーだけなら、 舞台上から眺めてるだとか、 悪趣味なことしてんじゃねーっての…!
(128) 雨京 2015/07/03(Fri) 17時半頃
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[ むしろ余計に 沸き立ったまんまの苛立ちは消さず、 粘つくような視線で じとり、 『観客』としての役割も、 ‟そうしないと遊べない”の意味も、 深く分からなかった俺は。
林檎色をまっすぐ、 それでも幾分かは落ち着いた調子で 真意を探るよう 見据えてやった。 * ]
(129) 雨京 2015/07/03(Fri) 17時半頃
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[あらあら、残念無念! 実際痛いのだけれど、 「わざとらしい」と言われてしまっては ナイトメアも肩を竦める他なく。 更に追撃されればぐうの音も出ず。]
[ナイトメアは二人の男を見上げては、 こころもち頬を膨らませて、 ゆっくり と立ち上がる。 聞こえた溜息なんか知らない。>>127]
(130) sane 2015/07/03(Fri) 18時頃
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『… 遊びてーだけなら、 舞台上から眺めてるだとか、 悪趣味なことしてんじゃねーっての…!』
[粘っこい視線を受け流す。]
……。 だから、みるしかできないの。
あなた、水族館ってしってる? ――いいえ、「リィブラ」にはきっとないわ。 じゃあ、水槽の中の綺麗なおさかなを おもいうかべてごらんなさいよ。
(131) sane 2015/07/03(Fri) 18時頃
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[子猫をしかりつける少女のように、 人差し指をたてて、]
どんなに魚がきれいでも それを手にとって眺める事はできない。 ――そんな事をしたら魚は息ができなくてしんじゃう。
どんなに魚と遊びたくても 水槽が小さすぎてわたしは入ることができない ――わたしは水槽を割ってしまう。
[わかる? と言葉を紡ぐ。]
わたしはゆめのあくまだから。 ゆめでしか あなたたちにあえないの。 舞台に あがることは ゆるされないの!
[それは一つの制約のようなもの。 無数の世界戦に居る人々をゆめに招く事ができるかわりに 悪夢の中の人々に直接手を下す事はできない。]
(132) sane 2015/07/03(Fri) 18時頃
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[真意を探ろうとするなら、 少女は何も「裏」など存在しない 子供の 残酷な目で アルヤスを見据えるだろう。
それから、くるり、とダンスのステップをふむように ドレスの裾が黒い花弁のように広がって、 薔薇園に影を落とす。
――た、た、たたん、と足音が響く。]
にんげんって どんなことをおもうのかしら しあわせなときに たいへんなときに いきているときに しのまぎわに!
いのちというだいじなものをあずかるとき どれほど かくごするの?
わたしはそれを しりたいだけ。 ないものにきょうみがあるだけ。
(133) sane 2015/07/03(Fri) 18時頃
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なぐりたいならなぐらせてあげるけど――
結局、こたえてはくれないの? アリスも。ダムとディーも。
[”悪魔”は至極 至極残念そうに溜息をつくと、 もう一度手を宙へと翳した。
ス、と虚空を指先でなぞる。 周囲の景色は一気に黒に染まり、 ――今度は、四方、八方から、 黒い掌が伸びてきて 彼らを闇の底へと 引きずり落とすだろう。*]
(134) sane 2015/07/03(Fri) 18時頃
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― 後日譚:日本・自宅・初夏 ―
[ 荒れた畳の上を、暑さを運ぶ白南風が通り過ぎ 狭い狭い部屋の中にツツドリの啼き声が転がり込む。
きらり、きらりと射す日差し。 カーテンの陰が揺らめき 僕の声がじとりと湿った空気に響いた。]
ごろーー、 おへよーーーー。
[ くてり。隣にある布団の山に寄りかかって ミノムシの中身が動くのを肩で感じる。 むくりと起き上がった顔に付いている細っそい目へ きししっと笑って見せるのは、欠かさない日課だ。
いつもならもう炊きたてのご飯と味噌汁、昨日の残り 2人ぶんが、小さな卓袱台に並んでいる筈なんだけれど
今日は湯気が立つ ホージ茶がふたつだけ。]
(135) kanko 2015/07/03(Fri) 19時頃
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なあなあ、今日は豆腐と長葱が良い。
[ うざったいバンドで肩から右腕をぶら下げ、 刀どころか包丁も扱えなくなった僕は 寝起きのひとの耳元で そんな甘えを口にする。
すりりと擦り寄せた頬は 伸びたヒゲで一寸痛いけど それはたぶんお互い様。 頬をひとつ、啄めば はふ、と耳朶が湿気た息に包まれ 小さく噛まれた。]
………ん、 っ
[ ………何だか嫌なことを思い出した気がする。>>4:+37
あの時みたいに死にたくはならないけども そんでもって一発殴る気も>>5:+1起きないけども うぐ、と喉の奥に何かを溜め。
ぽすりと左胸に拳を振り下ろしたあとに 「 ごはん。(つくって)」 と言うのでした。]
(136) kanko 2015/07/03(Fri) 19時頃
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[ 規則正しい調理音が響く頃、 大きな背中を見つめながら 僕は着替えの用意をする。
「 ウチにベッドは少ねェの。ほら、帰れ。 」
組と馴染みのヤブ医者に、ケツを蹴られるようにして 薄暗い部屋を追い出されたあの日。 「忘れ物だ」と放り投げられた小さな飴玉は ジャケットのぽっけに入ったままになっていたのだけれど]
これ…………なぁ。
[気に障る丸文字が刻まれた 小さな包みを指先で挾んで ちら とまぶしい朝日に透かして見る。 毒々しい林檎色の赫が 此方を見ているようで ( ……見てんなよ! ) ぷす、と鼻を鳴らして 手にとったのは僕の茶筒。 棄てるのも何か嫌、でも目につくとこにも置きたくなくて 包みごと、まっくらの茶っ葉の中に突っ込んだ。]
(137) kanko 2015/07/03(Fri) 19時頃
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―――いただきます!!!
[ ほっくりと湯気を立てる味噌汁と 艶やかに水を滴らせるトマト、脇にはキャベツの浅漬。 茶碗の中で立派に立つ米粒を前に、僕は両手を合わせる。
”夢”の話は、たぶん………しない。 僕も、このひとも 殺さなきゃ帰れないとかそーいう話は好きじゃないから。
……それに、俺に耳やら尻尾が付いてたってー話も 双剣相手に無様に負けたってー話も 糞餓鬼に煽られて景気良く頭の血管切れたってー話も ( それは僕が恥ずかしいから、したくない。)
左手でむりやり使う箸にしかめっ面をして 目の前の人に あーんぐりと口をあけてみせりゃ トマトのひとつも入れてくれるだろうか。]
(138) kanko 2015/07/03(Fri) 19時頃
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[ ヤクザ稼業にゃ有給休暇も障害保険もありやしねーので 今できることを、できるかぎりするために 左腕をジャケットに通す。 結べるようになるまで暫くは、タイ無しだ。
「 行くぞ 」 「 へーーーい。」
家から見上げた桜は、濃い緑が生して 日差しの隙間を足元にくれる。
僕は木漏れ日の中に見える 僕のいのちを預けた背中を眩しそうに見て
八重に 九重に ――幾度となく 散ってもまた 馨る季節に 咲く華を 此の人と ”彼等”と共に 覽るために
追いかけ、つかまえた背中に ――祈りをこめて ]
(139) kanko 2015/07/03(Fri) 19時頃
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さー、今日もおツトめ 頑張りますかねぃ。
[ 背中に額を付けたのは一瞬。 するりと脇を 踊り抜けて 動く左腕をくるりと回す。
明らかにカタギでねぇスーツ2人が ボロアパートから”出勤”した。
誰もいない部屋の中、飴玉が入った茶筒が
( コトリ ) と 小さな音を立てて 倒れた。**]
(140) kanko 2015/07/03(Fri) 19時頃
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… 水族館?
[>>130膨らんだ白い頬なんつーのは、 構う気も無く、見ねーフリ。 ゆっくり立ち上がる姿を傍目に、 白金を、そっと斜に傾ける。
――― リィブラのことを知ってやがんのは、 あの国や世界が悪魔も神も平然と 存在しやがるので、 眉を持ち上げたくらいですぐ下りた。 ]
[ それよりも、『綺麗な魚』の比喩に、 ぐるり 思考を働かせかけて 、
『条理』も『制約』もぶち壊した そんな発想にどーにも行きついてしまった。]
… 割れちまう、っつーが、な。
(141) 雨京 2015/07/03(Fri) 20時半頃
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[ 紡がれた言葉には、 『わかんねーよ』、と。 横に首をしゃなり、ふるって。 ]
…… それならよー。 テメーも入れるよーな、 でっけー水槽作る努力しちまえばいーんじゃねーの?
[ その立てられた人差し指を見てる限り、 まるで俺が『アリス』に窘められる子猫のよーで。 … なーんだか、変な気分になりながら。
俺は賢くなんかねーから、 出来るかどーかはおいといて 思ったとーりのことを言っちまう。
( ―― 目の前に居る癖に、 ‟枠の外”に出っ張ったそいつは。 なんだか、酷く寂しくさえ見えた。 )]
(142) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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[やっぱり、自分勝手なのは あの女王によく似てやがるまんまだけど。
でも、あの戦いごときで人の心を測ろうとした あいつより、
( 多分 こいつは ―――。)
… 心ん中で途切れた考えが、 あってんのかは、わかんねーけど。 ]
いっそ、夢の中でしかあえねーなら 夢の中に連れ込むのはいーが。
こーんな三文にもならねー舞台のなんもかもを 壊して取っ払っちまうのは、できねーのかよ?
… こーいう悪趣味な土台を抜きにしてよ、 テメーと、俺らは、今話せてんじゃねーか。 そーいうんじゃ、ダメなのかよ?
(143) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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[白金を、わしゃり、掻いて。 真っ直ぐ見据えた林檎色は、
―― ただ、純粋に ‟そうである”みてーに。
子供のよーで、 その実 残酷な目が覗いたまま。
>>133さっきの問いに戻ることばに、 もう少し口を開こうとして、
どーやら人を待てねーらしい 見た目通りの『子供』は、 周囲の黒薔薇を連想させるよーなドレスを
ふわり 広げて、
―― 影を落とす。 ]
(144) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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[ た、た、たたん、 ]
[ 小気味いいリズムが響いた。 ] (『結局、こたえてはくれないの?』)
[ 鈴鳴る聲は、 よく舌を回して 回して、 口の挟まる隙間もねーくらい!
>>134自分勝手に決め付けやがって、 至極残念そーな溜息なんかついてんじゃねーよ。
…どーも、俺の知ってるガキどもより 数十 数百倍扱いにくくてたまんねーが、 ]
それは、 …… っつーか、 殴ってから、話すっつったのに! 随分とせっかちにも程があるだろー、よ…!
(145) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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[ 悪態を吐いてやりがてら、 『答え』を述べるよりも先に、 す、 白い細腕が伸びて 、
翳されたその白影が虚空をなぞる。 ]
[ それは、応じるように ぶわり、 ]
[ 暗夜の帳が覆うように、世界は漆黒の色へ。
さっきの『影そのもの』のような手が、 今度は逃がさないとばかりに四方から来る。
―― は、 と、 もっかい溜息を吐いてやった。]
(146) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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そんな事ばっかしてたら、 いつか‟遊び相手”っつーのも枯渇しちまうぞ、 ばーかっ!!
[ 吼える声は、
負け犬のもんか それとも別のもんか。 この空間、この体じゃ逆らえる力はもたねーから しゅるり、
一度 影の手に左腕を、右足を、 それから胴と、
掴まれりゃあ、逃れる術は無い。 でも、 と。
視界が闇色に落ちてく中で、 光は強く、 悪魔が在る筈の場所を見る。 ]
(147) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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[ それは、半分、 踊らされっぱなしが嫌だったからの 虚勢と意地っつーもんだったけど。 ]
… 決めた、 今はぜってー教えてなんかやんねーよ!
でも、いつか、 今度はこんな劇なんかじゃなくって、
夢ん中でも、なんでもよ テメーの話に付き合ってやるくれーなら、 そん時は、教えてやっても、いーぜ
(148) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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[ こっちばっか怒りっぱなしっつーのも、 それはそれで癪だから、 言葉をかなぐり吐き捨てながらも、 ぐっと、 口角を吊り上げた。
そりゃ、ぶん殴ってやりてーし、 今度は気の済むまでぶっ飛ばしてやりてーが、
やっぱり、 返せねえ『命』まで盗る気はねーわけで。 ただ、こんなとこで退屈してしょーもねーこと してやがるんだとしたら。]
( 『次』会った時でも、 無理矢理にでも引っ張りだしてやろーか )
(149) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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[ そんな事を思いながら、 ユーリの方を確認する間もなく、 ただ躰は闇ん中へ 引き摺られて、沈む。
( まあ、あいつには、 言いたいことは言ったし ―― 、 いざとなりゃ、 … 俺から、会いたいやつには 会いにいきゃいーだろーよ。)
… 結局、生きてて ‟存在してりゃ”、 望めば会えそーだしな。 ]
[そして足掻くのをやめれば、 猫を揺さぶる間もなく、
ただ その先にあるのは、 三度の、落下。 * ]
(150) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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[──刻は16世紀、スペインとポルトガルの東洋進出や アフリカを西回りに航海する航路が開拓され、後の世に 大航海時代≪カイゾクオウ=ノ=ジダイ≫と呼ばれる時期に起きた 戦争≪ファイティン≫を知っているだろうか?
その名は『スパイス戦争≪ファースト・スパイス・キルディング≫』
胡椒≪ココウタル・ギン≫やクローブ≪タカマリシ・カオリ≫、 ナツメッグ≪ミ・ワクノ=フウミ≫を求めて強豪たる国々が 古ノ神技≪チョウミリョウ≫を求めたのである。 その戦≪ファースト・スパイス・キルディング≫は留まることなく、 争いは新たなる争いを生み出し人々を混沌≪カオス≫へ 導くことになった…。]
(151) Eurail 2015/07/03(Fri) 23時頃
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[…それから幾度も戦争≪スパイス・キルディング≫は勃発、 一つ争い≪ユズレヌ=カチカン≫が生まれれば更にまた 何処かの地で新たな争いが湧き起き、 そしてそれらは互いに留まる事を知らず次なる 戦≪スパイス・キルディング≫をもたらす事になった。
その一例として嘗て世界に戦火を齎した二大戦争、 第一次世界大戦≪クロシロ=シュガーレット・デスティニー≫と 第二次世界大戦≪ワビサビ=バトルロワイアル≫が挙げられる。]
(152) Eurail 2015/07/03(Fri) 23時頃
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[そして、現代…21世紀。 日本の大いなる神殿≪イセ=ジングー≫でまた一つ 人々を苦しめる戦≪ヤマタノオロチノ乱≫が幕を開けた!
神の祭壇≪ジンジャ≫で起きる一つの戦争、 紅の液体≪トマト=ケチャップ≫が多く伴うそこで 人々は叫ぶ!祈りの言葉≪シンネン=アケマシテ・オメデトウ≫と! 狂ったように喚き語らうのだ!]
金曜ロードショー 『紅白戦争≪ケチャマヨデュエリング≫』
[この紅白戦<<クロマクハショウユ>>で勝利し楽園<<バスルーム>>への 切符を手に入れるのは……何処だ?
DVD好評販売中]
(153) Eurail 2015/07/03(Fri) 23時半頃
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一人減って、頭の中も軽くなったからな?
[軽口叩いて肩竦め、双子でなくなったからと。 元々の性格の方が強く出て居るというのは本当のところだろう。
聞き飽きたって言われても、事実なのですが、等と]
味方でも虫の好かない奴に加勢は死んでも嫌なんで、な? まー存在は、出来る、が。 何処の世界でどの時間軸か側からなくても“会い”に来られるのか?
[自分の世界にはアリスがなかった、と。 見た感じ見た事の無い出で立ちの連中もいて、だからきっと。 世界の次元そのものが違うのではないかと思っていたのだが]
まーでも、そう言うなら楽しみにして置く。
[苦虫を潰した台詞も、差し伸べられた手がやけに乱暴に引っ張られたのも笑って。 相手の視線が自分より上になったなら見上げて、ハグでもしてやろうか。 もちろん親愛の情、だが]
(154) arusha 2015/07/04(Sat) 00時頃
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あー…兎。
[リーと、もう一人。それに赤の女王も]
名前、聞いてない、な……挨拶も……
[言いかけたところで、何か此方を見て何か言っているヘイヤだった相手>>75が見えて。 じゃーな、と言うように手を振ったって]
(155) arusha 2015/07/04(Sat) 00時頃
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ほら言うだけ無駄。
[だから殴ったんだ、と少女のの言葉に>>131。 無邪気な子供……本当に邪気はないのかと言いたいが。 それでもこのタイプには文句言うだけ無駄だと何処かで。付き合うだけ付き合ったら一発お仕置き、くらいで丁度良い。
時間があったら尻叩きでもしてやりたかったが――]
あー…もう時間ないな。
[答えてくれないの?と問われれば少し考え]
幸せって良くわからんし 大変だったら大変だな―と思うだけだな。 死の間際はあー死ぬのか―くらいじゃないか?
そもそも物欲やらなにやらない俺が、大事な物預かったら「めんどくさい」だし
(156) arusha 2015/07/04(Sat) 00時頃
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[そう言う、つまらんやつもいるんだと。 少女の形をした悪魔に言った辺りで――
四方八方から伸びる黒い掌]
またな、アルヤス、そっちの悪魔、も。 次呼ぶときはもうちょっと楽しい夢にしてくれ。 ああ、あと…他の連中に“挨拶”するくらいの余裕は、よこせ。
[そんな注文は、届いただろうか。 そして、三度目の落下へと――]
(157) arusha 2015/07/04(Sat) 00時頃
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[気持悪くなるような酩酊の後、ゆっくりと目を覚ます。 眠っていたはずなのに妙に疲れた。 ある意味面白くはあった夢、だったかも知れないけれど――]
あー……
[重い瞼を開く。太陽はもう昇っていて小鳥はうるさいほどに鳴いている。 昨日火をくべていた薪はすっかり黒い消し炭になっていて少し肌寒く]
あー……風邪引いたら絶対、あの悪魔のせいだ。
[ある意味八つ当たりであるし、あの少女が聞いたなら関係ないと否定するだろう。 溜息尽きつつ立ち上がり、野営の後を綺麗に消す。 今日はいい加減ベッドで寝たい。待ちまではもうすぐの筈と――]
(158) arusha 2015/07/04(Sat) 00時頃
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ん?
[ころりと落ちた何かを拾い上げる。 小さな小さな飴を掌の上で転がしてから、口の中へ]
……迷惑料にしては、ちょっと安すぎるけどな。 まー…楽しみもできたから良いか。
[会いに来ると言ったアルヤスを思い出して。 こられるモノなら来て見ろと――聞こえもしない声を投げる。
そして歩き出す。日常へと向かって**]
(159) arusha 2015/07/04(Sat) 00時頃
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新規之刻≪マ・タアッタナァ≫で会おうぞ貴婦人≪ロマンスキャッチャー≫?
/* (੭ुV▽V)੭ु⁾⁾<よし、小人は寝てやる!
(160) Eurail 2015/07/04(Sat) 01時半頃
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― → 現へ ―
[ واحد 、 اثنان 、 ثلاثة ]
[ 三度、
落下する感覚に囚われて ―― 、 気持ち悪さを覚えながら、
ぱちり、
白金の瞼が ゆっくり、開いた。 覗きこむのは、白い仔虎の姿。
窓から日差しは照り込んで、 手元に触れてたのは寝そべった黒い仔獅子。
――― 傍にあったはずの鏡は、 んなもんなくなってて。 ]
(161) 雨京 2015/07/04(Sat) 04時半頃
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… あ、 あー ?
… ―― どっと、 疲れた気しかしねーな…
[ ぼう、とした頭であの悪魔を思いだしながら、 乱れた白金を掻こうとして、
――― 不意に、持ってた 飴玉の存在に、気付いた。 ]
… なんだ、これ… ?
[ ころり。
掌の上で転がる、包み紙。
目を細めながら、 その色を太陽に照らして ――― 、 ]
(162) 雨京 2015/07/04(Sat) 04時半頃
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( 夢か、現実か ―― 、 )
… 『赤の王』の見た夢か、 それとも俺の見た夢か?
… ―― なーんてな、
[ あの時みてーな傷だらけの体じゃない。
ピンピンした右腕の掌を見つめはしてたけど、 また直ぐにそんな小難しいことを考えんのはやめて。
ついでにぐっすり寝てやがる ハーディの額をつん、と突いてから。
棚の上の黄薔薇を つい、と見つめたあと、
思い立ったように飴を握りこんで、 あばら屋から飛び出してった。 *]
(163) 雨京 2015/07/04(Sat) 04時半頃
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― エンドローグ ―
――明日太郎。
[ゆらり、と黒髪を揺らして、 ナイトメアは赤い飴玉を口に含む。 ひよこを指先で突く。
かろりと乾いた音が舌先で鳴った。 指先で手繰るのは、とある漫画の一ページ
かの英雄<<ハカタ=ノ=シオ>>が 描いた本をじぃ、と見つめながら ナイトメアは傍にいる山羊に語りかける。]
(164) sane 2015/07/04(Sat) 06時頃
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にんげんってへんなのばかりよ。 現実に帰る時にわたしに元気よく挨拶するひととか。 「もう二度と会いたくない」っていうひととか。 愛する人をひたすら追い求めるひととか。 挨拶をする時間をくれ、なんていうひともいたわ いちばんへんてこだったのは、 [ナイトメアは林檎の様な目を細める]
『夢ん中でも、なんでもよ テメーの話に付き合ってやるくれーなら、 そん時は、教えてやっても、いーぜ』
(165) sane 2015/07/04(Sat) 06時頃
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――……。
[かりん、と飴玉を噛み砕いた。]
……たまには、劇じゃなくて 普通のゆめにお邪魔しても いいのかもね。
[ぽつり、ぽつりと独り言を零し、 ぱたんと本を閉ざした。 山羊の「らしくない」という声は、無視して。]
(166) sane 2015/07/04(Sat) 06時頃
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[ 出会うことのないはずの人々と
一夜一幕の即興劇。
「悪夢の国」で出会う物事に興じるのは
悪趣味でしょうか。
戯曲的でしょうか。
答を持たない悪魔は、 ――――。 ]
(#5) 2015/07/04(Sat) 06時頃
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ごきげんよう! わたしの名前はナイトメア。
今夜は、あなたの話を聞きたいわ
(167) sane 2015/07/04(Sat) 06時頃
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[くるりと黒い傘を回して
くるりと黒いドレスを揺らして
いつか、いつか ひとびとの夢路に現れるでしょう。
林檎色の目を揺らして。
出会うはずのない人々を
引き合わせることもあるかもしれません。
それでもきっと、
最後のキャストにも名が刻まれぬ悪魔は。
――今度は”良いゆめ”を
人々に見せていくことでしょう。
アリスが兎の穴に落ちる日を
アリスが鏡を通り抜ける日を
(なんでもない日の、なんでもない夜に。)
また、会える日を楽しみにしながら*]
(#6) 2015/07/04(Sat) 06時頃
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