72 人狼戦隊ウルフマン ーThe Movieー
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――――…ぐ…… ―――…うぁ……
[重い足音で地面が揺れる。振動に合わせて砂利が揺すぶられすぶられ、変身の解けた黒木の眉間を突き刺している。その痛みに顔を歪めた。ということは……]
へへ……俺…… ……生きてんな……
[笑うと全身が痛んだ。黒木は左頬を地ベタに付けて倒れていrる。ウルフマンスーツは今や消え、黒い革のライダースジャケットは袈裟がけに裂けていた。そこかしこが破れ、血と泥でべったりと汚れていた]
譲司……マコ……取り返さないと……
[両手をついて、ゆっくりと立ち上がろうとする。笑えるくらい大げさに五体が震える。わなわなと前腕が痙攣していた。そうしてついに、立ちあがる努力は無駄に終わった]
シュウ……マコト……ゲンタ……アンナ…… ―――……ジョウジ………
[傷つき力が出ない自分が悔しく、黒木は爪から血がにじむのも構わず砂利を握りしめるばかりだった。胸元で宝玉のついたドッグタグが金属的な音を立てた]
(19) 2011/12/22(Thu) 00時頃
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ホレーショーは、通信機は壊れてしまった。だが、*祈りは届くだろう*
2011/12/22(Thu) 02時半頃
― ??? ―
[其処は、暗くて狭い場所。
周りに在るふわふわした沢山の物で、ぎゅうぎゅうに詰められた]
[暖かだったふわふわした物が、段々段々と冷たくなっていく。
暗くて狭いのに加えて、寒いと寂しいが増えた]
[周りのふわふわが皆冷たくなって、寒くて苦しいから、暗い所から這い出た。
ぎゅうぎゅうに閉じられていたから小さい爪はボロボロに剥がれてしまったけれど、狭いが無くなった]
[突然、大きな物が現れた。
まだ世界を目にする事の叶わぬ瞳は瞼に覆われ、感じ取れるのは大きな物の気配だけ]
[怖いが増えた]
[大きな物が、甲高い音を上げて何かを言った。
煩いが増えて、痛いが増えて、苦しいが沢山になった]
[大きな物に生えたての牙を立てると、放り投げられた。
冷えた空気に打ち付けられて、寒いと痛いが増える。
まだ立たない後足を引き摺りながら、前足だけで大きな物の居ない所へ隠れた]
[静かになった]
[寒いと寂しいが沢山になって、静かが怖いになった。
熱の塊のように動かなくなった尻尾を引き摺って、暖かいふわふわを探す]
[あったかそうな光が、閉じた瞼の向こうに感じられた。
あったかいは、怖くない]
[ふわふわの匂いはしないけれど、これは怖くないもの。
近付いて、すりすりと身を寄せる]
[あったかいの後ろに、黒くてどろどろした何かが沢山居たことは、知らなかった]
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