人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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視点:


 伝えたいことは 何ですか?



 あなたが本当に伝えたいことは何ですか?
 


 後悔をしない内に、

 どうか、伝えてください。


 「こんにちは。さようなら」

 そんな些細なことでも構いません。


 明日会えない「さようなら」を
 伝えられるのはつらいから

 だから何も、

 伝えないことが最期の言葉ならば



 ――――それでも、構いません。
 


墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 02時頃


【人】 墓堀 ギリアン

―大通り―

[それから、自警団が現れ、コリーンにランタンを渡している。]

 ――…おでは、いいだ。
 もう墓地に戻るだけだんど……。
 あんなどごに暴漢はこねだろうし、おではどう見ても襲われないだ。

[自警団の連中は、ああ、墓堀りか、と行って、そのままどこかに移動する。俺たちももう行くぞ、といいながら。]

(40) 2010/07/05(Mon) 02時半頃

墓堀 ギリアンは、誰かを引きずって歩く女性の姿を見た。

2010/07/05(Mon) 02時半頃


【人】 墓堀 ギリアン

>>42

[コリーンと自警団と離れて墓地に向かって歩き出してしばらくすると、
 何かを引きずって歩く人影を見る。]

 ――……ん?人?だべ?

[左目を薄めて、その様子を見ると、人影はこちらに向かって声を出し、やってきた。]

 あ……

[見れば、雑貨屋の女性と、その主……



          だが、明らかに主のほうは…。]

 ――……あ、爺さん……もしがしで……。

[ソフィアに応える……。]

(45) 2010/07/05(Mon) 02時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>51

[その女性の眸が潤んでいるのを暗がりで確認はできなかったが、
 事切れてる爺さんにその声で、すぐに自体は把握できた。]

 ああ、そうだが……。
 わがっだ……爺さんにはおでも世話になっだしな。

[ソフィアにちかづくと、爺さんの遺体をこちらにという仕草をした。]

 眠らせてやるだよ……。

[近寄って、爺さんの表情が穏やかなのも、確認できれば、ソフィアを見て……]

 ああ、よがっだな。爺さん、いい顔しどる…。
 おま…辛かったな。でも、偉かったな。

[そう話しかけた。]

(53) 2010/07/05(Mon) 02時半頃

墓堀 ギリアンは、馬に乗ったペラジーに気がつくと、ソフィアを頼むと声をかけた。

2010/07/05(Mon) 03時頃


【人】 墓堀 ギリアン

 よし、いくだが…。

[ペラジーがソフィアに近寄れば、安心したように、ティモシー爺さんの遺体を背負う。

 そして、ゆっくり墓地の方面へ。
 途中教会にも寄り、リンダと同じように、棺にも納めてから……。]

 →墓地へ**

(63) 2010/07/05(Mon) 03時頃

墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 03時頃


 『生命とは 喪われるもの――』

 生まれた時から人は死に向かって歩いていく。
 
 『冥闇は世界を侵し、人々を連れて行く』

 それでも闇の中で人は必死に足掻くもの。

 『死以外の約束など交わせはしない』

 識っていても、認めない、そんな生き方をしてはいけないのですか?



 風化風葬。
 


 失ったものは一体何だったのでしょうか。
 手に入れたものは一体何だったのでしょうか。


 沢山の悲しみを生むこの病。
 それでもほんの少しの喜びが在ればどんなに良いかと思う。


 この手は悲しみだけを生んでしまうのでしょうか。
 この手は喜びを生むには余りにも未熟でしょうか。


 
 ――…。
 


 サイモンさんは、いつも可笑しな人です。
 橋で彼と出会いました。


 嗤っていました。
 狂気に呑まれてわらっていました。


 彼の未来に、
 希望が見出せなかった。


 待ち受けるのは死、のみ。
 全身が麻痺しても、微かに唇が動くことは知っていますが
 彼には、その唇で伝えるものがないと、
 私はそう判断しました。


 身体が動かず、孤独に死すことは、
 とても悲しいことです。


 苦しんで、逝くくらいならば いっそ。


 だから私は彼を橋から川に突き落としました。
 それだけです。


 彼が幸せであったかどうかは分からない。
 けれど死を予告されて不幸せな狂気に生きるよりは
 まだ、良いのではないかと、そう思いました。
 
 ―――だから、私は。


 ―――…。

 大好きな空 大好きな村
 このまま、同じように明日へ続いてゆくと信じていた。

 乾いた口笛 空を渡る調べ。
 その日風に乗るのは口笛だけじゃないと知った。


 緋い空を見上げていた。
 沈まぬ夕陽を見上げてた。
 幾千の影が森を駈けてゆく。


 私とか、あなたとか、恋とか、愛とか、
 好きとか、嫌いとか
 
 「また話すね」

 叶えられない口約束。


 拒絶も、肯定も、仲良しも、喧嘩も、何もかも

 生きているから、出来ること。

 ――あなたが死んだら意味がない。

 ――私が死んだら意味がない。


 気付いてください。

 生きているから出来ること。

 生きているから尊いこと。

 どうか、気付いてください――**


【人】 墓堀 ギリアン

>>63

あんれ……まぁ、いいだ。

[気がつけば、爺さんを背負って一人、歩いていた。
 てっきり埋葬まで来ると思ってたソフィアが行ってしまったのには少しだけ驚いたが……。]

 まぁ、疲れだんだろな。
 しゃーね。爺さん、おでが見送りですまんよ。

[墓地のソフィアの両親の墓の横に穴を掘り始める。]

 あー、ピッパいないだがな?
 せめて花ぐらい手向けてやりてぇだが……。

[とにかく、男は墓を掘り続ける。
 今日はそれ以外にもまた何人か病気で死んだという報せも入った。]

 ああ、大丈夫だ。ちゃんと眠らせてやらんどな。

(107) 2010/07/05(Mon) 07時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

―墓地―

[仕事はいつまでも続く。
 だけど、死者を粗末にはできない。


 そう考える男は、リンダの時と同じ、低い声で賛美歌を歌いながら穴を掘った。
 それから、丁寧に死者を埋葬していく…。

 付き添っているものがいれば、最後のお別れを託し、いなければ男自らで「やすらかに」を送った。]

 ――……サイモン……。

[だが、その中に、病気ではない死に方をしているサイモンを見つけた時は手が止まる。]

 おま……誰かに、殺されただが?

(108) 2010/07/05(Mon) 07時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

[そして、火事を思い出し、しばし、沈黙した。]




        ――…ああ、村が終わっていくだ。
        終わりにいるごどになるどは、思わなかっただな。

[ぽつり、漏らす。]

[やっぱり墓を掘って、仕事が終われば、
 小屋に帰り、夜なので、井戸で身体を洗った。
 それからは、また墓地の一角、大きな樫の木の下に腰を下ろし………。]

 ああ、今夜も騒がしいべな……。

[墓の声を聴いている…。**]

(109) 2010/07/05(Mon) 07時半頃

 あなたが――。
 彼に、死という安らぎを与えてあげた、のね。


 
 私は、彼の狂気を感じて――。


 死病が齎す恐怖に耐え切れないのなら――。
 死病が齎す恐怖に染まり、村をこれ以上破壊するのなら――。



 其の前に――、永遠の眠りをと思ったわ。





 彼に安らぎを与えてくれて、ありがと――…う、


.


――彼女に、嘘は付けない。


――敵わないな。

――かなわない。


―…だから。

好きになったんでしょう?


[ヴェスの中の恐怖も見抜いた上で。
ヴェスに好かれていることを、結局は受け入れていた彼女を。

それは、単純にしかモノをみれない自分だからこそそう思ったのかもしれないけれど。]


ああ―― ああ。

[頷く]

――はじめは、確かに一目惚れだった。

あの子がくれた花。
あの子がくれた笑顔。
あの子の細い身体。
あの子の儚い笑み。

あの子の――





…うん。

[ヴェスの言葉に、頷きを返すだけで。
こちらからは、続きを促すことはせず。]


一緒に――!


─…ヴェス…。


[頭に響くヴェスの声に、目を伏せた。

言いたくて言えない言葉は、自分の胸にもあるから。]


[ヴェスパタインに向けて。
謳うように儚い会話を続けるメアリー――]

 メアリー、あなたは旅立つの?
 この死病に冒された村から、ヴェスパタインを置いて。

[彼女から死の気配を僅かに感じ、始めていた。
この村には死が蔓延し始めていたけど、それよりも僅かに濃い死の気配。

女が幼い時に流行り病で逝った、母。そして、幼いまま同じように流行り病で逝ってしまった弟。
身近な人から感じた――死病による死の気配。

そして、街に住んでいれば、村と違う意味で、死は常に隣りあわせだった。
街特有の鼠などを媒介にした疫病、裏路地での金目当ての強盗による死、ただ享楽のためだけの殺害。死は至るところに溢れていて。

女は、そういう死を見つめ続けていた、だけに。]


[踵を返し、ヴェスパタインの元から去る少女の姿――。

そこに感じた悲しい気配に、眉を顰めた。]


墓堀 ギリアンは、大きな樫の木の下で目を覚ます。ふんがー

2010/07/05(Mon) 15時頃


【人】 墓堀 ギリアン

―墓地の朝―

[木の下でぐうぐう寝てた男は目を覚まし、井戸に向かう。
 まず口をゆすぎ、それからごくごく水を飲んだ。]

 うまいだな。
 生きてるだなぁ……。

          自由に水が飲めるっていいだよなぁ。

[そんな独り言を漏らす。]

 ――……今日は仕事ないといいだな。
 はは……。

[小屋に向かう。何か食べておこうと思った。]

(156) 2010/07/05(Mon) 15時頃

墓堀 ギリアンは、小屋に行って、いろいろ**

2010/07/05(Mon) 15時頃


墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 15時頃




 別れは、……
 辛い?


 あなたは、慈悲を望む――?

[ヴェスパタインにも、傍のセシルにも届かぬ声で囁いた――**]


ねぇ、ヴェス。

私さ、やっぱり。
バカだから、こうするしか、出来ないや。

セシ兄に、甘えてきた分。
ちゃんと、一人で大丈夫だよって。

だから、セシ兄はセシ兄のしたいこと、してって。

そう言うことしか、出来ないんだ。


─…ヴェス、やっぱり私、バカなのかな。

でも。
セシ兄のこと、困らせたく、ないんだ。


――兄貴のしたいこと、ね。

兄貴は、何がしたいんだろうな。

村を出ていって
オルガンで地位を掴むのを諦めて
この村に篭って
時折お前の顔を見て

――それから?


─…わかんない。


わかんない、わかんない、わかんない。

でも、私が、セシ兄のしたいことの、邪魔になるのは、ヤなの。

私が心配かけてばっかりじゃ、きっとセシ兄は、我慢、しちゃうから。


最後だから、最期だから。
セシ兄が、傍にいたい人のところに、行かせてあげたい。


兄貴の行きたいところ。
兄貴の傍にいたい人。

――どこに?
誰と。

――聞くことも出来ない?

だから―― 送り出すフリをするのか?


───……っ


だ、って。

私は、ずっと。甘えてきたんだよ?
セシ兄が優しいから、それに胡坐かいて、ずっと、ずっと。


そんな私が、どうして、どうやって。

聞けるっていうの。


困らせるって解ってて、どうして、聞けるの。


ごめん。

─…ちがう。



私、きっと、まだ。

あのひとのこと、忘れてないって。

セシ兄から、聞くのが。


こわい。

それだけ、なんだ。


――。

二年。

長いようで、短い。

兄貴があのひとのことを忘れるってことは

ないだろうな。


忘れるなんて ありえない。

――そんなことは分かり切ってる。

でも――

だからといって 何を選ぶかは別の話だ。


─…うん。

私、それを聞いたら、きっと。

あのひとのこと、恨んじゃう、から。

ずるいって、思っちゃうから。


あのひとは、優しかったのに。

私にも、セシ兄にも。


それを、憎んでしまいそうで、こわい。


ヴェス、は。
私に、言わせたいの?


セシ兄のこと、好きだって。
ずっと一緒に、傍に居て欲しいって。


そんな我が儘を、セシ兄に。
言った方がいいって、思ってる…?


――ふ。くく。

背中を 押して欲しいのか?


別にそれ自体には興味がないんだ。
お前が、兄貴とどうしたって。

でも―― 兄貴は

願わなきゃ 動かなきゃ――叶わない

そう言ってたぜ?


誰しも――怖がってる。

僕も お前も

――兄貴も。


背中…?

─…わかんないや。
押して欲しい気もするし、押さないで欲しい気もする。


だって、結局。
決めるのは、私だもん。


願うのも、動くのも…決めるのは、私。


…セシ兄、も?


誰だって一緒だ。

――分からないか?


─…ううん。

わかると、思う。



ごめんね、ヴェス。

愚痴っちゃって。


【人】 墓堀 ギリアン

[小屋に行って、豆を煮て食べる。
 もしかしたら、ピッパも来るかもしれないと思って、もう一つよそって襤褸なテーブルの上においた。それから、それだけでもあんまりかと思い、数日前にお供えしてあったビスケットの袋を置いた。]

 ――…ああ、そうだべ。コリーンに会うんだべ。

[それから、普段あまり弄ることのない戸棚をあけて、奥から本当に汚い雑嚢を取り出して、その中を探る。

 みつけたのは小さなプレート。
 鉄製のそれには、名前が彫りこんである。]

 ――…まぁ、それでも人違いっでごどもあるだがな。

[戦場で、足を負傷し、毎日それを腐っていくのを見ていた。
捨て置けといわれても、抱えて回った。

 だって、その話が好きだったから。]

 ――……いぐが……。

[そして、教会に向かう…。**]

(201) 2010/07/05(Mon) 18時頃

【人】 墓堀 ギリアン

―小さな教会―
>>208
[ポケットにさっき取り出したプレートだけを入れて協会に向かう。
 教会の扉を開けると、ステンドグラスの輝きが目についた。

 その左側面の前から三番目のグラスの中央に青い鳥がいる。
 他のグラスの鳥はすべて黄色なのに、そのグラスの鳥だけが青い。
 その理由をいつか建てた奴に聞きにいくんだ、と奴は言っていた。
 で、ここに来てその理由を探したけれど、結局は見つからなかった。


 そんな、他愛もない話。]

 ――……だども……

[青い鳥は幸せを運ぶ鳥。
 そんな風に笑っていた奴だった。

 なので、その横に、席は座る。
 いつもいつも]

(213) 2010/07/05(Mon) 20時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>214

 ああ、構わないべ。
 アンタの知り合いって人はどんな奴だべ?

 おでの知り合いは、こういう名前だんべ。

[コリーンを見つければ、言葉を返し、ポケットを探ると、そいつの名前が掘り込まれたプレートをコリーンに手渡そうとする。]

(215) 2010/07/05(Mon) 21時頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>219

 ああ、嫌がってただなぁ。
 ――……ん、アンタの話もよく聞いただよ。
 幸せにするんだっていっでだだ。

 だから、生きて帰るんだっでいっでだんだがな。
 護りきれずにすまんがっだだ。

[詳しい描写は避け、ただ、そいつが、戦場で、死んだことだけ告げる。



 それは、残酷な宣告だったかもしれない。]

(221) 2010/07/05(Mon) 21時頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>223

 あそこに追いやった?
 ……ああ、それは違うだ。

 だって、奴は戦場にいたのに幸せだったんだべ。

[と、見れば、はらはらとその綺麗な眸から涙が落ちて、少し、言葉は止まるけれど……。]

 アンタのこと思って、アンタとこの村に帰ることを考えれば、嫌なごどは全部ふっとぶっていってただ。

[そして、傷のことを聞かれれば、また、口を噤むけれど。]

 おでは、奴が羨ましくでな…。
 ああ、だからどいってやっかんでたりはしないだ。
 だって、奴はおでにも優しかっただがらなぁ。

 なんで、そんなに優しい奴の育った村に来てみだがっだのかもなぁ。

[視線は、また青い鳥へ。]

(224) 2010/07/05(Mon) 21時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>229
 ああ、言ってただよ。
 おでに、惚気ばっがり言ってただ。

 だがら、アンタは、あの部隊ではアイドルだったなぁ。

[そんなことを言いつつ、そいつの最期の言葉を欲しがるコリーンに、また一旦黙り込んで……。]

 優しかっただ。
 でも、最期は、こう言ってただ。

 『俺がいない朝、どこかで誰かが、何かが足りないって思ってくれる』って。

 もう、きっと朦朧とした中の言葉韃靼だ度も・・・。
 奴は、アンタを、心の中ではもう、完全に自分のモノにしてたんだど思う。
 アンタのことだけは、きっと、
 優しいだけじゃなく、それ以上にたまらなく、好きだったんだど思う。

[また涙が落ちるのを見る。
 顔は見れなくて…………。]

(234) 2010/07/05(Mon) 22時頃

墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 22時半頃


【人】 墓堀 ギリアン

>>241
 ああ、まちがいね。
 アンタが好きで、で、アンタには悲しんでほしがっだだな。

[それを勝手なエゴだと解釈することもできるだろう。だけど、好きだからこそ、自分を思っていてほしかったからこそ、

 最期の望みは、そんなエゴだったんだろう。

 でも、その望みは、今、目の前で泣く女を、悲しませるだけじゃなく、救ってもいて……。]

 ええど……そうだな。
 幸せだっだど思うだよ……。

[それから、彼女が感極まってか縋り付いてくるのは、不器用な手で受け止めて…。]

 ん、いっぱい泣くといいだよ。
 その涙の川で、死者は天国へ行くだ。
 川の水が枯れると舟が動かないべ。

[泣き止むまで、なるたけ優しく、声をかけて、頭を撫でていた。**]

(248) 2010/07/05(Mon) 22時半頃

 祈りは

 どんなに祈っても
 
 届かず

 呟く声は

 微かな喧騒に

 消える


 開幕の合図が響き

 繰り返しを踊る

 この世界をつづる物語

  終末はあなただけのために

  ちいさくいのりつづける

    「ただ、ただ、しあわせに」


今は、もう少し。

このままで、居たいんだよ。
ヴェス。


…私、頑張る、から。
我が儘でも、なんでも。

─…だから、もう少しだけ。

妹で、いたいんだ。


[何処からか聞こえる囁き]

 ただ、幸せに――…。

 この村を覆う死病の果てに苦しみ、絶える前に。
 あなたは、慈悲を齎すの?


 現世の苦しみから解放された世界へ
 そこで、幸せに、苦しまないで、との祈りを乗せて。


 ―――分からない。

[死んだサイモンが幸福だったかどうかは知らない]

 慈悲なんて偽善かもしれない。

[生きることに価値があると、説いた]

 此の手は今は未だ、誰にも伸ばせない――

[されど彼女が、苦しみから解き放つ事をするのなら]

 ……委ねるわ。


 そう、偽善、かもしれないわね――…。
 生きる事は素晴らしい、もの。


 たとえ、時間が限られていたと、しても。

[生きる事に価値があると説く彼女に]
 
 でも、愛する村が悲しみに包まれるのはみたく、ないわ。



 今は、誰にも伸ばせない、のね。

 私は、メアリーが死病に伏すなら――…。
 残された人に共に逝ってもらう心算。


 彼女が苦しんでいるのか、否か――…。
 私は出会った事がないから分らない、けど……。


[彼女の声を聞きに向かう心算では、いるけど。
委ねるの言葉に――…]

 私で、いいの?
 あなたの手でなくて――…。


 あなたにその力が無いのなら、それをしてもいいけど。

 私はあなたが死病に冒されるまで――
 それをする心算は、微塵もなくて、よ?

 あなたの想いの強さを感じていた、から。


 メアリー

[ぽつ、とその名を復唱し、
 彼女に執心だった人物を、想う]

 彼女を想った彼は――…

[後を追うことを望むか否か。分からない。分からないけれど。]
 
 異議は無い。


 ――−"彼女"の終わりだけは

 委ねません。

[ただ、今はその時ではない、とだけ]


 委ねてもらえるようなら、私が――…

 メアリーさんにご執心だったあの人に旅立ってもらう事にする、わね。

[そう、ヴェスパタインがそれを望むのか否かは分らないけど。
別れ、残される側は辛いものとの、妄執も女にはあって。]

 ラドルフさんも――…
 妹のメアリーさんが死病に逝くの知れば、
 苦しみそう、ね。

 でも、ラドルフさんは誰かをまだ選びきれて、いないわ。
 それを見届けてから、とも想っているの。


 そう、わかったわ。

[ 其の囁きには、短く]


 ……はい。

 それで、構いません。

[手を汚さないことも卑怯かもしれない。
 だけど誰を選べば誰が笑ってくれるかなんて
 わからなくて。]


 ――…。

[ そう、誰に死を齎せば――…。
誰かが笑ってくれるかなんて、女にも分らない。

でも、今この人を選べないという人はいて――**]


 生まれて来る朝 死んで行く夜

 生まれて来る意味 死んで行く意味

 あなたが生きている現在《いま》。


 泣きながら生まれ

 笑いながら歩み

 どんな顔をして死ぬのでしょう。


 「こんにちは、はじめまして!《Ich freue mich, Sie kennen zu lernen!》」

 「わたしの 可愛いお姫様」

 「握り返す手が愛しかった」

 「あなたがどうか、幸せな道を歩みますように――」




 それが母の、願い。

 


 「ご機嫌はいかがかな?《Wie geht es Ihnen?》」

 「僕の 可愛いお姫様」

 「笑う顔を見るだけで嬉しかった」

 「お前がどうか、素晴らしい人生を送りますように」




 それが父の、願い。

 


 嗚呼 Mutter, Vater...
 
 私はあなたたちの願いに副うことは出来るのでしょうか。

 ただ、産んでくれた事実は、"今此処に居る私"。



 毎日、しあわせを、さがしています――**
 


【人】 墓堀 ギリアン

―小さな教会―
>>311

 い、いや、いいんだべ。
 っでいうが、おで、片目しがみえねぇし、そ、そんなに気にしなぐでいいだ。
 あ、そうでなぐで、みっともなぐないだ。

[実際、見下ろすコリーンの表情がそんなによくよく見えているわけでもなかったが、雰囲気と仕草で、自分が悪いことをしているわけではないと悟った。]

 ……っでいうが……

                   わわわわ、だべ。

(384) 2010/07/06(Tue) 08時頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>312
[コリーンの胸に手を宛てられると、さすがに焦って、でも、拒絶などもできるわけもなく、結局男はおたおたしていた。
 そういった女性との接触などない男はそれだけで、こみかみと耳と目と頬と口と額がしゅーっと熱くなって、思わず鼻水が吹き出そうになって、必死に耐える。]

 ああ、ああ、んだんだ……。

[なんか昔話を聞かせろには、ただただ頷いて、プレートをもって立ち去るコリーンの姿をぼおっと見送った。]

 ――……ず

[そして、立ち去ったあと、肘で鼻水を拭う。顔は真っ赤なままで……。]

 手ぇ、洗えねぇだ……な。

[ぽつねん*]

(385) 2010/07/06(Tue) 08時頃

墓堀 ギリアンは、再び思い出して、ぷしゅう**

2010/07/06(Tue) 08時頃


墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 08時頃


 あなたは、呪うの?

 誰かを――…。



 村の人々が噂するように、本当に。


墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 22時半頃


墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 22時半頃


墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 22時半頃


【人】 墓堀 ギリアン

―教会―

>>407
[コリーンが出て行ってから、しばらくぼんやり座り込んで、頭を振って、立ち上がる。]

 ――…ああ、神父さんも、どっがにいっでしまっだだか。

[人気のない小さな教会は、それでも荒れたところはなく整然としていた。
 本当はそろそろ墓をまた掘らなければならないんじゃと思ってもいたが…。]

 ああ、そうだべ。棺、どれぐらいあるんだべ?

[男はふと思いつき、教会の外の倉庫に続く出口に向かう。
 それを開けると、少し身体を縮こませながら、外の倉庫へ出た。

 そして、教会の倉庫にあった棺の数に微妙な顔をしながら、また出た出入り口から教会内に入る。]

(415) 2010/07/06(Tue) 23時頃

【人】 墓堀 ギリアン

 ――…おんや?

[たった少しの時間だったのだけど、
 そこには新たに来訪者がいた。

 それは、教会のオルガンを弾く人で……。]
>>407

(416) 2010/07/06(Tue) 23時頃

墓堀 ギリアンは、>>419 誰かの気配も感じた。

2010/07/06(Tue) 23時頃


【人】 墓堀 ギリアン

>>425

 ああ、いんや。
 むしろ、仕事はアンタのほうだべ。

 ただ、ごごはおちづぐがんな。

[そして、覗いているラルフにも気がつくと、ちょいちょいと手招きをした。]

 続けてくでろ。

[セシルには止めないでいいという感じで。]

(427) 2010/07/06(Tue) 23時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>431

 ん?バチなんがあたらないだよ。
 おでが当たらないんだがら、大丈夫だ。

[きょろきょろとするラルフに隣に座れと席を叩いた。]

 オルガンをおでらだけで聴けるって贅沢だや。
 ラルフも一緒に聴くだ。

(434) 2010/07/06(Tue) 23時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>435

[そして、流れる音を聴きながらも、
かけられた言葉には神妙な顔をした。]

 敬虔な信者なんかじゃないだべ。
 ただ、


 祈るごどぐらいしが、
 できないがらな。

[人を殺した罪の…までは、いわなかった。]

(437) 2010/07/06(Tue) 23時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>441
 うんにゃ、ええだよ。

>>442
 祈るという行為?うーん、そんな風にみえるだが。

[そう、男にとっては、それはよりどころなのだった。
 敬虔などは関係ない。

 ただ、過去、死んだ仲間や、自分が犯した罪や……。
 それをそのまま、心に抱えていることが辛かった。


 ああ、それは男だけではないだろう。
 あの戦火に巻き込まれたものならば…。]

 ――…まぁ、でも、そんなごどはどうでもいいべ。
 アンタのオルガンは綺麗だな。

[そして、見える目を閉じた。]

(445) 2010/07/07(Wed) 00時頃

 あなたは、死ぬのが、怖いの?


 一人で逝くのが、残されて逝くのが怖い、の?


【人】 墓堀 ギリアン

>>444
[ラルフの声を聴けば、首をかしげて]

 おま、何いっでるだが?

[もう一度発言を促す。]

(446) 2010/07/07(Wed) 00時頃

 あなたの傍には――…。

 あなたを想う人がいたのに、……
 あなたも、その人を想っていたのでしょ?


 選んだ道は正しかったの?


[何処から聞こえた、
の哄笑に、漏れる呟き。

目の前には、永遠の眠りにつこうとするゴドウィンがいて――。
せめて、静かに、との思いが沸いて。]


[でも、人は弱いから――…。

狂気に堕ちても、その人を責められる事だろう、か。]


 ――…。

[誰も、皆、心に弱さを抱えているのだから――]


【人】 墓堀 ギリアン

>>447

 ほぉん。
 んなごど子供に言う母親も悪いけんども、
 だったら、おまの神は母親だが?

[震えた手を見ながら…。]

(450) 2010/07/07(Wed) 00時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>452>>454

 神さまの決めたいろいろってなんだべ?
 どんな約束を破っただ?

 なんだが、おまが何いっでっがさっぱりわからんど?

 っでいうか、そんな風になんで神様のせいにしてるだ?

[本気で首をかしげている。]

 おまは真面目に掃除しでた姿しが見てないど?
 こんなことって、みんなが病気になったごどが?
 それがおまのバチでなっただか?

 おかしな寝ぼけ言ってるでね。
 おまがそげに母親を嫌ってるのはわがっだけど…。

(457) 2010/07/07(Wed) 00時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>460

 ?
 だがら、いちゃいけないって誰がいったんだ?
 
 さっぎがら聴いてるど、
 おま、なんでそんなに卑屈なんだべ?

 おまは、ちゃんと掃除するええ奴だが?

 いまさら、母親から望まれてながっだどが、神様に嫌われてるだどが、他人に言ってどうすんだべ?

 それに嫌いでない母親のごどをそんなに悪くいうもんでね。
 おまの話聴いたら、みんなお前の母親は酷い奴としが思わんが?
 そう思ってほしいのなら別だどもな。

[命があるだけでも、貴い。
 戦場で死んでいったものたちのことも思えば、
 ラルフの言葉は、ただのあまったれにしか聴こえず……。
 イラついた。]

(470) 2010/07/07(Wed) 01時頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>468

 ――……

[薄く笑う様子にはない眉を寄せた。]

(471) 2010/07/07(Wed) 01時頃

墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 01時頃


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