人狼議事


103 善と悪の果実

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 …―― ふふっ

 


[まるでそれは、わざと聞かせているような推理。
撹乱したいのか大広間を外す言葉を用いて。

本当はすぐ傍にある。
ただ誰も、気付いていないだけだ。

足元に転がる林檎のどこかに、“それ”があるだなんて。]


[見られていることにも、聞かれていることにも気づかぬまま]

 そうだわ

[人影のない、廊下の途中で手を合わせた]

 早く…あの子をつけたいわ

[黒い蝶もいつか羽ばたくのだろうか。
それとも蛇に呑まれてしまうか。

軽やかに少女が廊下を進む頃、
薄紅の褥に眠る蝶は、乾いた血で黒蝶に*成った*]


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ― 大広間 ―

[大広間に戻ったのはどのタイミングか。
直接ではないにしろ、トニーの言葉を聞いて捜索を始めた人から、例の推理めいたことは聞けただろう。

瞳を大きくさせて大真面目に頷いた少女は探し始めようと見渡して――]

 …それはそうと、ご飯にしましょう?

[お腹すいちゃったの、と恥ずかしそうに*俯いた*]

(95) 2012/09/27(Thu) 02時半頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2012/09/27(Thu) 02時半頃


[左手が凶器に沿う。

ふつふつと湧き上がるこの感情が何なのか、分からない。
不明瞭で、だからこそ、消してしまいたい。
僕は怯えているのだろうか。

あの、おどおどとした彼のように。]


良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2012/09/27(Thu) 21時頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ― コリーンの部屋の前で ―

 グロリア姉様はね
 ……私の未来だったの

[憧れとも言うべきか。
全てを手にし、自覚と自負を知り、
誇り高く咲いていた、栄光という名に見合った姿。
美しく、また完璧に見えた。

少女がまだ、小さな世界における"全て"を失う前に出会った、栄光。
望みを全て叶えてくれる、絶対の存在。
その、はずだった]

(139) 2012/09/27(Thu) 21時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ……大好き、だったわ

[その言葉は扉の向こうに消えたコリーンには届かなかったかもしれない。

グロリアにとっての少女が、ただの小さな
とるにたらない存在だったとしても
そのことを少女は知らず、また想像すらしなかった]

(140) 2012/09/27(Thu) 21時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

― 大広間 ―

 御機嫌よう、ペラジー様

[髪を撫ぜる感覚に頬を緩ませるも
白に隠されたストロベリーブロンドを探るように見やった]

 ええ… また、何か?

[首を傾げる少女はやっとその騒ぎの中心に気づく。
宴の最中のこと、そして先ほどの刺青の男が発した言葉。
感情の高ぶりは、その表出は伝染する。
止めようとした前に出ようとする客、それを押しとどめる者。
まったく関係のない所でも口論は始まり、眉を顰めるだけの者も囁き始め、喧騒は少しずつ大きくなっていく]

 まあ…

(146) 2012/09/27(Thu) 21時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 そうね…怪我はしたくないわ
 痛いのは嫌いだもの

[すました顔をつくり、使用人がテーブルやらなんやら準備を始めるのを確認した]

 …あら

[目の前が暗くなれば、そっと手を重ね、それでもどけることはしない]

 ペラジー様?
 …私、グロリア姉様に会ってきたのよ

[これより恐ろしいものは既に見た、と
恐怖の残滓すらない表情と声音で告げる]

(149) 2012/09/27(Thu) 22時頃

[警官が去った後に大広間へ辿り着いた蛇には、
烏の落とした推理を直接拾う機会はなかったが。

けれどざわめく人々の言葉端より、
彼が話していたことは伝わるだろう。


…あの夜、まさに林檎へてをかけた、
他ならぬ彼の言葉を]


…そう、昨日の夜。


――――――…栄光(グロリア様)へ、永遠のお別れを。


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ええ…

 姉様、とても綺麗だったわ

[小さな手は眼前を覆う手を握り、やがてその力に力が篭る。
誰からも隠された表情は、やがて変化し――]

 …これじゃあペラジー様の顔も見れませんわ

(157) 2012/09/27(Thu) 22時半頃

[見開かれた瞳は、やがて力を失った]

 ………姉様、とても柔らかかった
 あたたかかった

 …今は きっと    冷たくなってしまったのね

[諦めたように呟いた後、
意思を確認しようと顔を見たがる。
少女は蛇の意図を知らず、それでもまだ、無防備なままだった]


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 そうね、姉様幸せだといいわ
 姉様のこと、大好きだったもの

[手をよければ、平静を取り戻した瞳でじ、と見あげた]

 お顔も…そうだけれど

[その表情はどのようなものか。探るように、けれどまた、視線は髪へと動き]

 …そこまで時間がなかったの
 ねえペラジー様

 …髪飾り、つけてらっしゃる?

(168) 2012/09/27(Thu) 23時頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2012/09/27(Thu) 23時頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[ペラジーとの会話の最中、近くのテーブルに簡単な食事が、少女の分だけではなく用意された。

大きくなる喧騒に気を払うこともなく、ペラジーを見ていた少女も
問いただすようなそれよりも、震える声には視線を向ける]

(184) 2012/09/28(Fri) 00時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[静かに

ただ見ていた。

感情の篭らない深海の瞳は、透明なようでいて、その実見通せない濁りを持って、おびえる男に向けられた]

(185) 2012/09/28(Fri) 00時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[ストロベリーブロンドから羽ばたいた黒い蝶に、思わず手を伸ばす。
昨日よりも近くで見たその形は――]

 綺麗、それに…

[見覚えのあるものだった。
少女の目にはわからなくとも、明らかに量産品ではない、精巧な細工のそれ。
色こそ違えど形の同じ、対ともいえる蝶を、少女は良く知っていた]

 私の宝物に、似ているわ

[不思議そうに、悪戯な笑みを見上げた]

(195) 2012/09/28(Fri) 01時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[広間を去っていく後姿を、やはり物言わずに見送った。
少女は、おびえの理由を理解していない。
わからない、その理由に興味はわいても、長くは続かなかった。


ああそれよりも。
シーツに包まれたグロリアはどうなるのだろう。

あのまま、美しいまま
時がとまってしまえばいいのに]

(201) 2012/09/28(Fri) 01時半頃

[赤い意思。
殺戮の匂い。

突き付けるのは、異端者を見る眸。

重ねるのは。
重ねるのは。

僕を知った人の眸。
僕を造った人の眸。]




…貴女様が望んでくださるのならば、

私は兄にでもなりましょう。


このような、下賤な浅黒い肌でも許されるのならば。


…貴女様が望んでくださるのならば、

私は。


―――――…御守りしましょう。

レディ・ポーチュラカ。


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[蝶を握った手に力が篭る。
精巧な細工は、幼く柔らかい手を僅かに傷つけ痛みを与えた少しばかりの血を流させる。


黒は、赤を覚え

赤は――血を吸い過ぎた赤は………?]

(209) 2012/09/28(Fri) 01時半頃

ポーチュラカは、ペラジーの瞳をただ、見つめ――**

2012/09/28(Fri) 01時半頃







 ……――――僕をみるな
 
 
 
 
 


 兄様………?

[手の中の蝶は、同じ血を吸うことはない。
震える手は、震える唇は]


[小さな呟きは、鈍く光る銀色の運命を絶つ。
赤の殺意をもってして。
どちらかの命をもってして。



濡れた烏の、
塗り潰された黒の、
重ねた血の、
背負う罪の、

眸を開ける頃、世界は“楽園”に変わっているだろうか―――……**]


 ……ええ

[守られることになれた少女は、花のように笑う。

家族を失い壊れた少女は
けして取り戻せない欠片の幻影にすがる他ないのだ――**]


良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 02時頃


[本質は、望まれるままに]

[共にも]

[男にも]

[女にも]

[兄にですら]


[脱皮を繰り返す蛇は、己というものがまるでないように]




…けれど、確かに、手に入れたいものがあるのだ。


  


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