49 海の見える坂道
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ヨーランダは、ラスボスベネットに噴き出した。
2011/04/17(Sun) 01時頃
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えぇ、私が勇者を裏切るの!? っていう事は、私は魔王の側の人間ってコト?
[「ラスボスならやってもいいけど手下は嫌だなぁ」なんて言いつつ、ラルフの裏ボスにはまた笑って。]
掃除道具で戦うのかな、ラルフは。
[セシルのオスカーが誰の婿になりたいか答えてもらう提案には頷いて。」
いいぞいいぞー! さぁ答えてみなさいオスカー。
(10) 2011/04/17(Sun) 01時頃
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ヨーランダは、ラルフに手を振った。お仕事お疲れ様です。
2011/04/17(Sun) 02時頃
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あぁ――…そう言えば、私まだプレゼント渡してなかった。
[バッグの中をごそごそと探って、セシルに渡したのはとても古い楽譜。]
これ、いつ見つけたんだったかな…。 いつかの蚤の市で、売られてたの見つけたの。 結構古い楽譜だと思うんだけど、紙の保存状態も良さそうだったから。
でも、何の曲かは全然知らないんだ。 弾ける曲とか、嫌いな曲だったら、ごめんなさい。
(30) 2011/04/17(Sun) 02時頃
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[ラルフが持ってきたケーキを食べて、ゾーイの話を聞いて。
ベネットが酔いつぶれてしまわないか様子を見つつ、彼と連れだって彼の家へと足を運んで。 ベネットの家に泊めてもらうかは、ベネットの酔い具合によるかもしれない**]
(35) 2011/04/17(Sun) 02時半頃
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[それはオスカーの宿に行く前のこと。
クルル、と鳴く鳩に、手紙を一通くくりつける。
「この手紙をどなたが受け取られるか、私にはわかりません。
が、きっとランタンを集めて下さっている方へお届けできるものと信じています。
無理を承知でお願いに上がりました。
同封した地図の場所まで、ランタンを受け取って来て頂けないでしょうか?」
[中には地図と連絡先、そしてそこまでのバスチケット]
「空の星を、地上にも」
[そう書かれた手紙。鳩は、それを持って雨の中を飛ぶ。
サイラスの所に至るとは、差出人は気付きもせず]
[もし現地で何か必要があればこの鳩に手紙を託してくれれば。
または、その街の郵便局の送気管を使ってくれれば、
ウェーズリー経由でここまで送ってくれる。
なんにしろ、無責任に頼むことだけはしたくなくて]
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―― 朝方 ――
……
[喉が痛い。 起きた瞬間、まずそう思った。 ぼんやりとした頭ながら、これはまずい、と思いつつ起きようとしてまた布団の中に潜り込んだ。]
さむ…
(44) 2011/04/17(Sun) 09時頃
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ヨーランダは、早朝という事もありベッドの中でうだうだ**
2011/04/17(Sun) 09時半頃
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[ベッドの中でうだうだしている間に眠ってしまっていたらしい。 どこにの部屋から聞こえてきた音で目が覚めた。 人の気配があるのは、やっぱり安心するな、何て思いつつ、ゆっくりと身体を起こした。]
あー、あー
[僅かに、掠れた声。 ひりひりと焼けるような痛みが喉にあって。 サイラスの所に本当に行かなくちゃいけないかななんて思いつつ、身支度を済ませると、部屋を出た。]
(56) 2011/04/17(Sun) 12時半頃
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すみません、すっかり寝坊してしまって。
[僅かに掠れた声で挨拶し、ベネットの母親が出してくれた朝食はありがたくいただいて。 食器の片付けを手伝うとお礼を述べて、ベネットの家を後にした。 彼の母親からは声の事を聞かれたけれど、そこまで迷惑はかけられないと適当にごまかして、行く先はサイラスの薬屋。]
(57) 2011/04/17(Sun) 12時半頃
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[サイラスはいないようで、色々な薬と空き瓶が置かれていて。 感冒薬の代金を支払うと店を後にした。]
どこ行ったのかな。
[昨日何か言っていただろうか。 記憶を辿るけれど思い出せない。
店に帰れば、薬を内服してカウンターに座り、残りの手紙を書き出した。 風邪のせいか身体は怠いけれど、時間がないから早くやってしまわないといけないし。]
(58) 2011/04/17(Sun) 12時半頃
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[手紙を書きながら昨日の事を思い返す。
セシルにあげた楽譜は、珍しいアレンジのものだったようだから、よかった。 有名な曲なのだろうけど、あまり音楽には詳しくなくて。 でも、とても綺麗曲名で、聞いてみたいなと思った。]
(59) 2011/04/17(Sun) 13時頃
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[出迎えてくれたベネットの母親はとても優しくしてくれて。 いきなりお邪魔したのに嫌な顔一つせずにあれこれとお世話してくれて、とても嬉しかった。 その反面、とても彼が羨ましくて。 兄が死んだ今、自分には家族と呼べる存在がいない事を痛烈に感じてしまった。
もう教会に戻る事は無いだろう。 兄が死んだ日、母親が言った言葉を忘れることはできない。 実の子を二人も亡くし、残ったのが捨て子ではしょうがないのかもしれないけれど。
自分がいつか子供を産んだら、私を産んだ母親と育ててくれた母親の気持ちが少しは理解できるようになるのだろうか、そんな事を考えたりしながら、それでもなんとか眠りにつけた。]
(60) 2011/04/17(Sun) 13時頃
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さすがに最近はしゃぎ過ぎたかなぁ…
[ヤニクが帰って来て、セシルがこの坂に来てからの毎日が楽しくて、ついつい無理をしていたのかも、なんて思いつつ。]
あと何通あるんだろー…わー、まだまだある…。
[はちみつ入りの紅茶を飲みながら、黙々とペンを走らせて。 頭もぼーっとしてきたけれど、手紙だけは丁寧に書きたかったから、カウンターでその作業を終えるまでは頑張るはず**]
(61) 2011/04/17(Sun) 13時半頃
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終わったぁ…。
[昼近くにようやく全部の手紙を書き終えて、カウンターに突っ伏した。 さて、手紙を出しに行かなきゃならない。]
そういえば、ベネットが何かするって言ってたけど、昨日のお礼に手伝うべきかなー…
[サイラスの薬が効いてきたのか、怠さは良くなったが喉の痛みは続いたまま。そして眠い。 多分風邪気味で行こうものなら怒られる。 せめて差し入れでもしようかと、もらったソーセージとバターでポテトがたっぷり入ったグラタンを手早く焼き上げて。
郵便を出した後に、ベネットの店の手前にあるパン屋でパンを買って、のんびりと坂を歩いた。]
(66) 2011/04/17(Sun) 17時頃
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[さて翌日。
本屋に向かう前に行く所があった。
虫干しも必要だったけど、その前に]
サイラスいるかな…。
[ミッシェルが来る前だろうか、彼の店の前に訪れて]
や、サイラス。おはよう。
ごめんねこんな朝っぱらから。
てか、どこかおでかけ?
[彼の装いを見れば、でかけることは明白で]
用って程のことじゃないんだけどもちょっとね。
[鳩が彼の所に飛んできたのは知らないけれど]
ランタン?手紙?
あぁ、鳩は君のとこにも来たんだね。
俺のとこにも来るかな。
不思議だね、誰が発起人かわからないのに、
皆協力しようとしてる。
薬は、伝えておくよ
ああ、うん…
この住所なら知ってる。
父さんの知り合いンとこだ。
いい場所だよ。何かあれば俺に電話くれれば話とくし。
いや、別に大したことじゃなくて。
あの貝、どうなったのかなって
いつでもどうぞ。
俺が酔ってなければね?
[笑いながらもその視線に苦笑して]
ごめん。勘繰る訳じゃないんだけど。
やっぱりミッシェルなんだなって。
サイラスは、彼女が好き?
ヨーランダは、途中の道でまるまって昼寝しているジジを発見して捕まえた。
2011/04/17(Sun) 21時半頃
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―― 本屋 ――
あら? ずいぶんとまぁ可愛らしい店番さん、こんにちは。 お店の主は何処へ行ったでしょ。
[店先で出迎えてくれた黒いトラ猫にご挨拶。 店内を覗いてみれば、どうも途中でどこかで出掛けた様。
しょうがない、とため息一つ。 店内のレジカウンターの上に持ってきたグラタンをパンを置いて店を後にした。]
ジジ?
[おいで?と声をかけようとすると、店先で二匹仲良くじゃれあう姿。 くすりと小さく笑んで、またのんびりと坂を下って行った。 途中、ベネットの家に寄って、ベネットの母親にもグラタンのお礼を。]
(93) 2011/04/17(Sun) 23時半頃
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―― enchante ――
[店に戻ってめずらしくビーズランプを作ったりして仕事をしていると、手紙を送った先からランタンが届きだした。
ナタリア先生の様に、あの箱にしまって送ってくれるお客さんもかなりいて。]
おかえりなさい。
[ひとつひとつランタンを手にとって、お仕事お疲れ様、といたわる様に撫でて。]
(97) 2011/04/17(Sun) 23時半頃
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……『いってらっしゃい』と『おかえりなさい』ばっかりだね。
[ポツリと漏れ出た言葉。 街の外に出てみるという兄を送り出し、ヤニクを送り出し、こうやっていくつものランタンを送り出して。 こうやって帰ってくればおかえりなさいと声をかけて。]
帰る場所―――…か。
[帰りを待っていてくれる人が居る事はきっと幸せな事なのだろう。]
『ただいま、ヨーラ。これ見てみな。』
[海の向こうの街から帰ってきて、開口一番そう言ってランタンを見せてきた兄の様子を思い出して、瞳を曇らせた。]
(99) 2011/04/18(Mon) 00時頃
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[戻ってきたランタンは、綺麗な状態なものもあれば、あちこちにガタがきているものもいくつかあって―――…
あの手紙を読んで送ってきてくれた持ち主の事だから、大切に扱ってくれてはいても、使う環境や頻度のせいなのだろう。]
――――…
[戻ってきたランタンをひとつひとつ丁寧に見た後に、一通の手紙を書いた。 宛先の名は、ダン・ベッセル(Dan・Bessel)――― ]
(100) 2011/04/18(Mon) 00時頃
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…さて、そろそろ行きますか。
[坂の住人以外にも、街には沢山兄の友人がいて。 所謂悪友と呼ばれていた人達。]
どこから行こうかな…。 新聞社の方からかな…ドナルドさんの方は夜の仕事だからまだ起きてないかも知れないし…。
[新聞社で記者をやっているイアンと、街のバーでバーテンをやっているドナルドの顔を浮かべつつ、店を後にした。 市場を通って行けば、誰かと途中出会う事もあっただろうか。
昼の風邪薬は、飲むのをすっかり忘れていた。]
(107) 2011/04/18(Mon) 00時半頃
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だってミッシェルが喜んでくれそうとかいってたじゃん。
それに昨日の宿屋とかでも?見ててわかんないわけないじゃん。
[実は半分カマかけてるだけなのだけども]
…さぁ。俺がどうとかは別として…
サイラスは、なんでランタン集めたりする?
頼まれたから?それとも、誰かに喜んでもらいたいから?
[深い海色で覗きこまれた目。それを写す翠は色が混じって不思議な翡翠色]
変なこと聞いてたら、ごめん。
[自分でも何が聞きたいのか、いまいちわかっていないのもあって*]
……。
[我ながら嫌な質問をしたことだ。言いだしっぺは自分なのに。
彼はそれすら知らずにでかけてくれるのに]
……いや、ごめん。喜んでもらいたいから、だよね。
出かける所、引き留めて悪かったよ。
何かあったら連絡してくれな。
できるだけ手助けするよ。
[翠色が僅かに揺れた。なんと表現していいのかわからない、そんな複雑な気持ちを乗せて彼を見送る*]
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―― 広場 ――
だる―――…
[昼の薬を内服しなかったのが悪かったのか。 夕方近くになるに連れ体調は悪くなる一方の様子で。
イアンとドナルドの所へ行って、ランタンを貸してもらう約束を取り付けて帰る、途中。 ドナルドが働くバーは、彼女の兄のランタンをテーブル毎に置いていたりするものだから心配したが、「絶対何とかしてやる」と言う隻目の男の頼もしい笑みに任せる事にして、帰ってきた。]
(148) 2011/04/18(Mon) 19時半頃
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[咳はひどくはないのだが、喉が痛くて泣きそう。 熱もあるのか身体もぐったり、息もあがるし少しだけ休んでいこうて通り掛かった広場のベンチで小休憩。
滅多にひかないから尚更つらい。]
アイス食べたい…
[食欲だけはある様子。]
(149) 2011/04/18(Mon) 20時頃
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ヨーランダは、ベンチにふにゃり**
2011/04/18(Mon) 20時頃
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[港はすぐ近く。 目を閉じれば、船が行き来し、動く音がよりはっきりと聞こえる気がした。
出した手紙は、海を越えていつ向こうの街に届くだろう。 誕生日には、間に合わないかもしれないな、などと思いながら。
熱くなった身体にひやりと冷たい潮風が気持ち良い。]
(167) 2011/04/18(Mon) 22時頃
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[店に戻れば、更に増えているランタン達。
元々狭い店内、これでは開店休業状態か、と小さく苦笑い。
兄の工房に、ランタン達を移そうかとも考えたけれど………精神的にまいりそうだから、やめた。]
(175) 2011/04/18(Mon) 22時半頃
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[店内にある電話の受話器をとり、「mer calme」に電話。
酒場のカウンターに陣取っている、ゾーイは電話に出るだろうか。]
(177) 2011/04/18(Mon) 22時半頃
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■名前:ヨーランダ・レネー (Yolanda・Renee) ■年齢:24歳 ■見目:身長167cm。容姿はキャラチップ通り。服装は日替わりする予定。 ■プロフィール:坂を少し上った辺り(坂全体では下の方)で『enchante(アンシャンテ)』という雑貨店を開いている。店に置いてある商品はアンティークの小物や家具、ランプなどインテリアに関するものが多い。店内に小さなカフェスペースあり。彼女が気まぐれで何かを作って出している。 道楽程度にやっているようなものなので、店をあけてふらりと何処かへ出掛けたりすることもしばしば。 ■ヴェスパタインとの縁故:二つ下の妹。 □現在地:広場 □接続:ゆるりん □コアタイム:22時〜24時過ぎ □飴:3個
>ゾーイ 電話をかけました >>177
/* サイラスお疲れ様でした。 多分出したのはダンが初めて?だから、ダンとイアンとドナルドかな?
リアルヨラと同じ様な体調なので鳩にぎってベッドの中です。反応遅かったらごめんなさい。
(185) 2011/04/18(Mon) 23時頃
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……痛い。
[電話をかけている最中にふらりとして倒れてしまったらしい。 口の中を切ったのか、鉄の様な味がした。
床にぶつけた肩が痛んだ。
電話をカウンターの上に戻して電話をかけ直す。] さっきはごめん。 うちに届いたランタン、運ぶの手伝ってもらえたら嬉しいなって。 明日でも、いいんだけど。
[喉も掠れて痛くて、絞り出す様なひどい声。 ちゃんと、伝わったかどうか**]
(198) 2011/04/18(Mon) 23時半頃
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[ヨーランダの部屋から飛んだ鳩は、どこに向かうのだろう。
そこに結わえつけられた手紙。示す住所はサイラスにお願いした場所とそう遠くもなく。
そして勿論、サイラスがいるだろう地域の地図もついていた。
その気になれば、お互い赴いて待ち合わせだって可能だろう]
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