192 革命の嵐
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シメオンは、ここでロンドを一曲。「エリアスのために」
kuyang 2014/09/10(Wed) 20時半頃
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−辻馬車の中で−
エリアス…。 君は僕と組織を裏切った。
君を同志と、呼ぶことはもうないだろう。
[青年は馬車のなかでエリアスに相対し、かがみこむようにして、両肘を両膝に載せている。すこし黙り込んだ後、まるで手紙でも朗読するように、語り始めた。]
(1) kuyang 2014/09/10(Wed) 20時半頃
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友よ…。
率直に告白しよう。 僕は、ロペスピエールに憧れる。
君は笑うだろうな。 革命を夢見る者が、それを悪夢で裏切った者に憧憬するなんて…
こう思わないか。 市民が王を斃す。それは有史以来の定石だ。
だけど彼だけが… ロペスピエールだけが…斃れた王の跡に自ら立った市民だった。
僕は彼の意志を継ぎたい。このロージナの地で。 だが、彼を足跡を追うことは出来ない。
歴史とは残酷だね。 それを知る者に、二の舞を赦さないのだから…。
(2) kuyang 2014/09/10(Wed) 20時半頃
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[青年は、微笑みかけた表情を霞ませる。]
帝政は破壊されるべきだ。 だけど、破壊したものが後を継いでは…ならない。
[顔を上げ、窓の外を見る。]
酒場についたね。 エリアス…。僕は消えねばならない。革命のために。
いずれ宮殿より使者が訪れるかもしれない。 君が応対するといい。ああ、怒らないでエリアス。
歴史家が…政治家であってならない法はないさ。
そうだろう?**
(3) kuyang 2014/09/10(Wed) 20時半頃
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[後世の歴史家は揃って指摘した。 かのエリアスと酒場で別れた後、シメオンの確かな足跡は、奪取されたヴィーゾフ号(彼の言うポチョムキン号)の艦上に現れるまで不明である。その間のシメオンの行動は、歴史に埋もれた謎であると。]
ソーニャ!
[再び艦へと戻った青年は、同志に促されて船底に駆ける。 やがて同志に見守られた、そして傷ついたソーニャに対面する。彼女を抱え、そして]
すまない。僕のせいだ…。 僕は、僕が、僕でない誰かを傷付ける。ソーニャ…君までを。
(7) kuyang 2014/09/10(Wed) 22時半頃
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