人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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視点:


[森に近い、村外れの粗末な小屋の中。月光を浴びながら、一人の女が糸を紡ぐ。

時に、銀色の光が注ぎ込む窓辺から――。


森から村へと続く小途を、慈しむように眺めながら]


 あの人の生まれた村を静かに見守ってきたわ。
 あの人の愛した村を、私も愛してきたわ。


 でも――。

 もし、村が悲しみのうちに滅びるようなら――。
 どうすれば、いいと思う?

[誰ともなく問いかけて]





[そんな事は起きないで――


   そう、願いながらも。]


.


愛する人の死を告げられるのは、辛い、わ。

自分の命が天に召す神様の御手により、刈られるよりも辛いこと、よ。
魂が千切られるような、痛みと悲しみに晒される、の。



埋めきれない空白を、疵を、魂に深く残すの。
それを埋めることなんてできるものでは無いわ。


 あの人が愛したこの村が悲しみにくれるのなら――。
 あの人の愛したこの村の人々が、身近な人を、村の人を失い。

 魂に喪失という残酷な疵を受けるのなら。

 私の手でできる事を――。

 し て、あげる――。

[例え、自らの手を赤く染めたとしても――

丸い銀の円盤を、静かに眺めながら心の奥で思って。]


 初めて目を覚ましたときにあったのは、
 幸せそうな笑顔と自分の泣き声でした。


 子どもの頭を撫ぜる親はどうしてあんなにも幸せそうなんでしょう。


 もうこれ以上は無い、と思える平凡。
 当たり前のことが当たり前にある奇跡。

 理解したらもう失っているもの。


 病気になった、と聞きました。
 詳しいことは分かりません。
 誰が病気になったのでしょうか。
 パパとママじゃありませんように。
 せめて私でありますように。


 パパもママも隠れて出てきません。
 必死に探し回るかくれんぼ。
 外は雨が降っていました。
 雨はいつも通りに音を奏でていました。


 パパとママは死んだらしい。
 嘘だ。


 何度も呼びました。
 パパ。
 ママ。
 隠れてないで出てきてよ。
 私は自分を偽って、平気な笑顔を作っていました。


 その日初めて、私は本当に、
 パパとママの為に泣きました。
 自分を騙すのをやめた途端、涙が溢れて止まりませんでした。


 パパとママはびょういんで
 なんにちも、苦しんだ末に逝ったのだそうです。
 そんなの聞きたくなかった。


 墓前に立つと涙が溢れます。
 どうして苦しんで逝ってしまったんだろう。
 どうして楽に逝けなかったんだろう。
 何を責めたらいいかわからない。


 パパとママがいない毎日が目まぐるしく過ぎていきます。
 私はいつしかパパとママがいないことが当たり前になりました。
 私は私だ。


 いつしか、私は、この記憶を封じて生きてきました。
 だけど今、鮮明に思い出せます。
 ソフィア、と呼んで呉れた優しい声。
 パパとママを蝕んだ病気。
 最後に頭を撫でて貰った刻。


 すべてはしあわせで
 すべてはふしあわせな
 おもいでです。


 わたしに できることは
 くるしまずに いかせてあげること。


 こんなときなのに、不謹慎だけど
 どうか、わらってください。**


【人】 墓堀 ギリアン

―墓地・ギリアンの住処―

[それから、リンダの埋葬が明日あることは黙りつつ、男は我が家に訪れた客を見守り、そして去っていくのを見た。


 それから、翌朝、届く報せ。]





 ――……おでの仕事は、
 墓堀りだがらな。

[即答だった。]

(95) 2010/07/03(Sat) 08時頃

墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 08時頃


【人】 墓堀 ギリアン

―回想・ギリアンの住処―
>>0:450
[珍しい来訪には、教会のオルガン弾きさんもいた。
 汲み立ての井戸の水で酒を酌しながら、話をする。

 途中、神のことに聞かれて、少し止まる。]


 ――…イメージじゃねぇべ。
 神様はいんだぁ。

 だっでよ、人間はわりぃごどばかりしてるだが。
 このチーズだって、羊のモンとってるだべ。

 だけどよ。生きてくためには必要なんだべ。
 神様を通して、おらたちはそのこどを考えなきゃなんないべ。
 考えていれば、生きているだけで、幸せなんだっでごどがわかるべ。
 そして、ちゃんとしねるべ。

[そんなことを言っていた。*]

(97) 2010/07/03(Sat) 08時頃

墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 08時頃


墓堀 ギリアンは、昨夜、みんなが去ったあと、仕事道具の手入れをしている。

2010/07/03(Sat) 08時頃


【人】 墓堀 ギリアン

―昨夜・ギリアンの住処―

[ちなみに、リンダの埋葬には金は出ないと、そのあと告げられていた。
 なんでだ?と言ったけど、受けてくれるか?といわれて、するだよ、と答えた。]

 ――…サービスだべ。
 でもなんでだ?

[そして、その理由は翌朝訊くことになる。>>#2]

 ああ、

 だがら、もう、埋葬は必要ないだが?
 そんなごどないべ?


 おでは、ずうとここで墓掘りするがら…。

(102) 2010/07/03(Sat) 08時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>101

[ピッパが訪れたのは報せを聞いた後だった。
 作業している手がか細い声に止まって、ぬっと振り返る。]

 ――…なんだべ?
 今日はこの後、仕事があるだがらな。
 話は早くすませてぐろ。

[彼女がその依頼主とはまだ知らずに。]

(103) 2010/07/03(Sat) 08時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>104

[ぼそぼそと喋る女性の言葉に合点が言ったように反応した。]

 ああ、聞いてるだよ。リンダって羊飼いの娘っ子を眠らせてやらんどあがん。
 そっが。おまさんが場所知ってるのが。
 村長にきがないがんと思ってたがらありがたい。

[すると、大男はずん、と立ち上がった。]

 じゃ、いくだが。案内しでくで。

[ピッパに道案内を頼む。
 途中教会にも寄ると、その倉庫から簡素な棺も抱えて……一緒に森に向かった。]

(105) 2010/07/03(Sat) 08時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

―森の中・朝もやに微笑む少女の前で―

[案内された先、そこには、とても美しい、遺体があった。]

 ――……ああ、この子だべな。
 そうが………いい貌だべ。

[それは長年死体を見てきての感想。褒め言葉であるが、伝わるかどうかはわからない。]

 よがったよがった。若い娘さんだどきいてだがらな。
 つらそうだったら、辛いだなっと思ってただ。

 よがったよがった。
 この子はよがったな。

[そして、しばらくはぼんやりその様子を眺めたあと、そっとその横に棺を置いた。]

 じゃ、眠らせてやるだがな。花でもちぎってこねが?

[ピッパには棺に花でも入れないかと…。]

(108) 2010/07/03(Sat) 09時頃

墓堀 ギリアンは、漂白工 ピッパの前でリンダを棺納める。

2010/07/03(Sat) 09時頃


【人】 墓堀 ギリアン

>>111

 ああ、えど、おまさん、名前、なんだっけが?

[リンダの遺体にガーベラを握らせる姿を横で見つつ、名前を聞いて…]

 ピッパが。
 よかったのがな?ってなんでだ?
 こんなにわろとる、こりゃよがっだに違いねいだべ。
 あっち側に行くのに、こんな貌できたこの子は幸せだがや。

 それがあんたの為したこどなら、あんたは偉かったべ。

[リンダの遺体に花が添えられると、じゃ、一旦閉めるだ、と蓋をする。
 それをまた軽々と肩に担いで、元来た道へと歩き出した。]

 別れは辛いだどもな。元気ださないがんど?
 あんまりそれで心さぐど、死者は迷ってしまうがらな。

(112) 2010/07/03(Sat) 09時頃

墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 09時頃


墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 09時半頃


【人】 墓堀 ギリアン

>>115>>116

[ピッパが後ろで嗚咽をあげているのはわかってはいたが、振り向きはせず…

 そして、行く道すがら、掃除人の姿が見える。]

 ――……ラルフ、朝早くがら仕事だが?

[その貌に翳りが落ちているのを、男の片目はまだ察知できない。]

(117) 2010/07/03(Sat) 09時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>119
 ん?

[そして、投げやりな言葉で、やっとその表情に気がつく。]

 ああ、その話か……。
 まぁ、そう言ってるだなぁ。

[棺おけを担いだまま、ラルフを見やり……ため息をついたが……。]

 っでごどは、暇あんだな?じゃ手伝ってくでろ?

[棺を指す。]

 一人だと、ゆらゆら揺れすぎでかわいそうなんでな。
 あと、埋葬もきでぐれるど嬉しいだな。

 ――……どだ?

[あがるキセルの煙はどう動くか。]

(120) 2010/07/03(Sat) 09時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

 じゃ、行くだな。

[ラルフが支えてくれれば、棺おけは安定した。
 墓地へ、あとは無言で歩いていく。

 朝の空気は澄んでいて、病魔のことなど嘘のようだ。
 いや、実は嘘ならいいと思う。]

 んじゃ、今から掘るがら。

[墓地の一角、手を合わせてから、慣れた手つきで土を掘っていく。
 その間、棺おけの蓋は開け、気がつき訪れる人物がいればリンダと会えるようにしておいた。

 掘りながら、口づさむ祈りの言葉。
 それは低く響くものだけど。]

(123) 2010/07/03(Sat) 10時頃

【人】 墓堀 ギリアン

―墓地・リンダの墓になる場所―

[それから、リンダの埋葬をする間。
 訪れる者には礼を。

 小鳥は、普通に鳴き、
 空はいつもの色。

 その儀が終えるまで、男は丁寧に仕事を続ける。]

(124) 2010/07/03(Sat) 10時頃

墓堀 ギリアンは、仕事をしながら、ピッパとラルフの会話を小耳に挟んでいる。*

2010/07/03(Sat) 10時半頃


【人】 墓堀 ギリアン

 ――…じゃ、これで埋めるだよ。

[最後のお別れをピッパやそこに来た参列者に促し、終われば、土をかけていく。
 そして、すっかり埋めてしまったあと、簡素ではあるが、小さな墓標をたてた。]

 これは、おでからだ。
 そんなにいい奴は用意できなんだがな。

[そう、男も、ここに残ると決めた以上、
 もう、金も、貯める必要はない。]

 まぁ、話が本当が嘘がはわからんが、
 ――……病ってのは、忍び寄るもんだだなぁ。

[そして、背中を向けて小屋へ帰っていく。
 ついてくるものがいれば拒みはしない。]

(136) 2010/07/03(Sat) 11時半頃

墓堀 ギリアンは、漂白工 ピッパどうしたべ?と小屋の中から振り返った。

2010/07/03(Sat) 12時頃


【人】 墓堀 ギリアン

>>139

 ――……?

[一瞬、ピッパが何をいってるのかわからなくて、沈黙する。
 ただ、出るつもりはない。その言葉は、つまりは……。]

 ああ、ええど……。
 あんだは若い娘さんだがや?
 その娘さんが、残りの時間を墓地で過ごすのはどうだが?と思うだが……。

[だけど、その眸がまっすぐこちらを見てくる。
 それには、カリ…と頭を掻いて……]

 その、何でそげに考えだが教えでもらえるがな?
 それで、もっがい自分で考えて、それでも考えが変わらないなら、

 ――……おでは構わんよ。

[そう返事をする。]

(140) 2010/07/03(Sat) 12時頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>141>>143

[ピッパの様子には、そが…とつぶやいて…]

 ほだら、手伝ってくでるといい。
 時間はおまさの好きで任せるだ。

 いつ家にかえっでも、出かけでもええ。
 逆に居たいなら、いつでもいるがええ。
 小屋のもんも自由に使えや。

 ああ、昔、墓守の子がいだがらな、大きさ合うがわがらんが、服とがも勝手に漁っていいだよ。そして、奥の部屋のベッドはおまさが使え。どうせ、おではそこでは寝てねぇだし。
 おまさが寝てる時はそごには入らないだよ。安心しろだ。

[そう言って、ほいじゃ、とバケツを差し出す。]

 とりあえずは、墓石に水かけてやってくでだべ。

[そういって、へったくそな笑いを零した。**]

(146) 2010/07/03(Sat) 12時半頃

墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 12時半頃


 ねえ、あなたは何を望む?

 あなたの大切な人が――。
 死から逃れる事のできない、その日に遭遇したら。
 共に行く事を望む、かしら?

 それとも、その人を看取って――。
 短くとも、その死を悼んであげたい?

[共に生きる選択は、病の蔓延を告げられたこの村では、ほぼ難しいけれど。

自らに出来る、ことを。死の馨を纏わせた女は、そっとソフィアに告げて――**]




 これは私の進化の過程の一頁です。

 


 生まれてから、23年。
 私は初めて自分の足で立っている感覚に気づきました。


 ねぇパパ、ねぇママ。
 私は恋をしたんだよ。


 一人で息をするのがつらいから、
 あの人と一緒に呼吸をしたいと思う。


 手が生えました。
 人に触れたいと思う手です。

 すっと伸ばすと、あの人に触れられそうだった。
 なのに何故だろう。

 この手はあの人を包みたいのに、
 傷つけるナイフに変わってしまうんです。


 触れれば触れるほどに傷を付けて、
 あの人を殺してしまいそうだ。

 じゃあナイフを放つその前に
 あの人を殺してしまおうか。
 それがあの人の心を傷つけずに済む方法じゃない?


 そんなの厭だ。


 一層、二人息絶えて。
 何もかもを失ってしまうべきなのでしょうか。

 だけど、私は進化する。
 私はまだ、進んでいく。

 あの人を失っても、私は未だ終わらない。


 
 だから 私は生きたい。


【人】 墓堀 ギリアン

―墓地・ギリアンの住処―

[ピッパが奥の部屋に入っていく。
 しばらくしても出てこないので、少し覗けば、眠っていた。]

 ああ、疲れたんだべなぁ。

[病気のことは知らず、そのまま、寝かせておこうと、自分は墓地に出た。]

>>178

 おお?いいだよ。

[そして、墓地の手入れをしていると、ペラジーが馬に乗ってやってきた。
 そいつの面倒をといわれたので、そのまま、つなぎ、毛並みをなぜて落ち着かせている。]

(198) 2010/07/03(Sat) 17時頃

墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 17時頃



 そう、あなたは生きたい、のね。

[その言葉を聞けば、それ以上は今は語る事無く。
静かに、彼女の進化を、歩む道を見守る事を決めた。]


【人】 墓堀 ギリアン

>>203

 ん?

[ペラジーが駆け出していってしまうのを見て、
 瞬時吃驚するが、

 馬はとりあえずそのままに、落ち着けば戻るだろうと思った。]

 あ?ごっがら出てくだぁ?
 しだら、墓は誰が掘るだよ。

[コリーンの問いにはシンプルに返す。]

(204) 2010/07/03(Sat) 18時頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>208

 ああ、この村に来た理由が……。
 いや、知り合いがよ。住みやすい村だど薦めるもんでなぁ。

[その質問には少しばかりそっぽを向いたあとに答えた。]

 行くアテもながっだし。
 じゃ、一度行ってみるべってぎだんだな。

 そしたら、腹減って倒れてしもうで。
 ほいで、それがらずっとここにいるだよ。

[銀髪の女の綺麗な顔をちらっと見て言った。]

(211) 2010/07/03(Sat) 18時頃

 だけれど、

 もしも、


 "その時" が 在るならば

 私など切り捨てて下さい。


 それも、私の、願いです――――


 ”その時”

 あなたがどの道を選択するにしても。
 あなたが何を望むにしても――…。

 私が、その時に生きていられたら――…。


 あなたの希望に添うように、するわ。


【人】 墓堀 ギリアン

>>216

 いや、奴ならば、そりゃ悲しむだがな。
 きっと、

 それでも「最後に居たい場所」はそこだべっでいっでだなぁ。

[と、つい、そんな言葉を漏らす。
 それがそいつの決まり文句であることは失念して…。]

(219) 2010/07/03(Sat) 19時頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>214

[駆け寄ってくるペラジーには、構わないといった仕草で、]

 いいだんべ。馬は好きだがらなぁ。
 でも、乗れないけんどもな。もっと丈夫な奴でないど。

[そんな冗談を交えつつ…。]

(220) 2010/07/03(Sat) 19時頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>222

 ほう、そうだが。
 でも、おで、お前んどこの主にはええ顔されねだ。
 ほら、よそもんは嫌いだど?

 まぁ乗っても、おでは目も耳も駄目だがらなぁ。
 下手するとおっごっで、馬も駄目にしちまうだ。

 ペラが乗ってるのをみで、楽しんでるだよ。うん

[どことなく、元気のなさげなペラジーにはそう返してから…]

 ああ、そだ。馬乳酒はおめだで?ありがとうな。

[その礼も言った。]

(225) 2010/07/03(Sat) 19時頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>224

 あー……

[そして、女の真摯な眸に、今まで隠してたことがあっさりバレたことを知るのだった。]

(だども、あと少しのっでのが本当なら……)

[そう、もう隠すこともないのか?とも思いながら……。]

 ――……あ、ああ、いいだよ。
 おでは。う、うん。

[それでも少しどもり気味になって…。]

(227) 2010/07/03(Sat) 19時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>226

 そがそが。

[ペラジーから自然が笑みが出れば、うむうむと頷いた。]

 いっづもペラジーには世話になってるだ。
 っていうか、そうか、牧場主さんは、街にいっただか。
 じゃ、世話は一人でするだが?
 大変ならいっでくれればええ。

 ああ、もしくはラルフが暇そうにしてただ。
 彼に頼むのもええんでないがな?

[そう提案する。]

(229) 2010/07/03(Sat) 19時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>230

 そが。野に放してるなら、ええだな。
 うん、淋しいごどだどもな。

[そして、ギリアンこそ…には、微妙な顔をする。
 墓掘りの仕事が多いのは、


           考えるまでもない。]

 まぁ、んなごど考えずに、
 まだ、病で死んだ奴いんのが?

 もしがして、デマかもしれねぇだよ。

[それが気休めだとわかっていても、そういわざるえなかった。**]

(231) 2010/07/03(Sat) 19時半頃

ヴェス。
愚図ってても、死んじゃうんだろうけど。



私には、何もできないよ。
セシ兄は、私のこと、見てないもん。


私は、ヴェスみたいに。

まっすぐに気持ちを伝えることなんて、出来ない。


どうすればいいか、わかんないもん。


だから 諦めるのか?

だったら 厚意に あぐらでもかいてればいいさ。
言葉じゃなくても 出来ることくらいあるんじゃないのか?

モラトリアムは 長くないぜ


─…っ

[心で呟いたことに、返事が返ってくるとは思わなかったから驚いたものの。
何故、と思わなかった自分もいて。]


…諦めたく、ない。

私のこと、見てなくても、子供扱いでも。
セシ兄に、笑ってて欲しい。

…ありがとね、ヴェス。

ヴェスも。諦めないんだね。


さて――

[聞こえるということ、伝わるということ。一呼吸の間にどうでも良くなって]

どうだかな。
願っても動いても叶わないことは あるからな。
要は 自己満足出来るかどうか それだけだ。

だから――礼を言われる筋合いはない。

[いつものようにざくりと切り捨てて]

まぁ――脈はなくもないんじゃないか?

[皮肉るように言って話を打ち切った]


うん、それでも。
ありがとう、ヴェス。

脈?
─…ないよ、絶対。

セシ兄があのひとのこと、忘れるわけないじゃない。

[もう話す気はないだろうヴェスに、それでも礼を言って。
儚い笑みをたたえたまま、彼の言葉を否定した。]



 私は何を誤っているのだろう。
 


 好きなのに、こんなにも大切なのに
 私の言葉はナイフになってしまうんです。

 器用な恋愛なんて出来なくて。
 いつもいつも、付き合った人を捨ててきた罰なのでしょうか。


 甘い誘惑でもなく、
 快楽でもなく、

 もっともっと純粋なものが私には分からない。


 腫れ物に触るように接するなんて誠意が無い。

 私は正直です。何処までも正直です。

 そう、私が正直になればなるほど、嫌われてしまう。



 もう、一層―――死んでしまいたい。
 


 そんな、絶望感に、苛まれています。

 だけど、私にとってピッパという人はとても大切で。

 大嫌いな私が死んでも泣いてなんて呉れないかもしれないけれど

 それでも…――


 もしも、万が一
 
 ピッパさんが私を亡くしたことで悲しむこと

 その可能性がある、限りは

 私は、未だ、死ねない。



 私は……

 私は、

 何を、誤っているんだろう。
 


 パパ、ママ。
 はじめての恋で、めげそうです。

 だけれどパパとママが病に苦しみながらも
 最期まで必死に生き抜いたことを忘れない。

 私も苦しみながら、もがきながら、
 大切な人の幸せを――**


【人】 墓堀 ギリアン

―墓地―

[コリーンとまたに話をといわれる。]

 ―……ほいじゃ、ここじゃないどごで、話すがなぁ。

[そう言っておいた。
 どうやら、ペラジーの主のように、村から出た者もたくさんいるらしい。
 普段は、この容貌もあって、あまり村の主だったところには行かないようにしていたが、
 そんなに人がいないのであれば、いまさら遠慮しても仕方ないだろう。]

 ペラジーの牧場もあとからいっでみっがな?
 今は、主はいないだに、ペラジー牧場だべ。

[まだ残ってたペラジーにはそんな言葉をかけて、また仕事に戻る。]

(384) 2010/07/04(Sun) 08時頃

【人】 墓堀 ギリアン

[それから、ピッパが起き出す前に、また墓地には違う客がきていた。]

 ――……何だ?どうただが?サイモン?
 おま、村に残っただがが。
 ん?どうせもう感染してたら、外にいっでも同じ?

 まぁ、そうだな。
 だったら、どうせなら、村で今までやれながっだごどする?

 ――……おま……何する気ぃだ?

[元々陰鬱で、墓地にも人のいないところの散歩、霊とあえないかとやってくる男だ。
 なんだか、その眼は危ないものを映しているようで、心配になった。]

 あー、ちょっとまで。
 おでも行く。

[明らかにおかしいサイモンの様子に心配になり、変な笑いをたてて歩く彼の後を男は追った。**]

(385) 2010/07/04(Sun) 08時頃

墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 08時頃


[何処からか響く声が、砕け壊れた魂に響く。]

 あなたは、立派よ?
 逃げなかったんですもの――。

 真っ直ぐに向かったんでしょ。

 思うところを、気持ちを伝えるため、に。


 私は逃げた、卑怯にも、自分の気持ちを隠して逃げたの。
 好きだったの、愛していたのに。



 怖かった、から。


 逃げた結果――。





 生まれたのは、別れ。

 あの頃に戻って、自分を変えたいと。

 何度後悔の涙を流したかしれない、わ。



 そして、私の死は直ぐ其処まで迫っている。
 私の心は壊れたまま――




 10年以上も
 深い深い疵を負った心の底で。

 ――時を止めたまま眠っている。


 でも、あなたは――。
 勇気をもって、想いを告げたの。

 
 最期まで生き抜くために――。

 最期の時を後悔しない、ために。


 それは――…。
 とても、大切なこと。



 あなたが、生きた証、よ。


 あなたの想いが届いて、――…。
 少しでも、あなたのために。

 大切な人が心を動かしてくれる事を。

 私も祈る、わ。






 あなたは私の鏡のような存在だから――…。


.



 あは、
 あははは、
 あははははは!!
 
 ―――、っ

 あははははははははははははははは!!!
 


【人】 墓堀 ギリアン

―村のどこか―

[サイモンは不気味な笑いをあげながらふらふら歩いていく。]

 おま…どこいくだ?あ?

[やがて、村の一軒、の家に入っていく…そこが彼のうちではないのはわかる。なぜなら、戸を叩いてから、反応がないのがわかると、蹴り飛ばし簡素な鍵を壊していったのだから。]

 ―……あ?

[そのまま入っていく……きっと、もう、街に向かって旅立ってしまった家なのだろう。]

(407) 2010/07/04(Sun) 18時頃

【人】 墓堀 ギリアン

 サイモン……何してるんだべ?

[止めればよかったのだろうが、
 今の事態とサイモンの様子に呆気に取られ、そのままサイモンが出てくるのを待っている。

 やがて、家の中で何か大きな音がした気がした。何か殴ったり蹴ったりしている?
 誰かいたのだろうか、とどきどきする。
 少し躊躇ったが、しょうがなく、家の玄関に手をかける。]

 サイモン?何してるだ?あ?

[それでも音は止まず…入っていくと…。]

(408) 2010/07/04(Sun) 18時頃

【人】 墓堀 ギリアン

 な、何してる   だ!!

[そこには、家の中で一人暴れまわるサイモンの姿があった。
 どうやら、この家には彼の嫌いな奴が住んでいたらしい。
 誰もいないのを見計らって、中に入り、散々荒らしまわっていたのだ。
 その部屋はリビングだったらしい。
 だけど、床にはモノが散乱し、カーテンは破け、サイモンは鉄パイプみたいなものを振り回している。]

 ――………ッ

[近づくのも危なくて、本当にどうしていいかわからなくなると、サイモンはまた笑いながら、罵詈雑言を唱えて別の部屋に移動していく……。]

(409) 2010/07/04(Sun) 18時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

 さ、サイモンッ

[とりあえず、部屋に誰もサイモン以外はいないのを確認して、その姿がどこにいったか探す。

 途端、どこかで破裂音が鳴って、大きな巨体をビクリとさせた。



 そう、思いだしたのは、過去、自らが巻き込まれれた爆発……。
 それから、敵の捕虜になって…の、
 思い出したくない、過去…………。]

 ――……ッ

[頭を振り、音のほうへ向かう。]

(410) 2010/07/04(Sun) 18時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

 あ……

[そして、とある部屋で、火のついた暖炉に酒瓶や、燃えやすいものを放り込んでいくサイモンを見た。

 爆発した火はあっというまにそこらへんを燃し始める。
 サイモンはやっぱり笑いながら、まだ燃えろとモノを投げ込む。]

 こ、コラ……あ、あぶな・……

[また大きな音が鳴った。一瞬眼をつぶるが、そうもしている間に舐めるように火が広がる。]

 わああああああ

[あとはよく覚えていない。
 とりあえず、サイモンの襟首を掴み、必死に逃げた。
 とにかく、家の外へ、外へ……。]

(411) 2010/07/04(Sun) 18時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

―サイモンが火をつけた家の外―

 あああああ

[そして、サイモンを引きずるように、その家の外に出たあと………その家が燃え上がっていくのをガクリと膝をついてみていた。]




[茫然としている間に、サイモンはまたどこかに笑いながら去っていく。]

(412) 2010/07/04(Sun) 18時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

 ああ、眼が…耳が……痛いだ………。



[そして、蹲って頭を抱える。
 痛む……。



             もうないはずの右目と右耳が。
             それは幻痛《ファントムペイン》**]

(413) 2010/07/04(Sun) 18時半頃

墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 18時半頃


墓堀 ギリアンは、漂白工 ピッパに話の続きを促した。

2010/07/04(Sun) 19時頃


墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 19時頃


[サイモンがあげた狂気の哂い声――。

でも、女の耳には、
それとは別の、狂ったような女の哂い声も届いた気がして――]

 ――…。

[周囲を見渡しても、女の姿は見えない。

何処か痛々しく感じる女の哂い声が、ただ耳に残った――**]


【人】 墓堀 ギリアン

>>415

[痛さに蹲っていると、誰かが声をかけてくれて、
 はっと我にかえった。]

 ああ、ああ、


          いや、大丈夫だど……。

[来てくれたコリーンにそう声をかける。
 でもその顔を見て、同時に思い出すのは……


 その時に死んでいった


            奴の顔……。]

(416) 2010/07/04(Sun) 20時頃

墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 20時頃


墓堀 ギリアンは、やはり痛みに顔を覆った。

2010/07/04(Sun) 20時頃


墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 21時頃


【人】 墓堀 ギリアン

>>417

[そして、大丈夫大丈夫を繰り返してから、]

 ――…ああ、サイモンが…

[そう漏らす。
 辺りを見回し、その姿を探すけど、
 もう、彼は>>421>>422現場からは立ち去っていた。]

(423) 2010/07/04(Sun) 21時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>425

 ああ、サイモンが……。
 何か、暴れでな……。

 わがらなぐもねぇが……。
 ああ、ごごは離れるだ。
 密集しでるどごじゃなぐでよがった…。

[コリーンの言葉に頷いて、よろりと立ち上がり、その場を去ろうと…。
 背を撫ぜる手にはありがど、とつぶやいて…。]

(426) 2010/07/04(Sun) 21時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>428

 ああ、もう人もいなぐなっぢまっだな。

[コリーンが周りを見回すのに頷いて……。]

 残っだ奴はどれぐらいがな。
 病気で死んでるやつはまだ知らねが……。

[村のメインストリートを目指して、コリーンと歩いていく…。]

(430) 2010/07/04(Sun) 22時頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>437

 ああ、静かだべ。
 火事でも野次馬がこねぇ。

 本当に、この村はしまい、なんだなぁ。

[それは、なんともいえない感じで。]

 ――……ああ、明日だが。
 わがっただ。

[コリーンから、明日教会といわれれば了承を示し、メインストリートまでたどり着けば、後ろの黒煙を彼女とともに眺めた。]

 もう、しなぎゃいいけどな。

[どこかにいったサイモンのこと、そう心配しつつ…。**]

(441) 2010/07/04(Sun) 22時半頃

墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 22時半頃


 鏡…―――

[ぽつ、と呟く。
 彼女の言葉に対しての、感想が、喉元で引っ掛かる]

 貴女は、

 つらかった、でしょう。

 ぶつけようの無い、想いを抱えるのは

 とても残酷だわ――


 ある妊婦が、隣の魔女の家のラプンツェルという果実を
 食べたくて仕方なくて、
 夫は「ラプンツェルを食べさせなければ死んでしまう」と
 魔女に乞いました。


 魔女は生まれてくる子と引き換えに、
 ラプンツェルを好きなだけ食べて良い、と言いました。
 そして生まれてきた子は、魔女に浚われてしまいました。


 子はラプンツェルと名付けられ、
 外に出られないように、塔の上で育てられました。
 魔女はラプンツェルの長い髪を伝って、塔に登り
 それが魔女とラプンツェルの会う唯一の方法でした。


 ある青年が、ラプンツェルの髪を伝い、塔に登りました。
 二人は一目見て、互いに惹かれ合い、何度も逢瀬を重ねました。
 口付け、身体に触れ、深みを知る。
 背徳的な逢瀬。


 ラプンツェルが子どもを孕んだと、知り、
 魔女は怒り狂って、ラプンツェルを塔から追い出し
 遠く遠くへとやりました。


 青年はラプンツェルの行方が分からず、
 絶望して塔から身を投げ
 失明してしまいました。


 それから暫しの時が経ち、
 ラプンツェルは、双子の男女と一緒に暮らしていました。


 青年は、ラプンツェルと再会し、
 ラプンツェルの流した涙によって、
 青年の目は奇跡的に再び光を取り戻しました。


 そうして二人は、しあわせに、なりました。
 めでたし、めでたし。



 ……とってつけたようなハッピーエンドね。
 世界はそんな風に幸せに巡る筈が無いのに。

 ラプンツェルが子を孕んで
 青年が失明して
 かなしいかなしいおしまいにすればいいのに。


 貴女も、そう。

 姿を消して、
 互いの居場所も分からずに、
 絶望して、
 後悔して、

 ……世界の全てがハッピーエンドになるわけがないのだわ。





 そうと分かっていても
 無慈悲な世界に生きても、
 それでも、

 幸せを願うのが、人なのでしょうね。
 此の物語を幸せに終わらせた、著者のように――。


[残響が掠める哄笑には、唯]

 ―――…。

[瞳に陰りを落とし、その眸を細めるだけ]


 幸せな、終りは――
 望んでも手に入れられないわ。
 
 それを望んでも、得られるのはほんの一握りの人だけ。
 多くの人にとっては、それは儚い願い。

 いいえ、一握りの人にとっても、他の人からみれば幸せなだけで――。

 本当は幸せではないのかもしれない、わね。


 でも、縋ってしまう。


 最期だから、特に――。

 幸せな終りを……。


 幸せなんてものは
 憧れる為に在るのかしら。

[ぱちり、と、瞬きをした]

 縋ってしまう、か。
 そうね。

 ……そう。

 なんだかんだ、言っても、
 それを望んでしまうのね――


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