人狼議事


224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜

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  『…ケイト、ドロテアさんと先生の話、聞いてて。』

[音を介さず頭の中に響く声。
立ち去る間際の彼の目が、自分の眼球のもっと奥を見詰めているのが分かる。
自分と彼の思考が繋がってしまっている。
それが『どういう』事なのか、少女にはもう分かってしまっていた。

時折脊椎を駆け上がって、強制的に介入する、他人の意識。
それがおそらく「雪鬼に憑かれる」という事なのだろう。
つい先刻まで夢だと思っていた全ては、おそらく曖昧になった記憶の断片で。
認めたくはないけれど、すべて、現実に起こった事なのだ。]

  ねえ、……シメオン。

[その場を去った彼に、囁いてみる。届くのかどうかは分からない。
けれど、どうしても、どうしても、不安に思う事があった。
本当は駆け寄って、彼の瞳を見て確かめたい。けれど、そうすることが今の状況を悪くするのが分かっているから。]


  あなたは、私の声を聞いてるあなたは、『シメオン』なのよね?

[私が知ってる、私を知ってる、あなたなのよね?

祈るような気持ちのその問いに、果たして答える声はあったのか。]**


【人】 賭場の主 ヨアヒム

―ヨアヒムの部屋―

[お気に入りのナイトキャップはじっとり湿っており、脱ぎ捨てると同時に不愉快さで顔をゆがめた。]

全く、何なんだ!何なんだ!!何が雪鬼だ!!

[毒づきながら寝間着を脱ぎ捨て、ブラウスにジャケット、ズボンを履く。懐には念のために護身用の小型ピストルをそっとアランにも悟られぬように忍ばせた。]

―――とにかく、ここには殺人者がいる。
その殺人者は、何だ、よくわからないがケツを凍らせて相手を殺す。
それで宿の主人は殺された。外は猛吹雪で出られない。

[自分がパニックの中で得た情報を独り言めいて呟く。]

(160) 2015/05/28(Thu) 19時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

何だ、尻が凍るって!?

[意味不明な死因に思わず声を荒げた。]

(161) 2015/05/28(Thu) 19時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

それで―――何だ?アランは何やら相手を見透かす能力があるとかないとか。

[粗悪なヨアヒムの能力が回転を始める。

村の者たちのいう「能力」が実在するかどうか、それがでっち上げかどうかを自分が推し計る方法は全くない。
逆に言えば殺人者が嘘をついていてもこちらは全くわからないという訳だ。

昨日の夜のことを考える。
宿の主人と諍いを起こした人物。トラブルとなり相手を殺しそうな人物。]

(162) 2015/05/28(Thu) 19時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

[そこで何かに思いあたり、ヨアヒムは顔を上げた。]

―――まずい……まずいぞ。

[そうして勢いよく扉を開けると転がりそうな勢いでまた階下に向かって走る。

この村の人間は排他的だ。
もともと村の人間だったアランならともかく、よそ者の自分は真っ先に村人たちの疑惑の、疑念の対象になるのではないか。
そして―――あの長髪の恐ろしい男や他のものも言っていた、処刑という言葉。
それらから察するに。]

わしはやってないぞ!!!!わしは!!!やってない!!!!!

[おびえた表情でヨアヒムは酒場で叫ぶ。
彼らの見えないものへの殺意が自分に向かうことを何よりも恐れたのだ。]

(163) 2015/05/28(Thu) 19時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

[だからと言ってヨアヒムに自分が殺していないという証明はできない。
そんなもの悪魔の証明だ。その程度ヨアヒムでも理解している。
ではどうするか、それは簡単だ。自分が今まで政界をのし上がるために行ってきた行為と同じだ。

ぐるりと見渡して、先ほどヨアヒムを人間らしいと言ったばかりの>>74若い傷だらけの女に指を差す。]

わしは―――あの女が夜中に部屋を出るのを見たぞ!
厠に行った時だ!

[―――自分よりも疑わしい者、悪を作ればいいのだ。]**

(165) 2015/05/28(Thu) 19時半頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

わしは見たことを言ったまでだ、それに厠くらい行ったらいかんのか?

[掴みかかろうとした黒髪の男>>166にそう吐き捨てる。]

犯人であるわけがない、というがそれはどうしてだ?
客観的な証拠はお前の言うとおりわし同様その女も持っていない。
そもそも、尻を凍らせることを「知らないふり」だってできるだろう?

[内心醜く笑う。今ここで結論づけなくてもいい。疑惑の芽を他からも育てるだけでいいのだ。]

そもそも、その雪鬼がいたとして、だ。それは一人とは限らんじゃないか!
もしかしたらお前たち二人が共犯の可能性だってあるわけだ。

[そう言って周りを見れば、ヨアヒムたちに注目するものはどれだけいただろうか。]

人数もわからない、いつ殺されたかもわからない、じゃあ気付いたこと思ったことを言っていくしかないじゃないか、そうだろう?!

[あくまで表面上は恐慌を装い、しかし頭の中はフルスピードで回転させる。
どうすれば、自分は助かるか。]**

(171) 2015/05/28(Thu) 20時頃


[ 殺さなければ。


脅迫概念のように頭に渦巻く一文字を打破する声があった。 ]


  俺は、……俺だよ。

[大衆の前で言葉を浴びせながら、胸の内で囁く。
意図などしていないのに掠れた声色は自分の精神状態に影響しているのだろうか。分からない。]

  ………なぁ。

[ ケイト。


あれ程、馬が合わないと思っていた人物に呼びかける声は情けない。]



  お腹が、……空いたんだ。


[何でだろう。

絶望に呟きは溶けていく。
やり切れなさの混ざった囁き。

虚栄心の合間に潜り込む思考は爪先から忍び寄り、嗤った。]


  『 キミの聞いた“おはなし”を教えてよ。

    今日は誰を仕合わせに仕立ててあげよう? 』*
  


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[村の者たち同士に多少は疑いの種を捲けただろうか。
そう内心ほくそ笑んでいると、金髪の男が何かひも状のものをちらつかせる。>>180
しかしヨアヒムには心当たりはない。]

―――なんだその紐は?

[挑発的にちらつかせられたそれを視認するが、今一つ要領は得ない。
キョトンと見つめるが、何かのコードのようだ。]

そもそも―――お前も雪鬼を実際に見たのか?

[何か意図を感じた言葉にはあえて質問を返した。]**

(181) 2015/05/28(Thu) 21時半頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

狡賢い、か。

[若者らしい言葉に醜く口元を歪め、言葉を続ける。]

―――お前はこの村のものか?

[侮蔑するような笑みを浮かべながら。]

本当の狡賢さとは、何も知らないふりをすることだ。
お前の知る範囲の人間がお前が思った通りの人間だと自信を持って言えるのかね。

[種を捲く。種を。]

わしはこの村の人間など一人も知らん。
この殺人は、自分以外の全員が自分に敵意を向けて仕組んだものかもしれんのだ。
分かるか小僧、わしのような身分の者はそういう事柄に晒されるんだ。

[そのためにモスクワを放逐されてこんなことに巻き込まれているのだ。同じ轍を踏んではならない。それがたとえ汚いやり方だとしてもだ。]

(192) 2015/05/28(Thu) 22時頃

  『 ────みつけたわ、「あなた」。 』


[ざらざらと思考のノイズがまた背後から忍び寄る。

能力者。邪魔者。
目の前の洗濯婦を見詰める視界が赤く染まってゆく。
最初の頃のように、割り込まれたという感覚は無かった。混じり合い、端から、溶け合っていく、感情。]

  『 能力者は、ご婦人よ。
    ──でも、ね。小賢しい、せんせい。
    コレも、生かしておいては、きっと邪魔だわ。 』


[とろとろと、蜜のような甘さで謳う声。
どうする?「あなた」の、望むまま。

けれど、ざらつく獣の感触は、ふいに聞こえた弱々しい声に一瞬で霧散した。

ケイト。名前を呼ばれる。お腹が、空いたんだ。

なんて悲しそうな、やり切れない声。
空気を震わすことなく伝わる筈の声なのに、少女の唇が戦慄く。シメオン。]


  (……私は、お姫様なんかになりたいんじゃ、ない。)

[彼には伝えない言葉と、決意。]

  あなたは、どう思う?
  真実に一番近い誰かに──今夜、『会いに』いきましょう。

[それが、彼女の意思で吐かれた言葉だと知るのは彼女だけ。]*


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[ふと、ヨアヒムは気付いた。]

そう言えば―――あの長髪の男は?

[この場にいない人間が数名いる。
あのいけ好かない長髪の男に、あと誰がいたか。少なくとも数人足りない気がする。]

(205) 2015/05/28(Thu) 23時頃


[ そう。

“何も知らないふり”をしている。 ]


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[苛立つように装いながら、ヨアヒムは席を立つ。]

―――ともあれ、わしは殺人鬼がいるかもしれない場所にはいたくないぞ。
さっきも言ったが、その女、わしは怪しいと思っとる。

[疑惑の先は一番弱そうなところ。そして、誰かと繋がっていそうなところ。
包帯姿の女に目を向け、そして部屋へ戻ろうとする。
誰かがそれを諌めたとしても、恐らくは一言二言交わして部屋に戻ろうとするだろう。

……もし彼が、ここにいる全員に殺意を向けられたら別ではあるが。]**

(217) 2015/05/28(Thu) 23時半頃

賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2015/05/28(Thu) 23時半頃



[ 唐突に紛れ込む声はもうすっかりと耳に馴染んでいた。

周囲の喧騒が何処か遠くに聞こえる。
脳に直接語りかける音に瞬きをやめた。]

  『 …そう。「先生」……? 』
  あの人は“昔から勘が鋭いから”。

[ どうしようか。
 「キミ」の望むままではあるけれど、その情報を知り得るのは、婦人が能力者だと知るのは、当人と先生と───キミだ。]



  『 本物かどうかは分からないけれど、肌に触れただけで人かどうか見極めることのできる男もいいんじゃないかな。 』

[大衆の前で公言した男だ。
その分、失敗するリスクもかね揃えてはいるけれど。

意識がしっかりと附着する間際まで、鬼は嗤っていた。]



[憔悴仕切った声は弱々しい。
誰かを疑うばかりで、変に視線を集めてしまっただけに思える。

このままなら、遅かれ早かれ命を落とすのは、]

  ………情けないな。

[ケイトの反応に薄ら笑い。

地につく足は冷えてきている。
緊張によるものなのか、それとも雪鬼としての能力によるものなのかは分からなくなってきている。 ]

  ………『 先生にご挨拶に行こうか。 』

[答えてから、息が詰まったことを自覚した。]


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[階段を上りかけて、長髪の男が現れつげた言葉>>に鼻を鳴らす。]

ふん―――いいだろう。

[そうして、恐らく誰よりも躊躇なく紙片をとり、懐から万年筆を取り出した。]

……わしは、その女―――メルヤとか言ったな。
そいつの名前を書く。

[そうやって手早く紙片に書き付けると小さく折りたたみ、シルクハットに入れた。]

これで用は済んだだろう。

(235) 2015/05/29(Fri) 00時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

[ヨアヒムが投票先をはっきりと告げたのは、策略。

恐らくこの排他的な村のことだ。よそ者に対して投票する人間が多いだろう。
場合によってはアランすら裏切る可能性がある。

―――だが、どこにだってもろい人間はいる。
そこに真実か嘘かわからない、しかし強い言葉を投げればどうなるか?

そこに生まれるのは―――混乱。


そう、彼は己の身を守るためだけに、すでに"狂って"いるのかもしれない。]**

(236) 2015/05/29(Fri) 00時頃

  [ ──────俺は雪鬼だから。 ]


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[恐らく、今日狂った村人たちに殺されなければ、明日自分に嫌疑が集中するだろう。]

アラン―――いいことを思いついたぞ。

[アランの悲痛な声>>238に振り返り。]

もし本当に貴様に人か雪鬼かを見極める能力があるなら、わしを調べたらいいだろう。
この村の人間はずいぶんとよそ者が嫌いと見える。

もしこれでわしが人間なら……少なくともお前たち村の人間の中に犯人はいると絞れるだろう?
そのよそ者の女を殺し、わしを見定めれば、残りは貴様の言う信頼すべき村の人間たちだ。
お互いに見張り合うにもやりやすいだろうよ。

[顔を醜くゆがめて言い放った。]**

(243) 2015/05/29(Fri) 00時頃

  『 肌に触れただけで、わたしたちを嗅ぎ分けるおとこ 』

[ざわり、ノイズがまた混じる。
能力者に反応しているのか。強烈な憎悪が腹の底を焼く感覚。]

  『 なんて邪魔者。はやく、はやく、──喰ってしまいたいわ 』

[赤い囁きの合間を縫って、思考する。
守護者が誰なのかは分からない。けれど、アランが公言をした以上、そこを守護する可能性は高いのかもしれない。]


  ……せんせいの、ポケットにね。
  メモが、入ってるの。
  おばさまが、魂を見分ける人だって。

[その呼び方が、彼女本来のものであったと彼は気付いただろうか。
その必要は無いのに、息を吸って、吐いて。震えを押し殺した。]

  だから、それさえ見つかれば、知ってるのは『私だけじゃなくなる』。
  大丈夫よ、なんてこと、無いわ。

[叔父を手に掛けたその日と同じ言葉で、少女は彼の背を押すのだった。]


[ ケイトの声が聞こえる。

よく知った口調は、顔と顔を合わせていない筈なのに鮮明にその人を想像出来た。

だが、表情だけはうまく描けないのだ。

自分の知るケイトの顔は、泣き顔と、怒った顔と、澄ました顔だったから。]

  ………嘘つけ。
  あんなに、泣いてた癖に。

[けれど、実の叔父の死に涙に暮れた姿を忘れやしない。

それさえも、もしかしたら嘘なのだとしても、]




  ………、ごめん。
  
[また、自分の言葉がどういった意味を放つのか、自覚していても。

ここで“知らないふり”をするのは最後だ。]


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