168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
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墓
少
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全
アイリスに1人が投票した。
トレイルに8人が投票した。
トレイルは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
タバサが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ミルフィ、サミュエル、ススム、ヘクター、アイリス、マユミ、カミジャーの7名。
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ちょっと、早川さん……、
[混乱から脱して、冷静になってみれば。 全然全く冷静になれていないような状況ではあった]
……あの、嫌とはいいませんけど……、 意識がない人とは、いやですよ……?
[返答次第では、あれこれと考えなくてはならないとは、思うのだ]
(0) 2014/03/23(Sun) 01時頃
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[何か声が聞こえる。 それは目の前のぬくもりから聞こえていて。
何かしゃべろうとしたけれどうまく口が動かない。
気付けば、意識は闇に溶け、かすかに鼾をかいていただろう。]**
(1) 2014/03/23(Sun) 01時半頃
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――。
[――彼女自身は気づいていない。 その行動が、原理は違えど影木と同じであると言う事に。 ただその理由が彼と違って――現状への絶望である事。それだけだった。 だから周囲に対して攻撃的になる事も、酒浸りになって発散することもない。 ただただ、何もする気が起きない。それだけだった]**
(2) 2014/03/23(Sun) 03時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 03時頃
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― 回想/G部屋 田端と ― [そうして、再び部屋にノックの音がする頃(>>3232)には、また画面はゲームの画面。 画面上では神様と名乗り人々を騙して、魔王様が復活したところだ。ディスク入れ替え。]
はぁい♬
[返事をすれば、田端が顔を覗かせる。 いろんな事を言いたそうに迷い、口を開いた、ように見えたけれど。 こっちを見つめるその表情は、何だか気が抜けたようでもあって。 質問された内容にはにっと口の端をあげて笑顔を向けた。]
ミーがラブゲームの神様なだけ。
他のゲームの神様に呼ばれちゃう人もいるよ。 ユーたち、ラブゲームの神様に呼ばれてラッキーだよぉ♪ [間延びした声。 それが本当なのか嘘なのか、そのつぶらな瞳からは判断がつきにくいだろう。]
(3) 2014/03/23(Sun) 04時頃
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ユー、答えがわかってて聞いてるね♪ もちろん、そんな方法ないよ。 ミーはそのへんノータッチだから。 恋をした、好きになった相手を忘れてしまうかも、 って、怖い?
[質問に対して、(>>3:233)首を傾けて尋ねる姿勢を取りながらも。]
そうだね、信じるしかないよね♪ でもね、
[やはり、笑う仕草は愉快犯のようで。 妙な生き物は、いつの間にあったのか、天井に小さめの球体がぶらさがっていて、中から垂れ下がる紐をぴんと引っ張った。]
(4) 2014/03/23(Sun) 04時頃
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[少しの紙吹雪と、"ラッキー!あたりだよ!"と書かれた垂れ幕がぺらりと天井からたれてくる。]
ユーたち、ラッキーなんだよ! 今回の参加者は、近いところに住んでる人たちばーっかり! にしてみたから。 どこかではきっと、すれ違うもの。 覚えてなかったとしても、ね♫
[はらりはらりと舞う桜の花びらの形をした紙の一部が、田端の髪の上に乗る。 まるで祝福しているかのような演出であるが。 大切なことに気づいたかのような口ぶりの田端とは正反対、妙な生き物は気さくに頷いた。]
うんうん。信じることって、大切だよね♫ 次は死なないようにね♪
[そうして、田端が部屋を出ていくなら見送ろうとして。]
(5) 2014/03/23(Sun) 04時頃
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[さり際、田端の口から飛び出してきた最後の質問に(>>234)ぱちぱちと、二、三度、目を瞬かせた。]
その質問、ミー、されたの初めて!
[ふっ、と。 笑いながら、質問で返す。]
……ユーは、ミーの正体って、なんだと思う?
[田端がその問いかけ答えずとも、意味深に笑ってみせたのだった。**]
(6) 2014/03/23(Sun) 04時頃
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[優しい微睡の中、誰かの気配を感じた。>>3:201 起きて、確認すべきなのかもしれない、けれどその気配は何故だか心地よくて。 あたしはそのまままどろみ続ける。 けれど、いつまでもそんなわけにもいかず、彼はあたしを起こすのだった。>>3:202
『本田さん。…本田さん、起きて。布団で寝た方がいいよ。風邪ひく。』
[あ、槇村さんだー、と思う。 けどやっぱりあたしの頭が覚醒することは無くて。 優しく包まれた温もりに包まるようにして、再び微睡む。 何だかシアワセだ。]
(7) 2014/03/23(Sun) 06時半頃
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[けれど身体を揺すられれば、それを無視し続けることもできず。 あたしはうっすらとまぶたを起こす。]
『本田さーん…部屋、戻ろ?立てる?』
[問われた言葉にあたしはこっくり頷いた。 ゆっくり上半身を起こせば、ぱさりと落ちるブランケット。 かけてくれたんだなーと思えばなんだか嬉しくなる。 ブランケットを拾いあげ、軽くたたむとソファに置いた。 立ち上がろうとすれば少し足下が揺れるが、部屋へ戻るにはさほど支障はないだろう。 もしも槇村さんが付き添ってくれるなら、ありがたくついて来てもらうことだろう。 そして当たり前のように部屋に入り、そこで彼が躊躇ったりするならばまた当たり前のように、入らないの?と尋ねたことだろう。 あたしの酒はまだ抜けてない。]
(8) 2014/03/23(Sun) 06時半頃
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[揺すられた本田がうっすら目を開けた。立てるか問えばゆっくりと頷く。 立ち上がる彼女の足元が若干覚束ないのが心配で、ふらつく身体を支えられるようにとほんのちょっとだけ背中の辺りに腕を回した。
そうだ、ここに来るまでこんな風に服越しでなら他人に触れていられる事すら忘れていた。パーカーのフードを被っていれば剥き出しの首に触れられる心配もない。
もっとも、服越しに伝わる体温に別の意味で緊張してはいたけれど。]
直ぐそこだけど、部屋まで一緒にいくから。
[言って、本田のペースに合わせて歩き出した。]
(9) 2014/03/23(Sun) 12時頃
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[常より少しゆっくりと進む。 隣の本田を気遣いつつも、思考は先ほどまで付けっ放しのTVから流れていたニュースを反芻していた。 それは、ここに来て始めて目にした、自分の事故についてで。
シーサーの部屋を立ち去るときに、あの小さな獣の姿をした何かが言った事を思い出す。>>223 胃が掴まれたように重くなり、息が詰まりそう。思わず顔を顰める。あの時ばかりは流石にあの愛らしい姿のかみさまが悪魔の化身か何かに見えた。]
…バタフライエフェクト。
[呟いた声は本田には届かなかっただろう。ちょうど彼女の部屋の扉の前で、ノブに手をかけたところ。 これで一先ず本田が風邪を引くことは回避出来たようで、少し安堵する。
お休み、そう声を掛けようとしたところで、]
(10) 2014/03/23(Sun) 13時頃
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『入らないの?』
[至極不思議そうに、当たり前のように、目の前の少女が言った。]
(え。…ええぇえ!?)
[え、入っていいの?むしろ入るのが普通な事態なの?俺なんか変な事してるんだろうか、いやでもしかしだな。の後に思考停止。
見詰めたまま固まっていたら、本田は再度入室を促しただろうか。 どちらにせよ、二人分の足音はいずれ彼女の部屋に消えて行った。]
(11) 2014/03/23(Sun) 13時頃
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-朝- [溶けていた意識が浮上する。 隣に白石はいただろうか。
体を起こして、頭に痛みが走った。 二日酔いだろうか。頭の芯が鈍い痛みを持っている。]
――…あー……
[目が覚めて昨日の体たらくを思い出せば、情けなさで頭を抱え込んだ。]
(12) 2014/03/23(Sun) 15時頃
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―朝・リビング―
[目を覚まし、部屋を出る。]
(話した時の表情から察していたけど…)
[田端の部屋が、消えていた。 影木の部屋も共に。]
[青い扉は、沈黙を守ったままだ。 だが、二人はその中に消えたのだろう。 扉がなくなったということは、そういうことだ。]
(13) 2014/03/23(Sun) 16時頃
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[冷蔵庫から適当な食材を取り出して朝食を作ろうとし、真墨はその手を止める。 パンパン、と手を叩くと、執事さながらに気配もなく天使さいとうが姿を現した。]
…朝食を、全員分用意して。 トースト数枚、ご飯数杯。 コーヒーと…牛乳も。 ああ、トーストにはジャムもつけてね。
[どこからともなく注文の品を運んで来て、リビングのテーブルへと配置する天使。 そのうちの一つを、パンかご飯かに手をつけていると、やがてほかの住人が食事へと参加しただろう。 そして、真墨が用意したのかと問われればケロリとした表情で、]
…ボクには作れませんよ。 さいとうさんに用意してもらいました。 ……何か問題でも?
[そんな風に答えただろう。 もしかしたら、何人かは手を止めたかもしれない。 出所の知れないものを食わされている不気味さから。]
(14) 2014/03/23(Sun) 16時半頃
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『ここ』では何も変わらないでしょう? ここでは、甲斐田さんが食事を作ろうと、さいとうさんが食事を出そうと。 本田さんがコーヒーを入れようと、カミサマさんがコーヒーを出そうと。 そこには『食事』『コーヒー』という結果だけが出てくるだけじゃないですか。
[それは、真墨の視点であり、感傷や人の心を一切無視した視点である。 それを―――真墨は分からない。 その場の人物の目にはどう映っただろうか。]
何が―――違うんですか?
(15) 2014/03/23(Sun) 16時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 17時半頃
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[もしかしたら、『出現』する類の食事を口にするのが嫌いな人はその朝食を食べなかったかもしれない。 それでも真墨は気にすることなく食事を終え、自室へと戻る。]
…ごちそうさまでした。
[引きとめられれば、自室へと戻る前にその人物と会話をしただろう。**]
(16) 2014/03/23(Sun) 18時頃
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[どのぐらいそうしていたかは分からない。 いや、既にどれだけ時間が経っていたとしてももうどうでもよかったのかもしれない。 第二の死を座して待つ――ただ、それだけなのだから。
この空間でも、朝になったかどうかは何故か判るようになっている。再現された部屋は、朝日まで再現しているらしい。 だがその朝日を浴びてなお、身体を動かす気にならない。 食べなくても死なない。それはつまり、腹も減らないのだ]
(17) 2014/03/23(Sun) 18時頃
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[――結局、腕のなかからの脱出には失敗して。 諦めて眠ろうとしたけれど、それもまた直ぐにとはいかなかった。 なにしろ、状況が状況である。酒が入っているといっても、緊張は否めない。 悶々とした数時間を経たのち、ようやく、心身両面の疲労が眠りの粉を瞼に振りかけた]
……ん、……、
[よって、早川が目覚めたときには、まだ夢の世界を旅しているところだった]
(18) 2014/03/23(Sun) 18時半頃
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[目覚めて、白石が自分の腕の中にいることに、驚いて。]
――――…!?
[まだ眠っている彼女を起こさないようにそっと体を起こせば、痛む頭に昨日のことを必死に思い出そうと。]
……あー。
[横でまだ寝息を立てている白石にそっと毛布を掛ける。 寝息を立てるその顔は、きれいというよりもむしろ自分にとってはあどけなく幼く見えた。]
――ありがとな。
[小さくつぶやく。少しだけ頬が熱い。 昨日、利用してもいいといわれたけど、自分は何を返せるだろう。
少しの間、その横顔を見つめると、起こさないようそっと空いた酒瓶を集め部屋を出る。 白石と自分にコーヒーでも淹れようと思った。]
(19) 2014/03/23(Sun) 20時頃
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[外に出て、大きく伸びを一つし、首をこきりと鳴らしたところで気付いた。]
――あん?
[部屋のドアの数が減っている気がする。 昨日は酔いつぶれて気付かなかったが、誰か――また。]
……くそ。
[少しだけまた嫉妬心が湧き上がるが、何故か昨日ほどではなく、きっと去って行った人は、前に進んだのだと思えた。 それでもほんの少し、コーヒーのような苦さが広がるけれど。]
――ダメだダメだ。
[黒い考えにまた自分の弱さが露呈しそうになり、頭を振る。 台所にコーヒーを取りに行こうとすれば、進村が一人もくもくと朝食をとっていた。]
(20) 2014/03/23(Sun) 20時頃
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んぁ?少年、これ全部用意したのか?ありがとなあ。
[相手は事もなげに『さいとうさんに用意してもらった』という。 さいとうさんて誰だ、そういやあの天使のことをそう呼んでたような気が、とぼんやり考え。]
『『ここ』では何も変わらないでしょう?』 『――そこには『食事』『コーヒー』という結果だけが出てくるだけじゃないですか。』
[そう言って言葉を続ける進村。その顔はいたって真面目で、それを見ていて何故か。]
――…くっ……あははっ、なーに言ってんだよ少年。
[思わずその言葉に吹き出してしまう。]
(21) 2014/03/23(Sun) 20時頃
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なーんかよくわかんねえけど、変わらないならそうやって一生懸命おめーが言わなくてもいいんじゃねえか? 何でそうやって「変わらないこと」やら「違いがないこと」を必死にアピールするんだよ。
結果がどうこうとか、そういう難しい話じゃねえよ。 こうやって飯用意してもらったから俺はありがてえなって思ってんだ。 少年、おめーが気付いてさいとうさんに頼んでくれたから、こうやって朝飯の準備ができてんだろ?
[そう言って、半ば強引に頭をわしゃわしゃとなでようとした。 テーブルの上からコーヒーを取る。]
――コーヒーもらうわ。ありがとなー。
[そう言ってコーヒーを一口飲む。苦みが二日酔いの頭に心地よい。 ついでにサラダに入っていたトマトもつまみ食い。]
難しいこと考えてたら、しんどいだろー。 俺が簡単すぎるのかもしれねえけどさぁ。
[そう笑いながら、白石の分のコーヒーも用意する。念のため、砂糖とミルクもとりわけた。]
(22) 2014/03/23(Sun) 20時頃
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[早川が部屋の外へとでていけば(>>19)、まだ眠る白石の隣で同じように寝そべる姿があった。 早川がでていく前までは、確かにそこには何もいなかったはずの場所。]
ユー、お寝坊さんだね。
[白石がまだ夢の中であろうとも、お構いなしに言葉を落としてゆく。]
最初はミーを騙そうとしていたぐらいなのに、 緊張してなかなか眠れなかった? 度胸は人一倍だけど、ちゃんと可愛いとこもあるね♫ ……ユーの中に、打算はいくつぐらいあるのかな♪
今、飲んだら。 ユーは、コーヒーの味をどう感じるんだろうね?
[白石が目を覚ましたなら、少し会話をしただろうか。 ブラックが胃にきたっていうけど、砂糖いりの方が胃を荒らすから、気をつけてね♪ 謎の言葉を残して、早川が戻ってくる頃にはまたその姿は消えていただろうけど。**]
(23) 2014/03/23(Sun) 20時半頃
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― 回想/Gの部屋 田端が来た時 ―
うん、そうだよ♪
[花びらを手にした田端が、そのままそれを赤い毛並みの上に乗せて、うりうりと撫でてくる。 擽ったそうに笑いをこぼしたあと、部屋を出ていく彼女を見送って。
そうして、扉が締まればぱっと画面に映ったのは、影木の部屋。 二人で話している、須藤と影木の姿があった。 ちょうど、影木がほっぺたをぴしゃっと叩かれたところ。(>>3:239) 叩かれたあとも、少し赤くなっている頬を抑えることなく影木はまっすぐに須藤を見つめている。(>>+9)]
(24) 2014/03/23(Sun) 20時半頃
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『…うん、そう思う。誰のせいでもなかったんだ。』
『気をつけなさいね。 貴方には、未来があるんだから。』
『忘れないよ。須藤さんを傷つけた罰だ。』
[大きなテレビは二人の声まで、とても鮮明に届けてくる。 そう答える影木を、須藤は背中で拒絶して。(>>3:241) 影木は、その背に視線を送れずにいるようだ。]
わぁー。 まさか、こんなことになるなんてね♫ ミーにも予測不可能だったよ。
[そのままカメラは須藤の後を追いかけるようにして動き、やがて笑い出した彼女を映していたけれど。 それを画面越しにしばらく見ていたはずの妙な生き物の姿は、こたつの中からふっと消えた。]
(25) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 21時頃
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[次に生き物が姿を現したのは、青い扉を前にする二人の足元。 呼ぶ声にそこから見上げて、返事をする。(>>+12)]
はぁい。 聞こえてるよ♫
[扉を前にしているというのに、どこか浮かない表情に見える。 けれど、まごう事なくハートは見えているから。 扉はそのまま、開くだろう。 伝言を、という言葉に一度ゆっくり頷いた。]
……怖くても、大丈夫だよ♪ きっとね。
[そうして、白い光に包まれる、扉の向こうへと。 足を踏み出していく二人をそっと見送った。]
(26) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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……ん……?
[――半分、夢の中。寝不足の胡乱な頭に、なにかが響く]
……なによ、寝坊でいいじゃない……、 仕事にいかなくていいんだから、少しくらい……、
[ごろり寝返りを打って、声に背を向けて]
……るっさい。 抱き枕にされるより、酒の勢いで手を出されたほうがよほど判り易いし……。
[打算、打算――ああ、どうなのだろう。 もう一度、寝返って。ぼんやりした視界に、怪生物を捉えて]
……はは、夜明けの珈琲? やっぱり、ネタが古いわね……次は、太陽が黄色いとでも?
(27) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 21時頃
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酒の勢いで、手を出されたかったの? わーぉ!ユー見かけによらずハレンチ! 身体から始まる恋のが好き?
[寝ぼける白石の様子が面白くて(>>27)適当なことを言いながらてしてしとその頭に前足を数度置いた。]
ごめんね、ミー、そのネタわかんない。
[なんのネタだろう。 白石が、気分次第で味は変わるものだというから(>>3:2)聞いてみただけであったのだ。]
(28) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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……寝たからって、恋するとは限らないでしょうよ。
[霧のような思考が徐々に晴れゆくなか、吐き捨てるように]
はん……神様でも、判らないことあるのね。
[てしてし置かれる前足に、手を伸ばし、てしっと]
(29) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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ふうん? それで自分の気持ちが判るのかと思ったけど。 じゃあ、判り易いっていうのは、 相手の気持ちがってこと?
[てしてししながら尋ね返していれば、だんだんと意識がはっきりしてきたのかてしっと叩かれる。]
全部全部、隅から隅まで見て知ってるわけじゃないんだよ♪ ミーだって疲れちゃうからね。
[声に出して反論はしてこなかったけれど、すべてが全て古いネタというわけではなかったのだ。なかったのだ。]
(30) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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……珈琲の味で心が計れたら、心理学者は失業でしょうね。
[鼻を鳴らして]
さ、どうかしらね……判りやすいっていうのは――関係性が、かな。 気持ちが伴わなくたって、抱くことは出来るんだから、男は……。
[口にしたことを、どこまで自分で信じていたのかどうか]
……疲れる? 神様なのに? ああ、でも……どこかの世界宗教の神様も、世界を創って7日目には休んだんだっけね。
(31) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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[彼の最後の言葉>>25を思い出す。 彼はきっと気づいていないのだろう、その言葉が与える影響について。 鍵を持つ者から持たぬ者にそんな発言をするのは、ただの勝者の余裕―― いや、嫌味にすらなり得るのだと]
――っ!
[ガン、とベッドの横の壁を殴りつける。 隣の部屋の人間――進村には聞こえたかも知れないが、それを気にする様子もなかった]
(32) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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―自室―
[壁に描かれた、ポスターの絵を眺めていた。 昔、友人が冗談で貼り付けて帰った、『ボクが見るのは』なんとやら、のあの人だ。 グラマラスな肉体を強調する構図で撮られているそのポスターは、今や壁から剥がすこともできずにそこに存在している。]
はは、ボクって性欲も無いしな…こんなの置かれても―――
[ガン、と。 壁が音を鳴らす。]
(33) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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ふぇえ!?
[グラビアポスターが…怒った。]
って、違うだろ。
[ではなく。隣から壁を叩かれたのだろう。 物思いに耽っていた思考を現実的な思考に戻すのに一瞬遅れが生じ。]
…隣の部屋…須藤さん?
[あまり話したことはなかった、気がする。 もしかしたら会話を交えていたかもしれないが、今の真墨には思い出せなかった。]
(34) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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―須藤の部屋の前―
[ノックを二度。返事があれば名乗りを入れる。]
…進村です。 なんか、すごい音したんですけど…大丈夫ですか?
[どこかぶつけてませんか?とついでに付け足す。 寝起きで頭をぶつけてたりしないか、とか想像してみたり。*]
(35) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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えー!言いだしっぺはユーだよ!
[ミーはいつもおいしいもの、と。]
関係性? んふふ、ユー、利用してほしかったんだね♪ ほとんど意識なんてなさそうだったのに、ヘタレだよねぇ〜〜! 気持ちが伴わなくて、 チューすら避けるような男だもんね♫
[生き物は叩かれたこともなんのその。 意地悪そうな笑みを浮かべた。]
そうだね、あれは世界で一番有名な神様かもしれないね。 おやすみするのは大事大事。
(36) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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[はぁ、と再びため息をつく。 本当は判っている。彼を責めるのはお門違いだ。 彼はそう言った痛みを知っている人間だ、だから故意にそんな形で人を傷つけたりはしない、はずである]
(何してたのかしらね、本当)
[首を振って壁を殴りつけた手を下す。そこに聞こえてきたノックの音>>35。 やる気のない返事をして名前を聞けば、ほとんど離した事のなかった"最後の一人"]
何ともないわ。 ……ごめんね、煩かった?
[いつも通りの声を出せていただろうか。今回ばかりは自信がなかった]
(37) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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[返ってきた答えは、何ともないような声で。]
…いえ。ちょっとびっくりしただけです。 朝食、用意してもらったんですが。食べないんですか?
[はたして、須藤は朝食を既に取っていただろうか。 彼女が外へ出ることを拒むなら、お盆に一通りの朝食を取ってきただろう。 和洋の好みを聞いた上で。]
…用意したのは、天使のさいとうさんですが。
[一応注釈を入れることは忘れず。]
(38) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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……そうね……、……そうかな。 うん、奥さんを忘れるために利用されたなら……、
……それでも良かった。 それでも、たぶん……私は、好きになれただろうから。
[溜息、吐いて]
……でも、違うのよね。 そう……最初のときも、避けられたし。今晩だって……ね。
[自信なくすなあ、なんて、苦笑して――]
――あなたは、神というか、悪魔みたいね。趣味が悪いわ。
(39) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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……良いわ、お腹すいてないし。
[これは本当だった。 減退した活力は、食欲その他の欲求を根こそぎ奪っていたのだ。 だから腹の虫が鳴いたりもしない]
(40) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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[溜息を吐く白石を、そっと覗き込むように見やる。(>>39) 苦笑をこぼす彼女の頭に、再び、てしりと前足を置いた。]
ユー、仕事ではガンガンいこうぜ!で積極的なのに、 恋に対しては臆病ね♪
ミーは嫌いじゃないよ♬
[そんなユーの姿、可愛いからね。と。 この生き物に言われても嬉しくないだろうセリフを口にして。]
んっふふふふ! それはね、……よく言われる〜〜♫
[趣味が悪いと言われれば愉しげに笑った。]
(41) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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[返ってきた答えは、不要というものだった。]
…まあ、この世界では餓死というものもなさそうですしね。
[言っている本人は、気付かない。 餓死も無いのに、何故…真墨は朝食を用意したのか。 そのことに一抹の違和感を抱えながらも、須藤との会話を続ける。]
ホントに、元の世界に帰る必要って、あるんですかね?
[ふと湧いた疑問を、扉の向こうへと投げてみる。]
(42) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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[部屋に戻ろうとして、はた、と止まる。]
(――利用、か。)
[意識が途切れる少し前、白石の言った言葉。 自分を利用していいと。確かにそう言っていた。でも。]
……あー、もう。
[その気持ちはとてもうれしくて、とても、とても。でも、だからこそ。]
――大事にしたいとか。
[意識が溶ける前に口に出そうとして、音声にならなかった言葉。
俺は、利用したいんじゃない、必要としたい、と。]
(43) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
|
|
[最初はなりふり構わない演技だった。 でも抱きしめてその細い肩に、どうしても自分のわがままをぶつけられなくて。]
(……俺ってヘタレかもなあ。)
[利用していいと、打算でいいと。自分は家庭的でないと。 そう言って白石は自分をどうして卑下するのだろう。 朝、眠っていたその横顔はとてもあどけなかった。
利用じゃない。必要として、必要とされたい。
人間は弱いから、ダメなところもあるから、だから、お互い支えあいたいと。 俺の重い部分を持ってくれるなら、白石の重みも支えたいと、するりと思ったんだ。]
(44) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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――っし。
[ヘタレはヘタレらしく、とりあえず正直にぶっちゃけてみよう。 この気持ちの正体が何なのか、まだよくわからないけど、それでも答えを探してみよう。
あのカミ様の思う通りに結局なってんじゃねえか、と少しだけ苦笑いしながら、コーヒーを手に自室のドアを開けた。]
(45) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
|
カミジャーは、扉が開いたと同時に、姿を消しただろう。**
2014/03/23(Sun) 22時半頃
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[自室に入ると、白石は起きていたようだった。]
――おはよ。飲むか?
[湯気の立つマグカップを白石に差し出す。]
……どうした?
[その表情はどことなく陰りがあるようにも思えた。 まさか直前までカミ様がここにいたとは思っていない。]
(46) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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……臆病? 私が……?
[恋愛遍歴なら、多いほうだと思っているけれど]
……はは、そう。可愛い、か。
[嘆息するしかない。見通されているんだろう、どうせ]
でしょうね……、臆病、なんでしょうね。
[恋人までは、直ぐにできる。仕事柄の積極性と愛想の良さで。 でも、その先が。孫をという両親の言葉に、無意識に反発でもしていたのだろう。 家の跡継ぎなんてと、仕事に生きて――それで、きっと、この歳まで結婚を避けてきた]
(47) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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……ふぇっ!?
[がちゃりと。唐突に開いた扉、消えたUMA]
……あ、その、別になんでも……!?
[応じた声は、自分の耳にも、上ずっているように聞こえた]
(48) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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……どしたんだよ。
[自分のカップをちゃぶ台において、白石の隣にすとんと座る。 上ずった声の返事に思わず顔を覗き込んだ。]
砂糖とかいるか?
[そう言って取ってきたミルクや砂糖もちゃぶ台の上に。]
(49) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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ないんじゃないの、『必要』なんて。
[何を言い出すのだろうと思いながらも、返事は冷淡だ]
生きる事は大切だけど、そんな事を考えながら生きてる人なんて居ないわ。 こんな場では、おかしい発言かもしれないけどね。 「必要」なんて言葉そのものが当てはまらないとは思う。 ……なるようにしか、ならないんだから。
[そう、今更なるようにしかならなかった。 この世界でも死ぬと言うのはどんな感じなのだろう。 いつの間にか消えていた甲斐田達の扉のように、あっさりと消えてしまうのだろうか。 それとも死ぬ直前の状態に戻されて、絶望と苦痛の中で息絶えるのか]
(50) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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いえ……ちょ、ちょっと夢見が!
[ぶんぶんと、首を振りながら]
あ、いえ、ミルクをちょっとだけで……、
[するっと座られた、隣からの体温が。頬に移ったようではあった]
(51) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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おっけ、はいよ。
[そう言って、ちゃぶ台においたミルクを少しマグカップに足して、改めて白石に渡す。 自分も少し乾いた口の中を潤すように、ブラックコーヒーを含む。 二日酔いの頭痛が徐々に緩まっていくようで。
夢見が、という言葉に少し苦笑いする。]
あー、すまん。重かったよな。
[朝自分が彼女を抱きしめていたことを思い出して少しだけ目をそらす。 顔がほんのり熱いのはたぶん、コーヒーを飲んで温まったからだ。たぶん。]
(52) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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――昨日、変なとこ見せちまったよなあ。
[苦笑いしながら頭を掻く。酒に酔うのは3年ぶりだった。]
ありがとな、ほんとに。
[そう言って、手に持っていたマグカップを再びちゃぶ台に置いた。]
……ちょっとだけマジな話していいか?
[白石に向いて、少しだけ姿勢を正す。]
(53) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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『生きる事は大切だけど、そんな事を考えながら生きてる人なんて居ないわ。』>>50
[それを、考えてる人間が、扉の向こうにいるとは知らず。 投げ返された須藤の言葉に、返す言葉を迷う。]
なるようにしか…
[多分、この人も自分のことは理解してくれないだろう、と。 真墨には直感的な予想があった。 でも、気力も何も失ったような冷淡な反応にはどこか親近感があって。]
この世界って、便利ですよね。 食事も摂る必要はない。欲しいものは大抵手に入る。
[真墨は、須藤の本当に欲しかったものは知らない。 須藤のことを、知らないからだ。]
『必要無い』なら…須藤さんは……生き返りたい、って、思いますか?
[問いかける声は、ドライさを装えていただろうか。]
(54) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 23時頃
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どうも……、
[熱い、幾らか乳製品の匂いを漂わせる液体を、口に含んで]
……重く、はありましたし。 かなり、酔ってらっしゃいましたけど……、
――……別に、私は気には、しませんから。
[そう言って、そのあと。続いた言葉に、姿勢を正した]
お話、ですか……、 ……はい。いいですけど……この格好で、お聞きしても?
[ラフなシャツとジーンズ。それも、一晩明かしたあとの、よれよれの]
(55) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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[この格好で、と言われてぷっと吹き出す。]
俺だって似たようなもんだ、気にしねえよ。
[知らずこわばっていた緊張が緩んだ。ぽろぽろと気持ちが口をつく。]
――昨日、利用していいって言ってくれたじゃねえか。 すっげえうれしかったんだ。うん。
ずっとさ、白石さんは自分は家庭的じゃないとか言ってるけど、うん……その、俺は白石さんをかわいいと思うし、仕事できてすげえと思う。 料理は俺のほうがたぶんできねえと思うしさ。
[うまい言葉が出てこない自分の頭が恨めしい。]
(56) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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……誰だって、死にたくなんかないでしょうよ。
[余程死を望む理由がない限り。そう続けて言葉を切った。 そう、全ての理屈を取っ払って話せばそう言う事だ。 まだ死にたくなどない。 やり残したことも、やりたい事も、まだまだたくさんある。 だが――それはもう叶わないのだ。これも自らが招いた事態。 もはや希望は手の中にない。それが判ったから、全てを喪ったのだ。 それなのに彼の言葉を聞いていると、それを思い起こして嫌になる。 奥歯を噛み締めると、心の中に浮かんだ言葉をかき消そうとした。
――マダ、ミライガ、アルノカモシレナイ]
(……そんなものは、もう)
[再び壁を殴りそうになって――止めた。これでは彼に八つ当たりしているようだった]
(57) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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俺は……なんつーか、白石さんを利用したくないんだよ。 これは俺のわがままかもしれないけど、俺は白石さんを大事にしたいし、必要としたいし、必要とされたい。
[そう言って、まっすぐ白石の瞳を見る。]
俺は、白石さんがしんどいときは白石さんを支えたいし、俺がしんどいときは支えてほしい。自分勝手なんだけど。
[少し笑う。自分勝手さに呆れられたらどうするかなあと思った。]
恋愛とかわかんないし、おっさんだし、子持ちだし。 ただ、うん。ここに来て、白石さんと話してて、俺はそう思った。
[白石はどんな表情だっただろうか。]
(58) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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[死を望む理由が無い限り、誰だって死にたくはない。 須藤の語るその当たり前の感覚が―――無い。>>57 彼は理解はしている。無いのは実感だけだ。 それこそ、錯乱したとはいえ橋から飛び降りてなお、真墨には生き返ることに魅力を感じていない。]
[扉越しの会話の中で、真墨は薄々気付いていた。 絶望。喪失感。孤独感。 須藤の抱えるそれは、期待した何かに裏切られたことによるものだ。 それは、ここでの絶対条件である『恋愛』に連なるとすれば。
―――誰か、好きな人がいたということで。]
須藤さんには、『生き返らせたい』人は―――居ますか?
[初めて、真墨は人の触れてはならない部分を知りながら……踏み込んだ。]
(59) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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……いえ、そこは事実ですから……、
[家庭的じゃないのは、確かで]
私が可愛いとか……何、言ってるんです。
[幾らか躊躇ったよう、笑って]
……ちゃんと考えてください、そこは。 私を大事にしたい、って言ってくれるのは嬉しいです。
……でも、早川さんにとって、一番大事なのはハナちゃんですよね。
[たとえば、もし、そう――]
たとえば……私とハナちゃんが、合わなかったら。 早川さんは、どちらを取りますか――なんてのは、聞くまでもないじゃないですか。
(60) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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[ハナのことを引き合いに出されて、少し考える。]
――どうしたらいいか、話し合うかな。
[考え考え、喋る。]
――もうどうしようもなくこじれちまったら別だけど、まだ白石さんとハナは直接会ってないだろ?
「もしも」なんて死ぬほどある。 俺だって、白石さんの親とか友達に反対されるかもしれない。すげえ嫌われるかもしれない。 でも試してみて、話し合って、解決策を考えたらいいんじゃねえかな。
ハナは大事だ。白石さんも大事だ。 どっちかを切らなきゃいけないってことはないはずだ。 もしかしたら、いろいろ白石さんが我慢しちまうことがあるかもしれない。 逆にハナが嫌がることがあるかもしれない。 じゃあ3人で話し合ってみるってのはダメかな。
(61) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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[俺はもしかしたら楽観主義なのかもしれないけども。]
たとえばそれが何年もかかることだとしても、俺は――何年でも時間かけたいと思う。 何年かかったって、生きてりゃどうにかなるんだ。
[まっすぐと白石を見る。
死者は――思い出は消えなくとも、もう増えることはない。 生きるということはそれだけで無限の可能性を持っている。
些細なことでも、生きていればやれることは山ほどある。]
(62) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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――居ないわ。
[返す言葉は短かった。 これもまた嘘ではない。そんなものは『もう』居ない]
そんなことより、こんな風に話していて疲れないの貴方。
[その答えに対する追求を誤魔化すかのように、別の話題を重ねた]
(63) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/24(Mon) 00時頃
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……そうですか。判りました。
[一度、瞑目して。そのあと、言葉を咀嚼する。 意味するところは、一時の、でなく。 程度はともかく、先のことを考えてくれていることが]
……でも、気が早いんじゃないですか。 私とハナちゃんが、なんて。揉めるにしたって――もっと先の話でしょう。
[刹那的なものを求めて、ふっと近寄った*]
(64) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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[疲れないのか、と須藤に問われれば。]
…人と話すこと自体が疲れます。 でも、ボクの部屋には…物が少ないので。 人と話してる方が、時間が過ごしやすいです。 …目を見て話せるともうちょっと楽になれますね。
[言外に「入っても?」と伝え。 YESを貰えたなら、扉を開けてお邪魔するつもりだった。]
(65) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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[気が早い、と言われて思わず笑う。]
……かもなあ。
[ふいに白石の髪が揺れて、こちらに近寄る。 触れる髪の毛の、絹糸のような柔らかさに頬が熱を帯び。 俺の指がそれをかきあげ頬に触れる。
お互い浴びるように飲んで、格好もよれよれで、それなのにその体温に、その柔らかさに、すでに抜けたはずの酒がまた血をめぐるような感覚を覚えた。
思わず、手に力が入る。体は知らず彼女を抱き寄せようと。]
――お前なあ…
[理性が灼ける音がした。]
……これでも一応、我慢してたんだからな?
[そう言って、その唇に。]
(66) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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…好きにしなさい。 鍵なら開いてるわよ。
[この部屋に入った時に鍵を閉めた覚えはない。よって扉を開ければすぐにでも開くだろう]
(67) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/24(Mon) 00時半頃
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ん……我慢ですか。 それは気付きませんでしたね。どうも、景気よく寝息をたててましたけど。
[唇が離れた後。悪戯っぽく、応じて]
色々、思うところはあるし。話すべきことも、あるでしょうけど。 でも、どうしてかな……こういう判りやすいほうが、安心できます――幻滅しますか?
[呟いてから。今度は、こちらから――**]
(68) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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酔ってたんだから仕方ねえだろー。
[景気よく寝息を立てていた、と言われてくつくつ笑いながら返す。 寄せられた唇。今度は少し長く、深く。]
―――するわけねえだろ。
[唇が離れたあと額をくっつけ、少し笑う。 お互いの吐息が頬をくすぐる。
首筋に唇を寄せ、その細い肩を強く抱きしめ。
こーいうところももし覗かれてたらずいぶん悪趣味だなとちらりと思った―――]**
(69) 2014/03/24(Mon) 01時頃
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― G室 ―
きゃー! ホントのホントにアチチなことにー!
[妙な生き物は画面の向こうで抱き合う男女の様子を見ながら、両前足で顔を覆い隠しつつ、隙間からばっちりと覗いている。 きゃっきゃきゃっきゃとひとりで笑いながら。]
焚きつけちゃったかな? んふふ♪
[例え、内心で悪趣味だと思われていようとお構いなしである。**]
(70) 2014/03/24(Mon) 01時頃
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[それでは失礼して…と部屋へ入る真墨。 意外なことに、真墨にとって女性の部屋に入ることはこれが初体験だった。]
…失礼します。
[おずおずと入ると、まず驚いたのが内装。 真墨の部屋とは大違いの、普通の部屋だった。 まあ、あんな特異な部屋の内装など真墨だけなのだろうと彼は納得し。]
須藤さんって……影木さんのこと、好きだったんですか?
[部屋の中にいる須藤を見て、何となく察してしまった。 甲斐田が居なくなった時にはここまで無気力にはなっていなかった。 須藤に変化が訪れたのは今日からだ。 真墨とは会話こそなかったものの、ここまで落ち込んでもいなかった。]
さっきの『居ない』って……『もういない』って、ことじゃないんですか?
[まだ出血している傷を、抉る。 返り血を浴びる感覚を、幻覚するようだった。]
(71) 2014/03/24(Mon) 01時頃
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― 現世 ―
[さてさて。
影木留伊と、田端紗英。
二人の男女が消えたのちに、また同じように部屋の扉は消え、時は彼らが死ぬ少し前まで巻き戻った。
その時、件の生き物の姿が、真っ白な空間のどこにもなかったことに、気づいていた人はいなかったろう。
全員が死んだ、あの日。
あの日と何ら変わりなく、夜道を歩く、田端紗英。
彼女が歩道橋まで差し掛かると、その途中でカエルの姿をした自分と、視線がかち合った。(>>+4)
あの部屋の中で、姿を変えたことはないし、また、変われることも特に誰かに言ってはいない。
気づかれることはないだろうけれど。
そのまま、見守ったままでいれば少しの間をおいて携帯を取り出そうとした田端が立ち眩む。
けれど、あの時のように転がり落ちていくことはなかった。]
[突然の死。
小さな、いくつかのタイミングの噛み合わせ。
その歯車がほんの少し、狂ったのだろう。]
んふふ♪
[カエルはその場で少しだけ、笑い声のような、小さな小さな鳴き声をあげて。
次に田端が視線をそこにやった時には、その緑色の姿は消えていた。(>>+5)]
ススムは、須藤の部屋で床に座ることなく立っている。**
2014/03/24(Mon) 01時半頃
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[ノブに手をかけ開いたところで立ち止まった彼を振り向き、口にした問いかけに対して、固まるその人>>11を、あたしは不思議そうに眺めていたことと思う。 この部屋に友人以外の人を入れたことは無かったと思うけれど、そんなことを思い出すほどあたしの頭はきっと回ってない。 あたしは少しだけ首をかしげると、もう一度言う。]
入らないの?
[入っていいよ、でも、入りたくないの?でも無く。 問うて彼が足を踏み出すのを確認すれば、抑えていたドアを預けるようにして、先に部屋に入った。 部屋は普段使っていたままだから、そんなに片付いてはいないけれど、脱いだ服や下着が転がっていたりはしないはずだ。 後で片づけるのが面倒だから、とそういったモノは一か所に纏めておくのがあたしの常で、今はベッドの下の引き出せる籠の中にまとめて入れてある。 となりの籠を引き出せば使っていない下着類が出てくるかもしれないが、そこを除けば見られて困るような乙女の秘密は多分無いはずだ。]
(72) 2014/03/24(Mon) 09時半頃
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[部屋に入ったあたしはベッドに身体を投げ出すように座る。]
好きなとこ、座っていいよ。
[言いながら、ベッドから手を伸ばせる棚を漁った。 隣の本棚には教科書とか、辞書とか、そういったモノが並んでいて、その上に、小さなトロフィーと並んで子供の時の写真がある。それはちょっと古ぼけた、かあさんの写真。]
あ、やっぱりあった。
[この部屋は生前のあたしの部屋と全く変わらなかったから、多分あるだろうと思ったけれど、やはり見つかったそれを、ひっぱりだす。 置き菓子のストックだ。]
槇村さん、チョコとポテチとどっちがいーい?
[彼に背中を向けたまま、尋ねた。 返事があればそちらを、なければ両方ひっぱりだしてベッドの上に座りなおした。]
(73) 2014/03/24(Mon) 09時半頃
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[彼が床に座っていたとしても、特に不審に思うことは無いだろう。 友達同士で集まると、どうしたって座る場所が無くなって床に座ることはある。 そんな彼にはベッドの上のクッションを一つ差し出すことだろう。 そのクッションは、淡い桃色の雲の形をしたそれだが]
まきむらさんは、向こうで待ってる人、いるの?
[唐突に問いを投げかける。 あたしの中ですら、まったく思考を通さない問いだった。 あたしは手近にあった、抱き枕代わりにしている目つきの悪いウサギのぬいぐるみを抱える。 ふと彼と目が合えば、少しだけ視線を落として手持無沙汰に前髪を指先でくるくると弄る。 もしも、何故部屋に入れたのか問われたら、しばらく考えた後、ぽそりと、槇村さんの事もっと知りたいなって思って…?と末尾をあげながら答えたことだろう。]
(74) 2014/03/24(Mon) 09時半頃
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『入らないの?』
[繰り返されたどことなく幼い問いに逡巡したものの、最終的には頷いて、部屋に入る本田の後に続くことにする。
おじゃまします、小さく言って踏み入れた部屋は、殺風景な自分の部屋とは違って当たり前の生活感があり、そこかしこに女の子らしい調度品が設置されている。 棚に置かれた小さなトロフィーや写真立て。なんら違和感なく並ぶそれらは、現世で彼女の部屋そのままなのだろう。
あまりきょろきょろしては悪いかな、と思いつつも、女子の部屋になどほとんど入ったことはない。つい興味が先に立って、辺りを見回してしまう。
そうこうしているうちに、本田から座るように促された。 好きなとこに、と言われるがさすがにベッドに腰掛けた彼女の隣に座る勇気は無い。 俺だって男だ、万が一彼女になんかあったらどうすんだ。などと内心考えつつ、一瞬で無いわバーカと否定した。
結局ベッドの近くの床にぺたりと座る。 差し出されたクッションには礼を言って受け取るものの、彼女のベッドが出身地のピンク色の雲(雲だよなこれ?)を尻に敷くのは忍びなく、膝の上で抱きかかえるに留めた。]
(75) 2014/03/24(Mon) 16時頃
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『槇村さん、チョコとポテチとどっちがいーい?』
[問われて見上げると、棚を漁る本田の姿。 あまいの、とだけ答えて目を逸らした。 酔いが覚めていないのか、自室ゆえに寛いているのか。無防備な姿勢に心臓が跳ねる。 床に座ったのは失敗だったかもしれない。スカートじゃなくて良かった。
邪念を振り払うべく渡された小さな菓子の包みを開いて、口の中に放り込む。甘い。チョコレートをゆっくり咀嚼していると、彼女の口から唐突な問いが飛んできた。]
『まきむらさんは、向こうで待ってる人、いるの?』
[あまりに直球の問いに、一瞬きょとんと目を瞬く。 待ってるひと。この状況で、友達やら家族やらの話ではあるまい、多分。視線が合うと、少し伏せられてしまった。髪を弄る仕草に、また肋骨の奥がぎゅうと締まる。なんなんだろう、これは。]
…居ないよ。家族くらいは、待っててくれてるって思いたいけど。
[苦笑いひとつして、言った。 恋人はおろか、親友と呼べるような友人もいない。楽しさだけを共有するような、大勢の中の、ひとり。泣いてくれる人はいるんだろうか。ちょっと想像出来なくて、本田を見遣る。]
(76) 2014/03/24(Mon) 16時頃
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本田さんは…えと。なんで、俺をここに入れてくれたの?
[同じ質問を返そうとして、やめた。それが逃げなのは分かっていたけれど。共有スペースで進村と話していたときの本田の横顔がちらついて、まわり道をしたくなる。
しかし、返ってきた答えは想定の斜め上で。]
『槇村さんの事、もっと知りたいなと思って…?』
[上がった語尾は、まるで自分自身に問うような抑揚だった。 え、と意図せず声が漏れる。どうしよう俺そんな面白い人間じゃない。寧ろすごく面倒臭い部類。]
はは、なんも面白いことない普通の大学生だよ、俺なんて。 それでも良ければ、
こちらの狼狽など、本田は素知らぬ顔で(そりゃそうだ)。 それでも、会話を続ける努力をしてみたのは。]
俺も。本田さんのこと、知りたい。
[他ならぬ自分が、彼女の声を聞いていたかったからだ。]**
(77) 2014/03/24(Mon) 16時頃
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-回想・夢の中- [顔を上げるとそこにはずっと見つめていた顔がある。]
"――どうすんの?"
何がだよ。
"いい子じゃない。行っちゃいなよ。"
おめーなぁ……
"前に約束したでしょ?"
何がだよ。 "あたしが死んだら弘樹は自分の幸せも探すこと。"
…そんなの忘れた。
"またそうやって言う。"
(78) 2014/03/24(Mon) 21時頃
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[意識は徐々に浮上し、その終わりが迫る。]
"ハナのこと、頼んだよ。"
わかってる。
"――今度こんなとこ来たらぶん殴る。"
俺だってきたかねえよ。
"……じゃあね。"
[声はそこで途切れ、ゆっくりと体の感覚が戻る。 ――開いた瞳に、白石が映っていた。]*
(79) 2014/03/24(Mon) 21時頃
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[質問に、須藤はどう答えただろうか。>>71 肯定であれ否定であれ、影木のことを好きでいたのは明白で。 もしかしたら、須藤は己の数奇な恋愛体質についてもらすかもしれない。 言わなくても、真墨には直感的に感じ取れるだろう。 『自分の切望する方向と、物事が裏目に出る』。 真墨と須藤は、そういった意味では鏡のように同一だった。]
ボクはね、人が人であることに必要な精神が、ことごとく欠けてるんですよ。
[呟く言葉は、須藤へと届くか。]
仁徳とか、善行とか、そういうのは全然分からなくて。 人らしさも、『生き返りたい』って気持ちも…正直よく分からないですよ。 でも、ここでは『生き返ろう』とするのが『人らしさ』なんだろうなって。
[須藤はどんな表情で聞いているだろうか。 化け物でも見るような目で、真墨を見ているかもしれない。]
でもね、そう在ろうとすればするほど、『人間らしさ』からは遠ざかっていく。 焦がれるほどに望めば望むほど、その望みは手をすり抜ける。
(80) 2014/03/24(Mon) 21時半頃
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[何故なら―――『まともな人間』は、『人間で在ろう』などとは考えないから。]
須藤さん―――ボクと一緒に、この世界で死んでよ。
[さながら、愛の告白のように。 進村 真墨は、須藤 愛莉へと言葉をぶつけた。]
(81) 2014/03/24(Mon) 21時半頃
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-自室-
[しばし横たわっていた体を起こし、すっかり冷めてしまったコーヒーを飲む。 常温のそれは、ほんの少しだけ体に水分を流し込む。
隣の白石はどうしていただろう。 少しまだ慣れないこの感覚に顔が熱い。]
(82) 2014/03/24(Mon) 21時半頃
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[水を取りに行こうかとも考えるが、心地よいけだるさは、まだこの場を離れたくないと言っていた。]
――どうすっかな。
[何をどうすればいいのか、自分でもよく分かっていない。]
(83) 2014/03/24(Mon) 21時半頃
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[須藤の返答を待たず、真墨は続ける。]
結局ここだろうが生き返ろうが―――ボクらは、いつまでたっても永遠に『望む場所』へは辿りつけませんよ。 だったらいっそ、潔く死にましょうよ。 死のうと決めた時だけが、ボクらが唯一希望通りの道へ進める瞬間ですよ。 もう、他人に期待して失望することもない。 まともな恋愛ができない自分の生まれた星を呪うことも無い。
[素晴らしいことじゃないか、と。 真墨は死ぬまで、否、死んだあとですら見せなかったくらい清々しい顔で、目を爛々と輝かせて、須藤を死出の旅路へと誘う。]
ボクと一緒に……死にませんか。
[その言葉は、一曲ダンスでも踊りませんか、と言わんばかりだった。]
(84) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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……、どうしましょうね?
[眠っていたわけではない。耳に届いた音に、顔だけ向ける。 このまま眠ってしまいたいのは山々ではあったけれど、そういうわけにもいかなかろう]
(85) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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もう少し、だらだらしてもいいですけど……、
うん……とりあえず、お風呂は入りたいですね。 汗を流して、着替えて、軽く珈琲でも飲んで――、
[そのあとは――再挑戦、ということになるんだろうか]
(86) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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だな、風呂入りてえ。
[お風呂に入りたい、という言葉に深くうなずく。 身を起こした彼女の頬にそっと触れる。]
…の前に。
[もう一度だけ、唇を寄せて、少し笑う。]
(87) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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―リビング―
[須藤の部屋を出た真墨は、清々しい顔をしたままコーヒーを飲んでいた。 鼻歌交じりで過ごすその姿は、他の人から見たら何事かと思うであろう。 一部始終を見ていて、何があったかを知っていたカミサマ以外は。]
もう、生も死も…愛も悲哀も関係ない。
[ともすれば心が浮つきそうになる感覚を、真墨はそれが『楽しさ』だと知らない。]
ねえ、カミサマさん… この感覚を教えてくれた『ラブゲーム』とやらに、ボクは感謝の気持ちを述べたくて仕方がないんだ。 こんな気持ちになれるなんて、思わなかったよ。
[ぐびぐびとコーヒーを飲みほして、ふぅと一息を吐く。 そこにカミサマが居ようと居まいと、真墨にとっては独り言同然だった。]
(88) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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――んじゃ、とりあえず風呂浴びるか。
[そう言って押入れからバスタオルを出す。 もちろん相手の部屋にもあるとは思ったけども。
いくつか言葉を交わしながら、部屋を出る。 リビングに誰かいたら、軽い調子で風呂を使うことを告げただろう。]
(89) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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……改めてすると、少し恥ずかしいですね。
[身を離して、少しはにかんで]
――ここの露天風呂は、少し惜しいですね。 あ、私、部屋から着替え取ってきますから、先にどうぞ。
[リビングを通って、自分の部屋へ一度いって。 着替えや入浴用品を一式、揃えて風呂へと向かう。
人数は減ってきているが、さて、誰か入っていただろうか。 あれこれのあとだから、鉢合わせると気恥ずかしいけど]
(90) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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-風呂場-
[少し熱めのシャワーが肌を叩く。 石鹸の泡が汗を流す。
シャワーを止めると、先ほどのぬくもりを思い出してしまいそうで。]
――ガキか俺は。
[苦笑いするが、鼓動はまだ静まらない。 まさか生き返ってもこのせいで心筋梗塞起こしたりしないよな。
風呂場には他に誰かいただろうか。 にやけそうな顔を必死に抑える俺の姿は滑稽に見えたかもしれない。]
(91) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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……ふう。
[身体を洗い終え。桜を眺めながら、湯に沈んだ。 死んでから何日経ったかよく判らないけれど、地上では、そろそろ春だろうか。 でも、死ぬ直前に戻るというのだから、いまがどうかは関係ないかもしれない]
(92) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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『俺も。本田さんのこと、知りたい。』>>77
[その言葉が、甘く鋭くあたしに届く。 朱の射した頬は、お酒のせいかな。 それとも… あたしは少し目線の低い位置にいる槇村さんを、まっすぐに見返す。 覚えず、笑みがこぼれた。
何でだろう。 なんてことない人事のはずなのに、何故か… とてもとても、嬉しくて。 ふわりと舞い上がるような心持に、浮き立つ。]
普通の大学生って、なに? あたし、大学生の普通なんて、知らない。
[それは、ちょっとだけ嘘。 進路のことも考え始めてるあたしは、大学のことを全く知らないわけじゃない。 けれど、普通って何だろうというのが分からない程度には、無知なのはホントで。]
(93) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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──露天風呂・男湯──
なーに、ニヤニヤしてんすか。
[シャワーを浴びる男の背後から、唐突に。>>91 早川は驚いただろうか。まあ、死んでいる今ならこれで心筋梗塞を起こす事も無いだろう。健康には気を付けてよねお父さん。的な気持ち。
彼が振り向いたなら露天の湯船の中に、首までとっぷり使ったこちらの姿が見えただろう。 片手をお湯から出して、ひらひらと振って見せた。]
(94) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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普段、何してるの? 授業とか、サークルとか?バイトとか。 高校とは、すっごく違うのかな。
[あたしはいろんな質問を、思いつくままに投げかける。 それにはどんな答えをしてくれるのだろう。 そのどの答えも、あたしにとっては新鮮で、それ以上に… そんな取り留めのない会話が、この人とできることが、なんだかとても楽しくて。]
ふふ。
[思わず零れた笑いは、彼にはどのように映るんだろう。 そして、再び出会った視線をまたちょっと落として。 あたしの指先は噛み先をくるくると弄ぶのだった。]
(95) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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……大事に、かぁ……、
[口許が、にへらと緩む。 ずるずる、お湯に沈んで。桜に彩られた青空を見上げる]
……ふふ。 このところ、仕事ばかりだったからな。 こんな気持ちになるの、久し振りね――。
[心は、見上げた空のように晴れやかで。桜色が、踊っている*]
(96) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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ミルフィは、>>93 ×人事 ○一言 …これは流石に意味が変わりそう
2014/03/24(Mon) 23時半頃
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――ふう。
[髪を乾かし、ぴしっと服を整え、軽くメイクも済ませて。 共用スペースに戻ってみれば、まだ早川はいなかった。 風呂場で誰かと出くわしでもしただろうか。まあ、いいけれど]
……さすがに、ビールは我慢かな。
[キッチンから麦茶を汲んできて、流し込む]
(97) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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――ふぅあっ!!?
[いきなり声をかけられて奇声がでた。 おい、一瞬心臓止まるかと思ったぞ。]
……あぁ……?
[恐る恐る振り向けば、湯船からひらひらと手を振る槇村がいた。]
おい、いつからいたんだよ。
[ため息交じりに問いかける。シャワーを止めるいいきっかけになったかもしれない。]
(98) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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うん?…そだね。普通って、なんだろ。
[笑った本田が眩しくて、思わず視線を床に落とす。 人と話すのに、目を合わせていられない事なんて今まで殆ど無い。
康太はいつも、相手が躊躇う程にその双眸をじっと見詰める。それは他人と触れ合えない彼が、触覚の情報を補うために自然と覚えた事でもあったのだが。
本田を見詰めていると、どうにも思考が霞んでしまってままならない。心臓がぎゅうと締まって、指先まで熱が灯ったよう。 彼女が悪夢を見た日にこの部屋の扉の前で、自分を突き動かしたような衝動が、ふいに込み上げてくる。
それは、生来の自分には有り得なかったもので。 そんな変化に戸惑いながらも、取り留めのない彼女との会話が、ただ嬉しくて。]
ガッコ行って、講義受けて、サボって遊びに行ったり、課題に追われてんのにバイト入れまくって、コンパ行ったり飲み会で馬鹿やって朝まで騒いだり。 …そういうのが、「普通」なのかなあ。 だとしたら、ごめん、嘘吐いた。 やっぱり俺はちょっと変わってんのかも。
[だからだろうか。 努めて意識しないように過ごしてきた、身近に溢れる「当たり前の事」への羨望が、落ちた言葉に確かに滲んだのは。]
(99) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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-風呂を出て-
[槇村と何事か言葉を交わしたあと、風呂を出る。 タオルを首にかけたままリビングに向かえば。]
――…おう。
[白石がいて、自然顔は笑顔になり。 ダメだ俺、だいぶダメだ。
冷蔵庫から水のボトルを取って、それを直飲みする。 口元をぬぐって、空になったボトルをゴミ箱に投げ込むと。]
……うん。
(100) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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──露天風呂・早川と──
あんたが鼻歌混じりに入ってきたときから、ずっと居ましたけど。
[存在感無くてすいませんねえ、実はニンジャの末裔なんで。怪訝な顔に肩を竦めて見せて笑って、絞ったタオルを頭の上に乗せた。
早川が湯船にきたら、とっておきのカマをかけてやろう。 ニヤついた口元が見えないようにぶくぶくとお湯に沈んだ。別段エスパー的な能力ではなく。たまたま彼と彼女が、同じ部屋から出てくるのを見ただけなのだけれど。]
(101) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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―風呂の中で―
はぁ!?
[おい全然気づかなかったぞ。 いや、俺が頭ふわふわだったのか? 鼻歌歌って上機嫌なところを見られたことが妙に恥ずかしい。 いや、恥ずかしいことしたつもりはないのだが。]
――おい、ちったあ声かけてくれよ。
[そう言いながら俺も湯船に入る。 桜が揺れている。最初に入った時には考えることばかりで見る余裕すらなかった。]
(102) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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ふぅん。
[彼の語る普通、にあたしは軽く眉を寄せ。 ぬいぐるみを抱きしめたまま、少し唸る。]
…それがほんとに普通なら、大学生ってなんか、遊んでばっかなんだね。
[あたしの口から素直に出た感想は、彼にとってはどう聞こえるんだろうか。 でも、もし、それが普通なのがホントで、槇村さんがその普通じゃないって言うなら…]
槇村さんって、真面目なヒト?
[少し首をかしげて問うた問いは、本人に真正面から問うようなものではないのだけど、どんな答えが得られるだろうか。]
(103) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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やあ、なんか早川さん凄ぇ嬉しそうだったから。 気分壊しちゃ悪いかなーって、さ。 なんかいい事あったんすか?ってかあったんですよね。
[湯船から半身を出して、頭上で咲く満開の桜を見上げる。 早川が少し離れた湯船に浸かれば、すすいと寄っていって。 にこお、と邪気の無い笑顔でタオルで作った風船をぶくりと沈めながら、言った。]
──白石さんと。
(104) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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-リビングにて-
[この気持ちも、記憶も、もし生き返れば消えてしまうのだろうか。]
(―――だとしても。)
[くつくつと少し笑う。]
(生きてりゃ何とかなるだろ。)
[リビングの白石を、もう一度抱きしめたいと思った。 この感覚を忘れないように。 この部屋に来た時のようにぴしりとした格好の白石が、この部屋に来た時よりもとても愛おしくて。]
(105) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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[風呂から出てくる姿を認めれば。口許を綻ばせて、会釈して。
そのあと、早川が水を飲むのを待って。なんとなく、頷いた]
……ええ。
[なにが、かは判らない。なんとなく、でいいのだ]
私は、いいですよ。いつでも。
[扉。少し不安はある。大丈夫とは、思うけど]
(106) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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[彼が真面目であったとしても、違ったとしても、実際あたしにはあんまり関係が無いような気がするのだけれど。 どんな反応が返ってくるにせよ、その反応を楽しみながら、あたしはまた言葉を紡ぐ。]
槇村さん自身は? どんな生活をしていたの?
[同じような問いが返されるのであれば、答えるつもりはちゃんとある。 あたしだって、普通、と括ってしまいたいくらいあんまり印象に残るような生活はしていないんだけれど、やっぱり普通って違うんじゃないかなぁなんて思うし、なにより、どうでもいいことだったとしても、知りたいと同時に知ってほしいと思うんだから。]
(107) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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[これが恋かはよくわからない。 ただ寂しさを埋めているだけかもしれない。 それでも大事にしたいという気持ちは、相手を愛おしいと思う気持ちはふつふつと湧いてくる。。
ハナに対してのいとおしさと、また違う味がする。 まるで――夜明けのコーヒーのような。]
すまん、待たせたよな。
[そう言って白石に声をかける。 なんとなく、どうにかなる気がした。]
(108) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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[今は答えを出さない。 今は結論を出さない。
――それをすぐに出せるほど、若くない。
それでもそれでいいと思えるならきっとそれでいい。]
んじゃ、いくか。
[そう言って、あの日はびくともしなかった青い扉を見つめた。]
(109) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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いえいえ。 あの桜は、なかなかの景色ですから。 出るのが惜しい気持ちは、ちょっと判ります。
[出るのが惜しいといえば、ここからも――か。 だらだらと、一緒に飲み食いして過ごすなんて、戻ったらそうは出来ない。 仕事は忙しいし、早川には娘もいるし、それにそもそも、記憶があるかどうか――]
(110) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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はい。 じゃあ、いきましょう。
[青いドアに、並んで近づいて。 扉の取っ手。片方に、手をかけた]
(111) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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―見送り―
[部屋から出てきたとき、青い扉の前に立つ二人を見つける。 白石さんと、早川さん。 あたしからすれば、とてもオトナな二人。]
あの…!
[思わず駆け寄ろうとして、その空気に、邪魔していいのかいけないのか、一瞬悩む。 けれど、結局あたしは、その場に、立ち止まって、息を吸い込んだ。]
あの…ッ ありがとう、ございましたッ…!
[部屋越しに、力いっぱい叫ぶ。 何が、とか、いつ、とか言わない。 けれど、二人の言葉に、あたしが救われたのは、確かだったから。 ただ、言いたかった、それは自己満足だったかもしれない。 届かなくっても構わなかったのだ。]
(112) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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大学とか学科によるんだろうけど。 皆そうやって、楽しそーにしてるよ。でも、勿論課題だって試験だって必死でやってる。遊んでばっか、だし、何やっても遊んでるみたいに楽しい、んだと思う。
[ちょっと不満気に唸った本田に、くす、と笑う。 彼女も進路決める頃だったのだろう。やりたい事より、やらなければいけない事のほうが多い時期。 彼女は、何をしたかったんだろう。 どんなものに憧れて、どんな道を行くつもりだったんだろう。]
(…知りたい、し、)
[俺は、絵ばっか描いてたから。 ぽつんと言った。本当の自分。「大勢の中の一人」でいようとした自分。ひとに混じれない、ひとに混じりたい、「普通」に憧れた、自分。]
(知って、ほしい)
[他愛ない会話が、会話の内容よりも、ただこうして隣り合わせで言葉を交わしているのが、たとえ触れ合えなくともこんなにも心地良く感じているのに。
この距離感を、温かさを、踏み越えてしまいたいと思っている自分を。知ってしまったら、彼女は、どんな風に思うのだろう。]
(113) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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[白石がドアに手をかける。 その扉はゆるりと開き。 俺は彼女に笑顔で言う。]
――んじゃ、またな。
[好きだ、なんて言えない。 愛してる、なんて嘘くさい。
ただ、また、その顔を見たい。
後ろから聞こえる本田の声に、くつくつ笑って少しだけ振り向く。]
――――…。
[掛けた言葉は、はたして届いたか。 そしてそのまま、目の前は白く染まる―――]*
(114) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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ええ、また。
[扉は、きちんと開いた。隣に向かって、微笑んだ]
――安心してください。 私、仕事柄、人の顔と名前を覚えるのは得意なんです。
[だから、きっと覚えていよう。 彼も、ここで会ったほかの人たちも。 そのなかのひとりの声に、振り返って。小さく、手を振った。 そして、踏み出すと。光があった*]
(115) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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-回想・風呂の中-
―――っ!!
[唐突に核心をつかれ、思わず湯を叩く。]
あー……見てたか?
[もし見ていなかったとしてもその反応で答えは明らかだ。 まずったなあと思いながらも、にへらと顔は緩む。]
まー、うん。まあ、な。
[どうしてもあいまいな言葉になってしまう。でもその中ではっきりしてることだけは言える。]
―――大事にしたいと思ったんだよな。
[槇村はいい大人がガキのようにいう言葉にどう返しただろう。]**
(116) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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──露天風呂・早川と──
[ちょっとカマを掛けると早川は狼狽えたらしく。直ぐに白状した。あまりジタバタせずにあっさりと認めるのは、さすがは大の男といったところか。 幸せそうに緩む顔に、なんとなく嬉しくなる。 良かった。口には出さずに思う。きっと白石とこの人なら、あの青い扉の向こうに行ける。 本当に良かった。だってきっと、父親が帰ってこないのは、すごく淋しい。]
──早川さん。
[呼んで、右手を差し出した。眼前に突き出されたそれに、彼はどんな反応をしただろう。構わず、に、と笑う。]
握手、しましょうよ。
[お別れの。 ほんの一瞬でもいい。繋いだ縁がたとえ途切れたとしても。 このひとに助けられたのは、事実だから。
湯気の立つ水面に、ひらひらと花弁が落ちる。 応えただろう早川もきっと──笑顔だった、だろう。]**
(117) 2014/03/25(Tue) 01時頃
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