人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

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[本物の空は、青いのだという。
本物の夜空は、月が光り、星が瞬くのだという。
空から雨という水の雫が降ることもあるのだという。
どれも私は知らない。知らないけれど]

……ありがとう。

[フィリップが翼を羨んでいることは知っている
色を持たない私が、夜を飛んでも、きっと闇に溶けてしまうだけだと思うのに、フィリップはきっと綺麗だと言ってくれる
モノクロの私より、フィリップの方がよほど綺麗だと思うのに]

そんな日が来たら、いいと思うわ。

[来るとは思っていない。けれど、来たらいいと思う。
外の世界に出て、私が夜の空を飛ぶ日。
そんな日が来たら、フィリップに見せてあげよう。
そう、それに……]


私の翼は大きいから。
一人くらいなら、連れて飛べるかもしれないわね。

[空に憧れているフィリップを連れて、飛ぶことだって、できるのかもしれない。
もしも、そんな日が来るのなら]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 回想・第一棟 廊下 ――


[ ―――その皮膚が再び隠れてしまうのを男は酷く、もの惜し気に眺めた>>109

「危ない」と告げられたものを態とらしく、否態と知らぬふりをして、レンズの奥。かちり合ったような気のする黒目を真直ぐに見つめ返しつつ。
生物の瞳は存外、愛らしいものをしている。と、男は此処へ来て学んでいた。 真黒な瞳に泳ぐ、とある欲には目を逸らしたまま。
……かち合わせたその姿勢で、無ず痒くなるような敬称を除き名を呼ばれたなら。―――衣服の上、彼の頭を褒めるように撫でてみせたことだろう。 無論、此れもまた彼に避けられなければ、であるが。 ]

(133) 2015/07/11(Sat) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―――この格好は、……さあ。何故でしょう?

宿題にしますか?モスキート君。

[ 男は長い前髪を垂らし、また笑った。寸分、いつもと変わらない笑みである。不気味なそれに、本人は気付く筈も無く。
ひとおよぎ、と無愛想に掛けられたそれには、遠くの喧騒を耳端に収めては「また今度、」と。
……まあ恐らくは、何時にしても泳ぐ彼の姿を眺めるだけになりそうだが。

―――イエスも、マリアも無く。 ただ白亜の空間に、似合わない格好をするのは。
いつだって救いを求められる側の姿を見せ付けるように、神父でなくなった後も、衣を身に纏うのは。―――救いの無いこの地下では、歯向かっているとさえ思われることだって、あるかもしれない。異端だと言われても。 それでも。 ]

エゴ、なんでしょう。……――ああ、外。

[ …軈て近付けられたその姿>>112に、男は数度瞬きをしながら。
好奇心か、羨望か。はたまた憧れか 。 禁止事項である、外の情報を求むるのには、口元に指をあてがってsi、と声を落とした。

そしてまた、先のてのひらのように、離される体には僅少声を出し笑い。 ]

(134) 2015/07/11(Sat) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


―――外”も”歩くんです。 モスキート君。

君も歩けますよ。 ……「鮫」ならば、私の行けない所も、深くまで。


[ ―――此処に居るならば十中八九、出られないことを知りながら、敢えて光を分け与えるこの行為は。……もしかしたら、憎まれることもあるかもしれないけれども。

エゴの奥、傲慢ささえ垣間見せつつ。 それでも男は「善」であろうと、偽善を振りかざす。 ]


―――ひと泳ぎ、いずれ誘ってくださいね。

まあ私は泳ぎませんが。 ……遠くで何かあるようなので、また。


[ 男はひらりと手を振った。 去り際投げられた言葉には、ありがとうと小さく返しては。 ……そのまま、足早に其処を立ち去った。]*

(135) 2015/07/11(Sat) 01時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/07/11(Sat) 01時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 第一棟・廊下 ――

失敗、ね………。

[ 男はぼうやり、彼の言葉>>110を反芻した。 反芻して、そして目を逸らした。
彼が彼女を出した犯人と言うことは解った。…それだけである。失敗と言われる張本人と、彼の心中を測り、男はそれ以上を追求することは無かった。 ]

何、大方、お腹が空いて暴れてしまったんでしょう。
秘密棟に居続けるのも、飽きますしね。

[ ゆらり、揺らめく影をそのまま、男は唐突に泣く彼女>>111にまた足を寄せる。

―――気性が荒いとは思っていたけれども、まさか、泣くまでとは。
あまり秘密棟へ足を運ばせたことが無い分、彼女に他の管理人よりかは触れ合う機会も少ない( ように思う )。
故に生の彼女の反応は、ただただ驚愕やら、なにやら。……あまり良い気分で無いことは確かであった。

―――そう。流れた涙の意味さえ、察せないまま。 ]

(140) 2015/07/11(Sat) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


「なんで」も何も。
こうすれば落ち着くと思ったのですが……矢張り刺さりますねえ。
しかしこれだと―――まるで私が泣かしているみたいだ。

[ じくじくと刺された痛みに悲鳴を上げるてのひらを衣服に拭って、男はちょいちょいと彼女に手招きした。
……手招きして、その姿も寄って来なければ。ムリにでもその手首に触れて、食堂へと歩き出したことだろう。

彼女のそれは、「触れられた」ことへの動揺か、なにか。
勿論、傷付くことは知っていた。其処まで男は愚かでは無かった。――ただどうせ、あのままでも、誰かしらの怪我人は出ていたのだろう。 プラマイゼロ、良い落とし所だと、思ったのみ。]

……どう致しまして。

では彼女は暫く、私が。

[ ――そうしているうちに出された許可に、男はにんまりと笑みを深め返した。 その差中、頭を下げられたのには軽く此方も会釈を返し。

ハリネズミの彼女は、未だ涙をこぼしているだろうか? 随分と真直ぐに、素直に。素直過ぎるまでに動く彼女の手を引きながら。
…しかしこの仕草に抵抗があるなら、彼女に着いて来るよう申し付けつつ。 ]

(141) 2015/07/11(Sat) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

マーティンさんの枕元に今晩………”出”ますように。

[ 去り際、恨み言のような、戯れのような。 一つの「ねがい」を呟いた。 ]**

(142) 2015/07/11(Sat) 02時頃

[ 夜は梟が思うほど暗くはない。
 月があって星があって
 人里が放つひかりは 空の雲が反射して
 山に雪があれば空まで青白く照らすんだ。

 その中じゃあ、僕の持つ色は意味を持たず
 空を切り取って飛ぶ 彼女の闇は
 どれだけ映えるだろうと 思う。]

   そうだね、そんな日が来たらいい。

[ 誰にも見つからず 兄と2人見上げた夜空を浮かべて
 僕はそこに彼女の影を重ねあわせる。

 夜空を渡す、白鳥の十字の上へ重なるように
 彼女の翼が 伸びた気がして。]

   きみが居てくれたら  …僕も鳥になれるね。

[ そらへ、と 憧れを乗せた瑠璃の目が 細く笑った。*]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/07/11(Sat) 02時頃


[返ってきた同意の言葉に、私は来るとは思わない未来を思う。
そんな日が来るとは思っていない。けれど、願う自由だけは私にも許されているはずだ。
願うことは、人間にだって止められないはずだ]

……フィリップは、鳥だわ。

[私が居なくても、と言外に滲ませて。
私は、私たちはこういう生き物なのだと思っている。だから、フィリップが自分のことを欠けた生き物だと感じることは……それは、悲しいことだと思った。
百科事典によると、飛べない鳥もいるらしい。
フィリップは鸚哥だけれど、夜明け頃、第二図書室から自室に戻る時に聞こえるフィリップの歌声は、金糸雀のようだとも思うのに]

フィリップは、鳥だわ。

[だから私はもう一度、そう言った]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/07/11(Sat) 11時半頃


[ 僕を鳥だと 祈るように願うように響く声
 いつもの彼女には珍しい 力が篭められていて

 朝靄の図書室で 彼女の羽を羨ましがりながら
 その翼が本来拡がるべきだった
 外の世界の夜空の話をしたときにも おなじように
 彼女は、僕も同じ鳥だと 言ってくれた。

 あの時伸ばした手は 彼女の羽に届いただろうか。

 瑠璃の目に憧憬ばかりを乗せてしまうのは
 彼女には少し迷惑だったかもしれないけれど]

   僕も夜空に行けたら、唄うよ。
   ………鳥だからね。

[ それでもやっぱり彼女が居なければ夜空は行けないから
 小さな声には ちょっとの苦笑が混ざった。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― → 食堂 ――


……針山? ……あなたのそれは、「髪」ですよ。ジリヤさん。


[ 男は足を前に向けたまま、平生通り、低い声を落とした。
雫を零す彼女>>145に向けた視線には、まるで――そう、まるで教会で誰か彼かと接した頃のような、…まるで温い色を浮かばせながら。
後退りなど気にせずに、刺さらなかった方、無事な方で彼女の手を取っては廊下を歩み。

その体躯自体を今度は、針に及ばすとも硬直させてしまうのには、少しの笑みが零れた。 ]


(185) 2015/07/11(Sat) 19時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



私と同じ、長い髪。 ……また撫でましょうか。

[ 言いながら食堂へ着いたならば、人気の無いそこに視線を巡らせつつ。 先程同僚へやったように、扉を開け彼女を先に通したことだろう。

差中、彼女が何か立ち止まることなどがあれば、その仕草に合わせながら。
―――じくじくと鈍痛を訴えるそこを、二三衣服に撫で擦る。
誰かの「昔話>>174」など詳しく知ることもなければ、男は未だ、彼女が泣く理由など解らずに。
ただ管理人として彼女が鎮まる方法を見つけ得て、先の事を見据えるのみ。

―――そう、ただ「誰か」に求められる事柄を、ひとつひとつ。忠実に拾って行く。 ]


……お腹は空きませんか。


[ はたりと、男は食堂に飾られた数多のたべものの文字を指差した。 ]**

(186) 2015/07/11(Sat) 19時頃


―――頭を撫でれば、落ち着くんですかねえ……


―― 一間 ――

[ ひとが羽や鱗を生やせばいい、という針鼠には小さく息を漏らし笑った。獣人に獣を足すのも可能なのだろうか、それこそ“    ”みたいだ。

 ――体はともかく、その実験体の心は今度はどこにいくんだろう。獣かひとか。新たに宿った獣だろうか。
 心、と梟の告ぐそれに1つ、首を傾げた。まざりものの体に宿るのは、果たしてどんな心なんだろう。

 同じになれるわけがない、という2人の声に淡く頷く。どうしてもわかりあえないのなら、いっそ領分を分けてしまえばいいのに。]

 ああ、…あそこ。ありがとう。

[ 返る返事に秘密棟、と面体下を歪めつつ、礼を告げる。“イカレ”と称される女医の姿を見たいわけではなかったが、獣を人にするなんて考えには興味があった。*]



[ 2羽の“とり”の声をききながら。
 ひたりと水に浮くよう、“よぞら”に映るその姿を描く。
 夜のそらを縫う彼女の姿は。彼がうたう姿は。きっととても、冴え冴えとはえるのだろう。

 合間、漏れ聞こえた微かな声色には、首を傾げ微かに、かあさま、と反芻する。“かあさま”って、なんだろう。*

 ――やがてぐるりと頭を回し、声の正体を探りながら。
 これなら、ひとに見つからずこっそり相談事もできるんじゃないだろうか。――例えばそう、「自由」を得るための。

 実際反抗を図っている針鼠の彼女へと、(離れてる以上意味があるのか知れないが)視線を向けつつ。]


  ……誰かと出て行こうとか、思わなかった?


[ 首を傾げては、小柄な体を思い返す。針があるとはいえ、少女めいた体躯では限度があるだろうにと。
 ――そういえば、同じくらいの“猫”の少女もいた気がするけれど。ここでの声は聞こえているのだろうか、とぼんやり思い巡らせながら。]


[私の知らない、あるいは覚えていない、外の世界の夜空の話を聞いた時、私は知識を求めて本を読む時と同じくらい、もしかしたらそれ以上に、未知なるものに対して知識欲が満たされる充足感と、憧憬を覚えていたかもしれない。
伸ばされた手には、瞬き一つ分の驚きを示したけれど、フィリップの翼への憧れは知っていたから、そっと翼を広げてみせた。鳥籠で生きていくには大きすぎる私の翼を。
伸ばされるフィリップの腕の蒼碧や、真紅の爪を私は綺麗だと思うから。だからきっと、それはおあいこなのだ]

楽しみだわ。

[きっと、そんな日が来ることは、ないのだろうけれど。
それでも、そう返した私の声音には……そう、“幸せ”の色が、きっと微かに混じっている。そんなもの、私は知らないはずだったのだけれど。
私の翼は、一人で飛ぶにはきっと少し大きいから。
外の世界の夜空は、一人で飛ぶにはきっと広いのだと思うから。
飛べないフィリップの声には苦笑が混じるけれど、それを言うなら私は歌えない。だからきっと、それもおあいこなのだ。

――――……きっと。きっと。きっと。
そんな日は来ないのだろうと思う未来に、私はたくさんの「きっと」を重ねていく]



[         梟と鸚哥がそらを飛ぶ。 星の欠片の流れるそらで。

      その場にいれば、僕は首を擡げて彼らを見つめるのだろう。
      きらきら照らす、ひかりの舞台で、 彼らが踊るさまを見届けるのだろう。
      手元に揺蕩う水中では、 鮫が呼ばれて来るのだろうか?
      水に堕ちた月に肌を重ねて、深海のくろに夜空のくろが混ざり合うことも、あるのだろうか。

      僕は陸続きの岩場で、 空を眺めて、そのまま夜が明けるまで。―――]

        ―――――。

[ はた、と僕は目を瞬かせた。 いま僕は何を考えていたのだろう?
こてりと首を傾げると、やはり口元の機械がかちりと鳴った。

ぼうやりとした思考の奥。 隙間を通り抜けて届いた声は、―――「獣人」の脱走計画さえ、覗けるかもしれないもの。 ]

        ………。

[ 締め付けられる胸は、なんだろう? 僕はぎゅうと胸元に手を当てたまま、 引き続き耳を欹てた。 ]**


[ジリヤへと投げかけられた質問に、小さく息を飲んだ。
抗い続けるジリヤですら、ここから出られるとは思っていないというのに、その質問は、まるで]

誰かと一緒なら、出ていけると、思っているの。

[私のその呟きは、質問だったのか、それともただの独り言だったのか。
私自身にも、その境界は酷く曖昧で、だから返事が来ることは、期待していない。
声の主に、漏らした寝言を聞かれてしまっていることも、知らない]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 食堂 ――

……はあ。では、あなたは「それ」を何と呼んで欲しいのです?

[ かたり、と。男に引かれた椅子が鳴いた。
自分は先程食べたばかりなのだ。―――と言えど、既に夕刻間近な頃までには、なっているだろうか?
時計など持っていない。 男は適当に生きている。 そして腹は空いていない。 男はカウンターから珈琲のみを受け取り、その縁に口付けた。

腹が空いている>>187と言った彼女もまた、何か食事を受け取ることもあっただろうか。
秘密棟の食事はあまりよろしく無いと聞く。聞くだけで、食事そのものを見たことは無いが。 ――兎も角、端の席に腰掛けて、男は彼女に問い掛けた。 ]

(197) 2015/07/11(Sat) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



私は貴女のそれを、髪だと云う。
貴女はこれは、針山でもあると云う。

―――貴女の本心は、どちらに?

[ 意地の悪い質問だったかもしれない。
男はソーサーにカップを置いて、苦味の残る喉を撫でた。 苦い。 少しだけ、甘くしようとミルクを垂らす。

然し質問の意図は特に無く、堂々巡りになる前に、と面倒臭さの手前、適当に言葉を投げたのみ。
――また、彼女をちらと見遣り、その髪だか針山だかに、撫でた”痕”が残っていれば。ゆるりと手伸ばし、拭うこともしただろう。
…無論、先程再度撫でると言ったその時に、男よりちいさな体躯を更に縮めてしまったことを忘れたわけでは無かった。 ]**


(198) 2015/07/11(Sat) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[ ひとつ。男は軽く息を吐いた。
「問い」に黙りと音を閉ざしたその姿>>202を、頬杖を付き見遣る。
拭ったことに反抗も無いまま、されるまま為すがままのそれを、―――温もりのした、冷えた心、…神父に成れなかった所以の傲慢さが足を伸ばす 。 ]

何故でしょうねえ………

[ 己の事を聞かれるのは、今日二度目だったか。
一人は鮫君。一人は針鼠に。 自分は若しかして、獣人にとってはまるで奇異なひとなのかもしれない。――と、ひとりごちる。

そう、それは先から、離れた場所へ身を寄せた梟も、もしかしたら>>203

男は「崇拝」ではないその視線や思考に、まるで試されているような気持がした。 …まあ、今更気にすることでも無かろうが。

男は針鼠に答えるより先に、梟の彼女へ手を振った 。来た時>>201に見えたのは、溜息を吐いたような姿 。それに嫌がらせじみて、男は手を振る。笑みを張り付け、ゆらゆらと。 ……最も、無視を食らったならばそれまでである。 ]

(211) 2015/07/11(Sat) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


―――大きな怪我人が出る前に落とし所として、示したものでもありますが。

その他を言うなら………おもしろかったから。

[ 喉が鳴る。 愉快気に、くつくつと男は喉を鳴らした。
不気味にさえ思われるかもしれない。 しかし笑声止まずに、凛として瞳に病んだ光が灯る 。]

何故、貴女はそこまで反抗するのですか。
まるで泉の水を求める鹿のように。
――鳥のように山へ逃げる方法も、あったでしょうに。

[ カップを持ち上げると、黒い水面がゆうらり揺らいだ。 混ざり切らないミルクの白が、 時折見えては沈んで行く。

―――そう。白亜の色に、染まってしまえば良かった。 そうすれば、傷付くことは無いのだから。 ]


(212) 2015/07/11(Sat) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

抵抗を重ねるお前に触れたら、その顔がどう、” ゆがむ ”のか。

         ―――知りたくなった。



[ 掠れ、地を這う声色は、音は。はたして彼女まで届いたか。 ……男の知る所では無い。 ]**

(213) 2015/07/11(Sat) 22時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/07/11(Sat) 22時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[ ――――乱暴に置かれた手のひらに、皿が浮かぶのが目に入った。ぱりんと高い音を出して割れるのには、皿はいつもこう云う割れ方をすると思う。

して。 何故また彼女は激昂したのか。――ああ、言い方が悪かったのだろうなと、男はまた喉を鳴らした 。確信犯的であったかもしれない。]

そう、そういう―――貴女は。

[ ばらけた髪――針か? 未だ余裕を持った面持ちで、男は考えた。 いや、どう見ても髪だろう 。結うことは出来るのかと、また疑問を浮かばせつつ。
されど鋭利にも煌めいた毛先は白衣をよりぼろ切れにするのだろう。
こくりと、 喉に通した珈琲が腹に渡る 。]


(217) 2015/07/11(Sat) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



―――「 怒った 」顔は、可愛くない。

私は貴女の、その表情しか見て来なかったものですから。


[ 「 座ったらどうですか。」と、着席を促す声を続けることは、出来ただろうか。 例えその髪が振り翳されようが、血が滲むことは怖く無い。 …そう、先程肉食の彼の、特殊な肌に焦がれるように。

……カップを傾げると、真白な底が見えていた 。男は残念そうにそれを見て、軈て小さな音を立て、ソーサーにカップを立たせた。

彼女の「 別の顔 」が見たいと、素直に伝えたら良かったろうか。
生憎、男にそんな真直ぐな思考と口先は持ち得ていない 。……いなかったが、 男は少し、考えた。 ] **

(218) 2015/07/11(Sat) 23時頃

["猫"である私にも、当然獣たちの言葉は届いていた。

けれど、人間への感情も、外への思いも、何もかもの価値観が、私とは異なっている者たちに。

それらの事で、何を言う事があろうか]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


良く言われます、…ええ。

[ もう落ち着けたのだろうか。先よりか穏やかな声色>>222が鼓膜を叩いた。
おとに引き摺られるまま、彼女を見れば少なくとも「 憤怒 」では無い。 困惑、に近しいそれに、得たのは少しの満足感。

――また、そのまま続けられた文句にも聞こえる声に、男は昔を思い言葉を吐いた 。
まるで色の違う数多の花弁を一枚一枚剥くようにして露わにする本音は、実に、心底、不気味で信用ならないと。 ――悪魔の誘惑を糾弾されたことも、あったろうか 。

男に” 邪気 ” など、毛頭無かったのであるが。 ]

(232) 2015/07/12(Sun) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



「意味」こそ、…そのうち貴女にも解るでしょう。 ……きっとね。

ああ、それと私は「猿」ではありません。
「 ヴェスパタイン 」です。

[ 目蓋を伏せた後、男はぴしりとひとつ指を立てて、言葉を紡いだ。
他の管理人への呼び方を直そうとは、考えることさえ無かった。一先ず己のみ。 常々そうである。

あの荒れ模様の中、残った卵サンドには拍手さえ送る気を持ちつつ。いやはや、良く串刺しにならなかったものだと、僅少笑えた。無論、先とは別の笑みで。

よもや己が梟に、悪趣味>>221だと突つかれているとは知らずに。 また、喧騒の中呟かれた音色も拾えずに。
割と人間味に寄った食事>>203を前にする彼女に、破片が及ぶことは無かったろうかと顔を向ける 。……破片が及ぶ範囲には、座って居なかったかもしれないが 。]

大丈夫でしたか。

[ ―――掛けた声に、彼女は何と返して来ただろうか。
もしかしたら、声が聞こえることも、返されることもなかったかもしれない。
それはそれとして、 男はまた目前の彼女に顔を向け直すのみ。 ……ただ返事が返されたら、二三交わすこともあっただろうか 。]

(234) 2015/07/12(Sun) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


―――そう言えば、ジリヤさん。
貴女を部屋まで送る約束をしたのですが、ご予定は?

[ ―――と云うよりは、何故そもそも彼女は逃げ出したのだろうか。 逃げ出したにしては、脱走の気も見えないが。
犯人が飄々としているあの男とは知っている 。その別、男は彼女の思考を汲み兼ねて首を傾げた 。よもやその理由が、憂さ晴らし>>0:48とは到底思わずに、ゆうらりと長い髪を揺らす 。

そうして彼女が戻ると言うならば、そのまま秘密棟まで足を向けたことだろう 。また、別所へ行くようなら、両者共々へ処罰を下されることだけは避けようと相応の手段を探りつつ。 ]**

(235) 2015/07/12(Sun) 00時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/07/12(Sun) 00時頃


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