234 麻雀邪気村-3rd season-
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人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
タバサが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ススム、オスカー、ルパート、黍炉、リッキィ、シルクの6名。
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創めよう―― 創生の物語《ワールド・オブ・ジェネシス》を――……!
[青白い気《オーラ》を放ちながら、高らかに宣言する**]
(0) 2015/08/07(Fri) 00時半頃
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なるほど――その一節は、確か。 禁書とされた至牌文書《サプリム・バイブル》――でしたか。
[シルクの呟きと、発する気に。そう、口元を歪めて]
面白い――本当に、面白い。
[この卓の面子は、次々と、予測と計算を超えてくる]
――ですが、それでも。
[万象は、計れる――どこまでいっても、それが、女の打ち筋《在り方》である]
(1) 2015/08/07(Fri) 00時半頃
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それは……その言葉は……!
[いくら最近麻雀にかまけているとはいえ、大学生。 勉学の過程で聞いたことが、1度もないわけではない。]
まさか……ッ麻雀は、神の創造った遊戯だってのか……!?
[胡乱な目とは裏腹、清廉な歌声で祝詞を謡いあげるシルク。 その様は、まさに]
この場には……天使までいたってのかよ……!
[がくりと膝を付きながら、ただ戦局を見ていることしか、できない。**]
(@0) 2015/08/07(Fri) 01時頃
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― 東四局 ―
[アルテミスの光は然しこの愚かにも勇敢な敵を征圧するに到らない。 より強い光が必要なのだ。 伝説の聖なる勇者に相応しい、極光の輝きが!]
……あは。1000点の差分など気にしない。 己の技量と和了の可能性を計算しつくしているってわけか。
[幸運の女神に愛され縋られるにも関わらず、尚永久凍土よりも冷たく理を詰めて臨む様>>1:81。 第四局は封じられた。冥府の死者を活かす復活の奇祭《イースター》。 シルクの導く一対のカルテットに、勇者の聖剣は封じられていたからだ>>1:84]
(2) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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[当然だ。雀士達は各々の手に、牌剣を担うが。 その剣は常に幸運の女神の手に委ねられる、取り合い引き寄せ合いなのだ]
(……不安なのは……こちらも……)
[ココまで、不気味な程の静寂を保つ隠者の瞳>>1:92。 彼にイーピンを握られている程。 オスカーもまた、「あの技」を放つ機会を逸していくのだから。 如何なる陰謀を企んでいるかと窺おうとも。隠者の瞳は未だ何も語らぬ]
(3) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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― 東5局 ―
[次局に勝負を期待するが。いや、然しだめだ。 牌が不味過ぎる。これで龍や冥王に勝てると思い上がる勇者ではない。
必然、動き出せずに、勝負を降りる中、龍が動き出した>>1:95]
しん……めい……だと? まさか、心命流-シンメイリュウ-?
[手牌と腕に生じる円。そこに産まれるは新たなる息吹>>1:97。 真正面から指しあうのは勇者とて始めて。 その身も心も牌と一体に近づけ、極度のトランスに移行する事で>>1:98 闘牌の真髄を直に確かめんと欲する、不出の流派、という所だろうか…?
圧倒的な太古の生命力を抱く龍が、牌と融け合う、その質量、圧力!!]
(4) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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……「あの婆さま」の弟子か……くくっ……面白い……
(5) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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[勇者は見た事がある。彼の師匠の打ち筋を。 その強さ気高さ、流麗にして神聖なる神楽牌]
冥府から天空へと貫く、龍の焔か。 すさまじい。 これが心命流-シンメイリュウ-の力…。
[勇者は見た事がある。彼の打ち手の散りざまを。 三日三晩と及ぶ永きも激しき闘牌の末に破れた。 されど誇り高き安らかな昏睡に陥っている彼女の姿を]
(6) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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(何故なら。 魔神の血族 ダーク・ブラッドは――――… ……はは)
(7) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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世界は広いさ、"冥王≪ハデス≫"。
魔神の血脈、いや、聖魔の血脈に限らずとも。 冥界の玉座にその刃を突き立てれる者はいる。
[彼も人が悪い。龍の師匠を撃ち破った者の正体など気付いているのに>>0:88 それを無関係でない勇者の前で臆面なくほのめかすのだから>>0:103]
(8) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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― 東六局 ―
[スーツの上着は敢え無く椅子を崩れ落とした>>1:104]
相変わらず、よくそんな重い上着を着れるもんだ。 あの滝壺に落ちたのが進だったなら。 滝の中で確実に溺死していただろうね。
[墓場立直《グレイブヤード》。 彼がこの業を"魅せてくる"のは戦闘本能の熱が高まりつつある証拠。 闇の美学《オーラ》はそれに当てられる力弱き人間を昏倒すらさせる>>1:112]
(9) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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……あは。まだ"ソレ"を解く気はないんだね。
それじゃあ好都合だ。油断してる間に仕留めてやる。
[とは云う物の、牌の流れが相変わらず芳しくない。 女神に愛される一級線の雀士が幾人も雁首揃えているのだ。 愛しのアルテミスも、まるでデパートのバーゲンセールに連れてこられた女子高生の様に、あちらこちらへと目移りして遊びほうけているらしい]
(10) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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[鎮魂の歌は鳴り響く。青い天井は天を知らずに凱歌を歌う。 六局、七局、雀士達の戦いは然し真の熾烈を未だ極めず。
清廉な聖者の存在感は、麻雀を作りたもうた 神の創生《ジェネシス》を高らかに祝詞あげる。
そんな、荘厳にして清浄な空気に満たされた 聖なる光の満ちる戦場が……引き連れてきた……]
(11) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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[ 静寂な光溢れる星空の南場《スターリー・ヘヴンズ》を …… ]
(12) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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― 南1局 ―
…何故、僕が勇者オスカー。 ジャン・ブレイブ・オスカーと呼ばれるか。 その理由を知ってるかい?
[聖なる女神の光は、この時点で既に手元に集いつつあった。 ロンを虎視眈々と待つその傍らで、勇者を名乗る少年は対峙する雀士達に問いかけてみた。 その理由を既に知っている進はともかくとして*]
(13) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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― 南1局 ―
――諸説あるようですけどね。
[勇者の三味線に、まず応じたのは。データを重視する、その女。 明白な女神の寵を受けながらも、決して、その裾には縋らぬ女流雀士]
もっとも支持されている説は、確か。 雀界(ジャン界)の勇者(ブレイブ)、オスカー。ゆえに――ジャン・ブレイブ・オスカー。
ただし――これでは何も、説明にはなりません。 なにゆえに勇者と呼ぶのか、判らない。これだけでは片手落ちですね。
[そう応じながら、手を進めるために計算し尽くした、牌を切る**]
(14) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2015/08/07(Fri) 05時半頃
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―回想・東6局―
[雀闘士《ジャンキー》の一進一退を争う闘いは東6局まで繰り広げられ、その形相は受付嬢であるタバサを昏倒させるほどのものであった。
ただ、一人を除いては。]
(15) 2015/08/07(Fri) 05時半頃
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くっくっくっ…………これはなかなか楽しませてくれる。
[ルパートは卓に突っ伏しながら、その身を震わせ。 凡人《いっぱんじん》であればそれはすなわち戦意喪失《ギブアップ》を示す所ではあるが。]
(16) 2015/08/07(Fri) 06時頃
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[そして、開眼してなかった最後のイーピンが開眼する。]
(17) 2015/08/07(Fri) 06時頃
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面白い。本当に面白い闘いになってきた。のう?タバサさんや。
[タバサが昏倒しているのは知ってか知らずか。 開眼したイーピンが蒼白い光を放ち、雀卓を囲む。]
(18) 2015/08/07(Fri) 06時頃
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静寂な光溢れる星空の南場《スターリー・ヘヴンズ》…………
静寂な光が指し示すは世界、否、それは宇宙《コスモ》。
宇宙においては凡人《いっぱんじん》は息をする事すら叶わず、気を失い天国《つかのまのしあわせ》に包まれる。
(19) 2015/08/07(Fri) 06時頃
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なら、宇宙《コスモ》で応酬されるのはなにか? 宇宙《コスモ》では何も出来ないのではないか?
(20) 2015/08/07(Fri) 06時頃
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否、静寂な光溢れる星空の南場《スターリー・ヘヴンズ》で繰り広げられるは銀河点の応酬。 罰符《チョンボ》さえも加点に変える、それはまさに、不可能を現実に《ミッション・インポッシブル》の世界。
(21) 2015/08/07(Fri) 06時頃
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わしの真の力、見せて進ぜよう。
[ルパートは開眼したイーピンをかざせば。]
(22) 2015/08/07(Fri) 06時頃
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土俵際の魔術師《マジシャン・オブ・デッドライン》の力を、とくとな――――
[タロットで《T》が指し示すは魔術師の《T》。
そして、隠者が指し示すはタロットの《\》。]
(23) 2015/08/07(Fri) 06時頃
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魔術師と隠者の逢瀬《清老頭》、積込完了――――
[静寂な光溢れる星空の南場《スターリー・ヘヴンズ》はまだ、始まったばかりである――――**]
(24) 2015/08/07(Fri) 06時頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2015/08/07(Fri) 06時頃
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天使《アンジェ》だと……
はは、愉しい。 つくづく、愉しい卓だ――
[創生の物語《ワールド・オブ・ジェネシス》を始めると宣言する相手。 冥王ハデスとしての力を開放しつつある時に、天使《アンジェ》が目の前に立ち塞がるのも因縁めいていた。]
(25) 2015/08/07(Fri) 08時半頃
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ああ、その通りだな。 勇者オスカー……
[最後に呟いた言葉は黒い風の慟哭にかき消されて。 未だに、魔神の血脈についての真実《ヴァールハイト》は闇に包んだまま。
彼の問いかけ>>13も自身は答えずに。]
(26) 2015/08/07(Fri) 08時半頃
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静寂な光溢れる星空の南場《スターリー・ヘヴンズ》だと……
[珍しく動揺して見せた。 何故ならば。]
(27) 2015/08/07(Fri) 09時頃
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まさか……宇宙麻雀《コスモマージャン》の遣い手か!
(28) 2015/08/07(Fri) 09時頃
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[宇宙麻雀《コスモマージャン》 不可能を現実に《ミッション・インポッシブル》のセカイ。
九一二や八九一でチーをしたり。 白中發でポンをする事も可能な。 宇宙《コスモ》を感じる麻雀だった。]
無論、俺は認めるとしよう。
[冥府でさえ賛否の分かれる特殊ルールだったが。 彼はそのルールさえも受け入れると宣言していた。**]
(29) 2015/08/07(Fri) 09時頃
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先生? 婆さま?
[戦いの最中に出てくる言葉に思い当たる節があった。 長いことあっていない祖母。 祖母の近状は……たしか危篤みたいなことを聞いたような……]
まさかね。
[さすがに自分の祖母が「龍」の師匠とかそんなことありえない、そう思い込むことにした。
さてはて、真実は――?]
(@1) 2015/08/07(Fri) 14時半頃
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……。
[会長が華麗に魅せたり、受付が気絶したり、麻雀は神が作ったとかもう展開が急すぎて呆然としている。
そして、東が終わり、南1局に差し掛かる―]
(@2) 2015/08/07(Fri) 14時半頃
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宇宙麻雀《コスモマージャン》だと!?
[南1局に入り、麻雀はついに宇宙の域に達したのかと知り驚愕した]
そして、オッサンがついに本気出してきたー!!
[そして、いままで一度も動かなかったオッサンがついに動いた]
(@3) 2015/08/07(Fri) 15時頃
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[ ピッ………… ]
[ ピッ………… ]
[ ピッ…………… ]
(30) 2015/08/07(Fri) 21時頃
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『―――――――…… 』
[>>17イーピンの目が開眼し、その宇宙力《コスモ・パワー》が 裏世界に留まらず、地球上に満たされんとする時―――……
“老婆”は、病室の白いベッドの上で、ゆっくりと目を覚ます。]
『………ふ、ふ、あやつめ 死んでは、おらなんだか……セルジュ………』
[宇宙力《コスモ・パワー》をその身に感じながら 枯れ果てた唇が紡ぐのは、とある隠者の名前。]
(31) 2015/08/07(Fri) 21時頃
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[そう、その“老婆”は覚醒めたのだ。
宇宙麻雀《コスモマージャン》に共鳴するように。 >>6かつて自身が破れてしまった――――…… 三日三晩の激しい闘牌を共にした、その打ち手に喚び起こされた。
あの戦いから数年。
老婆は深い眠りにつき。 隠者は追われる身になり。
とうに、お互い死んだと思っている事だっただろう。]
(32) 2015/08/07(Fri) 21時頃
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「…………汐海さん?」
(33) 2015/08/07(Fri) 21時頃
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[目を覚ました老婆に、声が届いた。 その声の主はゆっくりと老婆に近づいて……
老婆が目を開けて何事か喋っているのを見れば、驚き]
「先生、先生を呼んで! 汐海さんが目を覚まされたわ!」
[看護婦が後にした、病室のネームプレートにはこう書いてある]
(34) 2015/08/07(Fri) 21時頃
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[―――――――――――汐海麻雀、と*]
(35) 2015/08/07(Fri) 21時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2015/08/07(Fri) 21時頃
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― 南1局 ―
さて………場も少々煮詰まってまいりましたこちら、各々向かい合っての死亡遊戯も南場へと移っております。 っとぉ……これは、宣言でしょうか……創生の物語《ワールド・オブ・ジェネシス》。
ええと……不束ながら私も名前だけは聞いたことがあります。観客の諸兄方の中にも大学で雀神学だか雀史学だかを先行された方はご存じなのではないでしょうか。 至牌文書《サプリム・バイブル》………トリエント公会議の際にヴァチカンから異端と認定され、その存在を滅却されたはずの異端の書、と私は聞いております。
卓上にその身を映す姿は、さながら闇に堕ちた南場を司る天使ウリエルとでも言ったところでしょうか。しかし、点棒だけはそう簡単には落さないでいただきたいところです。
それに……?
(@4) 2015/08/07(Fri) 21時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2015/08/07(Fri) 21時半頃
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土俵際の魔術師《マジシャン・オブ・デッドライン》―――(>>23)!?
[この闘牌場での出来事、大概の事には驚かないつもりではいたが、さすがに一瞬目が驚愕に見開かれた]
宇宙麻雀《コスモマージャン》の使い手……? いや、正直私も驚きました。 これは最早事件です!麻雀という遊戯のあり方を根底から哲学めいて問いかけるあの宇宙麻雀《コスモマージャン》を目の当たりにするかもしれないとは!先ほどの十字立直《クロス・リーチ》などこれに比べれば赤子の手にサブミッションのごとき児戯も同然、いえ失礼、しかしそれほどの驚愕をもって迎えられるべき存在と言えましょう……
(@5) 2015/08/07(Fri) 21時半頃
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さあ、これでいよいよ勝敗の行方が分からなくなってまいりましたが……何しろ南場です、一歩ぬきんでた者がそのままベタ降りで逃げ切る事も珍しくない殺人演舞場《キリングフィールド》、
誰が………いえ、それよりも! 「どのようにして」抜け出すのか、これが肝心と言えるでしょう。 ここで腑抜けた闘牌を繰り出すようなら、よしんば点棒は持ち帰れたとしても帰りの夜道に際して命を持ち帰れる保証がないのがこの裏闘牌場なのは今更言うまでもないことと思います。はい。
(@6) 2015/08/07(Fri) 21時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/08/07(Fri) 21時半頃
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― 南1局《スターリー・ヘヴンズ》 ―
ジャン・ブレイブ・オスカー。
…………勇者とは。 誰も踏み入った事のない、新しき道を切り開いて往く者の事だ。
お前はその為に必要な剣《ゆうき》を手に入れ とうに世界をその目で見てきたというのか。
[>>13問いの真意は知れない。 男は自身の言葉で、少年を表しながら 少年の手牌に集まる大物手の予感に僅か震える。]
(36) 2015/08/07(Fri) 22時頃
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――そう、麻雀とは本来。
暇を持て余した――
神々の――
遊戯――
(37) 2015/08/07(Fri) 22時頃
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…………世界を識る英雄《オスカー》よ。
お前は“知って”いるか。 あの時、世界に何が起きたのか。
――――――俺の斃すべき相手は誰なのか。
(38) 2015/08/07(Fri) 22時頃
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実況スゲェー!?
[実況の姉ちゃんによる流暢な解説>>@4>>@5>>@6に興奮した。 汐自身麻雀に詳しくないので色々解説してくれる実況の存在が一番ありがたかった]
しかし、殺人演舞場《キリングフィールド》か……。 個人的には無駄な殺生は嫌なんだが……。
["殺人演舞場《キリングフィールド》"という言葉で寒気がした。 盛り上がるのならそれでいいが、それでも人が死ぬと……心が痛む]
これが……裏闘牌場《アンダーグラウンド》なんだな。
[普通の人から見ると異常なこの世界も、この世界の住人にとっては日常茶飯事《いつものこと》なんだと悟った]
(@7) 2015/08/07(Fri) 22時頃
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ゆえに、その高みへ昇る者は時に神にも等しい力を得る。 だが――
その力を悪用する者―― 己が神にも並ぶ王者であると慢心する者――
そういう“麻”雀の悪“魔”に魅入られし者―― かつて私の父はそれを、こう呼んでいた――
(39) 2015/08/07(Fri) 22時頃
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マ王―― と。
(40) 2015/08/07(Fri) 22時頃
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勇者……諸説あるが、とある文献によれば それはマ王を倒した者に送られる尊称――
我が両の眼の先には、今代のマ王と思しき人物―― そして勇者を名乗る人物――
[ゆらりと髪の毛をたなびかせながら、目を閉じる。 これがただの偶然ではない事を願い。 かつてマ王によって破滅させられた父の面影を、瞼の裏に思い起こした]
(41) 2015/08/07(Fri) 22時頃
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“麻”雀の悪“魔”に魅入られし者―――――………
それが、マ王。
[>>39>>40芸者が云う言葉を、男は繰り返す。]
ならば、麻“雀”の天“使”が魅入るのは。 その対なる、現代に蘇る雀士は―――――
[その青く、白い肌。 >>@0そして力なき少年ですら“そう”表現した……]
(42) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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お前と云う訳か。“雀使”―――シルク=アンジェ
(43) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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[南1局《スターリー・ヘヴンズ》が始まってすぐ。 シルクは自牌を伏せたまま確かめる事もなく、両の手を組んで神に祈りをささげていた]
天にまします我らの父よ―― 願わくは御名の尊まれんことを――
(44) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2015/08/07(Fri) 22時半頃
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公 開 W 立 直 《 ア ー メ ン 》
[祈りの声の直後、指で牌をひとつずつ滑らせるように倒す。 そこに現れたのは、一つとして同じ牌が存在しないカラフルな牌たち。 まるでこの世界の縮図のように――]
国 士 無 双 十 三 面 待 ち 《 イ ー ス タ ー ・ エ ッ グ 》
(45) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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…… ……バカな。宇宙麻雀《コスモマージャン》? それは母さんの特権な…いや…… ……ひとり……
(46) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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土俵際の魔術師《マジシャン・オブ・デッドライン》 ? まさか……あの時の…… …… …… ……
(47) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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……ふっ くく……
(48) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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くくくっ ふっあは あはははははははあははははっっ!!!
(49) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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[勇者は笑う。開眼せし強敵との逢瀬を愛しむ様に。 高く笑い続け、そして…]
僕の両親は。 二人とも名の知れた雀士なのさ。
鬼神の打ち手…青陽《東場》の狂勇者。 魔神の血族……星夜《南場》の闇聖女。
[世界の縮図が宇宙《コスモ》に示され、雀使が舞い降りた様を見届けた後だろうか>>45
勇者の手牌が、宇宙《コスモ》の厳かな空気を受けて。 ふわ、とひとりでに浮かびだす様な存在感を放ち始めた]
(50) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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ちなみに母さんのファミリーネームは…「ルパート」といってね…?
[勇者たる自分とて始めて御目にかかる。親族の隠者にそっと一礼する。 嘗ての戦いで、勇者の母、闇の聖女が打つ様を、少年はあの日みていたのだ]
(51) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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|
父は雀士 母も雀士 臨月を迎えても毎日父と共に雀荘に通い続けた母は雀荘で産気付いた。
病院まで間に合わない、神聖なる雀闘を降りる事もプライドが赦さない。
[魔術師と隠者は、天の川の真ん中で逢瀬を交わす>>24。 然し、無重力の上に浮かびだして、円環を紡ぐは輝ける天の川。 そう、オスカーの手牌には、魔術師と隠者を引き裂く天の川(筒子)が犇いている]
(52) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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|
そう、母は雀荘で僕を産んだ。
[遥か昔、馬小屋で聖女が神の子を落とした様に。 何時の時代も、アルテミスに愛されし聖なる御子はひっそりとそうして産まれる]
フルに回した換気扇で煙草の悪しき闇を追い払った雀荘で息づく命。
夜の雀荘に響いた産声、無事に僕は雀荘で産まれた。
(53) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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|
その時だよ。
産声を上げて泣いてる僕が、何かを握り締めてる事に誰かが気付いたのは。
産まれたてのぷくぷくした赤ん坊の手に似合わない固いそれは
―――― 雀 牌 。
(54) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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|
十四つの星の煌きで、雀卓の上に新たな惑星を産み落とす旋律を奏でる
この矮小な人間界に伝えられた、神々の遊戯に欠かせないカケラ。
[勇者。生まれながらに雀牌の祝福を受けた勇者が、牌を輝かせる。 筒子のひとつひとつが、まるで満天の星空。いや。 半分の月が昇り、半分の太陽が世界を照らす神秘の饗宴。それは…]
(55) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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そう僕が雀牌を始めて手にしたのは 「生 後 1 8 0 秒」。
[ ……宇宙《コスモ》の神秘…… ]
(56) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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僕は雀牌を持って産まれてきた 雀界の英雄となるべき男だっ!!
さあいくぞ! 月と太陽と星々の糸が織り成す銀河の闘牌! アルテミスとヘスティアが歌いヘリオスが闘う神話の決戦!
惑星と惑星が躍り合う、青天井《コスモ》の闘いを今再びこの時代に!
[天の川の奔流が氾濫し、星屑の雨がこの地上に舞い落ちる。 復讐を求める龍の血族のその巨躯を思わせる力に突き立ちにかかる!]
(57) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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―――― ロンッ !!
≪ ギャラクシィ・ブレイブ ≫ 勇 者 聖 天 大 車 輪
[ヒュゥ…ッ… … ドゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオ !!!]
[大車輪。それは連番筒子で構成される七対子の役満。 二筒から八筒に到るまでの丸き模様は青天井の星々。天の川の暴力]
(58) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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……これであの婆さまの仇はマ王です。となれば。 話は簡単なのだけどね。
生憎、容疑者筆頭候補の母さんは…今いない。
……つまり……
龍と勇者は常に戦いあう宿命《さだめ》にあるというわけさ。
[故にこそ、星々は特別、復讐の龍へ対する宣戦布告。 元より己以外の全てが敵。勇者は強くあり、すべてに勝利せねばならない。 故に、その勇者の宣戦布告は、すべての雀士に向けられていた]
(59) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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ふ……懐かしいな。
[不死川グループの先代から聞いた逸話。 そう、その雀荘は不死川グループの雀荘だった。
だからこそ、先代はその場で医者を呼び、看護婦を呼び。 さらには医療設備も整えたという。
“ここに病院を建てよう”というやつだ。]
(60) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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生後180秒で牌を手にした
魔神の血族と聖鬼の血族の間に産まれた 陽天と闇夜の混血児《ハイ・サラブレッド》
闇の聖女と光の鬼神の才を受け継ぎ。 太陽と月光の女神を司る、女神の祝福を受けた僕は…
新たなる血族 聖魔の血族《ブラッド・オブ・スカイ》。
だからこそ僕は雀界の勇者となるべくして産まれたのさ**
(61) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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[そしてその子供、まあ目の前に居るオスカーなのだが。
生後7日目にして牌を弄り。 所謂一人麻雀を繰り返していたという。
そして、彼は生後7日にして一つの頂点に達した。 即ち――純正九蓮宝燈。
その様に恐怖を覚えたのが医者と看護婦。 元々、麻雀が好きで先代と繋がりのあった者達が。 その才に恐れをなすのも道理か。]
(62) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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[“ここに建てた病院が逃げた”]
(63) 2015/08/07(Fri) 22時半頃
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[男は涙を流していた。]
創生の物語《ワールド・オブ・ジェネシス》 その始まりに立ち会えるなどと―――――………
[男は神を信じない。
だが、しかし!!
>>45雀使の御手から繰り出される、神業が如き役満。 この業を見た男はまるで毎日の習慣であるように 其処に、神の面影を見たかのように]
(64) 2015/08/07(Fri) 23時頃
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ア ー メ ン 《 世界の原初 此処に極まれり 》
[自然と、十字を切っていた。]
(65) 2015/08/07(Fri) 23時頃
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黍炉は、―――――そうして、次の局。
2015/08/07(Fri) 23時頃
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…………生後180秒で牌を手にした、か。
[勇者の怒涛の追撃を受けて尚。 男は一体化を解かず、静かに呟く。
騒音の中、空間が切り取られたように 男の周りだけが不気味な程に、静寂に染まっていた。]
(66) 2015/08/07(Fri) 23時頃
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ふ、ふはは………!!
道理で、だ。 ようやく納得がいった!!
………何故その眼に雀界《セカイ》の全てが映っているのかを。
[男はそこで、閉じていた瞼を開き 両の眼で、確りと少年の眸を見やる。]
(67) 2015/08/07(Fri) 23時頃
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普通であれば、牌を握るのは いくら早くとも人間としての骨格が出来上がってから。
そうして手に多くの傷や豆を作りながら 自身を牌と感覚をリンクさせていくものだ――――………
[自身の手を、開いて、握る。 それを繰り返して修行の日々を思い出しながら語り]
(68) 2015/08/07(Fri) 23時半頃
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―――――しかしお前は違う!!!!
[カァ―――――ッ……!!と男の眸が光り 男の放つ圧が牙の形となりて勇者である少年を襲う。]
(69) 2015/08/07(Fri) 23時半頃
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まだ何にも染まっていない赤子であるお前が その牌を握った瞬間、どうなるか――――………
ふ、今気付いたよ。 …………お前の手の形。 何故手の平がぽっかりと窪んでいるのかと。
それはかつてお前が最初に手にしたであろう牌―――白の形!!
[麻雀師匠が、その出産に立ち会っていたかは定かでない。 しかし世界の始まりのきっかけになったとも言える白《ハク》 そして現在の彼が得意とする色を、何故その時持っていなかったと言えるのか。]
(70) 2015/08/07(Fri) 23時半頃
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聖魔の血族《ブラッド・オブ・スカイ》 ――――………その血はおろか。 お前はヒトとしての発達さえ、人間のそれを超えたのだ。
極度に麻雀を、そして勝利を打ち求める貪欲な脳。 麻雀を打つのに適した身体の発達。 ――――そして器《ゆうき》
今後、お前や……… お前の子孫達はこう呼ばれる事だろう。
新人類――――………いや
(71) 2015/08/07(Fri) 23時半頃
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―――――――――勇者類、と。
(72) 2015/08/07(Fri) 23時半頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2015/08/07(Fri) 23時半頃
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雀使―― そう呼ばれるのは、何年ぶりだろうか。 至牌文書《サプリム・バイブル》を研究していた父とその仲間に戯れで呼ばれていた時期があった。 しかし幼い我が身には、半分も理解できてなかったし、そのような力など存在しなかった。
なぜならば。 我が身が雀使であるなら―― あんな事件《ブラッディ・バレンタイン》が起きる事など―― 父があのような姿になる事など――
無かったのだから。
(73) 2015/08/07(Fri) 23時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2015/08/07(Fri) 23時半頃
ススムは、オスカーを一度見やり。
2015/08/07(Fri) 23時半頃
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ほう…………お主があの時腹の中にいた赤子(>>51)。
[自らと血を分け合うと言うのなら、南1局《スターリー・ヘヴンズ》を自らのフィールドに持ち込むのは奇妙なことではない。
そして、隠者と魔術師の逢瀬《清老頭》は国士無双十六面待ち《イースターエッグ》によってその効果を失われていた]
(74) 2015/08/07(Fri) 23時半頃
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―南1局―
公開W立直−−−−国士十三面待ち(>>45)……ッ!?
[南場に入っていきなり、マイクを叩きつけて立ち上がった]
何 と い う 事 で し ょ う!! 何の変哲もない局面があら不思議、見えている地雷原に早変わり! 匠の遊び心が光ります!こーれーには驚愕を禁じえません! 「こんな地雷踏んで通れるかバカヤロウ」そんな対戦者の声が聞こえてきそうです! 一体何を考えているのでしょうか!何も考えていないのでしょうか! ツモ牌を仕込んでいるのか!しかしそのような小細工を抱く肚とも見えませんが……
(@8) 2015/08/07(Fri) 23時半頃
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ならば、その血が正統であるかとくと見せてもらおう。
[ルパートは牌を握る。]
(75) 2015/08/07(Fri) 23時半頃
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ふふ、頼もしいな――では俺は。
あちらを試していくとしようか。
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――――――――ロン……だとッ?!(>>58) いったぁっ……!!
大車輪≪ ギャラクシィ・ブレイブ ≫!! ま……眩しすぎますッ! 卓上に並べられた七組の筒子はさながら天に煌めく北斗七星の如く雀卓を星図と化している! そこに映し出される光景はまさに小銀河の爆発かッ?!
いち早いこの役満に、各位どう立ち向かうのか!
(@9) 2015/08/07(Fri) 23時半頃
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なんてこった……この場には、今新しい神話が生まれようとしてんのかよ……!!
宇宙《コスモ》の力……それだけでもやべぇ、ってのに、 光と闇の融合する宇宙《ハイブリッド・ギャラクシア》…………
天使《ヘヴン》、冥王《ヘル》、宇宙《ギャラクシ-》、天《スカイ》……そこに、新たな人類…………………いや、勇者類、だって……………?
[打ち震えるしかない。 これが、麻雀。 これが、神々の遊戯。]
(@10) 2015/08/07(Fri) 23時半頃
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こんな……っ、こんなの、創聖の儀にも等しいじゃねぇか……っ!!
[今日、確実に何かが変わろうとしている。 全ての因果が絡まりあう、今、この時。
麻雀という遊戯は、創世以来の局面を迎えているのかもしれない。
そう、言うなれば]
(@11) 2015/08/08(Sat) 00時頃
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[新遊戯聖誕祭《アミュ-ズメント・バ-スデイ》、と―――――――!**]
(@12) 2015/08/08(Sat) 00時頃
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[勇者は己が掌を翻してみせた>>70 白き雀勇者《ジャンブレイブ》の聖剣の形に窪んだ…]
(76) 2015/08/08(Sat) 00時頃
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― 南3局 ―
そういえば――不死川の黒十字《フェニクス・ゴッドクロス》を見たいと言っていたが。 あれは本気かね?
[被ったという素振りも見せず。 場には白が2枚に中が2枚捨てられており。
続いて、東が2枚に南も2枚。 進にしては珍しいと思われるかもしれないが。]
まあ、せっかくの新遊戯聖誕祭《アミュ-ズメント・バ-スデイ》だ。 あれで華を添えてやるのも悪くないだろうな。
(77) 2015/08/08(Sat) 00時頃
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それにしても……
[マイクを握る手が汗だくで滑りかけている。手元のペットボトルの水を飲むことは仕事中にはほとんどないのだが、今日はそうも言っていられる状態ではなかった。何しろ、こうしているだけでも冷や汗をかかずにはいられないのだ]
我々はいったい何を見ているのでしょう……もはや、これは麻雀なのでしょうか、それとも、もっと次元の違うものを……超次元、いえそんな陳腐な言葉では足りない、もっと恐ろしいものを目の当たりにしているような、そんな気がします……
人間はモノリスの手によって猿から進化した――― 有名な映画のワンシーンですが、何やら、ここに並べられた136の雀牌はモノリスめいて、我々人類を別の存在へといざなおうとしているのではないか、妄言を承知で私にはそのようにすら感じられます。
言葉を交わさずとも雀牌によって語り合う―――僭越ながら私はそう言った光景をこの席で見てきましたが、彼らのいう「新しいタイプの人類」というのは、そういった存在なのかもしれません。
[あの時と――――暗黒の青天井《アポカリプス・オブ・ブルーヘヴン》と似ている。チャンプなら、そう言ったかもしれない。]
(@13) 2015/08/08(Sat) 00時頃
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―――― That`s Right
[勇者の聖痕をかしこに示した!]
(78) 2015/08/08(Sat) 00時頃
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ハア ア アアアアアアアアア!!!!!
[男が唸り声を上げ始めると 卓に彷徨っていた紅き雀氣がその腕に、身体に 龍の鱗に似た形を成して、巻き付かんとし]
[ ―――――― ッパ ァン!!! ]
[破裂音が会場に響き渡る。 ついに、男の纏っていた服が破け散り。 その上半身が、鍛え上げられた傷だらけの身体が露わになった。]
(79) 2015/08/08(Sat) 00時頃
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[カ ァ ン ――――――― ]
(80) 2015/08/08(Sat) 00時頃
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[ カ ァ ン………… ]
[ ァ ン………… ]
[ ン………… ]
(81) 2015/08/08(Sat) 00時頃
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…………これがお前の当たり牌だというのならば
どんな役がつくか、教えて貰おう。
[勇者がロンを宣言した男の捨て牌は――――イーソウ。 先程までは間違いなく、筒子の絵柄が描かれていたそれ。
目の前の少年《勇者》の超視力なら見えた、かも知れない。 男が自身の捨て牌を、超豪速ですり替えたのを。]
(82) 2015/08/08(Sat) 00時頃
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[だが、それ《イカサマ》は証明出来なければ。 皆見えていないものを、見えたと一人だけ言い張ろうが 意味がないのは―――目の前の彼が一番よく知っているだろう]
ふ、ふ。 分かっている。
宇宙麻雀《コスモ・マージャン》ルールでは……… 今や、その宇宙をも操るお前は
罰符《チョンボ》すらも加点に変えるんだろう?
[>>21本来ならば、誤ロンは罰符《チョンボ》として 点棒を払わなければならない―――が、此処はもはや宇宙空間。 その事を理解している男は、自身の点棒《命》を少年に投げ出した。]
(83) 2015/08/08(Sat) 00時頃
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( ……………先生、
貴女の敵討ちの為、そして何より………… 俺自身のかつてない強敵への礼儀として
アレ を 使う事を 許して下さい――――……… )
(84) 2015/08/08(Sat) 00時頃
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ぐ、ぁぁ あああッ………!!!!
[男は、初めて悲痛な叫びを上げた。
その腕は男の意志に逆らい、血流を波立たせる。 禁断の技故、使う度に命が削れていく――――………
それがこの、諸刃の牙《ラスト・ドラゴン》であった。**]
(85) 2015/08/08(Sat) 00時頃
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不死川の黒十字《フェニクス・ゴッドクロス》発動――
[勇者オスカーが牌を捨てた刹那。
高らかに宣言すると、煙草を持ったままの左手が十字を切る。 そして、闇色の紫煙が視界を遮っていた刹那。
冥府式拘束術式から解き放たれた右手が次から次へとすり替えを行っていく。 捨ててあった白中東南各2枚だけでなく。 發と西も2枚。そして北を1枚調達し。
高らかにオスカーの捨てた牌を指さしていた。]
――そいつだ。
(86) 2015/08/08(Sat) 00時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2015/08/08(Sat) 00時頃
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銀河七色連合《ビッグセブンスターズ》!
[またの名を字一色七対子。
そして、進は笑顔でオスカーに告げる。]
有効、だろう?
[そう、あからさまなすり替えなれど現場は抑えられておらず。 紫煙の結界によってスカイアイも封じておいた。
これに対して何かを言ってくる事は聖魔の血族《ブラッド・オブ・スカイ》たる彼ならばしないだろうと。]
(87) 2015/08/08(Sat) 00時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2015/08/08(Sat) 00時頃
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2015/08/08(Sat) 00時頃
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[人外魔境の跋扈する修羅の卓となった、南場。 積み重ねた統計も粋を凝らした方程式も通じない、なんでもありの未知の宇宙《コスモ》。 数学の世界において、公式が変わることはありえない――だが、この卓では、ルールさえも変わる。
いや、事実、彼女の顔は蒼白を通り越して土気色だった。 あまりにも強い雀氣《オーラ》の応酬に、タバサのようにアテられかけていたのだ。 宇宙《コスモ》に放り出され、息つく余裕もなく。 天国の門前、昏倒の一歩手前でゆらゆら歪んでみえる卓についていた]
――計算では……もはや、勝てませんね。
[ぽつりと呟かれたそれは、あるいは敗北宣言にもとれる一言。 いや、もはや、ただの麻雀ではない。彼女の知る方程式は通用しない。 二次元の世界に住まう人間が、立体を認識できないように。 彼女の次元では理解できない要素が飛び交う世界の闘牌を、計算できるはずがない]
(88) 2015/08/08(Sat) 00時半頃
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[――勇者聖天大車輪《ギャラクシィ・ブレイブ》>>58。世界を轢きつくす聖なる車輪。
魔術師と隠者の逢瀬、イースター・エッグ。いずれ劣らぬ魔技。 その度に気を失いかけてきた彼女にとっては、車輪の標的が己でないといえ、余波でさえ耐え切れなかった]
かっ……、
[何かの詰まるような、絶息の音。 ぐらりと揺れて、倒れかけ――いや、このとき確実に一度、幸運の科学リッキィは斃れたのだ。
だが――呪いのように纏わりつく女神の恩恵《パーフェクト・V・ラック》が、それを赦さなかった。
心肺停止の患者が電流の衝撃で蘇生するかのように。 車輪と真正面からぶつかり合った龍牙、その命さえ賭す禁断の技が放つ氣の圧が、彼女を黄泉還らせた]
(89) 2015/08/08(Sat) 00時半頃
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――っ……、私は、
[――ふるふる、首を振る。いまは、いったい、南場の南局目だ? 朦朧として打ち続け、巨大な車輪に轢かれた――記憶が、ひどくあやふやだ。 とても気持ちよくて、多幸感に包まれ、おばあちゃんが川向こうの花畑で手を振っていた。 ああ、おばあちゃんが作ってくれる、たけのこの炊き込みご飯とフキの煮物、また食べたかったんだけれど――]
(90) 2015/08/08(Sat) 00時半頃
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あれっ、一索……!?
[大車輪ではなかったのか?目を凝らさず見ていたはずだが、さすがにとらえきれなかったという事だろうか。このレベルの猛者にも動体視力という点ではそう後れを取るつもりはなかったのだが。 それだけ、次元の違う闘牌ということだろうか。]
そして――――銀河七色連合《ビッグセブンスターズ》……? (あれ?さっき妙に整然と字牌が捨てられていたような……まさか……)
ん、んー………んー……… なかなか、先の見えない勝負になってまいりましたが……一つ言えるのは、人知を超えた力が麻雀を支配する力の一つであるとするなら、それに対抗する、人間の培った力……運命を覆すほどの力(イカサマ)もまた勝負の一つのありようという事でしょうか。いや、私も驚く事ばかりです。
しかし、チョンボを加点にする相手というのは如何とも難しいところですね……チョンボよりも早く、激しい力で大役を上がっていく事が求められているのでしょうか。 これは傷口が広がらないうちにさっさと尻尾を巻いて逃げかえった方が他の対戦者は良いかもしれませんねー……?
(@14) 2015/08/08(Sat) 00時半頃
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……ぁ?
[その瞳に映る世界は――もはや、一変していた。 雀氣《オーラ》が視える。運気《オーラ》が視える。
雀鬼たちが視ている世界が、彼女の瞳にも、視えた]
(91) 2015/08/08(Sat) 00時半頃
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視える――……私にも、氣《オーラ》が視える!!
[――死からの復活によって、聖者となった宗教者がいるように。
死からの再生は、新たなる力を彼女に与えた。 雀界の一階梯を上がって――数字に表れない何かを理解した彼女の計算は、もはや]
いえ、違う、これは――、
[ラプラスの魔――ニュートン力学下における、究極概念。 すべての原子の位置と運動量を認識し、それを解析する能力のある知性が存在するならば、すべてを確実に予測できる。 即ち、その目には、未来のすべてが過去同様に視えるであろう――と、いうものだ。
運否天賦も、雀鬼たちの能力の冴えも、計算に含められるとすれば――、それは最早、そう]
(92) 2015/08/08(Sat) 00時半頃
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――未来が、視える。
[その悪魔の瞳《イービル・アイ》が見通す光景には――、いま一度の波乱が、映っていた]
(93) 2015/08/08(Sat) 00時半頃
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[牌の響きが奏でる歌が、鐘楼の様に天を突き崩した>>81]
[ カァ ン ] [ カ アン ]
[ 聖なる星天が
くず れ る … …]
[イーソウ。筒子で構成する大車輪では何の関わりすら持たぬ下牌。 確かに超豪速で摩り替えた瞬間を認めはした。 諸刃の牙《ラスト・ドラゴン》。龍の血脈が誇る禁技を操る彼は]
(94) 2015/08/08(Sat) 01時頃
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―――― 龍王《アウグストス・ドラグーン》 !!!
[例え勇者であろうとも容易になど決して勝てない災敵であった!]
(95) 2015/08/08(Sat) 01時頃
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…… いいや、よく視るんだ!!
(96) 2015/08/08(Sat) 01時頃
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―南2局―
[南1局、聖なる車輪と龍牙のぶつかり合い。 その次局――あまりにも明晰に、すべてが、視えた。 幻覚を視ているのか、どうか。自信がなかったので、確認することにした]
……、始めましょう。
[彼女は、"配牌を伏せたまま"で手を進めた。 一度として手牌もツモった牌も確認せぬまま――、そうして、呟いた]
私の計算では――いえ、私に視えたのは。ここで、ツモですが。
[倒すではなく、起こされた牌たちは――まさしく、アガりのかたちを結んでいた]
ああ――本当に、ツモですね。 ……メンタンのみです。安手で、失礼しました。
[得た点棒は寡少。それでも――改めて彼らと渡り合う自信は、何物にも変えられない《プライスレス》]
(97) 2015/08/08(Sat) 01時頃
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[ シャ… ッッ ―― カ ア ン !!!]
(98) 2015/08/08(Sat) 01時頃
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[ カンッ… キィィィィイイイイイインッッ !!!]
(99) 2015/08/08(Sat) 01時頃
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[光の聖剣を抜剣した様な清浄な音色だった。 その瞬間の一部始終を初見で理解する事は、雀士達には出来なかったろう。 勇者オスカー。 それは麻雀の為に産まれ勝利の為に生き闘牌の為に死ぬ超越種。
勇者類の禁技《イカサマ》をオスカーもまた発動した事は判断できようが。 その禁技の内容を理解できるのは、恐らく次にもう一度放つ時であるが…]
(100) 2015/08/08(Sat) 01時頃
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……確かにロンだ。
《チンイツ・断ヤオ・リャンペイ・赤ドラ》 勇者が示す数えきれぬ満天の星空
だけどな。
[そう勇者が示した時。そこにイーソウは無く。 血の様に赤い、赤ドラの5ピンが捨牌と手牌にひとつずつ加えられて、その和了役を変化させていた。 然し役満よりも幾分劣化した役ではあったのだが]
(101) 2015/08/08(Sat) 01時頃
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(……失敗した……ここの奴らの実力を舐めていた…… 不死川の黒十字《ゴッドクロス》を思わせる惚れ惚れするサマ術…
……今の一撃は咄嗟の事で失敗したが…… ……また必ず 『アレ』を使わないといけないだろう……)
[己が点棒《命》を投げ捨ててでも、敵に喰らい付く龍王の信念。 その猛き勇ましさを執念に、じっとりとした汗が勇者を伝っていた]
(102) 2015/08/08(Sat) 01時頃
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[宇宙…すなわち青天井《コスモ》の世界は真境地への覚醒をも促す。
それは雀氣《オーラ》を観測し運氣《オーラ》を知る事の出来る。 ラプラスのイービルアイを。 いいや、一度は確かに銀河の応酬に中てられかけたリッキィを覚醒させたのは。
麻雀のあらゆる氣《オーラ》の脈動を測定する闘牌の眼。
即ち――――雀眼《ジャンガン》とも呼べた。 現在《いま》を見定めずとも、その未来《ツモ》を…理解する!>>97]
(103) 2015/08/08(Sat) 01時頃
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― 南3局 ―
[先程、龍王のサマ術で思い出したからだろうか。 来た。そう勇者は身構えた。無理も無い。 勇者はよく理解している。 為す統べなくあらゆる敵を倒してきた冥王の必殺技とも呼べる真骨頂。
名実共に、『邪道』の技。いや、『外道』の技と読んでも差し支えない。 数多の飛者《ししゃ》へ手向けられてきた、"あの"黒十字!]
(104) 2015/08/08(Sat) 01時頃
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[闇色の紫煙が視界を遮ったその瞬間に理解した。
来ると。魅せてくる気だと!!>>86。 捨牌にある実にほぼ全ての牌。 いいや、それは文字通り手牌の層替えたる、冥王の絶技!!
コレを駆使できる程の、冥闇の手捌きを以てするからこそ… 彼は勇者が倒すべき、マ王なのだと!!]
(105) 2015/08/08(Sat) 01時頃
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…… …… …… ……ああ。有効だよ、進。
[勇者が「あの技」を差し込むにはこの絶技は相性が悪い。 役満。痛い打撃とは理解しつつも点棒を投げ放ち。 リベンジの決意を心に期した**]
(106) 2015/08/08(Sat) 01時頃
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―南3局―
(これも――視えたとおりの結末、ですか)
[勇者から冥王に移動する点棒を認めて、新たな己の能力を吟味する。 それはまさしく、ラプラスの悪魔を支配し――備えた雀眼《ジャンガン》>>103]
(――次が、私にとっての正念場ですね)
[次局、南4――彼女の、親番。勝負所である**]
(107) 2015/08/08(Sat) 01時半頃
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――――これは。
[いったんは戦意を失っていたかに見えた女(>>91、>>92、>>93)が息を吹き返した。 その姿は、かの姿を連想させる――――]
(108) 2015/08/08(Sat) 13時半頃
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女 帝 降 臨《エカチェリーナズ・クーデター》――――――
[エカチェリーナ2世(エカチェリーナ2世アレクセーエヴナ、ロシア語: Екатерина II Алексеевна, ラテン文字転写: Yekaterina II Alekseyevna、1729年4月21日(グレゴリオ暦5月2日) - 1796年11月6日(グレゴリオ暦11月17日))は、ロマノフ朝第8代ロシア女帝(在位:1762年6月28日(グレゴリオ暦7月9日) - 1796年11月6日(グレゴリオ暦11月17日))。夫はピョートル3世、子にパーヴェル1世。
プロイセンのフリードリヒ2世(大王)やオーストリアのヨーゼフ2世と共に啓蒙専制君主の代表とされる。ロシア帝国の領土をポーランドやウクライナに拡大し、大帝(ヴェリーカヤ)と称される。帝政時代にロシア帝国銀行が発行していた100ルーブル紙幣の肖像に描かれていた。また、現行の紙幣では沿ドニエストル共和国が発行する500沿ドニエストル・ルーブルに描かれている。]
(109) 2015/08/08(Sat) 13時半頃
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この南四局、用心せねばなるまいか
[ルパートの混ぜた牌は迷彩を彩り。いくら土俵際の魔術師を名乗れど。喰らえば一たまりもない一撃を*用心する*]
(110) 2015/08/08(Sat) 13時半頃
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―南1局―
おっ、フードヤベェ……。
[やってること>>45はよくわからないが実況>>@8を聞いてヤバイというのはわかった。
―が、勇者が遠慮なくそれを打ち崩す>>58]
オスカー流石ぁっ!! というかお前の血筋パネェ!!?
[勇者の生誕秘話>>50>>51>>52>>53>>54>>55>>56>>57に驚愕しつつ、大声で喜ぶ。 勇者オスカーも「龍」も、どっちも応援すべき存在。 だから……、出来たら二人共生き残って欲しい。 そう、心の中で思った]
(@15) 2015/08/08(Sat) 14時半頃
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―南4局―
どいつもこいつも一癖二癖ありすぎじゃねーか?
[技の応酬が続く。 そして、南4局を迎えた。 親番は眼鏡女。理知的でありながら運に恵まれしインテリ女史。 一旦、その力は弱まったかのように見えたが、どうやら息を吹き返し始めたようで]
こっからが正念場って奴だろうな。
(@16) 2015/08/08(Sat) 15時頃
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頑張れよ。 悔しいがルールもわからん俺には応援しかできないからな。
[できるならこの場にいる雀士全員に頑張ってもらいたい。 そして、可能であるなら……誰ひとり傷つくことなく平穏に終わって欲しい]
(@17) 2015/08/08(Sat) 15時頃
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ふ、 は はは……………
流石に、雀界の勇者と言われるだけの事はある。 一筋縄でも二筋縄でもいか、ぬ、か…………
[>>101自身の捨て牌が、さらに相手によって変えられた事により 役満とまではいかないが、かなりの失点を払う事になる。 つう、と血が伝う口の端が、笑みを作るように歪んだ。]
(111) 2015/08/08(Sat) 20時頃
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――――………待て。
[南4局に入ろうとするその卓を、男は止めた。]
見せる“時”が来たようだな。 …………俺の力の全てを。
[>>107次の親番は幸運の女神を宿した……… いや、新たな力に覚醒めた女帝《エカチェリーナ》
親番を回してしまえば、最後。 男の運では立ち打ち出来ない可能性が高い――――………]
(112) 2015/08/08(Sat) 20時頃
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暴龍の特権。
今後一切の親番を飛ばす代わり 1度だけ好きな時に自身の“親”で始める事が出来る。
[牌が男の指につられて卓上を踊り、叩き付けられる。 それまで傷一つ付かなかった卓がめきりと音を立てた。]
――――つまり!!!
[男の眼が、紅く光る。]
(113) 2015/08/08(Sat) 20時頃
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――――――始めよう、南3.5局を。
(114) 2015/08/08(Sat) 20時頃
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[“龍”の、その宣言の後。 つまりは男の親番で始まったその卓の 流れる風が熱を持ちはじめ、唸り声を上げる時。
>>107雀眼《ジャンガン》を持つ彼女は見るだろう。
遠くない未来。 龍と呼ばれた男が 雀卓にその身を伏せている姿が――――――*]
(115) 2015/08/08(Sat) 20時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2015/08/08(Sat) 20時半頃
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……女帝《エカテリーナ》、ですか。
[隠者の呟き(>>109)に、薄い笑いを浮かべる]
――雀界の王を追い落としたなら、そう名乗るのも一興ですね。
[雀界の王、それは誰を指すのか。 冥王、龍王、あるいは雀界の頂点となるべき勇者か。 はたまた雀使か隠者か――いや、違う。誰を、ではない。
この卓につくすべてを斃してこそ――真なる帝権を得られるのだ]
(116) 2015/08/08(Sat) 20時半頃
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次局の結末《ミライ》はすべて――私には、視えています。
いきますよ、雀界の英雄に王侯――点棒の貯蔵は、充分ですか。
[そう啖呵を切って、親番――南4局の開始を宣言しようとした、その瞬間(>>114)]
(117) 2015/08/08(Sat) 20時半頃
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――っ、南3.5局……!? そんな、私の計算では……こんなこと!?
[彼女が視ていた未来が、掻き消える。 計算要素が根底から覆され、雀眼《ジャンガン》の未来視は再計算が成るまで効力を失う。
だが、彼女もまた、雀界の一階梯を昇り、同じ土俵に立った雀士。 もはや、一般的なルールなど瑣末なこと――問題は、ただひとつ。誰が頂点か、ただそれだけ]
……いえ、いいでしょう。 私が、龍王の力を、見誤っていただけのこと。 なにも言うべきことはありません――語るべきは、闘牌で。
[東場、十字立直に対したときとは別人のように、そう応じ]
(118) 2015/08/08(Sat) 20時半頃
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―南3.5局―
……流石は龍王、なんという気迫と熱。 どこまで熱量を増すのですか――計算の修正が追いつきませんね。
[卓上に渦を巻く熱風に感嘆の吐息を洩らしながら]
あるいは、伝え聞く、暴龍の王氣《ドラゴニック・オーラ》とは、これですか。
[知らず、額に浮いていた汗を、袖で拭って]
ですが……、ふふ。 ファンタジーの世界において、龍の武器といえば、ええ。 人を薙ぎ払う強靭な尻尾でも、軽々と鎧を引き裂く爪でも、何もかも噛み砕く牙でもない。
龍とは――古来から、焔《ブレス》を吐くもの。それが、お約束。
まだ……龍王は、それを吐いていない……油断は、出来ませんね。
(119) 2015/08/08(Sat) 21時頃
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――ふむ。
[南3.5局。
雀眼《ジャンガン》を持つ彼女の力の一端なのか。 どこぞの高校のキャプテンがチームメイト全員をゾーンへ引き上げたように。
彼と……おそらくは魔術師にも見えただろうか。 暴龍が倒れ伏す姿>>115が。]
(120) 2015/08/08(Sat) 21時頃
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[何が起こりえるか――刻々と増す、龍王の圧に計算を修正しながら、女帝は未来を読む。
だが、その像は安定しない。 入力される情報、取り分け、増し続ける龍王の氣が、それを掻き乱す。
だが、その一瞬、視えた映像のなかに――]
……、えっ。
[龍が伏せる、その光景>>115]
――……まさか、これは……龍殺しの一打《ドラゴン・スレイヤー》?
[それを放った雀士の姿を捉える前に、その未来は、歪んで消えた。
刻々と変わる計算のあいだに分岐する可能性世界のひとつ、なのかもしれない。確実な未来では、もちろんない。ラプラスの悪魔とは、そうだ。 だが、今の映像は、いかにも生々しい――つい、現実の龍王へと視線をやった*]
(121) 2015/08/08(Sat) 21時頃
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[それはそれで――つまらないな。]
……。
[自身の心の声を表に出す事はせずに。 彼はいつものように煙草に火をつける、そして卓上を見回しながら。
――まだ、暴龍と勇者の因縁には決着を見ていない。 ならば……。]
(122) 2015/08/08(Sat) 21時頃
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[運命操作――
本来の冥王ハデスの領分からは離れてしまう事かもしれない。 或いは奢りなのかもしれないが。 どうせ自分が勝つのならば、道中は愉しい方が良い。
この因縁を見届けたうえで自身が勝つ。 その為ならば、この局でいくらでも介入していく心算だったのだ。]
(123) 2015/08/08(Sat) 21時頃
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[そう――女帝の雀眼。それは本来、偽・雀眼《フェイク》と呼ばれるべきものだ。
至牌文書《サプリム・バイブル》にも語られる、真なる雀眼は、確率や計算など必要としない。
ただ、あるがまま、闘牌の行く末を見据える雀神の眼。
女帝のそれは、それを模しているだけ。だから、計算外の要素が加われば、変わり得る――]
(124) 2015/08/08(Sat) 21時頃
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「龍」が割り込んできたー!!?
[南4局は始まらなかった。 「龍」が親番を割り込んで南3.5局を始めてしまったからだ]
いいのか……、そんなことして……。
[嫌な予感がした]
(@18) 2015/08/08(Sat) 21時頃
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……ともかく。
[いまは、この南3.5局の未来を読むのに集中しろ――]
……、
[ツモった牌を手牌に加え、不要牌を切りながら、考える。
やはり――このままでは、勝てない。 数学者でもある彼女は、知っている。 ラプラスの悪魔は、量子力学によって、既に否定されている。 ほんの僅か、原子ひとつ分のパラメータが狂うだけで、未来の像は変わってしまう。 だが、不確定性原理の存在が、場にあるすべてのパラメータの確定を許さない。 ならば、なんでも有り得るこの卓において、視る未来は常に誤差交じり。それだけでは、勝てるはずもない。
もっと――、もっと、先の段階へ行かなければ、勝てるわけがない]
(125) 2015/08/08(Sat) 21時頃
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―南3.5局―
[眼鏡女の一言>>121、龍殺しの一打《ドラゴンスレイヤー》という言葉で嫌な予感が嫌でも予想ついた]
(まさか、「龍」の奴、命を賭けてでもこの1局に全てを込める気じゃ……。
[死ぬ気かもしれない]
(@19) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2015/08/08(Sat) 21時半頃
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[ シュ ォ――――………ッ]
…………ふ、親番というのに、この配牌か。 やはり、この卓の面子はただでは和了させてくれぬらしい。
[開いた手牌は三向聴。 和了するには、遠すぎる配牌だ。
だが、今回ばかりは男も諦め《ベタオリ》ない。 その場は不要牌を河へ切って流し――――………次の手番。]
(126) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
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…………礼を言う。
お前達《強敵》に出会えた事で 俺の力を、全て出し切る事が出来る。
[不意に男が見せた笑顔に似た、その表情。 見たものは居ただろうか、構わず男は山牌へ手を伸ばし]
(127) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
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―――――――二自摸《ダブル・ドロー》!!!!!
(128) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
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[ ゥ ン ]
[ダブルと宣言しながらも 男が持つ牌は、正真正銘一つだけ。
―――――………そう、皆が見える範囲では。]
(129) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
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[これ程大胆なイカサマがかつてあっただろうか(いや、ない)]
―――――………手が、進んだな。
[信じられないかも知れないが 今の一瞬で、男は、“二つの牌を同時に自摸り” その牌からどちらが有効牌であるかを探り当てて 必要な牌だけを自身の手中へ納め、一度の自摸としたのだ。]
(130) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
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[俺は「龍」に死んで欲しくなかった。 だからこそ―]
「龍」、死ぬなよ!! 絶対に生きろ!! 死んだら、あんたの師が……汐海 麻雀が報われないだろぉっ!!
[精一杯に叫ぶ。 さすがに自分の祖母が彼の師だとは思ってはいなかったのだがつい無我夢中になってその名を出してしまった]
(@20) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
|
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ッ―――ぐ、ぁ…………
[ずくり、と腕に響く痛み。 その部分を龍の牙に抉られたような痛みだ。 だが、男は構わずといった様子で卓を促す。]
…………さあ、 どうした 次はお前の番だ。
[そう、幸運の女神に声をかけ*]
(131) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
|
|
二自摸《ダブル・ドロー》……ほう。
[なんの因果か。 彼が長年編み出そうとしていた奥義。
その奥義とベクトルは一致していた業がそこにあった。 或いはそれは彼の奥義への道を指し示す光ともなって――]
(132) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
|
|
……礼を言うのは、こちらです。
冥王の車輪――あのとき、私は、確かに斃れた。
――ですが、それを受け止めた、あなたの牙。 あの雀氣で、私は黄泉還った……いえ、新たな私となった。
[まるで、あのとき散った、龍の命を吸ったかのように]
(133) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
|
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――二自摸《ダブル・ドロー》……、私には真似できませんが、しかし。
[次はお前の番だと、声をかけられて]
……ならば、私は……、
[こう、だ]
(134) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
|
|
お前、何を……!!
[3.5局。 新たな局面を進める男に、驚愕の目を向ける。]
そんなことしたら、ただじゃ済まないって、わかってるだろ……!!
(@21) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
|
|
――箱の中の猫の生死は、箱を開けるまで判らない。
[たとえ、この瞬間――山牌がどんな状況であろうとも。 誰かが何かを積み込んでいようとも、いま現在、どの牌がどこにあろうとも]
シュレーディンガーの猫は、生きているか死んでいるか、箱を開けるまで重なり合っている。 ならば――可能性のすべてが重なりあうツモ牌の状態は――引いた私が観測した瞬間に決定される!!
[引いた牌は――引く以前は別の状態であったかもしれないが。 女帝が引き、手にして目にした段階では、まさしく有効牌!!]
カン――!!
[ドラが4枚、彼女の場に示された]
(135) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
|
|
お前、何故、その名を……………
[>>@20叫び声が、男の耳に届く。 そして、直ぐに理解し………思い出す。
この技は、不幸にも不要牌や 他家の当たり牌ばかり引いてしまう男が 心命流-シンメイリュウ-の教えを自分なりに改変し 心命龍-シンメイリュウ-と名付け、禁忌の技としてきた。
男の身体にかかる負担は、他の技の比ではない。 だから師匠には止められて来た………にも関わらず、この場で使ったのは]
(136) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
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…………良いか、お前に
師匠《せんせい》の孫娘であるお前に、教えて、やろう
(137) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
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………男には。死んでも闘わなければならない時がある。
(138) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
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|
[まさに、それが今。
男の圧にも耐える雀卓と 男を遥かに上回るであろう雀力の持ち主達。
恐らく、世界のどこに行けども こんな強敵《ライバル》達に出会える機会など
もう、ない―――――!!!]
(139) 2015/08/08(Sat) 21時半頃
|
|
……ひとつだけ、付け足させてください、龍王。 概ね同意しますが、それは、男だけの特権ではないのですよ――。
[数学の次元を超え、因果律、運命線にまで計算の手を伸ばし、書き換える。
それだけの負担に、フレデリカ・フェリスという人間の器が耐えられるかどうか。 こめかみには血管が浮き、眼球の血管は破裂し白目が赤く染まり、気を抜けば鼻血さえ雫を落とすだろう]
女にだって……そういう場は、あるのですよ。
[それが、今だ……!!]
(140) 2015/08/08(Sat) 22時頃
|
|
[ところで、ここで龍という存在について、僅かながらに、この凡百たる青年が思い至った事について書き記させてもらう。
本来、龍、と呼ばれるものは、皇帝のシンボルとして、麒麟、鳳凰と共に神獣として名高いのは諸君も知っているだろう。
そして、もうひとつ側面がある。 それは、水神としての側面である。 嘶きは雷に、嵐となり、竜巻を呼び起こすことからもわかるだろう。]
(@22) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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|
[しかしだ。 この男の吐き出す気迫はどうだ。 まるで、炎のようではないか。
これは、所謂ドラゴンと呼ばれるものに等しい。]
(@23) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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[相反する二つの属性。 交わりあう、西と東の大地。 つまり、どういうことか、おわかりだろうか。 青年は、こう考える。]
(@24) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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あんたの力は、まだそれだけじゃねぇだろ……!
あんたは、天を、水を、火を統べる龍《ドラゴン》だ……
なら、あんたは、龍と呼ぶだけじゃ足りねぇ……
そう、
(@25) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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|
森羅万象、と呼ぶに相応しい――――!
(@26) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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[もっと、見ていたい。 だから、力の限り叫んでいた。]
だから、もっと魅せてくれよ、あんたのその先の麻雀を!!
(@27) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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|
そうか。 「龍」……、あんたが俺の婆ちゃんの弟子だったんだな。
[「龍」の会話>>136>>137>>138で祖母が彼の師だと理解した]
死んでも闘わなければならない時か……。 認めるしか、ないな……。 だが……。
(@28) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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|
俺はあんたに惚れちまったんだぁっ!!!
[精一杯の告白]
だから……。
(@29) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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…………ふ、ふふ 成る程、牌の書き換えという訳か。
――――――面白い!!!
[>>135シュレディンガーの牌は 捲られた瞬間に女神の有効牌となる。
それは最初から、そう運命付けられていたかのように。 偶然などではなく、必然的にただそこにある牌を掴むチカラ。]
(141) 2015/08/08(Sat) 22時頃
|
|
まだ、まだだ…………ッ……!!!
[二手先の牌だけでは この女神の支配から逃れる事は出来ない。
甘い観測を捨て、男はさらに圧を高めると 腕がぼごり、と筋肉量を増して膨らみ――――]
唸れ、暴龍の王氣《ドラゴニック・オーラ》!!!!
[ギャ ォ オオオオ オ オ オゥ…………]
(142) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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|
――――三自摸《トリプル・ドロー》ァアアアッ!!!!
(143) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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死ぬ気で勝て! 死んでも勝て!!
この海龍の歌姫《ディーヴァオブリヴァイアサン》、七尾 汐が!! 汐海 麻雀の孫娘、汐海 奈々緒が、愛と勇気と勝利の女神《メイデン》になってやるんだから!!
だから、あんたの力の全てを魅せつけてやれぇっ!!!!
(@30) 2015/08/08(Sat) 22時頃
|
|
[また一つ、手が進んだと同時に 男が吐いた血が雀卓を紅に染め上げた。]
(144) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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|
それは違うぞ。
死んでも戦わなければならない? ――俺の二つ名を言ってみろ。
[そう、彼こそが冥王ハデス。 そう呼ばれた彼の差配。
それは単純なものだった。]
(145) 2015/08/08(Sat) 22時頃
|
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死んでも戦え、「龍」よ。
(146) 2015/08/08(Sat) 22時頃
|
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[想いの全てをぶちまけた。 もう、悔いなんてない。
そして、雀牌の海に溺れるのは誰だろうか―――]
(@31) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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|
……っ、これは!!
[周囲の――観客の願いが、力となって龍王に注ぎ込む!!(>>@27,>>@30)]
それが、それがあなたの力か、龍王!! その打牌で他者を魅せる――惹きつけた相手から、力を得る……ッ!!
そう、そうだ――龍とは、力の象徴ッ!!
[く、はははははっと、笑いをあげる]
なるほど、確かに……! それは、私には出来ない! 及ばないッ!! 私の麻雀では、あなたほどには、魅せられない!!
[統計と数学――そんな理論尽くめの麻雀より、暴れ龍の打ち手のがウケるのは当然だ]
(147) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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…………汐海、奈々緒。
[>>@29告白を聞き、血の味しかしない唇を動かして 紡ぐのは彼女の本当の名前。]
ならば、俺からも お前に 一つ 頼みが………ある。
(148) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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……………歌ってくれ。
(149) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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この闘いに捧げる歌を。
全ての者へ等しく降り注ぐ歌。 麻雀の神をも宥めてしまいそうなあの歌を。
その時俺は―――――………
(150) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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―――――森羅万象《 真の龍 》になれる気がする
(151) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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ですがッ……!!!!!
[龍血が赤く染めた場(>>144)から、引いたのは――]
――……ッ、ぁぁぁぁぁぁ!!!!!
[牌を掴んだ指先が震える。こめかみに浮き出た血管が震える。
鼻血がぱたたっと溢れ、喉奥に鉄錆の味が広がる。
龍の氣とのぶつかり合い。ツモ牌をこの目で観測するまでは、確定しない]
……かっ、はは。はは。
[た、たたたっ、と。口元から血を垂らして、笑む]
――カン!!
[またも、有効牌――あるいは、歌がはじまる前(>>149)であったからか。紙一重で、引いて、のけた]
(152) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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――森羅万象《 真の龍 》だと……
「ざわ……ざわ……」
[進が返した言葉に、まだ意識のある観客《モブ》からも反応が漏れる。
宇宙麻雀《コスモマージャン》すら超越する高みへと。 彼は昇って行こうというのだろうか。
ならば、彼が迎えようとするのは死ではない。 むしろ、再誕《リバース》だ。]
(153) 2015/08/08(Sat) 22時頃
|
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――飛龍地斬
「ざわっ……」
この冥王も初めて見るな。 それだけの存在になるのならば。
[道中はさらに愉しいものとなるのだろう。]
(154) 2015/08/08(Sat) 22時頃
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悪魔の瞳《イービル・アイ》の代償。 無茶をするものだな。
[目を真紅に染め。 鼻血を流しながらも戦う。
どうやら彼女の器を見誤っていたらしい。]
――以前は電卓と言ったな。 詫びよう、貴女もまたこの場に相応しい人間だ。
(155) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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『――龍王、聞こえますか。 いま、あなたの心に直接、語りかけています』
[それは、幻影の世界]
『あなたは――《牙》(>>85)を放って、勇者の車輪を止めました』
『車輪を押しとどめたとき、あなたから削がれた命(>>89)が――、私を再生した』
『その礼を――これで、返します』
[かれの手が進むであろう牌を――カンのあと、あえて、切った]
(156) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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|
往きなさい、龍よ――真の龍にと、成りなさい。
――そうなったあなたを破ってこそ、意味がある……!!
(157) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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―南3.5局……え?南3.5局?―
[どういうことなの……と一瞬考えそうになったが、その部分については思考を停止させた。この勝負に既存の常識は通用しない。分かっていた事だ。]
さすがです、緋龍の暴君、倫理も規制もかなぐり捨ててこの場を一度限り我が物顔で闊歩しようというのか!分からんちんどもとっちめちん、そんな言葉がしっくり似合いそうです!
そして迎え撃つのは次局を既に見据えているという幸運の科学リッキィ《ミス・カリキュレィション・リッキィ》―――いえ、今は別の名で呼ぶべきか?! 十全に発達した科学は魔法と見分けがつかない―――アーサー・C・クラークの言葉を借りるまでもなくその見識眼は未来をも見通すというのでしょうか!その頭脳はもはや量子コンピュータそのものだとでもいうのでしょうか!
そして……
(@32) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
|
|
[果たして歌は聞こえたか、どうか。 男の身体は、とうに限界を超えている。
まだ牌を持っていられるのは、男の精神力と >>147喰らいついて来る女神の執念のお陰であった。]
ふ、……ふふ……… かは、ッ……… 全て《計算》を投げ打って得る牌の味はどうだ。
だが、俺も負ける訳には――――――………いかない!!!!
[>>152有効牌を次々と引き入れんとする女に笑い そして、次の瞬間男は――――――………]
(158) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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―――――――――飛龍地斬
[彼の魂は、再誕《リバース》した。 限界を超えた肉体に、今一度だけ力を与えたのだ。]
(159) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
|
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( ………やはり、礼を言うのは俺の方だ。
幸運の女神――――……… いや、フレデリカ・フェリス女帝 )
[>>156そこに置かれた牌。 燦然と輝く索子《リュウ》の牌。
男は、その牌を見 ………瞼を閉じて、静かに自身の手牌を伏せた。]
(160) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2015/08/08(Sat) 22時半頃
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[―――――――――――――コ ォォウ ……… ]
(161) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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しかし、いかな暴君といえどこの親番割り込みは少々無謀なのでしょうか……? んー……この第1打、ここまでお膳立てした割には少し弱いか?
いや−−−−今、何か……しましたね……(>>130>>131)随分とバックファイアを受けている様子、さすがな暴君といえど、局割り込みなる麻雀公理への挑戦は無傷で行うというわけにはいかないようですが!しかし…… ここでドラ4!(>>135)真っ向から流れに掉さす行為!嵐の浜辺で高潮を待つ無謀にも見えますがそれすらも予定調和なのでしょうか!まるで先が見えません!
(@33) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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十 三 自 摸
ア ン リ ミ テ ッ ド ・ ド ロ ー
(162) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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――… 勇者の預言は語る 。
(163) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
|
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[ぱたぱたと紅き血の滴る戦場と そこに響く…… 愛 信念《トメラレヌオモイ》]
其は龍。復讐を志せし紅き暴龍。 勇者に撃たれるべき恐ろしき龍の王。
されど約束の青天井は語る。 「心命」を賭せし龍が堕ち行く大地 コスモの果てに、龍歌姫《ディーヴァ》の歌が広がる時。
新たなるイースターが巻き起こる
[勇者は魅入られた様に、彼らの闘いを魅ながら あるひとつの預言を口ずさんだ]
(164) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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其は偉大なる龍
其は栄光なる龍
其は天地しる龍
其は火水くる龍
(165) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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まるで自ら自模牌を選択しもぎ取ったかのようなドラ4! あくまでもそれを嘲笑うべく暴龍の放つ次の一手(>>143>>144)……
―――――吐血ッ!ここでッ!? どうやら相応の負荷がかかっている様子です!いったい何を仕掛けているというのでしょう……文字通り魂を削っているのでしょうか!迎え撃つ方も鮮血が滲んで見えます!まるで中牌の紅色の如し!
通常の麻雀勝負ならドクターストップがかかるところなのでしょうがここは裏闘牌、闘牌中に何が起こっても当方は一切関与いたしません!死して屍拾う者なしです!
(@34) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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其は そして 「万象なる龍」
其の再誕せし龍の名をやがて世界はこう呼ぶだろう……
[雀士達に知らしめる様に、各々の表情を眺めてから。 預言を降す勇者は厳かにその名を紡ぐ]
(166) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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万 理 真 龍≪デウス・アウグストス・パンデモニウム≫
(167) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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……この預言は。今僕がつくった。 そして、この預言は間違いなく……
………… 当たる。
[断言した。暴龍の気は激しく、血反吐を吐く様に。 然し見苦しさなど存在せず、ただただ尊き闘志のみが映っていた]
(168) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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[故にこそ勇者は預言した。 この本来存在する筈のない次元の狭間《南3.5局》を経て。
彼の龍は青き天井を突き破り、そのさらなる天空へと飛翔すると!!
もはや、勇者の力など及ばぬ次元へと! 宇宙《コスモマージャン》すら超越する高みへと!
そして勇者冥王隠者雀使女帝、すべてに立ちふさがる強敵となるだろう。 ならば…]
(169) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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……だからこそ面白い!!
さあ魅せてみろ龍王…いや。 真龍の雛!!
そして僕は青天井の先へと羽ばたくお前を倒して魅たい! そんなお前と戦って魅たい!!
[歌姫の歌がやがて流れる。そんな最高の儀式の中で 彼の真龍の雛は、確実に再誕すると、どこかでそんな確信があった だから勇者は眺める…… この再誕の儀式《イースター・プレギエール》を!!!*]
(170) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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[南3局が終わり、通常通りに4局目が始まるかと思われたその時。 緋龍《ドラゴン》から放たれた圧倒的なまでの闘気に気圧されて息を呑む]
まさか―― 3.5局……そんな事が起こせるような者が居るとは。
[巻き起こる新たな割り切れぬ局面に、流石に動揺が走る]
しかしそれは天地創造《ザ・クリエイション》にも等しい技―― 神ならぬ人の身で起こす事など出来ない筈。 あくまで、普通の方法では。だが。
[しかしたった一つだけ、方法に心当たりがある。 体内の小宇宙《ギャラクシー》を燃やし尽くせば、それはたとえ一瞬であろうとも巨大なる大宇宙《コスモ》にも匹敵するヒカリを放つ事だろう]
燃やし尽くすつもりか―― その命を――
(171) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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だがしかし―――この捨て牌は(>>156)……… これは冒険というよりはむしろ無謀、蛮勇に近いのではッ!? 本当に彼女の目にはこの局の全てが見えているというのでしょうか! ガン牌などという卑俗な類推を働かせるつもりはありません、しかしそうでないとすれば、この一打は普通に考えれば危険すぎます!
その眼は本当に量子の一つ一つを見通すホルスの目なのでしょうか、それとも他に理由があるのか?まさか同じ方形のリングだけに、プロレスめいて相手の技をすべて受け止めるという心づもりでしょうか! どうなんだ、リッキィ!それでやれるのか!やれんのか!
(@35) 2015/08/08(Sat) 22時半頃
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[男はついに全ての手牌を入れ替えた。
女帝の、捨て牌を見た時 男はそうしなければならないと思ったのだ。]
……………… あと、 ひと つ
[男の手牌には並んでいる。 あの、史上にして最高の役。 索子《リュウ》で出来た数字列。
――――――――1112345678999《純正九蓮宝燈》が。]
(172) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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なあ、皆。
[次の手番。 自摸をする前に男は唇を開く]
………俺は今、楽しい。 お前達とこうして打てる事が、楽しい。
[そこには、復讐の為に麻雀を打ってきた龍はもう居ない。 純粋に勝負を、楽しもうとする《真の龍》の姿があった。]
(173) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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………嗚呼
俺は ………感謝しよう。 麻雀を創り上げてくれた、神に。
そして、麻雀の楽しさを思い出させてくれた ――――――………お前達に。
(174) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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黙りなさい――、 なんなら、あなたとも"やれます"が――いまは、黙っていなさい。
[実況>>@35に、そう応じて]
(175) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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これで、…………おれの………… か………
[ 酷く、震えた手で山牌へ手を伸ばす。 男が自摸をするまで、どれ程時間がかかっただろうか。
牌を掴んだ男は、ついに、自身の死期を悟った。 ]
(176) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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( …………悪いな、勇者よ。 >>170お前の望み、今世では、叶えられそうもない )
(177) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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[―――――――――――― からん ]
(178) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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[ ド サ ァッ……………]
[糸が切れたように。 男は音を立てて卓に伏せた。
自摸する筈だった牌――――――龍《イーソウ》は その卓へ流《ツモ切り》された。]
(179) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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[それは、彼の王の当たり牌。
着々と手牌を進めていた冥府の王ハデス。 龍殺しの一打《ドラゴン・スレイヤー》が、今ここに、成る―――**]
(180) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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……無茶しやがって。
[灰になった煙草を灰皿へ放り込んで。 次の一本に火をつけた。
冥王といえど、ある程度の介入までしか出来ない。 この状態から彼を呼び戻す事が出来るとすればそれは――]
(181) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2015/08/08(Sat) 23時頃
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[――それは、結局はなし得ない事だった。 結果として、龍殺しの一打《ドラゴン・スレイヤー》は成立したのだった。
この手を上がらない訳にはいかないと。 運命に導かれるように手牌を開く。]
(182) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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……おや。様子が……変わった、か……?変わりましたね。(>>174)先ほどまでとはまるで違います!何か悟ったような、さっぱりとした、ほとんどブッダ的な様子すら漂わせています。
[声の調子は全く変わらず。いかな当事者からの物言いとは言え、>>175この程度で怯んだり自粛するようでは他所はともかく、この闘牌場で実況といえど務まるはずもない。]
そして握って切った次なる一打は――――――っと…… 倒れ……たッ?!さすがに無茶だったのか!緋龍の暴君《ドラゴレット・アウグストス》紅崎、卓上につっぷしたァ!!
―――いえ、しかし牌を握っています。この牌は……!
[危険牌だという事はみてわかる。しかし、実際に当たっているのか、いないのか、その意味するところの差は天と地よりも大きい]
(@36) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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[からん… ツモ切りされた龍《イーソウ》が 寂しげな音を立てて、卓の奔流へと流されていくさまをみていた>>179]
……進の当り牌だろうな。これは。
このロンで、恐らく奴は飛ぶ…… ……だが…… ……。
[勇者はその光景を静かに見ていた。 後一手を残して、倒れ伏す龍を、静かに、凪いだ心で見ていた。 まるで己が預言の行末をみる、術師の様な心で]
(183) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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[だが。勇者は待っていた。 光の女神に愛され、牌《ひとびと》と雀士《ライバル》の心を知る勇者は]
……事ここに到れば、奇跡でも起こらなければ適わないだろうね。
[冥王に慈悲はない。彼に終焉の一手を手向けようとしてはいる。が。 冥王の手が伸びるが速いか。それとも…]
(184) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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[聞こえてくる、龍歌姫《ディーヴァ》の絶歌《メイデンソング》は…
ひとひらの真愛は龍の闘志と呼応して―― 流された牌《雀魂》を、今再び龍王の掌中に 再誕《まいもどら》せるか…!?*]
(185) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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[肯定は、吐き出される鮮血《ドラゴン・ブラッド》という形で返された]
同じだ。 あの時の父と――
[マ王と戦い時、己の力以上の力を引き出そうとして、父は倒れた。 その時の光景が瞼の裏に再生《フラッシュ・バック》される]
いけない……! その方法では……悲しみの連鎖を増やすだけだ……! もう二度と不幸な人間を作る事は……!
我が前では―― いや。
(186) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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”私”の前では……許さない!!
[叫びと共に、シルクの身体と手にした牌が輝きだす。 あの時、父の時は何の力もなくてただ見ていることしか出来なかった。 しかし今、自分には雀使としての力がある。 これを使い切ればあるいは―― せめて、海龍の歌姫《恋する乙女》の涙だけでも止められるかもしれない―― その可能性があるだけでも、実行には充分だった]
(187) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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審判の日、天使はラッパを鳴らす!!!! 《 ジ ャ ッ ジ メ ン ト 》 !!!!
[その時、倒れた緋龍の暴君《ドラゴレット・アウグストス》の頭上に7人の清らかな天使達がラッパを鳴らしながら天より舞い降りた。 審判の日。 それは善人もなく悪人もなく、等しく人類に齎されると言われる復活の時。 かのイエス・キリスト《神の子》の復活により起こり得る奇跡の御技]
生きろ……生きるんだ! たとえ石にかじりついてでも――!
(188) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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なん――だと。
[手が開かない。 これがセカイの選択なのか。
それとも、雀神の意思か。 冥王の手が氷結地獄《コキュートス》に絡め取られたかのように動かない。
龍歌姫《ディーヴァ》の絶歌《メイデンソング》がもしも届くのならば。 ――それは、きっと一筋のキセキとなるだろう。]
(189) 2015/08/08(Sat) 23時頃
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[シルクの唇から赤い鮮血が流れ落ちる。 同時に、手にしていた白の牌が――光を放ち。 緋龍から零れ落ちる冥王の当たり牌>>180と共鳴《リンク》し始める。 二つの牌は互いの残像を写すようにブレはじめ――]
ぐ……くは……ッ!!
[その最中、耐え切れずに赤い血が口内からあふれ出し。 元々白い肌がより一層青白くなる。 このままこの技を続ければ――どうなるかは明白だった]
(190) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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シルクは、黍炉に、持てる力全てを注ぎ込まんと――
2015/08/08(Sat) 23時半頃
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おいっ大丈夫か!?
[卓に伏せた男に、思わず走り寄る。]
今の、聞いただろ! あんたに、惚れた奴がいんだよ! それなのに、ここで倒れるなんて、男が廃るってもんだろ!!
[そうして、彼女を振り返り―――ふと、見覚えがあることに気がついた。 しかし、今はそれに気をとられている暇はない。]
それに、オレ、あんたに頼みがあるんだ…… だから、こんな所で倒れんじゃねぇよ!!
(@37) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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[そうして、非凡な青年でもわかるほどの、光を感じた。]
待てよ、あんたまで、そんな無茶を……! それ以上やったら、どうなるかわかってんだろ!?
(@38) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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…………いや、止めても、無駄だよな。 あんたらは、そういう奴らだ。
[くるり、と背を向ける。 そうして、一度だけ振り返り]
待ってろ、今、この場で医療の心得がある奴を集めて来てやるからな!! 極上の戦士《あんたら》に何があっても無事に済むように、一室整えてきてやらぁ!!
(@39) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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事象改竄《チェンジ・ザ・ワールド》
――極限開放《オープン・ザ・リミット》!!!!
[雀使として分け与えられた、神の御力の一部―― それを極限まで開放し、索子《リュウ》であった筈の牌を、白――何者にもなれる純白の可能性を持つ牌となって、新たに生まれ変わらせたのだ。 これはイカサマではない。 言うなれば――神の奇跡《ミラクル・オブ・ゴッド》 しかし、その代償は大きかった]
ぐ……ッ!
[奇跡《ミラクル》と引き換えに、シルクの身体は限界を迎え。 大量の血の中に倒れ込み、意識が遠のく。 その時、華麗なる海龍《リヴァイアサン》の歌声が聞こえたのは真実だったか、果たして幻聴か――**]
(191) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2015/08/09(Sun) 00時頃
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[走り、一人一人に声をかけ、人と、物資とを一室に集めていく。]
クソッ……なんなんだよ、あいつら……ほんと、馬鹿じゃねぇの…… 麻雀に、命賭けて、文字通り、血反吐吐いて……
[苦い顔で、先ほどの光景を反芻する。 しかし、その目には]
(@40) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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でも、嫌いじゃ、ねぇぜ――――――!
[強い光が浮かんでいた。]
(@41) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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バカな……鳳凰が原初に還ったというのか!!
[この冥王にすら引き起こせないであろう事象。 それをやすやすと行う目の前の天使《アンジェ》
牌を倒していればこちらが反動を受けていただろう。 そのタイミングでは黒十字も間に合わないが故に。]
(192) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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[審判の喇叭が高らかに鳴り響き 龍の血は、赤くも馨しき葡萄酒へと染まりあがる
ああ奇跡の神子が与えたもう 愛の御業の前に垣根無し
世界の意志は冥王の腕に見えざる光の楔を穿ち 無垢なる原初、あらゆる世界、あらゆる麻雀の初原へ通ずる 白の牌は今!雀使の御光の御許、輝きを放ち倒れ伏す龍王へ力を注ぐ!]
(193) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/08/09(Sun) 00時頃
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……はは。 本当にどうしようもない馬鹿達だ。
(194) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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[だからこそ麻雀は愉しい。やめられない。 この雀卓というひとつの虚無《カオス》の中から紡がれる そのひとつひとつが、愚かながらも愛しむべき神々《雀士達》の創聖遊戯。
だからこそ、オスカーは雀界の勇者である事を誇りに想う。 だって。ほら。観るといい。 世界はこんなにも、愛《光》に満ち溢れているのだから…]
(195) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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……愉しいだろ? お兄さん。
[強い光をその瞳に浮かばせていた、名も知れぬ青年に 勇者はふっと笑いかけた]
(196) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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地位も名誉もこの雀卓の上に関係ない 血反吐はきながら、命も魂もかけながら
泥臭くとも凛々しく華々しく、牌を重ねあうこの光景が どれだけたのしいか。
(197) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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そりゃまあ、強いに越したことは無い。でもね…。
[やがて雀卓から脱落していく者達を救う救護班に、周辺がざわつく。 しかし勇者は今も尚愉しんでいた]
(198) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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麻雀は―――― 愉しいからこそ雀闘に命をかけられるんだ!!
[今この瞬間の、極上の戦士達と牌剣を交じり合わせる極上の宴!!]
(199) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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―回想―
南、3.5局………… あの伝説の南3.5局にマ王はかく語りき………
(200) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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『ハーフ&ハーフ《せかいのはんぶんをおまえにやろう》』
(201) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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あぁ……愉しい……!
[即興の救護室を誂え、戻ってきた頃。 勇者たる少年に笑いかけられ、にやりと返す。]
端から見りゃあ、馬鹿だよ。 こんなちっぽけな牌に、命を賭けて、血反吐吐いて、魂を磨り減らして。
こんなの、どう考えたって命知らずの、大馬鹿野郎のする事だ。
(@42) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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|
ならば雀使よ……鳳凰を原初に返すその力。 冥王ハデスが貰い受ける!
[手牌からこちらも鳳凰を切りだして。 単騎待ちを次々と切り替えて、雀使の手を推測しながら追撃をかけていくのだった。]
(202) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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東西南北・天下無双《大四喜・四暗刻単騎》
[単騎待ちで、先ほどの鳳凰で終わらせるはずだったのだが。 それで終わらないのであれば次なる犠牲者を求めるまでだと……そう。]
(203) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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しかし、世界は覆らなかった―――― そのような南3.5局をわしに見せようとするのか――――
(204) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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――セカイが俺に囁いている
(205) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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だけど――――
こんなちっぽけな卓に噛り付いて、すべて燃やして、打ち合う――――こんな事に、オレは、目を奪われてる。
[頬は、まるで自分も今打っているかのように上気し、高揚感に溢れている。]
馬鹿だよ。泥臭いよ。不毛だよ。 だって、一般的には、ただの賭け事だぜ?
でも、ここは、この卓《世界》は、こんなにも、熱く輝いている……!
[浄土も、奈落も、宇宙も、森羅も、この世界を創るものが、ここには揃っている。
これを、いまさら"ただの賭け事"などと、誰が呼べようか。 そう、まさしく、今此処は世界の縮図、小さな黎明を生み出している。]
(@43) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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それに魅せられたオレも、大馬鹿野郎、だな……!
[この極上の宴をいつまでも視ていたいと思う程に―――!]
(@44) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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アリーヴェデルチ!
[そう言って成就したその手。 東西南北・天下無双《大四喜・四暗刻単騎》
それはまさに、目の前の雀使が切った牌へと突き刺さる。 そう、かくして運命は流転し。 未来は捻じ曲げられていくのだった。]
(206) 2015/08/09(Sun) 00時半頃
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